本日Activisionが第4四半期会計報告を行い、同社のCEOを務めるBobby Kotick氏が「Call of Duty」シリーズ専門新スタジオ”Beachhead studio”を設立したと明らかにしました。発表ではBeachheadがCall of Dutyシリーズのデジタルプラットフォーム開発に専念している事が明かされ、新しいCall of Dutyコンテンツを何千万ものプレイヤーに提供すると語りました。
Kotick氏によるとBeachheadはActivisionの完全な内部スタジオで、クラス最高のオンラインコミュニティと独占的なコンテンツに加え、これまでに無いオンラインゲーム経験の複合サービスを提供するデジタルプラットフォームを開発しているとの事。
このデジタルプラットフォームはCall of Dutyのインゲームに統合され、オンライン経験とコンソールプレイを1つにする物と記されており、Beachheadは既に1年以上にわたってこのプラットフォームの開発に取り組んでいるとの事。
現在の所、これ以上の具体的なアナウンスは行われていませんが、これまで幾度となく希望として語られてきた加入サービス実現への第一歩とも取れるこの新スタジオの設立、続報の登場が待たれます。
“Warcraft”と”StarCraft”、そして”Diablo”の偉大な三柱により世界中のゲーマー達の心を鷲づかみにして離さないBlizzard Entertainmentが遂にスタジオ設立20周年を迎えました。
それを記念して、X-PlayがBlizzardのVPを務めるChris Metzen氏や、共同創設者であるMike Morhaime氏とFrank Pearce氏の両名を招き、スタジオ初期にリリースされたRPGタイトル「J.R.R. Tolkien’s The Lord of the Rings, Vol. I」や横スクロールアクションで後のWarcraftシリーズの礎となる「The Lost Vikings」、今のBlizzardからは想像できないテイストのレースゲーム「Rock N’ Roll Racing」などを交えつつこの20年を振り返る映像を公開しました。
前述の3柱に関する偉業やクオリティについては改めて語るまでも無いと思いますが、昨日には今年のBlizzcon開催日も10月21日と22日に決定、いよいよご本尊であるDiablo III降臨のスケジュール発表に期待高まる昨今、今後も長きに渡ってBlizzardが我々ゲーマーを熱狂させてくれる事は間違いありません。Blizzardおめでとう!
Baldur’s Gateシリーズの精神的な後継作として登場した前作”Dragon Age: Origins”は熱心なRPGファンを十分に満足させるコアなタイトルとして高い評価を得ましたが、来る続編「Dragon Age II」ではデザイン面から大きく手が入れられ、リアルタイムなアクションにフォーカスしたカジュアルなタイトルへとその姿を変貌させました。
この変化は多くのファンに衝撃を与え賛否両論を巻き起こしましたが、この判りやすい表面的な一般化はDragon Age IIをより多くのプレイヤーへと訴求する力をもたらしたとも言えます。そんな本作の大きな変化についてBioWareのシニアプロデューサーFernando Melo氏が言及しています。
Melo氏は、BioWareが一般的な認識としてRPGと呼ばれない”RPG”を楽しむ人々が世に多く存在している事を示すデータを持っていると発言、その例としてFalloutやAssassin’s Creed、そしてCall Of Dutyシリーズを挙げ、RPGと同様の進行要素を持つこれらが、RPGと同様にゲームで得られるポイントを費やしてキャラクターを成長させる要素を持っていると語り、しかしこれらは必ずしもRPGと関連づけられるわけでは無いと分析しました。
そしてBioWareがRPGの定義を拡張させれば、そこに遥かに多くのオーディエンスを集められるだろうと発言を締めています。
既にMass Effectシリーズではこの通りの現象が起こっていると言え、一見カジュアル化したかに見えるDragon Age IIの大きな変化が、その実は羊の皮を被り、甘いコーティングを施したBioWareによるしたたかでクレバーな路線変更である背景が透けて見えるようです。
ストーリドリブンや前作との関連を含め、多くの”ひねり”が用意されているというDragon Age II、BioWareの思惑が一体どのようにゲーム内に反映されているのか、あと1ヶ月と迫るリリースが非常に楽しみです。
