昨年6月に発表され世界中が驚いたZeniMaxによるid Softwareの買収ですが、あれから半年が過ぎたものの蜜月はまだしっかりと続いている様です。Edgeのインタビューに応じたidのボスTodd Hollenshead氏によるとZeniMaxとの関係は非常に良好な様で、ZeniMaxがセールスの為の開発ではなく、プロダクト自身の目的の為の開発を評価する姿勢にあり、エンターテインメントの価値に重きを置いている事に大きく満足していると述べています。
この良好な関係はこれまで多くの買収を拒絶しつつ、セールスの伸び悩みにかつての勢いを失速させていたid Softwareにとってはこれ以上ないとパートナーシップと言えそうです。さらにZeniMaxはBethesda Softworksも所有しており、やはりゲーマーとしてはidのFPS成分とBethesdaのRPGがいつか融合する事を夢見ずには居られません。
idの次回作となる「Rage」もどんどんブラッシュアップが進められており、こちらも続報が楽しみなニュースです。さらにカーマック渾身のid Tech 6エンジンとDoom 4(仮)も控えているとされるid Software、これまでの枷から解放されてidの復権を実現してほしい物です。
先日お知らせしたGTTVでのプラチナゲームズの次回作の発表ですが、先ほどGTでデビュー映像が登場、次回作はSFテイストのタイトル「Vanquish」である事が発表されました。さらにGTのGeoff Keighley氏がTwitterで本作がバイオハザード等を手掛けた三上 真司氏の手による物である事をTwitしています。
まだプラットフォームもゲームのジャンルも判らない本作ですが、映像から見られる白いスーツはカプコン時代の三上氏が手掛けたタイトルのイージススーツに似ているような気がしなくもありません。今回発表された映像は所謂洋ゲー的なテイストも感じらるようなスケールの大きい物で、今後の情報が楽しみなタイトルと言えそうです!
ウィスコンシン州の刑務所で殺人の罪で収監されていた囚人が2004年に所内でテーブルトークRPG「Dungeons & Dragons」をプレイしていたとして刑務所側が一式を没収、以降プレイの禁止を受けた事に対してこの囚人が上告、先日7度目の控訴が行われ改めて刑務所内でD&Dをプレイしてはいけないとの判決が下されました。
訴えを起こした囚人は条項違反だと主張していましたが、理解は得られず今回の判決となった模様。なんと……控訴の署名に彼はD&Dで使用していたエルフメイジの名前「Gilchall Helehuialagos」を堂々と記していたとの事。そりゃ無理だわ!
昨年の9月に突然のリークでその存在が明らかになった「Witcher 2」、前作はポーランドのゲームパブリッシャCD Projektが始めて開発に取り組んだタイトルで、硬派なシングルRPGタイトルとして成功を収め多くの熱狂的なファンを獲得しました。正式な発表以降、ロシアのゲームイベント”IGROMIR”でデモンストレーションが行われた際の映像が少し公開された程度の情報しか出てきていませんでしたが、3月に多くの新情報が公開される事が明らかになりました。
CD Projektの創設者Marcin Iwinski氏がBig Downloadのインタビューに語ったところによると、Witcher 2の開発にはホラーFPS「THEY」を開発していたMetropolis Software(※ 2008年にCD Projektにより買収済み)のメンバーが全面的に参加しており、THEYのリリースが延期される事が明らかになりました。同氏によるとCD ProjektはWitcher 2の開発に全てのリソースを注ぎ込む事を決めたそうで、それ以外のプロジェクトは保留となった様です。
CD Projektは昨年コンソール版Witcherのキャンセルや小規模のレイオフ、新たな資金調達に関する話題など様々なビジネス的な変遷に見舞われており、良きにつけ悪しきにつけその動向が心配されていた所ですが、CD Projektの気合い溢れるこの一報にファンは一安心と言った所でしょうか。3月の発表が今から楽しみです!
