「Medal of Honor」に巻き起こったタリバン兵士がプレイアブルで存在する事に対する論争ですが、ついに先日イギリスのリアム・フォックス国防相が本作の国内販売中止を促す発言を行った事で事態はさらに激化の様相を呈しています。
昨晩イギリス政府はリアム・フォックス国防相の発言に対してイギリスの文化・メディア・スポーツ省(以下:DCMS)が個人的な見解であったと発表、フォックス国防相の意見に理解を示した上で、BBFCによる18歳以上レーティングに沿って売られ遊ばれるべきものであると明言しました。
さらにこの問題に対する小売店やレーティング団体などの対応も明らかになり始め、どうやらイギリス国内では通常通りに販売が行われる可能性が見え始めています。
まずイギリスのゲームレーティング審査を行うBBFCは海外ゲームメディアのCVGに対し、Medal of Honorの暴力表現はそう強い物では無いと発言、レーティングは成人向けの境界線にあり、15~18歳ラインが適当ではないかとの見解を示しました。
BBFCの広報担当は同団体のレーティング審査が慎重さを優先して18歳以上対象レーティングを与えた事を明らかにしており、他のタイトルほど強い表現ではないとして、マルチプレイでイギリス兵やアメリカ兵を撃つことが出来る現代戦や歴史上の戦争に則したゲームは多く存在し、Medal of Honorはこの点において特殊というわけでは無いと発言しています。
さらにイギリスの販売サイトShopTo.netの広報が「ShopToは全ての衝突地域で戦うイギリス兵士の勇気を全面的に支援し賞賛する」と述べ、PEGIレーティングに沿った販売を行う事を明言しました。またShopToは政府による販売禁止の決定が正式に行われれば、当然それに基づいて販売を停止する旨を述べ、フォックス国防相と同様の報告が消費者から行われた事は無いと加えています。
また、Call of Dutyシリーズの軍事アドバイザーとして知られるHank Keirsey氏もこの問題について言及、ウサマ・ビン=ラディンを指導者とする国際武装テロリストであるアルカーイダと、アフガン戦争後の内乱から生まれた武装勢力としてのタリバンを不正確に同一視させるような報道を行ってきたメディアを批判、アルカーイダがタリバンの支援を受けている可能性も踏まえた上で、タリバン兵士は軍人としての視点から見て賞賛すべき面があると主張しました。
Hank Keirsey氏はMedal of Honorが舞台としている2002年のShahi-Kot谷で行われたアルカーイダ・タリバン勢力に対する軍事行動Operation Anacondaについて、同作戦はひどい戦いだったと振り返り、その戦いは第二次世界大戦が終わった様にその戦いも終わったと発言、氏はこれら現実に起こった事や間違いをレッスンに人間は学習を行わなければならないと発言しました。
Keirsey氏はこの戦いをゲーム上に正確に再現する事で、この出来事に対する洞察を得る事が出来ればと付け加えています。
今回のイギリスDCMSの発表により騒動は鎮火の方向に向かうか、今後の動向に注目が集まるMedal of Honorのリリースは10月12日、対応プラットフォームはPS3とXbox 360、PCとなっています。
先日はPS3の存在がとても重要な位置にあるとの見解を示したValveですが、gamescomの会場でValveのErik Johnson氏がCVGに対してPS3のオープン戦略について言及、PS3向けのプロジェクトがValveにとってエキサイトな理由について、ソニーがデベロッパに対してPS3が非常にオープンなプラットフォームと感じられるよう配慮する取り組みにあると語っています。
氏は対応プラットフォームの選択肢が多い事が消費者にとって良い事だと述べ、PS3上でSteamworksが動作する事が改めてValveにとって重要で意義のある事だとの見解を示しました。
また、発売日は2011年の2月9日として発表されたものの、今の所パブリッシャについて詳細は明らかにされていないPortal 2ですが、EA PartnersのボスDavid DeMartini氏がPortal 2の販売についてValveと対話中である事を明らかにしています。
David DeMartini氏はこの件がまだ対話中である事を前置きし、Valveが常に大きなゲームを作り、ローンチも正確だと評価し、「本当にハイクオリティなパートナーだ」と発言しています。続けて氏は「Electronic ArtsがSteam上で多くのビジネスを持っていると共に、ValveはデストリビューションでEAと多くのビジネスを行います」と両者の関係性をアピールしました。
