8月26日にブルームバーグは連邦通信委員会Federal Communications Commission(以下FCC)がテレビ・携帯電話・ビデオゲームを統一して管理できるユニバーサルなレーティングシステムを研究中である事を明らかにしました。
この動きは現行のESRBレーティングの効果に対して疑問を抱いたアメリカ政府が、現行法の改訂の是非に関する調査をFCCに依頼した事によるもののようです。しかし著名なアナウンサーやAT&T、ベライゾン、マイクロソフトといった電波やコンテンツ関係の団体は、このプランに対して大きく反対の意思を表明しています。
また、現行のESRBレーティングを管理するEntertainment Software Association(以下ESA)は過去に、FCCがビデオゲームやその周辺に関するレーティングシステムに対する統治権は持ち合わせていないと発言しており、ESAの副社長を務めるRich Taylor氏は「新しいユニバーサルなシステムは消費者を混乱させる」と批判しています。
この問題は日本国内においても人ごととは言えない話で、やはり傍目に見てもテレビと携帯電話、さらにビデオゲームを画一的にレーティング管理するという事は無理があるように思えます。批判が多い中、議会は強行的な姿勢を見せているようで今後どうなるのか注目しておく必要がありそうです。
ちなみに連邦通信委員会(FCC)は、ドラえもんにそっくりでどう見てもアウトなキャラクターを使用している事で日本でも一時話題になったアメリカ合衆国政府の独立機関です。
赤ずきんちゃんをモチーフにしたゴシックなホラーアドベンチャーThe Pathや老婆が墓地を歩く前衛的なタイトルThe Graveyardなどの開発で知られるTale of Talesが新作「Fatale」(仮題)を10月5日にリリースする事を発表しました。
Fataleはオスカー・ワイルドの戯曲サロメをモチーフにした作品で、デザインにはサイレントヒル1と2で魅力的なキャラクターデザインを手掛けたアーティストの佐藤隆善氏がキャラクターデザインとモデリングで参加しており、大変美しいサロメのイメージも併せて公開されました。
本作は佐藤隆善氏の描き出すイメージから大きな影響を受けて制作されたそうで、Tale of Talesは佐藤隆善氏のサイレントヒルに出会っていなければ、自分達はゲームを制作していないだろうとまで話しています。
ゲームの内容についてはまだ明らかにされていませんが、オスカー・ワイルドのサロメは新約聖書を元にした戯曲で、王女サロメが愛する洗礼者ヨハネが自分の手に入らないとわかり、エロド王に捧げる妖艶な踊りの対価として愛するヨハネの首を求めるという、女性の狂気や一途さ、そして情熱や無垢さなどが繊細に描かれた名作で、過去の作品から鑑みてもやはりTale of Talesらしくアーティスティックな物がリリースされるであろう事は想像に難くありません。
10月5日にリリースという事で、続報も程なく出てくるのではないでしょうか。
海外の情報サイトZangaroa Blogが3年の月日を掛けて完成させた、ゲームに登場するヘビトップ10!いやそれ誰が得を……でもきっとやらずに居られなかった何らかがあったのだと思い、その想いを、怒りを、やるせなさを、と言う訳でニーズがあるのかさっぱり判らないしわざわざ記事にする意味があるのかと思いつつへびトップ10ごおおおおお!
