海外ではいよいよ発売を迎え、国内でもあと少しと迫ってきた「PSP go」、UMDドライブを廃止しPlayStation Network上でのダウンロードサービスを大きく強化した意欲的なハードウェアとなっています。そんなPSP goにゲームレンタルのサービスの噂が聞こえてきました。
DestructoidによるとPS3でPSP goのゲームをソートした際に”Expires“(有効期限)という項目を発見、これがPlayStation Networkで行われている映画のレンタルサービスに似たゲームのレンタルサービスに関する物ではないかとの事です。これが事実であればPSP goのみならず、コンソール全体に大きな衝撃を与えるサービスになるかもしれません。噂の域を出る物ではありませんが、非常に気になるニュースです。
AT&Tやワーナーブラザーズをはじめ、オートデスク、Lauder Partners、マーベリック・キャピタル等、強力な面々をパートナーに得て当面の資金調達を終えたクラウドゲーミングサービスの「OnLive」が、今年の冬のサービススタートを目標に準備を進めている事が明らかになりました。
OnLiveはこれまで配信ビジネスや3Dグラフィック技術を主軸に手掛けてきたStephen Perlman氏が6年間に渡って秘密裏に進めてきたプロジェクトで、ゲームの3D処理などの全てをサーバ側で行い、その映像をリアルタイムに限りなく近い状態で配信すると言う物。これによってPCのスペックに左右されずに最新の3Dゲームなどを存分に楽しむ事が可能になる夢のようなサービスです。
OnLiveの発表後、同時多発的に類似したサービスが立ち上がっており、ヨーロッパを基盤に進められそうなGAIKAIや、AMDとパートナーシップを結んだOTOY等、それぞれに準備を進めている状況です。ローンチを冬に迎えるとなるとOnLiveが名実共にフロンティアになる事は間違いないのではないでしょうか。ライバル達の動向も含め今後の動きに注目です。
Varietyによると、EAが20世紀FOXと手を組み、320万本を売り上げたMaxisのヒット作「Spore」を映画化するとの事。さらに監督にはアイス・エイジのChris Wedge氏があたり、Blue Sky Studiosが制作を担当するようです。
神視点からのパースペクティブなゲーム展開であるSporeが一体どんな映画になるのか非常に興味深い所ですが、監督を務めるChris Wedge氏は「私は常にアニメーションでユニークな世界を模索しており、Sporeには大きな潜在力がある」と述べています。同氏はグレアム・キングとジョニー・デップが製作する児童書の名作”The Invention of Hugo Cabret”の映画化も手掛けており、注目を集めています。
Sporeの脚本を担当するのはGreg Erb氏とJason Oremland氏の手による物で、彼らはディズニーの久しぶりの2Dアニメとなった「The Princess and the Frog」の脚本や、ドリームワークスが製作中のベン・スティラー主演による「The Return of King Doug」を手掛けているコンビです。
プロデューサーはEAのPatrick O’Brien氏とMaxisの副社長であるLucy Bradshaw氏が務めています。Maxisのファンとしては、今年新天地を求め同社を去り、新たにStupid Fun Clubを立ち上げたウィル・ライト氏の名前が無い事が寂しい限りです。ちなみにウィル・ライト氏の近況ですた相変わらず精力的な活動を展開しており、最近は再び蟻に大きな興味を示している様子です。
新映像を間近に控えた「Modern Warfare 2」ですが、Activisionが日曜日に放映されるNBCのサンデーナイトフットボールで新トレーラーを放送する事を明らかにしました。映像はサンディエゴ・チャージャーズとピッツバーグ・スティーラーズの試合の合間に放映される予定です。
この枠は非常に高価な宣伝枠の様で、数百万ドル規模のプロモーションとなるようです。しかしActivisionのModern Warfare 2にかける意気込みは本当に凄いですね。さらに多くのサプライズも用意されているらしくますます目が離せません。Modern Warfare 2のリリースは11月10日、対応プラットフォームはPC、PS3、Xbox 360となっています。
ニューヨークの町中に登場したこの巨大フラワー、花びらの後ろに備えたソーラーパネルにより無料のWi-Fiのアクセスポイントとして機能し、さらに電源の供給までしてしまうという非常に優れもの、且つ景観も素晴らしく、さらにエコ度が高いというまさに一石三鳥の素敵なフラワーです。
このフラワー達を制作したのはロサンゼルスのアーティストPatrick Shearn氏とCynthia Washburn氏によるアートユニットPoetic Kineticsによる物で、トヨタのプリウス発売キャンペーンの一環として開発されました。このフラワー達はアメリカの6つの都市に設置されましたが、残念ながら10月18日までの期間限定キャンペーンとの事。それにしても素敵な技術、国内でもこういった物が普及すると便利ですね。
いよいよ北米とヨーロッパで発売を迎えたPSPgoですが、注目のminisブランドは13タイトルがローンチされる運びとなりました。前評判通りにiPhoneでもリリースされているタイトルが多く見受けられるラインアップで、気になる価格は4.99~9.99ドルとなっています。あと1ヶ月と迫った国内での発売時にはどういった品揃えになるでしょうか。以下、13タイトルの概要をまとめてお知らせいたします。
