年末恒例の大規模イベント“The Game Awards”の放送がいよいよ2週間後に迫るなか、新たに米3大ネットワークの1つである大手放送局CBSが独自のビデオゲームアワード「Gamers’ Choice Awards」をアナウンスし、12月9日にテレビ放送やライブ配信を含む大規模な授賞式を開催することが明らかになりました。
“Gamers’ Choice Awards”は、ファン投票のみによって多彩な部門の受賞作品や受賞者を決定するゲームアワードで、今回が第1回の開催ながら、その年を代表するセレブ達が次々と登壇するFOXのど派手な人気アワード“Teen Choice Awards”(去年はロバート・ダウニー・Jrやクリス・プラットも登場)のクリエイターチームが製作を担当しており、文字通りTCA的など派手な授賞式が行われるのではないかと思われます。
前回、好調な販売を続ける“Red Dead Redemption 2”が3週目の首位を獲得していたイギリス小売市場の週間セールスチャートですが、新たにGamesindustryがUkieとGfK Chart-Trackに先駆けて11月11日週の販売データを報告し、スパイロの初期3部作をリマスターするトリロジーバンドル「Spyro Reignited Trilogy」が見事初登場1位を獲得したことが明らかになりました。
人気シリーズ最新作「Fallout 76」は初登場3位で上位入りを果たしたものの、同市場における“Fallout 4”の初週販売から82.4%減を記録。首位となったスパイロがフルプライスではなかったことから、売上げについては11日週のトップを獲得したとのこと。
また、今週初登場となる「ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ」と「ポケットモンスター Let’s Go! イーブイ」はそれぞれ4位と6位でTOP10入りしており、2本を合算した販売は“Spyro Reignited Trilogy”を超える記録となっています。(初週販売は2016年のポケットモンスター サン・ムーンから60%減、2013年のポケットモンスター X・Yから5%減となっているが、英国向けの出荷本数が少なかったほか、Nintendo Switchと3DSのインストールベースに大きな違いがあることも挙げられている)
また、待望のローンチを果たした人気シリーズ最新作「ヒットマン 2」は初登場10位でTOP10入りをはたしています。(前作のローンチ時はダウンロード販売だったことから初週の販売比は不明)
「Fortnite」の“Deep Freeze”バンドルが初登場8位となった最新の上位10作品は以下からご確認ください。
Sluggish MorssやBeeswingといった独創的な作品で知られ、2017年9月にクレイアニメーションを用いて架空のイスラム教国家で家族を失った女性の物語を描いた傑作アドベンチャー“Dujanah”を発売したイギリスのデザイナーJack King-Spooner氏ですが、“Dujanah”以降の動向に注目が集まるなか、新たに第2弾のクレイアニメーションアドベンチャーとなる新作「Sluggish Morss: Pattern Circus」のKickstarterキャンペーンがスタートし、7,000英ポンド調達の初期ゴールクリアを目前に控える状況となっています。
“Sluggish Morss: Pattern Circus”は、異なる時空が一時的に干渉し合う現象“Another Time Expression”が発見された世界で、8人の異なる主人公の物語を通じて、時空間の干渉による影響と複雑に交差しあうノンリニアな物語を描く作品で、“Dujanah”と同じく多彩な(コンテキストに満ちた)ミニゲームやサイドクエストを特色としており、PCとMac、Linux向けの新作として2020年1月の発売を目標としています。
Jack King-Spooner作品と言えば、独創的なビジュアルスタイルと同じく、氏自身が手掛ける素晴らしい楽曲群が大きな役割を担っていますが(参考:Dujanahの拡張サウンドトラック)、今回はこれまでのパーソナルなアプローチとは異なり、数人のミュージシャンを迎え、よりバンド色を強めた幅広い楽曲を用意することが判明しています。
レイチェル・マクリーンやフランシス・ベーコン、デヴィッド・クローネンバーグ、アレハンドロ・ホドロフスキー、スーパードンキーコング、Oddworld、アランドラ、エレメンタル ギミック ギアといった作品にインスパイアされたビジュアルとアートスタイル、そして7人の異なる主人公と異なる時代の物語を描いた94年のカルト的な傑作JRPG“ライブ・ア・ライブ”に強い影響を受けたストーリーの一端が窺える興味深いキャンペーン映像と主人公達のラインアップは以下からご確認ください。
なお、“Sluggish Morss: Pattern Circus”のKickstarterキャンペーンは、僅か8英ポンド以上のプレッジでDRMフリーの本編と拡張サウンドトラックが得られるほか、クレジットに名前も掲載されますので、決して他では味わえない一風変わったゲームに興味がある方はJack King-Spooner氏のプロジェクトを支援してみてはいかがでしょうか。
今年36回目の開催を迎えたイギリスの歴史あるビデオゲームアワード「Golden Joystick Awards」の授賞式が昨晩ロンドンのBloomsbury Big Topで執り行われ、バトルロイヤルシューターとして大ヒットを果たしたEpicのお馴染み「Fortnite Battle Royale」が見事総合GOTYを獲得。さらに見事なリブートを果たした傑作「God of War」が、ストーリー部門やビジュアルデザイン部門、PlayStation GOTY等を含む4部門を制し最多受賞を果たしたことが明らかになりました。
「Dead Cells」がインディー部門を制し、並みいる注目作を抑え「サイバーパンク2077」が最も期待される作品に選ばれた今年の受賞結果は以下からご確認下さい。
本日、UbisoftとアメリカのワインメーカーLot18が「Assassin’s Creed」ブランドのキャラクターワインをアナウンスし、エツィオやアルタイル、バエクを含む6種のワインと詰め合わせのケース販売を開始しました。
