昨年11月11日にアメリカの巨大メディアグループViacomが傘下のRock Bandシリーズで知られる”Harmonix”の売却計画をアナウンスし、12月後半にはHarmonix-SBE Holdings LLCへと2億ドルとも予想される規模の売却が明らかになりました。
このHarmonixの売却について、Viacomはビデオゲームビジネスが同社が持ち合わせない専門知識とスケールが必要なビジネスだったとし、ゲームビジネスへの取り組み自体の見直しを示唆するコメントを明らかにしており、同じくViacom傘下のMTV Gamesやパイレーツ・オブ・カリビアンシリーズなどで知られる映画プロデューサーのジェリー・ブラッカイマー氏のゲームスタジオなどの動向に注目が集まっていました。
そんな中、遂にViacomがMTV Gamesを閉鎖した事がMCVのリポートから明らかになりました。MCVによると既に今週水曜からニューヨークのオフィスは閉鎖状態で、数人の財務スタッフが残務処理を進めているとのこと。
MTV Gamesは現在HarmonixとViacomの間で続いているボーナス支払いに関する裁判にも関係しており、まだしばらくは混乱した状況が続く模様です。
“UK Truck Simulator”(イギリスのトラックシミュレーター)や、”Euro Truck Simulator”(ユーロトラックシミュレーター)、”German Truck Simulator”(ドイツのトラックシミュレーター)や、漢の掘削機シミュ”Digger Simulator”、燃える男のトラクターがわんさか登場する”Farming Simulator”シリーズ、そして浪漫の全てを詰め込んだ解体業シミュ”Demolition Simulator”など、あまりの濃さに何かを見失いそうになるタイトルでお馴染みのExcalibur Publishingが遂に外科手術シミュレーションゲーム「Surgery Simulator」をリリースする事が明らかになりました。
プレイヤーは市立病院の外科医として最新式の医療用具を駆使し様々な手術を体験、用意されるオペは以下の8種類となっています。
- 白内障
- 拡張蛇行静脈(静脈瘤症)
- 胆嚢切除(腹腔鏡下胆嚢摘出術)
- ヘルニア(ヘルニア切開術)
- 下部脚破損
- 扁桃腺切除(扁桃腺摘出)
- 虫垂切除(盲腸炎手術)
- 交通事故の外科手術
なお、公式サイトの紹介ページには”Surgery Simulator”があくまでコンピューターゲームであり、トレーニングや学習を目的にしたコンテンツでは無い事が明記され、医学や外科の専門知識を伝えるに相応しい物ではない事が強調されています。
しかし、Excaliburのタイトル達は一体どこを目指しているのか、もう目眩がする程に濃い内容に何だか良くわからんが情熱が凄い……という毒にも薬にもならないありふれた感想しか思い浮かびません。あと、看護婦さんらしきサポートキャラクターの投げやりな外見に狂気を感じます。
Excalibur Publishingの新作”Surgery Simulator”のリリースは2月25日、対応プラットフォームはPCで、価格は24.99英ポンドとなっています。レッツ手術!
第45回となる今年のNFLスーパーボウル、今月7日にリーグ最多7度目の優勝を狙うスティーラーズとパッカーズの戦いの火ぶたが切られる事となるわけですが、お馴染み「ラビッツ」達が両チームのユニフォームを身にまとい応援するイメージが公開されました。以上、今日のラビッツでした。
ビジュアルエフェクト専門の業界団体Visual Effects Society(VES)が主催し、今年第9回を迎えるVES Awardsが今月2月1日に開催され、Bungieが開発を手掛けた「Halo: Reach」が”Outstanding Visual Effects in a Live Action Commercial”(ライブアクションコマーシャルのビジュアルエフェクト)と”Outstanding Real-Time Visual Effects in a Video Game”(ビデオゲームのリアルタイムビジュアルエフェクト)の2部門を受賞した事が明らかになりました。
今年のVESではクリストファー・ノーラン監督の「インセプション」が最多で4部門の受賞を遂げ、特撮技術の父レイ・ハリーハウゼンに生涯功労賞が授けられる中、ゲーム産業からHalo: Reachが素晴らしい存在感を発揮している事は近年のゲーム産業の隆盛を如実に表す象徴的な出来事とも言えそうです。
また、Bungieも公式サイトでこれを報告しており、お馴染みMarcus Lehto氏やJoseph Tung氏、Stephen Scott氏らのセレモニーでの誇らしい(楽しそうな)姿が公開されています。
今回掲載した映像はVES Awards用の映像で、上に掲載したトレーラーではHalo: Reachのビジュアルエフェクトや精度の高いパーティクルエフェクトの解説と共に文字通りEpicで圧倒的な迫力のインゲーム映像が収められています。
本日、海外の色々な愉快ネタを取り扱う情報サイトUGOにて「Call of Duty: Black Ops」のグレートキル50選が公開、これまでも多く紹介してきたスーパープレイ映像を含む素晴らしい(そして愉快な)キル映像の数々が紹介されています。
既にご紹介済みの映像も多い事から、今回はこの50本の中から選りすぐりの14作品をご紹介、ナンバー1に選ばれた衝撃のキル映像からスタートです。はりきってどうぞ!
