これまで何度かお知らせしてきたInfinity WardとActivision、Respawn EntertainmentとElectronic Arts関連のニュースですが、人材の流出が止まらないInfinity Wardから、昨晩さらに5名のスタッフが同社を去った事が明らかになりました。今回の離職者はシニアデザイナー等を含む以下の方達となっています。なお、今回の5名の行き先についてはまだ明らかになっていません。
- Mohammad Alavi氏 – シニアデザイナー ※ No Russianミッションのデザイナー
- Chad Grenier氏 – シニアデザイナー
- Brent McLeod氏 – シニアデザイナー
- Chris Lambert氏 – プログラマー
- Jason McCord氏 – プログラマー
Infinity Ward内部の状況についてはActivisionの役員などからInfinity Wardへの待遇の良さをアピールするような動きも見られ、なんとか被害を最小限に食い止めたいActivisionの意向が見受けられますが、新しい人材はいくらでも見つかるという風な旨の発言も見られたりと、もはや決壊は防ぎきれない状況となっている様に感じます。
皮肉な事に先日は史上最も成功したエンターテインメントローンチとしてギネスに認定されたModern Warfare 2ですが、今後のInfinity WardとModern Warfareシリーズがどうなってしまうのか心配な所です。これまでのお知らせでかなり情報が煩雑になっていますので、以下にこれまでの状況をリストにまとめました。まとめたリストからは改めて事態の深刻さが浮き彫りになっています。
■ これまでに判明している離職者:13名
- Vince Zampella氏 – Infinity Ward創設者:Respawnを設立
- Jason West氏 – Infinity Ward創設者:Respawnを設立
- Todd Alderman氏 – リードデザイナー:Respawnへ移籍
- Mackey McCandlish氏 – リードデザイナー:Respawnへ移籍
- Steve Fukuda氏 – リードデザイナー
- Zied Reike氏 – リードデザイナー
- Francesco Gigliotti氏 – リードエンジニア
- Chris Cherubini氏 – リードアーティスト:Respawnへ移籍
- Paul Messerly氏 – リードキャラクターアニメーター:Respawnへ移籍
- Mark Grigsby氏 – リードアニメーター:Respawnへ移籍
- Bruce Ferriz氏 – シニアアニメーター:Big Red Button Entertainmentへ移籍
- Jon Shiring氏 – プログラマー:Respawnへ移籍
- Rayme Vinson氏 – プログラマー:Respawnへ移籍
■ 4月24日追加離職者:5名
- Mohammad Alavi氏 – シニアデザイナー
- Chad Grenier氏 – シニアデザイナー
- Brent McLeod氏 – シニアデザイナー
- Chris Lambert氏 – プログラマー
- Jason McCord氏 – プログラマー
Blizzardが今後のタイトルの成否を託す新生Battle.netと共に開発中の「StarCraft II」、現在クローズドのマルチプレイベータテストを開催中の本作ですが、先日メディア向けにシングルプレイのデモンストレーションが行われたようです。海外ではNDAが解禁されたのかStarCraft IIに関する映像やプレビュー情報が大量に発表されています。
今回デモが行われたのは導入部分ではなくキャンペーン途中の物と思われる3種類の”Welcome to the Jungle”と”The Dig”、そして”Whispers of Doom”と銘打たれたシングルプレイヤーレベルで、この3種には前作でよく見られた”前線を築いて攻撃せよ”的なステージとは少し異なる、特徴的なミッションが垣間見られるステージが選ばれているようです。さらに初心者プレイヤーが学習するためにオフラインのチャレンジモードが用意されている事が明らかになっています。
最初のレベルは序盤のミッションらしき物で、プロトスを制圧しながら資源となるガスのノードを支配下に治めGoliathをアンロックするレベル”Welcome to the Jungle”です。ここではStarCraft IIのキャンペーンらしいSCVの護衛と資源の輸送、索敵など基本的な内容で構成されている事が判ります。
2つめのレベルはSiege Tankをフューチャーしたミッション”The Dig”で、アーティファクトを求めてプロトスの古い寺院へアクセスする内容となっています。ミッションには打ち捨てられた巨大な採鉱用のレーザーユニットが登場し、派手な演出を見せてくれます。
3つめのキャンペーン”Whispers of Doom”ではカットシーン映像も公開されています。テランパートの主人公であるJim RaynorとダークテンプラーのZeratulが登場し、ケリガンが死んだらしいとの会話が行われ、ストーリーの鍵となりそうなZeratulの記憶が納められたデバイスを手渡される様子が描かれています。ちなみに映像ではケリガンが?!なんだってー的な感じの展開になってはいますが、すでに声優のキャストが決まっているので生死については安心して良さそうです。