なおElectronic ArtsとValveのパートナーシップは、2005年にリリースされた初代Xbox用のHalf-Life 2から始まっており、PCとXbox 360、PS3用のOrange Box、同様にLeft 4 DeadとLeft 4 Dead 2の販売でもElectronic Artsが販売を担当しています。
Ken Levine氏率いるIrrational Gamesの新作「BioShock: Infinite」、今作では海底都市ラプチャーから空中都市コロンビアに舞台を移す驚きのタイトルになった事はこれまでにもお伝えしてきた通りですが、お披露目イベントの規模を始め登場済みのアートワークやKen Levine氏の本作に対する思想からは本作が一筋縄ではいかない深さとキャパシティを持ったタイトルである事がひしひしと感じられます。
そんな中、gamescomにも出展されたBioShock: Infiniteブースに飾られたアートワークのイメージが海外サイトで公開され、1900年前後のアメリカが有した歪んだ愛国者精神やアメリカ例外主義を形作った信仰や神性への希求の一端が感じられる興味深い内容が描かれています。
Ken Levine氏は発表以降、メディアへの露出がかなり増えており、Irrational GamesがBioShock: Infiniteの開発に着手する前に別のタイトルのプロトタイプを開発した事などが明らかにされています。
これはgamescom会場で氏がCVGに対して語った物で、氏は前作Bioshockの開発を終えたIrrational Gamesが6ヶ月の期間を設け、BioshockがIrrationalにとって適切なタイトルで有ったかどうかを判断する為に多くのプロトタイプ開発を行ったと明かしています。ファンとしてはどんな物を手掛けていたのか気になる所ですが、氏は実際に採用する新しいコードやアイデアを指し「私たちは使う物以上に多くの物を捨てる」と発言、こういった取り組みが来るBioShock: Infiniteのクオリティへと繋がる事を示唆しています。
イギリスのゲームのセールスチャートをまとめているGfK Chart-Trackが、ActivisionのCall of Dutyシリーズタイトル「Modern Warfare 2」が任天堂の”脳を鍛える大人のDSトレーニング”の売り上げを超え、イギリスで最も売れたタイトルに輝いたと発表しました。
Modern Warfare 2はリリース以降、41週に渡ってイギリス週間セールスのTOP10にランクインし続け、その間TOP10入りを逃したのはたった3回だった事が記されています。
なお、前トップセールスタイトルだった脳トレは36ヶ月を掛け、その前の記録タイトルであるGrand Theft Auto: San Andreasのセールスを超えており、Modern Warfare 2のセールスの勢いが如何に大きな物であるかが窺えます。
今もなおTOP10に君臨し続けるModern Warfare 2、Infinity Wardの件や現在大きな騒動の渦中となっているMedal of Honorなどを鑑みるに、一体Modern Warfare 2とは何だったのか?という疑問に興味が尽きません。今後もシリーズや周辺タイトルの動向などを巻き込み、色々な意味で歴史に残るタイトルになる事は間違いなさそうです。
また、今年四月には北米におけるModern Warfare 2の販売本数がWii Playに続いて歴代のゲーム史上二番目を記録した事がNPDにより発表されています。
8月17日から21日に渡りドイツのケルンで開催されたgamescom 2010、Resistance 3のサプライズを始め多くのタイトルの発表や新作の続報が登場しました。さらにgamescomに先駆けて開催されたGDC Europeではウォーレン・スペクター氏がキーノートを務めるなど、大きな盛り上がりと共に有意義なイベントとなった印象を受けます。
そんな今年のgamescomの来場者数や来年のスケジュールが公式サイトにて発表、次回は2011年8月15~17日に掛けて開催される事が明らかになりました。また、GDC Europeの開催も同じ週に先駆けて行われる事が発表されています。
