Ken Levine氏率いるIrrational Gamesの新プロジェクト「Project Icarus」、いよいよ8月11日ニューヨークにて開催されるお披露目イベントで登場する事になりますが、翌日12日にはトレイラー映像の公開も予告されています。
昨晩Ken Levine氏が先日公開されたティザーサイトについてtwitし、ティザーサイトに登場していた”穴”の様な何かが只の画像からflashのアニメーションに変更、さらにアメリカ東部標準時の8月12日午後1時45分の文字が記され、恐らくCGトレイラーの登場時刻と思われる予告時間が掲載されました。
先日当サイトで色調補正した穴画像をお届けしましたが、今回の穴は移動しており、この穴から見える背景側は固定の様にも見え、画像を繋いで行けば何か模様が登場しそうな雰囲気に見えます。と考えていたらもう既に海外のファン達が力を合わせこの模様の解析を完成、何か思わせぶりなイメージが完成しています。
一体これが何を表すのか、お披露目まであと残り時間もわずか!ネタバレでも問題無い方は続きから画像をご覧頂いて、残り数日をあれこれと妄想してみるのも楽しいのでは無いでしょうか。
E3以降続報も落ち着き、次はgamescomで新情報が登場すると思われる期待の続編「Portal 2」ですが、先日開催されたSIGGRAPH 2010から思わぬ新情報が出てきました。どうやらPortal 2では水表現が大きく進化する模様で、Source engine自体にも絡む内容だけに注目が集まります。
SIGGRAPHでValveが行ったPortal 2とLeft 4 Dead 2の水表現の技術に関するパネルにおいて、将来のSource engineに盛り込まれる予定の新機能が明らかにされ、ハードウェアによるテッセレーション利用に加え、物理シミュレーションを用いたハイトマップの利用、さらにノーマルマップの2重レイヤー化や、フレーム毎の動的なレンダリング計算まで可能にするという物。
このパネルの内容はPDFファイルで公開されており、資料の中には汚れた水にゴミ等の小さな破片が流れる事や、水流にカラーマップを適用させる事を目指している事が記されています。
Portal 2の新登場ギミックには複数色のジェルや液体の柱なども登場しており、パネルに登場した技術アートイメージでは広い水エリアが表現されており、ここまで液体表現に力を入れている事を考えると、水関係の仕掛けが今後新たに登場する事も考えられそうです。
Sid Meier氏率いるFiraxisが開発を進めている「Civilization V」、中毒性の高さでは世界中に類を見ない程の毒性を誇る本シリーズ、来る続編のバイラルプロモーションではこの中毒症状から脱する為のソーシャル・リハビリテーションの様子などが報じられ、マエストロ自らも掃除のおじさんとして登場するなど愉快なプロモーションが行われています。
9月21日の北米リリースまでいよいよ1ヶ月強まで迫ったCivilization Vですが、昨日最低動作環境と推奨動作環境が発表、購入予定の方は今一度スペックの確認をしておいては如何でしょうか。また、公式サイトではボックスアートや新登場ユニットの解説、さらにはエンジン周りの解説など様々な新情報が明らかにされています。
■最低動作環境
OS: Windows XP SP3/ Windows Vista SP2/ Windows 7
プロセッサー: Dual Core CPU
メモリ: 2GB RAM
ハードディスクスペース: 8 GBの空き容量
DVD-ROMドライブ: ディスクベースのインストール必須
グラフィック: 256 MBのATI HD2600 XTもしくはそれ以上、256 MB nVidia 7900 GSかもしくはそれ以上、Core i3かそれ以上の統合グラフィックス
サウンド: DirectX 9.0cと互換性のあるサウンドカード
DirectX: DirectX 9.0c■推奨動作環境
OS: Windows Vista SP2/ Windows 7
プロセッサー: 1.8 GHz Quad Core CPU
メモリ: 4 GB RAM
ハードディスクスペース: 8 GBの空き容量
DVD-ROMドライブ: ディスクベースのインストール必須
グラフィック: 512 MB ATI 4800シリーズかそれ以上、512 MB nVidia 9800シリーズもしくはそれ以上
サウンド: DirectX 9.0cと互換性のあるサウンドカード
DirectX: DirectX 11■その他
Steam認証の為に1回のインターネット接続、Steamクライアント、C++2008ランタイムライブラリ、DirectXが必要となります。