リンクの剣によっていつもあっさり倒されるロープ、彼らを忘れてしまう事はとても簡単な事です。恐らくほとんどの人がその名前すら記憶していない可哀想なロープが10位にランクイン……頑張って!というか正直書く事があんまり無い! (続きを読む…)
9月4~6日までワシントン州のシアトルにWashington State Convention Centerと同Trade Centerにて開催されるPenny Arcade Expo 2009(PAX 2009)にBethesda Softworksが出展、既に続編の存在も噂されている「Blink」がプレイアブルで出展される模様です。
さらにリリースを控えるWETにミッキー・ロークの出演で注目を集めるRogue Warrior等の展示も予定されており、ポスターやシャツなどの販売も行われるそうです。Blinkのプレイアブル出展は今回が初めてで、PAX 2009では特徴的なプレイ感がどういった物なのかさらに明らかになる事と思われます。
2kが2010年初頭にXBLAでThe Misadventures of P.B.Winterbottom(ウィンターボトム氏の災難)とAxel and Pixelの2本のインディペンデント系タイトルをリリースする事を明らかにしました。
The Misadventures of P.B.Winterbottomは南カリフォルニア大学の学生グループが卒業制作として開発したもので、去年のIndependent Games Festivalで決勝まで残り、ユニークなゲーム性とアーティスティックな映像で注目を集めました。 (続きを読む…)
8月25日にリリースされたBatman: Arkham Asylum、すでに絶賛の嵐で素晴らしいタイトルに仕上がっている模様です。そんな中こっそりとBatmanシリーズの舞台であるゴッサムシティとアーカム精神病院の公式サイトが立ち上げられ、何やら大がかりな仕掛けが用意されているようです。
アーカム精神病院のサイトはもう見るからに一昔前の企業ページ!といった趣で、あからさまに何らか装った物に感じられます。サイトの右上部からログインをすると明らかに表サイトとはテイストの違う病院内のイントラサイトに飛びますが、ログインができません……。
方やゴッサムシティの公式ページでは市の成り立ちや市長についての細かな情報、オリンピックの誘致や市政にかんする情報、市議会の内容など、もうこれでもか!というくらいの圧倒的な情報量でページが作成されています。そうして、トップニュースの事件の速報など見ていると、あれこれと気に掛かる事がいくつか見つかりはじめ……。
と言う事で、アーカム病院へログインするためにあちこちに点在する情報を読み解き、時にはトレーラー映像なども確認したり、アカウントハッキング(演出)なども行いながらアーカム病院へのログインを試みる事ができます。かなりのこだわり具合でログイン可能になるまででも相当ボリュームのある謎解きを楽しむ事が出来ます。
筆者もなんとかかんとか病院内にログイン、内部のサイトでは院内の監視カメラの様子など様々コンテンツが用意されているのですが……なんとログインまでの謎解きなどほんの一部だったようで、さらに様々な仕掛けとコンテンツが用意されている様子。ちょっとさすがにここで断念して記事を書いております。
こういったギミックや設定に凝ったプロモーションは、これまでもポータルのAperture Science社や映画クローバーフィールドなどでも見られた手法ですが、Batman: Arkham Asylumのこれはこれまでと毛色が全く違うと感じるほど恐ろしく手の込んだ物になっています。まだ導入部分しか見れていませんが、コンテンツもかなり用意されている気配。興味がある方は是非チャレンジしてみては如何でしょうか。
様々な技術革新やイノベーティブなアイデア、そして通信インフラの整備でどんどん先鋭化していく近年のゲーム達、遊ぶ方はいいですが、作る方はたまらん大変だろう事は容易に想像が付きすぎて逆に怖いくらいです。
色々な事が出来るようになった近年のゲーム開発の状況なのに、なんだか見たことあるぞこれというのはよくある事、むしろそうじゃない物を見つける方が大変だったりもします。と言う訳で、最近よく目にとまるデベロッパの都合いやトレンドを挙げ、なぜそれをデベロッパは愛するのか!真相を究明しようじゃないかという、意義があるのかないのかよくわからないTOP7!!!
結構な辛辣な内容で構成されており、書いている方もはらはら気が気ではありませんが、あんまり手厳しい物にはフォローを入れつつ進行していきたいと思います。それでは張り切ってどうぞ!
