doope!ではアイオワ州にある人口2万5000人の平和で小さな町オタムアで町おこしイベントとしてスタートしたゲームイベント”ビッグバンフェスティバル“やフロリダ州のオーランド国際空港にオープンしたゲームセンター”King of Kong”の運営などで知られるBilly Mitchell氏に絡み、今も盛んなアーケード版ドンキーコングのハイスコア争いとチャンピオンの座について何度かお知らせしてきました。
ドンキーコングのハイスコア争いには、お馴染み”世紀のビデオゲームプレイヤー”Billy Mitchell氏を始め、Dr. Kongの異名を持つ現チャンピオンHank Chien氏、MAME(エミュレーター)での記録保持者Dean Sagalio氏、そして2007年に公開されたドキュメンタリー映画”The King of Kong: A Fistful of Quarters”の主人公を務め王者達に対するチャレンジャーとして登場したSteve Wiebe氏など、多くのスタープレイヤーがしのぎを削る生き馬の目を抜く激しい戦いが存在します。
そんな中、先日アメリカはニュージャージー州の中部に位置するゲームセンター”Richie Knucklez Arcade Games“にて、新しい”King of Kong”を決めるイベント”The Kong Off”が2日間にわたって開催され、Hank “Dr. Kong” Chien氏がチャンピオンの座を守り抜き、Billy Mitchell氏の王座奪還は実現しませんでした。
本日は1UPが公開したこの2日間のイベントを撮影した20枚の写真をご紹介、HDコンソールが隆盛を極める華やかなゲームとは全く違う世界ながら、ゲームを遊ぶ事の本質を今もシンプルに保持し続ける大事な何かがここに存在しているのではないかとも思える非常に興味深いイメージとなっています。
Dawn of Warシリーズでお馴染みのRelic Entertainmentが開発を進めているシリーズ初のアクションRPGタイトル「Warhammer 40,000: Space Marine」、THQはこれをたびたびギアーズキラーと銘打ち、コア向けのメジャータイトルとしてアピールしてしてきましたが、これまで公開されてきたトレーラーや情報では主人公を務めるスペースマリーンとオルク共しか姿を見せておらず、クオリティは非常に高いながらも若干の物足りなさが感じられる状況が続いていました。
そんな中、Destructoidのインタビューに本作のディレクターを務めるRaphael van Lierop氏が登場し、Warhammer 40,000: Space Marineの新情報とともにお馴染みケイオス・スペースマリーンが敵勢力として姿を表すことが明らかになりました。
Lierop氏はストーリーの概要についても明らかにしており、Forge Worldの惑星Graiaを舞台に、いつもの通り単純で直線的な大規模侵略をけしかけたオルク共と、裏で何やら企んでいるケイオスから惑星を守るためにスペースマリーンの”Captain Titus”が戦うという、シリーズタイトルのプレイヤーにはお馴染みの安定感に満ちた定番ストーリーが描かれるとのこと。
なお、ケイオス勢力についてはバリエーション豊かな一般兵だけでなく、Renegade GuardやPsykersも登場することが明かされており、発表時にケイオスの登場は無いと明言されていただけに、W40kファンには続報が逆に楽しみになるサプライズとなりました。なお、今回のインタビューと共に公開されたケイオスのスクリーンショットとコンセプトアートを続けてご紹介、いつもと少しだけ毛色の違う新鮮なアートワークが確認できます。
Ubisoftの看板キャラクターとして知られるレイマン、国内の認知度は低いものの、doope!ではお馴染みラビッツシリーズもレイマンからのスピンオフであり、Michael Ancel氏が手掛ける久しぶりのレイマン新作”Rayman Origins”も開発が進められており、今後改めてスポットライトが当たる事になるであろう重要キャラクターの1人です。
そんなレイマンシリーズの2作目”Rayman 2″が「Rayman 3D」としてリメイクされる事が3DSの発表時に明らかになっていながら、具体的な情報が登場しない状況が続いていましたが、本日ついに数点のスクリーンショットと共にタイトルに関する新情報が登場しました。
Official Nintendo Magazineに本作のプロデューサーを務めるAbderrazzak Elkaouni氏が語った所によると、今作は単なる移植ではなく、難易度カーブの調整に加え、カメラアングルの調整、よりアクセシブルなゲーム体験を実現するためのゲームシステムとコントロール周りの改善などが加えられているとのこと。
また、ハードウェア機能の進化に伴い、キャラクターやレベルにも改善が施されているそうで、Elkaouni氏は今回の改善によりRayman 3Dが偉大なプラットフォーマーに仕上がったと自信を明らかにしています。
Too Humanの開発で知られるSilicon Knightsが開発を進めているX-Menをテーマにした新作タイトル「X-Men Destiny」、前回は(駄目な方の意味で)驚きのクオリティのガンビットが登場し切ない気持ちになりましたが、今回新たに主人公キャラクターの1人と思われる女子高生ミュータント”Aimi Yoshida”ちゃんのスクリーンショットが公開されました。
プロフィールによると、彼女は悲しみと怒りだけを感じる自暴自棄なキャラクターとの事で、ガンビット達による新人研修的な内容が描かれる本作の新入りとして申し分ない設定だと思われます……が、”そうじゃない感”のインパクトが強すぎてもはや設定が頭に入ってこない強烈な仕上がりになっています。
なお、イメージにはあんまり大きくないコロッサスも登場しており、今後順次登場するであろうウルヴァリンやパイロ、エマ・フロスト、ナイトクローラー、サイクロプス、マグニートの出来に怖い物見たさ欲が高まるところ。それにしても何故マーベルタイトルは毎度のことながら、こうもダメな方向に突き抜けるのか……。頑張れSilicon Knights!
