以前GameStopにてリスト入りが確認されたDragon Age Originsの全部入りパックと思われる「Dragon Age Origins: Ultimate Edition」ですが、昨晩オーストラリアのレーティング機関であるOFLCにて15歳以上対象タイトルとして審査を通過した事が明らかになりました。
まだ正式なアナウンスが行われていない本作ですが、GameStopの商品ページでは北米で10月12日のリリース予定となっています。
さらにDragon Age: Originsの公式サイトにて最新DLCの”Witch Hunt”がアナウンス、今度はなんと本編エンディングの1年後を舞台に、多くの謎を残し姿を消したモリガンの姿が南の荒野で確認された事を発端に、その足跡を追う内容になっているとの事。
なお、”Witch Hunt”のリリースは9月7日で、PS3とPCは6.99ドル、Xbox 360は560MSPとなっています。
すでに北米で正式サービスが開始されたクラウドゲームサービスのOnLiveの後を追う、David Perry氏率いる「Gaikai」がなんと日本でクローズドβテストを開始する事が氏のTwitterから明らかになりました。
日本でのベータテストなど、これまで全く耳にした事もない話であるだけに、詳細は一切判りませんが、氏のtwitによるとスケジュールが前倒しになり、Gaikaiサーバが日本とスペイン、そしてイタリアでオンラインになったとの事で、これまでも発言されていたサーバ数がOnLiveの5倍である事を改めて強調する内容となっています。
David Perry氏本人の発言とはいえ、真偽の程や状況が全く不明なこのニュース、続報があり次第改めてお知らせいたします。
Bioshockシリーズの販売を務めるTake Twoが”bioshock.com”ドメインの取得に関する裁判で敗訴した事が明らかになりました。これはBioshockの存在が非公式に明らかになった後にサイバースクワッティング(※ 企業名や商標などをドメイン登録し転売目的に販売する行為)を専門に行うName Administration Mediaによって先に取得されてしまったという物。
この裁判でNA MediaはBioshockドメインについて、ジョンソン・エンド・ジョンソンの同名スキンケア商品の為の物であると主張、ドメイン取得がTake TwoによるBioshockの正式発表前であった事を挙げ、正統な取得であると述べました。Take Twoは同社のドメインである”taketwointeractive.com”もNA Mediaに先に取得されていた事などを主張しましたが、残念ながら敗訴となってしまいました。
実は現在”bioshock2.com”も同様の状態にある事が知られていますが、来るシリーズ新作”BioShock: Infinite”のドメインbioshockinfinite.comはIrrational Gamesによって安全が確認され無事に確保されています。こういった法の抜け穴を利用した特許やドメインビジネスのやり方には全く閉口するばかりですが、なかなか対応が難しいのも事実。商標やIPの保護というのは想像以上に困難な物である事が感じられる興味深いニュースでした。
上記の映像はドイツのGiants Softwareが今年5月にリリースした解体業者のシミュレーションタイトル「Demolition Company」のトレイラー映像です。映像からも判る様にプレイヤーは解体業者として解体用の鉄球や掘削機などを用いて次々に登場する古いビルを片っ端から解体、ミッションで得たゴールドを利用して新しい解体用重機を購入していきます。
掘削機などを利用するシーンではFPS視点での解体も体験でき、映像には臨場感のある建築物解体を楽しむシーンが収められています。さらに本作にはMODツールなども同梱されており、プレイヤー自身がミッションや重機を作成する事も可能です。本作の主な特徴は以下の様になっています。
- 建設と解体を行う重機達の大艦隊
- 金融街、港、工場地帯、待避駅、古い町や郊外等を舞台とした30種以上のミッション
- 車両訓練用のチュートリアルミッションを備えた訓練エリア
- 爆発物!
