先日、Activision PublishingのCEOを務めるEric Hirshberg氏がInfinity Wardの現状に言及して以降、再びInfinity Ward関連の情報が出始めています。それに伴い、かつてInfinity Wardを治め、Activisionとの間に発生したトラブルからRespawn Entertainmentを新たに起ち上げたJason West氏とVince Zampella氏にも言及が及んでおり、Activisionからは彼らが優秀な人材を盗んだとの発言も見られます。
そんな2人が起ち上げた新スタジオRespawn EntertainmentはElectronic Artsとパートナーシップを結び、未だ発表されない新作の計画を進めているとされています。しばらく表舞台に登場しなかった両者ですが、先日開催されたVGAに登場、インタビューで今年のお気に入りゲームについて聞かれたJason West氏が変わらず元気な様子で2010年のお気に入りタイトルについて語りました。
Mass Effect 2などを挙げた氏ですが、かつての同胞Treyarchの新作”Call of Duty: Black Ops”はまだプレイしていないとの事で、語る事は難しいと発言しています。
また、会場では友人でもあるギアーズシリーズを率いるCliffy BとMortal Kombatフランチャイズを生んだEd Boon氏と共に元気そうな姿を見せています。(※ 写真はCliffy Bがtwitterで公開した物、”Call of Mortal Gears”準備の為に集まったとボケています)
まだActivisionとのトラブルは裁判も含め長く尾を引く問題となりそうではありますが、Bチームと揶揄される事もあったTreyarchが素晴らしい結果を生み、かつてのInfinity Wardの2人も楽しく元気そうな様子で、今後の問題がスムースにせめて運ぶ事、そして期待の集まるRespawnの動向に期待したいと思います。
近年のゲーム開発者には様々な経歴や特技を持つユニークな方が多くいらっしゃいますが、XBLAの人気シューターMonday Night Combatの開発で知られる”Uber Entertainment”のアニメーターAung Zaw Oo氏がとてもゲーム開発者とは思えない身体能力を持っていると注目を集めています。
掲載した映像はAung Zaw Oo氏による2010年のスタントを集めた作品で、見ての通り近年ゲームでも大流行のパルクールから大道芸的なパフォーマンスや日常的な物を利用したスタントまで、信じられない技術を披露しています。だけど普段はゲーム開発者……謎すぎる!
Epicとのタッグによって開発が進められている「People Can Fly」の新作”Bulletstorm”、先日は多くのゲームファンが抱くハチャメチャで型破りな、或いはおバカテイスト満載のハッピートリガータイトルの印象が実は見せかけで、中身は重厚でタクティカルな要素も満載の歯ごたえあるゲームプレイが用意されているとのインタビューをお知らせしました。
日本語版の発売も決まり、新情報が明らかになる毎に期待感の強まる本作ですが、一体この魅力的なタイトルを手掛けるPeople Can Flyとはどんな所なのか、そんな疑問に答えるスタジオ内部の様子が公式blogにて公開されました。
2002年に設立されたPeople Can Flyはポーランドのワルシャワに構えるデベロッパで、スタジオの初タイトルとしてリリースされたホラーFPS”Painkiller”が人気となりその名を広く知らしめました。その後2007年、Epicにより買収され、初代Gears of WarのPC版移植などを手掛けた事でも知られています。
という事で説明はこれくらいにして、公開されたイメージはなるほどBulletstormを作ってるに違いない楽しげなスタジオである事が見受けられ、近頃ちょっと出番が少なくて寂しいジャッフェばりにファ○ク連発のTanya Jessen嬢やCliffy Bの存在など、様々なピースが見事にぴったりと収まる素敵なイメージになっています。
先月からGfKが開始したデンマーク、フィンランド、ノルウェー、スウェーデンのゲームセールスを集計した北欧チャートですが、本日11月の結果が発表されイギリスでのセールスも好調な「Call of Duty: Black Ops」が1位を獲得、以下”Gran Turismo 5″と”Assassin’s Creed: Brotherhoo”が続く結果となった事が明らかになりました。
