2006年のアルファリリース以来、数々の作品に影響を与える一大サブジャンルを築き、2019年3月にSteam向けの有料版がアナウンスされたBay 12 Gamesの傑作ファンタジー建築・運用シミュレーション「Dwarf Fortress」ですが、8月に発売が近いと報じられた有料版の進捗と続報が待たれるなか、新たにBay 12 GamesとKitfox Gamesが本作の発売日をアナウンスし、2022年12月6日にSteamとItch.io向けの発売を予定していることが明らかになりました。
また、発売日の決定に併せて、オリジナルのASCII文字とは異なるピクセルアートのタイルセットやサウンドトラックが確認できる新トレーラーが登場しています。
今年5月にNintendo Switch版の販売が開始されたDinosaur Polo Clubのミニマルな道路建設ストラテジー新作「Mini Motorways」ですが、新たにDinosaur Polo Clubがプレスリリースを発行し、2種のゲームモードを導入する過去最大規模のアップデート“The Endless & Expert Update”をアナウンス。PC SteamとApple Arcade、Nintendo Switch向けに2022年11月3日の配信を予定していることが明らかになりました。
今月初めに傑作“ディスコ エリジウム”を生んだ3人の最重要人物Robert Kurvitz氏とAleksander Rostov氏、Helen Hindpere氏がビジネス的なトラブルによりスタジオを去ったことが判明した「ZA/UM」ですが、その後の動向に注目が集まるなか、新たに“ディスコ エリジウム”とエリジウム世界の父Robert Kurvitz氏がエストニアで「ZA/UM」(Zaum Studio OÜ)を提訴し、2022年11月28日に最初の裁判を予定していることが明らかになりました。
先日、“The Sims 4”の本編無料化がアナウンスされた「The Sims」シリーズですが、昨晩EAとMaxisがシリーズの最新情報を紹介するライブ配信イベント“Behind The Sims Summit”を実施し、次の10年を担う“The Sims”シリーズ最新作「Project Rene」(仮名)をアナウンス。強力なツールや機能を備えた次回作の開発を始動したことが明らかになりました。
今のところ、“Project Rene”の発売時期や対応プラットフォームは不明で、開発はまだ最初期の段階にあるものの、次回作の方向性が確認できるクリエイティブツールのスニークピークがお披露目され、家具の色やパターン、構成が自在にカスタマイズできる“The Sims 3”に近い柔軟なクリエイティブツールや異なるデバイス間で同時編集できるコラボ用の機能、(現行のSims Galleryよりも格段に使いやすい)シェア機能等を導入することが判明しています。
なお、“Project Rene”のリリースは数年先で、今後小規模なグループを対象とするクローズドなテストが段階的に実施される予定とのこと。
先日、“Warhammer: Vermintide”シリーズと多数のDLCを同梱する新バンドルを発売したHumble Bundleが、新たに幾つかの格闘ゲームや乱戦、近接戦闘を扱うタイトルをまとめた「Melee Mayhem Bundle」の販売をスタートしました。
人気シリーズ最新作「Mortal Kombat 11」やニコロデオン格闘ゲーム「Nickelodeon All-Star Brawl」、343やCrypticで活躍したJoe Winter氏が1人で開発を手がける横スクロールアクション「Song of Iron」、熱血硬派くにおくんのスピンオフ「River City Girls」とシリーズの10%オフクーポン、Triternionの剣戟アクション「Mordhau」、Torn Banner Studiosの大規模中世剣戟アクション「Chivalry 2」といった作品を同梱する“Melee Mayhem Bundle”のラインアップは以下からご確認ください。
先日、今年の開催が2022年11月22日に決定したイギリスの歴史あるビデオゲームアワード「Golden Joystick Awards」ですが、週末にアワードを運営するFutureがプレスリリースを発行し、批評家が選ぶ追加3部門とUltimate Game of the Yearを除く17部門のノミネート作品をアナウンス。併せて、GamesRadar+にて部門別の投票受付を開始しました。(Ultimate Game of the Yearの投票受付開始は11月7日)
本日、Fangamer Japanがプレスリリースを発行し、傑作メトロイドヴァニア「Hollow Knight」の新たなコラボグッズをアナウンス。2種の新たなぬいぐるみに加え、放浪者やカゲ、ホーネットを含むミニフィギュア8種の販売を開始したことが明らかになりました。
「Portal 2」発売10周年を祝い、昨年4月にアナウンスされた“Mondo”のレコード5枚組“Portal 2”アナログサウンドトラックですが、新たに本サントラのデザインを手がけたAlan Hynes氏が、当初昨年後半を予定していたサントラの発売時期を報告し、2022年11月のリリースを予定していることが明らかになりました。
今年2月に本当に最後の最終アップデートとしてアナウンスされたものの、8月には案の定最終アップデートではなくなった「Terraria」の大型コンテンツアップデート“Labor of Love”(1.4.4)ですが、9月28日の配信が迫るなか、新たにRe-Logicがアップデートの詳細な配信時刻をアナウンスしました。
本日、Valveが多彩なゲームの体験版を配信する新たな「Steam Next Fest」をアナウンスし、10月3日の開幕に先駆けて注目作のハイライトを紹介するイベントのトレーラーを公開しました。