- 自動modインストーリ機能を備え、追加の重機やマップをダウンロード
- キーボード、マウス、ゲームパッド、ジョイスティックでプレイ可能
- エディタ、エクスポーター、サンプルMODを同梱したMOD開発ツール
また、すでに本作には2.99ドルの有料DLC”Demolition Company DLC Package”も登場しており、Half-Life 2的なグラビティガンにツルハシ、そして新しいブルドーザーが追加されています。という事で、なかなか一筋縄ではいかないタイトルの匂いに満ちあふれるこのタイトル、重機達のイメージやGiants Softwareが手掛ける別シリーズの激しい映像など、何かの琴線に触れた方は続きからさらなるイメージや映像をたっぷりお楽しみ下さい。
本家開発者達によるシリーズ新作としてFalloutファンの期待を一心に集める「Fallout: New Vegas」ですが、Strategy InformerがObsidian Entertainmentのディレクタ兼デザイナーのJosh Sawyer氏に行ったインタビューから、本作の開発がいよいよ完了し、ソニーとマイクロソフトへ提出する認可用のデータを準備する為にフレームレートの調整と幾つかのバグfixを残すのみである事が明らかにされました。
なお、インタビューではObsidianが旧シリーズを開発したBlack Isle Studioのスタッフから構成されている事や、Josh Sawyer氏自身がその一人である事、フランチャイズの権利に関する事などに触れられており、Obsidianが今後もFalloutシリーズを作り続けたいとの明確な意志を語っています。
豪華なボイスアクター陣にも期待が高まるFallout: New Vegasのリリースは北米で10月19日、ヨーロッパでは10月22日、日本語版は11月4日、対応プラットフォームはXbox 360とPC、PS3となっています。
先ほどMac版「Steam」の利用率とWindows OSに絡む興味深い結果をお知らせしたSteamの7月ハードウェアとソフトウェア利用に関する統計結果ですが、別の側面からも興味深い内容が明らかになっています。
今回の統計結果の発表に記されたソフトウェアのインストール率によると、BitTorrentクライアントのuTorrentの利用率が29.41%、BitTorrentが5.28%、Vuzeが4.37%、BitCometが2.44%となっており、1台のPCに複数のクライアントがインストールされている事を考慮せず単純に計算すれば、BitTorrentクライアントの導入率はSteamクライアント利用者の内ほぼ40%を占める事になり、想像以上に高い普及率となっている事が判ります。
もちろんBitTorrentによるファイル共有それ自体が明確な”悪”という訳では無く、昨今ではギガバイト級の巨大MOD等での利用なども広く行われています。ただ、先日から海外では”Halo: Reach”の流出が判明し、多くの問題が噴出しメーカーやユーザーを巻き込んだ大きな議論を交わされています。この著作権侵害に関する問題はゲーム産業の大きな課題として大手パブリッシャや開発者が見解や対応を表明する機会を多く目にしますが、今回はそういったビジネス側からの所謂”大きな問題”としての概念では無く、我々利用者側の現実的な側面と現状が今回のSteamの調査に現れていると言えます。
こういった状況が何を表しているのか、そして今後どういう状況になっていくのか、こういった問題についての議論が交わされる時、しばしば卵が先か鶏が先かといった概念の分析に陥り議論が硬直する様子が見られます。相対的な、或いは対処的な解決や技術での抜本的な解決がもちろん重要ではありますが、1人のゲーマーという絶対的なポジションから行える小さい行動や便利なソフトウェアの利用方法もまだ多く余地を残す”可能性”の1つだとは言えないでしょうか。
Rocksteadyが開発を進めている続編「Batman: Arkham City」、前作より飛躍的に増量されたバットマン世界のあれこれは未だに多くの謎に包まれたままで、世界中から大きな注目が注がれているタイトルの1つです。
そんな本作が表紙を飾るイギリス版Official PlayStation Magazine最新号のカバーアートが公開、事前情報からコスチュームが一新される事が明らかになっていたハーレー・クインの後ろ姿が登場しました。前回もセクシーな衣装に身を包んでいた彼女ですが、今回は少しキュートさを増した様子で、いつもの通りバットマンにちょっかいを出している様子が描かれています。
なお、最新号の発売は9月2日との事で、新情報の登場にも期待できそうです。続報をお楽しみに!
