本日お知らせしたUbiSoftの会計報告から様々なニュースが飛び出していますが、同報告の中でCEOのYves Guillemot氏は年末商戦のビッグタイトルとしてリリースした「Assassin’s Creed II」のセールスが800万本を突破した事を明らかにしました。前作が800万本を達成するのに18ヶ月必要だった事を考えると、非常に速いペースでセールスが伸びている事が判ります。さらに3月にはPC版の「Assassin’s Creed II: Director’s Cut」がリリースされる事になり、さらに売り上げは伸びていく事になりそうです。
この好調を受けてAssassin’s Creed IIはさらなるフランチャイズ展開が行われる事となり、再びEzioを主人公に据えて、舞台をテンプル騎士団の中心であるローマへと移した新作が作られる事が同氏の口から明かされました。この新作がIIIになるのか、詳細は明らかにされていませんが、恐らくAssassin’s Creed IIのフランチャイズという扱いになる物と考えられます。さらに、この新作では新たにマルチプレイに対応、近年流行のCo-opプレイもしっかり取り入れるとの事。この新要素は”革新的”な物になるとUbiは強調しています。
さらにiPhoneでもマルチプレイ用のAssassin’s Creed IIタイトルがQ4のリストに記されており、いよいよ本格的なフランチャイズ展開が姿を現してきたAssassin’s Creedシリーズ、本編の展開も含めて今後ますます重要なシリーズと成長していきそうです。
いくつか新情報が出てきているものの、なかなかベータテストとリリースに関する情報が明らかにならない「Starcraft II」ですが、今度こそベータテストのスタートが近づいているのかもしれません。昨日Blizzardが新Battle.netに関するプレビュー情報と映像を公開、その中にはいよいよベータテストのスタートが近くなってきている様子が伺える映像が登場しました。その中には”WELCOME TO THE STARCRAFT II BETA“の文字が!
この映像では、これまでも何度かお知らせした新Battle.netの概要について判りやすく解説が行われたおり、常時接続に関する事、全てのプレイヤーの為の競技性の高い場としての役割、コミュニティの高い接続性、MODサポート等について、かつてXbox Live Arcadeの責任者を務め、現在はBattle.netのディレクターを務めるGreg Canessa氏が登場し、これらの概要を語っています。
新Battle.netの詳細については当サイトで何度かその詳細をお伝えしています。記事の最後に各リンクを設けておきますので、詳しくはそちらをご確認下さい。
さらに先日Blizzardに突撃し女性モンクのコンセプトアートを副社長のChris Metzen氏からぶんどってきたTha Jace Hall Showが、次回Starcraft IIの会議にも突撃する事が明らかになりました。こちらでも新Battle.netとStarcraft IIのベータテストが話題になっており、きっとホストのJace Hall氏がたとえ相手がBlizzardであろうとも厳しくベータテストの遅れ等についてツッコミを入れる様子が拝めるのではないでしょうか。
さらに海外情報サイトinc gamersのStarcraft IIサイトには生まれ変わった”Infested Terran “の姿が登場、ブラッシュアップが進んでいる様子が確認できます。という事で、色々動きが活発になってきたと感じられるStarcraft II、いよいよリリースに向けてベータテストが動き出すか、続報に期待したい所です。以下はこれまでの新Battle.netの詳細をお届けした記事になります。今後のBlizzardの鍵を握る新サービスとなる新Battle.net、気になる方はベータテストの前に今一度復習しておいては如何でしょうか。
昨日UbiSoftが第3四半期(2009年10月1日~12月31日)の会計報告を発表(※ PDFが開きます)、Q3の売り上げが前年より2.7%落ち、4億9500万ユーロ(6億7900万ドル、約610億円)だった事が明らかになりました。UbiSoftのCEOを務めるYves Guillemot氏は今期の売り上げ減少について、昨年後半から相次いで行われた各プラットフォームの値下げが「遅すぎた」と発言しており、この遅れにより積極性に欠けた動きが今回の結果に繋がったと考えているようです。