今日も様々な情報をお届けしているDICEのシリーズ最新作「Battlefield 3」、以前からElectronic Artsが掲げるシュータージャンルの王座奪還に大きな役割を果たす本作ですが、前作”Battlefield: Bad Company 2″では予想以上のセールス結果と良好なゲーム性を実現しながらも、リリース以降のプロモーションや告知不足に加え、足の遅いDLC展開など、ビジネス的に多くの問題を抱えていました。
Medal of Honorでも似た問題が多く見られたElectronic Artsの看板シュータータイトルですが、来るBattlefield 3ではこれらの反省をレッスンに豊富で足の速いプロモーションが展開される模様です。
これはGame Informer誌のインタビューに応えたDICEのプロデューサーPatrick Bach氏が語ったもので、氏はBFBC2のDLC展開が非常に希薄だった事がユーザーコミュニティの凋落に繋がったと失敗を分析しました。
Bach氏はこの失敗の原因について「正直なところ、Bad Company 2はDICEの予想を遥かに超える大きな成功だった」「DICEはリリース以降にもっと大きなコンテンツをリリースするべきだった」と述べ、プレイヤーの多くが22レベルに達しないだろうと甘い予測していた事を告白、50レベルに到達するプレイヤーの見積もりが完全に間違っていたと振り返っています。
そしてこれらのレッスンから学習したDICEはBattlefield 3のリリース後にフォーカス、リリース後のプレイヤー達の興味をしっかりと惹きつけておく為に興味深い計画を進めていると述べ、現在のDICEがリリース後のビジネスをもっと上手くやり遂げられるとアピールしました。
また、氏はBattlefield 3のローンチ前からDLCコンテンツなどの開発を別ラインで進め、そこに向けた人員を多く確保している事を明言、BFBC2よりも多く用意されたアンロック要素も含め、ヘビープレイヤーに向けた潤沢なコンテンツの提供を約束しています。
非常に大きな期待のかかるBattlefield 3ですが、コンソール版のEAサーバや、MoHで見られたタリバン問題を始め、いくつかの浅いバイラル展開に見られる後手に回りがちなEAのプロモーションなど、王座奪還にはタイトルの仕上がり以外の問題が多く控えるのも事実。EA渾身の一撃とも言える今作、このレッスンが十分活かされる事を切に望みます。
先ほどGameStopのDaily DemoにCD ProjektのシニアプロデューサーTomasz gop氏が登場し、12分弱に渡る「The Witcher 2: Assassins of Kings」の新しいプレイ映像が公開されました。
昨年8月末に開催されたGamescom以来、いくつかの映像やデベロッパーズダイアリーなどが公開されたものの、全てGamescomで公開されたレベルと同じ物ばかりが続き、開発の進捗が心配されていた本作ですが、今回の半年ぶりとなる新レベルの映像では新ビルドが用いられ(※ 最終版では無い事が明記)、遂にプレイ時のUIやインベントリ画面、ダイアログシステムなどの一部も垣間見られ、ほっと一安心な内容となっています。
また、映像では雑魚敵から容赦なくフルボッコにされるゲラルトさんの姿が収められており、今回もなかなか歯ごたえのあるプレイが楽しめる予感に溢れています。また、複数のサイン(Witcherの魔法)を併用する戦闘が可能になり、より戦略的な戦闘が楽しめる様子です。
インベントリからは前作からお馴染みのBombが今回も登場する事や、装備品のバリエーションがかなり豊富になった様子が窺えます。また、コンソール展開を諦めた様子ではない事が如実に感じられるリングメニューや前作ではストレスフルだったアイテムlootの改善など、大作の名に恥じないカジュアル化が実現されているようです。
2011年5月17日のリリースに向け、プロモーションが改めて活発化するか、今後の続報が楽しみです。
2月22日の全プラットフォーム向けデモ登場と3月8日の北米リリースがいよいよ目前に近づいて来たBioWare期待の続編「Dragon Age II」ですが、昨日から最新ビルドによる解説映像やプレビューが大量に登場し、前作からの具体的な変更点に加え、よりカジュアルなテイストに変更された戦闘システムのテンポや、キャラクターの成長要素やUIに至るまで、これまで明らかにされていなかった内容がかなり具体的な状態で示される事となりました。
今日はそれらの映像を一挙にまとめてご紹介、本作は前作のセーブデータをインポートすることで物語に大きな影響を与える事が報じられており、海外情報サイトに早くも登場した実績中に前作のセーブデータ絡みの物が用意されている事もあって、現在国内版のDragon Age: Originsを楽しんでいるプレイヤーにも興味深い内容だと言えそうです。
