昨日はついにEidosを統べるイアン・リビングストン御大が旧作へのリスペクトと共に”価値のあるタイトル”だと言及したDeus Exシリーズ復活作「Deus Ex: Human Revolution」、正式なリリース日の発表が待たれる本作ですが、本日物語に関連すると思われる企業”Sarif Industries“のバイラルサイトがオープンしている事が判りました。
Sarif Industriesとはサイボーグ技術を研究する企業で、若干語弊はありますが日本語にすると”サリフ重工”といった所でしょうか。サイトでは会社案内等と共に、同社の商品であるカーボンナノチューブを利用した人工筋肉や人口眼球、脳に直接装着する事で反応性など増幅させるサイボーグ技術が紹介されており、ナノマシン登場以前のサイボーグ技術によるオーグメンテーションがメインとなる今作のパワーアップの雰囲気を知る事が出来ます。
また、どうやら閲覧者はこの”サイトをハッキングしている”設定で見ている事になっており、恐らく本編のプレイに登場するであろうハッキングのミニゲームを楽しむ事が出来ます。また、これにより幾つかのご褒美も用意されているので、興味の有る方は是非チャレンジしてみて下さい。
なお、Sarif Industriesのサイトには創業者を始め企業理念や株価の動き、近年のトピックスなどに至るまで細かな解説が掲載されており、本編に関係するであろう設定が様々隠されている様子です。コンテンツにはまだロックされたページもあり、素晴らしく洗練された雰囲気も併せ、今後の展開に期待が高まります。
以前、凄まじくオシャレでゴージャスなBungie新スタジオの様子を映像でお届けしましたが、本日新たに海外情報サイトのBleeding EdgeがBungieのスタジオツアーの映像を公開、前回よりもたっぷりと、楽しそうなスタジオの様子が収められています。
今回スタジオを案内してくれるのはBungieでライターとコミュニティ開発を務めるEric Osborne氏、映像には休憩室で卓球を楽しむスタッフや、同室におかれた対戦可能な状態のストリートファイターシリーズ3セット(3rdとZERO3、スパ4)、さらに以前には見られなかったHaloに登場する様々な武器のレプリカ(なぜか日本刀まで)が山ほど飾られており、楽しそうな物は楽しそうな場所から生まれてくるんだなぁと感じさせる豊かな内容になっています。
また、小規模なシアターや賑やかなテストプレイ室、通路に飾られたHalo関連の装備に加え、これまで手掛けたタイトルのポスター(ONI!)なども映像では確認でき、遂に次回作のリークイメージも登場したBungieの動向にますます期待が高まります。
2005年にCivilization IVのテーマ曲として作られたChristopher Tin氏の”Baba Yetu”が、なんと世界で最も権威ある音楽賞として知られるグラミー賞にノミネートされた事が明らかになりました。
キリスト教の主の祈りをスワヒリ語に訳した歌詞と、賛美歌の様な楽曲の組み合わせはCivilization IVの象徴的な音楽としてファンに愛されるだけでなく、多くの聖歌隊や合唱団などがBaba Yetuを歌う事で世界中にその広がりを見せていました。
今回のノミネートはBaba Yetuを収録したChristopher Tin氏のデビューアルバム”Calling All Dawns”のリリースから選ばれた物で、グラミー賞にゲーム音楽がノミネートされるのはこれが初めての事となります。なお、ノミネート部門は”Best Instrumental Arrangement Accompanying Vocalists”(ボーカリストを伴うベスト・インストゥルメンタル・アレンジメント部門)となります。
今年の第53回グラミー賞は2月13日に開催、ゲームプレイ本編にひけをとらない中毒曲として知られるBaba Yetuは果たして蓄音機トロフィーを得る事ができるか、続報に期待!です。
2011年5月リリース予定のRed Factionシリーズ最新作「Red Faction: Armageddon」、前作Guerrillaから半世紀後の火星が舞台となるArmageddonではエンジンの拡張によるパワーアップに加え、懐かしい地下エリアも復活する事がこれまでに報じられていました。
そんな本作のビデオプレビューが公開、Armageddonのリードレベルデザイナーを務めるJaneson Durall氏が登場し様々な新要素について解説を加えています。また映像の後半ではTHQ Digital Warringtonが開発を手掛けているダウンロードタイトル”Red Faction: Battlegrounds”の紹介も行われています。
また、Red FactionシリーズのTV映画「Red Faction: Origins」が来年3月に放送予定である事をお知らせしていましたが、本日THQのボスDanny BilsonのTwitterから本作品の上映が5月に延期された事が明らかになっています。
