マイクロソフトとカーネギーメロン大学のエンターテインメント・テクノロジー・センターが協力して研究が進められているテーブルトップのゲーム用アプリケーション「SurfaceScapes」ですが、このシステム上で再現されたDungeons & Dragonsが大変な事になっています。映像をご覧頂ければ判る通り、やっている事は昔ながらのテーブルトークRPGなんですが、拡張現実的な使い方?なテーブルトップとゲームで使用される駒や敵などのデバイスを組み合わせ、夢のようなRPGが映像の中で繰り広げられています。
ゲームマスターにはPC側のエディターの様なGM用ツールが容易されており、簡単なビジネスソフトを使うような感覚で背景を差し替えたりモンスターを登場させたりする様子が描かれています。それにしても驚くべきは技術の進化や映像の進化により近年のゲーマーは創造力を失ったと、近頃のわけぇもんはよぉ的な愚痴の様に言われ続ける話がここでは微塵も感じられない事ではないでしょうか。やはり拡張現実や感覚としての仮想が体験になる時、ゲームには更なるイノベートが待っている事は間違い無さそうです。
大人向けの心理サスペンスをたっぷりと描き、イノベーティブなゲームシステムやUIを実現、さらに映像表現の素晴らしさにも目を見張る物があるQuantic Dreamの「HEAVY RAIN -心の軋むとき-」ですが、2月のリリースも近づいてデモやDLCの話題も現実的な物となってきました。
そんな本作の美しいスクリーンショットが公開、相変わらずのハイクオリティですが特にキャラクター達が皆素晴らしい表情をしています。こういったキャラクター達の表情はカットシーンなどでよく見られる物ですが、Quantic DreamのボスDavid Cage氏は本作がアドベンチャーゲームでは無いとインタビューで発言しています。
それによるとアドベンチャーゲームは探索、インベントリの管理、パズル、ダイアログの選択等をエンジンとして構築される物で、ストーリーはページをめくる様にテキストで伝えられたり、近年ではカットシーンを用いて状況の説明がなされたりするようになりました。
しかしHEAVY RAINはこれらのような定義に対して全く当てはまる物ではなく、物語はカットシーンではなくプレーヤーのアクションによって通じられ、持ち物の管理はなく、パズルもありません。また対話に依存して時間が止まるという事もありません。全てはプレーヤーのアクションに対する結果として物語りが進められる本作をDavid Cage氏は「アドベンチャーゲームに属さない」と言い切っています。こういった高い目標がどういったレベルで現実の物となっているのか、PS3専用タイトルとしてリリースされる「HEAVY RAIN -心の軋むとき-」は2月18日リリースの予定となっています。
昨日Take-Two Interactiveが今年度の業績を発表し、FPSアクションRPG「Borderlands」が200万本以上を売り上げたことがわかりました。Grand Theft AutoシリーズやNBA 2K10が好調な中、オリジナルのタイトルとして大きな成功を収めたBorderlandsは今後Take-Twoの重要なポジションを担うタイトルになるようです。
今年度の同社の売り上げは9億6850万ドルで1億3790万ドルの損失を出しましたが、第4四半期にリリースされたBorderlandsとGrand Theft Auto関連タイトルのセールスによって大きくセーブされた様子で、「世界で200万ユニット以上を売り上げたBorderlandsはTake-Twoの重要なフランチャイズとしての地位を確立しました」と、同社にとって重要なタイトルとして名前が挙げられています。併せて、Take-TwoがBorderlandsの商標に対しての長期的な権利を持っていることも明らかにされています。
2010年2月10日に日本版の発売も決定しているBorderlands、続編やフランチャイズ化についても聞こえてくる中、今後どのように展開していくのかが非常に気になるタイトルと言えそうです。
本日修正アップデートの内容についてお知らせした「Modern Warfare 2」ですが、Xbox Live上でウイルス騒ぎが起こっているとのニュースが聞こえてきました。それによるとこのウイルスは感染症の様に拡散しているらしく、キャリア(感染者)にホストされたプライベートマッチでプレイする事により感染するそうです。これに感染すると自らがキャリア化しプライベートマッチにより更なる感染者を生む事になります。
まるで性感染症の様に拡がっていくこのウイルスですが、本日お知らせした通り既にInfinity Wardによる対応は進んでいる様子で、アップデートを待つより他ないようです。この問題について海外フォーラムではInfinity Wardを避難する動きも多く見られますが、ユーザー数とセールスの量、さらに注目度と言った所からも標的にされやすい事も事実です。まだまだこういった障壁がInfinity Wardに待ちかまえている事は容易に想像でき、是非これを乗り越えて名実共にNo1を現実の物として欲しい所です。