なお、今回の記事にはGametrailersの映像を掲載していますが、まれにユーザーとパスワードが要求される不具合が生じています。発生した際にはブラウザのリロードで対処お願いいたします。
前作では種族と生まれ、性別とクラスが自由に選べた主人公ですが、今作の主人公”Hawke”はよりシネマティックな物語を実現する為に種族は人間に固定、性別の選択に加え、クラスには”Warrior”、”Mage”、”Rogue”の3タイプが用意されています。
意欲的な映像表現とゲーム性に期待が高まるDICEの新作シューター「Battlefield 3」ですが、これまでの情報では本作をリードするプラットフォームがPCである事が明らかにされており、DirectComputeなどDX11機能をフルに生かした最先端の表現に期待が高まっています。
そんな中Game Informer誌のインタビューに登場したDICEのプロデューサーPatrick Bach氏がPC版のアドバンテージについて様々な言及を行い、主要な開発プラットフォームがPCだと明言「DICEはBattlefield 3でコンソール開発を優先しておらず、また、PC版は移植でも無い」と、コンソール優先のタイトルが多い昨今の状況とは違ったアプローチを提示、「DICEはPC版をまず作り、その後これをコンソールに適合させる為に調整する」と発言。さらにDedicatedサーバのサポートを予定している事を明らかにしました。
また、Bach氏は本作のゲーム性にも触れ、プレイヤーに4クラス(※ Bach氏はこの数をスイートスポットと表現)が用意されている事、そしてBattlefield: Bad Company 2に登場した4名の分隊システムに更なる拡張が用意される事を明かし、詳細は明かせないながらマルチプレイにクールな新要素が用意されている事を予告しています。
昨晩Take-Two Interactiveが第3四半期の会計報告を発表、昨年のゲーム業界を席捲した「Red Dead Redemption」が800万セールスに達した事が明らかになり、この他、NBA 2K11とRed Dead Redemption: Undead Nightmare、BorderlandsのGOTYエディションにCivilization Vの好調にも助けられ、予想収益よりも良好な結果を得た模様です。
また、今回の報告に併せ、最新のリリーススケジュールが発表され、Rockstar Gamesの期待作でありつつ数度の延期から制作の難航が囁かれている「Max Payne 3」が今回もスケジュール入りを果たさなかった事が明らかになりました。また、「XCOM」と「Spec Ops: The Line」が2012会計年度リリースへ変更されています。リリーススケジュールの詳細は以下でご確認下さい。
- Top Spin 4 – Xbox 360、PS3、Wii – 2011年3月15日
- Carnival Games: Monkey See, Monkey Do – Kinect for Xbox 360:2011年4月
- Duke Nukem Forever – Xbox 360、PS3、PC – 2011年5月3日
- L.A. Noire – Xbox 360、PS3 – 2011年5月17日
- The Darkness II – Xbox 360、PS3、PC – 2011年秋
- Spec Ops: The Line – Xbox 360、PS3、PC – 2012会計年度
- XCOM – Xbox 360、PC – 2012会計年度
- BioShock: Infinite – Xbox 360、PS3、PC – 2012会計年度
Rockstar GamesがRemedyからIPを買い取り、Rockstar Vancouverが開発に取り組んでいるシリーズ最新作Max Payne 3では主人公マックス・ペインが飲んだくれのハゲデブ親父に成長し、ブラジルノワールが描かれるという衝撃的な内容でシリーズファンを始め多くのゲーマーが期待している大作です。
本日は2009年3月の発表から早2年が経つMax Payne 3開発の歴史について、今回もリリーススケジュールのリスト入りから漏れてしまった本作の動向に、より理解を深めるため、一度その流れをまとめてご紹介します。
- 2009年3月:RockstarがMax Payne 3を発表、ローンチは2009年冬予定
- 2009年9月:Strauss Zelnick氏がMax Payne 3の延期を発表、2010年2月から6月の間にリリース予定
- 2009年12月:Take-Twoが2度目の延期を発表、リリースは2010年8月から10月に変更
