毎月素晴らしいカバーアートで楽しませてくれるお馴染みのゲーム情報紙「Game Informer」誌、Webサイトの情報でもお馴染みのGame Informerがアメリカ国内で発行される雑誌の中で”支払いが確認された”発行部数ランキングで7位に選ばれた事が明らかになりました。
これはメディアモニタリングサービスを専門に行っている調査会社BurrellesLuceが昨日発表した2010年1月1日から2010年6月30日まで6ヶ月間の調査レポートから明らかになったもので、Game Informerの発行部数は436万4170部となっており、なんと5位のナショナル ジオグラフィック誌の449万3110部と13万部差にまで迫る普及を見せています。
さらにご存じTIME誌や家庭向け雑誌大手のFamily Circle誌、人気男性誌のMaxim等、良く知られる一般紙を部数で大きく引き離しており、一概には信じられない様な普及を見せている事が判ります。
近年のGI誌は紙メディアにおけるデザインの限界にチャレンジするようなカバーアートに加え、ストイックな紙面デザインなども含め、これまでの”ゲーム雑誌”的ではないデザインに路線を変更しており、非常に洗練された内容になっているながらも、所謂従来の”売れる雑誌”のデザインとは若干違う印象も受けます。
ちなみに2009年に発表されたBurrellesLuceの調査結果におけるGI誌の発行部数は350万7598部となっており、今回の調査結果では90万部近い成長を見せています。国内外で紙メディアの”死”が叫ばれる中、90万部近く発行部数を伸ばす事も脅威的な成長だと言えそうです。(※ ナショナル ジオグラフィック誌は2009年の調査結果から50万部ダウン)
上記の挑戦的なデザイン変更を行いながらGI誌がここまでセールスを伸ばしている背景には1メディアとしての成功だけではなくアメリカにおけるゲーム産業自体の隆盛に関係がありそうです。
今年に入り海外のゲーム産業は黄金期に入ったとも評される事や、7月にはアメリカでの産業別消費者満足度調査からコンソールゲーム産業が自動車産業や銀行、ホテルを下し最も満足度の高い産業に選ばれてた事(参考:過去記事)、代表的な大手イベント等から感じられる消費者層や規模からも産業全体の成熟がありありと感じられます。
こういった状況と共に、前述のGI誌の2010年以降のデザイン変更などがどのように関係しているのか、以下に掲載した2010年のカバーアートと2009年のカバーアートの一覧に見られる変化と、今回の大きな成長を見せた調査結果からは産業の成熟と共に”消費者層の成熟”も同時に進行している様子が垣間見られる興味深い事象だとは言えないでしょうか。
1995年から毎年行われているテキストベースのアドベンチャーゲームコンテスト「Interactive Fiction Competition」が今年も開催され、最優秀タイトルに選ばれた3つのアドベンチャー作品が発表されました。
今年の受賞タイトルはMatt Wigdahl氏による”Aotearoa”、C.E.J. Pacian氏による”Rogue of the Multiverse”(掲載したイメージは本作のカバーアート)、そして、Colin Sandel氏とCarolyn VanEseltine氏による”One Eye Open”の3作品となっています。
映像技術の華やかな近年にあって、テキストのみのアドベンチャーという大きな制限の中で制作された作品には普段遊び慣れたゲームには見られない奇妙なアイデアが見受けられ非常に興味深い内容となっています。今回はIFDBに掲載された3作品の概要を簡単にご紹介します。
■ Aotearoa
マオリの魚、細長い雲がたなびく土地、アオテアロア。野生の荒れ地が拡がり恐竜が闊歩する地球最後の土地。もしもより良い状況で上陸出来たならば……。
(※ Aotearoaはニュージーランドの公用語の1つマオリ語でニュージーランドを表す言葉)■ Rogue of the Multiverse
おめでとう犯罪者ナンバー76954!君は科学実験の為に選ばれました!君はこれからカラフルな光景のカラフルな住民が暮らす別世界に物質転送されます。
■ One Eye Open
もしコロナ研究所の血塗られた歴史を知っていれば被験者として参加する事はなかったでしょう。しかしその歴史に足を踏み入れたあなたは死に瀕した人々に囲まれ、真実を見つけなければなりません。さすればその運命をあなたは生き延びる事ができるでしょう。
ケーブルテレビ業界の巨人Comcastの子会社としてゲーム情報や特集映像等でもお馴染みのTVネットワーク「G4」がESAが運営する巨大ゲームイベント”E3″の公式放送会社として3年間の独占契約に署名、これまでも同様の契約を交わしてきた両社が今回新たに複数年の契約を取り交わす事で協力の枠を拡げた形となりました。
