ポケット電卓や安価な価格設定でホームコンピューティングの先駆けとなったSinclair ZX80、ZX81の発明で知られるイギリスの天才発明家クライブ・シンクレア氏、現在では驚異的にスリムな折りたたみ自転車A-bike等の発明で知られています。
イギリスではビデオゲームのプラットフォームとしても一世を風靡したSinclairシリーズの生みの親シンクレア氏にイギリスのガーディアン誌が行ったインタビューにおいて、同氏が「私はPCを全く使用しません」と発言し、注目を集めています。
インタビューによるとシンクレア氏はメールすら億劫なようで、コミュニケーションツールと化した近年のPCのあり方を疎んじている様子。氏はコミュニケーションなら電話の方がずっと良いと述べ、PCでのコミュニケーションやPCと人間の距離感について、まるで”悪夢”だと語っています。
今年70歳を迎える高齢ながらも未だに現役で大きな発明を生み出すシンクレア氏、Atari 400やApple II、TRS-80、そしてCommodore PET等と戦い、安価な価格設定でコンピューターの一般化を果たしたその頭脳はまだ未来を見据えているのかもしれません。
2007年10月の登場以来、未だに大きなアップデートや改善が繰り返されるValveのモンスターゲーム「Team Fortress 2」、年が明けてからはユーザーメイドのアバターや武器、帽子といった物が公式に採用される様になりユーザーMODがさらなる盛り上がりを見せています。
本日はそんなTeam Fortress 2の印象的なユーザーメイドスキンと帽子をご紹介。以前にもご紹介したトラヴィスからマリオ、アイザックさんにジョーカー、まさかのキャプテン・ファルコンまで色とりどりな品揃え。キャプションからは該当ファイルへのリンクも用意しています。
先日のGTTVでは圧倒的という単純な言葉では言い表せない凄まじいクオリティとスケール感でファンを圧倒した「God of War III」、あらゆる部分で想像を超える進化を遂げた本作ですが、ヨーロッパではいよいよTV向けの30秒CMも登場。その素晴らしい存在感をアピールしています。
さらに海外の情報雑誌では特集記事なども組まれており、シリーズに登場するハデスやゼウスといったお馴染みの神々達の姿が確認できるイメージなどが明らかになっています。期待が高まる一方のGod of War III、リリースは3月25日の予定です。
DICEの共同設立者であり、かつては社長も務めていたFredrik Liljegren氏、現在はAntic Entertainmentを立ち上げ「Junk Battles」というタイトルの開発を進めているLiljegren氏がGaming Unionのインタビューに応じ、Wiiについて強い意見を述べています。
インタビューで最近話題になっているメジャーなデベロッパ達によるWiiに対するネガティブな動きに絡んで、Antic EntertainmentはWiiタイトルを作りませんか?と問われたLiljegren氏は「絶対的な成功が約束されているならば開発を行うが、WiiにオリジナルのIPを置くつもりはない」と発言、続けて「私はWiiをウイルスのような物だと評価しています」と、非常に強い否定的なスタンスを顕わにしました。
Liljegren氏はWiiの普及率と利用率の関係について触れ、その高い普及率に対して利用時間の短さを指摘しています。「Wiiはおもちゃだ」と言うLiljegren氏は、Wiiの利用者がゲーマーではないと述べ、任天堂自身がWiiをゲーム機では無いと理解する点で利口だと皮肉り、娯楽を楽しむ為の専用機ではないと両断しています。
Liljegren氏によるウイルスとの表現は普及率の事を述べている物と思われますが、近年騒々しく語られるWiiとDSのサードパーティ問題、ここには後継機の問題も複雑に絡み合っており、今後の動向が気になる所です。
タイトルは真面目な風に書いてしまいましたが、完全に出オチですすいません。iPhoneの台頭から革新的なiPadの登場、これに続いて2012年にはiBoard、2014年にはiMatが出るよ。って出るかあ!エグザイルか!という一発ネタでございました。2014年のジョブス可愛い!