Guillemot氏は今後のプランについても明らかにし、昨日発表されたGhost Recon: Future Soldierも含め、少なくとも7つのフランチャイズタイトルのローンチが進められているとの事。すでに「Splinter Cell Conviction」と「Driver」、「Prince of Persia The Forgotten Sands」、次の「Assassin’s Creed」が進められている事は明らかになっており、残り二つの存在が気になる所。
さらに2010年にあと2種類の新IPが発表される事も明らかにされています。新IPの一つは発表済みの「R.U.S.E.」なので、未発表の新IPがまだ一つ残っている事になります。さらに5つのオンラインゲームが用意されている事も明かされており、若い女の子層に向けたソーシャル仮想世界タイトル「Imagine Town」や「Might & Magic Heroes Kingdoms」、さらには「Trackmania 2」のローンチが控えており、既に運営が開始されたオンラインポータルサービスの「Uplay」とPCタイトル向けの新しい著作権侵害対策ツールなどが主力のサービスとなっていく様です。
さらにカジュアルゲームに向けの戦略として、ヨーロッパにおける「Just Dance」の大成功をベースにしたWii向けのカジュアルゲームのローンチ、NatalとPS3モーションコントローラ向けにもいくつかのタイトルが準備が進められている事が記載されています。さらに先日のElectronic Artsの会計報告でも見られたのと同様にUbiSoftもFacebook等のソーシャルサービス上のタイトルも用意していく旨が併せて記されています。
会計報告のPDFには地域とプラットフォーム別の売り上げを占める割合の推移などが付け加えられており、北米でのセールスが伸びている事、DSのセールスが下がり、PS3の割合が増えている事等が見て取れます。さらに、第4四半期にリリースされるタイトルも記されています。報告の内容をまとめると詳細は次の様になっています。
- Anno 1404: Venice add-on (PC)
- Anno Dawn of Discovery: The Harbor (iPhone)
- Assassin’s Creed II: Director’s Cut Edition (PC)
- Assassin’s Creed II: Discovery (iPhone)
- Assassin’s Creed II: Multiplayer (iPhone)
- Best Friends Tonight (DS)
- Boot Camp Academy (Wii)
- Battle of Giants: Mutant Insects (DS)
- Hello Kitty Puzzle Party (PSP)
- Imagine Gymnast (DS)
- Imagine Reporter (DSi)
- Imagine Sweet 16 (DS)
- Might and Magic Clash of Heroes (DS)
- No More Heroes 2: Desperate Struggle (Wii)
- Raquet Sports (Wii)
- Red Steel 2 (Wii)
- The Settlers 7: Paths to a Kingdom (PC)
- Silent Hunter 5: Battle of the Atlantic (PC, iPhone)
昨日はビークルの紹介をお届けした「Battlefield: Bad Company 2」、今日は武器とガジェットをまとめてお届けいたします。なんと全62種類!アタッチメントの詳細がまだ不明なので単純な比較は難しいですが、種類だけで比較すればModern Warfare 2を越えそうな量を揃えてきました。(MW2がプライマリとセカンダリ、グレネード、ガジェット等を合わせて56種)
用意されているのはお馴染みの武器からマニアックな浪漫武器までかなり色とりどりで、それぞれにいくつかのアタッチメントも用意されている事からかなり選びがいがありそうです。リストはアサルトライフル、ガジェット、ライトマシンガン、第二次世界大戦の武器、ピストル、ショットガン、スナイパーライフル、サブマシンガンの8カテゴリに分けて掲載してあります。