3月もいよいよ下旬に差し掛かり、E3に向けた予告や噂などが徐々に増えつつある昨今ですが、Microsoftが次回のE3にてより多くの「Fable」「Halo」「Gears」「Forza」タイトルを登場させるサプライズを用意していると明らかにしました。
これはMicrosoftのPCとモバイルゲーミング部門のシニアディレクターを務めるKevin Unangst氏がGamasutraとのインタビューにおいて語ったもので、前述の看板フランチャイズにより多くの何かを用意すると共に、実験的なプロダクトなどの提示も示唆、例として”Kinectと電話を組み合わせたような物”が挙げられています。
さらにUnangst氏はForza 4とGears of War 3以外のラインアップが薄いと感じられる2011年秋のリリースタイトルについても言及、Kinect Star Warsにも触れ、秋リリースのタイトルについてもE3で情報が明らかになると発言しました。
かねてからHalo新作については様々な憶測と噂が飛び交っており、E3で決着が見られるか、今後の動向と続報に注目です。
American McGee氏の新作、そしてアリス イン ナイトメアの続編として大きな注目を集めているSpicy Horseの「Alice: Madness Returns」が6月のリリースに向け、イギリスのレーティング機関BBFCの審査を15歳以上対象タイトルとして通過しました。
また、BBFCのレーティングサマリーにはAlice: Madness Returnsに62分37秒のカットシーンが含まれていることが記されており、さらにこれとは別に須田剛一氏と三上真司氏が手掛ける新作”Shadows of the Damned”のトレーラーも同梱されているとのこと。
ゴシックなテイストとAmerican McGee氏特有の物語で多くのファンを魅了するAlice: Madness Returnsのリリースは6月14日、対応プラットフォームはPCとXbox 360、PS3となっています。
毎度可愛らしいトレーラーで楽しませてくれる「Portal 2」ですが、今回もAtlasとP-bodyの2人が酷い目に遭うキュートなトレーラーが登場しました。
今回は1953年に米軍に納めるシャワーカーテンを作る為にアパーチャサイエンス社を起ち上げた初代社長”Cave Johnson氏”が解説に登場、冷静に考えるとこの社長が”何なのか”、想像するだけで空恐ろしい気がしないでもありませんが、とりあえず今回はアパーチャサイエンス社謹製の”壁”が素晴らしいぞというPR映像となっています。
相変わらず萌えのツボを憎いほどに心得たValveの最新作Portal 2のリリースは北米で4月19日、ヨーロッパは4月22日で、対応プラットフォームはWindowsとMac、PS3、Xbox 360となっています。ああもう可愛い。
Valveが運用するお馴染みのデジタル販売プラットフォーム「Steam」、SteamworksやSteamPlay、スクリーンショット機能にセキュリティ強化など様々な新機能も実装され、ますます便利になるばかりのクライアントですが、新たに録画機能が実装されるとの噂が登場しています。
これはSteamフォーラムのメンバーでPolitical Gamerと名乗る人物がValve社内に招待され、ゲイブと話した内容等を報告したことから明らかになったもので、録画機能の実装についてはゲイブ本人がPolitical Gamer氏に語ったとのこと。
また、ゲイブは今後iOSとAndroidへのSteam対応も視野に入れている事を示唆しており、まだまだSteamの拡大は止まらない様子です。
なお、今回のPolitical Gamer氏がValveへ訪れゲイブと会話した事は間違いない様子で、ゲイブ本人との微笑ましい写真を含む訪問時のイメージや音声ファイルが大量に公開され、動画の公開も準備されていることから、どうやら信憑性は高い噂だと考えられます。
今回の記事にはPolitical Gamer氏が撮影したValve社内の様子を収めた写真から幾つかのイメージを紹介、大量の帽子やゲイブとの写真、さらにこれまでのどのValveタイトルとも一致しない謎のコンセプトアートなど、非常に興味深い社内の様子が確認出来ます。
また、先だって行われたSteamクライアントのアップデートにて、Steam Voice(※ ボイスチャット)に”Skype”のSILK codecが採用された事が明らかになりました。