驚く程の進化を遂げそうな期待の続編「The Witcher 2: Assasins of Kings」の存在も明らかになったCDProjectの処女作である「The Witcher」ですが、今日お昼過ぎにCDProjectからクリスマスカードがメールで届きました。読んで見ると、どうも萌えっこドワーフのゾルたんがイケメン且つダメ男吟遊詩人のダンデライオンに充てた手紙の様子ですたぶん。
どうもゾルタンはビジマの高級アパートにいるようで、そうかそうかクリスマス近いしな!ゲラルトも一緒にいる様子ですがゾルタンとゲラルト以外はネズミが6匹いるらしく、捕まっとんのかい!と言う事でクリスマス前にゾルタンとゲラルトがダンデライオンに助けを求めるというなんとも情けない話になっている模様です。
続編の話題も非常に気になる所、良く見るとロゴも変わったような変わってないような……続報に期待です!
いよいよベータテストの参加募集が開始された「FINAL FANTASY XIV」ですが、スクウェア・エニックスが描いている成功はやはりファイナルファンタジーらしく大きな様です。先日Developに掲載された和田洋一氏へのインタビューによると、同氏はFINAL FANTASY XIVに対する大きな計画を持っており、その照準をWorld of Warcraftに合わせているのだそうです。
和田氏によると、FF14のリリースによりWoWの課金ユーザー率が落ちる事によって、Blizzardは続編を作成せざる得ない状況に陥るだろうと考えており、この事がタイミングも含めて王位を得る為の手段でもあると考えている様子。Blizzardが未発表MMOの開発を進めている事は間違いの無い事実であり、FF11の長寿命も考えるとこの攻守のタイミングも絶妙な激しい王位争いは、やはり熾烈を極める事は必至と言えそうです。
[Update] 17日17:30
お昼にお知らせしたBethesdaとInterplayの「Fallout」シリーズに関する争いの結果ですが、どうもまだ泥沼が続くようです。海外の情報サイトから、オリジナルFalloutのクリエーターが今回のInterplay勝利の結果を踏まえ、Bethesdaに対して反訴する準備を進めている事がわかりました。
その内容としては違約や経済的なアドバンテージを固持する為の不法な干渉、契約解除などが上げられており、どうもInterplayの気は収まっていないようで、このまま泥沼化する様相を呈しているようです。Falloutシリーズほど既成概念や権利、体制やルールと言った物を破壊してきた作品は無いはずですが、やはり作り手側はFalloutスピリッツに則って話合いを進める訳にはいかないという事でしょうか。
[以下は元記事] 17日11:49
今年度の初めから続いていたBethesda softworksとInterplayの間に起こった「Fallout」シリーズに関する争いに決着が付き、Interplayが勝利した形で問題が収束した様です。これはメリーランド州の地方裁判所で行われた裁判結果から明らかになった物で、これによりInterplayは「Project V13」の開発を継続、さらには過去タイトルの販売も可能になり、Fallout原理主義プレイヤーには嬉しい結果となりました。
この問題は、財政難で困窮していたInterplayからFalloutシリーズのIPを575万ドルで購入し、その後大成功を収めた「Fallout 3」をリリースしたBethesdaと、同様のタイミングでFallout MMOと噂されていた「Project V13」の開発を継続し、さらに過去のタイトルが納められたパッケージ”Fallout Trilogy”の販売などを行ったInterplayの間に起こった物で、今年の四月から平行線を辿り続けたまま”Project V13″の開発スケジュールにまでBethesdaから期限が設けられるような泥沼の状況となっていました。
ファンとしてはBethesdaのFalloutへの大きな愛情と共に生まれ変わった新生Falloutシリーズと、Interplayのこれぞ洋ゲー!と言えるカオスさがこれからも両方楽しめるという非常に嬉しい結果に落ち着いたと思えます。InterplayのProject V13もアートワークなどが先日から情報として出てきていますし、Bethesdaも新生Falloutワールドの新作「Fallout New Vegas」の開発を進めており、そう遠くないうちに両社それぞれのきったないBandit達に会えるかと思うと楽しみでなりません。
続編「Bioshock 2」への登場が楽しみで仕方ない、ラプチャー1のおちゃめな変態芸術家サンダー・コーエンさんのコスプレ画像が公開されています。再現度は素晴らしいのですが、それと比例してヤバさもリアルになりすぎた素晴らしいクオリティに仕上がっています。うさみみマスクで可愛い筈なのにリアルでこんな人いたら絶対にいやだ……。でも早くコーエンさんに会いたい!
