[GDC 2010] コンソールはポータル化しiPhoneアプリと同様の現象が起こる、David Perry氏が発言

2010年3月11日 18:54 by katakori
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コンソール機 ポータルサイト

GDCの会場で開催されたゲーム産業のベテラン著名人によるトークランチイベントにアースワームジムのクリエーターでShiny Entertainmentの創設者でもあるDavid Perry氏が登場、コンソールの将来がポータル化し、近年iPhoneアプリのデベロッパーが抱えるユーザーによる発見や到達に関する問題と同じトラブルが起こるだろうと語りました。

Perry氏はみながiPhoneデベロッパーが抱えている問題を認知していると述べ、現在のゲーム産業について議論を始めました。氏は「コンソールが日をおってポータル化しており、いつか何千ものタイトルを要すホストとなるだろう」と予想、こういった状況がやって来る事を踏まえて発見性の問題提起を行いました。

さらに氏はiPhoneアプリのみならず現在ではカジュアルゲームやソーシャルゲームも成功のためにこれの回避を考慮せねばならない状況に陥っている事を述べ、いずれこの摩擦がコンソール機のメディアにMiniclipやBigpointといったブラウザゲームやフラッシュゲームのポータルに似た形で映り始めるだろうと予想しています。

近年多くのオブザーバーが物理メディアの死を予見し、デジタル流通の話題が華やかな昨今、Perry氏はビジネス的な成功の為のゲームデザインを俯瞰し、「あなたがプレイしたいゲームをクリエイトする日々は終わった」と発言しています。確かにこの問題は国内のビジネスニュースなどを見ていると姿を現し始めている感があり、強者以下みな死亡という状況がそこかしこに散見される事も事実です。今回のGDCではインディペンデント開発についても熱心な議論が交わされており、派手なニュースの影でまさにGDCならではと言える有用な話題が見られる事は、同じ轍を踏まないための希望の光だともいえそうです。

情報元:Develop

「The Secret of Monkey Island 2: Special Edition」がアナウンス、ローンチパーティに登場したのは!

2010年3月11日 17:22 by katakori
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「Monkey Island 2」

ルーカスアーツが良作アドベンチャーを乱れ撃ちしていた黄金期、Monkey Islandシリーズは所謂モンティパイソン的なしつこさと悪乗りのジョークで一世を風靡し様々なプラットフォームでローカライズされ愛された作品でした。1作目である”The Secret of Monkey Island”も近年HDリメイクが果たされ、昨年はSAM & MAXシリーズで知られるTelltale Gamesからシリーズ新作Tales of Monkey Islandもリリース、未だにその人気に陰りは見えません。

そんなMonkey Islandを世に産み出したのは、本サイトではお馴染みDouble Fine Studiosのティム・シェーファーと、DeathSpankを開発中でマニアックマンションの生みの親として知られるロン・ギルバート、そして現在はTelltaleでSAM & MAXシリーズやMonkey Island新作を手掛けるデイブ・グロスマンの三人、よくもまぁこんな濃い3人が一つの作品を一緒に手掛けていたと感心しきりですが、ルーカスアーツ風としか言いようのないあのテイストは間違い無くこの3人により作られた物で、その遺伝子はLucidityやTelltaleのタイトル、そしてBrutal Legendなどにはっきりと感じる事ができます。

前置きが長くなりましたが、昨晩Monkey Islandシリーズ2作目にあたるMonkey Island 2: LeChuck’s Revengeが「The Secret of Monkey Island 2: Special Edition」として新たにリメイクが果たされる事がアナウンスされ、サンフランシスコで海賊スタイルの発表パーティが行われました。上記の1枚はそのパーティの様子で、なんとそこにはティム・シェーファーとロン・ギルバートの二人が!!二人はスペシャルゲストとして登場したようですが、なんという素敵な一枚か!