このミッションは以前お知らせしたプロトスのミニキャンペーンとなっており、Zeratulから手渡されたデバイスの記憶を辿る目的でZeratulをプレイヤーキャラクターにしてZergで溢れる洞窟を進むステルスミッションの様なレベルになっています。
さらに今回明らかになった要素として、プロトスの遺物とザーグのDNAを収集してパワーアップを行うという物があります。これは以前のビルドから存在していた様ですが、今回の新ビルドではパワーアップの効果が選択式になっており、タレット搭載のバンカーかユニット所持数の増加、コマンドセンターからSCVを一度に2機生産する機能かガスの自動採取スキル、新しいユニットかそれとも既存ユニットの強化か、などなかなか悩ましい選択肢が用意されている模様です。
これは初心者プレイヤーが本作の学習をする目的で作成されたモードで、bronzeとsilverそしてgoldと3種類の難易度が用意されており、業績とも連携しています。今回のデモンストレーションでは2種類のチャレンジモードが確認された模様です。
1つ目は限られたユニットで敵の激しいウェーブを防ぐという物で、敵ユニットにはプロトスが登場しています。各ユニットの長所を活かし戦略を練る必要があったようで、デモに挑戦した記者は5回トライしてもgoldの取得が出来なかった事を明かしています。
2つ目はマップに5部隊がバラバラに配置されたプロトスの小隊を、限られた時間の中で出来るだけ多く破壊するという物。ここでは複数の部隊を同時に管理する事が必要とされ、マルチプレイでは必須となる並行処理やショートカットによる部隊のコントロールを学ぶ事が出来るようです。
突然大量に噴出したシングルプレイの情報ですが、パッケージや国別のサービス内容などリリースに関する情報も多く登場し始め、今年前半リリースの姿勢を崩さないBlizzardの強い意志が感じられます。いよいよプレイできる事が現実に見え始めたStarCraft II、登場が楽しみでなりません。
今回ご紹介するのはJohn Freeman氏が制作したゲームミュージックの4択クイズSampla(※ このリンク先でプレイ可能)です。割と古めなタイトルの曲が多いので難易度はかなり高い様に感じます。スコアはオンライン集計されランキングにも参加できるので我こそは!という方は是非チャレンジを。
登場する懐かしいタイトルはPC原人やら初代ドラキュラやらゼルダやら……果てはエキサイトバイクまで!ちなみに筆者は1020点でした……難しかった……。
Crysis 2の開発を進めているCrytekが自社のマルチプラットフォーム開発対応のエンジン「CryEngine 3」を3.1にバージョンアップした事を明らかにしました。新しい要素として巨大テクスチャの必要性を抑えるブレンドシェーダーと、リソース管理に役立つビジュアルバジェットが追加されています。さらに以下の様な改良が加えられています。
- 新しいphysicsエンジン
- リアルタイムライティングを支援するLight Propagation Volumes
- プロシージャル・デフォメーション
- イレイディアンボリューム
- physics駆動のアニメーション
- アセットブラウザの調整
- トラックビューのオーバーホール
- AnimGraph 1.5の追加
先日F.E.A.R. 3のイメージをいち早く登場させたスペインのゲーム情報紙が最新号で「Call of Duty 7」らしき何かを表紙にしている事が明らかになりました。これは同雑誌のメール内容から明らかになったもので、最新号は5月14日に発売されます。
今回の表紙が本物であれば、Treyarchが開発中とされるCall of Dutyはシリーズに大きな変化をもたらす物であるのかもしれません。画像からはお馴染みのロゴではないモダンなフォントを使用したロゴタイプに、アメリカ海兵隊のモットーである”Always Faithful”(いつでも忠実)にも似た”Semper Fidelis“という言葉が記されています。これはアメリカ海軍がAlways Faithfulを声を上げる際に口語体として使われるSemper Fi!の正確な言葉で”忠誠”という意味になります。そしてシルエットに映し出されたM-16には銃剣が……
もしかしてこの騒動の中、これまでのシリーズで使い続けてきたロゴマークから大きな変化をもたらす事になるのか?そして”Semper Fidelis”が今回のタイトルを示しているのか(以前の噂ではCall of Duty: Black Ops)、さらに数回お届けしてきた謎の暗号サイトも第三弾の暗号が登場しています。Infinity Wardに纏わる騒動に揺れるCall of Dutyに何が起こるのか、続報をお楽しみに。
この画像はいよいよ配信となったLeft 4 Dead 2のダウンロードコンテンツ「The Passing」に登場する、とあるバスルームの壁に書かれた落書きです。良く見ると……フランク・ウエストの名が!どうやらデッドライジングのフランクさんが迷い込んでオーティスに宛てて何やらメッセージを残していった様子です。
Otis,
Out of film,no helicopter.