Bungie最後のシリーズタイトル「Halo: Reach」、今回主人公を務めるのは今作で新たに登場した6人からなるNobleチームの面々です。先日はリーダーのCARTERとステルスキャラEMILEの二人をご紹介させて頂きましたが、今回は紅一点のサブリーダーKatとヘビーウエポン使いのJorgeをご紹介いたします。
■ Nobleチームプロファイル#3 KAT-320
KAT-320(本名はCATHERINE)はNobleチームのサブリーダーを務める紅一点のキャラクターです。以前の任務中に右腕を失った彼女はメカニカルな義手を身に付けて戦闘に挑む事になります。出身はMONASTIRのNEW HARMONYで、女性ながら第三世代のスパルタンであり、戦況の判断に長けた戦術家と記されています。彼女は後にMA5シリーズとなるMA37アサルトライフルを装備しており、BungieによるとオリジナルHalo的な高威力短射程の武器に調整されているようです。
■ Nobleチームプロファイル#4 JORGE-052
Nobleチームは異なる出身地と異なる世代からなる混合チームですが、重火器の扱いを専門とするJORGE-052はチーム唯一の第二世代スパルタンです(マスターチーフも第二世代)。SPARTAN-IIらしくマスターチーフと同モデルのミョルニル・アーマーに身を包んでいる事が判ります。すでにこれまでの歴史ではマスターチーフ以外のSPARTAN-IIは残っていない事が明らかになっており、悲劇が描かれるとされる本作において行く末が気になるキャラクターの一人になりそうです。
2010年前半のリリースを未だ崩さないBlizzardの次回作「Starcraft II: Wings of Liberty」、ベータテストの開始も待ち遠しくてしようがない期待の1本ですが、昨晩公式フォーラムから本作のPC版とMac版のパッケージが1枚のDVDに収録されてリリースされる事が明らかにされました。なおデジタル販売の対応などについては明らかにされていません。
1本目としてリリースされるテランの「Starcraft II: Wings of Liberty」にプロトスの短いキャンペーンが存在する事が明らかになったり、プロトスの新ユニットマザーシップが登場する映像が公開されたりと、小出しに情報が出てきている本作ですが、そろそろリリースに関する新情報を聞きたい所ですね。
いつもdoope!をご覧頂きありがとうございます。本日の投稿記事よりTwitterによる更新のお知らせを開始いたしました。ご利用頂く際は当サイトのお知らせ用アカウントdoope_jpをフォローよろしくお願いいたします!
さらに本サイトスタッフのかたこりとおこめも日々の泡沫をそれぞれtwitしています。かたこりは記事には出来ない信憑性の薄い噂だったり、誰得タイトルの速報などを呟いたりしております。おこめはだいたいおやつの事とかおやつの事とか……よくわからない事をぼんやり呟いておりますのでよかったらこちらもよろしくです!
今後も楽しいニュースを様々お知らせして行けるよう更新頑張っていきますので、どうぞご愛顧の程よろしくお願いいたします。
先ほどデベロッパであるGearbox Softwareとパブリッシャを務める2K Gamesが「Borderlands」の第3弾拡張DLC、”The Secret Armory of General Knoxx”をアナウンスしました。
The Secret Armory of General Knoxxでは武器やアイテム、敵、そして多くのミッションが新たに追加され、いよいよレベルキャップの解放が行われる事になります。さらに、34から50レベルのキャラクター向けのコンテンツも複数用意されるとの事。リリース日についてはまだ明らかになっていませんが、続報があり次第またお知らせいたします。
昨日予約特典の投票に関するニュースをお伝えしたRockstarの次回作「Red Dead Redemption」ですが、昨晩GTに素晴らしくイカしたプレイ映像が公開されました。RAGEエンジンにより作り上げられたGTA譲りのオープンワールドは素晴らしい荒野や誇りっぽい町並を描き出し、自然なモーションを実現するEuphoriaエンジンの採用により(Max Payne 3でも採用)カバー動作やQTEらしきアクション、カットシーンに見られる人物の動きなども恐ろしく自然な物に見えます。
また映像では先日存在が明らかになったDead Eyeスキルの使用シーンも描かれており、バレットタイム的な物である事が判りました。映像ではDead Eye発動時に複数のターゲットを選択した後にKillする様子も確認できます。また、ガンショップで買い物をする様子も確認でき、貨幣の概念が存在する事も明らかになりました。Gameinformerのプレビューによると、宝の探索や動物の皮の売買、賞金稼ぎ等で金を稼ぐ事が出来るとの事。楽しそう……。