このアップデートにより、これまで15kbpsに固定されていた帯域が8~30kbpsの間で自動調整される事となり、音声の品質を含め大幅に通話クオリティが向上しています。これで遠隔地の友人との”Portal 2″Co-opプレイがより快適に楽しめるのではないでしょうか。
先日は「Thor: God of Thunder」の新トレーラーとXbox 360/PS3それぞれのスクリーンショットをお届けしたセガによるマーベル映画のゲーム化フランチャイズですが、同様に「Captain America: Super Soldier」にも新トレーラーと両プラットフォームのスクリーンショットが登場しました。
本作の開発はこれまで”Spider-Man: Friend or Foe”やWii版の”Tom Clancy’s Ghost Recon”などを手掛けてきたNext Level Gamesが担当しており、キャラクター物の金字塔となった”Batman: Arkham Asylum”の戦闘システムを大胆に模倣した意欲的なゲーム要素で、Thorと同様にこれまでのフランチャイズタイトルにつきまとうイメージを払拭できるか注目が集まっています。
また、GameSpotでは17分に渡るデモプレビュー映像を公開、なかなか見応えのある映像表現やレベルの作りと共に、スローモーション効果もあって若干?のんびりめな戦闘の様子や、Arkham Asylumの捜査モード風な視界にミニパズルなど、実際のプレイ要素がたっぷりと収めらています……が、見る限りまだまだ調整が必要な様子が散見されるというのが正直な感想でしょうか。しかし、ネタ的に或いはプロレス的に楽しむならば、素晴らしい佳作となるポテンシャルは十分に秘めていると言え、今後の仕上がりに期待したい所です。
PS3版とXbox 360版それぞれのスクリーンショットについては以下からご確認下さい。
先ほどGfKが2011年第10週の北欧セールスチャートを発表、BioWareのシリーズ続編「Dragon Age II」がトップに輝き、”Call of Duty: Black Ops”がポケモンを下し2位にランクインする結果となりました。なお、GfKの北欧チャート統計はデンマークとノルウェー、スウェーデン、フィンランドの販売データによるもので、8位にModern Warfare 2が、9位にはSims 3がランクインしているあたり、北米とイギリスともまた違ったゲーム文化が根付いている様子が窺えます。
上位10タイトルの詳細は以下からご確認下さい。
- 1位:Dragon Age II (EA)
- 2位:Call Of Duty: Black Ops (Activision)
- 3位:Pokémon White (Nintendo)
- 4位:Pokémon Black (Nintendo)
- 5位:FIFA 11 (EA)
- 6位:New Super Mario Bros (Nintendo)
- 7位:Rift (Ubisoft)
- 8位:Call Of Duty: Modern Warfare 2 (Activision)
- 9位:The Sims 3 (EA)
- 10位:Battlefield Bad Company 2 (EA)
BioWareが遂に取り組むMMOとして、そしてしばしば言及される巨大な開発規模にスターウォーズテーマという大作テイスト満載の「Star Wars: The Old Republic」ですが、現在本作のベータ当選や招待を装ったフィッシング詐欺が横行しており、公式フォーラムにてBioWareのシニアコミュニティコーディネーターを務めるAllison Berryman氏がプレイヤー達に注意を促しています。
Berryman氏はこれらのメールによる提示が全て虚偽のものだとして、BioWareがSWTOR.comにて概要を知らせる以外にゲームテストに参加する方法はないと強調しています。
この詐欺メールはEAアカウントのハッキングを目的としているもので、BioWareはゲームのテストプログラムに参加予定のアカウントをモニタリングしており、テスト中に所有者が変更されるアカウントの凍結など強行な対処を進めるとのこと。
これまでStarCraft IIなどでも同様のフィッシングが横行していた経緯もありますので、皆さんもこの様な当選を装う怪しいメールには十分にご注意ください。
このイメージはシンガポールのアーティストのXiaobaosg氏が手掛けた「魂斗羅」の浮世絵アートです。見ての通りの素晴らしい仕上がりの作品には経年変化まで描きこまれており、門の柱にはお馴染みのコナミコマンドまで彫り込まれている凝りようで、ギャバっぽい敵のアレンジも素晴らしい!