新登場のヴィラン達や、前作の5倍に匹敵する広大なArkham City、そして大きく進化した戦闘システム等で注目を集める「Batman: Arkham City」ですが、本作のアナウンス初期から前作の大きな特徴でもあったDetective Vision(※ 捜査モード)の改善が謳われていました。
しかし、アナウンス以降多くのスクリーンショットが登場したにも関わらず、捜査モードの詳細を示すイメージ等はほとんど公開されておらず、具体的な改善内容などが待たれる状況が続いていましたが、先日お知らせしたRocksteadyとWB Gamesによる毎週1枚発表される新スクリーンショットに、遂に”捜査モード”時のイメージが登場しました。
以前には、捜査モード時のビジュアル表現が若干抑えられるとの発言も見られましたが、今回公開されたイメージからはX線描写はそのままに、キャラクターのアウトラインが判別しやすく、手にした武器が強調表示されるなど、容易な戦況の把握を進める方向に調整が加えられた事が感じられます。
遂に正式発表を迎えた人気シリーズ最新作「Battlefield 3」、既に海外公式サイトもオープンし、日本のEAオンラインストアでも予約が始まるなど、早くも大きな盛り上がりを見せています。
昨晩には、公式blogにPC版の64人対戦サポートが発表、さらにスウェーデンの小売業者サイトがゲームプレイに関する詳細を掲載、真偽の程は正式な続報を待つ必要がありますが、その内容に大きな注目が集まっています。
■ 公式Blogに掲載された詳細
- 限定版のプレオーダーが公式サイトにてスタート
- シングルプレイヤーキャンペーンとCo-op用キャンペーンが登場
- 航空機と伏せ動作が復活
- PC版は64人対戦を実現
- 限定版の詳細はGDC(※ 2月末から開催)前後に発表
■ スウェーデンの小売業者に掲載された詳細から抜粋
- プレイヤーはアメリカ海兵隊のエリート兵士
- 負傷した味方兵士を安全なエリアへ引き摺る事が可能
- リアルなソニックブームを再現する戦闘機など、陸海空で展開されるベストなビークル戦闘体験
- 舞台にはアメリカ、中東、ヨーロッパの首都(パリ、テヘランおよびニューヨーク)が登場、ビークルに適したオープンな環境から狭い路地など、様々な地形が登場
12月21日にXbox 360に向けリリースされた「Fallout: New Vegas」の第1弾DLC”Dead Money”がいよいよPCとPS3にも登場、2月22日にリリースされる事が明らかになりました。なお、PC版はSteamやDirect2Drive上でリリースされるとのこと。
また、Bethesdaは今後数ヶ月の内に3つのアドオンパックをリリースすると予告、この新DLCはXbox 360とPC、PS3の3プラットフォームで同時リリースされる事が明らかにされています。詳細も近日発表予定と記されており、続報の登場に期待が高まります。
昨日343 Industriesによる2011年のHaloタイトルはリリースされず、スピンオフタイトルの登場も無いと343のボスFrank O’Connor氏が語ったニュースをお伝えしましたが、昨晩なんと343では無く別スタジオによる「Halo: Combat Evolved」のHDリメイクタイトルがホリデーシーズンに登場するとの噂が飛び出してきました。
これはJoystiqが独自に手に入れた匿名ソースからの内容で、この”Halo: Combat Evolved”はBungieの資産をほとんど利用しない(※ オーディオは流用の可能性を示唆)新しいアートアセットによる完全なビジュアル面でのオーバーホールを行ったタイトルになるとのこと。また、操作体系も新しいHaloタイトルに準ずる内容に改善されている事が記されています。
また、開発を手掛けているのは”TimeShift”やナムコがパブリッシャーを務める新作”Inversion”を手掛けるニュージャージーの”Saber Interactive“で、Reachエンジンは使用されず、オリジナルの分割スクリーンCo-opからオンラインCo-opにも新たに対応するとのこと。
さらに記事では、10周年となる2011年11月15日にこの新生Halo: Combat Evolvedがローンチされると、リリーススケジュールの予想まで言及されており、かなり具体的な情報が盛り込まれたこの噂の真偽と続報に期待が高まります。
先ほどティザートレーラーをご紹介した「Battlefield 3」の公式サイトが先ほどオープン、ティザートレーラーと共に簡単なゲームの概要が掲載されています。
概要説明では、”Battlefield 3″が決してこれまでに見られなかった完全な戦場の感覚を伝えると記され、DICEが手掛けた最新のゲームエンジン”Frostbite 2″によって劇的なビジュアル表現を実現、地面の底から揺さぶる様な激しい破壊表現やドラマチックはFPS体験を実現すると強調されています。
新しい情報は公式FacebookやTwitterでも提供されており、Facebookのイメージやティザートレーラーには2011年秋リリースの表記が見られ、プレオーダーのスタートも近い様子です。
EA Sportsがパブリッシャーを務めEA Canadaが開発を進めているSSXシリーズ最新作「SSX: Deadly Descents」、先日発行されたOXM誌の最新号に本作の記事が掲載、いくつかの新しい情報が明らかになりました。
