Modern Warfare 2やLeft 4 Dead 2、そしてBorderlandsといった最近の人気タイトルに立て続けに起こったオーストラリアでのレーティング問題、18歳以上向けのレーティングクラスの新設を阻む南オーストラリアの司法長官Michael Atkinson氏に対抗する対立候補の擁立まで行われる大きな騒動に発展しています。
そんな中オーストラリアのゲーマー達がMichael Atkinson氏に手紙を書いたところ同氏から6枚に渡る返事が返ってきたとの事。6ページのその内容には強い姿勢で18歳以上向けのレーティングの成立には反対を示している事、そしてMichael Atkinson氏のゲームに対する少し偏重されたイメージが書かれています。
同氏はレーティング区分がゲームの洗練やチャレンジに重要であるとした上で、Wiiを例に挙げ任天堂が堕落した性表現やゴア・残酷表現なしで多くのタイトルを知的に提供し、セールスでも成功を収めていると述べています。これに対してオーストラリアの成人ゲーマー達が求めている極端な暴力や明確な性表現等はゲームの面白さには直結しないと続けています。同氏は18歳以上向けクラスの提唱者達が「私たちにより多く、悲惨なセックスと極端な暴力を与えろ!」と叫んでいる様にしか見えていないようで、彼らのことが心配ですと記しています。
さらに同氏はGTAなどで見られる暴力表現や薬物について残虐な内容を例に上げ、それが現実世界では違法であるにも関わらず、「なぜ政府に対してそういった違法行為を体験させろと要求するのですか?」と逆に質問を返しています。そういった事を踏まえて、ゲームは「子供のために作られる物」であるという認識を強く主張しています。
どう視点を替えても平行線にしか思えないこの問題ですが、2010年にはMichael Atkinson氏が再選の為に出馬する事が決まっています。前述の対立候補の件に対してMichael Atkinson氏は「私は対立候補を要して18歳以上向けクラス新設を指示する賛同者たちも歓迎しましょう。私はあなた達賛同者が現実の生活の問題に比べ、想像上の世界の問題が持つ牽引力の弱さを知ることになると思います」と6ページに渡る返事を締めています。
今回のやり取りは本当に残念な展開だとしか思えず、関係はより悪化し今後も長引きそうな様子です。レーティングにしっかりとした区分を設ける事は当然かと思いますが、ゲームという分野自体が消費者と共に成熟して来ている事もやはり事実であり、ビデオゲームやゲーム性のあるコンテンツが”子供たちだけの物”だと声高に主張できる時代が終わりを迎えつつある事こそが、空想の世界の問題ではなく本当の世界の出来事ではないでしょうか。
FPSとRPGのハイブリッドタイトルであるBorderlands、10月20日にリリースを迎え高評価と好セールスを得ています。NPDの報告によると北米における10月中の本作の売り上げはPS3版が113,000、Xbox 360版が537,000、さらにPC版もリリースされている事からすでにかなりの本数が出荷されているようです。
そんなBorderlandsですが、ダウンロードコンテンツも既にアナウンスされており第一弾となる「Zombie Island of Dr. Zed」の動画が公開されました。このDLCには50の新クエストに5つの新しいダンジョン、そして新ボスが追加されており、PS3版とXbox 360版共に価格は10ドルとなっています。12月末と言われていたPC版も同じタイミングでリリースされるようですが、価格等の詳細はまだ明らかになっていません。なおPCバージョンは本日v1.01へのアップデートパッチが配布される予定になっています。
マサチューセッツにあるピザ屋さんのチラシにFallout 3でお馴染みのVault Boyにそっくりな子が……というか思いっきり盗用されています。もしかするとヤオ・グアイミートのピザなんかが食べられるピザ屋さんなのかも、な訳はないか……。さらに並べて見れば完全に一致するのが良くわかります。アウトすぎる!