昨日UbiSoftが発表したGhost Reconシリーズ最新作「Ghost Recon: Future Soldier」、その名が示す通りの最先端の軍事技術が盛り込まれたFPSタイトルになるとの事ですが、そのテイストが感じられるティザートレーラーが公開されました。さらに昨晩UbiSoftの会計報告会があり、同社CEOのYves Guillemot氏が本作の対応プラットフォームがPS3、Xbox 360、PCに加えてWii、PSP、DSにも対応する事を発表しました。
今回発表された映像にはロシアの映像やアフガニスタンの国境付近、サウジアラビアの様子、そしてアメリカのニミッツ級航空母艦のロナルド・レーガンの映像に、ノルウェーやベルリンの文字も確認できます。さらに光学迷彩らしき兵士の姿も登場し今作が現在の最先端技術を用いた近代戦である事が色濃く映し出されています。Ghost Reconシリーズらしい国際情勢をリアルに反映した渋いテイストに期待が高まります。
本日Electronic Artsの会計報告からリリース予定のタイトルリストをお知らせしましたが、これも未発表タイトル?とも考えられそうな怪しげなリーク画像が出てきました。海外の情報サイトGamersmintにメールで届いたとされるこの画像は「Sim City World」と名付けられていたそうで、送信主からはこれがSim City 5のリーク画像である事が記されていたそうです。さらに画像にはsimcityworld.comの文字列があったそうで(リーク画像のお約束でぼんやりして見えない)、ドメインを調べてみるとElectronic Artsが2000年に取得した物であった事が明らかになったそうです。
現在Facebook上でElectronic Artsの有力IPのタイトルが進められていると噂されていますが、それかも?などという見解も出ているようです。ソーシャルコミュニティっぽいネーミングでもあるしぴったりかもしれません。怪しすぎ!な感は否めませんが、2003年のSimCity 4以来大きな動きもなく、ウィル・ライト氏も居なくなってしまった同シリーズ、Simsがあれだけ売れてるにも関わらずスポアの失敗でレイオフ喰らったり、MaxisはSims生産工場ではない!とスポア新作もある事ですし頑張って欲しい所です。
映像を見ていただければ一目瞭然ですが、徹底的にバーチャルリアリティ的なプレイを実現した「Left 4 Dead」のプレイ映像をご紹介!これはヘッドマウントディスプレイにWii リモコン、さらにリモコンをPCで操作可能にするGlovePIEを組み合わせて実現した物で、映像ではしゃがんだりジャンプしたり、上下に頭を傾けた動作とリンクするL4Dの様子が確認できます。意外とちゃんとプレイ出来てるのが凄い。楽しそう!
Modern Warfare 2のリリースと併せて本編の登場する個性的(主に見た目が)な仲間ゴーストが主人公を務めるコミックがDC Comicsからリリースされ、すでに2巻が発売済みとなっています。今月の2月17日に3巻目が発売される事が明らかになりましたが、その内容がなかなか面白い事になっています。
3巻のあらすじによると、デンマークとマヤ人が聖域の城を襲撃、女王を救うには一足遅かった!城は多くの怪物と戦士で溢れている!といった感じなんですが、何事だろう……これは。全く意味がわからん!何故突然ファンタジーに……。4巻の予告には「ゴーストは現実世界に戻ってきた!」と言う事でメキシコの任務に話は移る様子。どうやらちょっとあちらの世界に出張してきた様子です。大丈夫かゴースト、なんかキメたりしてないかな……。
ちなみに1巻はウクライナのLysychanskを舞台にゴーストがなぜ骸骨マークのバラクラバを着用するに至ったか、仲間の裏切りや、テロリストとの戦い、そして2-2空軍特殊部隊からタスクフォースへと身の置き場を移したゴーストの過去がサスペンス色たっぷりに描かれて大変渋いお話になっています。Modern Warfare 2本編でのあれこれも考えるとなんかもうほんとにゴースト頑張れ!と応援したくなる展開……3巻がとても楽しみです!
物語の導入がなんと第二次世界大戦中の日本からスタートする事が明らかになった「Battlefield: Bad Company 2」、さらに先日メンバー限定の戦術サイトもオープンし、いよいよ打倒Modern Warfare 2を掲げた本作のリリースに向けた猛攻が始まるようです。
すでに海外ではBFBC2に登場する様々な要素が明らかになり始めています。今日はそんな中から新たに姿を現した全14種類のビークルをまとめてお届けします。BF2から復活したジェットスキーを始めアイスクリーム屋さんみたいなVodnik、さらには豊富に用意された戦闘ヘリまでバリエーション豊かに揃っています!