Zombies are too fast.
Not going to make it.
-Frank Westオーティスへ
フィルムは無くなったし、ヘリコプターもねえ
ゾンビ共は速すぎるし
そっちに行けそうもないわ
-フランク・ウエスト
どうやら開発中の続編を示唆するような内容に思えますが、気の利いた演出に両タイトルのファンには嬉しいカメオ出演となりました。
UPDATE:4月23日12:50
Infinity Wardでリードデザイナーを務めていたMackey McCandlish氏がRespawn Entertainmentへの移籍を自身のFacebook上で明らかにしました。これでInfinity WardからRespawn Entertainmentへ移籍者は新たに7名となりました。
※ 以下、アップデート前の本文となります。
ベテランの人材流出が大きく報じられるInfinity Wardですが、既に退社が明らかになっているかつてのリード達を含めた6名が、前Infinity WardのボスJason West氏とVince Zampella氏が新たに立ち上げたRespawn Entertainmentへ移籍した事がTwitterやLinkedInのプロフィール等から明らかになりました。
- リードデザイナー:Todd Alderman氏
- リードアーティスト:Chris Cherubini氏
- リードアニメーター:Mark Grigsby氏
- リードキャラクターアニメーター:Paul Messerly氏
- プログラマー:Jon Shiring氏とRayme Vinson氏
リードデザイナーを務めていたTodd Alderman氏を始め、Chris Cherubini氏、Mark Grigsby氏、Paul Messerly氏の4名はLinkedInのプロフィールページにてRespawnへの在籍が既に記載されており、プログラマーのRayme Vinson氏は自身のFacebookにて、Respawnへの移籍を発言、Jon Shiring氏は自身のTwitterでRespawnへの参加を示唆する発言(現在は削除されています)を行っています。
なお、今回Respawnへの移籍が明らかになった6名はInfinity Ward時代とほぼ同じ役割で業務を進めていくようです。残る退職者の行く先や現在内部の復興が進められているInfinity Wardの動向など、まだしばらく激しい動きは収まりそうにありません。
既にビッグシスターなど第1弾のトイが発売済みの「Bioshock 2」のNecaフィギュア達ですが、第2弾が近く登場する事が明らかになりました。今回はRosieバージョンのビッグダディに、トミーガンとマスクを付属したLadysmithスプライサー、そしてリトルシスターとエレノアちゃんのセット!さらにキュートなつぎはぎドールもSubject Deltaモデルが登場、可愛い……。ちなみに登場な夏に予定されているとの事です。
Crytekで「Crysis 2」のアニメーションデザイナーを務めるLuke Kelly氏がCrysisのファンサイトMycrysisのインタビューに応じ、Crysis 2の開発や自身の経歴について語り、メタルギアソリッド4から大きなインスピレーションを受けていると明かしました。
Kelly氏はMGS4の素晴らしさとしてプロダクションの価値、バランスの取れたゲームプレイ、環境や個性などを挙げており、多くのゲームがこれらの特質のいくつかを持つものの、全てを合わせ持つタイトルはとても希少であると、MGS4の素晴らしさを説いています。
果たしてCrysis 2がアニメーションにおいてMGS4を上回るような素晴らしいタイトルに仕上がるか、一見マッチしないこの両タイトルをアニメーションという視点で比べてみるのも面白そうです。
Bioshockの開発で知られるKen Levine氏率いるIrrational Games(旧2K Boston)のTwitterから、同社が複数の職種を募集している事が明らかになりました。