2K Australiaが開発を進めている”XCOM”でフランチャイズ復活が果たされるX-Comシリーズですが、今もカルト的な人気を誇るシリーズ初代の名作”X-Com: UFO Defense”を産んだJulian Gollop氏の新作RTS「Ghost Recon: Shadow Wars」が今月25日に海外でニンテンドー3DS向けにリリースされます。なお、開発はブルガリアのUbisoft Sofiaが担当しています。
本作はお馴染みTom Clancy’s Ghost Reconシリーズの一本ですが、ターンベースのストラテジーRPGとなっており、ストーリーベースで37ミッションからなるキャンペーンモードと、20種類のスカーミッシュ、さらにマルチプレイヤー用に10ミッションが用意され、シングルキャンペーンだけで40時間前後のボリュームを持つ歯ごたえあるタイトルになっているようです。
今回紹介するJulian Gollop氏本人による解説映像では本作のターンベースとして王道な戦闘システムと共に、3DSのハードウェア的な特徴を活かしたユニークなゲーム性が紹介されており、実に6年ぶりとなる氏の新作としてたっぷりと楽しめるのではないでしょうか。
なお、X-Com繋がりで関係のあるお馴染みIrrational GamesのKen Levine氏が俺のJulian Gollopが新作を出したぜ!やったああと喜んでおり、Julian Gollop氏の今だ強い影響力を実感した次第です。
去年の3月にも開催され注目を集めた、世界最強の(人気)デベロッパーを決める「March Mayhem」が今年も開催!地震の間に投票が進んでおり紹介が遅れましたが、現在準々決勝にあたる第3回戦が開催中です。
Alienwareが開催するこのトーナメント、ただのユーザー投票かと思いきや開発者達のエキサイト具合もなかなかで、去年はCliffy BがNaughty Dogに激しい舌戦(きゃっきゃうふふ)を繰り広げ、UbisoftとBethesdaをソーシャルパワーで喰らい尽くしたZyngaとValveの戦いではゲイブがSteamを通じて世界中のユーザーから投票を集めて仇を討つなど、若干妄想入り交じる解説になりましたが、なかなかにドラマティックな戦いが行われました。
という事で現在ベスト8を選出する以下のカードの投票が進められている訳ですが、今年も大安定の強さを見せるであろう去年の覇者Valveに対し、昨年準優勝のBioWareは先日リリースしたばかりの期待作Dragon Age IIが想像以上の賛否となり、DRMのトラブルも含め侃々諤々の最中で、いささか分が悪いとも言えそうです。
また、昨年のゲーム産業をRed Dead Redemptionで席捲したRockstarに、Haloシリーズでお馴染みのBungie、ギアーズシリーズでお馴染みのEpicもまだ戦っており、どこが勝ち残ってもおかしくない顔ぶれとなっています。という事で、第3回戦に勝ち残った16デベロッパとカードは以下からご確認下さい。ゲイブの巨大化を止める勇者は現れるのか、今後の続報に期待!です。
なお、このMarch MayhemはFacebookアカウントがあれば誰でも投票が可能で、18歳以上の利用者にはAlienwareのゲーミングPCが当たる賞品も用意されていますので、興味のある方あるいはお気に入りのデベロッパを世界最強に仕立てたい方は是非参加してみてはいかがでしょうか。
- Blizzard vs Irrational Games:巨大な覇者と少数精鋭が戦うかなり渋めのカード
- スクウェア・エニックス vs Naughty Dog:Treyarchを破ったスクエニ、Naughty Dog相手にどこまで戦えるか?
- Mojang AB vs Epic Games:昨年からインディ界隈を席捲するMinecraftのMojang ABと、ゲームエンジンビジネスの雄Epicによる好カード
- Obsidian vs Rockstar North:Obsidianは1回戦でMedia Moleculeを撃破、頑張って
- BioWare vs Bungie:王道デベロッパ同士の対決!