先日は新しいプレイ映像も登場し、順調に開発が進められている様子の「スーパーストリートファイターIV」ですが、さらなるプレイ映像が登場し各キャラクターの通常技から必殺技、スパコンからウルコンまで細かい挙動が見られます。愛用キャラクターにしようと既に考えられている方には必見です。さらに今作の大きな新要素となるマルチプレイに関係するスクリーンショットも登場しています。
まず非常に印象的なのがZERO3で登場した超低空のコンドルダイブの様な突撃技コンドルスパイアです。ZERO3では中段技でしたが、今回のもしそうであればかなり使えそうな物に見えます。さらにコンドルダイブとの組み合わせでT・ホークは全体的にスピーディなキャラクターに変化した印象があります。さらに映像ではEXトマホークバスターからEXコンドルダイブに空キャンセルされている様子も見られます。
通常技から必殺技まで驚く程に当時のままのディージェイ、良い顔が進化したのがとても素敵です。通常技の再現度具合がかなり素晴らしい事になっています。映像ではあまり確認できませんが、EX必殺技各種には無敵時間が存在しており、使い勝手が良さそうです。さらにEX~EX等のコンボも成立する事からスパIIX的な動きも可能なようです。
一人目の新キャラクターとなるジュリですが、テコンドー使いの通り足技が特徴的な技構成になっており、高スピード高機動力、低耐久力が特徴のキャラクターになるようです。当て身後に移動している様に見える技も新しく確認でき、非常にトリッキーな動きが可能に見えます。さらに波動コマンド+キックボタンで繰り出される気弾は小・中・大で角度が変わるようになっており、さらにボタンを押しっぱなしにする時間によって技を出すタイミングが調整できる事から、こちらもバリエーション豊かな戦術が可能になりそうな雰囲気です。
さらに今回復活を果たしたボーナスステージやマルチプレイの新要素に関するロビー画面等のスクリーンショットも新しく公開されています。まだまだ新要素や新キャラクターの噂が予想されているスーパーストリートファイターIVは2010年春にリリースの予定です。
先日お伝えした「Splinter Cell: Conviction」のデモ版ダウンロードコードがAssassin’s Creed 2のパッケージに同梱されるらしいという噂ですが、/gamerが実物のダウンロード用コードが記載された説明書を入手し、どうやらこのダウンロード用コードはデモ版の為のコードではない事が確認されました。
説明書によるとURLにアクセスし、キーコードを入力する事で無料の何らかのコンテンツが”インスタント”にダウンロード出来ると書かれており、まだ特典の内容は明らかではありませんが、壁紙等の比較的軽いプロモーション用の何らかでは無いかと予想されています。
Rockstarの副社長を務めるDan Houser氏がタイムズのインタビューで、大きな議論を呼んでいるModern Warfare 2の問題に絡んで、「ビデオゲームは人気があって安易な敵」だと見解を述べました。
同氏はModern Warfare 2の空港シーンをこれまでビデオゲームで行われなかった重要な何かだと表現し、テクノロジー主導の新しいメディアが登場する際には必ず起こる出来事で、活版印刷の登場時から変わらず存在する歴史的な物だと述べています。さらにプレイヤー達のほとんどが30歳を越えている事を併せて、この騒ぎがばかげた物であるとも加えています。
インタビューでは期待されているGrand Theft Autoの最新作についても少し触れられており、まずは都市の設計から始められ、その後キャラクターについて考えていくことになると語られています。
いよいよ明日発売となる「Assassin’s Creed 2」に、サム復活のシリーズ最新作「Splinter Cell: Conviction」(国内ではスプリンターセル コンヴィクション)のデモ版のダウンロード用コードが同梱されるとの話が出てきています。まだデモの公表日時や内容等については確認されていませんので、続報をお待ち下さい。
スネークと人気を二分するステルスヒーローのサム・フィッシャーが鬼神の如き大復活を遂げるシリーズ最新作Splinter Cell: Convictionは北米で2月23日にリリース、対応プラットフォームはXbox 360とPCとなっています。
「Modern Warfare 2」のリリースで大盛況のCall of Dutyシリーズですが、ActivisionのCFOであるThomas Tippl氏が昨日開催されたBMO Capital Markets Conferenceにおいて、今後の同シリーズが進むべきビジネスモデルについて明らかにしました。