- 2010年1月:Rockstar Vancouverの従業員の妻と名乗る人物が混迷する内部の開発状況と厳しい労働環境をリーク、Rockstar San Diegoの労働環境なども併せて大きな騒動に
- 2010年3月:Take-Twoが”L.A. Noire”、”Mafia II”、”Max Payne 3″、”Civilization V”の内、何れかが2011年度リリースにずれ込むと発表
- 2010年6月:E3で明らかになったRockstar Gamesの計画からMax Payne 3の名前が削除
- 2010年6月:Take-Twoが公式にMax Payne 3の2010会計年度内リリースが無い事を発表
- 2010年12月:Take-TwoのリリーススケジュールリストからMax Payne 3の名前が消滅
- 2011年2月9日(本日):Take-Twoの最新リリーススケジュールにMax Payne 3の記載無し
なお、会計報告で行われた投資者向けの質疑応答にて、Take-TwoのCFOを務めるLainie Goldstein氏が「Max Payne 3に関する最新情報は現段階では有りません」と語った事が明らかになっています。
12月31日に終了したTake-Twoの第3四半期の会計は、純売上が前年比から7%減の3億3430万ドルとなり、同社が明らかにしていた2億9000万ドルから3億1500万ドルの予想収益よりも良好な結果となりました。また純利益も前四半期から4080万ドル/7%の上昇を見せています。
さらに、今会計年度の9ヶ月間の総売上は前年比80%成長の9億5460万ドルに増加、継続事業からの非GAAP利益は前年の6750万ドルから1億880万ドルにまで好転しています。
Take-TwoのボスStrauss Zelnick氏はこの好調が5連続で予想収益を上回る四半期会計である事をアピールし、ホリデーセールスの成功を含め、豊富なトリプルAタイトルが揃うTake-Twoのポートフォリオの実力を実証したと喜ばしいコメントを発表しています。
今後もL.A. NoireやDuke Nukem Forever、XCOMにBioShock: Infiniteと、期待の超大作が並ぶTake-Twoのラインアップは、より会計状況を盤石な物と成長させる事は間違いなさそうです。
昨日は大量のゲームプレイ情報と共に素晴らしいイメージが登場した「Battlefield 3」ですが、今日も続々と新しい情報が登場しています。今回はその中からGame Informer誌の特集記事に掲載されたDICEのプロデューサーPatrick Bach氏による”Frostbite 2″エンジンに関するアピールをお届けします。
Patrick Bach氏は”Frostbite 2″エンジンによるアニメーションシステム、破壊表現、ライティング、ゲームのスケールやオーディオなど、全ての要素が新しい高みを実現していると述べ、もうゲーマーはXbox 720やPS4の登場を待つ必要は無いと発言、Battlefield 3が”現世代コンソールの為の次世代ゲームだ”と力強いアピールを見せています。
さらにBach氏は”Frostbite 2″がゲームを構築する為のベストな技術だと断言、モダンなエンジンとして無視出来ないCryEngine 3を例に挙げ、見る限り美しい空中楼閣の出来は印象深いが、非常に小さい物だとFrostbite 2による広域レベルでのゲーム構築をアピールしています。
なかなか強気な発言を見せるDICEですが、先日から登場しているFrostbite 2のデモ映像やイメージなどからは恐ろしくハイクオリティな印象が急速に拡がっています。しかしエンジンの概要を記したプレゼン資料などから見えてくる実像は、昨今のモダンな映像技術の集大成的な物で、Enlightenによるリアルタイム疑似GIをプレ演算やDirectComputeとSPUで動的オブジェクトに適用させた事は驚くべき事ながらも、むしろスケーラビリティの強化や徹底的な演算コストの合理化を実現する事こそがFrostbite 2の真価と感じられます。
この辺りの強化からは、DICEがBattlefield 3に登場する広域マップでの各プラットフォームのパフォーマンス確保に相当な自信があると受け取れ、今後のプレイ映像の登場などがますます楽しみだと言えそうです。
昨日はOXM3月号の特集内容から大量の新情報が明らかになったBethesda渾身のシリーズ最新作「The Elder Scrolls V: Skyrim」ですが、本日ドイツのゲーム情報サイト”Pcgames”にて新スクリーンショットが掲載され(※ 現在は削除)、古代の遺跡らしき場所に佇むドラゴンを始め、古代Nordのアンデッドらしき敵、森の中を警戒している狼の姿などが確認出来ます。