同プレビューでは町で様々なランダムイベントが起こる事、NPCの仲間について、TNT爆弾や地雷が存在する事など様々なプレイ要素が明らかにされています。さらに詳細はまだ不明ですがマルチプレイが存在する事もやっと明らかにされました。こちらについては後ほど詳細が発表される模様です。新しいウエスタンの鉄板タイトルとなりそうな気配に満ちたRed Dead Redemption、リリースは北米で4月27日予定、対応プラットフォームはPS3とXbox 360となっています。
いよいよリリースまで2週間を切った期待の続編「BioShock 2」、今作では待望のマルチプレイも実装され、シングルパートは2K Marinが、マルチプレイパートはダークセクターやUT2004を手掛けたDigital Extremesが担当するという大所帯での開発が進められました。前作の続きが描かれる本作ではプレイヤーはビッグダディとなり、主の居なくなった10年後のRaptureが描かれる事になります。
また、BioShock 2のマルチプレイパートはただの対戦モードと言う訳ではなく、プレイ可能なキャラクター達にストーリーが存在し、それによりシングルキャンペーンのプロローグが描かれるとされています。これまで登場したマルチプレイの映像を見る限り、武器戦闘とプラスミドを併用した非常にテンポのよいプレイが実現されており、こちらも大きな期待を集めています。そんな本作のマルチプレイですが、先日2Kが運用するBioShock 2のコミュニティサイトCult of Raptureにおいてマルチプレイとマッチメイクに関するQ&Aを掲載、今作では残念ながらLAN対戦とDedicatedサーバが用意されない事が判りました。
2K Marinはこれについて開発の為の時間的な制限が主な原因であると説明しています。少し残念なニュースではありますが、この件は本作の本質的な魅力の極一部を削ぐに過ぎないとも言えます。多くの謎が立ちはだかるBioShock 2、リリースは2010年2月9日の予定で、対応プラットフォームはPCとXbox 360、PS3となっています。
リリース延期とバグによるリジェクトが続いてしまった「Dragon Age: Origins」の最新DLC”Return to Ostagar”ですが、先日PCGZineがBioWareのRay Muzyka氏に行ったインタビューの中で、Return to Ostagarが来週あたりに再リリースされる事が明らかになりました。また今後のダウンロードコンテンツの展開に関する大きな発表も用意されているそうで、こちらもReturn to Ostagarのリリースと併せてアナウンスが行われるとの事です。
3月にはOrigins後のストーリーが描かれるとされる拡張パック「Dragon Age: Origins -Awakening」のリリースも控えている今作ですが、Origins側のDLC展開とAwakening側の展開が別ラインの物になるのかなど疑問は多く残されており、今後の動向が非常に気になる所です。”Return to Ostagar”のリリース日や対応プラットフォームに関する詳細が判り次第、あらためて続報をお知らせいたします。
昨晩Appleが開催したlatest creationイベントで満を持して発表されたタブレットデバイス「iPad」、すでに様々なメディアで報じられている通り非常に注目度の高いイノベーティブなデバイスになりそうな気配に充ち満ちています。その詳細については当サイトでは一先ず置いておいて、ゲームデバイスとして見た場合どうなのか?昨日の発表から明らかになっている情報をまとめてお届けしたいと思います。
昨晩の発表の内容や実機の映像等から判断する限り非常にレスポンスが良いのがまず特徴的で、今回が初採用となる1Ghz駆動の”Apple A4″チップが非常にパワフルである事が判ります。まだ具体的な性能や仕様などが明らかにされていない”Apple A4″ですが、グラフィック機能も内包された統合型チップである事だけは確かで、iPhoneアプリがそのまま動作する事から恐らくARM互換の物である可能性が高いようです。
メモリ周りやグラフィック部の3D性能についての詳細もまだ明らかにされていませんが、これまでiPhone 3GSに搭載されていたPowerVR SGXも32nmプロセスへの進化が見えていた時期でもあり、今回の統合チップの中身がどうなっているか非常に気になる所ですが、720pのh.264映像を30フレーム再生できるパワフルさを持ち合わせている事を考えると3D性能にも期待出来そうです。
