本日のCrytekマイクパフォーマンス「UE3はレベルを作る、CE3は世界を作る!」

2010年4月16日 16:46 by katakori
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「CryEngine 3」 Crytek

Crysis 2の発表から突然どうしたの?!と感じるようなプロレス的な舌戦を突如繰り広げ始めたCrytek、今日は直接のライバルであるUnreal Engine 3とCryEngine 3 の用途や得意とする機能性の差についてCrytekのボスCevat Yerli氏が発言しています。

Yerli氏は「あなたがファンタジックで大きなオープンワールドを作りたいと思ったら、私たちのCryEngine 3は理想的な選択です」と述べ、「もし小さなスペースでゲームを開発したければUnreal Engine 3でそれができますよ」と牽制。さらに「ですが、CryEngine 3でそれができないと言う事ではなく、小さいスペースはただそれだけの物で、私たちのエンジンは大きな世界を作るためにビルドされました」と語っています。

さらにYerli氏はCryEngine 3が人々がコンソールで可能ではないと考えていた技術を達成しているとその自信を明らかにしています。

さらにエンジン開発を率いるCarl Jones氏も登場し、多くのデベロッパがCryEngine 3に興味を示していると述べ、Unreal Engine 3を使う事から遠ざける事は困難なタスクでは無いとこれまた刺激的な発言。

Jones氏はテーブルは今も回っていると述べ、多くのスタジオが開発能力の拡大を考えており、次のエンジンを探しているとの考えを明らかにしています。そしてCryEngineがデベロッパの開発を拡張し、多くの自由を与える物で、CryEngineこそが最近多くのスタジオが探し求めている物だと発言を締めています。

これまでのCrytekのイメージからすると本当に一体何がどうした!とツッコミを入れざるを得ないパフォーマンスが突然凄い勢いで始まった訳ですが、ここまで来るとなんだか面白くなってきたのも事実。ちょっと見えない誰かと戦い始めた感が無くもないですがCryEngineの技術力の高さが本物である事には間違いありません。

なので突き抜けるとこまで突き抜けてみたら逆に面白いのではないでしょうか。盛り下がる前にここらでTim Sweeney氏が参戦したり、Valveが新生Sourceエンジンをぶつけてきたりとかしたらより面白いんですが。

UI作成に特化したFlashベースのミドルウェア「Scaleform Gfx」がUnreal Engine 3のUDKに無料提供

2010年4月16日 16:08 by katakori
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「Unreal Engine 3」

先月のGDCでは最新版の機能が紹介され、先日はとうとうUEを象徴するタイトル「Gears of War 3」も発表、さらにコンソール市場では後発にあたる強力なライバルCryEngine 3の登場、そして国内ではEpic Gamesの日本支社設立など大きな注目を集めるUnreal Engineですが、新たにユーザーインターフェースやベクターグラフィックを専門に扱うミドルウェア「Scaleform Gfx」をライセンス取得者に無料で提供を始める事が明らかになりました。

Scaleform GfxはFlashをベースにしたもので、メニューインターフェースやHUD、アニメーションテクスチャーやミニゲーム、オーバーレイ表示、ビデオ再生など、様々なオブジェクトのゲームへの組み込みを容易にするもので、CrysisやDragon Age: Origins、Mass Effect 2など600を越えるメジャータイトルで利用されているミドルウェアです。

先月のSteamworksの統合に続いてまた素晴らしいミドルウェアの採用が明らかになったUnreal Engine、今後コンソールタイトルの開発のみならずモバイル分野でも注目されるエンジンビジネスですが、こういった魅力的な追加機能による開発の加速が今後主要エンジンのパワーバランスをどう変化させていく事になるか、UnityやCryEngineの動向も含め要注目と言えそうです。

情報元:Shacknews

「Modern Warfare 2」がゲーム史上二番目のセールスを達成したとNPDが発表

2010年4月16日 15:22 by katakori
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「Modern Warfare 2」 モダンウォーフェア 2

昨日発表された米国の調査会社NPDの3月期レポートから、詳細な本数等は不明ながら今年の3月までの「Modern Warfare 2」販売本数が、歴代のゲーム史上二番目のセールスを記録していると記載されている事が明らかになりました。トップは現在でも任天堂の「Wii Play」のようですが、今後コアタイトルであるModern Warfare 2がカジュアルなタイトルであるWii Playを抜いてトップに立つ事はあるのでしょうか。

