先日Namco Bandai Partnersの副社長を務めるOlivier Comte氏がDRMについて触れ、Ubisoftが選択した常時ネット接続を求める新しいDRMを”良い戦略”と発言しました。
ちょうどBlizzardの共同創立者であるFrank Pearce氏が著作権侵害との戦いを”勝ち目のない戦い”と発言したばかりですが、やはり著作権侵害に対する”十分に効果的な”打つ手が無い現状では、やはりよりハードな拘束に向かう以外に道はないのでしょうか。
Comte氏は常時接続を求めるDRMに対し「率直に言って、今日有効な選択肢が無いという意味で、1つの良いアプローチだと思います」と発言、これ以外に道が無いと述べた氏は同時に、どうやってもクラックされる事を避けられないとも発言しています。しかもそれがリリースよりも数時間も早く行われる事をつけ加えています。
しかしDRM絡みの本来不要である筈のトラブルも頻発しており、最近では購入ユーザーのプレイにも影響する問題に拡大している様に見受けられます。今後バンダイ・ナムコはヨーロッパでの”Test Drive Unlimited 2″と”The Witcher 2: Assassins of Kings”という非常に期待度の高いタイトルのリリースを控えており、こういった人気タイトルへの影響ももはや無視できない状況となっている様です。
この短編映像作品はアイルランドの映像アーティストCormac Kelly氏が手掛けた作品で、Darklight映画祭で開催される”4日間で作られた映画”部門への出展の為に製作された映像作品です。この作品はドキュメンタリーとして作られており、近年ますます境界が曖昧になる現実と仮想空間のキャラクターをモチーフに、World of Warcraftのキャラクターとそれを演じるプレイヤーの関係に見られる日常を描いた物。
映像では現実の自分とキャラクターの自分について語るプレイヤーの言葉が、現実世界の姿をWorld of Warcraftのキャラクターと差し替えた映像で語られ、その不思議な関係性が静かに描かれています。この2つの姿が鏡を通じて交差する時に感じる不思議な現実感が何を意味するのか、我々ゲーマーには見つめる意義のある内容と感じられます。
それにしても4日でこれが出来上がるとは、近年のマッチムーブの精度とレンダリング技術の革新は目を見張る物があります。たとえいかにもポリゴンらしいオブジェクトでもライティング次第でここまでリアルに見える物かと、そちらの面でも改めて感心しました。
Guerrilla Gamesが開発中の期待作「Killzone 3」、ゲームが非線形な物になりスケール感が大きくアップした本作はすでにデモンストレーションも行われ、素晴らしい迫力に満ちたプレイであった事が報じられています。
これまでKillzoneは物語に深みが足りないとも指摘されてきましたが、どうやら今作ではここも大きく改善される事になりそうです。本作のプロデューサーを務めるSteven Ter Heide氏が海外情報サイトBitmobのインタビューに登場し、本作の物語が大きく強化される事を明らかにしました。
Heide氏によるとUnchartedの成功を参考に本作ではハリウッド俳優の採用を決めたとの事で、近年のUncharted 2とGod of War IIIの成功に大きくインスパイアされた事を述べた氏は、特にUncharted 2の物語のデザインに感銘を受けた様で、これまで弱いとされた本シリーズの物語を、演技力の向上を原動力にする事でより良いストーリーテリングを実現すると発言しました。
そしてHeide氏は前作の開発チームと大きくそのメンバーが変わった事を明かし、新たに参加した開発者と何人かが去る中、新たなライターが参加している事を明言、こちらも同様に強化改善が行われる事を示唆しています。
先週、レイマンやラビッツの生みの親であり、Beyond Good & Evil 2を開発中とされていたデザイナーのMichael Ancel氏がUbisoftを退社し、自らスタジオを立ち上げるとの噂が聞かれ、Beyond Good & Evil 2の進捗と今後について真偽の程が心配されていましたが、Ubisoftフランスがこの噂に対して「完全な間違い」と発言しました。
これはフランスの情報サイトGameblog.frがUbisoftフランスに電話で確認した物で、Ubisoftは依然Beyond Good & Evil 2は開発レールの上に乗っており、その姿を見せる為にE3は良い機会だろうと発言しています。
今の所公式なアナウンスがあったわけではなく、確実な情報と言えないかもしれませんがE3でその真偽が確認出来そうです。できればそろそろラビッツの新作も……見たい所。この噂が要らぬ心配で終わる事を望みます。