近年、AAAタイトルから誰得タイトルまで様々なゲームが映画化され(或いは進行中)ていますが、難しいのがやはりキャスティング。ゲームでの先入観が強いと、映画”Kane & Lynch”のリンチ役がジェイミー・フォックス!みたいな潔いんだか悪いんだか一切判らない(失礼)様なシチュエーションがしばしば見られます。
今後登場が噂されるゲームとしては、ギアーズにHalo、Bioshockにジャストコーズ、さらにSporeやHalf-Life、遂にはボルの野郎とジェシカ・シンプソンズのメトロイドまで噂に上り、相当にカオスな状況となっています。
前置きが長くなってしまいましたが、とりあえずやっぱり誰が誰を演じるかというのは映像化のかなり大事な要素としてあげられる訳で、じゃあ合成してみて確かめたらいいんじゃね?と思って組み合わせてたらだんだん愉快になってきていつの間にか面白企画になっていた!的な有名人と主人公キャラクター達の合成画像が公開されました。終わりに向かうにつれてどんどんぐっちゃぐちゃになっていくのである意味必見!です。
幾度かの延期を経てとうとう8月24日にリリースを迎える事となったシリーズ続編「Mafia II」、近年流行の兆しを見せるノワールゲームの鉄板タイトルとして期待できそうな本作ですが、前作からの魅力の1つである生活感溢れる町を実現するAI技術など、テクニカルな部分にスポットを当てたデベロッパーズダイアリーが公開され、息づく街がどの様に構築されたのか開発者達が解説を行っています。
本作の開発は2K Czech内製のIllusion Engineで進められており、映像では同エンジンによる美しい街並みや物理演算による表現が世界観の強度を確かなものにしている事などが確認でき、NPCのAIがしっかり道路の信号を待ち、周辺の環境にあった行動を取る事等が開発チームのメンバー達により明らかにされています。
さらに本作ではPS3版独自のDLC”The Betrayal of Jimmy”と全てのプラットフォームでリリースされるDLC”Jimmy’s Vendetta”の2つがアナウンスされており、多くの新ミッションやキャラクター、エリアが追加される事が明らかにされています。
そんなPS3専用DLC”The Betrayal of Jimmy”の新スクリーンショットや新情報が登場、本編に比べてシューティング・運転・盗みにスポットが当てられたアーケードスタイルの派手なプレイが楽しめる模様で、スコアボードが用意されているとの事。
本DLCのプレイアブルキャラクターであるJimmyは、本編の主人公であるVitoとかなりイメージが異なるキャラクターで、ミッションでは文字通りマフィアな黒い任務を様々こなす事になる様です。さらに本編と同じEmpire Bayが舞台となっており、本編側のキャラクター達とのクロスオーバーも実現されている様です。
PS3専用DLC”The Betrayal of Jimmy”は8月24日の本編リリースに併せて利用可能との事で、パッケージに同梱されたダウンロードチケットを利用しない場合は9.99ドルで利用可能です。もう1つのDLCである”Jimmy’s Vendetta”の続報も登場次第改めてお知らせいたします。
先日は大きくイメチェンしたQunari族のアートワークが公開された「Dragon Age II」ですが、新たにQunari族を含めた人間・エルフ・ドワーフの4種族の男女別アートワークが登場、アナウンス時から見られる今作のデザインテイストの変化が如実に感じられるデザインとなっています。
さらに公式フォーラムにてフランスのゲーム情報紙が行ったDragon Age IIのリードデザイナーMike Laidlaw氏へのインタビュー内容が掲載され、PC版に関する残念な情報が明らかになりました。どうやら今作ではコンソールへの対応を重要視し、前作で様々用意されていたPC版独自の要素は廃止される模様です。
Mike Laidlaw氏は、PC版だけの要素だったBaldur’s gateスタイルの見下ろし視点が廃止される事、さらにはMODツールとして同梱されたToolsetの廃止も明らかにしています。氏はこれらがコスト的な理由である事を挙げ、コンソール重視の開発が進められている事を示唆しています。
PC版で楽しんだファンには本当に残念なニュースとなってしまいましたが、MODの開発が意外と盛り上がらなかった事や、Dragon Age IIがよりストーリー駆動なタイトルになる事、DLCや拡張パックの登場なども加味するとビジネス的には確かに避けられない決断なのかもしれません。
先日SOEのボスJohn Smedley氏がSOEのファンイベント”SOE Fan Faire“にて、EverQuestフランチャイズの第3弾「EverQuest Next」の存在を明かし、2枚のイメージを公開しました。