募集されているのは上級品質保証テスター 、PRマネジャー、プログラマー、マルチプレイヤーレベルデザイナー、レベルデザイナー、レベルビルダーの6職種となっています。プログラマーの欄には物理演算、オーディオやグラフィックス、アニメーション関連の他にAIやマルチスレッド、SPUプログラミングなどが必要とされています。さらにPS3での開発者を特に希望している事も記されています。
さらにマルチプレイヤーの募集ではBioshockにマルチプレイが搭載されていなかった事を明記した上で、経験豊富な実務経験者を募集しています。
先日の「XCOM」のアナウンスにより新IPの制作に取り組んでいる事が判明したIrrational Games、現在は”Project Icarus”と名付けられたシュータータイトルが既にプリプロに突入したとも噂されており、動向が気になるところです。
昨年末のメガ年末商戦で大きな勝利を納めた「Modern Warfare 2」、賞レースでは奮わなかったものの、ある種ゲームの歴史上もっとも異色でスキャンダラスな、そして異端児とも言える特種なタイトルになったように感じます。
ホリデーシーズンに行われたローンチでは初日に4億160万ドルの売り上げを達成し娯楽メディアにおける新しい記録を打ち立てました。出荷量についてはハリー・ポッターの最終巻とダークナイトのチケットを上回る事が出来なかったものの、ゲーム産業に止まらない娯楽産業の記録を多く築きました。
そんなModern Warfare 2のローンチが「これまでで最も成功したエンターテインメントのローンチ」であるとギネスブックが公式サイトで宣言しました。
しかし、この栄誉をInfinity Wardで喜ぶべき人達が多く欠けている事を思うと残念でなりません。ゲームの方は新DLCもリリースされまだまだ活発ですが、一方でInfinity Ward周辺のビジネスの状況やゲームの内容について、今も尚熱く議論される機会が見受けられます。こういった有象無象を含みつつ、どんなゲームとも違う異様な存在感を放つModern Warfare 2とは一体何だったのか?そういった事を考えてみる良い機会かもしれません。
現在クローズドのベータテストが開催中の「StarCraft II」、次回のアップデートでマップエディタが登場する事が明らかになり、Mac版のクライアントも近く登場する事がアナウンスされ、順調にテストは進んでいる様子が見受けられます。
ベータテストへの参加については何度か追加キーが発行されたものの、まだプレイヤーの数は限られており、外れた方はプレイしたくて居ても立ってもいられない状況が続いている事と思いますが、新たに(そして確実に)ベータテストへ参加できる方法をGameStopが用意してくれました。
これはプレオーダーでStarCraft IIを購入するとベータコードが貰えるという物。レシートを店舗で受け取る方法に加えて、メールでの受け取りも用意されているので国内からでも安心して予約できそうです。
なお依然今年前半リリースの姿勢を崩さないBlizzardですが、正式なリリース日が数週間の内に発表される予定となっています。先日には100ドルの豪華なコレクターズエディションも登場した本作、韓国で18歳以上対象とされたレーティング問題がスケジュールに影響を与えないか心配されている所でもありますが、なんとかスムースなローンチを果たして欲しい所です。
色々愉快なファンメイドムービーやエクストリームなあれこれをご紹介してきた当サイトですが、今回の作品はこれまでご紹介した中でも最低(褒めてます)な物だと思います。ストリートファイターのキャラクター達がみんな同じ高校にかよっていたら……そんな妄想を爆発させた物、10分と比較的長い作品ですが最後まで突っ込み所が多すぎて書ききれないので、その目で見てご確認下さい。
とりあえずリュウとケンの戦闘シーン(2分あたり)と恐ろしく低クオリティなジュリ(3分30秒あたり)、必見です!実写で波動拳や昇竜拳使ったらああなるのか……びっくりだよ!