ロシア製で高い機動性を持ち、12.7mmマシンガンを備える4人乗り車両。対戦車地雷に弱いので注意。
昨年11月にPCとXbox 360でリリースされたValveの「Left 4 Dead 2」、昨日パブリッシャーを務めるEAのCEO John Riccitello氏が同作の年末商戦四半期の販売本数が世界的に290万本を上回る見込みである事を明らかにしました。
なお、この発表に2010年の売り上げ本数は含まれておらず、さらにスチームでの販売本数も含まれていないと考えられており、Left 4 Dead 2がかなりの好セールスを上げている事が裏付けられる結果となっています。
かつてウォーレン・スペクター氏が手掛けたDeus Exシリーズ、最新作として2007年に発表されたDeus Ex 3はEidos Montrealとスクウェア・エニックスが開発を手掛ける大作として多くのファンの期待を集めています。なかなか具体的な内容が聞こえてこなかった本作ですが、そろそろ動きが出てくるのかもしれません。昨日ヨーロッパでの商標登録を取り扱う欧州共同体商標意匠庁(OHIM)から本作の正式タイトルと思われる「Deus Ex: Human Revolution」の名前が発見されました。
登録内容からはDeus Ex: Human Revolutionが噂通りPCとコンソールのマルチプラットフォームタイトルの可能性事が高い事が読み取れます。登録は2010年2月5日となっており、何らか具体的な準備が進められている事に期待が高まります。
シリーズ最新作となる今作の舞台は2027年のデトロイト・上海・モントリオール(その他に二つの都市があるとされる)、初代Deus Exの25年前が描かれるとされています。この時期にはナノテクノロジーはまだ開発されておらず、機械的なオーグメントがキャラクター改造の特徴となり、さらに分隊管理も盛り込まれたチームアクションである事などもこれまで話題に上っています。物語はオーグメントを扱う企業のセキュリティ責任者である主人公Adam Jensenを中心に企業に関わる策略に始まり、オリジナルのUNATCO結成に至る物語が描かれるとされています。
魅力的なストーリーに人物、世界観で未だに多くのファンを魅了するDeus Exシリーズですが、果たしてフランチャイズ再生となるか「Thief 4」の存在と合わせて大きく期待の高まる所です。
昨晩Electronic Artsの第3四半期の会計報告が行われ、発表から今年度のQ3の結果が8200万ドル(約73億円)の損失を計上した事が明らかになりました。しかしこれは昨年度Q3の5億5900万ドル(約499億円)の損失に比べて大幅に回復をした結果と言えます。なお、2010Q3の売り上げは12億4300万ドルとなっており、売り上げ自体は昨年の16億5400万ドルから24.85%減となっています。
今回の会計報告ではQ3で好セールスだった物にソーシャルゲームを手掛けるPlayfishのFacebookタイトルが挙げられています。Playfishは昨年11月に3億ドルを掛けてEAが買収しており、早速利益率の良いコンテンツホルダーとして成長している様子です。さらにCEOのJohn Riccitiello氏はMass Effect 2が今年度最初のブロックバスターであると宣言、すでに200万本を出荷し終え、まだ伸びそうな気配が続いています。
さらにElectronic Artsは2011会計年度のタイトルリストを発表、それぞれのタイトルに関するニュースは後ほど細かくお伝えしますが、Crysis 2にDead Space 2、さらにはEAのFPSタイトルの本命であるとされるMedal of Honor、そしてDragon Ageの新作、スポアの新作、さらにスピンアウトタイトルかとも思われるMass Effect関連のタイトル、さらに未発表のエピックなシュータータイトル等、非常に層の厚いタイトルを多く抱えている事が明らかにされています。少し気になるのはBioWareのMMOタイトル「Star Wars: The Old Republic」がリスト入りしてない事でしょうか。タイトルリストの詳細は以下の様になっています。