MMORPGの礎をUOと共に築いたとも言える初代EverQuest、国内の初代EQプレイヤーにとっても素晴らしいクオリティのローカライズや黎明期特有のドラマチックな毎日、そして悲運の運営等語り尽くせぬ思い出で一杯のタイトルかと思いますが、どうやら最新作は初代EverQuestに近い物になる模様です。
これはJohn Smedley氏自身が答えた本作に関するQ&Aセッションの内容から明らかになった物で、Smedley氏はEverQuest Nextがより少ないクラスで初代EverQuestに近い物になると発言、この他にも初代EverQuestとEverQuest 2からのキャラクター移行も視野に入れている事、しかし今もなお多くのプレイヤーが楽しんでいる旧2作のサービスも並行して続けていく事、そしてノートPCからパワフルなデスクトップまで多くのプレイヤーが楽しめるタイトルを目指している事が記されています。
さらに氏はプレイヤーから世界の移動が楽すぎるとの指摘に対し、今作では世界を再び広く感じさせる様に考えているが、グルーピングに時間が掛かる事は問題だと、ハードコアとカジュアルのバランスを考慮する発言を見せています。確かに初代EQのPoPリリース前の世界に見られた善悪のFactionの重要性や本当の意味で片道切符を覚悟する事もしばしばだった船旅等、他ではまず味わえないスリルだった事は否めません。MMORPGの大御所とも言えるEverQuestの新作がどのような姿を目指して生まれ変わる事になるのか、今後の動向に注目です。
先日Codemastersの環境アーティストのポートフォリオから正式名称が明らかになったOperation Flashpointシリーズの最新作「Operation Flashpoint: Red River」、すでに海外では本作の新要素なども登場しCo-opにスポットが当てられたタイトルになる事等が明らかにされています。
昨晩CodemastersがOperation Flashpoint: Red Riverを公式アナウンスを行い、新情報と共にこれまでと大きく雰囲気を変えた初のアートワークが登場、かなりドラマチックなった印象が見受けられます。
また今作ではタジキスタンのVakhsh川に沿った地域が舞台となっている事が明らかにされており、かつて現地で大きな勢力を持っていた中国人民解放軍の残党を相手に戦う米海兵隊の歩兵が主人公となる模様です。
さらに上述のキャンペーンは4人Co-opプレイを特色としており、これ以外にも追加のCo-opモードが存在するとの事。さらにプレスリリースにはインベントリやコントロールシステムの改善、敵と分隊AIの更なる洗練、経験値とアップグレードを有するカスタマイズ可能なプレイヤークラス、新しい航空支援などが新要素として挙げられています。
Operation Flashpoint: Red Riverの発売は2011年の予定で、対応プラットフォームはXbox 360とPC、PS3となっています。
Jakub Dvorsky氏率いるAmanita Designが昨年10月にリリースしたポイント&クリック型のアドベンチャータイトル「Machinarium」、チェコのお家芸とも呼べる独特かつ恐ろしくクオリティの高いアートワークにキュートな主人公達の愛らしさも相まって、類を見ない素敵タイトルに仕上がっています。
こういったインディー系のタイトルを好むゲーマーからは大きな注目を集めた本作ですが、残念ながらDRMを持っておらず、大きな著作権侵害による被害にあった様です。Amanita Designによるとちゃんと購入して遊んだプレイヤーの数は全体の5~15%との事で、相当な規模である事が判ります。
と、ここまではよくあるニュースなのですが、さすがAmanita Design!何とこれを逆手に取りPirate amnesty(著作権侵害恩赦)と銘打った、WindowsとMac、Linuxに対応したゲーム本編にサウンドトラックをオマケして何と5ドルの激安キャンペーンの開催を発表、今日から8月12日まで行われる事となりました。
販売はAmanitaストアのMachinarium商品ページで行われており、もちろん日本からも購入可能です。日々の殺伐したゲームから少し離れ、のんびりゆったりと遊ぶには最高のタイトルと言えるMachinarium、未プレイの方でアートワークが気に入った方は本編にてさらに可愛い子達が待ち構えているので本当にお勧めです!500円でお釣りがくると考えればこんなにお得な買い物はありません。
さらに、このキャンペーンに併せて主人公のジョセフ君が荒波に溺れる海賊(著作権侵害者)達に救いの手を伸ばすキュートでアイロニックなアートワークも公開、さらに本作の素敵な楽曲達を手掛けるTomas Dvorak氏が新曲”Pirate Amnesty”まで公開、公式サイトからダウンロードも可能になっています。
