Splash Damageが開発を進めているBethesdaの新作シューター「Brink」、先日さらなるブラッシュアップとバランス調整の為に2011年Q1への延期が明らかになった本作に、新しいデベロッパーズダイアリーが登場、他に類を見ないユニークなデザインが特徴的な本作の”超写実的なトゥーンスタイルグラフィック”にスポットを当てた物になっています。
映像ではフェイシャルやモーションキャプチャーやキャラクター制作の様子と共に、本作の舞台となる海上都市のモチーフとなったサンディエゴの近代建築や、ブラジル南東部の都市リオデジャネイロのファベーラと呼ばれる住宅密集地などのイメージなどと比較し、本作の色彩設計やリアルさの実現について解説が行われています。
Splash DamageのボスPaul Wedgwood氏は今回の延期について新しい要素の追加は行わず、ひたすらバランス調整と既存システムのブラッシュアップに専念する事を明言し、本作を年単位で長くプレイヤーにプレイされるタイトルに仕上げたいと語っています。マルチプレイが主体となるシュータータイトルにQTE要素を盛り込み、恐ろしく豊富なカスタマイズ要素を実現している本作、リリース時の仕上がりに期待です。
映画化の話が持ち上がって随分時間が過ぎた「BioShock」、先日にはIrrational Gamesによる”BioShock: Infinite”も発表され再び注目を集めているBioShockフランチャイズですが、映画の方は昨年8月にパイレーツ・オブ・カリビアンシリーズで知られるゴア・ヴァービンスキー監督がプリプロ段階でお金を使いすぎて降板、”28週後…”を手掛けたファン・カルロス・フレナディージョ監督に新たなバトンが渡されて以降続報が聞かれない状態が続いていました。
そんな中、先月30日にIrrational Games率いるKen Levine氏が106.7 The Fanのインタビューに登場、映画版Bioshockの進捗について、現在も制作が続けられている事を明かしながら、公開に至るかどうかまだ確かでないと語りました。氏は映画制作の難しさと複雑さについて述べつつも、Irrational Games自らも積極的に議論を交わしている事をアピールしています。
また氏は映画版Bioshockがゲームが有した美学に忠実で、見た人の心を動かさずにおかない映画になるだろうとコメントしています。
CDProjektがエンジンからフルスクラッチし開発に挑んでいる期待の続編「The Witcher 2: Assassins of Kings」、現状のビルドではまだ荒削りな面も見られるものの、チャレンジングかつ作品に対する熱意に満ちた大きなポテンシャルを秘めた注目タイトルの1つです。
そんな本作についてCDProjektのシニアプロデューサを務めるTomasz Gop氏がGamasutraのインタビューに応じ、The Witcher 2がRocksteadyの”Batman: Arkham Asylum”とQuantic Dreamの意欲作”Heavy Rain”に強くインスパイアされたタイトルである事を明らかにしました。
インタビューでArkham Asylumの戦闘に大きな影響を受けた事を語ったTomasz Gop氏は、インスピレーションについて言及する事に躊躇が無い事を述べ、それは悪い事では無いと発言、今回具体的にタイトル名を明らかにした2作に大きなオマージュを捧げる姿勢を見せています。
氏はArkham Asylumの戦闘について、何気なく戦闘を進められる以外にも、プレイヤーが計画的に戦闘を進めたいと希望した場合には、学習すべきシステムと共に多くの戦闘行動が用意されており、プレイヤーは戦闘前に予め戦略的な計画を錬る事が可能で、これにより多くの満足を得られる素晴らしいシステムだと評価、Witcher 2がまさにこういったシステムの実現を目指している事を明らかにしています。
Gop氏によるとWitcher 2には難易度選択も用意されており、イージーレベルの戦闘はハードコアな物では無く、剣を振り回しているだけでも多くの戦闘を生き残る事が可能になっているものの、困難なレベルでは戦闘を拡張する為の錬金術システム等を始め多くのシステムが用意されているとの事。
また、前作でも大人な雰囲気のセクシャルな表現がゲームの魅力の1つだったWitcherですが、今作からは前作のカードシステムが廃され、よりシネマティックな表現へと強化される事が発表されています。この性的な表現が今作における成熟したテーマとして重要な要素である事を語ったGop氏は、”Heavy Rain”が今作でのプレゼンテーションの変更を大きく促した存在である事を明らかにしています。