また、ドラゴンのイメージでは新エンジンに実装された積雪システム(詳細は過去記事の解説でどうぞ)による積雪表現が確認できます。
さらに、この一連のイメージには、SpeedTreeを採用せずBethesdaで独自に作成した樹木生成ツールにより生成された針葉樹と狼のイメージに見られる落葉樹らしき樹木との差も見られ、”Creation Engine”の片鱗が顔を見せる興味深いイメージとなっています。
UPDATE:2月8日17:50
イメージを数点追加し、配置調整とキャプションをいくつか追加しました。
連日新情報をお伝えしているEA期待のシリーズ最新作「Battlefield 3」ですが、Game Informer誌の特集内容が海外フォーラムなどに掲載、そのあまりにスケールの大きなイメージに驚きの声が上がっています。特集を要約した内容を以下でご紹介しますが、詳細はフォーラムからの情報で正しくない場合がありますので、閲覧にはくれぐれもご注意下さい。
韓国でのStarCraft人気や中国でのWorld of WarCraftを始め、アジアでBlizzardタイトルが大きな人気を誇る事は以前から知られている事実ですが、新たに中国は常州市にてBlizzardテーマの遊園地「World Joyland」がオープン予定である事が明らかになりました。オープン予定は2011年3月で、これが正式なライセンスを受けた物かどうか、残念ながら確認できませんでした……。
World Joylandは既に公式サイトも用意されており、園内は”Island of Mystery”と”Terrain of Warcraft”、”Universe of StarCraft”、”World of Legend”、”Molesworld”の5エリアに別れており、それぞれにフリーフォールタワーやジェットコースターなどが用意されています。
(注意:便宜上リンクを貼りましたが、恐ろしく重い上にローディング地獄なので、怖い物見たさが勝る方のみ閲覧をお勧めします)
公式サイトに掲載されているコンセプトアートに描かれたテーマパークは恐ろしく広大な物で、著作権的な意味でアウトなテイストが満載の設備が確認できます。また、上述の遊園地的な設備に加え、ビデオゲーム美術館とe-Sportsセンターも併設されるとのこと。
3月オープンまであと1ヶ月、Epicで超大規模なコンセプトアートと共に広げられるだけ広げきった感の漂う大風呂敷に加え、正規のライセンスを得ているとはいささか考えにくいこのWorld Joyland、オープンを迎えればきっと改めて話題に上るはず!続報が非常に楽しみです。
以下に、もはやテーマパークとは呼べないレベルの超大なコンセプトアートと、現在の現地の状況をイメージで掲載していますので、是非その目でご確認下さい。
先日イタリアのゲーム情報誌Firstplay magazineがCodemasters期待の新作レース「DiRT 3」のビデオプレビューを行い、EGO 2.0エンジンによって実現される写実的な表現が驚く程に高いクオリティで達成されている事が明らかになりました。なお、冒頭のレースシーンはUIからPS3版のものだと予想されます。
さらにEurogamerに本作のチーフゲームデザイナーPaul Coleman氏が登場、PC版のみが対応した3D立体視機能について言及し、3D立体視対応がDiRT 3にとって有用では無いと語りました。
Coleman氏はMotorstorm: Apocalypseを例に挙げ、3D立体視対応によりプレイヤー周辺の環境構造物の差し替えや、オブジェクトの削除など描写での大きな低下を招いていると評価、長時間プレイによるプレイヤーの酔いや疲労にも触れ、3D立体視対応を意識はしているものの、技術的なトレードオフによるクオリティの変化を解消する事が先決だと、コンソール版が非対応の理由を語っています。
シリーズを追う毎に素晴らしい進化を遂げているDiRTシリーズの最新作”DiRT 3″のリリースは5月24日、対応プラットフォームはPCとXbox 360、PS3となっています。
先日リリースが予告されていたPC版「Call of Duty: Black Ops」の1.06パッチがつい今し方リリース、現在新パッチ対応の為のサーバー再起動が行われています。
なお、公式フォーラムにて1.06パッチの詳細に加え、作業中リストも本日付で更新、非常に残念ながらDolly Cam機能やケアパッケージ再抽選、スナイパーライフルの調整など目玉となる主要な改善要素が次回以降のパッチへと繰り越され、ほぼ安定性とバグ修正にとどまる内容だった事が明らかになっています。
UPDATE:2月8日21:30
パッチのShader Warmingに関する内容に誤りがあったので修正しました。
■ パッチ1.06の修正内容