「Monkey Island 2」

今をときめくこの二人に祝福されリメイクが果たされるThe Secret of Monkey Island 2: Special Editionは前作のリメイク同様、スペシャルエディションモードを有し、全てのアートワークが生まれ変わり、音楽も新たにリマスターした物を用意、フルボイス、オリジナルバージョンの収録が行われています。さらに今作では新しい操作方法が追加された事も明らかにされました。

なお、LucasArtsのMonkey Islandシリーズのプロジェクトを担当するCraig Derrick氏は今作のガイブラシ君の髪型を作り直した事を明かしています。どうやら最初のスペシャルエディションの髪型が不評だった様子。よかったのに……。

という事でリメイクが決まったThe Secret of Monkey Island 2: Special Editionの発売は今年の夏!対応プラットフォームはPSN、PC、XBLA、そしてiPhoneとiPod touchとなっています。

「Monkey Island 2」
情報元及びイメージ:Joystiq

[GDC 2010]「EA Sports Active 2.0」が発表、PS3版のリリースも決定しワイヤレスのセンサーを公開

2010年3月10日 15:45 by katakori
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「EA Sports Active 2.0」

Electronic ArtsがGDC 2010で開催したプレスイベントにおいて、Wiiでリリースされている健康管理フィットネス系のタイトル「EA Sports Active」のシリーズ展開を発表、新たにPS3とiPhone/iPod Touchに対応させる事を発表しました。これに併せWiiとPS3向けの最新作「EA Sports Active 2.0」もアナウンス、USBドングルとワイヤレスのセンサーポッドを利用したシステムになる事が明らかになりました。

EA Sports Active 2.0で使用されるこのワイヤレスのセンサーポッドはプレイヤーの心拍度数のモニタリングや加速度センサーとしての機能を持っており、これらのデータがゲームの中に活かされる事になります。Wii版では片手と片脚にそれぞれ2個のセンサーを利用、PS3では片脚に1つ、両手に1つずつの計3つのセンサーが利用される事になります。

さらに本作ではオンライン接続が新たな要素として加えられており、練習データをElectronic Artsのサーバにアップする事で、友人や練習パートナーとのプレイが楽しむ事が出来るようです。リリースは秋頃に予定されており、価格等の詳細は明らかにされていません。国内でも「EA SPORTS アクティブ パーソナルトレーナー Wii 30日生活改善プログラム」としてリリースされているこのシリーズですが、プラットフォームの拡大によりWiiフィット天下の牙城に食い込む事が出来るか。ソーシャルタイトルの成長華やかな昨今、今後の動向が非常に興味深い所です。

情報元及びイメージ:IGN

[Update] 凄まじい再現度を誇るiPhone版「ストリートファイターIV」がiTunesにて販売開始!

2010年3月10日 15:15 by katakori
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UPDATE:3月10日15:15
先ほど日本のiTunesでも販売が開始されました。(※リンクはiTunesが開きます)

※ 以下アップデート前の本文になります。

「ストリートファイターIV」

先ほどは斜め上過ぎてラブ!としか言いようのない素晴らしい登場を果たした最後の新キャラ”Hakan”さんをご紹介したばかりですが、さらに凄まじい再現度でこれまた度肝を抜いたiPhone版の「ストリートファイターIV」が本日リリースされる事がCapcomファイトクラブイベントで明らかになりました。

本作はリュウ、ケン、春麗、ブランカ、ベガ、アベル、ガイル、ダルシムの8人がプレイ可能でBluetoothを介して対戦プレイも可能になっています。登場キャラクターの挙動は全ての技が再現され、とてもiPhone上で動作しているとは思えないその再現度にはただただ脱帽するばかり、UI関係のカスタマイズも丁寧な物が用意されているとの事でプレイが今から楽しみです!

情報元及びイメージ:Joystiq

[GDC 2010] Unityエンジンが新ver「Unity 3」を発表、最も広いサポートを備えたエンジンに

2010年3月9日 19:24 by katakori
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「Unity」

いよいよ始まったGDC 2010、年々その重要性が高まるイベントとして成長しており、今年も注目のカンファレンスや発表が山盛りとなっています。そんなGDC一発目の話題はゲーム開発のみならず、様々なシチュエーションでの利用が行われているUnityエンジンの新バージョン発表のお知らせです。

Wiiタイトルや比較的規模の小さなゲームでの活用や、Webゲームでの利用、さらには仮想現実分野での応用なども見られ、先日はロード・ブリティッシュの新会社がUnityエンジンの利用を表明しています。

先ほど始まったばかりのGDCにおいてUnity TechnologiesがUnityエンジンの新バージョン「Unity 3」を発表、新たにAndroidとiPad、さらにPS3への対応を明らかにしました。これによりUnityエンジンはWindows PC、Mac、Wii、iPhone、iPad、Xbox 360、Android、PS3に対応した最も広範囲なプラットフォームをサポートする開発環境となり、このキャパシティの広さを売りに今後プロモーションを展開していく様です。

