前回12月末にお届けした「Call of Duty: Black Ops」暗号解読番外編1回目からすっかり時間が経ってしまい大変申し訳ありません。途中まで書き進めていたものの、東北地方太平洋沖地震の発生など、日々のあれこれに追われる内に、早4ヶ月以上が経ってしまいました……。
現在進めている番外編では、Black Ops本編の暗号や謎から一端距離を置き、TreyarchがBlack Opsローンチ前に海外メディアに向けて送付した32枚の古い資料の解読を進めています。(※ これら資料の一覧はFlickrから確認出来ます)
第1回目の番外編では、第二次世界大戦時において本来は敵国同士だったナチス・ドイツとアメリカに見られる奇妙な関係性が浮き彫りになり、アメリカからの巨額の投資により誕生したドイツの巨大トラスト”IG・ファルベン社”、SSを率いたハインリヒ・ヒムラー、IBM、アドルフ・ヒトラー、そしてBlack Ops本編にも登場するロバート・マクナマラ国防長官に関係する書類が登場しました。
という事で、今回は残る22枚の資料から、ドイツの巨大トラスト”IG・ファルベン社”と当時のドイツに関する書類にスポットを当て、残りの書類を読み進める暗号解読番外編の2回目をお届けします。
これまでシリーズを手掛けてきたBungieがフランチャイズの開発から去り、343 Industriesによる新生タイトルの登場に期待が集まるHaloシリーズですが、8月に開催されるゲームイベント“PAX Prime 2011”にて、Haloフランチャイズの誕生10周年を祝う特別イベント「Halo Fest」が3日間にわたって開催されることが明らかになりました。
これは“PAX Prime 2011”の会場となるシアトルのコンベンションセンター別館で催されるイベントで、Haloのトーナメントやアートワークの展示などが行われるもの。Halo Waypointには、Halo Festが2世代のコンソールに渡ってゲームを再定義してきた偉大な物語を振り返る最も大きく発展的なHalo体験のイベントだと記されており、この10年が単に始まりに過ぎないと、今後に向けた強い意欲をアピールしています。
次回作の新情報にも期待が高まるHalo Festの開催は8月26日から28日までの3日間で、開催時間は午前10時から午後6時まで、場所はWashington State Convention Centerの別館3階となっています。
ゲーム技術の飛躍的な成長により、今世代のコンソールでは遂に映画と肩を並べるまでに成長したビデオゲーム産業ですが、つい数十年前まではプレイヤーの想像力で多くの行間を補完しながら楽しむゲームがあたりまえの様に存在する時代が長く続いていました。
そんな急激な成長を遂げるビデオゲーム産業の黎明期に活躍したラルフ・ベアやノーラン・ブッシュネルら、産業と文化のゴッドファーザー達が登場するドキュメンタリー作品「Playing the revolution」のティザートレーラーが公開されました。
映像には世界初の家庭用ゲーム機“Odyssey”を産んだベアや、Atariの創業者ブッシュネル以外に、Spacewar!のスティーブ・ラッセルや、Pongの開発に携わったアラン・アルコーン、Activisionの共同創設者であるDavid Craneなど、蒼々たる顔ぶれが揃い、当時の狂騒や凋落、そして夢溢れる情熱についてそれぞれの思いを語っています。
Playing the revolutionの制作はイタリアはミラノのプロダクションJunk Foodが進めており、60分のエピソードが5つ公開される予定とのこと。新しい文化の1つとしてビデオゲームの体系化が進められている様子が目立つ昨今、この作品も公開されれば非常に貴重な資料となることは間違いなさそうです。
「Portal 2」で新たな主人公として酷い扱いを受ける可愛らしいAtlasとP-Body、悶絶する2人の魅力に一刻も早くフィギュア化実現が望まれる状況ですが、早くもクオリティの高い立体化に成功した強者が登場しました。
このAtlasとP-Bodyのフィギュアを作成したカリフォルニア在住のプロモデラーChris Hootonさんは、2週間ほどでこの2体を完成させたとのことで、自身のサイトにて完成モデルと共に、制作段階のモデルも含めた多数のイメージを公開しています。
