今月中のベータテスト開催がアナウンスされた「StarCraft II」ですが、battle.netにとうとうベータクライアントが登場しました。クライアントはまだWin版のみのようで、サイズは1.64GBとなっています。なお、ベータテストの参加には以前に参加への応募を済ませてある必要がありますので、ご注意下さい。
さらに公式FAQにWin版の動作スペックも公開されました。参加される方は一度確認しておくとよいかもしれません。
- Windows XP SP3/Vista SP1/Windows 7
- 2.2Ghz Pentium4或いは同等のAMD Athlonプロセッサ
- 1 GBシステムメモリ、VistaとWindows 7は1.5 GB
- 128MBのVRAMを備えたGeForce 6600 GT或いはATI Radeon 9800 PRO
- モニタ最低解像度1024×768
- HDDに4GBの空き容量(ベータクライアント)
- ブロードバンド接続
先日アトキンソン司法長官がゲーマーがバイカーギャングよりも悪質だと発言し、さらに泥沼化の様相を呈するオーストラリアのレーティング問題ですが、件のインタビュー発言で言及された脅迫状がアトキンソン氏への対立候補を擁立するために設立されたGamers4Croydonのメンバーによる物である事をアトキンソン氏が匂わせた事で、さらなる泥沼化に突入しているようです。
このクレームと先日のバイカーギャング発言に対してG4CのChris Prior代表は、ゲーマーとバイカーギャングの比較は全く持って合理的ではなく、残酷な暴走族によって殺された被害者達を侮辱する物だと発言、あくまでG4Cは南オーストラリアの民主主義の規制に挑戦するために集まった者達だと真っ向からアトキンソン氏を否定していました。
こういった状況のなかオーストラリアのアトキンソン氏の支持団体が18歳以上向けレーティングの新設に反対する運動を展開、No R18+ Video Gamesというサイトを立ち上げ啓蒙活動を開始しています。さらにここにオーストラリアのキリスト教ロビー団体の参加も話に出ており、動向が注目されています。なお、このサイトには様々な暴力的なゲームのイメージが提示されており、イギリスで取り上げられ国内でも大きな問題となったレイプレイの画像なども掲載されています。
さらにオーストラリアのゲーム業界団体IGEA(The Interactive Games & Entertainment Association)も独自にR+18レーティングの提案書を作成、アトキンソン氏に提出を行っています。IGEAの提案書は新レーティング設立について公的な支援を得る為の実証が添えられた物だったようです。IGEAのCEOを務めるRon Curry氏は「R+18レーティングは消費者に完全な情報を届け、教育的な決定を下し、消費者を保護するためにも不可欠です」とその必要性を述べています。
こういった一連の動きに対してABC放送のインタビューでアトキンソン司法長官はこう述べています。「私は毎日乱暴で過酷な電子メールを受け取り、毎日彼らに小児性愛者だと呼ばれます。しかし私はこれらに降伏する事はありません。」さらに「私はこの戦いから手を引く事は考えていません。私は私の使命を始めた所で、それを成し遂げる事を計画しています」と締めています。
それぞれの視点やポジションで本質が様々な事象に変化している様が見受けられますが、ゲームのみならず国内外に山積する問題も含め、対岸の火事だと一笑に付す問題では無いように思えます。なんとかお互いが歩み寄る道が残されている事を願うばかりです。
3月19日に行われる、その年の映画に関連した業績などに賞が授与される英国のアカデミー賞British Academy of Film and Television Arts(BAFTA)のVideo Games Awardsノミネート作品がアナウンスされました。
Best Gameカテゴリーのノミネート作品のリストは以下のようになっています。またBest Game部門以外にもActionや、Artistic Achievementなど様々な部門がありますので各部門のノミネート作品一覧をご覧になりたい方はBAFTAの公式サイトをご参照ください。