先日からパブリッシャを務めるActivisionとの関係悪化により離脱者が相次いでいるInfinity Wardですが、そんな現在の状態を作り出した要因とも言えるModern Warfare 2は社内の状況とは裏腹に大成功を収めているようです。

情報元:GameInformer

「Call of Duty 7」の物と見られるティザーサイトに新しい暗号が登場、残る暗号は3回か

2010年4月15日 18:05 by katakori
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「Call of Duty 7」 「Call of Duty: Black Ops」
この画像はキューバ危機下の62年10月19日にケネディ大統領がキューバの海上封鎖を会見した際のもの

先日海外の情報サイトやCall of Dutyシリーズのコミュニティサイト宛てに謎のメッセージが同梱された郵便物が配達され、そこから「Call of Duty 7」の物と見られるティザーサイトなどが発見されARG(代替現実ゲーム)的なプロモーションが展開されているニュースをお伝えしましたが、先日ティザーサイトのgknova6.comに新たな暗号が登場した事が明らかになりました。

また今回の暗号の登場により、残り3回分の暗号が用意されているらしき事も明らかになっています。すでに暗号は解読が終わっており、クレムリンやホワイトハウスなど冷戦を象徴する場所がいくつか登場しています。これらの舞台がゲームに登場する事になるのかもしれませんね。

今回も暗号解読までの流れを追ってお知らせしますが、ARG的なネタバレになりますので、閲覧にはご注意お願いいたします。

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シリーズ復活タイトル「XCOM」は2K MarinのBioShock 2チームではなく、新しいオーストラリアチームが担当

2010年4月15日 16:51 by katakori
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「XCOM」

先日とうとう公式に発表されたシリーズ復活作にして初のFPSタイトルとなる「XCOM」、アナウンスでは2K Marinが担当すると書かれており、BioShock 2チームが担当する物と思われましたが、どうやらXCOMの開発は2K Marin内の新チームで姉妹スタジオ的な位置のオーストラリアチームが担当する事が明らかにされました。

これは昨日のアナウンスについて2Kが1UPに対して明かした物で、ちょっと話がややこしい事になっていますが、このオーストラリアチームはかつての2K Australiaであると記されており、この新チームは2K Marinのロゴの元で動くスタジオである事を説明しています。

なお、2K Australiaは2K Bostonと混同されたりIrrational Gamesの改名分割の流れなど、非常にややこしいので説明を加えておくと、2007年にIrrational Gamesが分割され派生したのが2K Australiaと2K Bostonで、この分割された多数派の2K BostonがKen Levine氏が率いる現在のIrrational Games(再改名)となります。

という事で今回のXCOMはかつての旧Irrational Gamesから少数分派した2K Australiaチームが2K Marinに吸収され、オーストラリアチームとして開発を行うという物。ちなみに2Kでは2K Marinのオーストラリアチームを”the Canberra, Australia arm of 2K Marin”と読んでいるとの事。

XCOM復活のニュースに歓喜したらIrrationalじゃなくて2K Marinだった!と少々ガッカリ(失礼)した方は今度は旧Irrational Gamesが開発担当チーム!という事で上がったり下がったりな上にややこしいわでなかなか愉快なニュースとなりました。

情報元:1UP

シンジケートのリメイクがStarbreeze Studiosの開発で確定か、契約に関する記録文書が発見

2010年4月15日 11:43 by katakori
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Starbreeze 「シンジケート」

昨年明らかになったElectronic Artsによるかつての名作タイトル復活のプロジェクトですが、その中でも大きな注目を集めるシンジケートのリメイクにはThe Chronicles of Riddickの開発で知られるStarbreeze Studiosが担当していると公式な発表は行われていないものの、インタビューなどからほぼ公然の情報となっていました。

先日シンジケートのリメイクとジェーソン・ボーンシリーズの新作を手掛けていたStarbreeze Studiosのプロジェクトが一つキャンセルされた事が報じられ、あわやシンジケートが?!となりましたが、キャンセルされたのはジェーソン・ボーンの方でファンは一安心という騒ぎがありました。