- 続編はグレートなキャラクター、グレートなトリック、グレートな環境、恐ろしいスピード感、グレートな音楽、タイトなコントロール、総合的に途方もないゲームプレイを特色とする
- これまでのSSXタイトルの様にショート/ロングカットが存在する
- ゲームのタグラインは”Race It, Trick It, Survive It,“
- EAは”Deadly Descents”を生き抜く技術の例として、雪崩や致命的な凍結を避ける為の陰になったエリアなどを利用し、意識を失う前にヒマラヤ山脈の薄い酸素の地帯を通過する様なシチュエーションを挙げている
- 開発を進めているEA Canadaは”Need for Speed: Hot Pursuit”のAutolog機能の様なソーシャル機能の実装を示唆した
- クリエイティブディレクターのTodd Batty氏は本作を”雪上のBurnout”と表現した
シリーズ最新作”SSX: Deadly Descents”の2012年リリース予定で、対応プラットフォームはXbox 360とPS3となっています。
この映像は1796年Karl Langhansにより建立されたポーランドのZeliszow教会の内部をHDR(ハイダイナミックレンジ:明るい所と暗い所それぞれに適する様に調整された露出で複数撮影し合成する手法)とTimelapse手法(低速度撮影)で撮影した短編映像作品「TheChapel」です。
制作を手掛けたプロダクションはLookyCreative、印象的な音楽はアーティストのTomas Leonhardt氏が担当しています。
と、説明が長くなりましたが、細かい事はともかくファンタジーRPG好きな中二病魂を鷲づかみにするこの作品、いつSk●rimのロゴが登場してもおかしくない素敵映像に仕上がっています。きっと近い将来こんなクオリティでRPGが楽しめる時代がやってくるはず!
先日、ゲームプレイ映像や実写映像に3D映像をマッチムーブさせた不思議な映像作品を多く手掛けているIVIachineX氏が「Call of Duty: Black Ops」のリプレイを利用した短編映像作品”Unreal”を公開、銃撃戦によるプレイの様子がなぜかノスタルジーを感じさせる不思議な作品となっています。
とかく争い事が目に着きやすい昨今のゲーム界隈ですが、誰かと競争して”遊ぶ”という事はそもそもどんな気持ちだったろうか、そんな事をふと思い出させる印象深い作品でした。
これまでHaloシリーズを産み育ててきたBungieが”Halo: Reach”を以て遂に新天地へと旅立ち、今後のシリーズタイトルはMicrosoftの社内スタジオである343 Industriesが引き継ぐ事となっています。
現在のところ343 Industriesからゲームタイトルに関する情報は発表されておらず、漏れ聞こえる採用情報などからその進捗を窺う以外のニュースが無く、続報が待たれる状態が続いています。
そんな中、343 Industriesの開発ディレクターを務めるFrank O’Connor氏がイギリス版Official Xbox Magazineのインタビューに登場し、343が現在発表できる内容を何も持ち合わせていないと発言、昨今様々な形で囁かれる噂を否定しました。
O’Connor氏は2011年に多くのHaloをベースにしたフィクションがHalo世界に登場するが、新しいHaloタイトルは登場しないと語り、Halo: ODSTやHalo: Warsといったサイドストーリーや代替プロジェクトも存在しないと断言しました。そして氏は343が新しい方向にHaloシリーズを導くだろうとシリーズの今後を示唆しています。
また、今年で10周年を迎えるHaloフランチャイズの動向についてO’Connor氏は、先日リリースされたばかりで”ダーウィンの使者”や”火星転移”等の作品で知られるネビュラ賞作家グレッグ・ベアが手掛けた事で知られるノベライズ3部作の第1弾「Halo: Cryptum」のリリースだけでなく、スター・ウォーズシリーズのノベライズ「スター・ウォーズ 共和国の戦士」シリーズを手掛けるカレン・トラヴィス女史による小説作品も登場予定にある事が明らかにされています。なお、このトラヴィス女史による作品ではHalo史の中でほとんど触れられていない2552年の出来事以降が描かれるとのこと。
343が描く新しい方向のHaloとは一体どういう物なのか、2552年以降の歴史が描かれるのだとすれば、小説に今後の方向性を示唆する様な何らかが描かれる可能性もあり、Halo史の黎明期が描かれるグレッグ・ベアの小説と併せて内容が気になるところです。
もう2月ですが明けましておめでとうございます。今年は当サイトスタッフのお米が描いた「ラビッツ」の餅つきイラストで新年を迎えたdoope!でしたが、本日2月3日は中国の旧正月!という事で、Ubisoftのラビッツが中国の新年を祝う壁紙アート2種を複数の解像度用に公開しました。ラビッツ好きは是非!(Update:旧正月である事にすっかり気がついていなかったので、加筆修正しました!)
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