本日ポーランドのデベロッパCity Interactiveは、昨年6月にPCとXbox 360向けにリリースしたシュータータイトル「Sniper: Ghost Warrior」の販売がリリースから7ヶ月を経て100万セールスに到達したと発表しました。
City InteractiveのCEOを務めるMarek Tyminski氏はこの成功について、開発チームによる多くのハードワークと献身によってSniper: Ghost Warriorが世界的な成功を収めた事を喜ばしく思っているとコメントし、3月にリリースを控えるPS3版Sniper: Ghost Warriorや、Sniper続編、そしてStuart Black氏がCryEngine 3で開発を進めているとされるWWIIシューターなどの未発表作品への意欲を改めてアピールしています。
先日、フェリシア・デイが主演を務めるDragon Ageテーマの映像作品「Dragon Age: Redemption」の発表をお伝えしたしましたが、先ほどお馴染みLate Night With Jimmy Fallonにフェリシア・デイ嬢が出演、”ギルド”やDragon Age: Redemptionについて語り、自身が脚本から主演まで務める本作品のトレーラーを公開しました。
上に掲載したのは本作のトレーラーで、下の映像がJimmy Fallonショー出演の様子ですが、特にトークはキュートなフェリシア・デイの魅力が炸裂する素晴らしい映像となっています。なお、Dragon Age: Redemptionの公開は2011年夏の予定、今から公開が楽しみです!
3プラットフォーム向けのデモと3月8日の北米リリースが間近に迫る期待のシリーズ続編「Dragon Age II」ですが、本作ではアートスタイルの方向転換と共に、シネマティックなゲームプレイを底上げする映像表現技術の改善も行われています。
本日、公式Blogにて本作の技術改善に言及した記事が掲載、DirectX 9採用のPCとXbox 360、PS3にもたらされる新技術について具体的な解説が行われました。今回の記事はパート1とされており、次回はDirectX 11技術によるPC版の解説が行われる事が予告されています。
なお、今回掲載したスクリーンショットは大きなイメージにリンクを設定しています。これらはDirectX 9利用のPC版からのイメージである事が明記されていますが、視覚的なアウトプットはコンソールでもほとんど同一だと記されています。
ライティングは今世代のゲームタイトルにおいてリアルな外観を実現する為に最も重大な要素だと言えます。ベースとなるアートワークが素晴らしくとも、貧弱なライティングシステムによりゲーム全体のクオリティを下げてしまうタイトルが多く見られる事から、BioWareは新しいライティング技術の研究開発に労力を裂き、以下の様な新機能を実装しています。
新しいライティングシステムではオフラインのグローバルイルミネーションレンダラが実装され、大域照明によるライトバウンス表現を実現、現実世界のライティングに近いシミュレートを行っています。
洞窟レベルには新しいライティングシステムがよりフィットしており、前作の旧エンジンに比べ、洞窟の割れ目からの射光や、拡散反射によるよりクリーンで現実的な表現が可能になっています。
ライティングはエモーションを伝える為に優れたツールです。Lowtownに満ちる煙や、DarktownやChantryに見られるコントラストの高い照明などが、プレイの中で無意識に見つけるふとしたシーンに優れた相互作用をもたらしています。
Call of Juarezを手掛けた事で知られるポーランドのデベロッパ”Techland”が2007年に発表したオープンワールドのゾンビ物サバイバルホラーFPS「Dead Island」ですが、発表時から魅力的な内容ながらもパブリッシャー探しに難航し、なかなか具体的な続報が報じられない状況が続き、昨年の4月にはようやくDeep Silverがパブリッシャーを務める事が判明、続報が待たれる状況が続いていました。
そんな中、遂に昨晩IGNが本作の新トレーラーとスクリーンショット、そして久しぶりのゲームディテールを知らせる記事を掲載、ゲーム史上希に見る完成度でエモーショナルな情動を刺激する素晴らしいトレーラーが公開され、Dead Islandの本格的な再始動に期待が高まる内容となっています。
どうやら開発も順調な様子で、インゲームのスクリーンショットも併せて大量に公開、Techland内製のChromeエンジンver4が驚く程に高い表現力を実現している事が窺えます。”Dead Island”は前述の通りオープンワールドのタイトルとして開発が進められており、これまでゲームプレイにはゾンビ化の感染をベースにしたダイナミックなエコシステムが構築されている事も報じられていました。
今回IGNの記事では、本作の舞台がパプアニューギニアのBanoi島を舞台にしたもので、島には人気の観光施設である”Royal Palmsリゾート”が存在している事や、近接戦闘を含むFPSアクションに加えて、レベリングシステムやスキルツリーなどが用意されたRPG要素の登場が判明。Techlandは本作のジャンルを”ファーストパーソン・ゾンビスラッシャー/アクションRPG”と定義しています。