ジェリー・ブラッカイマー氏が製作を手掛けるプリンス・オブ・ペルシャの映画「Prince of Persia: The Sands of Time」が先週5月28日から公開され、週末の4日間でチケット販売が3780万ドルに達したとの事。これにより今週の売り上げ1位を記録した”Shrek Forever After”の後につけた”Prince of Persia: The Sands of Time”が週間成績で2位に立った事が明らかになりました。
このオープニングはビデオゲーム映画としてTomb Raiderとポケモン映画の1作目に次いで、3番目に大きな興行収入との事で、今後の興行成績も期待が出来そうな滑り出しとなりました。
当サイトが最も期待するタイトルの1つ「Epic Mickey」、Deus ExやThiefなどの生みの親であるウォーレン・スペクター氏率いるJunction Point Studiosが開発中の本作では、世界で最も有名なキャラクター”ミッキーマウス”の再創造が行われ、さらに初期ディズニーの重要キャラクターであり、版権トラブルで80年近くユニバーサルに権利が奪われていた”しあわせうさぎのオズワルド”のおかえりが果たされます。
そんな本作の存在が明らかになったのはコンセプトアートの流出による物で、最初に現れたその姿はとてもミッキーとは信じがたい禍々しくも可愛らしいスチームパンクテイストに溢れる物でした。後に公式発表を迎え、ゲームの概要などが明らかになり始めた時にはこのスチームパンク要素はほぼ影を潜め、よりオールドスタイルのミッキーを意識させるいたずら好きでキュートなアートワークに変化していました。しかしフランスのゲーム情報サイトがなんと初期コンセプトアートに沿ったEpic Mickeyが作られており、E3で姿を現すとの記事を公開しました。
現段階では詳細ははっきりしておらず、噂の域を出ない内容なのでこれが完全なやり直しなのか、それともスチームパンクテイストを保持するステージやゲーム内容が登場すると言う事なのか……真偽の程はどうやらE3を待つしかなさそうです。しばらく続報が無かったEpic Mickey、今からその登場が楽しみでなりません。
大好評のうちにベータテストを終えた「Halo: Reach」ですが、現段階での仕上がりはゲーム性のみならず本当に素晴らしく、特に刷新されたエンジンはPS3でUncharted 2やGod of War IIIに見られた技術革新と同等の物とも評され、安定性や表現力共に素晴らしい仕上がりを見せています。
Halo: Reachは現在9月のリリースに向けブラッシュアップが進められていますが、Bungieの公式blogにて、これまでベータテストで確認されたクライアントの大部分が仮の物である事が明かされました。
ベータ段階であれほど完成度が高かった物が仮の物と言うのもにわかに信じがたい話ですが、Bungieは実際にリリースされるビルドがユーザーの期待値を巨大な拳によるアッパーカットで宇宙まで吹っ飛ばす程に素晴らしいと表現、相当な自信を明らかにしています。
blogによると新ビルドの構築はかなり早いスピードで進められているとの事で、この新ビルドにより惑星Reachは本当に生きているかのような様相を見せ始めており、空間が只のプレイスペースでは無く、意味をもつ空間に生まれ変わっているとの事。
そしてこれらの進化を明らかにするプランがある事を明かし「話す事は実にたやすい、私は百聞は一見にしかずという事をよく理解しています」と、これらを実際にアナウンスする事を楽しみにしていると記しています。投稿の最後にはE3がもうすぐ行われる旨が記されており、E3でのサプライズに期待せざるを得ません。
恐らくこの内容を見るに、オブジェクトやレベルをさらにリッチにする事でリアリティが大きく増加する様な内容かと思われますが、今回の新エンジンではテッセレーションなども独自に実装されており、シングルキャンペーンなどは相当に表情豊かな物になる事が予想されます。
ベータテストでは入力関係のレスポンスも素晴らしく、フレームレートもかなり安定した上で、かなり重い処理を実現していたHalo: Reach、オブジェクトブラーが逆方向に掛かるといった微調整の必要な箇所もありましたが、その辺りの仕上がりもさらなる向上を見せるのか、本当に登場が楽しみです。
すっかりネタばかりお届けしている月曜日、週明けは時差の関係でニュースが少ないのです。という事で今度はiPhone用のケースをご紹介!相当な数のケースが存在するiPhoneですが、この発想?はなかった……。
このリボルバー型のiPhoneケースを作ったのはシンガポールのJunior Tan氏、3Dモデリングとその立体化を行っている方ですが、頭が良いというかなんというか……ただ絵的にはかなり素敵で、電話が鳴ってヒップホルスターからこれを取り出したら周りの人は何事かと驚く事だけは間違いありません。
それにしてもiPhoneを耳にするJunior Tan氏が岸和田少年愚連隊のカオルちゃんシリーズに登場する田口トモロヲにしか見えません。そっくり&良い顔!