Lot18の“Assassin’s Creed”ワインは、カベルネ・フランやスーパータスカン、テンプラニーリョ、ツヴァイゲルト、カベルネ・ソーヴィニヨンといった品種をお馴染みのキャラクター毎に用意したもので、ボトル単品の価格は20ドル、6本セットのハーフケースは108ドル、12本セットのフルケースが192ドルとなっています。
残念ながら、日本を含む海外発送には対応していませんが、販売は各品種の供給分のみとなっていますので、発送可能な州に在住の幸運なファンは早めにお気に入りのボトルを確保しておいてはいかがでしょうか。
5年に及んだSteam Early Access運用を経て、先日遂にPC版がベータ入りを果たした人気ゾンビサバイバル「DayZ」ですが、新たにBohemia Interactiveがプレスリリースを発行し、スタンドアロン版“DayZ”の累計販売が400万本に到達したことが明らかになりました。
本日、Sony Interactive Entertainmentが海外メディア向けに声明を発表し、2019年6月に開催される大規模イベント「E3 2019」向けの出展を見合わせたことが明らかになりました。
10月24日に国内外でiOS版の販売が開始されたEric Barone氏の人気農場生活シム「Stardew Valley」ですが、新たにモバイルアプリを専門に扱う調査会社Sensor Towerが本作の販売規模を報告し、ローンチから3週間の総収益が100万ドルを超えたことが明らかになりました。
昨日、FlatOutシリーズとWreckfestで知られるフィンランドの“Bugbear Entertainment”とGoat Simulatorでお馴染み“Coffee Stain Studios”を買収し話題となった「THQ Nordic」ですが、本日スタジオが9月30日に終了した2018年第3四半期の業績報告を実施し、本四半期の純売上高が前年同期の8,470万スウェーデンクローナ(以下SEK)から1,403%増となる12億7,270万SEK(約158億6,000万円)に達したことが明らかになりました。
F2Pシューター“America’s Army”の開発と運用を始め、昨今はMilitary Gaming Leagueや空軍とCloud9の提携に伴うスポンサード等で話題となったアメリカ軍ですが、新たにアメリカ陸軍がデジタル世代の若い新兵募集を視野に入れたマーケティングの一環として、兵士のみで構成する独自のEsportsチームを結成することが明らかになりました。
今年9月下旬、25名の基幹要員を僅かに残し、スタジオの閉鎖に向けた200人規模の大規模レイオフを実施した「Telltale Games」ですが、その後Skybound Gamesによる“The Walking Dead: The Final Season”の開発継続も決定し、その他のIPやプロジェクトの動向に注目が集まるなか、いよいよ“Telltale Games”の閉鎖に向けた精算手続きがスタートしたのではないかと注目を集めています。
今年9月末、Incognito EntertainmentのTPS「Warhawk」とジャッフェがEat Sleep Play時代に手掛けた人気シリーズ最新作「Twisted Metal」、PlayStationブランドの人気キャラクター達が大量に参戦したスマブラ風格闘ゲーム「PlayStation All-Stars Battle Royale」のオンラインサービス終了がアナウンスされ話題となりましたが、新たにSIEが海外PS Storeの商品ページを更新し、当初2018年10月25日に予定していた3作品のオンラインサーバ閉鎖を2019年1月31日まで延長したことが明らかになりました。
THQの名を冠した2016年8月の社名変更以来、続々とIPやスタジオの買収を進めているお馴染み「THQ Nordic」(旧 Nordic Games)ですが、今年だけで既にDeep Silverを含む“Koch Media”や注目作Biomutantを手掛ける“Experiment 101”、独“HandyGames”、“Timesplitters”トリロジーと“Second Sight”のIP、Copernicusを含む“Kingdoms of Amalur”シリーズのアセットとIP、そして“Alone in the Dark”と“Act of War”のIPまで獲得している“THQ Nordic”が本日さらなる新スタジオの買収を発表。なんとFlatOutシリーズとWreckfestで知られるフィンランドの「Bugbear Entertainment」に加え、Goat Simulatorの開発やDeep Rock Galacticのパブリッシングで知られるスウェーデンの「Coffee Stain Studios」を買収したことが明らかになりました。
昨日、Kickstarterキャンペーン始動の予告とプレイ映像をご紹介したTriton NoirとUbisoftのミニチュアボードゲーム「Assassin’s Creed: Brotherhood of Venice」ですが、昨晩予定通り本作のKickstarterキャンペーンがスタートし、開始から僅か数時間で13万カナダドルの初期ゴールをクリア。およそ半日が経過した現段階で41万カナダドル調達を突破し、早くも6つ用意された全てのストレッチゴールを完了する異例の事態となっています。
前回、累計出荷1,700万本突破が報じられたRockstar Gamesの新たな傑作「Red Dead Redemption 2」が、“Call of Duty: Black Ops 4”や“FIFA 19”を抑え2週目の首位に輝いたイギリス小売市場の週間セールスチャートですが、新たにGamesindustryがUkieとGfK Chart-Trackに先駆けて11月4日週の販売データを報告し、好調な販売を続ける“Red Dead Redemption 2”が見事3週目の首位を獲得したことが明らかになりました。
前週に続いて上位に大きな動きは見られないものの、“LEGO DC Super-Villains”が再びトップ10入りを果たした11月4日週の上位10作品は以下からご確認ください。
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