既にプレイ済みの方にはちょっと意味深な内容にも思える今回のアートワーク、今後の展開にも期待が出来る内容だっただけにAmanita Designの動向が気になる所。今回のセールが成功してまた新しいジョセフ君に会える事を期待しています。ジョセフ君がんばれ!
なお、突然蛇足ですが、このMachinariumの素敵記事を以てなんとdoope!の記事が3000件に到達しました。実は……サイトも先月の7月18日でなんと1周年を迎えています……すっかり忘れていました。という事で記念すべき3000件目の記事と1周年+20日くらい記念をジョセフ君で迎えられた事は本当にめでたい!それもこれもいつもご覧頂いている読者の皆さんのおかげ、今後もペースを落とさず愉快で可愛らしいニュースをお届けしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
今年3月に勃発したInfinity WardとActivisionのトラブルは40人近い離職者を出し、かつてのInfinity WardのボスVince Zampella氏とJason West氏が設立したRespawnを含む内外との訴訟騒ぎなど泥沼の展開を見せています。そんな中、Call of Dutyシリーズ第3のデベロッパとしてかつてVisceralでDead Spaceを開発していたGlen Schofield氏とMichael Condrey氏の2人が起ち上げたSledgehammer Gamesも登場しました。
CoDシリーズは死んだとも評されながら、Call of Duty: Black OpsではTreyarchがかつてない程のメジャー感溢れる素晴らしいタイトルの制作を進め、Modern Warfare 2のマップパックが挑戦的な価格設定にも関わらず爆発的にセールスを伸ばすなど、やはりCoDフランチャイズは想像を超える強度を持つ物である事が窺い知れます。
そんな中、再生を目指すInfinity WardとCoDシリーズの拡張を果たすSledgehammerの人材募集が行われている事をこれまでに何度かお伝えしてきましたが、この人材募集の規模についてActivisionのCOOを努めるThomas Tippl氏が言及、なんと両スタジオ併せて5000人を超える募集があった事が明らかになりました。
そしてこの5000人の中から60人ほどが実際に雇い入れられたとの事で、Tippl氏はCall of DutyがActivisionにおける最大のエンターテインメント資産だと述べ、この商標に対する増資は重要だと語りました。これが事実であればInfinity Wardの開発規模もトラブル前の状態に頭数を戻しつつあると考えられ、トラブル以降具体的な動きの見えないInfinity Wardの続報に期待が高まります。
先日はZyngaへ2億ドル規模とも言われる大型出資を行った事がまことしやかに囁かれるGoogleですが、新たにソーシャルゲームの開発等を手掛けるデベロッパ”Slide”を1億8200万ドルで買収した事がNew York Timesのレポートから明らかになりました。
SlideはPayPalの共同創立者であるMax Levchin氏により2005年8月に起ち上げられたFacebookやMySpace向けのバーチャルグッズやソーシャルゲームを開発する中堅デベロッパで、来るGoogleのAppストアの基盤となる模様です。さらにGoogleは先日ディズニーに買収されたPlaydomとPlayfishといったソーシャルゲーム分野のトップ企業とも対話を持っているとの事。
国内でもZyngaとSoftbankの提携が明らかになったり、国内デベロッパの買収なども発表され、百花繚乱のソーシャル界隈にも新たな動き起こり始めています。第2のAtariショックの足音が近づいて来ているとも評されるソーシャルゲームジャンルですが、今後来る淘汰の為の布石がより大きく視覚化される事と予想されます。
Saints Rowシリーズを手掛けるVolition、現在はかなりの改善と進化を遂げそうな”Red Faction: Armageddon”の開発に注力していますが、ぶっ飛んだクライム系アクションのSaints Rowシリーズの続編もしっかり進行中です。そんなシリーズ最新作「Saints Row 3」の市民役のボイスアクト権がオークションにかけられる事がVolitionの公式blogから明らかになりました。
この権利は既にebayに出品されており、締め切りまであと5日少々となっています。投稿時現在の価格は415ドル、熱烈なファンでアメリカ在住の幸運なゲーマーならチャンスはまだあります!