今回は、Hootonさんが公開したAtlasとP-Bodyのキュートなイメージと共に、同じくHootonさんが手掛けたカプコンの格闘タイトルにおけるセクシーキャラの象徴モリガンさんのカスタムフィギュアもご紹介、こちらも必見の一枚となっています。
先日お伝えしたイギリスの週間セールスチャートでも1位に輝いたValveの新作「Portal 2」ですが、同じくGfKの集計による北欧の週間チャートでも同様に1位を獲得したことが明らかになりました。なお、Portal 2と同日リリースを迎え、原点回帰を図った“Mortal Kombat”は“Lego Star Wars III”に及ばず3位に留まる結果となっています。
Battlefield Bad Company 2やThe Sims 3が今もトップ10に食い込む北欧市場の傾向も興味深い、上位10タイトルの詳細は以下からご確認下さい。
- 1位:Portal 2 (EA)
- 2位:Lego Star Wars III: The Clone Wars (LucasArts)
- 3位:Mortal Kombat (Warner Bros Interactive)
- 4位:FIFA 11 (EA)
- 5位:Crysis 2 (EA)
- 6位:Call Of Duty: Black Ops (Activision)
- 7位:New Super Mario Bros (Nintendo)
- 8位:Battlefield Bad Company 2 (EA)
- 9位:Operation Flashpoint: Red River (Namco Bandai)
- 10位:The Sims 3 (EA)
海外でしばしば見られる禍々しい色とりどりなケーキ達、当サイトでも様々なケーキをご紹介してきましたが、今回は「ゼルダの伝説」の象徴とも言える“ハイリアシールド”のハイクオリティなケーキをご紹介。
仕上がりは凄い、凄いけど……一体何がここまでケーキ製作者たちの情熱を駆り立てるのか中々見えてこない謎のケーキ達、いつかこの類の物体を実際に口にして確かめてみたいものです。
日々の海外ゲームニュースでお馴染みのニュースサイト“IGN”が同じくゲームニュースサイト“1UP”の親会社UGOを買収したことがAll Things Digitalの報道により明らかになりました。正式な発表はまだ行われていませんが、今週末までにアナウンスが行われる見通しとなっています。
さらに、今回の買収によりIGNの親会社である“News Corporation”から独立した新しいメディア企業が設立され、現在IGNのチーフを務めるRoy Bahat氏によって率いられる新しいニュースサイトが今後数ヶ月のうちにオープンする予定にあるとのこと。なお、このサイトはIGNからも独立したものになることが記されています。
News Corporationは現在、外部に向けIGNへの投資を求めており、前述したIGN分離を前に更なる買収の動きがあることも示唆されています。どうやら、これまでにMySpaceやPhotobucketの買収で痛い目を見てきたNews Corp傘下の企業において、最も強い競争力を持つIGNに強化の矛先が向かった状況や、News Corp自体の大きなシフトが垣間見られる興味深い動向とも言えます。
なお、Comscoreの調査データによるとIGNの北米における月間ユニークユーザー数が1970万、一方UGOが1310万とのことで、買収済みのGameSpyやWhatTheyPlay、そしてIGNが2004年から運営しているDirect2Driveの存在も併せ、かなり大きなユーザーベースを持つメディアが誕生する可能性もあり、新サイトの続報が楽しみなところです。
また、近年では海外ニュースメディアの統合や淘汰が目立っており、つい今し方、海外情報サイトのBigdownloadがJoystiqに統合(現在はJoystiqにリダイレクト)されたこともあって、メディア側の再編が進んでいる様子が肌で感じられる状況となっており、ビジネス的な意味での動向にも注目が集まることとなりそうです。
EAがCall of Dutyシリーズとの直接対決を果たすべく、これまでに無い盤石な体制で開発やプロモーションが進められている「Battlefield 3」ですが、ベータテスト開催にも期待が高まる中、ベータテストを装ったフィッシング詐欺が拡がっています。
今回のフィッシングはTwitterで主に拡散されており、上のイメージからも判る通り、ある程度の知識を持ったユーザーなら引っかかるはずもない程度の低い内容ですが、注目度の高いタイトルを装っていることや、短縮URLでリンク先のドメインが一見分からない部分に改めて注意しておく必要がありそうです。