そんなシンジケートに関する契約文書の存在がアメリカの著作権を管理するU.S. Copyright Officeの登録内容から発見され、これでほぼStarbreeze Studiosによるシンジケートタイトルの開発が確定という運びになりました。今回発見されたのはシンジケート開発に関するElectronic ArtsとStarbreeze Studiosとのライセンス契約書、Starbreeze StudiosとCity National Bankのコピーライトのモーゲージ証書、Starbreeze StudiosとSidecarの仮契約書となっています。

先日はX-COMの復活に今回のシンジケートの確定、さらにはRoad RashWing Commander、さらにポピュラスダンジョン・キーパーの復活なども予定されており、おっさんゲーマー歓喜感涙の一年になりそうです。めでたい!

情報元:Shacknews

Infinity Wardからまた新たな離脱者が……本日は2名

2010年4月15日 11:02 by katakori
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「Infinity Ward」

先日7名のキーマンがInfinity Wardを去った事をお伝えしましたが、今日もまた新たに2名のキーマンが同スタジオを後にした事が明らかになりました。今回明らかになったのはリードアニメーターのMark Grigsby氏、リードキャラクターアニメーターのPaul Messerly氏の2名となっています。

Mark Grigsby氏はCall of Duty 4: Modern WarfareのSeargent Griggs役のボイスアクトも努めた人物。もう一人のPaul Messerly氏はInfinity Wardの前身である2015 Inc時代からかつてのInfinity WardのボスJason West氏とVince Zampella氏の両名と共に歩んできた人物です。

Jason West氏とVince Zampella氏達も含め、これでとうとう13人の離脱者を生んだ今回の騒動、さらにこの13人のほとんどがModern Warfare 2の開発チームにおけるリーダー達であった事を考えると今後のInfinity Wardブランドがどうなってしまうのか、一抹の不安を感じずには居られません。

情報元:Shacknews

「Crysis 2」はXbox 360よりPS3の方が”良い”、コンソールゲーマーは開発をリスペクトしていない、Crytekに一体何が

2010年4月15日 10:43 by katakori
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「Crysis 2」 クライシス 2

先日、ニューヨークのタイムズ・スクウェアで衝撃的なトレイラーを上映し、ティザーサイトSOSNewYork.comが公開されて以降、一気に情報が出始めた「Crysis 2」ですが、シナリオを手掛ける事となったリチャード・モーガン氏が近年成功を収めたタイトルのシナリオについてかなり否定的な発言を連発、Crytekにしては珍しい舌戦を繰り広げている状態になっていますが、コンソール進出におけるCrytekの巧妙な戦略か何かなのでしょうか……。

さらに昨日火に油を注ぐような話題が登場、Crytekのビジネス開発のボスCarl Jones氏がCrysis 2はXbox 360よりPS3の方がわずかにパフォーマンスが”良い”と発言しました。さらにPS3での開発が困難であるとは思わないとCrytekの技術力に自信を見せ、他のデベロッパよりも遅れて開発を始めたおかげでゆっくりと開発を進める事ができ、開発が困難とされるPS3にアプローチする正しい方法を作りだしたと語っています。

こういった過程を経てPS3の方がパフォーマンスが上がる状態になった様で、Carl Jones氏はCryEngine 3を利用したタイトルが全てのプラットフォーム上に登場すること確信していると述べています。

CrytekはCryEngine 3のリリースでビジネス的な成功も収める為に同エンジンを基にした無料の開発プラットフォームのリリースを計画するなど、強い意欲を示しています。今回のパフォーマンスの問題もXbox 360タイトルに強いUnreal Engine 3への対抗にも感じられます。

さらに刺激的な発言はCrytekの社長Cervat Yerli氏にも及んでおり、OXMのインタビューに応じたYerli氏はコンソールゲーマーがゲーム開発を尊重していないと発言しています。これはPCとコンソールのプレイヤー間に見られる違いについての例証として発言された物で、PCゲーマーがロード時間など1分程度の”待つ”事について寛容なのに対し、コンソールゲーマーの許容範囲は2秒程度で価値は”動く”か”動かない”であり、彼らはデベロッパの開発をリスペクトしないという物。