今のところ、「Steam Next Fest」2022年10月エディションの詳細なタイトルラインアップは不明ですが、トレーラーには射出機構付きのスタントカーで疾走するエクストリームなレースゲーム“Stuntfest – World Tour”やFika Productionsが手がけるCo-opアクションローグライク“Ship of Fools”、一人称視点の工場建設ゲーム“Techtonica”、Chucklefishのデッキ構築型ローグライク“Wildfrost”、ネコメックヴァニアGato Robotoを生んだdoinksoftのノワールパンクな新作アクションアドベンチャー“Gunbrella”といった新作が確認でき、イベントの開幕が待たれる状況となっています。
先日、9月下旬の配信が予告された「Terraria」の“Labor of Love”(1.4.4)アップデートですが、新たにRe-Logicが本作の配信日を正式にアナウンスし、2022年9月28日に予告通り全対応プラットフォーム(PC/コンソール/モバイル)向けの同時配信を予定していることが明らかになりました。
本日、Steamがハックアンドスラッシュやアクション、無双ゲームに焦点を当てるイベント「Steamバッシュフェス」の開催をアナウンスし、本日から9月26日PT午前10時(日本時間9月27日午前2時)にかけて、1週間に渡って実施を予定していることが明らかになりました。
“Steamバッシュフェス”は、各種ゲームの割引や体験版配信を特色としており、発表に併せて、“Darksiders”シリーズや“Bastion”、“Warhammer 40,000: Inquisitor – Martyr”、“Mortal Shell”、“Cat Quest”、“Going Under”といった多彩なタイトルを紹介するイベントトレーラーが登場しています。
2018年11月のチャプター1リリースを経て、昨年9月には待望のチャプター2が配信された期待作「DELTARUNE」ですが、新チャプターの登場に期待が掛かるなか、新たにToby Fox氏が最新の進捗を報告し、来年以降に新チャプターのリリースを予定していることが明らかになりました。
前回の第9回特集は「ディスコ エリジウム ザ ファイナル カット」発売前最後の特集として、本作の誕生に影響を与えたアートや文学系の作品についてご紹介しました。
先日、遂に日本語版の販売とアップデートの配信が開始された「ディスコ エリジウム ザ ファイナル カット」ですが、皆さんマルティネーズでの捜査と観光、脱線、キムと過ごす楽しい毎日を満喫してらっしゃるでしょうか。
いよいよ最終回となる第10回の特集は、「ディスコ エリジウム ザ ファイナル カット」の舞台となる架空の世界「エリジウム」そのものに焦点を当てて、プレイ中だと情報があちこちに分散していることから、今ひとつイメージがまとまりにくい作品世界の地理や歴史の大まかな全体像を少なからず整理できればと思います。
これに加え、今回はオリジナルの完全版である『Disco Elysium – The Final Cut』の新コンテンツとして導入された(本編のタスクとは少々仕組みや趣きが異なる)政治ビジョンクエストについても簡単にご紹介します。
9回に渡ってご紹介したこれまでの特集記事は、いずれも未プレイの方を想定したネタバレなしの内容でしたが、今回は一先ず本作のプレイを始めて、1日目の捜査がそろそろ終わりそうかなという方(もちろんそれ以上進んでいる方も)を想定した、幾つかの軽微なネタバレを含む内容となっています。
ただし、事件の捜査に直接関わる人物や出来事、展開に絡むネタバレはありませんので、プレイ中の方も安心してお読みいただければと思います。
なお、本作の舞台となる“エリジウム”は、ZA/UMの共同創設者でライター兼デザイナーでもあるRobert Kurvitz氏が10代の頃から、実に20年近くあたため続けてきた世界で、8000年に及ぶ歴史、7つの大陸、100を超える国家、200以上の都市、そして本作の象徴的なマジックリアリズム的要素の1つである“識域”を特色としています。
「ディスコ エリジウム ザ ファイナル カット」において描かれた物語とマルティネーズ地区は、エリジウム世界の中では文字通り砂粒のように小さな出来事に過ぎず、このエリジウム世界が今後さらに登場するであろう“ZA/UM”作品の舞台になる可能性は極めて高いとみられています。
本作の奇妙なタイトル名「ディスコ エリジウム」に隠された意味「エリジウムを学ぶ」(※ 詳細は特集第2回にて)ことに興味がある方は、今回ご紹介するディテールを基に細部の情報を自分なりに補完してみてはいかがでしょうか。
参考:「ディスコ エリジウム」特集のリンク
- 第1回:傑作と謳われた「ディスコ エリジウム」は何が特別だったのか、発売当時の現象を改めて振り返る
- 第2回:「ディスコ エリジウム ザ ファイナル カット」の基本的な概要と魅力、日本語版のインプレッション
- 第3回:THE WIRE/ザ・ワイヤーから共産党宣言まで、「ディスコ エリジウム ザ ファイナル カット」に影響を与えた作品について – 前編
- 第4回:「ディスコ エリジウム ザ ファイナル カット」の基本的なゲームシステムについて
- 第5回:「ディスコ エリジウム ザ ファイナル カット」における“スキル”とは何か?
- 第6回:「ディスコ エリジウム ザ ファイナル カット」の最も奇妙なシステム“思考キャビネット”について
- 第7回:「ディスコ エリジウム ザ ファイナル カット」に登場する個性的な登場人物達と主要な勢力
- 第8回:「ディスコ エリジウム ザ ファイナル カット」のオープンワールド環境と名所について
- 第9回:「ディスコ エリジウム ザ ファイナル カット」に影響を与えた作品について – 後編
PC | PlayStation 4 | Xbox One | Wii U
PlayStation 3 | Xbox 360 | PS Vita | DS
Mobile | Movie | Rumor
Culture | lolol | Business | Other
RSS feed | About us | Contact us
かたこり( Twitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。
おこめ( Twitter ):メシが三度のメシより大好きなゲームあんまり知らないおこめ。洋ゲー勉強中。