すでに昨日の発表に併せて大手パブリッシャーも対応タイトルを発表しており、早速プレイ映像なども登場しています。Electronic ArtsはiPad版「Need for Speed: Shift」のデモンストレーションを行い、実際にプレイの様子なども映像で公開されています。処理についての問題点は無いように見えますが、やはり物理的にプレイし辛い様に見受けられます。大きさもさる事ながら重さが700g程度とあって、長時間のアクションゲームなどは結構辛いのではないでしょうか。
さらにGameloftはiPad用のFPSタイトルをデモ、同社がiPhoneでリリースしている「N.O.V.A.」をiPad用にカスタマイズした物のようですが、1024×768解像度でテクスチャ品質もそれなりの状態でかなり軽快に動作する様子が確認できます。こちらもNeed for Speed同様、動作は素晴らしく軽快であるものの、やはり実際のゲームプレイに関する問題が大きそうです。映像では途中で重くなったのかAimとショットと移動が両立できなくなったのか、とうとうiPadを置いてプレイを進めています。
こちらもイベントでデモンストレーションが行われたスノーモービルレースの映像です。こちらもえらく軽快な動作に見受けられます。
こちらはオフロードレースのプレイ映像、iPhoneアプリを拡大表示してプレイしている様子が確認できますが、iPhoneアプリでもほとんど違和感なくプレイできる事が判ります。この様子なら細かい操作で苦労していたシミュレーション系などはiPadでの操作の方が楽しくプレイできるかもしれません。
さらにiPhoneのエピックなRPGタイトルとしてリリースされた「Ravensword: The Fallen King」がiPad版をリリースする旨を発表しています。こちらはiPadに最適化したグラフィック等の強化版になる模様で、近いうちにスクリーンショット等が公開される模様です。
以上、発表当日から早くも多くのゲームが具体的な対応を見せていますが、正直な所iPhoneアプリがそのまま動作するとはいえ、ゲームとして楽しい物であるかはどうかは明らかに別だと言えそうです。同じモーションセンサーや加速度センサーを搭載しており操作体系は同様であるものの、サイズと重量がここまで違う物になると全く別のデバイスだと考えておかないと快適なプレイは難しそうな印象を受けます。
しかしこのサイズと処理速度は非常に魅力的な物である事には間違い無く、この利点を活かしたRPGやシミュレーション、テーブルゲーム、そして近年流行の兆しを見せる拡張現実などの技術が盛り込まれたゲームタイトルなどが出てくれば本当にイノベーショナルなゲーム体験が可能になるかもしれません。iPad対応ゲームはUIが鍵!といった所でしょうか。
2008年に「Haze」をリリースしセールスに伸び悩み2009年2月にCrytekに買収され、同社のイギリスにおける拠点”Crytek UK”となったデベロッパFree Radical Design、買収以降具体的な開発の動きは見られなかった同スタジオですが、どうやら「Crysis 2」の開発に参加している事がCrytekの副社長Faruk Yerli氏のインタビューから明らかになりました。
Free Radicalチームが担当している部分がコンソール版かPC版か詳細は明らかにされていませんが、Yerli氏はゲームの1パートを担当していると述べています。また氏は現在Crysis 2の開発が150人体制で進められている事なども明らかにしています。Crysis 2ではエイリアンに侵入されたニューヨークが舞台になるという非常に気になる内容になっており、2010年後半から2011年3月あたりのリリースが予想されています。
セールスも伸びず確かに残念な箇所も多かったHazeですが、キラリと光る何かがあったのも事実、果たしてCrysis 2で花咲く事ができるか?期待してタイトルを待っていたいと思います。
先日Ubisoftの財務予測の発表からレイマンシリーズの最新作「Raving Rabbids 4」(国内ではラビッツ・パーティーシリーズ)が来期のリリース予定の中にある事がわかっている同シリーズですが、昨日イギリスの販売サイトPlay.comのページから「Rayman: Raving Rabbids」と「Rayman: Raving Rabbids 2」、そして「Rayman Raving Rabbids TV Party」の3種類がパックになった「Rabbids Party Collection」が発売されることが明らかになりました。値段は24.99ポンド(日本円で約3,600円)で3月19日にリリース予定のようです。に、日本では出ないんでしょうか……。
今回のパッケージにも、もうレイマンとラビッツのどっちが主役なのか分からない……ぐらいの目立ちっぷりで可愛いらしいラビッツ達がわんさかいます。Bwwaaaaah可愛い!