公式サイトではUnity 3の紹介ページをオープン、60年代テイストのアメリカを再現したデモ映像が公開され、新バージョンの新機能などが紹介されています。

情報元:Develop

Tale of Talesの問題作「The Graveyard」がiPhoneでリリース

2010年3月9日 18:17 by katakori
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「Graveyard」 「Tale Of Tales」

赤ずきんちゃんをテーマにしたゴシックなタイトル”The Path”、そして当サイトでも何度かご紹介した初期サイレントヒルのキャラクターデザインを手掛けた佐藤隆善氏との共作となった現代版サロメ「Fatale」、そして先日はメメント・モリをテーマにした哲学的なiPhoneタイトル”Vanitas“をリリースしたベルギーのインディペントデベロッパTale of Talesの出世作「The Graveyard」がiPhoneでリリース(※ リンクはiTunesが開きます)されました。価格は230円となっています。

The Graveyardは老婆が墓地を歩くという物で、ゲーム性と言える物は存在しません。さらにiPhoneでもこれまでの製品版と同様に無料版と有料版が用意されており、有料版ではランダムで老婆が死を迎える事があります。なお本作は2009年のインディペンデントゲームフェスティバルでイノベーション賞にノミネートされています。この作品でのテーマがこれ以降のTale of Talesの方向性を決定づけたとも言えるタイトルで、Vanitas同様好きな人にはたまらない作品になる事受け合いです。

情報元:GameSetWatch

美しい木のオブジェを縄で縛る「Zen Bound 2」がiPadに登場

2010年3月6日 17:27 by katakori
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「Zen Bound 2」 「iPad」

iPhoneでリリースされた、木のオブジェを縄で縛るというなんとも不思議なタイトルだった”Zen Bound”、その不思議な佇まいに魅了されたプレイヤーも多いかと思いますが、開発元であるSecret Exitが続編「Zen Bound 2」を発表、なんとiPad向けのタイトルである事が判りました。

ゲームの詳細については明らかになっていませんが、前作からゲーム性事態は大きく変わる事は無いようで、iPad対応によって素晴らしく美しく(そしてより狂気を孕んだ物に)なった印象的なイメージが公開されています。北米での発売日も決まったばかりのiPad、登場がますます楽しみです。

「Zen Bound 2」 「iPad」
「Zen Bound 2」 「iPad」
情報元及びイメージ:Destructoid

「iPhoneからiPadへ」この革命は今後2014年に向かってどう進化していくか

2010年3月1日 12:39 by katakori
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「iPad」

タイトルは真面目な風に書いてしまいましたが、完全に出オチですすいません。iPhoneの台頭から革新的なiPadの登場、これに続いて2012年にはiBoard、2014年にはiMatが出るよ。って出るかあ!エグザイルか!という一発ネタでございました。2014年のジョブス可愛い!

情報元及びイメージ:Be Geek

iPhone版「Plants vs. Zombies」がリリースから9日間で100万ドルを売り上げる

2010年2月26日 18:28 by okome
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「Plants vs Zombies」 「Plants vs. Zombies」

家へ侵入して来ようとするゾンビ達に可愛らしい植物で応戦するタワーディフェンス系タイトル「Plants vs. Zombies」、昨年PCでリリースされた本作のiPhone版Plants vs. Zombiesの販売本数が9日間で30万ユニットを達成し、100万ドル以上を売り上げた事を開発元であるPopCap Gamesが明らかにしました。これはこれまでのiPhoneアプリの最も大きなローンチになるとの事。

近年、大手各社がますます力を注ぐカジュアルゲームの存在ですが、長期間好セールスを続ける本作とフットワークの軽いPopCapの開発は大きな成功事例と言えるかもしれません。

情報元及びイメージ:VG247

クレイジーで愉快なアメコミパロディな映画「Kick-Ass」がゲームにも登場

2010年2月24日 20:13 by katakori
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アンジェリーナ・ジョリーが主演したウォンテッドの原作で知られるマーク・ミラーが手掛けるアメコミのパロディぽい内容でコミカルかつ暴力描写が秀逸な「Kick-Ass」、国内ではかなり知名度が低く残念な限りですが、映画化も進められており4月からいよいよ公開される運びとなっています。