これまでに明らかにされた事前情報からも貪欲にThe Witcher 2を素晴らしいタイトルに仕上げたい熱意に満ちあふれているCDProjekt、技術的な部分のブラッシュアップや噂されるコンソール対応など、クリアすべきハードルはまだ多く山積していますが、どうかこの熱意のままリリースの日まで頑張って欲しいと切に願います。
Visceral Gamesが開発を進めている続編「Dead Space 2」、先日開催されたgamescomでは新たに無重力の宇宙ステージの映像も登場し、恐ろしく派手に、そしてスーパーヒーロー並の活躍を見せるアイザックさんの姿に多くのファンが期待を高めています。
今作では新たにマルチプレイモードが搭載される事がElectronic ArtsのボスJohn Riccitiello氏から明かされていますが、現在の所マルチプレイに関する情報は全く謎に包まれたままでした。そんな中、Electronic Artsが9月中に本作のマルチプレイに関する情報を発表するとThat Videogame Blogが報じました。
噂ではNecromorph達と人間勢力に分かれ戦う事になるとされるDead Space 2のマルチプレイ、一体どのような物が登場するのか、続報あり次第改めてお知らせいたします。
海外情報サイトのTech Reportが現在Nvidiaとビデオカード市場を二分するATI Radeonブランドから長年愛されたATIの名前が外され、今後は新たにAMDの名前が冠される事になったと報じました。
AMDは2006年にATI社を54億ドル規模で買収し、以降ATI Radeonブランドの人気は上昇しNvidia製品と文字通り二分するシェアを実現したのはご存じの通りです。今回の商標統合により”ATI Radeon”と”ATI FirePro”はAMDマークを冠した”Radeon”と”FirePro”とシンプルに変更され、さらなるブランド強化を図っていく模様です。
AMDがTech Reportに伝えた所によると、現在グラフィックスカードビジネスがちょうどロール上にある事をリブランドの良いタイミングだとし、年末に掛けて様々なクラスの製品を投入する事によってライバルであるNvidiaに対する勝利を確実な物にしたいとの事。
AMDが自社で行った調査では様々なビデオカードについて知識が豊富な消費者ほどRadeonの名前を認知しており、彼らがさらにAMDを好んでいる傾向にあるとの結果が出ているそうで、この結果を元にしたブランド統合はより良い物になると考えている事を示唆しています。
なお、Radeon HD 5000シリーズを含めた既存の製品のリネームは行われず、今年後半にAMD Radeonブランドの最初の製品が投入される予定です。
年末に登場するとされる消費電力が5.5wという低電力の”Bobcat”CPUとRadeon GPUの統合ユニットである”Ontario”APU(Accelerated Proccessing Unit)は40nmプロセスで製造が進められており、2011年前半にはクアッドPhenom IIクラスのCPUに、より強力なGPUを組み合わせた”Llano”APUの登場も予定されています。今回のリブランドはGPUのみならず本格的なAPU登場への布石も兼ねた物であるのかもしれません。
先日GameStopにガイドブックがリスト入りした事で存在が噂されていた「Borderlands」のGOTYエディションですが、昨晩Gearboxの公式TwitterがGOTYエディションをアナウンス、現在開発が進められている最新DLC”Claptrap’s New Robot Revolution”を含めた4つのDLCとボーナスマップを含み、Xbox 360とPS3、PCで10月にリリースされます。
Gearboxは9月3日からシアトルで開催されるゲームイベントPAX Primeにて、小説”World War Z”のゲーム化タイトル”Z-Day”か、それともエイリアンフランチャイズの”Aliens: Colonial Marines”か、もしくは”Duke Nukem Forever”かとも噂される大きな発表も控えており、Claptrap’s New Robot Revolutionの内容も含め、様々な情報が登場すると考えられます。続報をお楽しみに!
