昨晩G4TVやGameTrailers、USA Today、IGNなどお馴染みの海外メディア35団体から構成されるGame Critics Awardsの“Best of E3 2011”が発表され、総合部門を始め計4部門でIrrational GamesのBioshock新作「BioShock: Infinite」が受賞を果たしたことが明らかになりました。
先日はGameTrailersのE3 Awardsでも総合ベストを始め多くのに部門に選出されたBioShock: Infiniteですが、Game Critics Awardsではノミネートされた4部門全てがベストタイトルに選ばれており、Ken Levine氏の新作にかかる期待と革新性が本物であることがひしひしと感じられます。
その他BethesdaのTESシリーズ新作「The Elder Scrolls V: Skyrim」が2部門を受賞、ホリデーシーズンの直接対決に注目が集まるアクション部門では“Battlefield 3”が“Call of Duty: Modern Warfare 3”を下し、ハードウェア部門ではPlayStation Vitaが受賞を果たすなど、今後の動向を含め非常に興味深い内容となっています。
以下全部門のノミネートタイトルと受賞作品の紹介となりますが、リスト1つ目の強調表示されたタイトルが受賞作品で、以下がノミネートとなっています。
日本と一部アジア地域を除く地域で遂にスタートしたNaughty Dog期待のシリーズ最新作「Uncharted 3: Drake’s Deception」のベータテストですが、早速キャラクターのカスタマイズやマッチメイク、新たに登場するUncharted TVに加え、戦闘の様子などが確認できる20分に及ぶプレイ映像が登場しました。今回の映像は7月4日までプレイ可能なCo-op ArenaモードをChateauマップでプレイしているもので、録画時のコマ落ちが目立つものの、相変わらずハイクオリティで楽しそうなゲームに仕上がっている様子が窺えます。
本日カリフォルニア州で2005年に承認を受けて以来、6年に渡って争われてきた未成年への暴力ゲーム販売を規制する州法“AB 1179”に米連邦最高裁が違憲判決を下したことをお伝えしましたが、早速この法案作成を手掛けたカリフォルニア州の上院議員Leland Yee氏が今回の判決に強い批判を示しました。
Leland Yee上院議員は今回の判決について、米連邦最高裁がアメリカの子供達に対する関心よりも企業国家としての利益を優先すると語ったに等しいと述べ、最高裁の判決によって、子供達の精神的な健康と国民のコミュニティにおける安全を犠牲にし、ウォルマートとビデオゲーム産業は今後数十億ドルの利益を生み出し続けるだろうと発言、ビデオゲーム産業が親の権利と子供達の安寧の上に利益を置くことはシンプルに悪い事だと強く批判しています。
また、裁判に関わる8年間の間に行われた法廷闘争が多くの親や祖父母達にこの問題を意識させることに成功し、この問題意識を基に適切にゲームを評価することで、結果ビデオゲーム産業がより良い取り組みを果たすようになったと確信していると、長きに渡る争いが無駄ではなかったと示唆しています。
米連邦最高裁の違憲判決によって、しばらくは落ち着きを見せるであろうビデオゲームにおける暴力表現の規制ですが、Yee上院議員の主張が本来争われてきた表現の自由に関する是非から、ビジネスにおける二元的な善悪に(よくある)すり替えを見せていることや、先人であるハリウッド映画が体験したヘイズ・コードの台頭と衰退、そしてそれに纏わるコンテンツの変化を鑑みれば、まだまだゲーム産業にもこれから多くの乗り越えるべき試練が待ち受けていることは間違いありません。
久しぶりのシリーズ新作ながら、ばっちり前作からの続きが描かれる「Driver: San Francisco」ですが、本日開発を手掛けるUbisoft Reflectionsのデベロッパーズダイアリーが公開、8月30日のリリースに向けオープンワールドのゲーム性や主人公を務めるターナーと宿敵ジェリコにスポットを当て、大きく進化したゲーム性とドラマチックな展開をアピールしています。
2週連続で北欧市場のセールストップを飾った「Duke Nuken Forever」ですが、本日ゲームのデジタル販売を手掛けるGameagentが公式blogで8月にMac版Duke Nuken Foreverの取り扱いを始めると発表、既に予約を受け付ける商品ページもオープンしています。
15年に及ぶ開発の歴史に終止符を打ったDuke Nuken Foreverでしたが、まさかiPad発表時のキーノートに悩むジョブズの様子を描いたパロディ漫画まで現実にしてしまうとは恐るべしデューク!という事で、件のパロディは以下からご確認下さい。
今日は裁判関係の話題など色々と小難しいニュースが続いているので、休憩動画では素晴らしい多幸感とユーモアに溢れるいたずら映像
をご紹介。きっと今日一日をハッピーに変えてくれること間違い無しの素晴らしい笑顔に溢れた作品に仕上がっています。みんな本当に楽しそう!