毎日いじめられて過ごしている高校生が、なんの力も無いままヒーローになる!と自作コスチュームに身を包みヒーローになった!中身そのままだけど!といった感じでウォッチメンをダメダメにしてコミカルにした愉快(かつクレイジー)な映画です。このスーパーバッドを地でいく様な主人公Kick-Assをほんとは美少年なアーロン・ジョンソンが演じており、スーパーバッド的な意味で良い感じな駄目男子を好演しています。

放送禁止用語連発でぶっ殺しまくるクロエ・モレッツ演じるHit Girlのトレーラー

さらにニコラス・ケイジとちょっと若い頃のクリスティーナ・リッチを思わせる超キュートなクロエ・モレッツの2人がこれまたぶっとんだクレイジーな親子ヒーローを演じており、修行と称して防弾チョッキを着た実の娘をにこにこしながら実弾で撃つイカれたニコラス・ケイジの怪演が素晴らしく良い味を出しています。最近飽和傾向にある自己言及型アメコミ映画に辟易してきたファンにはなかなか楽しい映画に思えるのですが、悲しいのは日本での上映が決定していない事でしょうか……。

と、前置きが長くなりましたが、そんなKick-AssがゲームがPSNとiPhoneでリリースされる事が明らかになりました。リリースは映画公開前日の4月15日で、現在判明しているゲームの詳細は以下の様になっています。

  • Kick-Ass、Big Daddy、そしてHit Girlの3人のプレイアブルキャラクター
  • 様々な舞台で描かれる8ミッション
  • ローカルCo-opプレイ可能なサブミッションとミニゲーム

なお、ゲームには登場しませんが、もう1人のマジキチヒーローRed Mistをスーパーバッドのクリストファー・ミンツが演じているのも必見です。どうか日本でも上映されますように……。

情報元:Shacknews

これは凄い移植……iPhone版「ストリートファイターIV」のプレイ映像が登場!さらにハカン……?!

2010年2月23日 10:55 by katakori
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先日突然アナウンスが行われ、あまりの再現度の高さに度肝を抜いたiPhone版「ストリートファイターIV」ですが、先ほどIGNにプレイ映像が登場、軽く引く程に凄まじいiPhone版の内容が明らかになりました。

また参戦キャラクターも判明、リュウ、ケン、春麗、ブランカ、ベガ、アベル、ガイル、ダルシムの8人でプレイ出来る事が明らかになりました。IGNのプレビューによるとアンロック可能なキャラクターは無しとの事。映像ではリュウとケンの対戦の様子が確認出来ますが、動きの再現度は非常にスムースに見え、とてもiPhone上でプレイされているとは思えない出来に見えます。

ケンのウルトラコンボも確認出来ますが、しっかりカットシーンも入り、なんと昇竜+九頭龍裂破的な新ウルコンが放たれるのが見られます。さらに映像では昇竜をセビキャン>キャンセルダッシュしてる様子まで!キャラクターの動作が全部入りとアナウンスされた言葉に偽りの無い事が見て取れます。さらにIGNではリリースが3月中に行われ、価格が9.99ドルになるとの予想も記されてあります。

さらにコンソールの方ではさらなる参戦キャラも明らかになり、どんどん期待が高まる続編の「スーパーストリートファイターIV」ですが、海外の情報サイトに10人目のキャラクターと噂されるハカンの恐ろしくフェイクくさいイメージが登場しています。さすがにガセネタのような気がするこの1枚ですが、こんなお祭り騒ぎが楽しめるのも今だけ!近いうちに登場するであろう大阪弁のアラブ人キャラクターがどんな人か、怪しい画像を見ながら楽しむのも一興といった所でしょうか。

嘘くさいwwwww
情報元:IGN

[DICE 2010] Zyngaに移籍したブライアン・レイノルズ氏がカジュアルゲームについて語る

2010年2月19日 16:45 by katakori
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ソーシャルメディアゲーミング