先ほどgamescom 2010の会場で上映された「Portal 2」の映像が2本公開され、今作からの新要素となる7つのギミックの内の2つ、塗られた面がぽよんぽよんとバウンドする”Repulsion Gel”と距離のある大きなジャンプが可能になる機械式の床”Aerial Faith Plate”を新しいレベルで活用する様子が描かれています。(※ 以前紹介した7要素の詳細は解説記事でご確認下さい)
映像ではRepulsion Gelをかぶったタレット君がぽよんぽよん跳ね回る様子や、なかなか手強そうな青ジェルの活用方法に、自己再生を繰り返すアパーチャサイエンスの施設の異様な姿など、非常に興味深い映像がたっぷりと収められています。
先日「Portal 2」の案内役を務める人格スフィア”Wheatley”君のボイスアクトをイギリスの大ヒットドラマ”The Office”のスティーヴン・マーチャントが務める事をお知らせしましたが、本日新しい声に生まれ変わった”Wheatley”君が登場する新トレイラーが公開されました。
映像にはスティーヴン・マーチャントの軽快な語り口と共に、自己増殖と再生を繰り返すアパーチャサイエンス施設が描かれており、キュートなタレット君の製造工程が明らかにされています。工場&無機物萌えめ、けしからん……。
最後のGLaDOSの空恐ろしさもある意味ど迫力のPortal 2、リリースは2011年2月9日、対応プラットフォームはPC/Mac、Xbox 360とPS3となっています。
Game Industry TVの最新エピソードにビデオゲームの父ノーラン・ブッシュネル氏を始めInsomniacのボスTed Price氏や、Gas Poweredを率いるクリス・テイラー氏、アースワームジムやGaikaiで知られるDavid Perry氏など歴々の開発者達が登場し、クラウドサービスやDLCなどに代表されるゲームのデジタル流通の将来について語りました。
その中でクラウドゲーミングサービスの提唱者としても知られるTHQのボスBrian Farrell氏が、クラウドサービスがコンソール機に現金を費やしたくない消費者に向けたゲームへの障壁を低下させるポテンシャルを持っていると発言、さらにクリス・テイラー氏やDavid Perry氏、Ted Price氏らもコンソールの必要性について疑問を呈しています。
Farrell氏は「なぜ私たちは高価なコンソールを必要とするのか、それは製造コストです」と発言、さらに「なぜ私たちはその計算能力を必要とするでしょうか」といずれこういった演算能力がクラウドで代替え可能になる事を示唆しています。
さらにPSNのディレクタを務めるSusan Panico女史やDigital ChocolateのボスTrip Hawkins氏、そしてノーラン・ブッシュネル氏は将来のデジタル流通がどのように”サービス”ビジネスと成って行くかについて語っています。
クラウドサービスであるOnLiveが今年6月に正式運用を開始し、Gaikaiもサービス開始を視野に入れた動きを見せ始め、もう遠い将来の未来技術では無くなったクラウドゲーミングサービス、次世代機の登場も絡むこの動きがコンソールを超えるブレイクスルーを果たす時は近いのか、今後の動向に注目です。
来るシリーズ最新作”Crysis 2″、Crytekがいよいよマルチプラットフォームタイトルに向けて本気を出したCryEngine 3と共に圧倒的な映像技術の高さで知られる同シリーズですが、PC向けにリリースされた「CryEngine 2」の表現力は数年経った今も驚く程のクオリティを保持しています。
今回はそんなCryEngine 2のファンメイドによる映像やイメージ(ToD Art)から最近の代表的な物をピックアップしてご紹介、いずれも「このゲームを遊ばせてくれ!」と叫ばざるを得ない突拍子もない”何か”に進化しています。なお、下のパーティクルと物理演算周りをMODで過剰にパワーアップさせたCrysisのプレイ映像が”開いた口が塞がらない”物になっている事を併記しておきます。
教育分野への進出も多く見られる様になった近年の海外ゲーム文化ですが、新たにインディアナ州のウォバッシュ大学とフロリダ大学のシラバスにそれぞれ「Portal」と「StarCraft」が登場している事が報じられています。