以前発表されたXbox 360とPS3版「Call of Duty: Black Ops」に用意された修正予定リストに比べ、修正内容に若干の遅れが見られていたPC版ですが、昨日公式フォーラムにPC版の新たな修正/改善作業中リストが登場、ビデオカード向けのパフォーマンス調整や2コアCPU向けのスレッド処理の改善が盛り込まれ、コンソールで修正予定の内容も多く含む作業リストとなっています。
作業中リストの詳細は以下からご確認下さい。
- ロード時間の間にシェーダーを作成するオプションを追加、これによりマップの新しいエリアを最初に描画する際にいくつかのビデオカードで発生していた”引っかかり”を修正
- 不完全なサーバブラウザ結果を改善
- クイックマッチの検索結果を改善
- /connectを追加
- /reconnectを追加
- 2コアCPUを搭載したコンピューターでのスレッディングパフォーマンスの改善
- あるコンピューター構成で発生するランダムフリーズを修正
- 予約スロットを9に増加
- 不利なスポーン発生していたスポーンシステムの改善
- 週間/月間スコアボードのキル/デス/アシストのステータスリポートを正確な物に
- コンバットトレーニング下でまれにkillstreakセレクトが無効になる不具合を修正
- Arrayマップ:プレイヤーのめり込みが見られた樹木へのコリジョン(衝突判定)を追加
- Launchマップ:B3エリアのロケット基地付近に存在する、見えない棚へのジャンプを無効にするコリジョンの追加
- Summitマップ:カスタムゲーム時にプレイヤーが戦闘地域外へジャンプする事を無効にするコリジョンの追加
- Havanaマップ:C2エリアにある見えない棚の上へのジャンプを防ぐコリジョンの追加
- Nuketownマップ:プレイヤーがリスポーン時にマネキンの頭上に現れる事を修正
- Launchマップ:プレイヤーが特定の場所へジャンプする事でロケットの台座より下に存在するプレイエリア外の小さな足場にアクセス出来た事をブロック
- Launchマップ:プレイヤーが伏せた状態で移動する事でドミネーションのAフラッグ近くの特定の排気口ジオメトリ内に移動できた事をブロック
- 武器アタッチメントのチャレンジがプレステージ後にリセットされていないケースを修正
- One in the Chamberモードで2人のプレイヤーしか存在しない場合はレーダー走査の機能を停止
- Villaマップ:B2ゾーンの岩をすり抜けて反対サイドで通り抜けられる事を修正
- Crisisマップ:A3とB3ゾーンにあるLVTをすり抜けて反対サイドで通り抜けられる事を修正
- ケアパッケージグリッチを修正
昨日発表された先週のXbox Live利用率でも首位をキープ、大きな盛り上がりを見せている「Call of Duty: Black Ops」ですが、今作ではメニュー画面でマルチプレイに関する統計結果がティッカー表示され、常に新しい情報がプッシュされています。
昨日Black Opsの情報を取り扱うCall of Duty Black Ops Blogにて前述の統計情報まとめが公開、なかなかにカオスな事になっている驚愕の内容が明らかになりました。
- Black Opsのプレイヤーが発射した弾丸の数は2180億発
- Black Opsのプレイ時間累計は1万5232年
- バックスタブ(背後からナイフ)で殺されたプレイヤーの数は2354万8521人
- Black Opsの死亡者数は世界人口の70%近い約47億、その内9億7100万プレイヤーはKillstreakで殺された
- 爆発により大破した車両の数は1億9673万9319台に上る
- Black Opsのプレイヤーが走った距離の累計は地球2万5700周分
- 34万5234人のプレイヤーが盗んだ銃器により盗まれたプレイヤーを再度キルした
- Crossbow Boltが放たれた累計飛距離は26万2344マイル(約42万2201km:地球10周分程度)
- 1200万本の旗がキャプチャーされた
- 67億のダミーがトレーニングモードで殺された
- Contractで支払われたCoDポイントは2008億1133万111ポイント
- 8900万人のプレイヤーがWager Matche(掛け試合)で負けた
- シェアされたケアパッケージの数は2400万コンテナ
- 130万のクランタグがリジェクトされた
- 119万3221人のバックスタブを狙う途中のプレイヤーがバックスタブで殺された
先日はついに限定版の詳細やボックスアートも登場したシリーズ復活作「Deus Ex: Human Revolution」ですが、Eidosのライフプレジデントを務めるイアン・リビングストン御大がEurogamerのインタビューに登場、遂にDeus Ex: Human Revolutionの仕上がりについて言及しました。
御大は本作が全く以て長い開発期間を擁したタイトルだったと振り返り、「しかしこれは十分に待つ価値のある物だ」と評価しました。