昨年末から2009年の様々なゲームに関する賞の受賞等をお伝えしていますが、先日デンマークでDanish Game Awards 2010が発表され、各賞受賞作品のアナウンスが行われました。セールスが10億ドルを突破するなど、歴史的なローンチを果たしたInfinity Wardの「Modern Warfare 2」が同賞のGame of the Yearを獲得しました。各賞受賞作品は以下のようになています。
Game of the Year — Call of Duty: Modern Warfare 2
Sports Game — FIFA 10
Racing Game — Need for Speed: SHIFT
Platformer — New Super Mario Bros Wii
Strategy — Empire: Total War
Social Game — Wii Sports Resort
Open Category — Dragon Age: Origins
Action Game — Call of Duty: Modern Warfare 2
Critic’s Prize — Batman: Arkham Asylum
また「Mini Ninjas」やヒットマンシリーズの開発を手がけたIO InteractiveがDanish Game Awardsのデベロッパ賞を受賞しています。
先日からクローズドベータテストが始まったBlizzardの次回作「StarCraft II」、Blizzardタイトルである事と新生Battle.netのローンチも合わせてリリースの遅れが心配されている本作ですが、ディレクターを務めるChris Sigaty氏が公式ポッドキャストに登場し、改めてStarCraft IIのリリースが2010年の前半にセットされている事を明らかにしました。
Sigaty氏はベータテストの為に3~5ヶ月を想定していた事を述べ、今回のテストが3ヶ月の予定で進められている事を明らかにしました。その上で「私たちはまだ今年の前半をターゲットにしており、それを念頭にコンテンツのアップデートパッチを用意しています」と予定通りのリリースに向けて強い意志を強調しています。また、マップエディターのリリースは、このパッチに合わせて行われるとの事。
またベータテストの経過の重要性についても語られており、ベータテストがBlizzardクオリティを実現する大きな物でコミュニティやフィードバックの重要性についても言及されています。先日にはベータプレイヤーの追加も行われ、いよいよリリースが現実の物として見えてきたStarCraft II、今後も引き続き情報の方お知らせしていきます。
近年のインディータイトルの隆盛を象徴するような作品なったBraid、この素晴らしいタイトルを産み出したJonathan Blow氏の次回作が少し哲学的で静かなタイトルになるとされるこの「The Witness」です。先日とうとう本作の公式blogがオープンし、前評判通りのなんとも不可思議なテイストのコンセプトアートやスクリーンショット、そして開発に関する技術的な情報等が明らかにされ始めました。
まだゲームの詳細自体は明らかにされていませんが、公開された画像からは物語の存在が強く感じられるものになっています。不思議な絵本の様なコンセプトアート、何かから守るように力場で囲まれた家、主の居なくなった彫刻スタジオ、幻想的なタワーなど、Braidにやられてしまったファンにはたまらない世界が待っていそうですね。Natalとの連携も噂されるThe Witness、どのようなタイトルになるか非常に気になります。
そして公式blogでは開発について、Jonathan Blow氏を中心に数人の小さなチームが本作の開発に当たっている事が明らかにされ、印象的な映像の技術的な部分にも言及されています。最新のblog記事はライティングについて書かれており、近年のゲーム映像の技術がシューター分野に大きく牽引されている事を述べ、それらの汎用エンジンやレンダリングシステムが本作の規模には過剰である事が明かされています。
近年の高機能でフレキシブルないくつかのSDKを試したJonathan Blow氏は、ダイナミックな光源がそれほど多くなく、全体的に静かなThe Witnessには不釣り合いだと考え、自分達のサイズにフィットしたグローバルイルミネーションのインゲームシステムの開発を進めているようです。この開発にはメンバーのIgnacio Castano氏が当たっており、すでに数ヶ月をこのシステムの開発に費やしているとの事。このGIシステムはライトマップを動的に生成するという面白いアプローチの物で、日光以外の光源が全てこのシステム上で動作する模様です。
既にこのシステムを128×128サイズの環境マップを元に作られたサンプル画像もアップされています。ゲームのスクリーンショットではないので、精細さという意味では荒いものの非常に上品なライティングが実現されている事が見て取れる物になっています。
Bethesda SoftworksとSplash Damageの提携後初のタイトルとなる期待の新作「Brink」ですが、先日米国のGameStopやAmazon、またイギリスの販売サイトにおいて本作のリリース日に関する表記が見つかり、発売が9月7日に決定したのではないかとの情報が明らかになりました。公式の発表はまだありませんが、2010年にリリースとのアナウンスは既にされている本作、続報があり次第お知らせしたいと思います。
QTE的なモーションが非常に楽しそうで、演出などかなりドラマチックな仕上りを見せているBrink、本作の対応プラットフォームはPC、PS3、Xbox 360となっています。
GTA的な装いとカースタントで登場し、どんな派手なドンパチが始まるのかと一瞬思うコカ・コーラのCM映像をご紹介。素晴らしく素敵な展開が待っているこのCM、週末をハッピーに過ごすなら、”Give a Little LOVE”の言葉が良いことを運んでくれるかもしれません。しかしコカ・コーラCMめ……いつもクオリティが素晴らしい!