上位タイトルはお馴染みのラインアップですが、北欧の傾向なのかThe Sims 3やToy Story 3と言ったタイトルに加え、Football Manager 2011の強さが非常に興味深いランキングとなっています。ヨーロッパの中でも大きな市場とされる北欧地域、まだ2回目のセールス結果ですが、今後の追跡調査からより明確な傾向が現れてくるのではないでしょうか。
- 1位:Call Of Duty: Black Ops (Activision)
- 2位:Gran Turismo 5 (SCEE)
- 3位:Assassin’s Creed: Brotherhood (Ubisoft)
- 4位:Football Manager 2011 (Sega)
- 5位:FIFA 11 (Electronic Arts)
- 6位:Need For Speed: Hot Pursuit (Electronic Arts)
- 7位:The Sims 3 (Electronic Arts)
- 8位:New Super Mario Bros (Nintendo)
- 9位:The Sims 3: Late Night (Electronic Arts)
- 10位:Toy Story 3 (Disney)
回を重ねる毎にパワーアップを果たし一大看板タイトルに成長したAssassin’s Creedシリーズや、当サイトではラビッツとレイマンシリーズでお馴染みの「Ubisoft」が素晴らしくキュートな”ハッピーホリデー”映像を公開、世界中のUbisoftオフィスが参加しストップモーションでエツィオやラビッツ、レイマン達が踊る文字通りハッピーな映像に仕上がっています。素敵!
今年のVGAでGod of WarのクレイトスさんにAssassin’s Creedのエツィオ、そしてRed Dead Redemptionのマーストンという今年を代表する”主人公”を抑え、まさかのCharacter of The Yearを受賞した「Call of Duty: Black Ops」の所謂相棒キャラクターの一人ウッズ、受賞した方もびっくりしたであろうこの栄誉を受けTreyarchがウッズの活躍に焦点を当てた新しいトレーラーを公開しました。
公式ページではゲーム内のINTELでお馴染みのRyan Jackson調査官による機密情報の漏洩調査としてこの受賞を報告、今回の受賞によるウッズへの賞賛と公の場からの注目により、SOGを含む特殊部隊とBlack Operation部隊の機関が不安定な状態に晒されていると報告、VGAでの名誉を得る事となったドラゴヴィッチ事変におけるウッズ軍曹の功績をまとめた映像リールを調査資料として提出しています。(※ それがこのトレーラーである模様)
また、VGA会場ではボイスアクトを務めた俳優のJames C. Burnsとウッズの間に交わされた会話の盗聴記録も記載されています。
バーンズ:
やぁフランク、ビッグな勝利おめでとう。有名になった今の気分はどうだい?ウッズ:
どうだって?そんなの言うまでもないだろうよ。
[ビールを飲み、ボトルをテーブルに乱暴に置く音]俺の顔がテレビに、名前が新聞に載ってるんだぜ。
まったく俺のこれまでの任務が全部地獄へ吹き飛んじまったよ。
でも母さんとエージェント、Treyarchからのサポートには感謝してるんだ。
もし母さんの息子じゃなかったら、こんな大人にはならなかっただろうからね。
— 盗聴ここまで —
そしてRyan Jackson調査官はウッズを突然襲った有名人としてのブローバックと、彼自身の冷ややかな感謝の態度と共に現状に満足している訳ではないと報告、CIAのADDO(Associate Deputy Director of Operations)上官に対し、全ての媒体におけるウッズに関する言及を即刻抑制する事を勧めています。そして、ウッズはCIAにとって非常に価値のある人物で、今回これ以上の情報を流出させる余地は無いと締めています。
という事で、ウッズが映えるようにカメラやシーンを刷新したトレーラーから報告書の内容まで、Treyarchは本当に上手い!ほにゃららが○×でまだまだ今後の出番も忙しい物となりそうなウッズ、受賞おめでとう!