そして、この新作が遺産によるプロダクトだと表現、10年も前にIon Stormでウォーレン・スペクター氏が手掛けたDeus Exは驚くべきゲームで著しい量の遺産だとオリジナルを高く評価、PC ZoneがDeux Exをオールタイムベストの作品に選んでいる事も強調しています。
そして御大はこの素晴らしい作品を知る多くの聴衆を失望させず、Deus Exが持つポテンシャルを実現させる為に多くの時間が必要だったと語っています。
インタビューではこの他にも、虎の子であるIOのKane & Lynch 2についてや、設立18年目を迎えるGames Workshopの事、そしてスティーブ・ジャクソンとジョン・ピークの2人の友人に加えゲイリー・ガイギャックスの事などにも触れ、子供達とドリームキャストのバーチャルテニスを楽しんでいる事や、iPhoneでAngry Birdsをプレイするなど、今も元気に多くのゲームを楽しんでいる事が伝えられています。
BioShock 2を手掛け、現在は”XCOM”の開発にも携わっている「2K Marin」(※ XCOMに携わっているのは2K Marin内のオーストラリアチーム)ですが、新たにGamasutraの求人ページにて未発表のマルチプラットフォームタイトルのネットワークプログラマーを募集している事が明らかになりました。
募集要項にはこの未発表タイトルがUnreal Engine 3を利用したタイトルである事、現在はプリプロの段階にある事、マッチメイキングやロビー、DLCに関わるサーバサイドの業務や、マルチプレイシステムの開発が要求されている事、そしてFPSとRPGタイトルの経験がある開発者を求めている事などが記載されています。
BioShock 2以降、2K Marinの本体に目立った動きが見られない状態が続いていましたが、次期タイトルの開発は水面下でしっかりと進められている模様です。
2011年4月27日から公開予定のマーベル映画新作「Thor」(国内ではマイティ・ソー)、これまでのマーベル映画やキャプテン・アメリカと同様にThorもセガからゲーム化タイトルが映画公開に併せリリースされます。また、これまで”Thor: The Video Game”としてお知らせしてきた本作でしたが、新たにタイトルが「Thor: God of Thunder」へと変更されました。
そんなThor: God of Thunderに映画の主演を務めるソー役のクリス・ヘムズワースと、宇宙レベルの苛烈な兄弟喧嘩を繰り広げる兄ロキを演じるトム・ヒドルストンがボイスアクトとして登場する事が明らかになりました。
この発表に併せて遂にスクリーンショットも公開、一先ずソーがクリス・ヘムズワースにそっくりな事だけは間違い無い様子。なお最後のイメージはWii版のスクリーンショットと思われます。
今月11日に開催されるVGA、年末の大イベントに相応しいサプライズが多く待ち受けている本イベントですが、これまで3枚の内2枚のイメージが登場(※ 登場済みの2枚は下に掲載)してきた何らかのティザーイメージの3枚目がEurogamerに掲載、Murder Your Makerと書かれた文字からActivisionの新作ティザーに関連するタイトルである事が明らかになりました。
また、イメージには3枚目である事を示す”3 of 3″の文字、さらに”We’re here to help!”(私たちは助ける為にここにいます)”Don’t ever leave the green zone!”(常に安全な地帯から離れないで下さい)とのメッセージが記され、子供の手を握る軍人のシルエットが描かれています。
海外情報サイト界隈ではActivisionの新作ティザーサイトに記され”Murder Your Maker”の文言と後ろ姿の人物から2009年の6月にリリースされた「Prototype」の続編ではないかとも噂されており、あと10日余りと迫った発表に期待が高まります。
なお、これまで3枚のイメージの内、1枚目はLeft 4 Deadタイトルではと噂され(その後バイオハザードとの関連も示唆)、2枚目はバイオハザード新作とも騒がれた事は記憶に新しい所。これら3枚はそれぞれ別タイトルを示しているのか、こちらも発表が待ち遠しい所です。
また、昨晩お馴染みGeoff Keighley氏がBioWare新作やHalo: Reachに纏わる何らかのティザー映像を公開しましたが、現在国内からはIPによる制限が掛けられている模様で閲覧できない状態が続いています。映像が見つかり次第改めて掲載いたします。
昨日アリゾナ州スコッツデールにて開催されたCredit Suisse 2010 Annual Technology Conference(※ クレディ・スイスの金融技術カンファレンス)にElectronic Artsの財務責任者Eric Brown氏が登壇、近年のパブリッシャービジネスに纏わるダウンロードコンテンツやマイクロトランザクションの重要性をアピールしました。
Brown氏は同社の成長を促す動力となっている商品が追加コンテンツの為のダウンロード販売である事を述べ、これには基本無料プレイタイトルにおけるマイクロトランザクションからの収入も含むと語りました。