各部門のエントリーはイギリスの一般ユーザーの投票で選ばれており、さらに賞にノミネートされた作品からベストタイトルを選ぶのはデベロッパやパブリッシャなどビデオゲーム事業に関わる人物、またBAFTAの委員を加えた7~9人で構成されたメンバーが行う事になっています。
Best Game
・Assassin’s Creed II
・Batman: Arkham Asylum
・Call of Duty: Modern Warfare 2
・FIFA 10
・Left 4 Dead 2
・Uncharted 2: Among Thieves
UPDATE:2月17日15:54
イメージを追加しました。
※ 以下アップデート前の本文になります。
復活を果たすボーナスステージや過去キャラクター達、そして大きな新要素や改善など、正統進化で期待の高まる「スーパーストリートファイターIV」ですが、噂と期待の通りいよいよ3rdキャラも姿を現し、いぶきとまこと、そしてダッドリーの参戦が明らかになりました。まだ彼らの詳細等についてははっきりと明らかにはなっていませんが、近いうちに様々明らかになるのではないでしょうか。
ブロッキングを失った3人の戦い方がどう変化するのか、丹田練気は一体どうなるのか……?!そしてここまで本当に驚く程に事前のリーク情報通りに運んだ本作が残す最後のキャラクター枠とされる”ハカン”、大トリを務めるハカンは一体どんなキャラクターなのか、続報が本当に楽しみです。
先日行われたマイクロソフトのX10イベントで3月に行われる事が発表されたXbox Live Arcade用の新作タイトルを配信する”Block Partyキャンペーン”ですが、昨日当キャンペーンの詳細が発表され、各タイトルの価格や配信日が明らかになりました。CES 2010で大々的に発表された「Game Room」は3月24日登場で、その内容によって複数の料金体系が用意されている事が明らかになりました。
2000年に発売されたNintendo 64タイトルのリメイク作品「Perfect Dark」などのタイトルを含む今回のキャンペーンの詳細は以下のようになっています。
3月3日: Toy Soldiers 1200マイクロソフトポイント (15ドル)
3月10日: Scrap Metal 1200マイクロソフトポイント (15ドル)
3月17日: Perfect Dark 800マイクロソフトポイント (10ドル)
3月24日: Game Roomプラットフォーム(無料)
なおGame Roomについては3種類の料金体系が用意されており、PC版とXbox 360のフレンドと遊べるタイトルが400MSP(5ドル)、Xbox 360のみのタイトルが240MSP(3ドル)、さらに現実のゲームセンターの様なシステムも用意されており、40MSP(0.5ドル)で上記キャンペーンタイトルを1度プレイする事も可能になっています。
なかなかユニークなシステムでローンチされるGame RoomですがPCとも遊べるあたり、どのような展開を迎える事になるのか、控えているラインアップも含め非常に楽しみです。
映画の公開に先駆けて5月11日にリリースされる「Prince of Persia: The Forgotten Sands」、Jordan Mechner氏が久しぶりに手掛けるPrince of Persiaタイトルに期待が高まる最新作ですが、先日BBFCのレーティング通過が確認され、その登録内容から本編のカットシーンが90分に及ぶボリュームである事、そして本作のスペシャルエディションには2007年にリリースされた1作目リメイクにあたる「Prince of Persia: Classic」のコードが含まれる事が明らかになりました。
さらに先日Ubisoftが本作Wii版の美しいスクリーンショットを公開、発表された画像を見るとサイズ的な意味であれ?と思わなくもありませんが、タイマンしてる方のスクリーンショットが中々よい感じなので楽しみな事に違いはありません。