また、今年のgamescom出席者の数は25万4000人を記録し、33ヶ国から500人を超える出展者が出席した事が明らかにされ、昨年の来場者数24万5000人・出展国31ヶ国458人の出展者から5%~10%程度の成長を果たした事となりました。また25万4000人の来場者の内、18,900人が小売り関係社で、メディア関係は49ヶ国から4,400人が来場したとの事が明らかにされています。
Electronic Arts期待のFPSタイトル「Medal of Honor」、シリーズ復活と共にFPS王座奪回を狙うEAの重要タイトルの1つですが、先日明らかにされたマルチプレイモードの映像にアフガニスタン南西部のヘルマンド州を舞台に戦闘を行うタリバン兵が登場し、プレイアブルな勢力である事が判明した事から海外で大きな議論を呼んでいます。
問題は既に各国で戦争犠牲者の遺族から巻き起こる猛烈な反対や、紛争地域の予断を許さない現状などもあり、既に単なる1つのゲームを超えた複雑な問題へと変化している様相を呈しています。
さらに上述のタリバン兵と戦っているのがイギリス兵士であった事から、イギリスでも大きな問題となっており、遂にリアム・フォックス英国防相がこの問題に対して、イギリス国内の販売店に対してMedal of Honorの販売を禁止するよう要請した事が明らかになりました。
フォックス国防相は「タリバンが勢力を取り戻す行為を、誰かが容認できると考えられる事が大きなショックだ」と発言、タリバンによって父親を失った子供達や、夫を失った妻達を挙げ、うんざりで腹立たしいと語ったフォックス国防相は、イギリスのどんな市民もこのような徹底的に非イギリス的なゲームを買いたいとは思わないと述べ、イギリス軍の協力を得て、小売店にこの無意味な製品の販売を禁止するよう要求すると発言を締めています。
なお、Electronic Artsの広報担当はこの問題についてSunday Timesに対し、Medal of Honorは全ての争いには2つの側面があるという単純な事実を反映していると説明、Electronic Artsはゲーマーに対してこの両側面をプレイする機会を与える旨を述べ、子供が警察と泥棒役に別れて遊ぶ事と同じだと弁明し、Medal of Honorのマルチプレイでは誰かがタリバンで無ければならないと、必要性をアピールしています。
現実の戦争に絡む問題は非常にデリケートな問題で、中東の立場から見た時にはまた違った意見が出る事は間違いありません。直線的なモノサシで判断する事は不可能なこの問題ですが、”誰に”、”どうして”、”なぜ”、”どのように”といった製品としての根源を推し量る時、Electronic ArtsはMedal of Honorに設けたこの刺激的な内容に対して力強い説得力と、こういった事を描く先に見据えたであろう”何か”を示す必要は少なからず”有る”と言えるのではないでしょうか。
本サイトでは割とお馴染みのなんでも作ってしまうDIY精神に満ちたレシピ共有サイト”Instructables”に、なんとBatman: Arkham Asylumに登場するバットラングのレシピが登場しました。
Arkham Asylumのバットラングはこれまで多く登場した歴代バットラングに比べかなり実用性を優先したデザインになっており、今回登場したレシピではその辺りも踏まえ、スナップと折りたたみが可能な様設計されています。なお、スナップの様子は下記の映像でも確認出来ます。
レシピページではPDFファイルで解説された制作方法に、6ステップに渡って作り方が掲載、さらには必要な器具や本体素材、ネジの口径までしっかり指定してくれています。世界を1人で救ってみせる妄想にとりつかれた男プレイをエンジョイしたい腕に覚えのある方はチャレンジしてみては如何でしょうか。
10月19日の北米リリースがいよいよ近づいて来た「Fallout: New Vegas」ですが、今作では前作Fallout 3の第3弾DLC”Broken Steel”で実現されたエンディング以降のフリープレイ機能が搭載されない事が明らかになりました。
本作のディレクターを務めるJosh Sawyer氏によると、Obsidianの開発では多様なエンディングに多くの労力を費やしたそうで、かなりのバリエーションが用意されている事を語った上で、そちらに専念するあまり新しい機能を実装出来なかったと語っています。