氏は具体的にPlayfish、Xbox 360とPS3向けのマップパックなどを挙げており、Battlefield: Bad Company 2におけるデジタル販売が約3000万ドルの利益を生んだと強調、現在7億5000万ドルの経常利益がデジタル販売の利益の元にあると、その重要性を明らかにしています。
なおBrown氏は今後FPSシューターでのPC版クライアントのデジタル販売に注目していると発言、基本無料プレイタイトルの新作となったBattlefield Play4Freeのリリース時にも強調していた通り、今後EAのデジタル販売強化は長期的なビジネスを見据えた展開を迎える事となりそうです。
DCコミックからリリースされているAssassin’s Creedのコミック「Assassin’s Creed: The Fall」、1巻目が既に11月に発売された本作ですが、本日Ubiworkshopが2巻目のSneak Peakとして1ページを公開しました。
The Fallは現代のキャラクターDaniel Crossとその祖先でロシアのアサシンNikolai Orelovを巡るシリーズでお馴染みの構造を持った物語となっており、2巻ではOrelovがシベリアのテンプル騎士団研究施設を攻撃、ツングースカ大爆発に関わる事件が描かれる事となります。
また、UbiworkshopはAssassin’s Creedのアートブック”Carte Blanche”に掲載されるアートワーク2点を新たに公開、今回の2点はWill Murai氏とSeedSeven氏が手掛けたアートワークである事が記されています。
この映像はフランスでインタラクティブメディアやゲームの開発を教えるENJMINの卒業制作として学生グループにより開発された紙飛行機ゲーム「PaperPlane」のトレーラーです。なお本作はMilthon Awards 2010にて学生部門の最優秀賞を受賞したとの事。
thatgamecompanyのFloweryにも似た本作はフランスらしいアーティスティックなテイストでUnityエンジンを利用して開発が行われており、Xbox 360コントローラーを利用して(一応キーボードでも実行は可能)シンプルな操作でゲームを楽しむ事が可能です。
子供の頃に遊んだ紙飛行機を思わせるプレイの内容に加え、メニュー画面として機能する木の上に立てられた子供の秘密基地の様な小さな部屋には子供の絵日記が用意されており、プレイによりその中身が豊かに変化していきます。プレイにXbox 360コントローラーが必須である事が全てのプレイヤーにお勧めしにくい部分ではありますが、印象的な音楽を含め、卒業制作作品とは思えない不思議な魅力を持つタイトルとなっています。
UPDATE:12月2日17:15
以前より海外サイトを含め本サイトでもCrysis 2のシナリオを手掛けてきたとお伝えしてきたPeter Watts氏ですが、実際には今年の4月9日にElectronic Artsのプレスリリースにより発表されたリチャード・モーガン氏が正式なライターであり、Peter Watts氏自身がblogでCrysis 2のシナリオを手掛けていないと明記していた事をクライシスまにあ様のご指摘により確認しました。
どうやらCrysis関連の制作に取り組んでいた事が明言されていたPeter Watts氏と12月の逮捕、3月の裁判過程で有罪判決が下される可能性が強まったことに加えて、4月9日にElectronic Artsがリチャード・モーガン氏の起用を発表した流れが混乱の元となっていた模様で、現在も一部海外サイトなどではPeter Watts氏が脚本に携わっているとの掲載が見られます。
Peter Watts氏本人が明言していた箇所を見落とし、不正確な情報をお伝えしてしまい大変申し訳ございません。以下は、Update前の本文を上記の内容に合わせ調整を加えた物となります。
昨年12月に「Crysis 2」のシナリオとアートコンサルタントを手掛けていると報じられていたヒューゴー賞作家Peter Watts氏がカナダ国境近くで連邦警察職員に暴力を振るったとして逮捕、FBIとWatts氏の言い分が大きく違い、Watts氏は全く謂われのない不当な逮捕だとして無罪である事を主張していましたが、その後4月に有罪判決を受けるに至った事をお知らせしました。
その後、今年の4月9日にElectronic ArtsがCrysis 2のシナリオをタケシ・コヴァッチシリーズの“オルタード・カーボン”でフィリップ・K・ディック記念賞を受賞したイギリスのSF作家リチャード・モーガン氏が担当する事を正式に発表、Crysis 2の脚本は前述のPeter Watts氏ではなく、リチャード・モーガン氏である事が明らかになりました。