- Ubisoft Montreal vs Bethesda:これも実に素晴らしい好カード
- Valve vs Relic:昨年の覇者とRelicの戦い……頑張れ、ゲイブの巨大化を止めるんだ
- Game Freak vs Capcom:どちらがゲイブに捕食されるかを決める哀しい戦い、でもやるんだよ
昨今ビデオゲームがアートや文化としてとらえられ論じられるシーンを多く見かけるようになりましたが、まだ生まれて間もないこの文化の50年を大きく総括的に振り返る1冊の本が4月5日にRandom Houseから出版されます。
本のタイトルは「All Your Base Are Belong to Us: How Fifty Years of Videogames Conquered Pop Culture」(君達の基地は、全てCATSがいただいた:50年に渡るビデオゲームの歴史がどのようにポップカルチャーを征服したか)、タイトルの日本語訳がおかしいのは後ほど解説するとして、著者はWiredを始め、New York Times、Vanity Fair、Rolling Stoneでライターを務めるHarold Goldberg氏、僅か50年で500億ドル産業にまで成長したビデオゲームの立役者である様々な開発者に対して広範囲なインタビューを行い、21世紀で最も急成長するメディアの裏に隠された創造性を探る興味深い内容となっています。
内容も非常に楽しみなこの本ですが、やはりひっかかるのが”All Your Base Are Belong to Us”と書かれた謎のタイトルではないでしょうか。ご存じの方も多いかと思いますが、この奇妙な英語はかつて東亞プランが1992年にヨーロッパのメガドライブ向けに発売した英語版「ゼロウィング」の台詞から引用されたもので、所謂日本人が使う謎の英語を揶揄する象徴的なミームとして知られています。
愉快なflashが流行っていた10年前程前のネット界隈などでよく見られたネタが改めてほじくり返されるのも不思議な気分ですが、ゲーム文化そのものが作品自体から剥離し、ミームと類似した情報の伝播や伝達による社会的な効果を及ぼしやすい側面を持つことが象徴的に言い表された素晴らしいタイトルだとも言えそうです。
PSPでリリースされた”God of War: Chains of Olympus”や”God of War: Ghost of Sparta”、さらにはWii版Okamiの開発でも知られるカリフォルニアのデベロッパReady at Dawnが3人称視点のアクションアドベンチャーとなる新IPの開発を進めている事が求人情報から明らかになりました。
募集のサマリーには現在Ready at Dawnがこの新IPの開発を進めている事が明記されており、プラットフォームには言及されていないながらも、この作品が家庭用コンソールを対象にしたマルチプラットフォームタイトルであることが示唆されています。
なお、2009年の10月にはReady at Dawnによる内製のゲームエンジン”Ready at Dawn Engine”を発表しており、PS3とXbox 360、PSPでのクロスプラットフォーム開発に対応するエンジンであることが明らかにされています。God of War: Ghost of SpartaではPSPの能力を100%使い切ったともされる高い開発能力が遂にオリジナルIPで発揮されるとあって、来る正式な発表では大きく注目を集める事となりそうです。
突き抜けた残酷表現と初期シリーズのテイストを大胆に復活させ原点回帰を狙う「Mortal Kombat」、PS3版には専用の特典としてGod of Warシリーズの主人公であるクレイトスが登場する事も大きな注目を集めています。
そんな本作に、Challenge Towerなどの新要素解説を収めた2分半弱に及ぶ新しい拡張トレーラーが準備されており、まだ公開されていないこのトレーラーの直撮り映像が動画サイトにて発見、ここにクレイトスのプレイ映像が短いながら収められています。なお、映像は軽いネタバレ要素と残虐な表現を含んでおりますので、閲覧には十分な注意をお願いします。
Modern Warfare以降の「Call of Duty」成功の重要な要素の1つとして、非常にアクティブな動きを見せるInfinity WardのRobert Bowling氏や、TreyarchのJosh Olin氏といったお馴染みのコミュニティマネジャーの存在が挙げられるかと思います。
ライバルであるElectronic Artsの活発な動きと併せて、次回作のアナウンスに注目が集まるCall of Dutyシリーズですが、本日新たにSledgehammer GamesのCEOを務めるGlen Schofield氏がSledgehammerの担当コミュニティマネジャーを発表、同スタジオのGuy Beahm氏がこれにあたることが明らかになりました。
まだCall of Dutyシリーズ次回作については具体的なアナウンスが何も行われていませんが、例年のリリーススケジュールとアナウンスの動きを鑑みると、そろそろまことしやかな噂も含め動きが活発化し始める時期に差し掛かっています。今回の新コミュニティマネジャーの誕生が今後どういう動きを見せることになるのか、動向に注目です。
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