プレイステーションを代表するヒーローと言える「God of War」シリーズの主人公クレイトスさん、最新作God of War IIIでは圧倒的な完成度でその地位を確固たる物にしました。このクレイトスと初期のGod of Warを産み出したのがご存じDavid Jaffe氏な訳ですが、最近行われたインタビューでJaffe氏がクレイトスのモデルが映画”アメリカン・ヒストリーX”で主演を務めたエドワード・ノートンであった事を明らかにしました。
Jaffe氏はクレイトスのキャラクター像が出来上がるまで非常に長い時間が掛かった事を明かし、最終的にアメリカン・ヒストリーXでエドワード・ノートンが警察に捕まるシーンが決定的なインスパイアを受けた瞬間だったと語っています。
そのシーンでのエドワード・ノートンは力と攻撃的な意志に満ちた表情をしており、この映画で表出した貧困の差や激しい人種差別など、そういった物へエドワード・ノートンの対峙なども含め、God of Warの本質へと成っていった事が語られました。
なるほど、ハゲ入れ墨で激しい善悪を超えた怒りに満ちたキャラクター像も確かにそっくり!あまりのジャンル違いに最初はピンと来ませんでしたが、なるほどこういった変換が行われたのかと考えると、やはりJaffe氏がただ者では無い事がよく判ります。
なおエドワード・ノートンはこの1998年のアメリカン・ヒストリーX主演でアカデミー主演男優賞にノミネートされている事を併記しておきます。
先日公表されたSCEの2つの新しい特許から、ソニーが3D立体視を実現するシステムを用い、1つの画面で別のコンテンツを共有するシステムの実現を考慮している事が明らかになりました。
Stereoscopic形式の3D立体視はメガネのシャッタータイミングとTV側の映像出力を同期させ、右目と左目に別の映像を見せる事で視差を実現していますが、この特許はこの仕組みを逆手に取り、2つのメガネが交互にシャッターを開閉させる事で、2人の視聴者に別の映像を3Dでは無く2Dで見せるという物。これが実現すれば、近い未来には友達と二人でTwisted MetalとKillzone 3を同時に1つの画面でプレイしているかもしれません。
また特許に出願されたメガネの説明図にはイヤホンが備えている事が確認でき、こちらも興味深い所。なお2つの特許はそれぞれ”Stereoscopicによるスクリーンシェアリングの方法と装置”(詳細:PDFが開きます)と”ディスプレイデバイスへのモードスイッチを備えた3Dシャッターグラス”(詳細:PDFが開きます)となっています。
それにしても面白そうなシステムで様々な利用方法の可能性が考えられますが、よりコミュニケーションを分断する技術となりそうな気がしないでもありません。
7月22日からサンディエゴで開催されるコミックの祭典「Comic-Con 2010」、昨晩運営が23日に発表されるゲーム関連のパネルスケジュールを公式サイトで発表、先日お知らせした38 Studiosの初タイトル”Project Mercury”のお披露目始め、Gears of War 3やFallout New: Vegas等の注目タイトルも多く登場する事が明らかになりました。
Gears of War 3では何か重要な発表があるらしいこと、そしてマーベル関係のゲームタイトルのサプライズが控えている事などが明らかになっています。年々ゲームに関する発表も大きく取り上げられる様になってきたComic-Con、今年も隠し球がありそうです。なお代表的なゲームタイトルのパネルは以下の様になっています。
- Star Wars: The Old Republic – BioWareのリードデザイナーJames Ohlen氏とライターDrew Karpyshyn氏、Alexander Freed氏とLucasArtsのJake Neri氏が登場してSWTORのマルチプレイの開発に関するディスカッションを開催
- Twisted Metal – おなじみのDavid Jaffe氏とScott Campbell氏がTwisted Metalの開発に関するパネルを行い、コンセプトアートなどが登場する予定
- Dead Space 2 – 期待の続編Dead Space 2は前作でも登場したグラフィックノベルに関するパネル
- Obsidian Entertainment – 現在開発中のFallout: New Vegasの取り組みから、フランチャイズに躍動感を与えるための技法とプロセスについてディスカッション、例としてDungeon Siege IIIやNeverwinter Nights 2、Alpha Protocol、Star Wars Knights of the Old Republic II: The Sith Lords等も取り上げられる予定
- Marvel Vs. Capcom 3 – 新妻氏とSeth Killian氏、そしてマーベルのディレクタTQ Jefferson氏が登場し、キャラクターについて知っておくべき事、ストーリーライン等について語る
- Gears of War 3 – おなじみCliffy Bと総制作指揮を務めるRod Fergusson氏、そしてベストセラー作家のKaren Traviss氏が登場し、ゲームのライブデモと共に重要な発表
- Fable III – パネルの詳細は明らかになっていません
なお、ゲームと全く関係ありませんが、今年のComic-Conには日本からのスペシャルゲストとして少女漫画の大御所である萩尾望都さんが参加される事が明らかになっており、会場にてQ&Aセッションが行われる事になっています。こちらもファンは要注目です。という事でゲーム関連の続報、お楽しみに!