同氏はWorld of Warcraftの新しいビジネスモデルを例にあげ、Call of Dutyシリーズにオンラインでの少額課金による追加コンテンツ販売の導入を検討していると発言しています。また、World of Warcraftのビジネスモデルがコアなプレイヤー達が求めている物であるとも述べ、コンシューマ機でのオンラインプレイで成功を収めた同シリーズのノウハウの多くが新Battle.Netのデザインに組み込まれていると発言しています。
インゲーム広告や新しいビジネスモデル、そしてクラウドゲーミングサービスなど、本当に大きな本質の変化がゲームにもたらされ始めている事が実感できる興味深いニュースと言えます。ローンチのお祭り騒ぎで大盛況のModern Warfare 2も既にModern Warfareシリーズとしてのフランチャイズも明言されており、今後どういった形に変化していく事になるのか、これからも同シリーズから目が離せなさそうです。
ロシアの空港を舞台にしたテロリストによる民間人殺戮シーンが大きな議論を呼んでいる「Modern Warfare 2」ですが、まさにその問題となっている当のロシアにおいて、このシーンが非常に扇動的であるとして全てのリテールパッケージが回収処分になったことが明らかになりました。
Infinity Wardは現在修正バージョンを用意し、一ヶ月程度で対応済みのModern Warfare 2をリリースする予定で再審理などが進めている状態ですが、まだ検討段階にあって見通しはあまり明るくない様子。ロシアのゲーマー達にも今回の内容はかなり不満が大きいようで、ロシア国内でもゲーマー達による批判が噴出している模様です。
オーストラリアでのレーティング問題やドイツでの修正対応、イギリスでの該当シーンについての議論の紛糾などセールスに比例して問題も大きくなっている印象を受けますが、あと1ヶ月を切った国内リリースでもなんらかの修正や問題が起こることになるのか、Modern Warfare 2に関する国内外の動きにはまだまだ注意する必要がありそうです。
FuturemarkのShattered HorizonsやCodemasterのColin McRae: DiRT 2等、DirectX 11に対応の素晴らしい表現力を発揮したタイトルが徐々に見受けられるようになってきましたが、DICEが開発中の期待の続編「Battlefield: Bad Company 2」もDirectX 11対応を果たす事が明らかにされました。
今回のDirectX 11対応はATIよりな状況で進められているようですが、どういった強化がされる事になるのか詳細はまだ明らかになっていません。本作のリリースは2010年の3月2日となっており、PC版も同時にリリース予定である事から続報もさほど間をおかずにアナウンスされるかもしれません。
前作に増して良い意味で正統進化を遂げている「Just Cause 2」、新要素の導入でリコのアクションの派手さにも拍車が掛かっており、かなり楽しそうなタイトルになりそうです。本日、開発を手掛けるAvalanche Studiosがコミュニティイベントを開催し、その様子をUSTREAMで配信しました。イベントでは20分に渡るプレイ映像が公開、質疑応答なども行われ、さらにサプライズとしてJust Cause 2のPS3版にのみ録画機能が搭載される事が発表されています。
この録画機能はゲームオーバーになるまでの30秒間の自動録画と10分までの任意の録画が可能になっており、さらにPS3上からYoutubeへ直接アップロードが出来るとの事です。今作ではかなりトリッキーなプレイが可能になっているので、色んなスーパープレイが見られる事は大きな盛り上がりに繋がりそうです。
さらにGameinformerでは新しいプレイ映像を公開、パラシュートとワイヤーを組み合わせたあり得ないプレイ満載の見応えある映像が見られます。しかしリコのパラシュートが無限パラシュート過ぎる……。爽快感が半端無く高そうなTPSアクションのJust Cause 2、リリースは2010年の予定で対応プラットフォームはPC、Xbox 360、PS3となっています。
9月に発表され大きなサプライズとなった「スーパーストリートファイターIV」、今作では新キャラクターの参戦やボーナスステージの復活、様々なバランス調整やマルチプレイに絡んだネットワーク機能のパワーアップが果たされています。新たに参戦したジュリ、そして復活を果たしたホーク、ディージェイ以外のキャラクター参戦も噂されており注目を集めています。
開発の方も順調に進められている様で、海外情報サイトのGamespotでジュリとホーク、ディージェイのプレイ映像が公開、以前アナウンスされた際の映像よりもかなりビルドが進んだ内容が確認できます。各キャラクターの通常技や必殺技も調整が進んでいるようで新しい動作も見られ、ホークに至ってはEXトマホークバスターからEXコンドルダイブが繋がるシーン等もあり、あれこれと妄想が夢膨らむ映像に仕上がっています。各キャラクターのセービングアタックも要注目です。