G4とESAの合意内容は”中断のないプレスカンファレンスの放送”やE3にて公開される全ての映像メディアへのアクセス権を含む内容である事が記されていますが、近年ではE3以外の各種ゲームイベント等でもネット配信の利用と有用性の拡大は最早無視出来ない状況となっており、今回行われた両者の関係強化はネット上での有料放送の一般化なども想起させる印象深い内容だと言えそうです。
毎週お届けしているUKチャートの調査等でお馴染みの市場調査企業GfKが新たにデンマーク、フィンランド、ノルウェー、スウェーデンのゲームセールス集計を開始する事が明らかになりました。この発表に併せ2010年10月のセールスランキングも発表されています。
GfKによると北欧地域のゲーム市場はヨーロッパでも上位5地域に入る規模との事で、GfKのゲーム市場調査プロジェクトマネジャーを務めるMagdalena Jonsson氏はノルウェーの市場研究が今回の統合調査の実現に繋がった事を語っています。
また、スウェーデンのゲーム産業組合に所属するアナリストMartin Lindell氏は今回の北欧チャートの実現について、北欧市場への一般的な感心以外にも北欧で売れるゲームの追跡調査は地域のゲーム産業で活躍するプレイヤー達からも待望されていた物だったとその有用性を強調しています。
以下、北欧5ヶ国の10月ゲームセールスランキング20位は以下の様になっています。
- 1位. FIFA 11 (EA)
- 2位. Medal Of Honor (EA)
- 3位. Fallout: New Vegas (Bethesda)
- 4位. World Of Warcraft (Activsion Blizzard)
- 5位. Fable III (Microsoft)
- 6位. NHL 11 (EA)
- 7位. New Super Mario Bros (Nintendo)
- 8位. World Rally Championship 2010 (Black Bean Games)
- 9位. Civilization V (2K)
- 10位. Star Wars: The Force Unleashed II (Activsion Blizzard)
- 11位. The Sims 3: Late Night (EA)
- 12位. Call of Duty: Modern Warfare 2 (Activision Blizzard)
- 13位. Pro Evolution Soccer 2011 (Konami)
- 14位. Battlefield Bad Company 2 (EA)
- 15位. The Sims 3 (EA)
- 16位. Sports Champions (SCE)
- 17位. Starcraft II: Wings of Liberty (Activision Blizzard)
- 18位. Castlevania: Lords of Shadow (Konami)
- 19位. Mafia 2 (2K)
- 20位. Halo: Reach (Microsoft)
サンバやボサノヴァで知られるブラジル音楽、特にサンバでは特徴的なリズムを刻むパーカッション(打楽器)の存在が不可欠で、そのリズムは魂を揺り動かすような力強いエモーショナルな表現力を持ち合わせています。
今回紹介するのはブラジル北東部の都市サルヴァドールで活躍しているパーカッションバンド「Percussivo Mundo Novo」の映像です。Percussivo Mundo Novoでは見ての通りWiiリモコンやギターヒーローコントローラー、ジョイスティックといったゲームデバイスを始め、iPad等も取り入れた新しいデジタルパーカッションの形を追求しており、所謂”やってみた””作ってみた”系の作品とは一線を画する圧倒的なクオリティを実現している事が判ります。
世界的にファンの多いボッサは60年代の古典から比較的新しい物まで耳にする事も多いジャンルですが、”今”のサンバは以外と耳にする機会が少なく、Percussivo Mundo Novoの楽曲に見られるヒップホップ的な要素やラップがさらにパーカッシヴになった様な印象の言葉の使い方など、なかなか興味深い物になっています。
以下に掲載した映像ではこの謎のお兄ちゃんのギターコントローラーを利用した超絶技巧演奏がたっぷり収められており、素晴らしく楽しそうな様子と共に必見の映像となっています。そして愉快なお兄ちゃん以外にもパーカッション好きには垂涎物のたまらないあれこれがたっぷり収録されており、こちらもたまらない内容となっています。素晴らしい!