2004年から毎年モントリオールで開催されている国際的なゲームイベントMontreal International Games Summit(以下:MIGS)、今年は11月8日と9日にHilton Bonaventureホテルにて開催される予定のMIGSですが、本日公式サイトにてキーノートの講演者リストが発表、先日Atari 2600向けのHaloを発表し、かつてはマイクロソフトのVPとして初期のXboxプロジェクトに大きく貢献し、Xboxの産みの親の1人でもあるEd Fries氏が登場、Atari 2600とハードウェアの制限をベースに”美”について講演をする事が明らかになりました。
かつてXboxを生み出したEd Fries氏は2004年にマイクロソフトを去って以来、FireAnt社を起業、その後FireAnt社はSOEによって買収、物理演算シミュレートを行うAGEIA等と関係した後、現在は自身が熱心なプレイヤーでもあるWorld of Warcraftのフィギュアを作成するFigure Printsを起ち上げ、プレイヤー達の3Dモデルをフィギュア化するサービスを運営しています。なお、氏が作成したHalo 2600はcodemysticsにて公開されており、実際にプレイが可能です。
さらにインディスタジオとして注目を集める2D BOYの創設者であるRon Carmel氏も登壇、独立デベロッパのビデオゲーム開発に関する重要なステップについて講演を行います。
この他にゲームデザインや戦略的なマーケティングなどを専門に手掛けるFuzbiのディレクタDavid Edery氏が、成長中の市場で成功する方法とデジタル流通のライフサイクルについて講演。
また、ビジュアルエフェクトやゲームデザインのスクールGnomonのCEOを務めるAlex Alvarez氏は成人に対するゲームのアート教育における重要性を講演、さらにソーシャルゲームのTOPグループデベロッパとして知られるPlaydomのデザイナScott Jon Siegel氏はカジュアルゲーム開発の現場における成功の概念の定義について講演を行います。
さらに現在Rock Band 3の開発を進めているHarmonixの開発者Ryan Challinor氏が従来のコントローラーを用いないゲーム開発のプロセスに関する講演も行われるとの事で、どうやら今年のMIGSも非常に興味深い講演が多く用意されている模様です。
Telltaleが開発を手掛けている新生Sam & Maxシリーズのシーズン3「Sam & Max: The Devil’s Playhouse」の最終エピソード”The City that Dares Not Sleep”がいよいよ8月30日にPCとMacでリリースされます。
フリーランスの警察として暮らすサムとマックスの凸凹コンビが可愛らしい新シーズンでは、マックスが古代のアーティファクトから超能力を手に入れて、銀河系の支配を企むゴリラ宇宙人やら不気味な神様やら地底人やらが登場し、マックスは脳みそ盗まれるは、サムには大量のドッペルゲンガーが登場するわで、なかなか大変な事になっています。
最終エピソードではスリリングなツイストが加えられたシナリオで、ショッキングな結末を迎える旨が記されており、映像にはマックスが……巨大化した邪悪なジャイアントマックスの姿が!そんな変わるかねwww
シーズン3では全2作と比べゲームシステム等、大幅な進化を果たしており、なんだか気がついたらもう最終エピソードとなってしまった今回のSam & Max、マックスはTelltaleの発表が控える謎の新作にも登場しますが、やはり次の本編を速やかに進めて欲しい所!なお、PS3版は北米で8月31日、ヨーロッパで9月1日から利用可能になります。
先日開発が完了し、認可フェーズへと移行した事をお知らせした「Fallout: New Vegas」、エンディング後のフリープレイが無い事なども明らかになった本作に、DLCのリリースが計画されている事が明らかになりました。
これはBethBlogで新たに始められたポッドキャストにて本作のシニアプロデューサーを務めるJason Bergman氏がすでにDLCの開発が進められている事を明らかにした物(該当箇所は開始2分30秒あたり)。氏は発表もそう遠くない事を明らかにしており、続報が待たれます。
さらに先日ESRBによるレーティング審査も通過、本作が17歳以上を対象にしたMレーティングである事が明らかになりました。その中に興味深い一文が記されており、New Vegasに多数登場するロボットの中に性的なサービスを行うセクサロイドが存在している事が明らかになりました。
ESRBによると直接的な描写は行われていないものの、そういった行為を示唆するテキストが実際にESRBの概要には記されています。前作でも自分の事を人間と勘違いする程に精巧なアンドロイドが登場しており、今回も人間とロボットの新しい関係性が描かれる事となりそうです。
さらに1UPにはObsidianのCEOを務めるFeargus Urquhart氏がインタビューに登場、様々な質問に応え、Fallout: New Vegasのデザインコンセプトや大きな自由度についてアピール、本作をFallout 3の単なる拡張でも続編でも無く、GTA3に対するGrand Theft Auto: Vice Cityの様な存在だと説明、60時間を超えるゲームプレイが可能な本作のボリューム感を強調しています。
Funcomがモントリオールに新設したスタジオが中心に開発を進めている新作MMO「The Secret World」、巨額の損失や大規模のレイオフに苦しむFuncomですが、先日開催されたgamescomに本作がクローズド出展され、久しぶりの続報が登場しました。