幾人か用意されたプレイアブルキャラクターの中から主人公を選び、ストーリードリブンなゲームプレイと4人Co-opプレイも用意されるというDead Island、プレイ映像や続報の登場に超期待!です。
昨晩、商標やドメイン等の情報でお馴染みのSuperannuation氏がTake-Twoの期待作「XCOM」に大きな変更がもたらされているとの噂が聞こえてきたと発言、その後2K AustraliaのスタジオディレクターであるMartin Slater氏が先月末でスタジオを退職した事も明らかになり、続報の途絶えているXCOMの進捗に心配の声が上がっています。
昨年E3で発表された際には2011年リリースとされていたXCOMですが、先日お知らせしたTake-Two InteractiveのQ3財務報告では2012年会計年度リリースへの変更が明らかにされていました。
なお、今回の噂について2Kはノーコメントと回答を寄せており、具体的な続報の登場が待たれます。
かつてInfinity Wardを率いていたJason West氏とVince Zampella氏による新スタジオ「Respawn Entertainment」にSonyのサンタモニカスタジオで”God of War III”の開発に携わっていた2人の開発者が移籍した事が明らかになりました。
今回Respawn入りしたのはJustin Hendry氏とRobert Taube氏(※ いずれもリンクはLinkedinで、閲覧には登録が必要です)で、Justin Hendry氏は環境アーティストとして、Robert Taube氏はシニアデザイナーとして開発に従事する旨が記載されています。
マルチプラットフォームの新IPに取り組んでいるとされるRespawn Entertainmentですが、今年のE3あたりには具体的な動きが見られるのか、Activisionとの泥沼裁判の行方も含め、ドリームチームが結成されているとも言われるRespawnの動向に注目です。
当サイトでは2009年の10月オーストラリアにおいて”Modern Warfare 2″の15歳以上対象レーティング通過を無効とする運動が活発化して以降、今も18歳以上対象レーティングが存在しないオーストラリアにおける成人向け新レーティングの新設に関するニュースを幾度となくお伝えしてきました。
昨年12月には18歳以上対象レーティングの新設がギラード内閣の承認を得て、オーストラリア各州の司法長官が集まり行われる常任委員会による承認を受けるのみと近づいたものの、昨年の12月10日に行われた常任委員会において、司法長官達がこの判断を遅らせると決定、新設が先延ばしの状態になった事が判明しました。
そんな中、昨日オーストラリアのGameSpotがレーティング新設に関する続報を掲載、ニューサウスウェールズの州選挙が3月に開催される事により、ニューサウスウェールズ州の司法長官が会議に出席できず、司法長官達による満場一致の決定が採択出来なくなり、次の承認会議が少なくとも6月まで開催されない事が明らかになりました。
+18レーティング新設まで”あと1歩”の状態が続くオーストラリアですが、先日にはかつてオーストラリアで発売禁止の措置を受けたManhuntがSteamで購入出来る様になり、発売禁止のニュースも最近ではめっきり聞く事が無くなりました。その辺りからも市場がレーティング新設の流れに乗っていると感じられるだけに、残る最後の承認がスムースに運ばれる事を願って止みません。
3月11日から13日にかけて開催されるゲームイベント”PAX East 2011″のイベントスケジュールが昨日公開され、続報の久しい期待の続編「BioShock: Infinite」の舞台Columbiaに関するパネルディスカッションが開催される事が明らかになりました。
昨年8月に大々的に発表されて以来、幾つかのゲームディテールや、背景となるKen Levine氏のゲーム哲学などが報じられてきましたが、具体的なゲームの情報は久しく登場しておらず、今回明らかになったパネルディスカッションにて新情報が明らかになるか期待が高まります。
今回のパネルディスカッションは”From Background To Center Stage: Building Game Worlds As Main Characters”と名付けられ、メインキャラクターとしてゲーム世界を構築する事について、お馴染みIrrational GamesのボスKen Levine氏、アートディレクターのNate Wells氏、リードアーティストのShawn Robertson氏、シニアエフェクトアーティストのStephen Alexander氏等が登場し、”BioShock: Infinite”の舞台となる空中都市コロンビアがどのような技術的見地に基づき構築されたか、そして、どのようにしてコロンビアが本作におけるメインキャラクターとなったかが語られます。
開催は現地時間3月11日の午後5時から6時まで、Manticoreシアターにて開催されます。続報をお楽しみに!