ESRBの登録内容から本作のシングルプレイに第二次世界大戦のミッションが存在する事が明らかになりました。それによるとシングルプレイはまず第二次世界大戦下の日本の島からはじまり、いくつかの場所を経て現代へと繋がる内容になっているようです。今回のシングルキャンペーンはシリアス度が増しているとされており、どのような物語が展開されるのか今から楽しみです。
さらにElectronic Artsは昨日”Tactical Field Manual“と呼ばれる戦術マニュアルを記した専用サイトの運営を開始しました。このサイトではビークル、武器、マップそして戦術に関する最新情報が得られます。さらにこのサイトはログインに制限が設けられており、Modern WarfareシリーズをプレイしているXbox LiveユーザーとBattlefieldシリーズをプレイしているEAアカウント保持者しかログインできない様になっています。
Modern Warfare 2プレイヤーを早くも意識したプロモーション内容に、今後も用意されているであろうElectronic Artsがさらなる攻めがどのような物であるか、非常に興味深い所です。
リリースまでいよいよ秒読み段階となった期待の続編「BioShock 2」、Ken Levine氏と2K Boston(現在はIrrational Games)が手掛け歴史に残る名作となった前作ですが、続編のBioShock 2は2K Marinが中心になり、2K AustraliaとDigital Extremes、さらにArkane Studiosが参加という巨大なプロジェクトとなりました。そんな本作のディレクターを務める2K MarinのJordan Thomas氏がDestructoidに対して興味深い発言をしています。
Jordan Thomas氏によると2K MarinはBioShockのファンから大きな批判を受ける覚悟があるとの事で、前作からのファンが顔を青くするようなアイデアが盛り込まれているそうです。この内容は恐らく多くのファンの異議を促す事になると氏は考えているようですが、開発が本格化した2年前にすでにこれについて大きく決断を済ませた事を記しています。
さらに氏は「皆を喜ばせる事は出来ません」と続け、「しかし少しの共感を持って貰えれば、心動かさずに居られないような経験をあなたに見せる事ができます」と述べています。ラプチャーはそのための”場”だと氏は考えているようで、判りやすい例として同じ町を複数の点から主観的に捕らえられるサイレント・ヒルを挙げています。
いささか挑発的な語り口ではありますが、Jordan Thomas氏は自信たっぷりのようで、2K Marinが行ったのはBioShockのリブートでは無く、Irrational Gamesが産み出した偉大なエピックタイトルに続く新しい展開だと力強く述べています。いずれにしてもリリースはいよいよ明日!Jordan Thomas氏のこの発言が只のパフォーマンスかそれとも本当の問題作になってしまうのか。その真価を楽しみに待ちたいと思います。
今月3日にアフガニスタン・イスラム共和国のハーミド・カルザイ大統領がサウジアラビアのサウード王にタリバンとの和平交渉に協力を求めた事をイギリスのデイリー・テレグラフが報じました。
カルザイ政権のアフガニスタンは、先月ロンドンで行われたアフガニスタン問題国際会議においてタリバン兵の社会復帰プログラムの本格化を提案、これにより国際社会からの長期的な援助と支援が決まり自立に向けた大きな一歩を踏み出したばかりです。カルザイ大統領はこの平和に向けた動きに自国だけでは対応出来ないと判断、タリバンとの繋がりが強いサウジアラビアに協力を仰ぎ、再統合と和解を目指す事となったようです。
前置きが長くなってしまいましたが、この中でサウジに対しても先の国際会議におけるタリバン兵の社会復帰を目指すリハビリプログラムを提案、なんとこのプログラムにビデオゲームが含まれている事が明らかになりました。このプログラムには新設されたリヤド郊外のリハビリセンターが用いられ、壁には収容者達が描いた花や月明かり、海岸でひなたぼっこをするイルカ等が一面を飾り、花で満たされた場所だそうです。