今回のデモでは本作に登場するプレイアブル3つの秘密結社の内”Templar”(テンプル騎士団)勢力にスポットが当てられ、彼らの拠点となるロンドンのステージを中心に戦闘やプレイの様子が収められています。
また、新しいスクリーンショットにアートワークなども公開、ほとんどが今回登場したロンドン拠点や街並を描いた物ですが、その中にどう見ても日本のステージと思われる1枚のスクリーンショットが登場しています。イメージにはキオスクが描かれ、スポーツ報知やDOS/V Power Report誌が売られており、「未成年ことができない喫煙」や「酒アラート:歳以上だけ18年で飲む過度の飲酒の~」など愉快な不思議日本語が記されているのが確認出来ます。これまで日本については一切触れられていなかっただけに詳細が気になる所。
その他のアートワークは相変わらず素晴らしい物で、スクリーンショットも見応えのある物が並んではいますが、映像を見る限り……まだまだリリースまでの道乗りは長そう且つ厳しい状況にある事が窺えます。しかしビジネス的な状況も苦しい中、今年のgamescomに本作と併せて出展した対戦アクションゲームの”Bloodline Champions”はもうベータテストも開催されリリースも現実的な物として見えてきた意欲的なタイトルです。Funcomには幸運にも新興デベロッパから転がり込んだタイトルでなんとか持ちこたえて頂いて、The Secret Worldを頑張って完成させて欲しい所。Funcomがんばってええええ!
マイスターSid Meier氏率いるFiraxisが開発を進めているシリーズ最新作「Civilization V」、以前からアナウンスされていたデモが本作の北米リリース日と同じ9月21日に登場する事が公式サイトにて発表されました。
Firaxisは今回の発表において、以前にローンチ前にデモリリースを行う事をアナウンスしていた事について触れ、当初計画していたスケジュールでデモ版の開発が完了しなかった事を謝罪しています。現在はSteamで予約が可能な本作ですが、同じ2Kタイトルで先日リリースされたMAFIA IIでは販売時に地域制限と思われるトラブルが発生しています。国内でも多くのプレイヤーが待ち望むタイトルだけに、スムースなリリースが行われる事を期待したい所です。
昨年UbisoftのKevin Shortt氏がその存在を示唆し、つい先日には本格的な開発が進められている事が再び噂に囁かれているシリーズ最新作の「Far Cry 3」ですが、新たにスウェーデンの小売業者Webhallenと、同じく小売業者GAMEのスウェーデンサイトにFar Cry 3がリスト入りしている事が発見されました。
Webhallenにはコレクターズエディションの存在も記されており、一方GAMEでは予め噂と断りつつも本作の概要が掲載されており、再びゲームの舞台がアフリカになりさらに大きな世界が用意されている事、そして様々な要素をプロシージャル生成する事で話題になったDuniaエンジンの最新版が用いられている事が記されています。
なお価格はコレクターズエディションが999スウェーデン・クローナ(約11,600円)通常版が499スウェーデン・クローナ(約5,800円)と記されており、両サイト共に2010年リリースとの記載が認められます。
数週間前にマイクロソフトが運用する検索エンジンBingにおいて「Call of Duty: Black Ops」のマルチプレイベータの広告が発見され話題となっていましたが、つい先日からGoogleの広告にも同様の内容の物が表示される様になりました。
ベータテストに関する情報はこれまで全くアナウンスされていませんが、広告の文面には9月1日開始のXbox 360用のマルチプレイベータテストのサインアップを促す内容が記されており、Activisionとマイクロソフト間で交わされている2012年まで各種コンテンツが他プラットフォームに先行する契約にベータテストも含まれている可能性が考えられます。
現在広告のリンク先はWorld at Warのベータテストで使用されたurlとなっており、Call of Dutyシリーズのメインサイトにリダイレクトされています。9月1日に公開されるマルチプレイトレイラーの完全版で何らかの公式アナウンスが行われるか、続報に期待です。
ポーランドのデベロッパCDProjektが開発を進めている期待の続編「The Witcher 2: Assassins of Kings」、今回は前作で用いられたAurora Engineから内製の新エンジンによるタイトルとなり、これまで明らかにされてきたトレイラーや情報等からは映像表現を始め、ゲーム自体のスケールもかなり大きくパワーアップした印象を受ける物となっています。
先日開催されたgamescomでは新しく登場した2レベルのデモンストレーションが行われ、ゲラルトがミッションを進めていく通常ミッションとエピックな戦闘の様子が窺えるボスモンスターとの戦いが提示されました。今回はその2つのデモンストレーションを収めた映像をお届け、さらにデモンストレーションから明らかにされた本作の新要素をまとめてお知らせいたします。
1つ目のデモ映像には実際のプレイデモの前に本作の新要素に関するパネルが表示され、エンジン周りの情報や前作とのボリューム比較などと共に、何やら前作からの引き継ぎが可能と思わせる内容なども見受けられます。さらに新エンジンはゲーム開発の統合環境として開発が進められてきた事が判る要素が記されており、ロードスクリーンの数などからも本エンジンのモダンさが窺い知れる内容となっています。またデモなどで確認でき、各メディアからも指摘を受けた不自然なモーションやフェイシャルについては今後改善が進められる事が明らかにされています。各要素の詳細は以下でご確認下さい。
■ 前作との比較
- オープニングは1種類から3種類に増加(前作のEndingに絡む?)