The Creative Assemblyが開発を務める人気ストラテジー”Total War”シリーズの最新作で、2000年にリリースされたシリーズ1作目Shogun: Total Warの続編となる「Total War: Shogun 2」のプレイアブルデモがSteamにて2月22日にリリースされる事が明らかになりました。
なお、現在国内からSteamを利用して”Total War: Shogun 2″を含むシリーズタイトルを購入する事は出来ませんが、なぜか前回リリースされた”Napoleon: Total War”のデモ版は利用可能なので、プレイ出来る可能性が残されていると期待したいところ。
今回のデモリリースについてパブリッシャーを務めるSegaは、Shogun 2のエピックで豪華な新キャンペーンマップにおけるサムライ達のスキルを試す事が出来るだろうと語り、デモ版のディテールに関する詳細は明らかにしていません。
そうじゃない感たっぷりな日本テイストとハードなストラテジーが融合する希有なタイトル「Total War: Shogun 2」は3月15日にPCでリリース予定となっています。
かつて2004年の4月にPeople Can FlyがリリースしたFPSの佳作”Painkiller”に登場する事となった、スタンドアロンの新拡張パック「Painkiller Redemption」が2月25日にJoWooD Entertainmentからリリースされる事が明らかになりました。
なぜ今頃?という疑問もあるかと思いますが、Redemptionは以前リリースされた拡張パック”Overdose”と同様にファンメイドのMODをベースにしたもので、近年のMODコミュニティの深い浸透を象徴するニュースとも言えそうです。
Redemptionの主人公には、オリジナルとOverdoseの主人公であるDanielとBelialが登場、2人が力を合わせて地獄からやって来る大量の敵達をなぎ払うお馴染みの内容となっている様子。また、リリース日決定に併せて今回掲載した新スクリーンショットも登場、 ゲームのディテールは以下の様になっています。
- 7~10時間のプレイボリューム
- プレイヤーは魂を集めてデーモンに変身する事ができる
- タロットカードの神秘的な力が登場
- 6枚の新マップに6,000体以上の敵が登場する
- プレイヤー自身が容易に扱えるマップエディタを搭載
先日AMDのマルチモニタ技術”Eyefinity”とNvidiaの3D立体視技術”Nvidia 3D Vision”のサポートが明らかになったPC版「Assassin’s Creed: Brotherhood」の発売日が決定し、北米リリースが3月17日、イギリスでは3月18日にリリースされる事が明らかになりました。
既にリリースを果たしているコンソール版Brotherhoodはレビュー評価も非常に高く、先日行われたUbisoftの第3四半期財務報告ではAssassin’s Creed: Brotherhoodが650万本出荷に到達した事も発表され、同社の看板タイトルとして今後ますます重要なフランチャイズとなる事は間違いありません。
また、今回の財務報告では気になる次期Assassin’s Creedのリリースについても言及されており、UbisoftのCEOを務めるYves Guillemot氏が来る5月にシリーズの新しいパッケージタイトルの詳細を発表すると述べ、この新作が今年のタイトルである事を示唆しました。
さらに、Guillemot氏は新しいゲームが見られるかとの問いに対して、”アサシンの周りで何かが起こるだろう”と発言、何らかのスピンアウトタイトルを示唆する回答を寄せており、今年以降もAssassin’s Creedシリーズのファンには楽しみな時期がしばらく続く事となりそうです。
様々な噂を検証するお馴染みMythbustersシリーズの「Call of Duty: Black Ops」最新エピソードが公開、今回はリリースされたばかりの”First Strike”をたっぷり盛り込んだ興味深い内容になっています。
回を重ねる毎に愉快な絵作りにシフトしている節も感じられるBlack OpsのMythbusters、今回もやたらと滑稽なシーンを満載して以下に記した6つの噂が検証されています。
- 落下するケアパッケージはRC-XDを破壊するか?
- ジップラインは手にしているデスマシーンを落とすか?
- ベルリンの壁に設置されたオートタレットは煙幕を超えて撃ってくるか?
- ナイフキル直後のボディをナイフで攻撃する事が別のキルに繋がる場合があるか?
- セカンドチャンスの状態で旗を取れるか?
- ランチャーはヴァルキリーミサイルをロックオンできるか?