リリースに関するトラブルが続いていた「Two Worlds II」でしたが、先日遂にTopWareがSouthPeakからイギリスの販売権利を買い上げる事でアメリカとイギリスの正式な発売日が決定、共に1月25日にリリースを迎える事が明らかになりました。
そんな中、SouthPeakが北米版のボックスアートと予約特典を発表、ヨーロッパでは伝統的なハイファンタジー感でプロモーションを行ってきたTopWareでしたが、やはりSouthPeakはプロモーションで続けてきたおバカ路線でどうしても売りたいらしく、敵キャラクター”Sordahon”をメインに据えばかばかしいプロモーション映像を公開してきた”Sordahon’s Journey”の流れを汲むTwo Worlds IIのTシャツを用意しました。
あのビニール感溢れるSordahonがばーん!と描かれたTシャツには(Sordahonの映像は最後に掲載した動画でご確認ください)「YEAH, I LIKE TO KILL」(うん、俺は殺すのが好きだ)と書かれており、とてもアメリカで着て歩けるとは思えない物騒なデザインとなっています。SouthPeakは一体Two Worlds IIをどうしたいんだww
なお、予約特典にはTシャツだけでなく10ドルの値引きも用意されており、購入予定の方には嬉しい特典となっています。
今回の予約特典やこれまで行われたプロモーション、そしてトラブルも含めSouthPeakとTopWareには販売の路線に大きな見解の差が見られ、その辺りが根本的な部分で今回のトラブルに大きく関係している様にさえ見受けられます。なお、以下にはヨーロッパでTopWareがリリースした限定版”Royal Edition”の紹介映像を掲載してありますので、この辺りを比べて頂けると今回のTシャツがより楽しめる事と思います。
という事で色々愉快な事情に悩まされるTwo Worlds IIですが、ゲーム自体は抜群に面白く、ハードコアRPG好きにとってプレイ必須のタイトルである事には違いありません。また、2011年2月17日にリリースされる日本語版では伝統的なファンタジー作品として紹介されており、こちらも大いに期待!です。
これは多くのコメディ映像作品を手掛けるThe Country Clubの新作「The Brothers Mario」のトレーラー映像です。見ての通りマリオとクッパの戦いをGTA風に描いた物で、イタリアンマフィア映画の香りも漂わせるお約束に満ちたパロディ作品となっています。
マリオとクッパ、そしてピーチ姫以外にもルイージやクリボー、ヨッシーにキノピオからハンマーブロスまで様々なキャラクターが登場、見た目が全く違うのに何となくな記号的表現ですんなり理解できるのがマリオの偉大な所!
大爆発を背に全く振り返らないナイスガイなマリオが、街にはびこるクッパのダニども全員を死刑に処す!な勢いで火炎瓶を投げる様はもう完全に別の誰かになっている様な気がしないでもありませんが面白いから問題ありません。今後完全版が作られる事はあるのか、非常に楽しみなファンメイドムービーがまた1つ増えました。
高クオリティなファンメイドのゲーム映像作品が多く登場する昨今ですが、その中の1つにModern Warfare 2とMetal Gear Solidを融合した「Modern Warfare 2 meets Metal Gear Solid」が存在します。
この作品はActivisionのBobby Kotick氏とマカロフ、そしてリキッド・オセロットが手を組んだ勢力に対し、我等がスネークとちょっと綺麗なゴーストが愉快に立ち向かうという物。
今回公開されたエピソード3ではKill ZoneやらMass EffectやらFalloutまでごちゃごちゃに混ぜ込み、これまで以上にカオスな事態が展開、いちいち突っ込んでいたらキリが無い最高に頭の悪い(褒めています)作品に仕上がっています。素晴らしい!