連日物凄い勢いでTwitしまくっているジャッフェ、「Twisted Metal」の事から中二病発言から最近海外で物議を呼んでいるゲームはアートか?論争にまで首を突っ込んで今日も元気に喋りまくっています。正直な所、最近この人がGod of Warを産みだした人である事を忘れそうになる瞬間が日に何度かあります。良いのか悪いのか……いいぞもっとやれ。
という事で今回もTwitterからTwisted Metalの新情報が登場、今回は本作に登場するキャラクターが32体である事(これはジャッフェが車両の事もキャラクターと発言している事からキャラクター16体と車両16両の可能性もあり)、リリース後のDLCや無料パッチで車両とキャラクターの追加が行われる事が明らかにされています。
そして、車両がより激しく破壊可能になる計画が進められている事、ローカルマルチプレイは絶対に放棄するつもりがない事などもTwitしています。さらにお馴染みのSweet Toothを筆頭に、今作に登場する4党派の存在を明らかにしました。詳細は以下の様になっています。
- The Clowns:”Sweet Tooth”の信奉者達
- The Dolls:”Dollface”の信奉者達
- The Skulls:”Grimm”の信奉者達
- The Holy Men:”Preacher”の弟子達
また、ジャッフェはTwisted Metalで実現したい新要素などについても言及しており、3D立体視への対応を果たしたいともTwit、その為にまずはTwisted Metalを60fpsで安定させる必要がある事を語っています。さらにカスタムサウンドトラックも実現したいとも発言しており、聞いてるこちらが”この人そこまで話して大丈夫なんだろうか……”と少し心配になる程にあらゆる経過を報告しています。
さらに、先日Comic-Con 2010にTwisted Metalがプレイアブル展示されるとお知らせしましたが、こちらがどうやらフロアの広さの都合で実現できないかもしれないと発言しています。未だ決定事項では無いようなので、続報があれば改めてお知らせいたします。
E3で見事なサプライズ発表を果たし、久しぶりのタイトル登場に世界中から注目を集めているシリーズ最新作「Twisted Metal」、最近はDavid Jaffe氏の超絶Twitによって本作の進捗が語られるという、本当に良い世の中になったなぁと思える状況が続いています。
そんな中、サンディエゴで7月22~25日に行われるComic-Con 2010にTwisted Metalがプレイアブルで展示され、さらにJaffe氏によるパネルディスカッションが行われる可能性がある事が氏のTwitterから明らかになりました。どうやらComic-Conではシングルキャンペーンや物語に関する情報が明らかにされるとの事で、最近の様々な過激な発言がどのような形でTwisted Metalに結実しているのか、続報にご期待下さい!