アメリカで放映予定のアニメーション作品「Adventure Time with Finn and Jake」(フィンとジェイクのアドベンチャータイム)、アニメーターのPendleton Ward氏によって作られた短い作品で、短編作品が登場した2006年以来静かな人気が持続している様子。2008年にはCartoon Networkにおいてこの短編作品の放映も行われたようです。
お話は主人公の男の子フィン君と友達のわんこジェイクがプリンセスバブルガムをアイスキングから助け出す!という物ですが、その動きから演出まで本当に素晴らしいクオリティで、とにかく謎のわんこジェイクの動きがずっとやばい。言葉ではとても説明できる類のものではないので、ご覧頂いた方が話しが早いかと思います。開始数シーンでグッと来た方には至福の7分半になる事間違いなし!ジョー・スパークスのアニメーション作品を思わせるリズム感に台詞回し、好きな人には本当にたまらない宝物の様な作品になりそうです。必見!
今日のエクストリーム演奏はマリオをマンドリンで演奏した、名前2つ合わせてマリオンドリン……って語呂が悪いわ!そして演奏はぐっちゃぐっちゃ、しかし魂が素晴らしいパトス溢れるソウルフルなマリオをお聞き下さい。もうどんどんテンション上がってしまいには自分で歌い出す始末、さらに分身も登場しオチも用意されています。オチもぐっしゃぐしゃですが。
しかしなんとも気持ちよさそうな彼の笑顔に大事なのはテクニックでは無く、やはり心から楽しむ事だ!と大事な事を思い出させて貰ったような貰ってないような、でもリズム感って大事だよねと思ったりなかなか一筋縄ではいかない屈強な映像に仕上がっています。ほんと最後のぐっしゃぐしゃぶりが最高!
日本では本当に深刻な少子高齢化の問題ですが、近年ではこれに慢性的な不景気も重なって世の中は本当に大変な事になっています。そんな状況に一筋の光となるか、ビデオゲームが絡む興味深いニュースが聞こえてきました。カリフォルニア大医学部の老化に関する研究によると、なんとビデオゲームが老化を緩やかにするかもしれないとの事。
この研究を進めているのはカリフォルニア大医学部のSam and Rose Stein研究所で、63歳から94歳までの高齢者19人を対象にWiiスポーツを一日に35分、3週間に渡ってプレイしてもらい、健康状態をチェックしたところ3分の1の高齢者が老化減少に50%以上の軽減が見られる事を発見しました。
同研究所でこれを進めたDipip V. Jeste氏はこの研究の規模が小さな事から精度や重要性の問題について指摘しつつも、今後の大きな研究や総合的なテストに向けて動き始めるためのよいスタートであったと語っています。今後日本でどんどん増えていく高齢者問題、ゲーム機を買うことに色々な意味が加わってくればもしかすると景気もよくなるかもしらん?という明るいニュースでした。しかし、おじいちゃんおばあちゃんがWiiで毎日遊んでいる光景というのはなかなか素敵な物じゃないでしょうか。
本編Crysis 2の方はディティールも登場し始め、いよいよ本格的な動きが見られる状態にまでたどり着きました。しかし、やはりCrysisで気になるのはその映像技術、来月のGDCではまた新しい情報などが出てくると思われますが、本日CryEngine 3の新技術であるLight Propagation Volumesの技術を用いたデモ映像が登場しました。内容はテクニカルな物ですが、CryEngine 3の圧倒的なパワーを目の当たりにできる素晴らしい内容になっています。
今回の映像で取り上げられているのは昨年のSiggraphでCrytekのAnton Kaplanyan氏とシュツットガルト大学のCarsten Dachsbacher教授が発表したCascaded Light Propagation Volumesのリアルタイムなグローバルイルミネーションへの応用に関する物(発表時の資料はPDFで公開されています ※リンクはPDFが開きます)で、Crytekが公開しているSponza Modelを用いて、CryEngine 3のこの新技術について映像で解説されています。
このLight Propagation Volumeというのは光や色の空間内での伝わり方をより効率的に行う技術で、シーン全体を数種の3Dグリッドを用意し、グリッド毎に光量を計算する物。これらのグリッド値を参考にシャドウマップの生成等にも応用している様です。映像ではオブジェクトの移動に併せて周辺の環境光が変化する様子や、実際のゲームプレイに反映させた様子(壁の色に注目)など、恐ろしくクオリティの高い映像が確認できます。またこの技術を応用したオクルージョンの様子も納められており、リアルタイム演算ながら非常にクオリティの高い影が確認できます。
映像では3Dグリッドのネスト数やそれによるフレームレートの増減もしっかりと記されており、そのフレームレートの高さにはこういった技術がかなり現実の物として近づいている事が体感できる内容になっています。なお、これらの映像はnVidiaのGTX285を用いており、1280×720、MSAA無しで計測されています。
