全てのDLCを同梱したPC向けの完全版「L.A. Noire: The Complete Edition」が昨日北米リリースを迎え(※ ヨーロッパは11日)、ローンチトレーラーが公開されました。アドベンチャーゲームにおける歴史的な革新を達成した“L.A. Noire”を未体験のPCゲーマーには嬉しいニュースだと言えそうです。
1902年にアメリカで創刊された技術系の月刊誌Popular Mechanicsが2011年に登場したプロダクトで最も革新的だった製品を選ぶ企画“The 10 Most Innovative Tech Products of 2011”を発表、モトローラの意欲的なスマートフォン“Atrix 4G”や、ParrotのAndroid搭載車載情報端末“Parrot Asteroid”、フォード社が後部座席の安全性を高める為に開発した膨らむシートベルト、二酸化チタンによりスモッグに含まれる窒素酸化物を中和する屋根瓦などと共に、Team Bondiが開発したアドベンチャーゲーム「L.A. Noire」が選出されたことが明らかになりました。
リアルなフェイシャルアニメーションと夥しい作業量による1940年代アメリカの再現によって、アドベンチャージャンルに革新をもたらした「L.A. Noire」、開発を手掛けたTeam Bondiは複雑な事情を経て残念ながら閉鎖となってしまいましたが、昨日遂にRockstar Leedsが移植を手掛けるPC版のリリースが11月8日に決まったことが発表されました。
さらにPC版L.A. NoireはThe Complete Editionとして、コンソール版に用意された全DLC(※ Nicholson Electroplating Arson case、Reefer Madness Vice case、The Consul’s Car Traffic case、The Naked City Vice case、A Slip of the Tongue Traffic case)のダウンロードコードが含まれていることが判明しています。
本日そんなPC版L.A. Noireのスクリーンショットが新たに13枚公開、1ヶ月強と迫るリリースが今から楽しみなイメージとキャラクター達の表情がたっぷりと収められています。
フェイシャルアニメーションの基礎研究を含む長い開発期間を経てビデオゲーム史に残る名作「L.A. Noire」を見事な作品として完成させた“Team Bondi”、タイトルの評価とは裏腹にローンチ後にはタイトルクレジットにまつわるスタッフとの問題や、Rockstar Gamesとの軋轢などがまことしやかに囁かれ、閉鎖の危機にあると報じられていましたが、先日判明したKMMに対するIPとアセットの売却を経て、8月30日に破産手続きに入ったことがSmartCompanyの報道から明らかになりました。
Rockstar Gamesの大ヒットタイトルとなったL.A. Noireのリリース以降、タイトルの完成度とは裏腹に開発を手掛けた「Team Bondi」とRockstar Games間の軋轢や、Team Bondi内の労働環境など様々な不穏な噂が囁かれており、昨日は遂に資金的な問題に面したスタジオに買収の噂まで報じられ動向に注目が集まっていました。
そんな状況の中、本日DevelopがTeam Bondiから得たインサイダー情報としてTeam Bondiが映画制作プロダクション“Kennedy Miller Mitchell”(以下:KMM)にIPとアセットを売却したとのニュースを報じました。
PC版の発売がアナウンスされ、7月7日の日本語版リリースも迫るRockstar GamesとTeam Bondiのアドベンチャータイトル「L.A. Noire」ですが、本日Take-Twoが本作がおよそ400万本近い出荷を迎えたと発表、1940年代のロサンゼルスを舞台に、事件の解決と尋問にスポットを当てたアドベンチャージャンルながら、非常に好調なセールスを記録していることが明らかになりました。
販売本数については明らかにされていませんが、先月のNPD報告では北米で約899,000本が販売されたことが報じられています。
7月7日の日本語版リリースも間近に控えるRockstar GamesとTeam Bondiのアドベンチャータイトル「L.A. Noire」ですが、昨晩Rockstar Gamesが公式サイトにてPC版L.A. Noireを今年の秋にリリースすると発表しました。
まだ詳細の多くは明らかにされていませんが、PC版ではPC向けの最適化とキーボードカスタマイズ、ゲームパッド対応、3D立体視サポートを果たしているとのこと。PC版については以前に一度噂が報じられたものの、Red Dead RedemptionのPC版がリリースされなかった経緯から、登場の可能性は低いと見られていたこともあってPCゲーマーには嬉しいサプライズだと言えそうです。