なぜ最近の主人公たちは一様に40過ぎのタバコが似合うベテランのちょい悪そうな親父たちばかりなのか!ネイサン・ドレイクしかりウルヴァリンしかり。マーカスはちょっと格好いいはぁはぁ。 (続きを読む…)
近頃、ゲームをやっていてもあまり見る事がない?ような気がしないでもないゲームオーバー画面。しかし失敗の体験と言う物は良く憶えている物で、石の中に居たり、復活の呪文を書き間違えていたり、不思議といつまでも忘れられないものです。そんな訳で今日はVGChartzが選んだベストなゲームオーバー画面トップ10をお届けします! (続きを読む…)
ドイツのケルンで8月19日から23日開催されたヨーロッパ最大のゲームショー「gamescom 2009」様々なサプライズで世界中を熱狂させ、イベントも大成功の内に終わりました。
Koelnmesse GmbHからの発表によると、gamescom 2009の来場者数は245,000人、31の国から参加があり、458の企業が出展しました。17,000人のトレーダーが参加し、48ヶ国から4,000人のメディア関係者が出席、さらに出展者の90%が来年の出展を望んでいるとの事。既に来年のgamescom 2010も8月の18~22日に行われるだろうとコメントされています。今年のE3の来場者数が41,000人、去年のTGS 2007が193,040人となっており名実ともに世界最大のショーになったと言えそうです。
またgamescom Awardsも発表、結果は以下の様になりました。 (続きを読む…)
去年映画化が決まった「Bioshock」、ジョン・ローガンが脚本を書きパイレーツ・オブ・カリビアンシリーズで大出世を果たしたゴア・ヴァービンスキーが監督に当たると言う事で、すわタイムマシンの再来かと心配の声も聞こえる発表でしたが、ヴァーヴィンスキーがプロデュースにまわり映画”28日後…”の続編”28週後…”を手掛けたファン・カルロス・フレナディージョに監督のオファーが行われている事がわかりました。
ヴァーヴィンスキーはBioshockを監督するためにパイレーツ・オブ・カリビアン4の監督を降りて制作にあたっていましたが、撮影予算が1億6000万ドルを超えてしまい、プリプロの段階でユニバーサルからブレーキが掛けられた模様。新しい予算計画の再編の段階でコスト削減等の理由から制作が海外へ発注される事になったことから監督を降りる事が決まった様です。
ヴァーヴィンスキーが現在パラマウントのアニメーション映画「Rango」での監督に集中している事で後任がまだ決まらない事から、ユニバーサルからスペインのファン・カルロス・フレナディージョに監督のオファーが飛んだ様で、現在はフレナディージョのプロデュースパートナーであるEnrique Lopez Lavigne氏がプロデュースを努める事も含めて交渉中の段階だそうです。
フレナディージョに白羽の矢が立った事からBioshockがオフショア制作になる事は間違いなさそうですが、映画化決定からどうもごたごたしているイメージで、ゲームとしては歴史に名を残す魅力的な名作となったBioshockが一体どのようになってしまうのか……若干心配です。もしこのままフレナディージョが監督を努める事になったら、恐ろしくシニカルなBioshockが出来上がりそうで、それはちょっと楽しみかもしれませんね。
8月21日から22日にかけて、カリフォルニアのアナハイムコンベンションセンターで開催されたBlizzardの一大ファンイベントBlizzCon 2009、オープニングでイベントをがっちり盛り上げたオジー・オズボーンですが、なんと日本から9歳の天才ギタリストみやざわゆうと君もゲスト出演し、”Crazy Train”でオジーとの共演を果たしました。オジーにハグされとる!
還暦を過ぎてなおますます盛んなオジーですが、ほんとに元気!本日は同じくBlizzcon 2009でのライブから名曲”I don’t know”もお届けします。しっかしBlizzConはライブでもカンファレンスでも客の気合いも違いますね、盛り上がる盛り上がる!