画像だけで一発ネタ且つ出オチですが、非常に素晴らしいMacBookのデカールを作った方がいらっしゃる様です。ベビーマリオとヨッシー、そしてカービィ!ぐぎぎぎもう、ああ……けしからん!
現在の家庭用ゲーム機の祖と言えるMagnavox Odysseyが登場したのが1972年、さらにそのOdysseyを作り上げたドイツのRalph H Baer氏により1967年に作られたBrown Box、その登場からはや42年が経ちました。長いようで短いビデオゲームの歴史ですが、1981年にはドンキーコング、1985年にはマリオが生まれ、今日めでたく22歳の誕生日を迎えたロックマン(おめでとう!)も1987年に登場しており、今も現役ばりばりのキャラクター達の歴史を振り返ると、本当に時間の不思議さが感じられます。
という事で、onlineeducation.comがビデオゲームのタイムラインを巨大画像で作成、非常に興味深い内容となっています。それによると現在のPS3やXbox 360、Wii達は第7世代のビデオゲーム機にあたるとの事で、1世代の寿命や進化の加速度を考えると本当に恐ろしい勢いで技術が進歩している事がありありと判ります。
さらに驚くべき事はやはり長く愛されているキャラクター達が今も最前線で活躍している事でしょうか。ハードウェアの刷新とキャラクター達の長い寿命の比較も色々相関性がありそうです。さらなる第8世代のハードウェアも噂されるようになった昨今、このタイムラインが今後どのように塗り変えられていく事になるのか楽しみです。
ウクライナの4A Gamesが手掛ているサバイバルホラーFPS「Metro 2033」、STALKERとFallout 3を組み合わせたようなテイストであることをお伝えしていましたが、先日Inside Xboxがウクライナの4A Gamesに行ったインタビューで、Metro 2033のエグゼクティブプロデューサーDean Sharpe氏が「Metro 2033はオープンワールドではありません」と語り、ストーリーを重視したものであることを明かしました。
映像では4A Gamesの内部も映し出されており、ロシア的な廃墟テイストが凄い事になっています。これまでノーティやバルブ等のおしゃれなデベロッパのスタジオを紹介してきましたが、まったく同じ業種とは思えないような廃棄された潜水艦の内部か、はたまたうち捨てられた旧ソビエト時代の研究施設かといった趣になっています。この雰囲気がMetro 2033のオブジェクトのみっちり感や色味にも良く表れているのがヒシヒシと感じられます。ロシアゲーのファンにはたまらない大作になりそうなMetro 2033は2010年第1四半期リリースの予定で対応プラットフォームはXbox 360とPCとなっています。
サーバの不具合やプレイバランスに影響を与えるバグ、さらにはXbox Liveでウイルス問題まで発生している「Modern Warfare 2」ですが、アップデートや修正は着々と進んでいるようです。昨日お馴染みのRobert Bowling氏が新しいアップデートについてTwitしました。
それによるとこの新しいアップデートはModel 1887ショットガンに関するバランス調整、プライベートマッチに関する修正、無限弾薬の修正、PS3のPrestigeハック、さらにはPC版のテクスチャハックの修正にも対応する物だとの事。問題の大きさはメガローンチの証とも言えそうですが、今後のバランス調整やリリースも近づいているとされるMODツールの存在など、まだまだお楽しみは沢山用意されている様です。
[update] 読者の方からご指摘頂き、1887項目と書いた内容をModel 1887に関するバランス調整についての内容に修正いたしました。ありがとうございました!また、読者の皆様には誤った内容をお伝えしてしまい大変申し訳ございませんでした。
新キャラクターまで登場して本編のプロローグが描かれる「Splinter Cell: Conviction」のCo-opモードですが、いよいよそのプレイの様子が確認できるトレーラーが登場しました。こうやって改めて見るとステルスミッションのCo-opプレイって新鮮!かなり面白そうな雰囲気に溢れています。
すっかり変わってしまったサムが活躍する本編、そしてプロローグを描いたCo-opモード、さらに本編からも独立したチャレンジモードまで存在するというSplinter Cell: Conviction、北米でのリリースは2月23日、対応プラットフォームはXbox 360とPCとなっています。