当サイトでは“WarDevil: Unleash the Beast Within”のアクロバティックな経緯でご紹介してきたIgnition Entertainment、国内では東京スタジオが開発を手掛けた“エルシャダイ”が大きな注目を集め話題となりましたが、以前から内部スタジオの閉鎖騒動に加え、短いスパンでころころと変わる発表の内容など、外部からもかなり混乱した内情が窺える状況が続いていました。
そんなIgnitionが再びビジネス的に大きな転機を迎えた模様で、内部スタジオによる開発を全面的に中止し、外部スタジオを利用したパブリッシング事業にシフトすることがIgnitionのディレクターを務めるShane Bettenhausen氏の発言から明らかになりました。
いよいよ北米で28日にXbox 360版の先行リリースを迎える「Call of Duty: Black Ops」の第3弾DLC“Annihilation”ですが、先ほど新たに本DLCに登場する新ゾンビマップ“Shangri-La”のゾンビ達を収めた新スクリーンショットが登場、何やら特殊能力を持っている風な雰囲気を匂わせるゾンビの姿も見られます。
国内ではPS3版の“Mass Effect 2”もリリースされ、トリロジーの最終章“Mass Effect 3”の登場も控えるBioWareの「Mass Effect」シリーズは、バリエーション豊かな異星人達やそれぞれの文化、そして種族間における血にまみれた歴史や、遥か古代の昔に栄えた超文明の脅威など圧倒的な世界設定をベースに、スター・ウォーズやスタートレック、海外のハードなSF作品に見られる燃える展開を散りばめ、攻殻機動隊やブレードランナー、エイリアンといった名作へのオマージュもたっぷりに描かれる傑作スペースオペラとして多くのファンに愛されています。
そんなシリーズの最新作であるMass Effect 3のアートディレクターを務めるDerek Watts氏がXbox World 360誌の最新号に登場、Mass Effectのアートチームがかつてスクウェアが2001年に製作した映画“ファイナルファンタジー”(※ 海外ではFinal Fantasy: The Spirits Within)から大きな影響を受けていると明かしました。
E3の開催やESRBレーティングなどでお馴染みのビデオゲーム業界団体Entertainment Software Association(以下:ESA)が6年間に渡って争ってきたカリフォルニア州の暴力ゲーム販売規制法案ですが、去年の11月2日に最高裁で行われた口頭弁論に始まった審理を経て、昨日遂に米連邦最高裁がこの法案に対し、言論の自由を侵害する違憲なものだと判断を下したことが明らかになりました。
未成年に対して暴力ゲームの販売を規制するこの法案は2005年にカリフォルニア州のLeland Yee上院議員によって記されたもので、当時州知事を務めていたアーノルド・シュワルツェネッガー氏がこれに署名した(現在はジェリー・ブラウン州知事が引き継ぎ)ことからEMAとESAによる裁判が開始され、これまで北カリフォルニア地方裁判所と巡回控訴裁判所での裁判が行われ、いずれも違憲との判断が下されていました。
裁判官9人による票決は7対2だったとのことで、Antonin Scalia連邦最高裁判事は例え未成年の保護を目的としても、カリフォルニアの規制法案は合衆国憲法修正第1条に記された信教、言論、出版、集会の自由に適合するものではないとの見解を示しており、ビデオゲームに改めてアートや映画、文学などと同様の“言論の自由”が適用されるべきであることが米連邦最高裁により保証された形となりました。
なお、11月に行われた口頭弁論ではESAがビデオゲームにおける暴力表現について、非常に冷酷な内容が描かれているグリム童話などを挙げ、白雪姫の毒リンゴ表現や、王妃が焼けた鉄の靴を履かされ、踊りながら殺される結末、シンデレラの姉妹がハトに目をつつかれ、ヘンゼルとグレーテルが魔女をオーブンで焼き殺すなどの残酷な表現など、既存のメディアがビデオゲームと同様の暴力表現が伴うものだと主張しており、Scalia判事も今回の判決ではゲームを遊ぶことと読書が合衆国憲法修正第1条の下で同様の行為だと述べ、作品の表現や良し悪しにおける差異は合憲と違憲の判断に関係するものではないと明言しています。
米連邦最高裁での裁判にあたり、カリフォルニア州側は規制を裏打ちする科学的根拠として、アイオワ州立大学のCraig Anderson教授による暴力ゲームと少年犯罪の間に因果関係を示す研究結果を提示していましたが、今回の裁判ではこれもシンプルに排除。研究は全て因果関係の証拠では無く、あくまで相関関係に基づいたものだとして、暴力ゲームが未成年者に対し積極的に行動を促すことは証明できないと明確な判断が下されています。
という事で、遂に結審したカリフォルニアの販売規制法案の問題ですが、既に海外では様々なメディアやゲーム開発者などからコメントや見解が大量に登場しはじめており、反対派も新しい動きを見せ始めています。