今月もお馴染みNPDの販売調査データが各所で報じられ始め、5月の北米ソフトウェアセールスは「L.A. Noire」が約89万9000本を売上げチャートのトップを飾ったことが明らかになりました。
5月の北米ゲーム産業全体の売上げは昨年同月の8億2940万ドルから7億1880万ドルに減少し13%のダウン、ソフトウェアセールスの売上げは前年比で19%と大幅な減少を記録しています。これは上位タイトルのラインアップを見ても明らかで、各所のレビューが芳しく無かったBrinkが40万セールスで2位にランクインしているあたりからも市場の様子が窺い知れます。
5月の北米ソフトウェアセールスの上位10タイトルの詳細は以下からご確認下さい。
- 1位:L.A. Noire (360, PS3) Take 2 Interactive – 89万9000本
- 2位:Brink (360, PS3, PC) Bethesda Softworks – 40万1000本
- 3位:Lego Pirates of the Caribbean: The Video Game (Wii, 360, NDS, PS3, 3DS, PSP, PC) Disney Interactive Studios
- 4位:Portal 2 (360, PS3, PC) Electronic Arts
- 5位:Mortal Kombat 2011 (PS3, 360) Warner Bros. Interactive – 29万2000本
- 6位:Call of Duty: Black Ops (360, PS3, Wii, NDS, PC) Activision Blizzard
- 7位:Zumba Fitness: Join the Party (Wii, 360, PS3) Majesco
- 8位:NBA 2K11 (360, PS3, Wii, PS2, PSP, PC) Take 2 Interactive
- 9位:Just Dance 2 (Wii) Ubisoft
- 10位:Lego Star Ware III: The Clone Wars (Wii, NDS, 360, PS3, 3DS, PSP, PC) Lucasarts
毎週お馴染みイギリスのソフトウェア週間セールスチャートが先ほど発表、先週に引き続きRockstar GamesとTeam Bondiの新作「L.A. Noire」がトップに輝き、3周連続で1位を獲得したことが明らかになりました。
先週2位にランクインしたDiRT 3は3位にダウン、先週3位だったLego Pirates of the Caribbeanと入れ替わり、以下Zumba FitnessにBrinkと、E3開催を直前に比較的落ち着いたラインアップとなっています。上位10タイトルの詳細は以下からご確認下さい。
- 1位:L.A. Noire
- 2位:LEGO Pirates of the Caribbean
- 3位:DiRT 3
- 4位:Zumba Fitness
- 5位:Brink
- 6位:Wii Sports Resort
- 7位:Call of Duty: Black Ops
- 8位:FIFA 11
- 9位:Portal 2
- 10位:The Sims 3: Generations
先ほど5月22日から28日のイギリス市場におけるソフトウェアセールスチャートが発表、先週首位に輝き大きな記録を打ち立てた「L.A. Noire」が今週も引き続き1位を獲得、先週発売を迎えたCodemastersの人気ラリーシリーズ「DiRT 3」は残念ながら2位となってしまいました。
なおイギリスでのDiRT 3販売は前作“DiRT 2”よりも好調な様子で、内分けはXbox 360が67%、PS3が37%、PC版のセールスは集計されていないとのこと。Zumba FitnessやBrinkの健闘も目立つ上位10タイトルの詳細は以下からご確認下さい。
- 1位:L.A. Noire
- 2位:DiRT 3
- 3位:Lego Pirates of the Caribbean
- 4位:Zumba Fitness
- 5位:Brink
- 6位:Wii Sports Resort
- 7位:FIFA 11
- 8位:Call of Duty: Black Ops
- 9位:Crysis 2
- 10位:Mario Kart Wii
GfKの集計による北欧市場の最新セールスチャートが発表され、先週イギリスのチャートでも1位に輝いたRockstar GamesとTeam Bondiの新作「L.A. Noire」が北欧(※ ノルウェー、フィンランド、スウェーデン、デンマーク)でも首位を獲得したことが明らかになりました。