まだ今後も続くこのModern Warfare 2 meets Metal Gear Solid、プライス大尉達の墓標に誓ったスーサイドミッションの成功は成し遂げられるのか、新エピソードの登場が今から楽しみです。なお、以前のエピソードを以下に掲載しましたので、興味のある方はこちらもご覧頂くと今後の展開もより楽しめるかと思います。
前回はSamsungとのコラボでトーストを焼いて作ったストップモーションアニメーションを公開したアメリカの人気バンド「OK Go」、さらに以前には新曲”White Knuckles”でワンコ達と信じられないシンクロを見せた脅威のPVをお届けしましたが、今度は新たにレンジローバーとのコラボで実現した素敵なパレードの様子を公開しました。
今回のプロモーションは特設サイトで公開されているGPSアプリケーションを利用し、利用者達の足跡を描く事でアートを作ろうという物。映像はOK Goがそのプロモーションの一環として実際にGPSを装備しパレードした様子を収めた物。
公開された映像はこれまでに見られた様な驚く様なアイデアと圧倒的な作業量から出来上がったPVでは無いものの、OK Goがなぜいつも”楽しそう”なのか、その根本的なコアの一部が見え隠れする興味深い物で、一緒に楽器を持ってパレードする仲間たち、そしてそれを見て何が起こってるのかと楽しそうに眺めたり嬉しそうに声を掛ける街の人達も含め、所謂本能的な”Fun”がたっぷりと収められてる様に感じます。
これまでのPVも含め、今も昔も変わらない素敵なゲームに出会った時のワクワクするような感じにも似たOK Goの作品からは、Naughty DogやBungie、RockstarやCliffy B、Ken Levine氏といったスター達が手掛けるゲームに出会った時の”楽しい”気持ちに共通する何かを感じます。みんな楽しそうで素晴らしい!
今朝方キャンペーンCo-op登場の可能性をお知らせしたNaughty Dogの期待作「Uncharted 3: Drake’s Deception」ですが、新たに本作で利用されるゲームエンジンが前作のエンジンを拡張した新しいバージョンが採用されている事が明らかになりました。
これはイタリアの情報サイト4NewsItaliaがNaughty Dogに対しTwitterで質問したところ寄せられた回答から明らかになった物で、前作の時点でもPS3のCellとSPUを限界まで使い倒したと評されたエンジンがさらなる拡張を迎える事がはっきりと言明された事となります。
今作では砂や水、炎といった流体周りの大きな革新に挑戦する事が既にNaughty Dogから言及されており、先日公開されたインゲーム映像からもそのダイナミックな様子の一端を窺い知る事が出来ました。恐らくファンの期待を大きく超えるイノベーションが実現されるであろう新エンジンの完成度に期待が高まります。
世界中のデベロッパ達と仲が良いNaughty Dog、特にInsomniacとはスタジオも近くお互いに切磋琢磨する長年の友人である事が知られています。そんなInsomniacとゲームのCo-op情報を扱うCo-OptimusがNaughty Dogに可愛らしいクリスマスカードを送付、先ほどNaughty Dogがありがとう!とそのイメージをtwitterで公開しました。
両方ともまぁなんとも可愛らしいカードで微笑ましい限りですが、さらにInsomniacがNaughty Dogの”ありがとう”にイェィ!と返し、なんともクリスマスらしい仲の良い様子でファンを楽しませてくれています。ここには不毛な対立構造も争いも見られず、世界中のファンやデベロッパから愛され、ゲームの楽しさを存分に追求するNaughty DogとInsomniacが持つ本質的な”何か”が見え隠れする様な気さえします。
Remedyが虎の子の”Max Payne”IPを売り飛ばし、7年の歳月を掛けてようやく完成させたサイコロジカルスリラー「Alan Wake」、Remedyは今作が失敗したらヘルシンキでホットドッグを売って暮らすとまで言い放った物の、文字通り”類を見ない”良作ながらセールスは奮わず、シーズン形式で予定されていたDLCの計画も残念ながら頓挫してしまいました。
さらにリリース後には続編への意欲は十分ながらもマイクロソフトとのビジネス的な関係から続編の計画が進められない状態にある事を明かし、RemedyがLimbo(地獄の入り口、三途の川的な場所の事)に居るとの発言も見られ今後の動向が心配されていました。
そんな中、昨晩TIME誌のゲーム・オブ・ザ・イヤー企画にて2010年のトップ10タイトルが発表、なんとAlan Wakeが1位に選ばれRed Dead RedemptionやHalo: Reachを抑え今年のナンバー1に輝きました!おめでとう!