脅威としては非常に低い内容ですが、PSNの個人情報流出問題によってセキュリティ問題に大きな注目が集まる中、国内の大手メディアでもぼんやりとした情報で必要以上に危機感を煽る記事などが散見される状況となっており、非常時における不安や恐怖、デマの拡散といった側面からも改めて正しい情報の精査を意識する必要があるのでは無いでしょうか。
先日、小規模のレイオフが敢行されたRed FactionやSaints Rowシリーズでお馴染みの“Volition, Inc.”ですが、海外情報サイトのNews-Gazetteが同スタジオの創設者で社長を務めるMike Kulas氏のVolition退社を報じ、新社長に開発VPを務めていたDan Cermak氏が就任したと明らかにしました。
前身であるParallax Softwareの共同創設者として活躍し、96年のVolition設立当初からずっと同スタジオを率いてきたKulas氏ですが、辞職の理由については明らかにされておらず、次に携わるプロジェクトや企業についてもまだ予定はないそうで、次の道を探す前に休息を取る旨を語っています。
Kulas氏は今回の決断について、“Red Faction: Armageddon”が完成し、“Saints Rows: The Third”の開発が最終段階を迎えた今がタイミング的にも適切だったと述べており、今回の退職が先日行われたレイオフと関係がない事を示唆、近いうちに新たなレイオフが行われる予定がないことを明言しています。
ロメロ御大があられもない姿でゾンビ化し、C級ボンクラ映画を愛する好事家達が愛して止まないヒーロー俳優達が本人役で登場する驚愕のトレーラーでゲーマー達の度肝を抜いた“Call of Duty: Black Ops”第2弾DLC“Escalation”の新ゾンビマップ「Call of the Dead」ですが、昨日新たに“Call of the Dead”ポスターイメージが公開、グラインドハウス映画風の素晴らしい仕上がりとなっています。
もはや反則技とも言えそうな程のオマージュ溢れる内容を打ち出してきた今回のCall of the Deadですが、ロメロ御大の登場以外にも、フルチへのオマージュやタランティーノによる映画“Grindhouse”も含めた所謂ジャンルとしての“グラインドハウス”再評価を背景にしたキャスティングやネタなど、良い意味でいかがわしさ満点のプロモーションに1日強と迫ったリリースが待ちきれません。
第2弾マップパック“Escalation”は5月3日にXbox 360で先行リリース、価格は1200MSPとなっており、PS3とPC版のリリーススケジュールについてはまだアナウンスされていません。
延期のアナウンスと共に続報がほとんど途絶えていたDriverシリーズ最新作「Driver: San Francisco」ですが、昨日には8月30日リリースの決定も明らかになり、ローンチに向けた再始動に注目が集まっています。
そんな本作のストーリーを紹介するシネマティックなカムバックトレーラーが本日公開、懐かしいハリウッドの大作バディムービー感に溢れるやりとりに加え、今作の象徴的な存在でもあるクライスラーのダッジ・チャレンジャー1970年モデルで爆走する迫力たっぷりなチェイスの様子が確認できます。
なおDriver: San Franciscoは前作のエンディングから6ヶ月後のサンフランシスコが舞台で、主人公Tannerが何やら幽体離脱的な謎の能力を身につけたことも明らかにされており、この新しい能力を実際に使用するシーンが確認できるインタビュー映像が本日Gametrailersにて公開されています。こちらにはプレイ映像もたっぷりと収録されていますので、気になる方は要チェック!です。
どうやらオープンワールドらしいサンフランシスコの街並も美しいDriver: San Franciscoの北米リリースは8月30日、対応プラットフォームはPS3とXbox 360、PC、Wii、3DSとなっています。
毎度お馴染み、作りたかったので作った感溢れる素晴らしいラビッツの新作動画が公開、今回は今月29日に挙式が予定されている英国王室ウィリアム王子とケイト・ミドルトンさんのロイヤルウェディングを祝う……映像となっています。というか似せる気がまったくない、潔い!