かつてシド・マイヤー氏と共にマイクロプローズを離れFiraxisを立ち上げたブライアン・レイノルズ氏、Firaxis時代には今なお人気の高いアルファケンタウリやコロナイゼーション、そしてCivilization IIを開発、その後はBig Huge Games社を立ち上げRise of NationsシリーズやAge of Empires 3: The Asian Dynasties等、多くのシミュレーションタイトルに携わってきた同氏ですが、2009年の6月からカジュアルゲームの雄として知られるZyngaに移籍しています。

DICE 2010にはこれまでのハードなイメージとは全く違う分野に見えなくもないカジュアルゲームの分野で活躍する事となったブライアン・レイノルズ氏が登場、近年大きく注目を集めるソーシャルゲーミングビジネスについて講演を行いました。

Zyngaは多くのプレイヤーを抱えるMafia WarsとFarmvilleを運営しており、レイノルズ氏によるとたった5週間で開発されたFarmvilleは現在3100万人以上のプレイヤーを抱えており、それらのユーザーのうち3~5%のユーザー(93~155万人)が実際に少額課金を行いながらゲームを楽しんでいるそうです。

レイノルズ氏は伝統的なゲーム開発とソーシャルゲームタイトルの開発の相違について、巨額の開発費がかかるビデオゲームタイトルと数十万ドルで開発可能なFacebookアプリとの間にある資金的な問題、そして年単位で掛かる開発と迅速な開発が可能なスピード感の差を挙げています。

これらのフットワークの軽さに対してソーシャルゲームはリリース後のアップデートや管理、そして多くの投資を必要とする事を挙げています。ソーシャルスペース上にいるゲーマー達の所在は非常に不安定で、さらに多くの選択肢が存在している事から、プレイヤーに自社のゲームを再訪するようアピールする事は非常に重要であると説明しています。

さらにプラットフォームがWebであるという事の利点として、プレイヤーからのフィードバックと、それに対してレスポンスの早い開発側の対応でユーザーのニーズを満たすことが出来ることを挙げています。そして氏はMafia WarsとFarmville両タイトルの成長を図表化したグラフを提示し、週末等の現実生活とプレイヤー層の増減について興味深いリンクを示唆しています。

しかし実際には山の様にあるソーシャルタイトルの中で成功するデベロッパはほんの一握りで、氏はこの理由についても言及、すぐにプレイを止めてしまうユーザーが何故止めてしまうのかという部分に着目、本当に単純な理由ではあるもののロード時間がクリティカルな問題になると考えを述べています。そしてこうした最も初期の簡単なハードルを越えたユーザーはすぐにフレンドを招待して連れてきてくれると加えています。

そして氏はゲームの大きさ(カジュアルゲームの場合ゲームの規模が大きいとユーザーは混乱します)と単純さ、常に最小を目指す投資の規模、テーマカラーの選択の重要性などについて触れ(氏によるとピンクが最も成功した色との事)、カジュアルゲーム開発の難しさや視点の重要性について説いています。

長々とご紹介してきましたが、ここまで読めばハードなシミュレーションタイトルを多く手掛けてきたブライアン・レイノルズ氏とカジュアルゲームの関係に感じた最初のミスマッチ感に、不思議な調和が感じられさえします。どうやらレイノルズ氏がこれまでの経緯を経てたどり着いた場所はソーシャルスペースの上に存在する人とビジネスを元にしたリアルなシミュレーションゲームの様な世界だったようです。

昨年のスタートアップ投資で最も巨額の資金1億8000万ドル(約165億円)を得たロシアのZynga、ここに天才ブライアン・レイノルズ氏が加わって仮想コミュニケーション上のトランザクションモデルをクラウドのようにコントロールするその様は、すでに現実を越えた何かの様にも感じます。国内でも注目を集めるソーシャルビジネス、現在海外では既に始まっている淘汰が終わった後、さらなる成長分野となるのか否か、注目です。

情報元及びイメージ:GameInformer

GTAシリーズに疲れたRockstarのキーマン二人が退職、新たに「Double 11」スタジオを設立

2010年2月17日 18:20 by katakori
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Double 11 Rockstar

複数のGTAタイトルやBeateratorを手掛けたRockstar Gamesのキーメンバー、リードエンジニアのLee Hutchinson氏とリードプログラマーのMatt Shepcar氏がRockstarを退職し、新たに「Double 11」と名付けたスタジオを立ち上げました。