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アメリカでは近々ベータテストが開始される予定になっているクラウドゲームサービスの「OnLive」、先日OnLiveの社長を務めるSteve Perlman氏が公式blogで主な資金調達が完了したことを宣言しました。これに参加したのは米国最大手の電話会社であるAT&Tをはじめ、オートデスク、Lauder Partners、ワーナーブラザーズ、そして大手ヘッジファンドのマーベリック・キャピタルといった強力な面々となっています。
これにより現在進行中のベータテスト等に大きな推進力になる事は間違いありません。ヨーロッパを基盤に進められそうなGAIKAIに、AMDとパートナーシップを結んだOTOYと、今後それぞれにテスト運用などが開始されそうなゲームストリーミングサービスですが、一体どのような展開を迎える事になるのか、今後の動向に注目です。
有料プランの導入や数度のパッチにより完成度の高まってきた感のある「Quake Live」ですが、とうとうプロリーグが開催されるに至りました。VIDA LLCは9月28日にQuake Live上で選手達が競うプロリーグAGP(Association of Gaming Professionals)の開催をアナウンスし、年末までに24回のオンライントーナメントを行う事を明らかにしました。
AGPでは国際ランキングや国別ランキング、トーナメントの開催を通じてQuake Liveとeスポーツの活性化を狙っており、トーナメントの開催は10月にも始められ、北米とヨーロッパを中心に展開していくようです。大会でのゲームモードにはDuel、CTF、クランアリーナが盛り込まれています。
またマップセレクトや運営規則等はプレイヤー達の投票によって決定される事になっており、民主的なコミュニティ運営にも力が入れられているようです。AGPの詳細や登録に関する情報は公式サイトに詳しく掲載されています。海外では年々盛んになるeスポーツですが、AGPはさらなる推進力となるでしょうか、今後の動向に注目です。
PAX2009では名作Dreamfallを生み出したクリエーターRagnar Tornquist氏による新作MMO「The Secret World」を華々しくお披露目し、さらに今月初めにはカナダのケベック州モントリオールへ大規模な新スタジオを立ち上げたFuncomですが、ノルウェーのビジネスサイトE24のリポートによると、同社は税率や賃金の問題から開発の大部分をモントリオールへと移す計画を立てているようです。それに伴い現在の中枢であるオスローの人員を中心に20%のレイオフを行うとの事です。
同社は昨年の財務報告書によると3,400万ドル(約30億5千万円)の損失を出しており、現在のままでは損失はさらに拡がる物と見られています。そこで税率がノルウェーよりも大幅に低く、また労働賃金も安価に治まるモントリオールの環境が本格的な移行の決定打となったようです。これにより現在世界中に300人在籍する社員の賃金を37.5%も低く抑える事が出来る様になるとの事で、こういった開発基盤の再構築により現在開発中のThe Secret Worldのリリースに数ヶ月の遅れが生じる事になるようです。
Activisionによる「Marvel Ultimate Alliance 2」もリリースされ、ディズニーとのパートナーシップも手中とし、映画も来るアベンジャーズに向かって快進撃が約束されているも同然のマーベル・コミック。X-メンやスパイダーマン等魅力的な多くのヒーロー達を生んだゴッドファーザーであり、87歳を迎えて尚元気なスタン・リー御大はとうとう同タイトルへの出演まで果たしました。また同氏は50~60年代のマーベル・コミックの社長として現在のような巨大マルチメディア企業へと育て上げた立役者でもあります。
イギリスのGuardian誌からMarvel Ultimate Alliance 2のリリースについて行われたインタビューにおいてスタン・リー氏は「ビデオゲームと映画は最も刺激的なエンターテインメントです」と発言、ご自身がもし若ければコミックよりもゲームでストーリーテリングを行いたいと明かしています。さらにゲームは映画よりも創造的で、プロットラインがゲームでは何百万通りも存在するとの見解を述べ、「ゲームというのはまるで奇蹟のようです」と続けています。
さらに同氏はクリエイターを目指す若い人達に向けメッセージを送り、つい最近刺激的な新しい企業を立ち上げた事を明かしています。その会社ではディズニーで制作中の3本の映画を取り扱っているとの事。本当にいつもお元気でエネルギッシュなスタン・リー御大、きっとこれからも後進に勇気と希望の光を与え続ける存在であられる事と思います。
公式が病気を全力で突っ走るディズニーの、と言うよりウォーレン・スペクター氏の新作「Epic Mickey」、ディズニーにとっても、そしてファンにとっても大きな意味を持つ作品になりそうです。11月号のGame Informer誌に何らかのアナウンスがある事は以前お伝えしましたが、ディズニーが10月28日にロンドンでEpic Mickeyのお披露目イベントを行う事が招待状が発送により明らかになりました。
招待状には「象徴的な新タイトル」の「全ての詳細が明らかになるだろう」と書かれています。事前情報ではWiiの専用タイトルで世界が破滅した後のスチームパンクでダークなゲームになるとされています。ゲームデザインを手掛けると言う意味では、もう6年ぶりとなるウォーレン・スペクター氏の新作は一体どのような物になるのか、続報に期待です!