そんな中、本日Del Rey BooksがPeter Watts氏の新作ノベライズとしてCrysis 2の小説「Crysis: Legion」のリリースを発表、Peter Watts氏が手掛けていたのがCrysis 2の小説版だった事が明らかになりました。なお、本作の物語はCrysis 2がベースになったもので、エイリアンの来襲により人類に伝染病が蔓延、侵略を受けるニューヨークを舞台に戦うナノスーツ兵士を描いた内容となっており、小説のリリースは2011年3月との事。
CryEngineによるリッチな映像技術に大きな注目が集まる本作ですが、著名作家が担当した今作の物語にも注目です。
先日は豪華な限定版と意欲的な通常版の存在が明らかになった期待の続編「The Witcher 2: Assassins of Kings」、本日この様々な特典を用意したコレクターズエディションと通常版にあたるプレミアムエディションのプレオーダーを促すトレーラーが公開されました。
また、兼ねてから厳しいDRMによって正規プレイヤーが被害を被る事に否定的な姿勢を見せていたCD Projektは前述の発表に併せ、本作をDRMフリーのタイトルとしてリリースする事を発表し、大きな注目を集めました。
先日このDRMフリーに関係する著作権侵害への対策についてCD ProjektがEurogamerのインタビューにて言及、多くの大国に暮らす人々に対して、違法ダウンロードを行う場合、それを行った事を告げ支払いを促す書面を法的な根拠の元に送る事が出来ると語り、ユーザー達に違法ダウンロードを控える様訴えました。
Eurogamerはこれに対しISPによる追跡や現行犯、そもそもの間違いなどの可能性も含め対応が難しい物である事を指摘、しかしCD Projektはそれも加味した上で著作権を侵害するユーザー達をきっぱりと止めさせるには、こういった類の強行な手段が必要である事を強調しています。
近年頻発するDRMのトラブルを回避する為に不採用を決断したCD Projekt、業界全体でも著作権侵害に対応するための莫大な予算が投じられている事は大手各社を始め様々な局面で報じられており、いたちごっこが繰り返されています。
そもそもの問題をシンプルに、しかし茨と思える道を選択したCD Projekt、一部の悪意を持つゲーマーにとってDRMを持たないThe Witcher 2を違法に手に入れる事は無防備な赤ちゃんを襲うよりもたやすい事だと言えるでしょうが、それは大きく楽しみを損なう物に違いありません。状況によっては果てしない戦いとなりそうな今回のCD Projektの選択が良い結果を生み出す事が出来るか、リリース後の動向に注目です。
この映像はUbisoftのモントリオールスタジオのスタッフ達がゲーム開発のエピソードを愉快な映像作品にした”When You Become”のエピソード2「Sparkling Water for Rainbow」です。なお、出演しているほとんどのキャストが実際のモントリオールスタジオのスタッフから構成されており、映像にはインタビューやデベロッパーズダイアリーなどでも登場するスタッフ達の別の顔が垣間見られる内容になっています。
初回のエピソード1ではAssassin’s Creed: Xの企画会議でもう暗殺や戦い、憎しみに人殺し、そんなのは沢山だ!と考えたスタッフが”最もよき事”をアイデアの主軸に据え、敵に花を渡そうというアイデアの為に奮戦する不思議な動画でしたが、今回はモーションキャプチャーでの演技についてゲーマーからは見えない暗い別の側面を(愉快に)描いたおもしろ映像となっています。
エピソード2″Sparkling Water for Rainbow”はとあるRainbow Sixのモーションキャプチャーに取り組むアクターを描いた物で、内容は英語ながら見るだけである程度理解出来る判りやすい内容となっています。アグレッシブなモーキャプアクターとは対照的に素人とは思えないスタッフ達の冷め切った良い顔は必見。
さらに今回はサプライズゲストも登場、モーキャプアクターのアシスタントをオーバーアクションで熱演するのは、かつてモントリオールスタジオのCEOを務め、現在はJade Raymond氏と共にトロントスタジオでAAAタイトルや新規IPの開発に従事するYannis Mallat氏。とてもかつてのスタジオボスとは思えない熱演を見せています。
その他スタッフも含め驚く程にクオリティが高い事に加え、これを何の為に作ってるのか”一切意味が判らない”所がUbisoftの底知れ無さを感じさせる素晴らしい映像となっています。次のエピソードも楽しみ!です。
PC | PlayStation 4 | Xbox One | Wii U
PlayStation 3 | Xbox 360 | PS Vita | DS
Mobile | Movie | Rumor
Culture | lolol | Business | Other
RSS feed | About us | Contact us
かたこり( Twitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。
おこめ( Twitter ):メシが三度のメシより大好きなゲームあんまり知らないおこめ。洋ゲー勉強中。