また氏はObsidianがエンディングを決定的な物にしたいと考えている事を述べ、エンディング後のフリープレイへと取り組む声がスタジオ内で上がったものの、エンディングそのものに起こる事が優先され、プライオリティが下がった事を明かしています。PC版では前作でもDLC等の展開の登場を待たずしてMODを利用したフリープレイが可能でしたが、コンソール版は今後のDLC展開でサポートされる事になるか、リリース後に期待といった所でしょうか。
BioWareが2日前に配信した「Dragon Age II」のニュースレターから無料のインゲーム武器が貰えるキャンペーンが行われている事が明らかになりました。
これは本作の公式サイトに掲載されているFacebookの”いいね!”ボタンを押して(Facebookの登録が必要です)、BioWare Newsletterの購読を登録する事で得られる物で、先着5万名に9月中にメールにてアイテムコードが送られるとの事。なお、既にNewsletter登録済みの方はいいね!ボタンを押すだけです。
どんな武器が貰えるか詳細は明らかにされていませんが、前作でも限定アイテムには程よいバランスの便利アイテムが揃っていただけに今回も期待出来そうですね。
原点回帰を謳いシリーズ再生を担う事となったシリーズ最新作「Mortal Kombat」、gamescomにも出展された本作ですが、シリーズの製作者であるEd Boon氏が新たにコンソール版リリース後にパッチなどでのバランス調整を行う事やDLCでのキャラクター追加、さらにPC版の計画がある事を明らかにしました。
これはEd Boon氏が海外情報サイトのKotakuに語った物で、本作のリリース後にアップデート可能な様にソフトウェア側にフックを用意していると明かした氏は、前作であるMortal Kombat vs. DC Universeで無限コンボが可能だったスーパーマンを例に挙げ、この問題に多く苦しんだ事を明らかにしています。
そして氏はチームがアグレッシブなDLCをリリース後に用意していると発言、今作に登場するキャラクターの大部分が92年の初代Mortal KombatとMortal Kombat II、そしてMortal Kombat 3からk構成される事から、あまり多くの新顔に期待出来ない事を踏まえ、DLCでは4以降やオリジナルのキャラクターを作る事も視野に入れている事を示唆しました。
さらにBoon氏はPC版Mortal Kombatのリリースも示唆、ヨーロッパにはPC版の市場もあると述べた氏は、本作がUnreal Engineで開発されている事からコンソールとさほど変わらない物を作る事が可能である旨を語っています。
さて、本日のメインディッシュKitanaとCyraxの登場や新ステージが確認できるスクリーンショットと共に、もう本当にそこまでやるか……と悶絶するレベルのスプラッタプレイ映像が登場、なるほどキャラクターの内臓から骨格まで作っているとの過去の発言が言葉通りの物だった事が明らかになりました。本当にかなりの衝撃映像なので、閲覧にはくれぐれもご注意下さい。動画は続きからご確認下さ……おえ。
毎週「Halo: Reach」に関する大量の新情報が明らかにされるBungieのWeekly Updateですが、今週はgamescomでの様子や、PC/Mac版Haloを始めHalo 2など過去タイトルのプレイヤーに与えられるネームエンブレムの詳細などが明らかにされました。
その中で今作の4人Co-opが可能なキャンペーンモードにマッチメイク機能が搭載される事が明らかになりました。Halo 3のキャンペーンCo-opはフレンドの招待のみに制限されていただけに非常に嬉しい改善と言えそうです。これはQ&Aから明らかになった物で、この他に姿を消せるActive Camoの性能がベータ版からさほど変更が加えられなかった事等が明らかにされています。
また、過去タイトルのプレイ等で得られるロビー用のネームプレートエンブレムの詳細は以下の様になっています。PCとMac版Haloのプレイヤーは製品版のプロダクトキーが必要になりますので、お持ちの方は今のうちに確認しておく事をお勧めします。
- The Septagon:Bungie.netのアカウントとLiveアカウントをリンクさせる事で得られる
- The DMR:Bungieが運用するファイル共有用のストレージサービスBungie Proに映像をアップすれば得られる
- Marathon:XBLAタイトルのMarathon: Durandalを所有
- Halo 1:PC/Mac版”Halo: Combat Evolved”のプロダクトキーを入力
- Halo 2:Liveアカウント上で”Halo 2″のプレイ経験がある事