なお、Prince of Persia: The Forgotten Sandsのプレイボリュームは15時間前後との事で、各レベルには難易度に変化のある別ルートなどもも用意されているそうです。リリースは5月11日の予定となっており、対応プラットフォームはPS3とXbox 360、そしてPC、Wii、DSさらにPSPでもリリースされます。
先日BethesdaのPete Hines氏がUSA Todayのインタビューに登場、大きな注目が集まるFalloutシリーズのスピンアウトタイトル「Fallout: New Vegas」の内容について触れ、本作のあらゆる土地を調査する事に何百時間も要するだろうと相変わらずの圧倒的なボリュームの巨大さをアピールしました。
Hines氏によると本作の物語がFallout 3から数年後の出来事だそうで、メッセンジャーの主人公に起こる序盤の展開について解説をしています。導入に関してはネタバレになりますので、気になる方は前回の紹介記事をご覧ください。さらにラスベガスがまだ町として機能している事に話はおよび、カジノやストリップが存在するこの町はこれまでのシリーズに登場した町とはかなり雰囲気の違った物になると発言しています。
さらに氏はNew VegasにはFallout 3のキャラクターが登場しない事を明かし、本作の物語を楽しむ為に改めてこれまでのFalloutゲームを遊ぶ必要はなく、あくまでNew Vegasがそれ自身で完結した物語である事をアピールしています。Obsidian Entertainmentが開発を進めているシリーズ最新作Fallout: New Vegas、リリースは2010年秋頃を予定しており、対応プラットフォームはPCとPS3、Xbox 360となっています。パブリッシャーは北米とイギリスではBethesda Softworks、そしてヨーロッパ地域とオーストラリア・ニュージーランドの販売はバンダイナムコが担当しています。
先日開催されたX10イベントで残念な事にPC版のリリース中止が正式に報じられた「Alan Wake」ですが、ドイツのファンサイトalan-wake.deでは署名運動を開始し既に13,000を越える署名が集まった事が明らかになりました。
今回マイクロソフトがPC版のキャンセルに挙げた理由が、PCプラットフォームとプレイヤーの親密な雰囲気がAlan Wakeのようなホラーゲームの為に上手く作用しないとの事で、Alan Wakeはテレビとソファーを必要とするというなんというか、かつて一度も聞いた事が無いような滑稽な物でした。本作の開発を行っているRemedyはPC版についてやぶさかでない意志も表しており、どうやらビジネス的な理由が大きな要因ではないかという事は容易に想像が付きます。
確かに著作権侵害における大きな被害やセールスに関する問題が大きな物ではあるものの、元よりテクニカルデモとして登場した際の本作の理念と成り立ち、そして紆余曲折を思えばPC版でそのポテンシャルの全てを発揮してこそ本懐を遂げるのではないかと、やはり残念に感じてしまう事は事実です。今回の署名運動がどうなるか、奇蹟は起こるか動向が気になるところです。
もうほんと紹介する度にカオス度が増し増しで、衰える気配が一向にしない「Just Cause 2」ですが、ほんとにネタが尽きないこのカオスさは一体どこからやってくるのか……素晴らしいスカイダイビング映像が公開されました。なお、今回の映像はPS3版との事。
映像では……といつもの様に真面目に説明しても全く無駄な気がします。お馴染みのバカ映像がカオスとフリーダム度をさらにアップして登場ですよ!そんな所で十分ではないでしょうか。着陸してからのオチもちゃんとついて……というか、リコ何しに来たんだよ!
もう笑うしかない素晴らしい内容ではありますが、このバカバカしさ(褒めてます)を圧倒的なクオリティを実現しているAvalanche Studios恐るべし!ではないでしょうか。今回の映像でもその表現力には目を見張るばかりですが、内製のAvalanche 2.0のパワーアップ具合は本当に半端ないレベルに到達しているようです。本当にプレイが楽しみなJust Cause 2、リリースはヨーロッパで3月23日に、北米では3月26日に行われ対応プラットフォームはPC、Xbox 360、PS3となっています。早くリコと遊びたい!