遂に昨日めでたく日本語版公式サイトのオープンがUbisoftよりアナウンスされた「Two Worlds II」ですが、これまで当サイトでお知らせしてきた(今も続いていますが……)前代未聞の開発経緯とトラブル、そして延期を繰り返して来た際にお茶を濁す程度に公開されてきた驚きの低クオリティプレイ映像等、色々な意味で注目を集めてきた経緯があります。
しかし、そんな各方面からの心配を余所にTopWareは驚きのブラッシュアップを完遂、出来上がったタイトルのレビューでは驚きの高評価を連発しており、改めて大きな注目の的となっています。
しかし、まだ北米やオーストラリア、一部ヨーロッパでのリリーススケジュールは明らかにされておらず、未確認ながらPS3版と共に2011年1月1日の北米リリースを迎えるといった話も聞こえています。そして、未だヨーロッパでもリリースされていないPS3版についてはTopWareのCEOがソニーの担当者にマジギレ、日本ではしっかり公式にアナウンスがされたものの、その他未リリースの地域での動きがどうなっているのか様子が分からない状況が続いています。
かろうじてヨーロッパの一部地域でリリースされた際も、気がついたら発売されていたというアメージングなローンチを果たした本作ですが、リリース絡みの情報が不透明なまま先日には遂にパッチもリリース、特定状況下でのクラッシュやogg映像の修正、ショップで販売されるポーション材料の種類、透明化スキルが無制限に利用出来る事などを様々な修正が施される内容となっています。
また、海外ではこれまで”Sordahon’s Journey”と名付けられた謎の愉快プロモーションがTopWareではなく、パブリッシャーを務めるSouthPeakにより展開されてきました。”Sordahon’s Journey”は本作の敵キャラクター”Sordahon”を主人公にした実写のシュールなプロモーション作品で、これまで数度お知らせして来たものの、ついて行けないレベルのシュールな回や、下品すぎる内容のエピソード等もあり、全ては紹介出来ないままとうとう最終回らしき物を迎える事となりました。
今回は最後に相応しく、ミュージカル!ですが……映像に収められている全てが一切判らない、歌ってる人も誰だか判らない、最早清々しいとも言える内容になっており、前述の事情や背景なども含めTwo Worlds IIというタイトルの愉快な意味不明ぶりをさらに際だたせる内容となっています。
最終エピソードらしい?内容で締めた今回ですが、映像の最後にはこの旅が続けられるかどうか、ファンに託される事が発表され、特設ページがオープン、続投を決める為の人気投票でもやるのかと思いきや、そこで行われているのはSordahonへの質問コーナー……、もう連携が取れてないのか狙ってるのか判別不可能な状況となっています。
という事で、毎回事情を説明するだけで大変なタイトルですが、多岐に渡るカオスな状況もゲームがしっかり仕上がってれば安心してネタとして楽しめるというもの。ローンチまでのアクロバティックな愉快さも類を見ないレベルながら、海外レビューの評価では近年のRPGタイトルの中でも抜群の高さを誇るTwo Worlds II、PS3版のトラブルも含め日本でのリリースはスムースに運ぶよう心から祈っています。
昨晩Eurogamerにて今週のUKチャートが発表、ポリフォニー・デジタルが長い開発期間を経て遂に完成させた「Gran Turismo 5」がトップを飾り、3周目の首位を狙っていたCall of Duty: Black Opsを下しました。
また、3位にはこちらもシリーズ最高傑作との高評価を得たAssassin’s Creed: Brotherhoodがランクイン、先週3位だったNeed for Speed: Hot Pursuitは6位にランクダウンしています。
そして期待のEpic MickeyはWiiチャートで11位にランクしたものの、総合ランクでは残念ながら40位以内に入る事は叶わず、いよいよ明日迎える北米でのリリースに注目が集まります。40位までのランキング詳細は以下の様になっています。
- 1位. Gran Turismo 5
- 2位. Call of Duty: Black Ops
- 3位. Assassin’s Creed: Brotherhood
- 4位. FIFA 11
- 5位. Just Dance 2
- 6位. Need for Speed: Hot Pursuit
- 7位. Wii Party
- 8位. Art Academy
- 9位. Wii Sports Resort
- 10位. Fallout: New Vegas
- 11位. Professor Layton and the Lost Future
- 12位. Kinect Sports
- 13位. Wii Fit Plus
- 14位. Red Dead Redemption: Undead Nightmare
- 15位. Harry Potter and the Deathly Hallows – Part 1
- 16位. Sonic Colours
- 17位. New Super Mario Bros. Wii
- 18位. WWE SmackDown vs. RAW 2011
- 19位. LEGO Harry Potter: Years 1-4
- 20位. Mario Kart Wii
- 21位. Toy Story 3
- 22位. Football Manager 2011
- 23位. New Super Mario Bros.