労務問題がトラブルが話題となっているRockstar Gamesですが、Hutchinson氏はこの件について一応触れており、今回起こっている問題や配偶者達の申し立ては自分達の決定には影響を及ぼさなかったと述べています。Hutchinson氏は退職の大きな理由として巨額の開発費とリリースに伴う大きなストレスを挙げています。

Hutchinson氏曰く「私はもう多くのデベロッパの巨大な次世代機プロジェクトにうんざりしていて、草の根的にベッドルームでコーディングをする80年代のような開発スタイルに戻りたいんです」との事で、どうやらMatt Shepcar氏と二人でiPhoneアプリを開発していく意向の様です。

元○○の○○による新スタジオ!とか新作!となると肩の張った大仰な内容になる場合がよく見受けられ、それ以上にのちの派手な爆死もよくある光景ですが、今回の件は非常にユニークなケースに見えます。GTAシリーズを手掛けた二人が自ら望んで作るインディータイトルがどんな物になるのか、非常に楽しみです。

情報元及びイメージ:That VideoGame Blog

続報:マイクロソフトがいよいよ本腰!「Xbox Live Mobile」がWindows Phone 7と共に登場

2010年2月16日 16:26 by katakori
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「Xbox Live Mobile」

1月末にマイクロソフトで大きな組織の再編成が発表され、ZuneとXboxチームの統合が明らかになりましたが、それに伴い予定通りバルセロナで開催中のモバイルや通信事業のイベントMobile World Congress 2010でスマートフォン向けの新プラットフォームWindows Phone 7の発表に合わせて「Xbox Live Mobile」が発表されました。

発表にはマイクロソフトのSteve Ballmer氏が登場し、次世代のWindows Phoneとして発表され、AT&TにT-Mobile、Verizon WirelessそしてSamsungとHTC Corp等を含む様々なベンダーから端末が登場する事が明らかになりました。登場は2010年ホリデーシーズンが予定されています。

とかく複雑になりがちなスマートフォンのコンテンツですが、大きく6ジャンルのハブを用意する事でUI設計やデザインの統一性を大きな特徴としてきました。用意された6つのハブは次のようになっています。

  • ソーシャルサービスとも連携しメール機能や連絡先を統合する「People
  • 画像をまとめる「Pictures
  • そしてXbox Liveと連携する「Games
  • マルチメディア関係を統合する「Music + Video
  • アプリ販売を担う「MarketPlace
  • Microsoft Officeと連携するビジネス周りの機能をまとめる「Office

と言う事で、Xbox Live Mobileは新生Windows Phone 7の大きな柱の一つを担う要素となり、早速ZuneとXboxチームの統合が生きてくる形を取ることとなりました。Xbox Live MobileにはXbox Liveの機能がほぼ実現されており、Xbox Liveで使用しているアバターやプロフィール、フレンドリスト等を共有、Windows Phone 7でフレンドと非同期ターンベースのマルチプレイゲームなども楽しめるとの事です。

以前お知らせした大規模な業務統合にはIPTV事業、Games for Windows、Microsoft Game Studiosも統合されており、いよいよマイクロソフトもスマートフォンビジネスに本腰を入れてきたようです。この事業をエンリケ・ロドリゲス氏が率いている事も本気度の高さを感じさせる布陣となっており、今年のホリデーシーズンはモバイルも熱い事になりそうです。

情報元及びイメージ:Shacknews

恐ろしい再現度!iPhone版の「Street Fighter IV」が登場、対戦も可能!

2010年2月16日 11:55 by katakori
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「Street Fighter IV」 ストリートファイター 4

続編「スーパーストリートファイターIV」の新キャラや新要素など、いよいよ3rdキャラ登場かと注目が集まっている昨今ですが、昨晩いきなり物凄い再現度のiPhone版「Street Fighter IV」が登場、3月にリリースされる事が判りました。最初の参戦キャラクターとしてリュウとケンも登場しています。

スクリーンショットを見ると一目瞭然、とてもiPhone上の物とは思えない再現度に驚くばかりですが、ゲームの方もかなり気合いの入った作りになっている模様です。参戦キャラクターはまだ明らかになっていない物の、復活キャラや新キャラクターも用意されている様子で、各キャラクターはちゃんとウルコン含め全ての技が盛り込まれているとの事。