しかしYerli氏はこういった圧力が最終的にCrysis 2をより良いゲームにしたと発言しています。

確かにレスポンスの問題などについて、コンソールの方がシビアである事に間違いは無いと思いますが、そもそもこれはPCがそれぞれスペックが違う事との相対的な比較によるレギュレーションの差であり、コンソールのプレイヤーがPCゲーマーよりも寛容でないとは到底考えられません。

これまでこういった舌戦とも取れるスタンスやアプローチをほとんど見かける事のなかったCrytekに一体何があったのか、プラットフォーム間の差についても具体的な言及が全くされていない事も先進的な技術を特徴とするCrytekらしからぬ内容に感じられます。クレバーなCrytekの事ですから刺激的なパフォーマンスのリスクを見誤ったりする事はなさそうですが、少しだけ心配なニュースです。

情報元:CVG, CVG

ロシアでの「StarCraft II」プレイには別途料金が必要に、さらに国外への接続も制限

2010年4月14日 18:07 by katakori
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「StarCraft II」

現在クローズドベータテスト中のBlizzard次回作「StarCraft II」ですが、国によって料金体系の大きな変更や接続制限などの可能性がある事をincgamersが明らかにしました。

記事によるとロシアでのStarCraft IIのDVD版は999ルーブル(約3,200円)となっており、ロシア国内に接続制限された1年間のマルチプレイヤーアクセスが可能になります。さらに標準版は価格がこの半分になり、マルチプレイへのアクセスは120日に制限されます。

そしてアクセスへの期限が切れると、それ以降のプレイには月額380円程度のアクセス料金が必要になるとの事で、さらに価格は明らかにされていませんが、無制限で利用できるライフタイムプランも用意されているようです。なおポーランドについてはこの制限が適用されない事が明らかになっています。

今回はロシアのニュースでしたが、アジアの中でも比較的冷ややかな対応がされる事が多く見受けられる日本でのBlizzardタイトル、国内ではこのような対応にならない事を願っています。

情報元及びイメージ:VG247

台湾のMMORPGがキャラクターの結婚システムを実装、同性キャラ同士の結婚が可能に

2010年4月14日 17:09 by katakori
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Runes of Magic MMO

様々な国で運営されているMMORPGの「Runes of Magic」(国内ではミスティックストーン)、本作の台湾版にキャラクター同士で結婚できるアップデートが実装される事が判りました。それだけなら今時何も珍しい話ではないわけですが、驚くべき事にゲーム内で同性キャラクター同士でも結婚できるジェンダーフリーな仕様になっている事が明らかにされています。

先日Fable IIIがCo-opパートナーと結婚し子供が作れるとのニュースをお伝えしましたが、こちらはさらに先んじたリベラルで先進的な自由を実現している様です。可愛い子と思ったら中身がおっさんだったという本人が願わない状態で同性婚に陥る悲喜劇の可能性はFableの方が上そうですが……。それにしても、先日の韓国におけるゲーム依存の問題など、コミュニケーションがどんどん代替・仮想化していく様を見ていると、フィクションよりも現実の方がよっぽど非現実的な時代になったと感じずにはいられません。

情報元:Destructoid

FPSタイトルとして復活する「XCOM」がOXM最新号で特集、スクリーンショットやゲームの詳細が発表される

2010年4月14日 16:33 by katakori
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「XCOM」

本日とうとう発表されたシリーズ復活タイトルとなる「XCOM」ですが、6月号のOfficial Xbox Magazine誌にて早速特集が組まれる事が明らかになりました。この特集で新しいスクリーンショットやゲームの詳細、バックストーリーなどが姿を現す事になるようです。

さらに表紙は定期購読者向けと通常販売の物と2バージョンが用意されており、特集のアナウンスと共に登場した2枚のカバーアートには宇宙人によるアブダクションなどを想起させる様なイメージが描かれています。古き良きSF小説の世界観を復活させると発表されたXCOMにぴったりのイメージとなっており、久方ぶりのシリーズ復活と共にシリーズ初のFPSタイトルとなる本作が一体どのような作品になるのか非常に楽しみです。

「XCOM」
情報元及びイメージ:GamesRadar

ストリートファイターIVの小野氏がモーションコントロールに興味、ストリートファイターFITやエクササイズが登場する?

