今年に入りTHQのオーストラリアスタジオやTeam Bondi、Visceral Melbourneスタジオの閉鎖を始め、2K Marinキャンベラスタジオのレイオフなど、大手デベロッパの解体と整理が続くオーストラリアのビデオゲーム開発ビジネスですが、先日閉鎖されたEAのVisceral Melbourneスタジオに所属していた開発者達が新スタジオ「Playside」を設立したことが明らかになりました。
今年のVGAでお披露目を迎えた“Command & Conquer”シリーズ最新作「Command & Conquer: Generals 2」ですが、先日もご紹介した通りBioWareの新作として“Command & Conquer”の名前が出てくることに違和感を覚えた方は多いのではないでしょうか。
前回の紹介記事にて現在の“BioWare”がEAレーベルに昇格し複数の傘下スタジオを従えるブランドの1つになっていることをお知らせしましたが、今回は改めてBioWareを構成するスタジオの詳細を整理し、近年拡大の一途を辿るBioWareの名前に関する認識を新たにしたいと思います。
11月8日の世界ローンチ以降、シリーズ前作“Call of Duty: Black Ops”が打ち立てたエンターテインメント分野でのセールス記録を更新したことが報じられていたCoDシリーズ最新作「Call of Duty: Modern Warfare 3」ですが、本日Activision Publishingが本作のセールスに関するプレスリリースを発行、ローンチから16日間のセールスが10億ドル(約780億円)を突破したことが明らかになりました。
以前からFallout商標を巡り泥沼の法廷闘争を続けているBethesdaとInterplayですが、今月8日には法廷で聴取会が行われBethesdaとInterplay双方が参加し、争点の整理を始め、Interplayには商標とライセンスの所有、3000万ドルに及ぶ資金調達等に関する幾つかの挙証責任が課されるなど、幾分か状況は前進している様子が窺える状況となっています。
そんな中、InterplayとMasthead Studiosが開発を進めている「Fallout Online」の初となるスクリーンショットがDuck and Coverにて公開され、50年代を思わせるデザインとTeam Fortress 2風なカートゥーン調のイメージが登場しました。
まだ裁判が進行中の商標問題ですが、Interplayは徹底的に争う姿勢を貫いており、今後の裁判の経過と共にかつてProject V13として知られた“Fallout Online”がどうなってしまうのか、今後も続報入り次第改めてお伝えしていきます。
ロジャー・イーバートまで登場し“ビデオゲーム”がアートか否かといった議論が熱心に交わされ、先日VGAでサプライズ発表を行ったNaughty Dogがビデオゲームを多くのリスペクトを集めるメディアにしたいとの意欲を見せるなど、“ビデオゲーム”とは何か?という果てしない問いは現世代の技術発展を経て1ステージ上がった様に感じられます。
こういった消費者層とビジネス側双方の成長をベースに、イギリスやアメリカ、カナダではビデオゲーム開発に絡む教育面での強化が着々と進められており、年々巨大化する産業と市場のニーズに応えるための基盤が固まりつつあります。
そんな中、著名なニューヨークの総合大学として知られる“ニューヨーク大学”(NYU)が2012年の秋からゲームデザインを体系的に学ぶ修士課程“Game Center”を開始することが明らかになりました。なお、このGame CenterはMaster of Fine Arts(アート全般に関する修士)に含まれる修士で、非常に意義の深い学位となっています。
先日開催されたVGA会場に婚約者のLaurenさんと登場したCliffy Bですが、VGAのレッドカーペットでの様子を中継したプレショーに登場した2人は最近のお気に入りタイトルとして「The Elder Scrolls V: Skyrim」を挙げ、Laurenさんは50時間近くプレイを重ねているといった内容を楽しそうに語っていました。
そんなCliffy Bがバックステージで行われたインタビューにて、GOTYを獲得した“The Elder Scrolls V: Skyrim”が初代ゼルダ以来のお気に入りだと明かし、高く評価していることが明らかになりました。ちなみにCliffy BのキャラクターはタンクメイジスタイルのLV30“Nord”で、片手剣と片手魔法のスタイルでConjurationを主に使用しているとのこと。
先日開催されたVGA会場でトニー・ホーク氏が発表を行ったHDリメイクタイトル「Tony Hawk Pro Skater HD」ですが、近年のシリーズタイトルはセールス的にも低迷を続けており、2010年には前2作“Shred”と“Ride”の開発を手掛けたRobomodoに大型のレイオフが敢行されフランチャイズから去ったと報じられたことから新作の動向に注目が集まっていました。
そんな中、Activisionが発行したプレスリリースからTony Hawk Pro Skater HDの開発をRobomodoが担当していることが判明、フランチャイズへの復帰を果たしたことが明らかになりました。HD化以外に昨今のシーンを反映した新しいスケーターも多く登場する新作Tony Hawk Pro Skater HDはダウンロードタイトルとして2012年夏リリース予定で、価格は約15ドルとなっています。
毎週お馴染みGfK調べによる最新のUKチャートが先ほど発表され、昨日開催されたVGA 2011にてGOTYを獲得したBethesdaのTESシリーズ最新作「The Elder Scrolls V: Skyrim」がローンチ以降4週連続の首位を独走していた「Call of Duty: Modern Warfare 3」を破り1位に輝いたことが明らかになりました。