TIME誌はAlan Wakeについて、今年多くのゲームタイトルがMレーティング(17歳以上向け)を冠したが、そのどれもAlan Wake程に成熟しているとは感じられなかったと評価。Alan Wakeが実現した最も大きな勝利はメタファーをゲームプレイへと変換した事だと述べ、メタ認識とヒッチコック的なサスペンスの融合はAlan Wakeのゲームプレイにユニークで楽しい体験をもたらし、今年最も素晴らしいゲームへと完成させたと絶賛しています。
今回の栄誉はTIME誌の評価という事で、Remedyにとっては本当に喜ばしい評価に違いなく、先日開催されたVGAや今回のTIME以外にも多く行われている多くの大手メディアによるアワードの結果如何によってはDLC全部入りのAlan Wake GOTYバージョンのリリースだって夢では無い……かも?!
しばらくネガティブなニュースが続いていたRemedyだけに、こういった高い評価がマイクロソフトのジャッジを後押しする事を願って止みません。
なお、TIME誌の今年の10タイトルは以下の様な結果となっています。
- 1位:Alan Wake
- 2位:Angry Birds
- 3位:Red Dead Redemption
- 4位:Halo: Reach
- 5位:Super Mario Galaxy 2
- 6位:Limbo
- 7位:Super Meat Boy
- 8位:Super Street Fighter IV
- 9位:Starcraft II
- 10位:Mass Effect 2
先日開催されたVGAにノミネートされたタイトル群達を見渡すと、2010年が驚く程に豊作だった事が身に染みる凄まじいラインアップとなっています。どれがGOTYを取ってもおかしくないレベルのタイトルが並ぶ本当に素晴らしい一年でした。
しかし、VGAで発表された新タイトル群はそれ以上に強烈なラインアップとなっており、間違い無く今後のゲーム産業を牽引していくであろうタイトルの姿が見受けられました。
熱狂渦巻いたVGAも無事終了し、冷静に来年のタイトルを考えてみると、当サイトのサイドバーにて注目タイトルに選んでいる2011年リリースタイトルはMarvel vs. Capcom 3、Portal 2、Dragon Age II、The Witcher 2、L.A. NoireにBatman: Arkham City、Gears of War 3と、もう字面だけでお腹一杯になるレベルの濃い大作が並んでいます。
という事で、ちょっと想像を超えるカオスな事になりそうな2011年のビッグタイトルリリーススケジュールをIGNがイメージでまとめ発表、ただ事ではない状況になっている事が明らかになりました。2月~3月のプチ年末商戦に11月のホリデーシーズンのカオスさはどう控えめに見ても今年以上の物に感じられ、一体2011年がどんな1年になるのか、今から楽しみなスケジュールとなっています。
なお、以下の図表では左部のオレンジ色が詳細なスケジュールが発表されていないタイトル、右側が日付のはっきりしているタイトルとリリース月が判明しているタイトルとなっています。また、ゼルダ新作”The Legend of Zelda: Skyward Sword”や”XCOM”等、記載されていないタイトルもあり、今後このイメージは順次更新されていくとの事。
先日開催されたVGAでは5部門にも及ぶノミネートを獲得しながらもBest Multiplayer Gameの受賞のみに終わったBungieの「Halo: Reach」、今年の受賞タイトル達は本当にどれがGOTYを獲得してもおかしくないレベルの物が多数並んでいる事もあり、本当に熱い戦いが繰り広げられた事が判ります。
しかしBungie最後のHaloタイトル”Halo: Reach”が成し遂げた功績はゲームプレイや技術的な面まで多方面に渡る輝かしい物である事に間違いはありません。そんな状況もあってかVGA会場では特別にHalo: Reachを紹介する為のステージが用意され、Halo 3とODSTに登場し、自身が大のHaloファンでもある俳優ネイサン・フィリオンが登壇、Halo: Reachの魅力を圧倒的な映像と共に紹介しました。
CG処理も施された映像ではHalo: Reachの印象深いシーンがたっぷりと盛り込まれ、如何に本作がエモーショナルでエピックなタイトルであったかを存分に感じられる内容となっています。年々ゲームの消費スピードは早くなり、賞レースも激しくなる近年ですが、勝敗から離れ功績を称える場が設けられた事は今年のVGAにおける印象的な1シーンだったとも言えそうです。
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