さらに映像の最後では世界中のCGI作品で多く利用されているmental rayとのレンダリング比較も行われており、同じシーンを用いてCryEngine 3のGI無し、CryEngine 3のGI有り、mental rayのレンダリング結果3種を確認する事ができます。その結果からはCE3のGI有りで120fpsのリアルタイムで描画するイメージがmental rayが45分掛けてレンダリングしたイメージに大きく近づいていると言える驚愕の結果が見て取れます。
すでに疑似GI計算の様な技術はHDコンソール機でも実現されているわけですが、このCascaded Light Propagation VolumesとGIの併用がどのようにゲームに盛り込まれていくのか、ますますCrysis 2の登場が楽しみです。
年末のVGAや先日開催されたX-10イベントでも動向に大きく注目が集まるCliffy Bの次回作ですが、なかなか有力な情報や発表が無いまま、E3を迎えそうな時期になってしまいました。Cliffy Bは料理の話しやら見てきた映画、Heavy Rainの話しなど日々のんびりTwitしている毎日(表面上)ですが、先日のDICEサミットでのInteractive Achievement Awardsの表彰式においてEpicのボスMike Capps氏が気になる発言をしています。
VentureBeatのDean Takahashi氏がIAAの会場で見つけたMike Capps氏にインタビューをしたところが映像で公開され、その中でEpicの次回作について「私たちはUnrealタイトルは作ってないよ、今はGearsフランチャイズの開発を進めているんだ」と返答、次のE3Epicのファンにとって刺激的な物になるだろうと加えています。(※こちらからインタビューの映像をご覧頂けます。)
これがGears of War 3のアナウンスかどうかは未だ不明ですがGearsフランチャイズを開発中なのはどうやら間違い無い様子。いよいよギアーズが始動する事になるのか今からE3の開催が楽しみです!
昨日、海外のストリートファイターシリーズファンサイトにカプコンのコミュニティマネージャーを務めるSeth Killian氏がインタビューに応じ、本作の開発が完了した事を明らかにしました。インタビューの中で氏はダッドリー・いぶき・マコトの参戦に纏わるバランス調整の話しなどに触れています。
また新キャラクターの登場と2種類に増えたウルトラコンボの存在は、これまでのゲーム性から大きな変化を余儀なくする物で、キャラクターによっては全く新しいスタイルで戦闘を組み立てる必要があると述べられています。氏はその例として気功掌を選んだ春麗がかなり影響を受けるだろうと付け加えられています。
また、前作ではかなりの強キャラとされたサガットの調整についても触れられており、サガットがまだパワフルなままである事、そして強者たらしめた数々のテクニックがまだ全て動作している事、しかしサガットはよりパワーアップした既存キャラと新キャラ達を前に、厳しい戦いに直面するだろうと述べられています。
さらに氏は本作がパッチ可能な状態にある事、ネットコードに関する話題、iPhone版の登場や、DLCに関する話題にふれ、最後に前作ストリートファイターIVの所有者になんらかボーナスがあるかもしれない旨を匂わせて、そのインタビューを終えました。
まだまだ気になる部分が多く残されているスーパーストリートファイターIV、バランス調整はかなり自信があるとの事で、残る新キャラクターの登場も含め、既存キャラクター達の続報なども気になる所です。
連日バンクーバーオリンピックの話題が大きな注目を集めていますが、ラビッツ達もよしオリンピックだ!とボブスレーに挑戦するトレーラーが登場しました。タイトルリリースに関係無く謎のモチベーションで大量に作られるラビッツ映像作品、どんどんクオリティがあらぬ方向に上がっているのが素敵です。もっとやって!しかしほんっとにラビッツ達はいつも可愛い……。
一応最新作「Raving Rabbids 4」の存在も明らかになったラビッツたち、前作では物語が描かれたラビッツ達ですが、最新作ではどうなるのか、いやラビッツが楽しそうに画面の中に居さえすれば満足な気もします。くそう、もふりたい。
まだまだマルチプレイの熱狂も衰える様子が見えない「Modern Warfare 2」ですが、昨日お馴染みのRobert Bowling氏がDLCのミーティングを行っているとTwit、リリース日とその詳細のアナウンスが近日明らかにされる事が判りました。
この初DLCはリリースから30日間はXbox 360向けに独占配信され、マルチプレーヤーの新マップが含まれている事がこれまでに明らかになっています。一体どんなDLCになるのか、アナウンスあり次第改めてお知らせいたします。
PC | PlayStation 4 | Xbox One | Wii U
PlayStation 3 | Xbox 360 | PS Vita | DS
Mobile | Movie | Rumor
Culture | lolol | Business | Other
RSS feed | About us | Contact us
かたこり( Twitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。
おこめ( Twitter ):メシが三度のメシより大好きなゲームあんまり知らないおこめ。洋ゲー勉強中。