アメリカでも3校しか存在しない男子大学の1つで1832年に開校されたインディアナ州の美術大学のウォバッシュ大学では、”Portal”がMichael Abbott教授が担当する人間性に絡む”恒久的な疑問”について議論する講義に用いられ、古代メソポタミア時代の”ギルガメシュ叙事詩”に始まり、古代ギリシャの哲学者アリストテレスの”政治学”、シェイクスピアの悲劇”ハムレット”等と並んで”Portal”が登場する事となります。
これはAbbott教授が自身のブログで発表した物で、当初BioshockやかつてのBlack Isleが手掛けた異色作Planescape: Tormentも候補として考慮していた事を挙げ、最終的にPortalが第一印象も良く、ゲームを始めやすい事から、上述した古典などが登場する授業のスタートを務め、生徒の心を掴むに相応しい作品だと考えたとの事。
Abbott教授はPortalの要素としてアクセシブルでスマートなタイトルである事に加え、比較的短い作品である事、そして研究すべき大きなアイデアに満ちている事を挙げ、美しいデザインに溢れたタイトルだと評しており、上述の講義のテーマの1つである「私とは誰か?」を新入生に問いかけるに十分な物であるとの見解を示しています。
確かに人格AIとしてのGLaDOSと実験体と考えられる生物としてのChellの存在は、上記の「私とは誰か?」の問いに対して非常に興味深いモチーフだと言えると感じます。
また、教授はこのアイデアについてDaniel Johnson氏の最近のポータルの分析に関する評論や、アメリカの社会学者アーヴィング・ゴッフマンの著書”The Presentation of Self in Everyday Life”(国内では”行為と演技―日常生活における自己呈示 (ゴッフマンの社会学 1)”)を参考にした事を明らかにしています。
また、フロリダ大学では博士課程にあるNathaniel Poling氏が担当する”21st Century Skills in Starcraft“と題されたコースが用意され、ここでBlizzardのRTSタイトル”Starcraft”が利用されます。
この講義はフロリダ大学初の完全なオンラインコースで、クリティカル・シンキングや問題解決、資源管理に加え、変化する状況に適応するための意志決定の形成について学習するコースとの事。
講義を担当するPoling氏はStarcraftを異なる大量のユニットと異なる能力が混ざる複数のグループを管理する事をプレイヤーに要求するタイトルだと評しており、受講する生徒はゲームをプレイし、記録されたゲームプレイを見て、情報の分析とゲーム世界のコンセプトに対するレポートを書く事になります。
Poling氏はこのオンライン講義が従来の指導方法を否定する物では無く、あくまで補足的な物である事を述べた上で、こういった生徒側が”楽しむ”事から学習効率の改善を図る、近年の構成主義の学習理論がベースになっている事を記しています。
また、氏はMBAを取得しビジネスの世界で活躍するかつての学生に対してもこの講義が意義のある物であったと語っており、MBA取得のプログラムと講義を組み合わせ、イノベーティブなビジネス視点の可能性などの模索を行っている事を示唆しています。
PortalとStarcraftのいずれも、ユニークな活用方法で真剣な講義に利用されている事は驚くばかりで、近年の海外に見られるゲームの活用方法や文化の捉え方に見え隠れするゲーム産業の底知れぬパワーが垣間見られる象徴的なニュースだと言えそうです。
近年規模拡大の一途を辿るゲームタイトルの開発費ですが、大ヒットを記録したRed Dead RedemptionやStarCraft IIを始め、来るPS3の期待タイトルGran Turismo 5などは1億ドル規模に近づいているとも言われ、巨大化に伴うリスクの増大についても言及される機会がしばしば見られます。
そんな高騰するゲーム開発予算についてEA PartnersのVPとElectronic Artsグループのゼネラルマネジャーを務めるDavid DeMartini氏が、ゲーム開発の予算の高騰はピークに達し、今後緩やかに予算規模の縮小が始まるだろうと語りました。