なお、このオークションの売り上げは残念ながら先月23歳の若さで火事で負った火傷により亡くなったAshley Amesさんの基金に寄付される事になっています。
今年6月から正式サービスを開始したゲームストリーミングサービスのフロンティア「OnLive」、全体的なシステム構築もさる事ながら、OnLiveを率いる天才Steve Perlman氏による大手通信会社との提携や潤沢な資金調達など、ビジネス的な手腕にも注目が集まっています。
そんなOnLiveの5月に行われた会計報告を基に、OnLiveの株式評価が10億ドルを超え11億ドル規模(約944億円)に達していると海外ビジネス情報の有力メディアであるVenture Beatが発表しました。5月の発表ではイギリス最大手のブリティッシュ・テレコムやBelgacomグループとの提携と併せて各々の2.6%の株式を獲得した事が明らかにされており、5月6日には新たに800万の優先株を発行しています。この新株は1株7.50ドルで約6000万ドルと評価されています。
ヨーロッパへの進出の基盤も着々と進めている様に見えるOnLive、タイトルラインアップも順調に増えており、昨今の新作タイトル発表の対応プラットフォームにOnLiveの文字が見られる機会も増えてきました。このOnLiveの好調の中、追従するグループもOtoyやGaikaiに加え、InstantActionとGameStreamerも参入しており、2番手グループの動向にも注目が集まります。
先日Activision BlizzardがCall of Dutyシリーズのマップパックが累計2000万セールスに到達した事を発表しました。さらに今回のQ2会計報告ではデジタル流通の20%成長も報じられ、ユーザーからはModern Warfare 2マップパックの金額に対する苦言等も見られる中、売り上げは順調に伸びている様子です。
そんな中、Activision BlizzardのCOOを努めるThomas Tippl氏が投資者への説明において、Modern Warfare 2のマップパック販売があと2~3週程度でWorld at Warの販売本数に追いつくと語りました。
なお、World at Warのマップパックは10ドルでリリースされ、2010年2月時点で850万本を売り上げています。この規模を15ドルのModern Warfare 2マップパックが達成する事は、ほぼ1億5000万ドル規模の利益を生む事を意味しており、Kotick氏の「Modern Warfare 2のDLC販売から法外な規模の利益を得た」発言を数字で裏付ける事となりそうです。
またKotick氏は、このマップパック販売をCall of Duty: Black Opsでも同様に盛り込みたいとも発言しており、まだまだCall of Dutyシリーズの安泰が今後も続きそうな気配を漂わせています。
昨年のVGAにてサプライズ発表された久しぶりのシリーズ新作「True Crime: Hong Kong」、2003年に初代True Crimeがリリースされて以来、シリーズ3作目となる本作はど派手なアクションとタイトル通りのバイオレンスぶりが特徴の注目タイトルとして期待を集めています。
そんな本作のリリースが2011年に延期された事が先ほどお知らせしたActivision BlizzardのQ2会計報告から明らかになりました。延期の理由にはクオリティをより上げる為の期間が必要である事が挙げられており、RockStarの元スタッフを多く擁するUnited Frontの開発に期待が高まります。
いよいよ「Batman: Arkham City」の正式名称が明らかにされ、印象的なアートワークと共にキャットウーマンを従えて登場した新バットマン。キャラクター物のゲームとして金字塔となり、版権タイトルの新たなベンチマークとなったBatman: Arkham Asylumの続編とあって、期待は大きく高まります。
どのような名タイトル名シリーズであっても続編が登場する時には、オリジナルが持っていた重要な要素が失われる事の不安がつきまとう物ですが、Batman: Arkham Cityのライターは前作から引き続いてPaul Dini氏が努めている事がMTVのインタビューから明らかになり、今回もしっかりと安定感を持った作品になるであろう事が期待されます。