2010年4月14日 15:59 by katakori
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「Street Fighter IV」

リリースが目前に近づいてきたスーパーストリートファイターIV、多くの格闘ゲームファンの期待を背負った期待の続編ですが、ストリートファイターIVは今作で完結である事がプロデューサーを努める小野義徳氏の口から先日明らかにされました。

そんな中Videogamer.comが小野氏にインタビューを行い、各プラットフォームがモーションコントローラーを登場させる中、モーションコントロールを用いたストリートファイターシリーズの可能性について語られています。

小野氏はWiiの登場以降モーションコントロールについて興味を持っている事を明らかにし、現在のストリートファイタースタイルの複雑なバランスの上に成り立つ対戦タイトルにモーションコントロールが有効ではない事を述べつつ、カジュアルな“ストリートファイターFIT”や”ストリートファイター・エクササイズ”の可能性はあると発言しています。

ヒット確認からのコンボやセービングキャンセルを自在に操るハードコアなファンにとってみれば鼻であしらう様な内容かもしれませんが、小野氏は上記のようなアイデアにより格闘ゲームに多面的に存在する高い敷居を下げたいと考えているようです。

ストイックな格闘ゲームの極北とも言える存在となったストリートファイターIII 3rd STRIKEは多くのファンからコアな支持を集めましたが、同時に敷居の高さから一見さんお断りの雰囲気をありありと出していた事も事実です。

ストリートファイターIVのリリースによりかつてのスト2ファンが一定数復活した形になりましたが、小野氏はさらに格闘ゲームをプレイしない層へのアピールをどうやって行うべきかをこの先数ヶ月の課題として考えているそうです。

小野氏はコアなファンとカジュアルプレイヤーが何らか繋がって共存できるようなタイトルを実現したいと語っています。確かにウメハラ氏やジャスティンなど象徴的なプレイヤーと共にカジュアルなプレイヤーも同じく楽しめるストリートファイターが実現する事があれば、これほど楽園的なタイトルは無い様に感じます。見事な完全復活を果たしたストリートファイターシリーズの灯が今後も続いていくよう期待したいと思います。

情報元:VGChartz, イメージ:Flickr

人材流出が止まらないInfinity Ward、さらなるキーマン”7名”の退社が明らかに

2010年4月14日 15:13 by katakori
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「Infinity Ward」

かつてのInfinity WardのボスVince Zampella氏とJason West氏の両氏が、Electronic Artsの後ろ盾の元に新スタジオRespawn Entertainmentを立ち上げた事が明らかになりましたが、古巣であるInfinity Wardの状況は混迷を極めた状態が続いているようです。

先日Infinity WardのベテランスタッフであるリードデザイナーのTodd Alderman氏とリードエンジニアを努めたFrancesco Gigliotti氏が同社を退社したとのニュースをお知らせしましたが、さらなるキーマンの退職が昨晩いくつかの海外情報サイトで報じられました。今回明らかになったメンバーは以下の7人となっています。

  • Steve Fukuda氏 – リードデザイナー
  • Zied Reike氏 – リードデザイナー
  • Rayme Vinson氏 – プログラマー
  • Chris Cherubini氏 – リードアーティスト
  • Jon Shiring氏 – Modern Warfareシリーズのプログラマー
  • Bruce Ferriz氏 – シニアアニメーター:Big Red Button Entertainmentへ移籍
  • Mackey McCandlish氏 – リードデザイナー

これで前述の2名のキーマンを含め合計9名のスタッフがInfinity Wardを去った事が明らかになりました。その動向がはっきりとしているのはアニメーターのBruce Ferriz氏だけで、それ以外の方についての動向は明らかになっていません。しかしRespawn Entertainment設立のタイミングに併せTwitterやLinkedInで退社の報告を行った方も存在しており、動向が気になるところです。

情報元:Shacknews, IGN

かつての名作”X-COM”シリーズがいよいよ復活!FPSに生まれ変わった「XCOM」が発表、開発は2K Marinに

2010年4月14日 14:46 by katakori
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「XCOM」