国内での表現規制にも様々なスポットがあたる昨今ですが、今回の米連邦最高裁が示した作品毎に見られる表現の程度は合/違憲に関係なく、“表現の自由”に例外を作ることは出来ないとの判断は非常に興味深いものだと言えそうです。なお、今回の判決に関する北米メディアや開発者の動きについては改めてお知らせいたします。
Kinect対応や美しい車両のモデリングや表現などXbox 360専用のレーシングタイトルとして注目を集めている「Forza Motorsport 4」ですが、本日公式サイトにてスチールケースやフォトブックに加え、大量の追加車両を同梱した“Limited Collector’s Edition”の詳細が発表されました。同梱される特典の詳細は以下の様になっています。
なお、この発表に併せて公開された“2012 BMW M5”(※ 限定版に同梱)の美しいスクリーンショット11枚もご紹介します。
先ほどGfK調査による毎週お馴染みイギリスのソフトウェア週間セールスチャートが発表、前回は発売されたばかりの新作ゼルダを押さえラテンなフィットネス系ダンスタイトル「Zumba Fitness: Join the Party」が首位に返り咲きましたが、なんと今回も並みいる強豪タイトルを下しZumba Fitnessが首位に輝いたことが明らかになりました。
なおZumbaのセールスは前回から33%アップとのことで、イギリス市場におけるダンスタイトルの異様な強さを反映した結果となっています。
初登場となる期待のシリーズ新作“Fear 3”は3位にランクインしており、前回2位にランクインした“ゼルダの伝説 時のオカリナ 3D”は6位にランクダウン、北欧では絶好調の“Duke Nukem Forever”も8位に後退しており、代わりにL.A. NoireやDiRT 3、Lego Pirates of the Caribbeanが順位を上げています。
また、イギリスでは24日にリリースを迎え初登場となった須田剛一氏と三上真司氏による期待作“Shadows of the Damned”は残念ながら31位という結果に終わっています。上位20タイトルの詳細は以下からご確認下さい。
アメリカ人のケーキやベーコンに対する謎の情熱は一体どこからやってくるのか、これまで様々なケーキをご紹介してきた当サイトですが、今だ理解が及ばないアメリカ文化が抱える大きな謎の1つです。そんな中、公開を目前に控えたトランスフォーマーの新作映画「Transformers: Dark of the Moon」の完成を記念して作られた重量900キロを超える(※ 2000ポンド)巨大なバンブルビーの“ケーキ”が登場、前述の謎がさらに深まる大変なケーキとなっています。お披露目時のテンションに謎がさらに深まるケーキ映像は続きからどうぞ。
国内では遂にPS3版Mass Effect 2もリリースされ、改めて注目と期待が集まる「Mass Effect 3」ですが、本日BioWareがシ制作しているWeb番組BioWare Pulseの最新エピソードが公開、今作で新たに登場する大型メックにスポットを当てた内容で、シェパードが搭乗する様子がちらっとだけ映る驚きの映像が登場しました。
なお、今回の内容はMass Effect 2の軽いネタバレを含む内容となっていますので、国内版2をプレイし始めたばかりの方は閲覧にご注意下さい。
Haloシリーズでお馴染みのBungieがかつて1994年にMacでリリースし、一躍人気デベロッパへと駆け上がることとなった名作FPS「Marathon」が、新たにiPadでリリースされることが明らかになりました。
これはBungieが直接手掛けているプロジェクトではなく、インディー開発者のDaniel Blezek氏が公開されているソースコードを利用し移植を行っているもので、なんとBungie自らが行ったBlezek氏へのインタビューを公式サイトに掲載し紹介しています。
このiPad版MarathonはBungieスタジオ設立20周年の記念としてBungieから無料でリリースされ、発売日に関する情報はまだ明らかになっていませんが、Blezek氏によるとiPad向けにコントロールやUIに改善が加えられており、オリジナルでは存在しなかったレティクルの追加や、iOSでの操作に併せた調整と共に、コンスタントな30fps動作が実現されているとのこと。
先ほどGfK調査による先週の北欧ソフトウェアセールスチャートが発表、ローンチにあたり大手サイトなどを巻き込んだ大騒動を繰り広げた「Duke Nukem Forever」が2周連続の1位を獲得したことが明らかになりました。
さすが浮き世の些末な出来事など意に介さないデューク様らしい結果となった今回の結果ですが、ゼルダが意外な苦戦を見せ、Sims 3が今もなお人気で上位に複数ランクインするなど、北米とイギリス、日本ともまた一味違った北欧(※ ノルウェー、フィンランド、スウェーデン、デンマーク)市場の傾向が垣間見られる上位10タイトルの詳細は続きからご確認下さい。
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