海外では今月9日にリリースを迎えた2月の大型商戦の一角を担う2K Gamesの新作「BioShock 2」が、イギリスの週間セールスチャートのトップに立った事が明らかになりました。また同作は1月末にリリースを迎えたBioWareのMass Effect 2と同等のセールスをこれまでに上げており、現時点までこの2作が2010年で「最も大きなリリース」とされています。
さらに2位には6週連続でUKチャートのトップを死守していたModern Warfare 2を王座から引き摺り下ろしたUbisoftのリズムアクションゲーム「Just Dance」が付けており、サードパーティのタイトルが売れないとされているWiiタイトルの中でもまだまだ順調に売り上げを伸ばしている様子です。
なお、今週のイギリスのセールスチャートは次のようになっています。
1. BioShock 2 (Take-Two)
2. Just Dance (Ubisoft)
3. FIFA 10 (EA)
4. Call Of Duty: Modern Warfare 2 (Activision)
5. Wii Sports Resort (Nintendo)
6. New Super Mario Bros. Wii (Nintendo)
7. Wii Fit Plus (Nintendo)
8. Mass Effect 2 (EA)
9. Dante’s Inferno (EA)
10. Bayonetta (Sega)
18歳以上のレーティングの是非に大きく揺れるオーストラリアのゲーム文化ですが、先日ABC放送(オーストラリア放送協会)が運営するゲーム情報サイトGood GameのAussie gamer showに南オーストラリアの司法長官を務めるMichael Atkinson氏が登場し+18レーティングに纏わるインタビューを受けました。そこでAtkinson氏はゲーマーが非常に危険な人種であると、以前からの意見をさらに強固にし、18歳以上対象レーティングの新設に対し激しい拒否の姿勢を貫いています。
インタビューでのAtkinson氏によると、映画とゲームの違いは実際にその人が物事を行う事だと述べ、映画で誰かの首が切られたシーンを見ることが出来るが、それはあくまで受動的な物だと続けています。それに比べゲームで実現されているインタラクションはこれらの残酷な行動をユーザーの意志で行う事が出来ると、ゲーム性という物を問題視しています。
さらにAtkinson氏は自分と自分の家族がゲーマーにより危険にさらされていると発言、どうやら夜中の2時にゲーマーから脅迫状が届いたとの事で、ゲーマー同様にAtkinson氏を嫌うバイカーギャングでさえも夜中の2時にウチの玄関先をうろついたりはしないと述べ、ゲーマーの方が危険で恐ろしい存在だと述べています。
なんというかこの泥沼状態はAtkinson氏の強固な姿勢云々だけの問題では無くなっているのは明らかで、なぜこうなったのか、なぜこんな事になっているのか、ゲームだけではない文化や社会、歴史や生活等を含めた総合的な問題が複雑に絡み合っている気さえしてきます。ゲームをただ楽しみたいと言う層、ゲームを相対的に大きく文化として捉える人、そしてビジネス的な視点での事情など、みんなが幸せになる手段は残されていないものでしょうか。
遂にベータテストの開始が2月中に行われるとのアナウンスが報じられたBlizzardの次回作「Starcraft II」、本作はただのナンバリングタイトルとしての存在感だけでは無く、今後のBlizzardタイトルの方向性に大きく影響する新生Battle.netのローンチも背負っており、そのリリースにゲーム的にもビジネス的にも大きな注目が集まっています。
そんな本作のプレイ映像が昨晩Eurogamerで公開されました。映像はシングルキャンペーンの様子を納めた物らしく、これまで公開された映像も混じっていると同時に、だいぶビルドが進んでいるらしき未見のシーンも多く散見されます。かなり気になる事が満載で細かい事を言い出したらキリが無い映像になっていますが、ひとまずZergの凶悪なZergっぷりとプロトスの遺跡での巨大ロボット!シーンなど胸躍る箇所をベータテストに備えて楽しんでおくべき!といった所でしょうか。
今月に入り海外情報紙の特集などが続いて行われ、ようやくその姿を現し始めた「Crysis 2」、今作ではさんざん作ってきたジャングルゲームの新作を作るつもりは無いとのCrytekの発言もあり、舞台はすっかり都市部に移行、ニューヨークが舞台になりマンハッタン島が中心に描かれる事がすでに明らかになっています。
昨晩Edge誌の特集内容が明らかになり、新しい舞台となるニューヨークの描写についてCrytekのボスCevat Yerli氏が本作のニューヨークがユニークな物になると発言、さらにプロデューサのNathan Camarillo氏も登場し、本作の大きな特徴でもある”Nanosuit 2″の新機能についても言及しています。