なお、Paul Dini氏はこれまでワーナーとDCで多くのライターを努めてきた大御所で、スターウォーズのスピンオフタイトルであるイウォーク・アドベンチャーや、バットマンとスーパーマンのアニメシリーズ、バットマン・ザ・フューチャー、ジャスティス・リーグ関係など、挙げればきりが無い程のDC作品を手掛け、近年では大ヒットしたABC放送のドラマ”Lost”のライターやストーリー編集まで努めています。
MTVのインタビューでDini氏はArkham Asylum完成直後にスタートしたBatman: Arkham Cityのプロットがほぼ終了し、ボイスキャストの録音作業に入っている事を明らかにしてします。残念ながら今回のカバーで明らかになったキャットウーマンの存在等については一切語られていませんが、Arkham Cityのヒントとしてバットモービルのアクションを少し増やしたいとの考えを明かしています。
海外情報サイトでは早くもキャットウーマンとのCo-opプレイ実装か?との予想やストーリーに関する憶測が飛び交う期待のBatman: Arkham City、リリースは2011年秋となっています。
昨日Activision Blizzardが6月30日に終了した第2四半期の会計報告を発表、売り上げは9億6700万ドルで、昨年の10億ドルから7%マイナスとなりました。しかし、純利益は2億1900万ドルと昨年の1億9500万ドルよりも増加しています。
今期のセールスには未だに北米とヨーロッパで人気のModern Warfare 2の存在が大きく、先日CoDシリーズのマップパック販売が累計2000万セールスを果たした事が発表されており、デジタル流通のセールスが前年比から20%成長を遂げている事が明らかにされています。
NPDの発表ではCall of DutyシリーズがNo1FPSフランチャイズで、Modern Warfare 2が北米の今四半期No1FPSタイトルである事が記されており、Activision Blizzardが今四半期のTOP10タイトルの内、Modern Warfare 2、World of Warcraft: Wrath of the Lich King、World of Warcraft Battle Chest、Diablo Battle Chestの4タイトルを有していた事も記されています。
また、Activision Blizzardは今年度のセールスが42億ドル規模になる事を期待しており、第3四半期は6億ドルの売り上げを予想しています。Blizzardの新作「StarCraft II: Wings of Liberty」が素晴らしいセールスを達成しつつある事や、Call of Duty: Black Opsを初めとするホリデーシーズン向けラインアップも充実するActivision Blizzardのビジネスは、緩急の激しい様々なトラブルや世間の評とは一転して比較的安定した動きを見せていると言えそうです。
昨晩、Rocksteadyが開発を進めている”Batman: Arkham Asylum”の続編タイトルの正式名称が「Batman: Arkham City」である事が明らかになりました。すでに公式サイトもオープン、Gameinformer誌の最新号ではバットマンと新登場のキャットウーマンが新たなテイストのアートワークでその姿を現しています。
先日、9月2日に発売されるOXMとOPM最新号にて特集記事が掲載される事をお伝えしたBatman: Arkham City、このタイトルの変更が何を表すのか、公式サイトの背景イメージや今回の表紙などからはゴッサムシティがヴィラン達の手に落ちた様にも感じられます。いよいよ姿を現し始めるBatman: Arkham City、続報に期待が高まります。
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かたこり( Twitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。
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