- 24位. The Sims 3
- 25位. Medal of Honor
- 26位. Just Dance
- 27位. F1 2010
- 28位. Star Wars: The Force Unleashed II
- 29位. Pro Evolution Soccer 2011
- 30位. Dance Central
- 31位. Fable III
- 32位. Michael Jackson: The Experience
- 33位. The X-Factor
- 34位. GoldenEye 007
- 35位. Halo: Reach
- 36位. Guitar Hero: Warriors of Rock
- 37位. Super Mario Galaxy 2
- 38位. Vanquish
- 39位. Red Dead: Redemption
- 40位. 007: Blood Stone
連日マルチプレイのおもしろネタで盛り上がっている「Call of Duty: Black Ops」ですが、シングルキャンペーンのストーリーも相当に面白い物になっており、当サイトでこれまで扱ってきた暗号記事の続きとも言える複雑怪奇な要素が見え隠れする謎の多い物となっています。
今回の記事は本編のキャンペーンを一先ず一度終わらせた方を対象にした物で、エンディングの内容や隠し要素の示唆を含む完全なネタバレを含む内容になっています。また、本サイトで以前にお知らせしたきた暗号記事の経緯や、且つBlack Opsのキャンペーンを一先ずミッション順にどういった物語だったかを理解したプレイヤーに有用な内容となっています。(参考記事:暗号記事のまとめ)
なお、未プレイの方やキャンペーンプレイ途中の方には本作の楽しみを決定的に奪ってしまう内容になっておりますので、一度キャンペーンを終えて以降に閲覧する事をお勧めします。
また、プレイ済みの方にはシングルキャンペーンが全く違う側面を見せ始める事になりますので、ベテラン難易度等の実績クリアなど、複数回プレイを新たな気持ちで始められる事と思います。そして今回のネタバレは非常に重大な内容ながら、これまでのお知らせしてきた暗号解析が再び始まるスタート地点に過ぎない”小さな”出来事となっていますので、今後さらに楽しみが拡がる物になっていると考えます。
前置きが長くなってしまいましたが、以下閲覧には十分ご注意下さい。
The SimsやSimCityの開発で知られるウィル・ライト氏、2009年にはシムシリーズを手掛けてきたMaxisを去り、自ら新しいスタジオStupid Fun Clubを立ち上げ、ロボット研究や視聴者参加型のリアリティ番組(アメリカンアイドルやオズボーンズ、国内では電波少年等がこれにあたる)のプロジェクトを進めている事が知られていました。
これまでリアリティ番組プロジェクトは”The Creation Project”と呼ばれ、ウィル・ライト氏自ら開発したエディタ”StoryMaker Engine”を利用して視聴者がストーリーを投稿し、ソーシャル要素も持ち合わせたかなり直接的な参加が可能なTV番組になる事が明らかにされていました。
先日、遂にこの新プロジェクトのタイトルが「Bar Karma」に決定、Creation Studiosが開発したTVプラットフォーム”Current TV“上で正式に運用が開始されました。
Bar Karmaは30分のエピソード形式で配信されるTV番組で、次の様な昔から不変的に存在する1つの問いをテーマに設定しています。
「あなたが運命を変える事が出来たなら、一体そこで何が起こるのか」
前述の様に視聴者が物語の展開に影響を与える事が出来る訳ですが、一応このテーマと共にお題となる世界設定も用意されています。Bar Karmaとは所謂バーの名前を指しており、このバー”カルマ”はあるミステリアスな組織”Karma, Inc.”(カルマ社)によって運営され、任意のタイムトラベルが可能という特殊なバー。各エピソードではバーに毎週やってくる新しい客について、彼らの運命、命、或いは世界の運命を決める様々な”決定”を視聴者が決定/選択する事となります。