久しぶりのシリーズ新作「Twisted Metal」の開発で期待を集めているDavid Jaffe氏、先日から何度かお伝えしている通り、連日Twitterにて本作の情報や開発中の要件など、中二病スピリッツ溢れるtwitで暴走しています。いや毎回良いこと言ってるんですが、過激な意見にFu*k!F*ck!言い過ぎて誰と戦っているのか判らないという、まさにTwisted Metalを作るには最高の状態が続いています。
そんなジャッフェがとうとうtwitterでは喋り足りず、140字制限を突破できるTwitlongerで発言、マルチプレイのランクやレベルアップシステムについて疑問を持っていると語り、採用について検討している旨を明らかにしています。
ジャッフェは開発者やパブリッシャーがプレイヤーに対して最初の月以降にもプレーし続けるように求める事や、収集が好きなプレイヤー達を例に挙げ、ランクやレベルアップが”植物に対する防腐剤のような物“と発言、それは食べ物自身にとって大事な物では無いと本来の魅力を損なう物だと表現しています。
これら防腐剤の役目をする物がゲームのコアデザインから何かを無くしてしまう原因になるとも述べ、より純粋にコアデザインの魅力を損なわない方法を考えている事と、今後その判断を行っていく事を明らかにしています。
さらにジャッフェはマリオカートWiiやWorld of Warcraft、そしてModern Warfare 2とクレイジーなセールスを実現したブロックバスタータイトルにメタデザインがどう関係しているか等も考察しており、いや、考察の内容は示されていません。考えていると書いている途中でよしわかった!と仕事に戻ってしまい内容は分からずじまい……ですが、しっかりとコアデザインの作業が進められているのは間違い無い様子。という事でますますTwisted Metalの仕上がりに期待が高まります!
無事「Twisted Metal」のサプライズ発表も終わりサプライズの為の嘘を付く必要も無くなったDavid Jaffe氏、これまでの我慢が一気に噴火するかのようにTwisted Metalに関する様々なアイデアや情報が、……主にTwitterから溢れ出ています。
昨日はTwisted Metalの名物キャラクターSweet Tooth主演の低予算スラッシャーフィルム(※ 13日の金曜日や悪魔のいけにえ、バーニングなどが代表的なホラージャンル)を作って”THE TESTER”の様にPSN上で売りたいと発言しました。
その後もこれについてCG映像よりライブアクションが良い等とあれこれ語っており、かなりやる気に満ちている様子。Sweet Toothがアイスクリームトラックでアイスを売りにやってくる低予算スラッシャー……。見て見たいすぎる!是非実現して欲しい所。むしろ”THE TESTER”での成功も考えると意外と無くもない話なのかも?
昨晩はとうとう……ファッ○でメッシーなキャットファイトに俺の中の14歳が……と、リアル中二病発言まで飛び出し謎の全力疾走を続けるジャッフェ氏、この素晴らしいスピリッツから生まれるTwisted Metal本編への期待が高まらない道理がありません。是非Sweet Toothのスラッシャーフィルムも実現に期待したい所です。ゴー!ジャッフェゴー!
昨日は”ビートルズにはなりたくないんだ”とTwisted Metal精神に溢れる発言をお知らせしたDavid Jaffe氏、Twitterで連日物凄い量の発言と会話を行っており、どんだけ喋るんだ!と思わずツッコミたくなるほどの勢いを見せています。すでに海外ニュースサイトのTwisted Metal情報の多くがTwitterソースになり、記者達もついにTwitterで直接語りかけ確認を行うなど新しい展開を迎えています。
もう愉快な発言が多すぎて、どれを取り上げるか迷う程のエンターテイナーぶりを見せているジャッフェ氏、先日には近年のゲーム産業についてふれ、「芸術家美術家きどりの”くそ”野郎めうんざりだ、ビ○チ共はてめえらでやってろ:-)」と発言、Twisted Metalを心待ちにしているファンにはいいぞもっと言ってやれ!なアナーキーぶりに本作のカオスな仕上がりが期待できるパフォーマンスと言えそうです。
さらにTwisted Metalの映像表現についてTwitしたジャッフェ氏は、映像関連の強化はされるものの、Uncharted 2やKillzone 3のレベルには達しないとあっさり断言、見るべき箇所は映像ではないと述べ、ゲームを作る事が必ずしもビジュアルに関係しているとは限らない旨を述べています。