- 1.05以前に作成されたfilmとの後方互換性
- いくつかの状況でプレステージ後に購入武器が残る問題を修正
- サーバを離れ、別のサーバにジョインする際に前のサーバのマップを示していた問題を修正
- サーバ上の複製プレイヤー名を”Unknown Soldier”からプレイヤーネーム+スロット番号に変更
- Demolitionmマッチ中の”Auto-balancing teams”オプションが、防御側プレイヤーのリスポーン時に”Bomb”持ち状態で復活する可能性があった事を修正
- Shader Warmingオプションの速度を少し改善
- “One In The Chamber”時にdemoclientを生存プレイヤーとして数えないよう修正
- 互換性を持つGPU用に16xAAメニューオプションを追加
- 更なる安定性向上
■ 作業中リスト(2011年2月8日付)
- 新コントラクトの追加
- シアターモードへの”Dolly Cam”追加
- プレイヤーがWager Matchへの招待をキャンセルし、他サーバへの参加を試みる場合、彼らは招待を断わられたサーバーへと参加する様に変更(※ Wager Matchのマッチングをより効率的にする物と考えられます)
- ある条件の下、他のプレイヤーをSpectatorモードで傍観する場合、正しくないPerkが表示される事がある問題の修正
- ラウンドスタート時のグレネードランチャーChina Lakeに他の爆発物と同様に”spawn toob”を防ぐ為の爆発遅延を追加
- プレステージ時にコントラクトをリセット
- まれにValkyrie rocketが発射時に爆発する事を防止
- まれにGunshipとChopper Gunnerが十分にコントロール可能でなくなる事の防止
- まれにプレイヤーが戦闘エリア外にテレポートさせられる問題の防止
- Hardline Proの能力を用いたコンテナの再抽選はケアパッケージのみに制限、他のkillstreakドロップは対象外に
- スナイパーライフルのヘッドショット時のダメージ計算率を増加、サプレッサ装備のスナイパーライフルによるワンショットキルはヘッドショットのみに
- Gunship、Valkyrie Rocket、Chopper Gunnerをコントロールする場合にプレイヤーを示す紅いダイアモンド枠の表示に遅延を追加し、リスポーン時のプレイヤーは表示しないよう改善
- ナイフのリーチを少し減少
イギリス版のOfficial Xbox Magazineの3月号にてBethesdaが開発を進めているシリーズ最新作「The Elder Scrolls V: Skyrim」の特集記事が掲載され、戦闘システムから物語まで、多岐に渡る大量の新情報が明らかになりました。
また、これまでに発売された情報誌等に掲載されたスクリーンショットも遂に登場、本作に利用されるBethesdaの新エンジン”Creation Engine”のパワーが炸裂する素晴らしい景観やキャラクターの造形、躍動感溢れるクリーチャーのモーションなどが確認出来ます。さらにOXM誌の表紙には主人公と思われるリアルなキャラクターが登場、驚く程に洗練されたタイトルとして開発が進められている事がありありと感じらるハイクオリティなイメージが揃っています。
かつてMobius Entertainmentとして多くのゲームボーイタイトルを手掛け、2004年にRockstar Gamesにより買収された「Rockstar Leeds」、イギリスのリーズに居を構える同スタジオはこれまでRockstarタイトルの携帯機移植を主に手掛け、GTAシリーズやManhunt 2のPSPなど多くのタイトルをリリースし、2009年には高い評価を得たスピンアウトタイトル”Grand Theft Auto: Chinatown Wars”をRockstar Northと共に作り上げた事でも知られています。
そんなRockstar LeedsがなんとPCタイトルのプロジェクトを進めている事がRockstarの公式求人サイトより明らかになりました。上記のイメージはLeedsが募集しているグラフィックプログラマのサマリーに記されている物で、かなり具体的な実績が求められている事が見受けられます。
これまでのほとんどをRockstarタイトルの移植に費やしてきたRockstar Leedsだけに、PC版となるとやはり”Red Dead Redemption”か来る”L.A. Noire”といった近年のRockstarタイトルの登場に期待が高まるところ。一体何が水面下で行われているのか、浮上するその時を楽しみに待ちたいと思います。
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