これまで当サイトでも何度もお知らせしてきた名作シミュレーションX-COMシリーズ復活のニュースですが、先ほどとうとう2K Gamesがシリーズ新作を発表、Bioshock 2で知られる2K Marinが開発を担当するFPSタイトル「XCOM」の存在が明らかになりました。

今作の物語はこれまでのX-COMシリーズの世界観を忠実に再現しつつ、未知の宇宙人に相対する人間性のドラマを描いており、古き良きクラシックなSF作品の再創造を目指す物だとプレスリリースに記されています。なお、これらのテーマを踏まえた今作の主人公がFBI捜査官である事も明らかにされています。

今回のアナウンスに併せ公式サイトもオープンし、ミステリアスなイメージやスクリーンショットが公開されました。リリース時期についてはまだ未定ですが、対応プラットフォームはPCとXbox 360である事が明らかにされています。

これによりIrrational Gamesが開発を行っていると噂された本作は2K Marinタイトルである事が確定したわけですが、つい先日もIrrationalのKen Levine氏がオリジナルタイトルの開発を進めている事を発言しており、名前だけは登場している”Project Icarus”がX-COMタイトルでない事が明確な物となりました。

さらにX-COMシリーズの復活については、FPSタイトルと共にFiraxisが担当しているとされるシミュレーションタイトルの存在も噂されており、シリーズ復活が現実となった今こちらの動向も非常に気になるところです。

「XCOM」
情報元:MCV, Joystiq, イメージ:XCOM

ウルティマフランチャイズの復活なるか?ブラウザベースのMMORTS「Lord of Ultima」が来週正式ローンチ

2010年4月14日 11:31 by katakori
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「Ultima MMO」

かつて3大RPGの1つとされ、ロードブリティッシュと共に世界に君臨していたウルティマシリーズ、3DRPGやMMORPG、勧善懲悪でない豊かなストーリー、その功績を挙げれば本当にキリが無い化け物フランチャイズなタイトルですが、王が去って以降その威光は見る見る勢いを失い、今ではすっかり思い出のタイトルとなってしまいました。

そんなウルティマのフランチャイズ復活を試み、現在オープンベータを開催中のブラウザでプレイできるMMOリアルタイムストラテジー「Lord of Ultima」が4月20日に正式にローンチする事をElectronic Artsが発表しました。

なおプレイの様子などはYoutubeにて様々公開されていますので、興味のある方はご覧になってみてはいかがでしょうか。しかし、今作ではUltimaの世界観も一新されており、かつてのソーサリアは粉々に砕け散り、それらの破片が島となったという設定になっており、その欠片の一つCaledoniaが舞台になるとの事。

プレイヤーは交渉や公益、軍事行動やスパイ活動などを駆使し敵都市を打ち破り、強くそして恐れられる”Lord of Ultima”を目指すとの事。……これがUltimaである必要があるのか、少々疑問ですがアバターを目指す訳じゃないし、まぁいいのかな。いやEAこれでいいのか……ほんとに。世界観は直接ゲームの面白さとは関係ないかもしれませんが、何かしっくりこないのは気のせいでしょうか。

情報元及びイメージ:Joystiq

なんだこれ……「Grand Theft Auto IV」の素晴らしい風景写真

2010年4月13日 20:52 by katakori
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「Grand Theft Auto」.

これはポルトガルのアーティストDanilo Salvego氏が撮影した「Grand Theft Auto IV」の舞台リバティーシティの風景写真です。”Turismo”(旅行)と名付けられ、見慣れた筈のリバティーシティがまるで現実の風景の様に見えるこの作品群は、なんとモニターに映ったゲーム画面をそのままカメラで撮影した物。まさに発想の転換、頭良い!

以前にもリバティーシティを舞台にした素晴らしい映像作品をご紹介しましたが、GTA4の懐の深さは本当に特別な物ですね。いよいよPCとPS3でもDLCを同梱したGrand Theft Auto: Episodes From Liberty Cityが発売される運びとなり、なれ親しんだ街並みを今一度新しい気持ちや視点で遊び直す良い機会かもしれません。しかし素敵すぎる……!