RockstarのTeam Bondiが開発を進めているノワールタイトル「L.A. Noire」、すでにアナウンスから4年が経つタイトルですが、紆余曲折を経てようやく日の目を見る事となりそうです。
まだ多くが謎に包まれたままの本作ですが、開発は順調のようで新しいスクリーンショットが公開されました。今作では顔の表情から発言の真偽を読み取ったり、あらゆるオブジェクトが調査可能といった事などから真実の”推理”ゲームと評されますが、そうなるとビジュアルのクオリティがゲーム性を左右する可能性が大きいと言えます。
そういった意味では本作のスクリーンショットとゲーム性は密接な関係にあるとも言え、なかなか興味深い画像が揃っていると言えそうです。マカロニウエスタンで勝利を収めたRockstarがノワールタイトルでも玉座を手に入れるか、「L.A. Noire」リリースは年末頃の予定で、対応プラットフォームはPS3とXbox 360の予定となっています。
セガネタが続きますが、今度はドリームキャストのポータブルMODのご紹介です。もう見たまんまですが、ドリームキャストがラジカセ化されています。なぜ組み込んだ……。
ちゃんとCDのトレイがドリームキャストのドライブとして機能しているのが中々可愛らしいこの魔改造ドリームキャスト、情報元では実際に動作する様子も映像で紹介されており、メタルスラッグをプレイしている様子が映し出されています。
以前セガの元祖モーションコントローラー”Activator”をプレイするロジャー・エバート氏の動画をご紹介した事がありましたが、それよりもさらに古い物と思われるセガの体感ゲームを思い出しそうな椅子型コントローラー「Sega Action Chair」が発見されました。
情報を探そうにもほとんど記録が見られないこの椅子型コントローラーSega Action Chairは、椅子の前後左右の傾きで方向キーを操作、さらに取っ手に配置されたABボタンとスタート及びセレクトボタンでゲームを行うという物なんとも物凄いコンセプトの周辺機器です。
Sega Action Chairは現在e-bayに出品されており、300ドルスタートでオークションが開催されています。状態は写真を見ても判る通りかなり汚れた状態になっていますが、珍品をお探しのコレクターにはかなりの掘り出し物かもしれません。
しかしActivatorといい、このSega Action Chairといい、セガは本当に何を考えているのか……ちょっと未来に生きすぎたのかもしれません。これぞセガ魂!これでサンダーブレードやスペースハリアーをプレイしたら以外と迫力があるかも……あるかなぁ。
Ninja Theoryが現在開発を進めている西遊記をモチーフに描いたSFアクションアドベンチャーのマルチプラットフォームタイトル「Enslaved: Odyssey To The West」、Heavenly Swordを手掛けたNinja Theoryらしいシネマティックなタイトルで、これまでにも多くのゲームタイトルからの影響が語られた本作ですが、先日行われたStrategy InformerのインタビューでNinja TheoryのボスTameem Antoniades氏がNaughty Dogの存在に触れ、「Naughty Dogは世界最高のデベロッパだ」と発言しました。
Antoniades氏はNinja TheoryがEnslavedで達成しようとしているゴールを、Naughty Dogが高い完成度ですでに実現している事を認め、「Naughty Dogこそが今世界で最良のコンソールデベロッパだ」と発言しています。
しかし、Antoniades氏はEnslavedの開発がUncharted 2リリースの2年前から進められていた事を明かし、方向性に変更を加えるにしても遅すぎたと発言、EnslavedがUncharted 2の影響下にないタイトルで、物語からキャラクター、そしてより近接戦闘にフォーカスした戦闘、そして世界設定など、大きく違うタイトルである事をアピールしました。
以前にはGod of Warの影響からQTEの採用を見送った事も明らかにされているEnslaved、前作Heavenly Swordからどの様な進化を遂げているのか、今後の続報が楽しみです。
ちょっとした打ち合わせやコーヒーを汲みにデスクから離れている間、シスに襲われる危険を伴う可能性があるお仕事をされている方に素晴らしい朗報です。ThinkGeekがあなたの為にPCを守るジェダイマスターをリリースしてくれました。これで心配無し!