近年有名デベロッパのマルチプラットフォーム対応などで大きな活躍を見せるEA Partnersを率いるDeMartini氏は、具体的なパートナー達の開発予算は明かせないながらも、彼らのゲームタイトルが巨額の開発予算に基づく挑戦的な物であったとしても、次の同様の機会ではスマートに取り組む事が出来ると述べ、ピークに達した開発予算が今度は逆に縮小傾向に変化し始めているとの見解を示しています。
さらに氏はより小さなスタジオと開発への変化について言及し、Electronic Artsが常に追い求めるコアビジネスモデルはクオリティと価格だと発言、Play Entertainmentが手掛けたダウンロードタイトルの”Shank”を例に挙げ、新興スタジオによる比較的開発規模が抑えられたダウンロードタイトル等の下位レベルでの成功が、新興デベロッパの次のステップになる可能性が高い事を示唆しました。
先ほどIrrational Gamesが公式サイトにて9月3日から5日に掛けてシアトルで開催されるゲームイベントPAX Primeへの出展について投稿、9月4日午後1時30分から開始されるパネルディスカッションにおいてGameInformer誌の編集長達と共に登壇、GI誌10月号の表紙を飾ることとなった「BioShock: Infinite」のカバーアートを発表する事が明らかになりました。
パネルでは表紙作成のプロセスが制作過程のリビジョンからコンセプト、そして最終的に完成したカバーアートと共に発表され、Irrational Gamesのマーケティングディレクターを務めるLeonie Manshanden氏とリードアーティストのShawn Robertson氏、そしてGameInformer誌の編集長とチーフエディタによるディスカッションが行われる予定となっています。
毎回印象的で素晴らしいカバーアートが登場する事で知られるGameInformer誌だけに、BioShock: Infiniteの新情報と共に大きな注目の集まるパネルとなりそうです。
また、IGNがBioShock: Infiniteの映像に事細かな解説を加えた分析映像を公開しました。今後の続報の理解をより深める事に役に立つ映像となっていますので、本作が気になっている方は是非一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。
昨晩、来月の3日から5日までシアトルにて開催されるゲームイベントPAX Primeのパネルスケジュールから、「Borderlands」を手掛けたGearbox Softwareが大きな発表を用意している事が明らかになりました。
パネルの概要には未発表のジューシーなサプライズ映像が公開されるとの内容が記されており、Q&Aセッションが行われる事や、GearboxのボスRandy Pitchford氏を始め、VPのBrian Martel氏らが登壇する事が明らかにされています。
現在Gearboxは3つの未発表タイトルの開発と共に、Borderlandsの第4弾DLCの制作が並行して進められている事が知られており、未発表プロジェクトとしてエイリアンフランチャイズの1つ”Aliens: Colonial Marines”とMax Brooksの小説”World War Z”を元にしたタイトルとして噂される”Z-Day”の商標登録で明らかになった未発表タイトルの存在が控えているとされています。
Borderlandsの成功で一躍注目デベロッパに躍り出たGearboxの次の一手はどのような物になるのか、続報をお待ち下さい。
以前「Fallout 3」のレーザーライフルAER9を圧倒的なクオリティで仕上げ注目を集めたCitizenSnips氏の新しい作品”A3-21プラズマライフル”が完成、先日Flickerにて公開されました。もう開いた口が塞がらないとんでもないクオリティになっている事がその佇まいから滲み出ています。ものすごい……。
さらに昨日、氏の次回作が明らかになり、次はなんとPortalのタレット君が立体化される事が明らかになりました。このクオリティでタレットが完成した日には萌え死んでしまうかもしらん。こちらも完成すれば改めてお知らせいたしますので、続報お楽しみに!プラズマライフルの鬼ディテールは続きから、たっぷりとお楽しみ下さい。