マリオやルイージにクッパ達が動いたり光ったり!巨大なセットに作られたスーパーマリオギャラクシーのバースデーケーキをご紹介します。このケーキはウィルさんが娘のハンナちゃんの四歳の誕生日のお祝いに作ったケーキ、動画の後半ではケーキの制作過程などを経て誕生日パーティの超ハッピーな様子なども紹介されています。
ウィルさんのWebサイトでは毎年娘達の為に作ったハイクオリティなケーキ達が沢山公開されており、どれもこれも素晴らしい出来上がりに、喜ぶ子供達の様子が添えられていて、見ている方も嬉しい気持ちになるハッピーな画像が盛りだくさんになっています。
“タイタニックの”と言うよりも今回は”アビスの”と言った方がしっくりくるジェーム・スキャメロン監督が長年温めてきたSF超大作「Avatar」、ゲームも映画公開に併せて開発が進められており、gamescom 2009でそのプレイ映像が公開されました。
一瞬レンダー映像かと見まごう美しさですが、なんとインゲームのプレイ映像という驚くべきクオリティ、惑星パンドラで繰り広げられるパンドラの住人と人間との戦いは高いレベルでファンタジーとSFが融合されており、一体どのようなストーリーが繰り広げられるのか今から楽しみです。
アクションアドベンチャーのAvatar: The GameはCo-opプレイにも対応しており、開発を手掛けているのはUbisoftのモントリオールスタジオ、対応プラットフォームはPC、PS3、Xbox 360、Wii、PSPとなっており、PS3とXbox 360ではなんとanaglyph 3Dを利用した3D映像にも対応しており、リリースは2009年11月の予定となっています。
近年のゲームイベントの地味化はなんだったのか、今年はいずれのイベントも過去の派手派手イベントを思い出す様な賑やかな物になっています。そんな中gamescom会場で見られた綺麗?なお姉さん達の画像を少しだけご紹介!
新型 PlayStation 3の発表で世界中が歓喜の渦の中、ゲーム情報とオールドゲームの販売を行っているRising StuffがPS3 Slimの発売を記念して「ハンバーガークッキングコンテスト 2009」を開催します!(正式なコンテスト名は”RISING STUFF COOKOFF CONTEST 2009″)まっっっったく意味がわかんねえ!
まず、大会ルールは4つ。
1つ、バーガーの写真を送る事、そして一言何か添えてくれ。
2つ、バーガーは愛のお仕事だ。
3つ、締め切りは9月21日、発表は10月1日に行う。
4つ、複数回の応募は許可する。
応募はフォーラムから行って下さい。
そして、優秀な作品には以下のような豪華な賞品が用意されている。
1位:FCゲーム「バーガータイム」(箱入り)と、Rising Stuff Online Storeで使用できる15ドルの商品券
2位:FCゲーム「バーガータイム」(箱無し)と、同上の10ドル商品券
3位:同上の5ドル商品券
なんでだろう……PS3とハンバーガーの関連性が全く想像が及ばないんだけど、Rising Staffのスタッフは「これで全て、オールオッケーだ!イェァア!」と思ったんだろうでしょうがないんだと思います。先日の盆栽選手権といいコンテスト流行ってる……の?
もう息をもつかせぬ怒濤の勢いで次から次へ新情報やらビッグニュースが飛び出す、大変なイベントになってしまったケルンで開催真っ最中のgamesconですが、現地の会場の様子はどうなっているのか、bit-teckのJoe Martin氏が初日のレポートを行っています。
ショー全体は相当に大量の展示がされているようで、3日か4日で廻りきれるような量ではないと述べられており、初日のソニーの電撃的なPS3 slimの発表からトップギアに入ったままFable 3の発表や大量の新情報でまったく勢いが衰えないままイベントが続いています。
レポートでは初日にJoe Martin氏が注目した作品をいくつか挙げています。まずは、大きな注目を世界中から集めているScribblenauts。そしてFutureMarkが開発中のShattered Horizon、こちらはプレイアブルで展示されていた様で非常に美しかった事が書かれています。さらにPSPGoも期待していた以上に実際に触ってみるとその感触や遊び心地がよかったそうです。
さらに同氏はBorderlandsとStarCraft 2を挙げています。BlizzardはStarCraft 2とDiablo IIIのために二つのブースを設けており大量にプレイアブルのデモを展示しています。同氏によるとStarCraft 2はプレイの合間に挟まれるカットシーンが非常に素敵だったとの事!
さて1日目を終えて(もう二日目始まりそうですが……)筆者もネタを消費しきれない程大量の新情報のラッシュとなったgamesconですが、まだイベント終了まで今日を含めてまだ4日続くgamescon 2009、去年は開催中止の危険にもさらされたgamesconですが想像以上に大きなイベントとなって大成功と言えるのではないでしょうか!
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