いよいよ北米でのリリースが秒読み段階となった「PSPgo」、ソニーがIGNにローンチに関する情報を明らかにしました。それによるとローンチにはビッグタイトルやminis、ムービー等を含む16,000種類のデジタルコンテンツが用意され、それら全てがPSPgoで利用可能との事。詳細な内容については以下になります。 (続きを読む…)
現在開催中の東京ゲームショーにおいてEpic GamesのMike Capps社長が東京にスタジオを新設する事を発表しました。東京オフィスではUnreal Engineの技術サポートや販売支援を主な業務として行うようですが、どうも東京スタジオでもゲーム開発者を雇い入れる何らかのプランがある事も明らかにしました。
Mike Capps社長は同社の最も大きなフランチャイズがGears of Warである事を踏まえた上で「Xboxが日本のナンバー1プラットフォームでは無い」と認めています。さらに「私たちは日本のゲームのファンで、日本のゲームの長い歴史に深い尊敬の念を抱いています」と続けています。
今回の様なサポート業務を主に行ったソウルスタジオでも多くのUE3採用を得て大きな結果を残しています。国内でも開発チームを数社に派遣した経緯などもあり、今後大きく変化を起こす事になるかもしれません。これからの動きに注目です。
かねてから噂が続いていたWiiの値下げですが、本日任天堂が公式に値下げの実施がアナウンスされました。日本国内では10月1日から2万円で販売、アメリカでは大方の予想通り9月27日から199.99ドルでの販売となります。さの他にWii Fit プラスが10月4日にリリース、さらにマルチプレイ対応のマリオ新作が11月15日にリリースされる事も明らかになりました。
とうとう3大コンソールが全てクリスマス商戦に向かってプロモーション強化されるという自体になった訳ですが、Wiiの値下げが市場にどのような影響を与えるか今後に要注目です。
先日もモルボルの3Dデータなどが流出したGRINが開発を手掛けていたファイナルファンタジーのスピンアウト作品「Fortress」ですが、Gamesindustryによると同プロジェクトはまだ継続中でスクウェア・エニックスによって開発が続けられているとの事。ソースはGRINとスクウェア・エニックスに近い匿名の情報筋という事で噂の域を出ない話ですが、果たして日の目を見ることになるのか今後の動向に注目です。
9月15~17日にアメリカのテキサス州オースティン市で開催されたAustin GDCにおいて、Asheron’s CallシリーズやThe Lord of the Rings Online、Dungeons & Dragons Onlineを手掛けるアメリカのデベロッパ「Turbine」がXbox 360とPS3用のMMOを開発を行っている事を公式に明かしました。
以前にはコンソール開発者の募集などもありコンソールMMOの存在が噂されていましたが、すでに開発から18ヶ月も経っているそうで、これまでの開発コストだけで2000万ドル(約18億5千万円)を越えているとの事。
コンソールのMMOタイトルでは、CrypticのChampions Onlineがマイクロソフトとの調整が上手く行かず年内リリースが難しい状況にあり、またAionをリリースしたばかりのNCsoftがPS3でのMMOタイトルにおいてソニーとの提携がキャンセルされた事なども明らかになっており、コンソールでのMMOリリースがビジネス的になかなかハードルの高い物である事が話題となっています。難しいとされる原作物のMMOを二つとも成功させているTurbineがどのような手腕を発揮するか今後の動きに注目です。
日本でのリリースも決まり、国内でも注目を集めている「Batman: Arkham Asylum」が先日200万本突破したというニュースをお伝えしましたが、昨日さらに販売本数が250万を越えた事が発表されました。
PhysX対応を果たしたPC版もリリースされ、さらにセールスは伸びるのではないでしょうか。Warner BrosのMartin Tremblay社長は「Batman: Arkham Asylumの大きな成功はヒーローゲームの新しい基準を作り上げた」と発言しています。
先日お伝えしたAustin GDCでの「PSP minis」に関する発表でリリースまでの迅速な対応やマルチプレイ対応が無い事をお知らせしましたが、PlayStation Networkの開発とディレクターを務める携わるEric Lempel氏によると「minisタイトルにパッチを施す事はできるが、デベロッパーのテスト等をより簡単にするためにサービス当初はマルチプレイ機能はやはり持たせない」としながら、「マルチプレイ対応は今後考えるべき課題です」と発言。
マルチプレイ対応が無いというのは確かに残念なニュースでしたが、やはりライバルのiPhoneアプリ等を鑑みるに、やはりネットワーク対応にはそれだけで大きな魅力があると言えます。まだ可能性は残されているようですので、今後の展開に期待したい所です。
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