さらにCD Projektの意欲的なRPG新作「The Witcher 2: Assassins of Kings」がPC版のみの販売ながら4位にランクイン、先日はDRMの廃止も明らかになり今後まだセールスを伸ばすこととなりそうです。上位10タイトルの詳細は以下からご確認下さい。
- 1位:L.A. Noire (Take-Two)
- 2位:Lego Pirates Of The Caribbean (Disney Interactive)
- 3位:Brink (Take-Two)
- 4位:The Witcher 2: Assassins Of Kings (Namco Bandai)
- 5位:FIFA 11 (EA)
- 6位:Lego Star Wars III: The Clone Wars (Activision)
- 7位:Crysis 2 (EA)
- 8位:Portal 2 (EA)
- 9位:NHL 11 (EA)
- 10位:Mortal Kombat (Warner Bros Interactive)
先ほどGfK調査によるイギリスの週間セールスチャートをお届けしましたが、これを報じたVG247によると、「L.A. Noire」がイギリスゲーム市場の新IPによる最も速い販売記録を更新(※ 次点はBrink)したことが明らかになりました。
また、L.A. NoireのセールスはRockstar Gamesの前作“Red Dead Redemption”のイギリス市場における初週販売を超えたとのことで、L.A. Noire販売におけるプラットフォームの内分けがXbox 360が58%でPS3が42%であることに対し、Red Dead Redemptionにおける同様の内分けがXbox 360が65%でPS3が35%だったことからプラットフォーム間に興味深い推移があることも明らかになっています。
また、販売の速さではXbox 360タイトルで13番目、PS3タイトルで11番目に速い販売を行ったタイトルとなっており、今後明らかになるであろう北米セールスやリリースが控える日本での好調にも期待できる滑り出しを見せています。
斜陽ジャンルであったアドベンチャー作品で大きな快挙を成し遂げたL.A. Noireがやはり特別なタイトルであったことを裏付ける今回の販売記録ですが、先ほどTeam BondiのボスBrendan McNamara氏が明言した新技術への取り組みなども併せ、改めて大きな注目が集まるタイトルとなりそうです。
先ほどGfk調査による5月15日から21日までのイギリス週間セールスチャートが発表、Rockstar GamesとTeam Bondiが新IPで挑んだアドベンチャータイトル「L.A. Noire」が初登場1位を獲得しました。
また同じく先週リリースされたCD Projekt Red開発によるシリーズ続編「The Witcher 2: Assassins of Kings」がPC版のみのリリースながら5位にランクインし、好調なスタートを迎えています。上位10タイトルの詳細は以下からご確認下さい。
この次の記事にて改めて紹介しますが、L.A. Noireはイギリス市場における大きなセールス記録を打ち立てており、なんとRed Dead Redemptionを超えるローンチになったとのことで、来週以降の動向にも改めて注目が集まりそうです。
- 1位:L.A. Noire (Rockstar)
- 2位:Lego: Pirates of the Caribbean (Disney)
- 3位:Brink (Bethesda)
- 4位:Zumba Fitness (505 Games)
- 5位:The Witcher II: Assassins of Kings (Namco Bandai)
- 6位:Crysis 2 (EA)
- 7位:Portal 2 (EA)
- 8位:FIFA 11 (EA)
- 9位:Mortal Kombat (Warner)
- 10位:Call of Duty: Black Ops (Activision)
先日リリースを迎え、後ほどお知らせするイギリスでの週間セールスチャートの1位を見事に獲得したRockstar GamesとTeam Bondiの新世代アドベンチャー「L.A. Noire」ですが、早くもTeam BondiのボスBrendan McNamara氏が次回作に関する言及を行いました。
元々2004年の2月にPS3専用タイトルとして存在が明らかになった「L.A. Noire」ですが、その後大きな続報が無いまま2007年に行われたTake-Twoのカンファレンスコールではマルチプラットフォーム化が示唆、さらに幾度かの延期を行いながら颯爽と登場した昨年の映像がもたらしたフェイシャルアニメーションの衝撃は記憶に新しいことと思います。
この長い潜伏期間の間、Team Bondiは本作のゲーム性に大きな影響を与えるMotion Scan技術を基礎研究から進めており、内製のゲームエンジン開発(※ Rockstarタイトルでお馴染みのRAGEエンジンは不使用)や、圧倒的なロサンゼルスの再現も含めた地道な製作が進められてきました。