よくよく考えて見ると、強烈なゴア表現や極端に性的な表現など、判りやすく刺激的な作品は多く目にしますが、面白さと滅茶苦茶さを両立したタイトルはその多くがインディー系にシフトしている現実があります。こういったプロレスも含め、存在しない”THE MAN”(世の中をダメにする大人や大物の象徴)全てに唾するようなAAAタイトルというのも実は珍しいのではないでしょうか。若干ジャッフェ氏自身が心配な気がしないでもありませんが、是非このまま突き抜けて素晴らしいTwisted Metalを復活させて欲しいと願います。
E3で見事な復活を遂げたデイビッド・ジャッフェ氏の新作「Twisted Metal」、アナリストのマイケル・パクター氏のコメントなどに絡み、Twisted Metal新作は作ってないと明言していたジャッフェでしたが、世界中から嘘つき!でも最高!というコメントが散見され愛されぶりが良くわかるサプライズとなりました。
先日はビジネス的な理由からTレーティングを目指す事が明らかになったTwisted Metalですが、ファン達の期待を余所にジャッフェ自身はこのタイトルをトリプルAタイトルにしたいとは考えていないようです。
これはJoystiqのインタビューから明らかになったもので、ジャッフェは「僕たちはオールドスクールのTwisted Metal作品と共にあって、絶頂には達しないかもしれない。でもこのゲームを愛してハッピーなってくれる人達を見る事が出来れば、僕たちはそれでハッピーなんだ」と続けています。
さらにTwisted Metalが自分達にとって”バーで演奏してるバンド”や、”ハートとソウルだけは十分に持ち合わせているガレージバンド”みたいな物だと説明し、「僕たちはビートルズじゃないかもしれないけれど、本当にビートルズにはなりたいとは思っていないんだ」と、あくまでB級C級のテイストを愛し、また相応しいと考え、トリプルAタイトルを狙っていない事を明らかにしました。
確かにあまり大作然とした佇まいが似合うとは思えないアイスクリームトラックとSweet Tooth、トリプルAタイトルを狙いすましたTwisted Metalがプレイしたいかと問われれば、少々違和感を覚えなくもありません。とにもかくにも余所の都合なんかどこ吹く風と、全力でやりたい事だけをやったTwisted Metalをプレイさせて欲しいというのが正直な所でしょうか。
なお連日呟きまくりのジャッフェのTwitterですが、昨晩ベータテストの開催について触れ、正式発表ではないけどベータテストはやるよ!と発言しています。これは続報が楽しみです!
すっかり取り上げるタイミングを逃してしまいご紹介が遅れてしまったDavid Jaffe氏の新作「Twisted Metal」、E3で行われたソニーのプレスカンファレンスにて最後の最後で良い所を全部を持って行ったサプライズ登場にファン大歓喜!な復活となりました。
という事でめでたく復活と相成ったTwisted Metalは、スピンアウトを除けばなんと9年ぶりの復活となる訳ですが、全く勢いは衰えていないばかりか、久しぶりに登場したSweet Toothのトチ狂いっぷりは以前にも増して強烈で、ゲーム内容も開いた口が塞がらないようなカオスな物でした。
ゲームの詳細については改めてお伝えしますが、先日Jaffe氏が今作のレーティングについて発言し、本作が“T”レーティング(13歳以上)を目指している事が明らかになりました。これは氏のtwitterにて発言されたもので、本当はM (17歳以上)タイトルにしたいが多くのビジネス的な利点を損なうことになるとして、Tを目指す旨を記しています。これにより、多くのターゲットへの訴求や、販売店からの支援、そしてTVコマーシャルの放送可能な枠が増える事などを明かしています。
久しぶりのフランチャイズ復活で、Eat, Sleep, Play初のAAAタイトルでもあり、やはり多くの新規ユーザーに楽しんで貰いたいところ。Jaffe氏には是非ぎりぎりのラインを攻めて頂きたいと思います。
God of WarシリーズとTwisted Metalシリーズの生みの親として知られるDavid Jaffe氏、多くの開発者やファンからリスペクトを受ける人気クリエーターですが、現在は自身が立ち上げたEat, Sleep, PlayでTwisted Metalの最新作を手掛けていると”噂”されています。先日からいくつかDavid Jaffe氏がTwisted Metalを手掛けているらしき情報が登場し、最新作への期待がさらに高まっています。
先日David Jaffe氏がサンディエゴのSony Cinematicsのオフィスへ赴き、次回作のストーリーラインについてプロットボードに書き表し打ち合わせを行っている様子を自身のBlogで公開しました。イメージは非常に小さな物ですが、ここにはTwisted Metalに登場するバイクに似たイメージが描かれ、Sweet Toothらしきキャラクターのあからさまに口が塗りつぶされた図などが確認できます。