- Halo 3:Liveアカウント上で”Halo 3″のプレイ経験がある事
- Halo 3: ODST:Liveアカウント上で”Halo 3: ODST”のプレイ経験がある事
- Assault Rifle:”Halo: Reach”のベータプレイヤーに与えられる
- Spartan Helmet :詳細は発表されず現在は機密扱い
- HALO:”Halo 1″、”Halo 2″、”Halo 3″のエンブレムを解除する事で得られる
- The Star:Bungieのスタッフ用エンブレム
LucasArtsが開発を進めている「Star Wars: The Force Unleashed II」、前作に引き続きスターキラーが主人公を務める本作では、ヨーダやボバ・フェット等も登場し、正史視点からも実に興味深いタイトルとなっています。
そんな本作にデモ版が登場する事がgamescom会場にて明らかになりました。これはLucasArtsがJoystiqに語った物で、スケジュールの詳細や対応プラットフォームは公表されていませんが、10月26日のリリースに先駆けてデモ版が登場するとの事。
なお会場ではプレイアブルデモが展示されており、巨大なクローン工場を有する惑星カミーノを舞台としたステージがプレイ出来た模様。Star Wars: The Force Unleashed IIのリリースは10月26日、対応プラットフォームはPS3、Xbox 360、Wii、DS、PSP、iPhoneが予定されています。
昨日大きな盛り上がりと共に終了したgamescomのgamescom award 2010が発表、今年の最も優れたタイトルに贈られるBest of Gamescomは”Gran Turismo 5″が受賞し、さらに同作がBest Console Game賞にも選ばれた事が明らかになりました。
さらに携帯モバイルゲーム部門では5th Cell期待の続編”Super Scribblenauts”が受賞、マックスウェル君おめでとう!そして、今年の年末商戦に向けてコンソールゲームの今後を占うとも言えるハードウェアアクセサリー部門ではPS3用のモーションコントローラ”PlayStation Move”が勝利を収めました。その他各賞の詳細は以下でご確認下さい。
- Best of Gamescom: Gran Turismo 5 (SCE)
- ベスト ハードウェア アクセサリー: PlayStation Move (SCE)
- ベスト コンソール ゲーム: Gran Turismo 5 (SCE)
- ベスト 携帯/モバイル ゲーム: Super Scribblenauts (Warner Bros. Interactive Entertainment)
- ベスト Online Game: Guild Wars 2 (NCsoft)
- ベスト PCゲーム: Crysis 2 (EA/Crytek)
- ベスト ファミリーエンターテインメント: Kirby’s Epic Yarn (任天堂)
ナムコの社内チームによる開発が進められているシリーズ復活作「スプラッターハウス」、いくら何でも血だるますぎじゃないかと見てる側が心配になるほどのぐっちゃぐちゃぶりに期待が高まる本作ですが、先日gamescom用の新トレイラーが公開、88年にアーケードタイトルとしてリリースされた初代スプラッターハウスの映像も交え、大きな進化と正統な後継作としての遺伝子がたっぷり感じられる内容となっています。
さらに映像にはとうとうリック君の恋人ジェニファーも登場!ずいぶん可愛くなりましたが、初代リメイクである事を考えると何とも言い難い物が……。しかし、今回のリメイクタイトルのシナリオはジャッジ・ドレッドやプレデターを手掛けたGordon Rennie氏が手掛けており、駄目だ余計に望みが薄い。ジェニファーの運命や如何に。
という事で一体どんなタイトルに仕上がるのか、色んな意味で気になって仕方が無い新生スプラッターハウス、リリース時期はハロウィン近くの10月26日、対応プラットフォームはPS3とXbox 360が予定されています。
先ほど今週のGTTVが公開、本日お知らせした「Portal 2」のCo-opモードやシングルプレイのインタビューなどと共に、先日サプライズと共に発表された「BioShock: Infinite」のニューヨークのプラザホテルで開催されたお披露目イベントの様子など、見所山盛りの内容となっています。