Civilizationシリーズを始め数々の名作で知られるシド・マイヤー氏が3月9日からサンフランシスコで開催されるGDC 2010で基調講演を行う事が明らかになりました。シド・マイヤー氏の講演は12日で、”The Psychology of Game Design (Everything You Know Is Wrong)”「ゲームデザインの心理学(あなたが知っている全ては間違っている)」という物。
この講演はゲームデザインにおける推進力はプレイヤーの心理を理解する事であるべきだという主旨の物で、一見重要に思える現実世界の事実や歴史、数学的な真実という物では成功するゲームタイトルのデザインを構築する事は出来ないとのシド・マイヤー氏の見解が議論される事になります。実際の講演では氏の作品を例に様々な具体的な手法について語られるようで、ゲーム開発の真のパイオニアとも言える氏の思索のプロセスを覗くことができる良い機会となりそうです。
今年の年末商戦を大きく賑わすであろう各プラットフォームのモーションコントローラーですが、今秋に発売される予定のPS3のモーションコントローラーArk(仮称)の対応ソフトが10本程度予定されている事が明らかになりました。詳細等は不明ですが、スポーツやペット育成タイトルなど、広範囲なラインナップになるとの事です。
また以前Sony Computer EntertainmentのCEOである平井氏は「私たちはモーションコントローラー用の魅力的・革新的なゲームのを開発するために、SCEの世界的なスタジオだけでなくサードパーティ・ディベロッパやパブリッシャーにも働きかけ続けています」と語っており、モーションコントロール対応タイトルの熱心な開発状況を明らかにしています。
コンソール版の順調なベータテストを経て、3月リリースに向けてシングルキャンペーンの情報なども出揃ってきた期待のシリーズ最新作「Battlefield: Bad Company 2」ですが、いよいよ東部標準時間で28日の午後12時から(日本時間では29日の午前2時)からPC版のベータテストがスタートします。なお、今回のベータテストは1月28日から2月25日まで行われる予定になっています。
PC版のBFBC2ではDX11への対応も行われており、加えてマルチプレイの対応人数もコンソール版の24人から36人へと強化されており、PC版ならではの楽しみも多く用意されています。今回のPC版ベータテストのスタートに併せてDICEのPatrick Bach氏はGamerzinesが行ったインタビューに対して「Modern Warfare 2を打ち倒す事が私たちゴールだ」と力強く語っています。Electronic Artsブランド復興への先陣を切ることになるBattlefield: Bad Company 2、リリースは北米で2010年3月2日、ヨーロッパでは3月5日、対応プラットフォームはPCとPS3、Xbox 360となっています。
先日クリティカルなレイオフが発生したとお知らせしたRed 5 Studiosのニュースですが、昨晩当のRed 5 Studiosがプレスリリースを発表、今回のレイオフはトリプルAタイトルのMMOをリリースするための再編成だと述べ、この再編成の一環として何人かのメンバーと別の道を辿ることになったと記されています。
しかしKotakuのレポートによると話はどうやらかなり複雑化している様子。今回の件は昨年末の重役会で同社CEOを務めていたMichael Weingarter氏が辞職を強いられた事が始まりだったようで、その後創業時のCEOでWoWのプロデューサーを務めていたMark Kern氏がCEOに再任、さらに先週には同じ創業メンバーでありWoWのアートディレクターを務めていたWilliam Petras氏がRed 5を退職、その後今回の事態が起こるという流れになっています。
さらにMark Kern氏がCEOに再任したタイミングで同氏は古いRed 5が死んだと宣言し、なんと新しい大株主として中国のオンラインゲームを多く手掛け、中国国内のWorld of Warcraftを運営していたThe9(第九城市)の名前が挙げられたという驚きの内容が記されています。今回のレイオフでは28人の社員が同スタジオを去っており、その中には財務会計の責任者や総務人事関係の人員、そして美術スタッフの80%、さらにIT部門も含まれているとの事で、今回の再編成がRed 5の実権をThe9が握るための物では無いかとの話も出てきています。
Red 5の未発表MMOは技術的に高評価を得てIntelが買収を行ったOffset Software社のOffset Engine上で動くタイトルとされており、大きな注目を集めていました。この関係が現在どうなっているかは不明ですが、WoWのライセンスを失効した事で94%も売り上げを落としたThe9の思惑や、Mark Kern氏が中国市場に照準を合わせている事などを鑑みると、まだこのきな臭い状況は続きそうな気配です。
Mark Kern氏は近いうちに資金の追加調達についてアナウンスを行う予定でいるとの事で、それにより今後の動向も若干明らかにされるかもしれません。しかし今回のニュースは”元Blizzard”、”大作オンラインゲーム”、”アジアのゲームパブリッシャー”と、なにやら様々な符丁の並び方に既視感を抱かざる得ない内容になっており、ゲームビジネスの難しさや闇を端的に表した象徴的なニュースと言えるかもしれません。
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