遂に本日11月26日にヨーロッパでのローンチを迎えたウォーレン・スペクター氏率いるJunction Pointの初タイトル「Epic Mickey」ですが、リリースに併せヨーロッパ向けのローンチトレーラーが公開、1936年5月30日に公開されたミッキーマウスの短編映画”ミッキーの夢物語”をモチーフにしたお馴染みの導入部分からバリエーション豊かなゲームプレイの様子が収められた素敵なトレーラーとなっています。
ゲームのローンチに併せ、イタリアではマーベルの巨匠Peter David氏とイタリアのClaudio Sciarrone氏によるEpic Mickeyのグラフィックノベルの第1弾が発売、これは6つの短編が収められた物で、今後第3弾までリリースされる予定との事。第1弾に収められた6編は以下の様な内容になっています。
- The hour of cleaning(お掃除の時間)
- Head in the foot!(進め!)
- A night of fear(怖い夜)
- The cup sparagrossa
- Oswald, the lucky duck(しあわせ”アヒル”のオズワルド)
- There’s a hole in the sky(空に穴が開いてる)
前回はRock Band 3への採用も決まった新曲”White Knuckles”のPVにおいて、キュートなワンコ達と一緒に”息の合った”という言葉をはるかに超えるシンクロニシティを見せた「OK Go」ですが、新たにSamsungの新デジタルカメラNX100のプロモーションに登場、なんとトーストを焼いてストップモーションを作るという暴挙に出ました。
いつも愉快なPVの多いOK Goですが今回の”Last Leaf”はなんとも切ないテイストで焼いたパンのストップモーションアニメもどこか寂しさとノスタルジーが漂う優しい内容となっています。
なお、今回のPVは提携した新デジカメNX100で撮影された物で、使用されたパンは215斤(2430枚)に達しており、もうなんというか呆れる程に相変わらずな作業量で作品を作り上げています。
映像はOK GoとNadeem Mazen氏、Ali Mohammad氏がディレクションを手掛け、Shirley Moyers氏がプロデュース、アニメーションアートはChampion StudioとGeoff Mcfetridge氏が担当しています。
なおOK Goによると使用された食パンは賞味期限の切れた物で、今回のPVでの利用により食パン達が廃棄処分を免れた事が記されています。
あとPVついでに音楽ネタを1つ紹介、これは塩化ビニル管を利用して作成したシロフォンの様なオリジナル楽器の演奏映像で、トルコ行進曲や山の魔王の宮殿といった古典からマリオに007のテーマ、ライク・ア・ヴァージン、サバスのCrazy Train、EUROPEのThe Final Countdownまで、見事にテンションの上がるセットリストとなっています。
驚くべきはこのお兄ちゃんのテクニック!良い音を出すことも難しそうなこの奇妙な楽器を見事なストロークで正確に演奏する姿はなかなか凄まじいものが有ります。また所謂”上がる”曲が始まった時の観客の盛り上がりも必見、マリオの愛され具合が良く判る楽しそうな歓声も聴き所です。
Takeoff Monkeyが開発を手掛けクイズとトリビアをテーマにしたゲーム”Phrases”が、2009年の8月以来15ヶ月にわたって月間アクティブユーザー数のトップを保持し続けたZyngaの「Farmville」を下し、1位に輝いた事が明らかになりました。
Farmvilleは今年の初めにアクティブユーザー数のピーク8400万ユーザーに達して以降ペースを落とし始め、現在では月間5390万アクティブユーザーにまで減少、今もユーザー数は減少の一途を辿っています。
流動の激しいソーシャルアプリの中で15ヶ月にも渡ってトップに座し続けた事は脅威的で、ピーク時のアクティブユーザー数の記録更新はかなり困難な事と思われます。