そんな状況を経て誕生したL.A. Noireの続編について、Team BondiのボスBrendan McNamara氏が言及した内容が海外情報サイトGamerlive.tvに掲載、続編の開発に強い意欲を見せていることが明らかになりました。
McNamara氏は前述したMotion Scan技術を始め、L.A. Noireタイプのゲーム製作に必要な多くのツールを開発したと述べ、新しいタイトルを以前ほど時間を掛けず、5年よりも短く開発できると具体的な発言を見せ、さらにMotion Scan技術の胴体キャプチャー版ともいうべき新技術の開発に着手したと明らかにしています。
また、この新技術では俳優が洋服を着たまま行う演技のキャプチャーを目指しているとのことで、これが本当に実現すればゲーム技術におけるアニメーションに再び大きな革新をもたらす事は間違いないと言え、今後の動向に改めて大きな注目が集まりそうです。
遂に昨日北米リリースを迎えたRockstar GamesとTeam Bondiの新作アドベンチャー「L.A. Noire」、誰もが今までに見たことが無い革新的なタイトルとして驚く程の高評価で迎えられ、各方面から絶賛の声が多く聞こえる状況が続いています。
そんな本作の初日セールスに関する情報が早くも登場、独自のセールス調査を行っているVGChartzがL.A. Noireの北米における初日セールスが約55万本に達していると発表しました。
VGChartz調べということで、ざっくりとした概要として受け取っておくのが良いかと思いますが、55万本の内分けは、60%近い約33万本がXbox 360版で、残りがPS3版とのこと。また、今週末までに北米の販売が80万本に達するだろうとの予想に加え、その他の地域におけるローンチも加え、今週のセールスが120万本に達するだろうとの見解を記しています。
近年希に見る革新的なタイトルとして登場したL.A. Noireですが、セールスについてRed Dead RedemptionやGrand Theft Autoと並ぶことが出来るかは予想がつかないとの見方が多く語られており、アドベンチャーとジャンルである事も含め、セールスの動向に大きな注目が集まっています。
そんな中、Sterne AgeeのアナリストArvind Bhatia氏が本作のセールス規模に関する予想を発表、プレオーダー数の規模と初期のレビュー評価から3~400万セールスの範囲内に収まるポテンシャルを示していると分析しています。
Rockstar GamesとTeam Bondiが総力を挙げて作り上げた大人向けの新タイトルとして、そして新しいアドベンチャージャンルの地平をもたらす存在とも言えそうなL.A. Noire、海外セールスとその反響は7月7日に発売予定の国内版の盛り上がりにも強い影響を与えることとなりそうです。
海外版のリリースが目前に迫った「L.A. Noire」ですが、1UPのインタビューに登場したTeam BondiのボスBrendan McNamara氏が本作のDLC展開について言及しました。
L.A. Noireの今後の拡張やダウンロード可能な追加エピソードについて触れたMcNamara氏は、製品版に盛り込むことが出来なかった“建造物への侵入事件”と“詐欺事件”の2つのエピソードが存在していることを明かし、未決定ながら、これらの事件がDLCとして登場する可能性を示唆しています。
また、インタビューではDLC展開以外にも、Team Bondiが新プロジェクトに取り組み始めたことも明らかにされており、今後同スタジオはより大きな注目を集めるデベロッパになることは間違い無さそうです。
5月17日の北米リリースが目前に迫るRockstar GamesとTeam Bondiの革新的なアドベンチャータイトル「L.A. Noire」のローンチトレーラーが昨日の予告通り公開されました。
映像には、Team Bondi独自の新技術“MotionScan”を用いて実現された脅威的なフェイシャルアニメーションによって、まるで映画の様な演技を見せるキャラクター達の姿が印象的に描かれており、当時の文化的な空気まで忠実に再現されたロサンゼルスの街並も併せ、雰囲気抜群のトレーラーに仕上がっています。
また、本日IGNが新たなプレビュー映像を公開、美しいオールドカー達によるチェイスや捜査シーン、銃撃戦などが収められています。アドベンチャーの新たな地平を切り開く“L.A. Noire”の海外リリースは北米が5月17日、ヨーロッパ地域は5月20日、日本語版のリリースは7月7日、対応プラットフォームはXbox 360とPS3となっています。
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