- エンディングは3種類から16種類に増加
- カットシーンは53分の130シーンから150分の256シーンに増加
- 鎧の種類が5種類から30種に増加、さらにアイテムを利用した強化も可能に
- Signs(魔法)の種類は5種から6種へ
- ロードスクリーンが約700枚から4枚に減少(ロードの頻度が減る事を示唆か)
■ 新エンジンについて
- 20人のプログラマが3年掛けて開発を行った
- 素晴らしくパワフル且つ、直感的なエンジン
- ノンリニアなRPGを開発可能
- 鎧の種類が5種類から30種に増加、さらにアイテムを利用した強化も可能に
- プリレンダ映像と競合可能なレベルの表現が可能
■ 新エンジンのメインツールとサブシステム
- ダイアログ ディレクター
- ダイアログ エディタ
- カットシーン編集
- ゲームオブジェクト ビルダー
- ワールド ビルダー
- テンプレート エディタ
- コミュニティ プランナー
- ストリーミング セットアップツール
- 各種3Dツール用エクスポーター
- テラン(地形)エディタ
- マテリアルエディタ
- スクリプトエディタ
- ゲームカメラ エディタ
- アセットブラウザ
- 探索及び移動ツール
- 植物生成ツール
- クエストビルダー
- Havoc Physics統合ツール
- キャラクタービルダー
- 環境エフェクトエディタ
- スクリプトデバッガ
- SFX配置ツール
1993年のLucasArtsからリリースされたSam & Max Hit the Roadに始まり、現在はTelltale Gameが手掛ける後期新シリーズも好評なサムとマックスの凸凹コンビによるアドベンチャーSam & Maxシリーズですが、先ほど登場した今週のGTTVにてTelltale Gameの新作タイトルのティザー映像が公開されました。
ティザー映像に映るキャラクターのシルエットには……Sam & Maxシリーズのマックスに加え、なんとTeam Fortress 2のヘビー、そしてPAXでお馴染みPenny ArcadeのTycho、さらにflashアニメのHomestar Runnerシリーズのキャラクターとして知られるStrong Badらしき姿が描かれており、一体どんなクロスオーバーが行われるのか非常に気になるタイトルとなっています。
なお、詳細は9月2日に発表されるとの事、続報あり次第改めてお知らせいたします。
先日gamescomのEAプレスカンファレンスにてデモンストレーションが行われたPeople Can Flyが開発を手掛ける「Bulletstorm」ですが、昨晩このデモ映像に本作のプロデューサーを務めるTanya Jessen嬢によるコメンタリーが追加された映像が公開されました。
映像にはある意味銃より強いんじゃ……とも思えるキック!そしてグラップルビームの活用方法や強力な4バレルショットガンなども描かれ、gamescom会場でもあまりの巨大さに観客の度肝を抜いたヘカトンの登場が確認できます。
また、Gamersydeにはwmvとmp4、aviフォーマットのさらなる高画質映像ファイルが公開されていますので、よりリアルなディテールで映像を楽しみたい方はDLしてみてはいかがでしょうか。
歴史的なローンチからはや1ヶ月、世界中のプレイヤーが熱狂しているBlizzardの新作「StarCraft II: Wings of Liberty」ですが、9月中頃にバグfixや追加機能、バランス調整などが行われる1.1パッチが登場する事が公式blogにてアナウンスされました。
アナウンスには1.1パッチの概要が記されており、追加のMOD機能、エディタの改善とバグfix、カスタムゲームの改善、NVIDIAの立体視技術”3D Vision”への対応、そして全てのリージョンに向けてホットキーオプションを改善、左利きプレイヤー用のオプションも登場する事が明らかになりました。
そしてバランス調整では破壊されたユニットが視界を残さなくなり、視界から消えた敵はターゲット出来なくなった事が記されており、Desert Oasisマップに破壊可能な岩が加えられ、マップ中央のwatchtowerエリアが狭くなったとの事。さらに各種族の変更点の概要は次の様になっています。