リリースから5週を経て遂に首位を奪ったThe Elder Scrolls V: Skyrimの偉業は、同タイトルのクオリティの高さとゲームの楽しさがセールスに結実したもので、しばしば終わったと表現されるシングルプレイヤーRPGが今もなおゲーマーを魅了するジャンルであることをはっきりと示しています。
上位10タイトルの詳細は以下からご確認下さい。
昨日VGAにて新IP“Fortnite”を発表した「Epic Games」ですが、VGA会場で各所のインタビューに応じたMike Capps氏がEpicの今後について触れ、今回発表された新作“Fortnite”を含めた5本のタイトルが現在開発中であることが明らかになりました。
さらに、FortniteをLee Perry氏に任せた今、自身は何を進めているのかと聞かれたCliffy Bは「最近は海岸をぶらぶらしてる」と軽くジャブ、実際は処理しなければいけない事象が山ほど存在すると訂正し、その多くが未発表の何かだと述べ、それらの多くを今後5年程度のスパンでいつ公表するかを考えていると明かしました。
また、Cliffy Bは昨今のiOSにおける成功にも触れ、今後もそういったタイトルをリリースするものの、Epicの主力は今もコンソール向けのAAAタイトルだと明言、しかし今後何が起こるかは判らないと過渡期に入ったとされる近年のビデオゲーム産業に対する見解を述べています。
先ほどVGA会場にてBioWareの発表が行われ、「Mass Effect 3」の新しい映像と共に先日から発表が予告されていた新スタジオによる新作が発表、こちらも事前情報通りFrostbite 2を使用したCommand & Conqureシリーズの最新作となる「Command & Conquer: Generals 2」であることが明らかになりました。
リリースは2013年予定とのことですが、気になる開発スタジオに関する詳細はまだ明らかにされていません。VGA会場で上映されたプレミアトレーラーは以下からご確認下さい。
本日NPDが北米11月のビデオゲームセールス概要を発表、シリーズが持つ記録を塗り替えた「Call of Duty: Modern Warfare 3」とシリーズ最高傑作との評価も囁かれるBethesdaのTESシリーズ最新作「The Elder Scrolls V: Skyrim」がセールスを牽引し、ソフトウェアの販売は2008年以来最高のセールスを記録したことが明らかになりました。
ハードウェアセールスも各プラットフォームの好調が伝えられていますが、NPDのAnita Frazier氏によるとブラックフライデーに絡む全体的な販売価格の下落も相まり、ビデオゲーム産業全体の売上規模は前年同月とほぼ変化していないとのこと。
本日各種プラットフォーム向けのゲームソーシャルサービス“Raptr”が今年最もプレイされたゲームの発表を行い、Bethesdaの“The Elder Scrolls V: Skyrim”がトップに輝いたとお知らせしましたが、“加入モデルからF2Pに移行し最も成功したゲーム”の部門賞に選ばれたSOEのMMOタイトル「DC Universe Online」がF2P移行後にユーザーベースで10倍を超える脅威的な成長を遂げていることが明らかになりました。
今年7月、欧州向けのXbox 360版「The Witcher 2: Assassins of Kings」販売においてTHQとの提携を発表したCD Projektに対し、PC版のPAL地域向け販売を担当したNamco BandaiがCD Projektの親会社であるOptimus SAを提訴、Xbox 360版の販売権を法廷で争う状況となっていました。
この提訴によりリリーススケジュールの発表などが遅れていたThe Witcher 2ですが、先日フランスで行われた裁判においてNamco Bandaiに勝訴判決が下され、ヨーロッパ地域での販売権を改めて獲得したことが明らかになりました。
チャージ可能なSteamウォレットやアカウントに付与されたアイテムを管理するインベントリなど、様々な新サービスを導入しているValveのデジタル販売プラットフォーム「Steam」ですが、本日新たにタイトルの割引やアイテムとの交換が可能なクーポンサービス“Steam Coupons”を導入したことが明らかになりました。
実際のクーポンはまだ発券されていない様子ですが、サービス自体は既に開始されており、Steamプロフィールのサイドバーに表示されている“インベントリを表示”を選択し、アイテムインベントリのSteamタブから“Coupon”メニューを選ぶことで今後確認可能になる模様です。
先日PS3版「The Elder Scrolls V: Skyrim」が現在抱えているパフォーマンスの問題について、事態の経緯とBethesdaが発表した対応の詳細をお知らせしましたが、PS3のメモリ周りの仕様なども含め大きな議論を呼ぶ事となった発言は“Fallout: New Vegas”の開発を率いたObsidianのJosh Sawyer氏によるもので、ビジネス的な関係も含めてSawyer氏が見解を示す行為が持つの意味の大きさにも注目が集まっていました。
そんな中、Bethesda広報のVPを務めるPete Hines氏がJosh Sawyer氏の発言に対しTwitterで反論、“Josh Sawyer氏はSkyrimに取り組んでいないだけでなく、以前のエンジン(Gamebryo)と彼のコメントは現在の技術(Creation Engine)を映し出してはいない”と述べ、“彼の言う事は真実ではない。彼は私たちがずっと以前に解決した問題を表面化させている”と発言しました。
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