BioShock: Infiniteの雰囲気抜群で豪華な会場を始め、公開されたトレイラーで眼前に空が一気に拡がるシーンでの観客の驚きの顔!新BioShockのインパクトが如何に大きな物であったか良く判ります。
さらに後半では本日発表された”Left 4 Dead”と”Left 4 Dead 2″の両タイトルでプレイ可能な最新DLC「The Sacrifice」も紹介も行われています。
gamescomにEpic Mickeyを出展中のウォーレン・スペクター氏ですが、NowGamerがかつて氏が制作を手掛け歴史に残る名作となったDeus Exの復活タイトル「Deus Ex: Human Revolution」について何か質問があるか尋ねた所、スペクター氏は”三人称視点を採用した理由にとても興味がある”と伝えました。
さらにNowGamerがこれをgamescomに出展中のEidos Montrealの新Deus Exチームに質問、Deus Ex: Human Revolutionのプロデューサーを務めるDavid Anfossi氏が直接ウォーレン・スペクター氏の質問に応えました。
Anfossi氏はHuman Revolutionの開発にあたり過去の2作を再びプレイし、オーグメンテーションがDeus Exの華である事に気がついたと発言、この要素をより劇的な物にする事を目指し、トレイラーでも印象的に描かれた壁の向こうに居る敵を壁を貫通して殴る強烈なパンチの登場を決定した時点で三人称視点の採用を決めたと語りました。Anfossi氏はこれよりカバーシステムの導入などが可能となったとして良い判断だった事を示唆しています。
さらにAnfossi氏は今週木曜日にgamescomのDeus Ex: Human Revolutionブースに、なんとウォーレン・スペクター氏本人が訪れ、氏に対してデモンストレーションを行った事を明らかにしました。Anfossi氏はこれまで4年間に渡って続けてきた開発をフランチャイズの産みの親に示す名誉ある機会だったと発言、ウォーレン・スペクター氏と席を共にし、デモを行った瞬間はとても心配だったと語っています。
しかしその心配をよそにウォーレン・スペクター氏の反応は肯定的な物だった様子で、Anfossi氏はスペクター氏が新Deus Exに語った直接的な内容は示せないが、Eidos Montrealに対して非常によい反応を受け取ったと語りました。これが事実であれば、いよいよDeus Ex: Human Revolutionもウォーレン・スペクター氏のお墨付きタイトルという事で、初代原理主義のファンであっても無視出来ないタイトルになる可能性が高いと言えそうです。
先日にはシングルプレイデモも登場し、北米で9月3日、ヨーロッパでは9月7日にリリースされる予定だったTom Clancyシリーズのフライトコンバットシミュ最新作「H.A.W.X. 2」にリリースの延期が報じられました。
これはXbox 360版以外のプラットフォームについて明らかになった物で、PS3版は9月10日に、リリーススケジュールが不明で年末発売と見られていたPC版は10月1日リリース、Wii版についてはまだ発売日が決定されずQ4中とされています。
E3ではクローズドデモが行われていた「Portal 2」のCo-opモードですが、先ほどGametrailersがCo-opプレイの様子を収めたティザートレイラーを公開、とうとうプレイアブルキャラクターに昇格した人格コアであるスフィアとタレットが恐ろしくキュートかつコミカルに描かれています。
本作のCo-opプレイはシングルプレイに比べてかなり難易度が上がっており、パートナーに対してポータルを開ける場所などをポイント出来る機能が盛り込まれる事が明らかになっています。
詳細は不明ながら、今回の映像ではどうやらプレイヤーがそれぞれ一色のポータルを担当するシステムになっている様に見受けられます。映像では青>青の移動を行っていますが、これが2人の色違いポータルが組み合わされると一体どうなるのか……今回はティザー映像との事で、今後登場するであろうCo-opプレイの続報が待たれる所です。
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かたこり( Twitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。
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