さらにSCEAでシニアシネマティックプロデューサーを努め、InFamousやResistance 2などの映像を手掛けてきたJeffrey Vargas氏のLinkedInのプロフィールに”Twisted Metal Harbor City (Research & Development) – PS3“の文字が発見されています。
Harbor Cityと言うと、2001年にPS2でリリースされたTwisted Metal: Blackの続編として公式には発表されないままキャンセルされたTwisted Metal Black: Harbor Cityがかつて存在していた事から、Twisted Metal: Blackの完全版とも噂されたHarbor Cityが復活という事になるのかもしれません。
先日大々的に発表された「Gears of War 3」、やっとCliffy Bが動き出すという事で大きな注目を集めています。すでにGears of War 3については様々な情報が明らかになっていますが、海外情報サイトのTechlandがLate Night出演直前のCliffy Bにインタビューを行っています。
インタビューではGears of War 3に関する事や、今世間を騒がせているInfinity Wardに纏わる騒動、さらにはゲーム開発のクリエイティブに関する考え、そして近年成功した多くの注目作についても言及する興味深いインタビューとなっています。
今回のインタビューで明らかになったGears of War 3関係のニュースはそのほとんどを前回ご紹介したまとめ記事に記してありますので、興味のある方はそちらも併せてご覧ください。本日はこのインタビューの興味深い箇所を整理してお届けいたします。
インタビューの中でCliffy BはGears of War 3のテーマについて言及、前作がドムとマリアのテーマが大きく存在した事を挙げ、3ではマーカスと父親(アダム)の物語が大きなテーマになる事を明らかにしています。
また今作の脚本を2作の小説版も手掛けたKaren Travis氏が取り組んでいる事を明かし、彼女が非常にギアーズ世界とキャラクター達に関して非常に理解が深く、より人間性に溢れたキャラクター達が描かれる事になると述べています。
これはいつもクールで力強いマーカスについても同様で、Cliffy Bはマーカスがただのストイックな男では無いと語り、プレイヤーがマーカスの感情的な部分をもっと目にする事になると明らかにしています。
さらにストーリーの導入部分についても語られており、前作から18ヶ月経った世界では人々が何ヶ月もローカストの姿を見ていない状況になっているそうです。
また今作ではデルタ部隊唯一の黒人兵士で今作ではプレイアブルキャラクターの1人に選ばれた”コール・トレイン”ことオーガスタス・コールの物語も深く描かれる事がCliffy Bの口から語られています。
またリリースに関する事にも触れ、近年Uncharted 2やModern Warfare等の優れたタイトルがクオリティのハードルを上げ続けているのでGears of War 3ではこれらのハードルを越える必要があると、高い意気込みをかたっています。
ポーランドのPeople Can Flyが手掛ける事となったEpicのもう一つの新作Bulletstormですが、これについてもCliffy Bが語っています。Bulletstormの開発にはCliffy Bも携わっているそうで、開発ビルドのレビューをすでに数回行い、週に数回のミーティングに参加しているとの事。具体的にはマーケティングも含めたEpic的なクオリティチェックや楽しいアイデアの提案などを行っているそうです。
Cliffy BはBulletstormの事をこう表現しています。
“Call of Duty”がFireflyとSerenity(海外のSFドラマシリーズです)と出会って、そこにちょっとDuke Nukeを混ぜた物を想像してくれ
何となく判ったような判らないような不思議な感じですが、Cliffy BはPeople Can FlyとBulletstormが全く以てクレイジーで、ギアーズが一作目でカバーシステムを採用しTPSの新しい発明を行ったようなレベルで、コアシューターのゲームプレイを再開発する物だと述べています。
今作では以前に紹介したスクリーンショット画像にも見られた”スライディング”、”キック”、そしてスローモーションのシステム、さらにエネルギーウィップとCliffy Bが呼んだ敵を掴む為の武器、これらを組み合わせて非常にユニークなゲームプレイを実現しているとの事です。
インタビューではCliffy Bが一番最近感銘を受けたタイトルについても質問されており、以下の様なやりとりが行われています。
Techland:あなたを唸らせた一番新しいタイトルは何でしたか?