なお29日に行われる挙式の様子はYoutubeの公式ページにてライブ配信も行われますので、要チェック!です。
doope!では2009年10月にオーストラリアでModern Warfare 2のレーティングの無効を訴えるロビー団体の活動が表面化して以降、18歳以上を対象としたレーティングクラスが存在しなかったオーストラリアに巻き起こった成人向けレーティング新設に絡むニュースを追跡してお伝えしてきましたが、今年に入っても解決は進まず、新設の実現にあと1歩のところまで接近しているにも関わらず、司法長官達の承認会議がのらりくらりと延期される状況が続いていることをお知らせしていました。
そんなオーストラリアのレーティング問題に具体的な動きがあったようで、かつて南オーストラリアの司法長官を務めレーティング新設のストッパーとなっていた反対派のMichael Atkinson氏に変わって司法長官の職に就いたJohn Rau氏が新たに15歳以上対象レーティングクラスであるMA15+を廃止し、代わりにR18+の制定を進めていることが明らかになりました。
これは本日ABCニュースが報じたもので、Rau氏はオーストラリアが成人向けのコンテンツと子供達が得られる物の間に明確は差が無ければならないと発言、R18+を新設する際にMA15+は前述したコンテンツのラインが交差する場所に似ていると説明し、成人向けレーティングを新設する代わりに15歳以上対象レーティングを廃止する意向を明らかにしています。
これが実現すればオーストラリアのレーティングはG、PG、M、R18+となり、区分はより明確なものになりますが、一部ではMA15+の名称を単純に変更しただけに過ぎないという懸念の声も聞かれる状況になっており、7月に開催されるナショナルミーティングでの動向に注目が集まります。
という事で、新たな代替案が出てきたことから、問題の収束には再び時間が必要になりそうなR18+新設問題、新しい動きがあれば改めてお知らせいたします。
先日リリースを果たしたValveの最新作「Portal 2」、革新的なゲームシステムやそのクオリティの素晴らしさはとりあえず置いておいて、今作が提示した革命的な要素の1つに、キャラクター表現における新しい萌えを完成させたことが挙げられるかと思います。
今回は、そんなPortal 2の萌えを体現するATLASとP-Body、そしてGLaDOSのレゴモデルをご紹介。いずれも素晴らしいクオリティで組み上げられており、所有欲をぼきぼきと刺激するけしからん仕上がりとなっています。どこか意欲的なフィギュアメーカーさん、彼・彼女らと各種タレットくん達を立体化してくれないものか……。
マリオでこのありさま、この先ゴードン・フリーマン博士がこれを手に入れるような事態になれば、EP3は再び“さすがフリーマンだ!”の台詞で埋め尽くされるに違い有りません。
先ほどEA GamesのボスFrank Gibeau氏が“Battlefield 3”と“Call of Duty新作”の対決が楽しい物になるだろうと語ったニュースをお知らせしましたが、調査会社Cowen and CompanyのアナリストDoug Creutz氏がこの両タイトルの予想販売本数を発表、“Call of Duty新作”は2500万本、“Battlefield 3”は1000万本だとの見解を明らかにしました。
Creutz氏はBattlefield 3がフランチャイズの前作にあたり、およそ700万本を販売したBattlefield: Bad Company 2よりも販売が増加すると予測、しかしEAが増加させる販売本数は巨大でポピュラーになったCall of Dutyシリーズを捕らえるには十分ではないと語っています。
しかし、Creutz氏は昨年5月にCall of Duty: Black OpsがModern Warfare 2を超えるセールスを記録しないだろうと語った予想を盛大に外しており、Call of Duty新作が登場していないこともあって、まだまだ何が起こるかは判らない状況だと言えます。
事前情報ではCoD新作にエンジンの刷新は無いと言われており、DX9対応を捨て先進的な体験にフォーカスを合わせてきたBattlefield 3の英断がインストールベースにどういった影響を与えるか、今後のプロモーションに注目が集まります。どっちもがんばれ!
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