昨日PS3向けベータテストが好調とお伝えした「Battlefield: Bad Company 2」ですが、新たにEA DICEから新マップ”Panama Canal”のトレーラーとスクリーンショットが公開されました。
“Panama Canal”マップは”Arica Harbou”マップで見られなかった新しいビークルなどが見られ、建物が非常に密集した戦場であることが確認できます。Battlefield: Bad Company 2のリリースは北米で2010年3月2日、ヨーロッパでは3月5日となっており、対応プラットフォームはPCとPS3、Xbox 360となっています。
EA DICEのGordon Van Dyke氏が11月19日からPS3向けに開始されている「Battlefield: Bad Company 2」のベータテストに関して興味深いリストを公開しました。
同氏によると、BFBC2のPS3版ベータテストには30万人以上の人が参加したようで、リストからは今回のテストでトータルキルされた人数、車両でキルされた人数など、ベータテストの大盛況な様子が伺えます。
・トータルキル数 = 4542万人
・車両によってキルされた人数 = 940万人
・車両爆破によりキルされた人数 = 343万人
・家屋の倒壊によってキルされた人数 = 38万人
・Marksmanのヘッドショットでキルされた人数 = 101万人
・与えられたポイントの総数 = 101億9万4360ポイント
・復活した数 = 252万人
・Repair Toolによってキルされた人数 = 15万5800人
・Defibrillatorでキルされた人数 = 1万2690人k
・ナイフによってキルされた人数 = 169万人
・C4爆弾によってキルされた人数 = 73万810人
ベータテストは12月21日に終了する予定で、PC版ベータテストに関しては「来年の早い時期」にスタートする予定だそうです。Battlefield: Bad Company 2のリリースは北米で2010年3月2日、ヨーロッパでは3月5日となっており、対応プラットフォームはPCとPS3、Xbox 360となっています。
先日開催されたVGA 2009において公開された映像で大きな衝撃を与えたシリーズ最新作「Halo: Reach」、グラフィックの素晴らしさに心を奪われがちですが、本作はどうもゲームの内容の方もかなり衝撃的な物になる様子です。動作しているHalo: Reachを実際に見たという匿名の情報筋によると、本作はスパルタンと楽しむGears of Warとも言えるような内容だそうで、恐ろしく荒涼とした世界観にウルトラバイオレンスな内容であるとの事です。
ベータテストの話題や発表されたトレーラーの技術に関する話題などが大きく取り沙汰され、各種続報が心待ちされるHalo: Reach、開発はお馴染みのBungieが担当、発売は2010年秋の予定になっています。
近年急激に性能が加速するデバイス達の成長により、身近な技術として本格的に認識され始めた物の一つに”拡張現実”(Augmented Reality)があります。ここ一年程で様々なアイデアの活用例が出てきていますが、今回はこれはナイスアイデア!と驚いたリアルゴーストバスターズなシューティングゲームのご紹介です。
これはLCFディスプレイを添え付けたカメラ付きの銃型デバイスを用いて、現実世界では見られない”お化け”を拡張現実技術を用いてディスプレイ内に表示、それを銃型デバイスで対峙していくという物。必然性も臨場感も抜群に思えるこのアイデア、夜の廃墟でライトビーム装備して数人で遊んだりしたらゲームの新しい地平が開けるかもしれません。開けないか。
PC | PlayStation 4 | Xbox One | Wii U
PlayStation 3 | Xbox 360 | PS Vita | DS
Mobile | Movie | Rumor
Culture | lolol | Business | Other
RSS feed | About us | Contact us
かたこり( Twitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。
おこめ( Twitter ):メシが三度のメシより大好きなゲームあんまり知らないおこめ。洋ゲー勉強中。