Cliffy B:ヘビーレイン
Techland:ヘビーレインがゲーム産業における新しい進化だと感じますか?
Cliffy B:そう思うね、だけど僕はヘビーレインの熱烈なファンとして言うけど、まだ不気味の谷は解決されていないね。アバター(映画)はだいぶ接近(不気味の谷の閾値)したと思うけど、結局アバターでさえ青い人々(ナヴィ)を使うしかなかったからね。
ヘビーレインでは本当に大量のアニメーションで、彼らが目指した事について偉大な仕事を成し遂げたと思うよ。
本当の事を言うと僕はこのタイプのゲームは嫌いでありたかったんだ。かつては、なんだこのドラマみたいなクイックタイムイベント!なんだよこのドラゴンズレアみたいなゲームは!とかね。
実際、最初の20~30分はそう思ってたんだ。でも個人的に言うとこれは本当に新しいジャンルだね。僕は5年もすればきっとあなた達がジョージ・クルーニーみたいなイケメンが登場するNatalを使ったインタラクティブなドラマを見る事になると思うよ!
以上の様なやりとりが行われ、不気味の谷(ロボットや3Dモデルなど人間に似せる程に奇妙な嫌悪感や警戒感から奇妙に感じてしまう問題)に関してはまだ映画分野でも解決に至っていないとのCliffy Bの考えが明らかにされています。
インタビューでは現在ゲーム業界とファンを大きく賑わせているActivisionとInfinity Ward、そしてJason West氏とVince Zampella氏の問題についても、質問が及び、次のようなやり取りが行われています。
Techland:ActivisionとInfinity Ward、Jason West氏とVince Zampella氏の間に何が起こったと思いますか?
Cliffy B:それはとてもデリケートなトピックだね。僕は彼らの事を知っているし、とても多くのリスペクトを持っているよ。でも僕はこれについて”ビジネス”の問題だと理解してる。ちょっと言葉遣いに注意して喋らないといけないね。
ビデオゲームの続編ブランドのビジネスが行われている中で、開発の基礎部分が移動する事はいつも見られる事だと思うけど、僕はみんなが彼らが以前(2015, Inc.時代)にやった事を忘れてると思うよ。彼らがかつてMedal of Honorの為に働いていて、それからCall of Dutyを作った事。またもう一度同じ事をできないという理由は何もない。
多くのパブリッシャーを見渡せば、色んなタイプのクリエイティブを発揮する人が居て、違ったやり方が見られるけど、あるタイプのクリエイティブにおいて本質的な部分で僕が多くのリスペクトを持っている一人にDavid Jaffeがいるんだ。
彼はGod of WarとTwisted Metalを作ったけれど、一旦その確立された原型が出来上がれば、ビジネスマン達はこう思うんだ。「オーケー、我々は我々の原型を手に入れた。でもよく聞け、我々は”あなたに価値がある”事に金を払ってるんじゃないんだ」その後それらは流れ作業の組み立て工場に送られるって事さ。
一度才能のある人々が十分にタイトルを作り上げて方程式を持ってしまえば、それらはソリッドな続編を作る事ができるんだ。Bioshock 2を見ればよくわかるけれど、そこにKen Levineは関わっていない。だけどBioshock 1のテンプレートがあったから、少数のチームで価値のある物を作る事ができたんだ。
どれがパーフェクトに素晴らしいビジネスなのか、だけどクリエーターがサポートされている事に注意しないといけない。最近はクリエーターがエージェンシーに管理されているし、実際にビジネスの中で彼らが移動している事がよく見受けられるよね。
Techland:これがゲームデザイナー達にとってより多くのクリエイティブのコントロールを得る事になると思いますか?