様々な映画やゲームで見られる舞台としてのニューヨークですが、Cevat Yerli氏は映画アイ・アム・レジェンドとデイ・アフター・トゥモローを例に挙げ、この2作がそれぞれにユニークでそれぞれにマッチしたニューヨークを描ききっていたと評価しています。Yerli氏はCrysis 2がこれらの作品と同様にナノスーツと調和する本作の為のユニークなニューヨークとマンハッタンをプレイヤーの予想を超えるような方法で実現しましたと発言しています。さらに、それはこれまでのゲームでも映画でも見られなかった様な物ですと強調しています。
また、Nathan Camarillo氏も舞台について発言しており、環境破壊の要素が舞台に関する大きな要素である事を挙げています。広さについても触れられており、今作の舞台が前作の島に匹敵する大きさになっている事を明らかにしています。また、箱庭的な楽しみについても触れ、あくまでストーリードリブンの過程で設けられた自由度の中でニューヨークを楽しめると発言、しかし同時にストーリー駆動ではあるものの、自由度はかなり高い物を実現している事を強調しています。
今回のEdge誌の特集はデモプレイを元に構成されたようで、このデモンストレーションの中で見られたNanosuit 2の新機能についても触れられています。まず、Tactical modeではプレイヤーの五感を極端に高める効果があり、敵が踏む小石の音まで聞き分ける事ができ、離れた敵の会話なども聞く事が出来るとの事。Strengthモードではさらにスーツの強度がアップ、さらに指向性の弾丸歪曲、X線ビジョン、弾丸を反らす機能などが明らかになっています。
3月2日のリリースまであとわずかとなった「Battlefield: Bad Company 2」、これまでビークル編と武器・ガジェット編とカタログ記事をお届けして来ましたが、今回はいよいよ最後のマップ編となります。今作に実装されたマップは計8枚、これまでPS3のベータテストでArica Harbor、PC版ベータテストではPort Valdezと、2枚のマップが既に明らかになっていますので、残り6枚という事になります。
マップが8つというのは少ないと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、これらの一つ一つがModern Warfare 2等に比べると遙かに巨大な戦場である事を考慮する必要があります。さらにこれらのマップにはConquestモードとRushモード用の二つのバリエーションが存在しており(両方とも用意されるのはLaguna PresaとPort Valdezの二つ)、実際にはかなりバリエーション豊かな構成になっています。また現段階の情報は出荷時には変更されている可能性がありますので、ご注意下さい。現在判明している地図は次の8枚となっています。
- Arica Harbor
- Atacam Desert
- Isla Inocentes
- Laguna Presa
- Panama Canal
- Port Valdez
- Valparaso
- White Pass
すでにシド・マイヤー氏によるゲームデザインについての講演やピーター・モリニュー氏によるFable IIIを用いた講演などが判明している今年のGDC 2010ですが、新たな講演内容が明らかになりました。サイレントヒルシリーズで知られ、現在はグラスホッパーで活躍される山岡晃氏の登場に、Deus Ex 3のサイバールネッサンス、Batman: Arkham Asylumのアートディレクションと興味深いものが揃っています。
山岡氏の講演内容は”As Long as the Audio is Fun, the Game Will Be Too”(音響が楽しいものである限り、ゲームもそうでしょう)と言うもの。プロデューサー視点からのオーディオ設計に関する内容やインタラクションとの関係について60分の講演が予定されています。
さらにシリーズ復活の最新作として注目を集める「Deus Ex 3」のビジュアルディレクションについても講演が行われます。スピーカーはEidosモントリオールスタジオでアートディレクターを務めるJonathan Jacques-Belletete氏で、タイトルは”Creating a Unique Visual Direction: The Successes and Failures of Creating a Near-Future Cyberpunk Setting with a Renaissance Twist in Deus Ex 3″(ユニークなビジュアルディレクションのクリエイト:Deus Ex 3における近未来サイバーパンクとルネッサンスを実現するための成功と失敗)というもの。