運営や開発が非常に難しいとされる版権物のMMOを二つも手掛けているデベロッパのTurbine、Atariとの関係でもDDOの権利絡みで訴訟問題に至るトラブルが発生していました。そんなTurbineがなんとWarner Bros.Home Entertainment Groupに買収された事が明らかになりました。
DCフランチャイズでのゲーム分野での成功するためIP管理を大きく強化しているワーナー・ブラザーズであれば、LotroやDDOの権利問題でユーザーが余計な心配をする必要がなくなるかもしれません。なお両社の関係は2008年の数百万ドルにおよぶ融資に始まっています。
近年ワーナー・ブラザーズはDCブランドとして大成功を収めたBatman: Arkham Asylumを開発したRocksteadyやMonolith、TT Gamesといった有力デベロッパを続々と買収しており、今回のTurbine買収でさらに指輪物語のゲームタイトルも手に入れた事になります。
なお、ワーナー・ブラザーズはPS Moveの発表に際して「Lord of the Rings Aragorn’s Quest」を対応タイトルとしてリリースする事をアナウンスしています。
現在Kane & Lynch 2: Dog Daysの8月リリースに向けて開発も大詰めを迎えているであろうIO interactiveですが、先日DevelopがSquare Enix EuropeのCEOを務めるPhil Rogers氏にインタビューを行ったところ、IOが現在もう一つのタイトル開発を進めている事が明らかになりました。
Phil Rogers氏はIOが現在複数のプロジェクトに従事している事を明らかにし、それがHitman 5であるかとの問いに対し「もちろんHitman以外の何も期待しないでしょう」と語り、IOとHitmanが密接な関係にある事を明らかにしています。
Hitmanの最新作については出自の明らかでないティザー映像が流出し存在が噂されていました。さらにIOではなくBatman: Arkham Asylumで大成功を収めたRocksteadyがHitmanの開発にあたるとも囁かれていましたが、Eidosの生涯プレジデントであるリビングストン御大が自らこの噂を否定、HitmanはいつもIOのベイビーだと今回のPhil Rogers氏と同様にHitmanとIOの関係の深さを強く示しています。
先日には200名いた従業員の18%に及ぶ35%のレイオフを敢行したIOですが、御大の言うとおり代わりが効くタイプのデベロッパで無い事は確かです。Kane & Lynch 2: Dog Daysを無事成功させて、満を持して47の凱旋を迎えて欲しい所です。
先月の最初にナスダックから上場廃止の警告が出されたMajesco、8月末までに1ドル回復のお達しを突き付けられた同社でしたが、なんとかこれは回避し一安心でした。とはいえ株式が上場基準を割り込みそうな状況が続いている現実は避けがたく、なんと同社はアメリカのカリスマ主婦”マーサ・スチュアート”を担ぎ出してソーシャルゲームタイトルの開発を進めている事が発表されました。
※MajescoはDSでリリースされているクッキングママシリーズなどで知られるカジュアルタイトルを多く手掛けるパブリッシャーです。
MajescoとMartha Stewart Living Omnimediaの間に取り交わされた合意には”インタラクティブなコンピューターゲーム”の開発が記されており、”マーサ・スチュアート”ブランドが築き上げた膨大なライフスタイル関係のプロダクトがべースになったタイトルが開発される物と思われます。
今回の提携についてマーサ・スチュアート氏は「女性は、ますますソーシャルゲームに没頭しています」と発言、さらに多くの顧客に喜んで受け入れられる事を確信していると続けています。
近年叫ばれるゲーム依存の問題など、各国で大きな社会問題と認識されるソーシャルゲームを含む近年のカジュアルタイトルですが、今回の提携が安易に”マーサ・スチュアート+ Farmville的な何か = ドル!”の様な物に成りはしないか……懸念される所です。
私たちは現実社会やネットの中で人気ゲームタイトルが思いもしないような方法で利用されるシーンを見かける事がしばしばあります。時には合法的に、時には思いっきりアウトだったりとその姿は本当に様々ですが、ご存じ「Call of Duty」がまさか教会の礼拝に使われるとは夢にも思いませんでした。どんな内容なんだろう……。
これはケンタッキー州の西部の都市ルイビルの教会で行われるイベントを宣伝する為の広告で、なんと壁全体にこれが描かれているとの事。どんなだよ!中央の土嚢の中に鎮座するアウト!な感じのイメージにはCall of Duty: Sermon Seriesと記されており、これが何らかの説話をしかもシリーズで……行っている物である事を物語っています。
ネタとしては愉快なオモシロ写真と取る事もできますが、ここに書かれたCall of Dutyのイメージは、その内容からやはりInfinity WardのModern Warfareシリーズを想起せずにはいられません。Infinity Wardの騒動を含めModern Warfare 2というタイトルが持つ意味、ただ山ほど売れた続編タイトルという事に止まらない本作の特殊性を良くも悪くも象徴した一枚だと感じています。それにしても……どんな内容なのか気になる!
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