これまでCo-opモードやマルチプレイ搭載の噂がまことしやかに囁かれてきた期待の続編「Batman: Arkham City」ですが、先日IGNのインタビューに本作のディレクターを務めるRocksteadyのSefton Hill氏が登場し、新キャラクターや開発の背景などについて語りました。その中でBatman: Arkham Cityが”シングルプレイのみ”のゲームである事が明言され注目を集めています。
IGNからプレイモードに関する情報をバレンタインギフトとしてねだられたHill氏は、様々な噂についてこれが最後の決定的な発言だと前置きし、Batman: Arkham Cityが”シングルプレイのみ”のゲームだと発言、これが現在の潮流に乗る選択ではないかもしれないとしながらも、ゲームがリリースされればRocksteadyが正しい選択を行ったとプレイヤーが合意するだろうと確信していると語りました。
さらに、Hill氏は近くエキサイティングな発表が控えている事を明かし、加えて発表される事の無い多くの刺激的な要素が用意されている事を示唆しました。
前作からある種異様な作り込みでキャラクターゲームのハードルを一気に押し上げたRocksteady、以前から何らかのサプライズが用意されている事は示唆されており、マルチプレイが無いと明言された今、一体何がBatman: Arkham Cityに用意されているのか、続報がますます楽しみです。
先日、PC版「Crysis 2」を襲ったゴールドに近いβビルドの流出について、EAと共に”著作権侵害がPCゲーム市場とPC開発コミュニティを破壊し続けている”とのコメントを発表したCrytekですが、本日CrytekのCEOを務めるCevat Yerli氏がPC版コミュニティやファンに対し、PCが今もCrytekにとって重要なプラットフォームだとして、今後もPC向けの開発を続けていく旨を記した力強いコメントを公式フォーラムにて発表しました。
あなた方全員が今頃はもう聞いている事と思いますが、Crysis 2の不完全な初期ビルドがオンラインで流出しました。私たちはこの出来事にとても失望していますが、私たちは皆、あなた達、そして私たちのコミュニティーから受けたサポートに全く圧倒されました。
これは不運な出来事でしたが、私たちはPCゲーミングがCrytekにとって非常に重要で、今後の将来も重要であると約束します。私たちは皆、私たちの純粋で誠実なファンに大きなゲーミング体験を提供する事に焦点を合わせています。私はCrysis 2がCrytekのベストなPCゲームとして、あなたがゲームを楽しむ事を望んでいます!
Crytekはあなた達の継続的なサポートの全てに感謝して、あなたと近くオンラインでプレイ出来る事を楽しみにしています!
ありがとう
Cevat Yerli
なお、先日もお知らせしましたが、今回流出したビルドはPCでの動作確認を目的としたベータ版であった事を改めて掲載しておきます。
本日は遂に国内版の公式サイトもオープンしたCrysis 2、リリースは北米が3月22日、ヨーロッパでは3月25日、対応プラットフォームはPCとPS3、Xbox 360となっています。
2009年の12月、アメリカの代表的な博物館である”スミソニアン博物館”が、ビデオゲームをテーマにした展覧会「アート・オブ・ビデオゲーム」を準備している事をお伝えしましたが、本日この展覧会の展示タイトルを決める投票サイトがオープンした事が明らかになりました。
投票期間は本日から2011年4月7日まで、投票には簡単なユーザー登録が必要となります。登録ユーザーは候補として選ばれた240のタイトルから80の展示候補に投票する事が出来、投票結果は5月にスクリーンショットと短いビデオクリップと共に発表されるとのこと。
この投票サイトでは、ビデオゲームの歴史が以下の様な5つのERA(時代)に分けられ、時代毎に代表的なハードウェアと、ストラテジーやアクション、アドベンチャーといったジャンルによりタイトルを分類、そこに簡単なイメージと解説が加えられており、見ているだけでも懐かしい記憶が蘇る素晴らしいサイトとなっています。
- ERA 1:1970~1980年初期[Atari VCS、ColecoVision、Mattel Intellivision]
- ERA 2:8bit時代、1980年初期~1990年初期[コモドール64、ファミリーコンピューター、セガ・マスターシステム]
- ERA 3:16Bit戦争、1990年初期~1990年中期[メガドライブ、スーパーファミコン]
- ERA 4:変革期、1990年中期~2000年初期[DOS/Windows、Nintendo 64、ドリームキャスト、セガサターン、プレイステーション]
- ERA 5:次世代、2000年初期~現在[Xbox、Xbox 360、Windows、ゲームキューブ、Wii、PS2、PS3]
なお、”アート・オブ・ビデオゲーム”の開催は2012年3月16日から、2012年9月30日に渡って開催される予定で、キュレータを務めるPastPixelsのChris Melissino氏はこの投票にあたって、この展覧会ではビデオゲーム界の”声”を開発者、デザイナー、アーティストに制限せず、ゲームプレイヤーからも集めたいと語り、ゲーマーが展覧会を訪れた際、彼らにとって最も重要な経験を見つけられる事を優先していると発言しています。
これまでのゲームの歴史を俯瞰する事も出来る今回の投票サイト、興味の有る方は是非登録を行ってみてはいかがでしょうか。
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