現在Blizzardは、様々なスキルレベルにおいてGatewayとZealotを組み合わせたラッシュが強力で、かつGatewayが小さい事から相手プレイヤーがZealotラッシュを回避し警戒する為に索敵を必要以上に行う必要があると考えており、ラッシュの弱体化を考慮している事が記されています。
具体的にはZealotのビルド時間が33秒から38秒に増加、Warpgateのクールダウンも23秒から28秒に増加される予定で、WarpGateとChrono boostの組み合わせによる多種族よりも少し早いmineralの算出にも手を入れたいとの事。
TerranではReaperの対Zerg能力が想定していたよりも高いとの理由で、ビルド時間が40秒から45秒に増加する事が決定したとの事。Blizzardは早い段階でのReaperとBunkerの組み合わせ、或いはMarineとBunkerの組み合わせによる対Zergラッシュが完全にZergを封じ込めるには至らないものの、問題があるとして、Bunkerの建設時間も30秒から35秒に増加される事が記されています。
またBlizzardはSiege Tankはゲームの中盤から後半戦において、敵地上ユニットに対して優勢すぎると評価、非装甲の軽ユニットがSiege Tankに対して有効である事を望んでいる旨を述べ、Siegeモードのダメージを50から35に下げ、装甲ユニットに追加15ダメージに変更、さらにダメージアップグレードの効果を+5から+3に下げ、装甲ユニットに2ダメージ追加へと変更、これにより非装甲の軽ユニットにおけるSiege Tankからのダメージが軽減される事になります。
また、現状のBattlecruiserは地上から有効なカウンターが存在せず、多くのユニットに対して強力である事が挙げられており、製造が簡単ではないものの、コストに対していささか強力であると評価、地上ユニットに対するダメージが10から8に低下させる予定である事が明らかにされています。
ZergはUltraliskにSiege TankやBattlecruiserと同様な変更が加えられる事が記されており、対装甲ユニットに対するダメージが25から20に減少、対建造物のダメージボーナスが無くなり、通常攻撃のダメージが適用される事になります。
今年5月にとある映画監督がfacebookにて「Half-Life」の映画化に取り組んでいる事をうっかりばらしてしまい、ValveのボスGabe Newell氏がキレた事件がありましたが、この件の事を指したかどうかPC GameのインタビューにてHalf-Life映画について妥協するつもりは無いとゲイブ自らが発言しました。
ゲイブは初代Half-Lifeのリリース以降、ハリウッドとの対話が何度か行われた事を明かし、彼らが彼らの思い思いに作りあげた物語は最悪最低の物だったと回想。彼らはゲームを良いゲームにした”何か”、或いは作品がどのようにファンを作り上げていったかを理解出来なかったと辛辣な評価を下しています。
あまりに酷い状況が続いた末、とうとう社内ではValveが出来るベストは映画を作らない事か、自分達で作る事にするかのどちらかだとの意見まで出る状態になった事を明らかにしています。
またゲイブはサム・ライミ監督を迎えたWorld of Warcraftを大きく評価しつつも、上述と同じ事を考えているようで、Blizzardが自ら製作するWorld of Warcraftを見て見たいと発言しています。なお、ゲイブは81年の死霊のはらわた以来のサム・ライミファンである事、そしてWoWプレイヤーでもある事を明らかにしています。
ゲームの映画化がトレンドとも言える程乱発される昨今ですが、粗製乱造ぶりが目立つ事も事実です。凡作に身をやつしたフリーマン博士を見たいファンは一人も居ないはず、今後も妥協しないまま映画化が実現される事を期待したいと思います。がんばれゲイブ!
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