約2~3メートルの範囲で動く物を検知するモーションセンサーを備えたヨーダ様が近づいてくる輩にライトセーバーを光らせ警告を発してくれるこのアクセサリ、クローンウォーズ版のヨーダ様は非常にキュートでもありスターウォーズ好きにはたまらないアイテム……かもしれません。なお、価格は26ドルとなっています。
これまでキャラクター紹介と新しい武器などをお届けした「Gears of War 3」ですが、新たに今作の敵達に関するイメージと解説が登場しました。Gears of War 3ではこれまでの2勢力(人類とローカスト)に加えLambentが登場し、3勢力の争いが描かれる事になりますが、まだまだ謎のこのLambent達はどうやら植物の様な種族である事が今回のイメージから確認できます。
Siege Beastはセラの動物を利用したローカスト達の新生物兵器でかなり巨大な物。爆弾を投擲するカタパルトを装備しています。
LambentのポリープはCOGが最初に遭遇するLambentで、寄生型の生物に見えるポリープは後述のLambent種である”Stalk”から発生します。
Lambentの一般的な戦力であるDrudgeは瀕死になるとプレイヤーに突撃後、自爆するやっかいな敵です。Drudge達もまた”Stalk”から発生します。
かつての拠点Hollowの陥落によりその勢力に陰りが差しているLocust達は、かつて人間達がシェルターとして建設した地下の施設を拠点として利用しています。
まるで地獄からやってきたびっくり箱のようなStalkは、ツル上の器官でカバーエリアでも空中からパンチを振り下ろす事が出来ます。またPolypやDrudgeを輩出する役割も果たすStalkは、かなり困難な敵として登場しそうです。
周辺機器メーカーのCTA Digitalが恐らくこれまでで最大のWii用アクセサリではないかと思われるカート型のハンドルコントローラー”Inflatable Car”をリリースする事が明らかになりました。40ドルのこのカートは空気で膨らます事で子供が乗れるサイズになり、ハンドル部分にWiiリモコンを設置する事でマリオカートWii等のレースゲームを楽しめるという物。
映像では実際に小さな女の子がこれをプレイする様子が納められていますが、とても楽しそうにプレイしており、アイデアと見た目のバカバカしさとは裏腹に子供達が楽しむにはなかなか悪くないアクセサリかもしれませんね。
いよいよ正式サービスのローンチが行われる6月17日まで数週間と迫ったゲームストリーミングサービス「OnLive」ですが、初動のユーザー獲得もかなりの大盤振る舞いが行われているようです。既に登録が受け付けられているOnLiveでは最初の2万5千人までのユーザーに対して3ヶ月間の月額利用料が無料になるとのアナウンスが行われていましたが、なんとこれが1年間に延長される事が明らかになりました。
さらに事前登録者にはゲームが無料で1タイトル得られるクーポンも発行されるとの事で、多くの参加が予想されます。なお今回のサービスが適用される登録は6月3日までとなっていますので、幸運にもサービス提供エリアにお住まいの方で興味のある方はご検討されてみては如何でしょうか。
5月31日で終了予定だった「StarCraft II」のベータテストですが、Blizzardが公式のコミュニティサイトで一週間の延期を発表し、6月7日まで行われる事が明らかになりました。いよいよ7月27日のリリースまで2ヶ月を切ったStarCraft II、トリロジーの始まりをどう仕上げてくるか非常に楽しみです。
ゲームの調整も様々進められている本作ですが、Galaxy Editorのコミュニティの方も着々と進化しており、以前お届けしたカオスなMod達以降も様々なModが登場しています。という事で、最近登場したファイナルファンタジーModとFPS化Modをおまけにご紹介。ああ待ち遠しい!
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