新キャラクターのジュリには空中から強襲するキック技なども見られ、紙防御に高い攻撃力、癖のありそうなウルコンにスピードキャラであるという、C・ヴァイパーと双璧を成すようなテクニカルなキャラクターになるのではないかとも思えます。ディージェイは笑ってしまうくらい良い意味で昔のまんまで、こちらもかなり楽しいキャラクターになりそうです。
海外のおもしろ映像を集めたfunny or dieでModern Warfare 2にオマハビーチ上陸ミッションが隠されていた!というパロディ映像が公開されました。おもいっきりプライベート・ライアンそのまんまになってますが、数年後にはこんなクオリティでプレイ出来る時代が来るのかと思うとちょっと空恐ろしい気もします。
さらに先日はパロディニュースを扱うThe OnionでModern Warfare 3のパロディ映像が公開されています。実は昨晩筆者がこの映像にまんまと引っかかり、3の映像が!と記事にして紹介してしまいました……すぐオニオンネタだと気がついて削除しましたが、時既に遅く30分程公開してしまいました。該当記事をご覧になった方には余計な混乱を招いてしまった事お詫びいたします。
映画300やシン・シティのVFXを手掛けたHybride Technologiesと、Ubisoft Digital Artsが製作を手掛けた短編映像「Assassin’s Creed: Lineage」のエピソード2と3が公開されました。Assassin’s Creed: LineageはEzioの父親Giovanniを主人公にAssassin’s Creed IIへと繋がる背景を描いた物となっています。
全編にわたってCGと実写の素晴らしい融合が行われており、本当にどこからどこまでがCGなのか判らないハイクオリティな映像表現が見られます。さらに新エピソードでは見応えのあるアクションも多く、こちらもかなり楽しめます。今後マルチなコンテンツホルダーになっていくと公言するUbisoftの戦略的な側面も見られる今回の映像展開ですが、今後どういった形でこの体制が活用されていく事になるのか今から楽しみです。なお最後にエピソード1も用意しておりますので、見逃した方は以下のエピソード1からどうぞ。
本年最大のビッグタイトルとなり、初日販売のギネス記録も新たに打ち立てたModern Warfare 2、まだリリースされたばかりですが、なんと早くも同シリーズのリリースが7まで準備されていると海外ニュースサイトで報じられています。それによると3が2011年、そこから2年おきにナンバリングタイトルが用意され2019年にはModern Warfare 7がリリースされるとの事。Infinity Wardの同シリーズフランチャイズ化はこれまでも明言されていましたが、果たしてどこまで実現されるのか……今後の続報に要注目です。
先日お伝えしたAmerican McGee氏の傑作「American McGee’s Alice」(国内ではアリス インナイトメア)のリメイクに関するティザーサイトとハイクオリティなトレーラーの公開ですが、なんとこれがファンメイドの非公式な物である事が明らかになりました。これを発表したのはAmerican McGee氏本人で、映像が非公式な物である事を明かしたうえで、「ささいな混乱もクリアにしておきたかった」と発言を締めています。
なおこの動画を作成したのはアーティストのTroy Morgan氏で、同氏はかつてAmerican McGee氏と何らかの仕事を一緒に行った経験のある方の様です。同氏によるとこの動画はEAに対して制作を行った物だそうで、その辺りの経緯がどうなったのか、現在どうなっているのか詳細は明らかにされていません。しかしリメイク版の開発が進められている事は間違いない事実ですので、公式の続報を楽しみに待っておきたいと思います。
先日Microsoftはヨーロッパ、アフリカ、中東でのXbox 360の販売台数が1000万台を越えたと発表しました。プレスリリースにはアナリストMartin Olausson氏の調査結果が引用されており、Xbox LiveがライバルのPSNに対して12~18ヶ月のアドバンテージを持っているとされています。さらに60%のXbox 360が家族のリビングルームに設置されているとし、所有者の35%が女性である事、さらに所有者の64%が25歳以上である事などが明記されています。……ちょっとにわかに信じがたい統計が混じっている気がしますが一先ずヨーロッパでのセールスは好調なようで何よりです。
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