講演ではDeus Ex 3のファッションからキャラクター、環境、ストーリーを一貫して纏め上げるインパクトの高いアート設計について、デベロッパがどのようなステップで個性的なビジュアルスタイルを実現し、テーマに統一性を持たせるためにどのようにアートディレクションが使用されたかが解説されるようです。
さらに昨年「Batman: Arkham Asylum」で原作物ゲームの新たなマイルストーンを作り上げたRocksteadyからも講演が行われます。スピーカーは同社のアートディレクターを務めるDavid Hego氏で、講演タイトルは”The Art Direction of Batman Arkham Asylum: Rebooting a Super Hero Video Game IP”(Batman: Arkham Asylumのアートディレクション:ビデオゲームにおけるスーパーヒーローのリブート)と言うもので、同社がすでに実現したバットマンという巨大IPをビデオゲームへと移す事のチャレンジングな開発と、70年に及ぶバットマンコミックの精神を忠実に保つ方法についてレクチャーが行われます。
さらに今回のGDCではメトロイドやメイドインワリオ、最近ではトモダチコレクションで知られる坂本賀勇氏の講演や、SCEAサンタモニカスタジオのBen Diamand氏による「God of War III」での影生成に関するプログラミングセッション、BlizzardのDominic Filion氏による「StarCraft II」のエンジン開発におけるスケーラビリティや堅牢性に関する講演など、ご紹介しきれない程の興味深い講演が用意されています。
GDC 2010は3月9日から13日までサンフランシスコのMosconeセンターで行われます。注目タイトルの新情報も様々登場する予定になっている今年のGDC、今後も改めて続報やニュース等お知らせしていきますので、お楽しみに!
先日とうとうリリースを果たした「BioShock 2」、久しぶりのラプチャー散策を楽しんでいる真っ最中のファンも多い事と思います。PC版では今回のリリースにおいて残念な事に前作でも問題となったワイドスクリーン問題が再発、FOVが縦に増減するようになっておりワイド表示時の視界が狭くなってしまう自体が起こっていました。さらに前作ではサポートされていたPC版でのコントローラーサポートが無くなり、これらの修正を望む声が挙がっています。
昨晩これらの問題について2Kのコミュニティマネジャーを務めるElizabeth氏がコメント、ワイドスクリーン問題については最初のパッチで水平方向に広がる様に修正を加える事、そしてコントローラーのサポートは行わない旨を明らかにしました。リリーススケジュールの詳細については改めてアナウンスが行われるとの事です。
現在マルチプレイにおいても広範囲にフリーズが発生する事が問題視されており、こちらの対応にも追われる2K Marinですが、細かなブラッシュアップでBioShock 2をより一層良いタイトルに磨き上げて欲しいところです。
昨日Activisionが行った会計報告の会議から大規模なレイオフが行われた事が明らかになりました。レイオフの対象となったのはRadical Entertainment、Neversoft、Luxofluxの3社で、Luxofluxは閉鎖になる事も明らかになりました。
レイオフの規模については、プロトタイプの開発で知られるRadical Entertainmentがスタッフの半数を解雇、Guitar HeroシリーズやTony Hawkシリーズで知られるNeversoftの規模は不明、トランスフォーマーやカンフーパンダで知られるLuxofluxが閉鎖という結果になっています。
Modern Warfare 2のメガローンチがあった物の、音楽系のタイトルを始め、それを帳消しにするほどの不作も多かったとされるActivision、2010年のSKU数は2009年に比べ減少している事も明らかにされています。会議ではより有益な事業セグメントに様々な資源を導くと共に、これら資源の再編成を行っていると述べられており、今回のレイオフもその一環である事が明らかにされています。同社はデジタル/オンラインビジネスを強化していく旨なども併せて提示しています。
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かたこり( Twitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。
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