「Grand Theft Auto」
「Grand Theft Auto」
「Grand Theft Auto」
「Grand Theft Auto」
「Grand Theft Auto」
「Grand Theft Auto」
「Grand Theft Auto」
「Grand Theft Auto」
イメージ:Flickr

ゲーム依存に揺れる韓国が未成年者のゲームプレイに制限を課す2つの新しい政策を発表

2010年4月13日 18:46 by katakori
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韓国 MMO
韓国で人気のMMOダンジョンアンドファイター

近年eスポーツの隆盛や韓国産MMOの成功の影で常に並行して論じられるMMO中毒の問題ですが、先月にはネットゲームに没頭する両親が生後3ヶ月の幼児を餓死させてしまう等の凄惨な事件が起こっています。こういった連続する社会問題にメスを入れる目的で韓国の行政機関である文化体育観光部がゲーム中毒を抑制するための2つの新しい政策を発表しました。

1つは夜間のゲームサービス停止で、これは19歳以下の未成年を対象にしており、夜間6時間のゲームサービス停止を課す物です。この制度は今年後半からメイプルストーリーやマビノギなど多くのポピュラーなオンラインゲームに適用されるとの事。

さらに2つ目はスローダウンシステムで、未成年のプレイヤーが長い時間ログインしている状態が続くと、インターネットの接続スピードが著しく遅くなるという物。こちらのシステムは既にDungeon & FighterとDragon Nestにおいて実装されており、今後19のRPGタイトルにその対応を増やしていく予定とされています。

なお、この19のRPGタイトルは韓国市場のおよそ79%のシェアにおよぶ大きな物で、新政策が大がかりな物である事が読み取れます。当然この実施に対して制限から外れようとする未成年ユーザーとのいたちごっこが予想される訳ですが、文化体育観光部は未成年の両親のアカウントと住民登録番号を紐付けし、未成年ユーザーの特定を徹底して行う予定のようです。

ゲームへの依存については国内でもテレビなどにおいて、”廃人”と呼ばれ社会問題として認識される様子が見られる様になりましたが、こういった一定のコンテンツに対する極度な依存の問題は世界的に同時発生している社会問題でもあり、アメリカでもリハビリプログラムの登場など大きく注目を集めています。

今回明らかになった韓国の新政策については未成年に対する政策だけで改善される問題なのか、個人的に大きく疑問を残さずにいられませんが、ゲームを愛するプレイヤーとして、こういった問題には自制も含め客観的な視点を失わないよう努めたいものです。

情報元及びイメージ:Joystiq

Crytekが「CryEngine 3」を利用した無料の開発プラットフォームを計画中

2010年4月13日 17:24 by katakori
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「CryEngine」

デベロッパに向けてCryEngine 3を早々にリリースし、いよいよCrysis 2もその姿を現し始め、コンソール市場に打って出る事となるCrytek。その高い技術力や未来を見据えたデザイン力など大きく注目とリスペクトを集めるCrytekですが、エンジンビジネスにおいてはまだ成功しているとは言い難い状況が続いています。

Developの取材に応じたCrytekのボスCevat Yerli氏は同社のエンジンビジネス強化の為に、CryEngine 3を中心に据えたスタンドアロンの無料開発プラットフォームの計画を進めている事を明らかにしています。これによりエンジンビジネスで成功を収めるEpicやUnityに競合していく意気込みの様です。

Epicは以前Unreal Engine 3を元にした無料版の”Unreal Development Kit”をリリースし、1週間で50,000人のユーザーを得ています。

さらにUnityも同様にfreemium(フリーとプレミアムを組み合わせた物)戦略で多くのユーザーを獲得した後も様々な利用プランを提示しており、1500ドルのProバージョンや、199ドルのインディーデベロッパ向けの料金設定などが登場、先月とうとう登録ユーザーが10万人を越えた事を発表しています。

Crytekはイギリスなどで学術利用目的にCryEngineの無償提供などを行ってきましたが、今回のコンソール進出に併せて、いよいよエンジンビジネスにも本腰を入れる事となりました。いずれCrysis 2の登場が一番の宣材になる事は間違いなく、ますます本作の仕上がりが気になるところです。

情報元及びイメージ:Develop
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おこめの「The Elder Scrolls V: Skyrim」記!

skyrim記リターンズその136
「4コマ:攻撃しようにも」
skyrim記
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