さらに収容者は仕事を与えられ、結婚するための支援補助金を政府から得、さらにトヨタカローラが与えられます。こういった内容に加えて楽しいゲームなども用いられる事で新たな教化が行われるものだと思われますが、一体何のゲームがこれに用いられるのか、その詳細は明らかにされていません。少なくとも現代戦のFPS等で無い事は間違い無いのではないでしょうか。
このプログラムの内容については内外から賛否もあるようですが、プログラムに関わる心理学者Turki al-Otayan博士は「彼らはテロリストであり、それに対して与える事について批判があるが、これは私たちの責任だ」と述べています。そして「我々がこれやらなければ、アルカイダが彼らを必要とするだろう」とこのプログラムが抱えるメリットとリスクについて強く語っています。
アメリカでは兵士の育成にFPSゲームが使われ、一報でテロリストのリハビリに平和でハッピーなゲーム(恐らく……)用いられる近年のこの不可思議な状況に深い感慨を持ちますが、ゲームが果たして本当に平和をもたらす事が出来るか、一面的に語る事は難しい問題ですが今後のアフガニスタン情勢に期待を持って注目したいと思います。
イギリスの由緒ある名門ケンブリッジ大学でゲームやコミック、ハリーポッターやトワイライトに代表される若者向けの小説など、大衆向けの娯楽コンテンツの研究が新たに新設されたセンターで始められる事をBBCが報じました。
これは児童文学研究の新しい分野だそうで、実際には大草原の小さな家や不思議の国のアリスから、前述のトワイライトシリーズの様な所謂ラノベ的な物までカバーするとの事。その範囲の中にコミック、映画、ゲームも含まれる事になり、総合的な若者文化の研究が行われる様です。
この研究を担当するMaria Nikolajeva教授は「ゲームやコミックを子供の為のくだらない物だと言うのは簡単です。私たちがガラクタだと見なす物が若い人達に人気が有る場合、私たちにはなぜそれが人気なのかを知る必要があります。研究者として、そして教師として彼らが孕んでいる問題にベターなニーズを満たす物を提供できるかもしれません」と述べています。
さらにNikolajeva教授は、これらの研究が子供達だけではなく大人達にとっても重要な何かになるかもしれないと付け加えています。研究対象にされるゲームの詳細については明らかにされていませんが、近年の大学教育へのゲーム分野の大きな進出など含め、ゲームももはや文化面からの体系化が必要とされる段階を迎えた事に大きな感慨を覚えます。
先日とうとうティザートレーラーが公開されたシリーズ最新作「Fallout: New Vegas」、特集記事の一番乗りとなったPC Gamer誌に掲載された内容がさっそく明らかになりはじめました。Obsidian Entertainmentが開発を手掛ける今作はワシントンDC周辺が舞台だった前作とはうってかわって西海岸を舞台に、New California RepublicとCaesar’s Legion、そしてNew Vegasの住人達の三つ巴、さらにはお馴染みのスーパーミュータント勢も加わり物語が進められるようです。さらにロケーションや新武器や新モンスター、ストーリーに関する情報など、様々な情報が明らかになっています。
※ 未確定情報、ネタバレ等を多く含みますので閲覧にはご注意下さい。新情報はスクリーンショットの後にまとめてあります。
先日お知らせしたWorld of Warcraftの開発チームの元メンバーが立ち上げたRed 5 Studiosでのレイオフのニュースですが、実質同スタジオのコントロールを握ったと噂されたThe 9がRed 5 Studiosに投資したことを明らかにしました。ロイターの発表によると今回The 9が投資を行ったのはRed 5 Studiosと杭州で開発を行っているFire Rainの2社。Red 5への投資規模は明らかにされていませんが、Fire Rainに対する投資はなんと1億ドル(約89億円)にも上ります。
The 9のこれまでのいきさつを考えるとRed 5 Studiosへの投資も同等かこれ以上の物と考えられ、今回のこの騒ぎがRed 5にとって吉と出るか、いずれアナウンスされるMMOタイトルの詳細を心待ちにしたいと思います。
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