しかし、今回のPhrasesの健闘を余所にZyngaは現在アクティブユーザー数の上位7タイトルの内、5タイトル(FarmVille、Texas HoldEm Poker、FrontierVille、Mafia Wars、Cafe World)を擁しており、まだまだその支配力に陰りが見える事は無さそうです。
既に北米リリースを迎え、本日はヨーロッパでのローンチを果たすラビッツシリーズ最新作「Raving Rabbids: Travel in Time」、国内では”ラビッツ・パーティー タイムトラベル”として2011年1月27日にリリースされる予定となっています。
そんなラビッツの新トレーラーが公開、今回は8bitアート風にアレンジされており、ドット絵でも可愛らしいラビッツとTravel in Timeに登場する博士がミニゲームのあれこれを紹介しています。
ファミリーと子供向けのカジュアルなタイトルながら、デザインや演出、インターフェースにリズム感!見るべき所がなかなかに山盛りのRaving Rabbids: Travel in Time、今後はアニメシリーズの展開も予定されており、来年もラビッツ達から目が離せません。
いよいよ今年も近づいてきたクリスマスの足音、大人達の事情はさておいて子供達にとっては一年の中でも大きな楽しみの1つであるイベントである事は今も昔も変わりません。やはり今の子供達は最新のゲーム機が欲しいよねきっと!と思っていたら案外そうでは無い模様で、お馴染みアメリカの調査会社ニールセンが興味深い調査結果を発表しました。
ニールセンがホリデーシーズンに先駈けて北米で行った”子供達が今後半年以内に欲しいと考えている物調査”において、近年大きな普及を見せるiPadやiPod touchの需要がすでにコンソールを追い抜いてしまったとの事で、新たなプラットフォームとも言われるモーションコントローラーにはあまり興味を持っていない事が調査結果には記されています。
調査は6歳から12歳の子供達を対象に行われており、多くのデジタルデバイスやコンソールを抑えiPadが31%で欲しい物No1に、以下コンピューター、iPod touchと続き、ようやくDSが登場、そして大きくポイントを落としPS3が5位にランクイン。
3DSやWiiはさらに下位にランクし、Xbox 360に至っては電子ブックリーダー並という結果に終わっており、なんとも興味深い結果となっています。
なお、13歳以上の子供達への調査結果はさらに衝撃的な内容となっており、コンピューターが1位にランクイン、そして次点は自分用のテレビ、3位にはiPhone以外のスマートフォン、そしてiPad、ブルーレイプレイヤー、電子ブックリーダーが並び、やっとその後にWiiが登場、以下コンソールやモーションコントローラーといった新ハードウェアには驚く程興味が薄い事が見受けられます。
先ほどActivisionが「Murder Your Maker」のタイトルを名付けた謎のティザーサイトをオープン、ソースにはVGAを示唆するキーワードが並べられており、どうやらVGAで発表予定の新たなタイトルだと考えられます。
Activisionは昨年のVGAでTrue Crimeの新作を発表しており、より賑やかになる今年のVGAでタイトルの発表が行われると考えるのは順当だと言えそうです。
先日BioWare新作が登場するとのティザー映像をご紹介しましたが、以降新作発表を匂わせる新しい映像が続々と登場しており、バイオハザード新作や、Battlefield新作、果てはアンチャーテッド3やHalf-Lifeのエピソード3など多くのタイトルが候補に挙げられています。
以下に現在Spikeが公開しているティザー映像を掲載しました。12月11日のVGAが一体どのようなイベントになるのか、新作の影が見え隠れする映像でテンションを上げてスタートを待ちたいと思います。
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