「Street Fighter IV」 ストリートファイター 4

そしてやはり気になるのがiPhoneでの操作性がどうなのか?という事ですが、今作ではパッドやボタンの位置、UIの透明度等、多くの項目が設定可能になっているようです。さらにトレーニングモードも搭載されているとの事。さらにマルチプレイモードも搭載、2台のiPhoneでBluetoothを介して対戦が可能になっています。新キャラクターや価格、リリース時期など、新しい情報がありしだい改めてお知らせいたします。

「Street Fighter IV」 ストリートファイター 4
「Street Fighter IV」 ストリートファイター 4
「Street Fighter IV」 ストリートファイター 4
「Street Fighter IV」 ストリートファイター 4
「Street Fighter IV」 ストリートファイター 4
「Street Fighter IV」 ストリートファイター 4
情報元及イメージ:IGN

iPadの登場で1月移行のアプリ開発のプロジェクト数が急増、方やAndroidアプリは減少傾向に

2010年2月15日 18:10 by katakori
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「iPad」

先月末に満を持して正式発表されたAppleのタブレット端末「iPad」、あまりの革新性にとまどいも様々見られる話題性抜群のガジェットとなりましたが、今回の発表でアプリ開発のプロジェクト数が一気に3倍近くに増え”爆発”とも呼べそうな急増を見せ、再びAppバブルが訪れる事になるのか注目を集めています。

すでにゲーム関係も含め大手の参入が決まっているiPad、Unreal Engineで知られるEpic Gamesもその潜在的なパワフルさに注目しており、とあるデベロッパなどは本当の革命だとも口にしています。ただゲームに関してはその大きさや特性から賛美の声と同様に疑問の声も聞かれる現状が続いており、実際のローンチ後の動向に注目が集まります。

「iPad」
図はApp新規プロジェクト数のグラフ、1月に3倍近く爆発

さらに今回の動きはAndroidアプリの開発にも影響を与えており、1月の増加に合わせてAndroidアプリの開発件数が大幅に減る状況になっているようです。セールスに関しても苦戦が伝えられるアンドロイドですが、これらの状況がプラットフォームとしてのポテンシャルに大きく影響する内容だけに、今後の両社の動向が気になる所です。

「iPad」
App開発に見られるAndroidアプリとの比較の変遷
情報元及びイメージ:Joystiq, IndustryGamers

噂:未定のSimタイトルってSimCity 5?「Sim City World」と呼ばれるタイトルの怪しいショット

2010年2月9日 18:13 by katakori
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「Sim City World」

本日Electronic Artsの会計報告からリリース予定のタイトルリストをお知らせしましたが、これも未発表タイトル?とも考えられそうな怪しげなリーク画像が出てきました。海外の情報サイトGamersmintにメールで届いたとされるこの画像は「Sim City World」と名付けられていたそうで、送信主からはこれがSim City 5のリーク画像である事が記されていたそうです。さらに画像にはsimcityworld.comの文字列があったそうで(リーク画像のお約束でぼんやりして見えない)、ドメインを調べてみるとElectronic Artsが2000年に取得した物であった事が明らかになったそうです。

現在Facebook上でElectronic Artsの有力IPのタイトルが進められていると噂されていますが、それかも?などという見解も出ているようです。ソーシャルコミュニティっぽいネーミングでもあるしぴったりかもしれません。怪しすぎ!な感は否めませんが、2003年のSimCity 4以来大きな動きもなく、ウィル・ライト氏も居なくなってしまった同シリーズ、Simsがあれだけ売れてるにも関わらずスポアの失敗でレイオフ喰らったり、MaxisはSims生産工場ではない!とスポア新作もある事ですし頑張って欲しい所です。

情報元及びイメージ:GamersMint

これは可愛らしい!iPhone用アプリと巣箱を組み合わせたキュートな時計「BirdBox」

2010年2月9日 15:21 by katakori
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これを使えば朝の目覚めも気分良くハッピーな物になるかも!なiPhoneアプリ「BirdBox」と巣箱を組み合わせた素敵な時計をご紹介。これは無料appのBirdBoxと、公式サイトで販売されている4タイプの巣箱(1,114~1,188円)と組み合わせて自然満喫な雰囲気を楽しめるという物。アラームや時報機能に、休み中のナイトモードも搭載しています。エサをもらうヒナたちがどえらい可愛いのでお勧めです!

情報元:Boing Boing
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