Cliffy B:たぶんね。僕はEpicの中での自分自身の事だけしか話せないけど、僕は莫大な量のクリエイティブコントロールと自由を持ってるよ。なぜならTim Sweeney(Unreal Engineの開発者でありEpicのCEO)はスマートな男だからね。彼はクリエイター達を世話する事や実際にゲームを構築する人達をしっかり認知しているんだよ。彼はけして「お前等は消耗品だ!変わりなんて他にいくらでも居るんだ」なんて言ったりしないんだ。
主な内容については以上ですが、インタビューではこの他にもiPadについて出張のたびに本を運ぶ必要が無くなったとか、なぜかスーザン・ボイルが気になっている事(Cliffy Bはゲーム以外のメディアについて勉強するのが大好きで、そういった所から自身のゲームに適用させているとの事。)、さらには12歳頃の子供達のパワーは大きな駆動力で甘く見てはいけないと考えている事、そういった子供達、特に女の子達にどうギアーズを受け入れてもらうか考えている事など、様々な話題について語っています。
普段お知らせしている話題のニュースのあれこれが、ゲームを作る側のCliffy Bから見るとこの様に違う風景が見えているのかと、具体的に感じられる内容になっていて、やはりこういったフラットな視点や作る事や良いと思う事の閾値など、普段は気の良いあんちゃん風のCliffy Bですが、やはり本当にクレバーでゲーム愛に溢れるからこそのCliffy Bなんだなと納得のインタビューでした。
God of WarシリーズとTwisted Metalシリーズの生みの親として知られるDavid Jaffe氏、現在は自ら立ち上げたEat, Sleep, PlayにおいてTwisted Metalシリーズの最新作と噂されるタイトルの開発を進めています。比較的カジュアルな物が進められていると噂されているこの新タイトルですが、先日gametrailersのBonus Roundに登場し、新作にDLCの用意がある事を明らかにしました。
ダウンロードコンテンツについて物語の拡張か、それとも経験の拡張かという話題に至った所でJaffe氏が新タイトルにダウンロードコンテンツを用意している旨を発言、残念ながらまだタイトルの発表は行われない様子ですが、既に進捗がDLCに言及できるような状況にある事は1つ良いニュースかも知れません。公式なアナウンスが待ち遠しい所ですね。
今月発売のOfficial PlayStation Magazineにおいて、次号で”ビッグな続編“に関する情報が明かされるだろうとのティーザーイメージが掲載されていましたが、昨日さらに来月発売のOPMに”レーシング玉座に君臨するGT5を脅かすトップシークレットレーシングタイトル”についてのアナウンスが行われる旨の記載事が発見されました。
情報元ではTwisted Metalか Motorstorm 3か、新作Need For Speedなのか、はたまたBurnoutか?など憶測が記されています。一体どんなタイトルが出てくるのか、上記のタイトルで王座が揺らぐのか、いやそもそもジャンルが違うんじゃ……でもTwisted Metalなら、ジャッフェなら!……続報があり次第改めてお伝えします!
かつてGod of Warを世に産みだし、現在はEat Sleep Playを設立しPS3タイトルを開発中のDavid Jaffe氏が新たにiPhoneタイトルも開発中である可能性を自信のTwitterで示唆しました。
それによるとiPhoneタイトルの存在を認めているものの、一先ず現在は自社のPS3タイトル集中しているそうです。ちなみにEat Sleep Playが開発中のPS3タイトルはGod of Warと同様にPS3のマスターピースになるだろうと大きな自信も見せています。しばらく表だった情報が聞こえてこなかったDavid Jaffe氏とEat Sleep Playですが、最近になって同スタジオの初リリースタイトルがPSNタイトルになる事が明らかになったり、Twisted Metalシリーズの新作も噂も聞こえてきたりと、ようやく具体的な動きが見えてきたようでファンの方にはほっと一安心のニュースとなりました。
いよいよ北米でのリリースが秒読み段階となった「PSPgo」、ソニーがIGNにローンチに関する情報を明らかにしました。それによるとローンチにはビッグタイトルやminis、ムービー等を含む16,000種類のデジタルコンテンツが用意され、それら全てがPSPgoで利用可能との事。詳細な内容については以下になります。 (続きを読む…)
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かたこり( Twitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。
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