「Medal of Honor」に巻き起こったタリバン兵士がプレイアブルで存在する事に対する論争ですが、ついに先日イギリスのリアム・フォックス国防相が本作の国内販売中止を促す発言を行った事で事態はさらに激化の様相を呈しています。
昨晩イギリス政府はリアム・フォックス国防相の発言に対してイギリスの文化・メディア・スポーツ省(以下:DCMS)が個人的な見解であったと発表、フォックス国防相の意見に理解を示した上で、BBFCによる18歳以上レーティングに沿って売られ遊ばれるべきものであると明言しました。
さらにこの問題に対する小売店やレーティング団体などの対応も明らかになり始め、どうやらイギリス国内では通常通りに販売が行われる可能性が見え始めています。
まずイギリスのゲームレーティング審査を行うBBFCは海外ゲームメディアのCVGに対し、Medal of Honorの暴力表現はそう強い物では無いと発言、レーティングは成人向けの境界線にあり、15~18歳ラインが適当ではないかとの見解を示しました。
BBFCの広報担当は同団体のレーティング審査が慎重さを優先して18歳以上対象レーティングを与えた事を明らかにしており、他のタイトルほど強い表現ではないとして、マルチプレイでイギリス兵やアメリカ兵を撃つことが出来る現代戦や歴史上の戦争に則したゲームは多く存在し、Medal of Honorはこの点において特殊というわけでは無いと発言しています。
さらにイギリスの販売サイトShopTo.netの広報が「ShopToは全ての衝突地域で戦うイギリス兵士の勇気を全面的に支援し賞賛する」と述べ、PEGIレーティングに沿った販売を行う事を明言しました。またShopToは政府による販売禁止の決定が正式に行われれば、当然それに基づいて販売を停止する旨を述べ、フォックス国防相と同様の報告が消費者から行われた事は無いと加えています。
また、Call of Dutyシリーズの軍事アドバイザーとして知られるHank Keirsey氏もこの問題について言及、ウサマ・ビン=ラディンを指導者とする国際武装テロリストであるアルカーイダと、アフガン戦争後の内乱から生まれた武装勢力としてのタリバンを不正確に同一視させるような報道を行ってきたメディアを批判、アルカーイダがタリバンの支援を受けている可能性も踏まえた上で、タリバン兵士は軍人としての視点から見て賞賛すべき面があると主張しました。
Hank Keirsey氏はMedal of Honorが舞台としている2002年のShahi-Kot谷で行われたアルカーイダ・タリバン勢力に対する軍事行動Operation Anacondaについて、同作戦はひどい戦いだったと振り返り、その戦いは第二次世界大戦が終わった様にその戦いも終わったと発言、氏はこれら現実に起こった事や間違いをレッスンに人間は学習を行わなければならないと発言しました。
Keirsey氏はこの戦いをゲーム上に正確に再現する事で、この出来事に対する洞察を得る事が出来ればと付け加えています。
今回のイギリスDCMSの発表により騒動は鎮火の方向に向かうか、今後の動向に注目が集まるMedal of Honorのリリースは10月12日、対応プラットフォームはPS3とXbox 360、PCとなっています。
先日満を持してローンチを果たし、PC向けのRTSタイトルとは思えない程の売れ行きを見せている”StarCraft II: Wings of Liberty”ですが、Blizzardの開発を率いるRob Pardo氏がトリロジーの第二弾でZergが中心に描かれる「StarCraft II: Heart of the Swarm」の開発をスタートした事をMTVに明かしました。
氏によると現在はハードコアなアートワークとプログラム開発がスタートしているとの事で、まだ評価をするには早いものの、続編の様に感じられる物で、意味深い価値のコンテンツになるだろうと語っています。
さらにマルチプレイに加えられる変更についても触れ、Heart of the Swarmが拡張パックに似た役割を果たす事を明らかにし、新種族の登場は無い事を改めて強調しています。
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