トーク番組の女王として知られるオプラ・ウィンフリー、2008年のアメリカ大統領選挙戦でのオバマ支持の影響や多くのセレブ達からの信頼と彼らに対する影響力は最早ある種の文化的な皇帝とも呼べる様な物で、彼女の一言である者は生かされ、ある者は死を迎える事となります。
そんなオプラ・ウィンフリーが先日のオプラ・ウィンフリー・ショーでXbox 360のKinectを紹介、そして会場の聴衆全員にXbox 360とKinectをプレゼントし、狂騒する会場の様子を21日の朝ニュースでお届けしました。
なんとこの回のオプラ・ウィンフリー・ショーの影響でAmazonにおけるKinectの予約が一気に42%も上昇、Amazon全体のビデオゲームセールスの7位に食い込むとんでもない影響力を見せつけました。これに併せXbox 360の250GBモデルとのバンドルモデルの予約も上昇し43位にランクインしています。
国内から見ればなんともはや不思議というかむしろ恐怖さえ感じる驚愕の映像ですが、ここに内在するパワーの量は夥しい物である事は間違いありません。今回は今日の朝ニュースに掲載した米国の通販番組のKinect紹介映像もお届け。こちらもなかなか風情のある光景が展開されており、上記の動画が興味深いと思えた方にはより楽しめる映像になっていると思います。
超期待の復活作Alice: Madness Returnsの開発を進めているAmerican McGee氏率いるSpicy Horse、その子会社であるSpicy Ponyが日本を舞台にした赤頭巾ちゃんのインタラクティブなアドベンチャータイトル「Akaneiro」をiOS3.2以降の対応タイトルとしてリリースしました。
一枚目のイメージから既にSpicy Horse(実際はポニーですが)らしく、汁が滲み出そうなほどに不穏なオーラをこれでもか!と放っていますが、物語もイメージに負けず魅力的な物で、本作の主人公のAkaneiro(茜色?Spicy Ponyは彼女を”Angry Red”と表現)が魔法の巻物を手に入れ、その世界に引き込まれる事で物語は始まり、その物語は赤ずきんの続きとして紡がれる事となります。
その世界では”赤ずきん”で退治された悪い狼が、もう一度赤ずきんちゃんを罠に陥れようと企んでおり、イメージからも判る通り陰鬱とした暗いおとぎ話の世界がそこには描かれています。
物語は50ページに及ぶ4章から構成されており、物理演算が適用された33のユニークなアニメーションと38のインタラクティブなオブジェクト、5つのパズルを用意、原作はLaura Coughlin氏、ライティングはPaul Robinson氏が手掛けています。
という事で、たまらない人にはどストライクのタイトルと思われるこのAkaneiro、価格は3.99ドルとなっています。なお、Spicy Horseはアリスとは別に赤ずきんのゲームタイトル「RED」を計画しており、斧というにはあまりにも巨大な片手斧を振り回し返り血を浴びる強烈な赤ずきんちゃんが登場しています。
1986年にPC-8801でリリースされて以降、イノベーティブなタイトルとなったMEGA-CD版”SILPHEED”やXbox 360でリリースされたプロジェクト シルフィード等で知られるゲームアーツのシューティングタイトル”シルフィード”、なんと今月に入りゲームアーツが米国特許商標庁にシルフィード関連のタイトルと思われる「Silpheed Alternative」を商標登録した事が明らかになりました。
正式なアナウンスや情報は無い事から一切詳細は判りませんが、登録内容にはゲームタイトルであるらしき事が記されています。
あまりのくだらなさに崇高なギャグか、はたまた高度なポストモダン作品かと深読みする人まで出てくる始末のウーヴェ・ボル映画、ゲーマーにはポスタルやらBloodRayne、Alone in the Dark等のどうしようもない最低の映画化で知られており、以前にはジェシカ・シンプソンズとボルのコンビでメトロイド映画化の噂まで登場し注目を集めました。
そんなボルの野郎の次回作が、太ったひよこと見紛う様な女性スーパーヒーローが主人公となる「Blubberella」である事が判明、今年公開予定の作品として衝撃的なポスターも公開。内容はホラーコメディとの事で、BloodRayne好きには楽しめるだろうとの記載が見られます。
タイトルがバーバレラをもじった物と予想出来る事から中身は推して知るべしといった所ですが、最近あまりのくだらなさにある種の哲学まで感じられる域に達しつつあるボルだけに、アクション作品(ぽい)でスカっと最低ぶりを再定義するには最高のタイトルになる……といいなぁ!
昨年のホリデーシーズンに歴史的なローンチを達成したModern Warfare 2、今も尚売れ続けるモンスタータイトルとして大きく名を残しましたが、TreyarchのCall of Dutyシリーズ新作「Call of Duty: Black Ops」のリリースも近づき、意外な程の期待感の高さにModern Warfare 2のセールスを更新するか否か大きな注目が集まっています。
そんな中、Wedbush Morganのゲーム産業アナリストとしてお馴染みのマイケル・パクター氏がCall of Duty: Black Opsのセールスについて言及、Black OpsがModern Warfare 2のセールスを超える事は無く、メディアからの非難を集める事になるだろうとの推測を明らかにしました。
パクター氏はCall of DutyブランドにおいてメインのデベロッパがInfinity Wardであり、これまでTreyarchは”他の”CoDデベロッパと呼ばれてきたと述べ、Gamerankings.comでのフランチャイズの評価はModern WarfareとModern Warfare 2がそれぞれ89以上のスコアを獲得している事に比べて、Treyarchが手掛けたWorld at Warのスコアが85.7、Call of Duty 3のスコアに至っては82である事を指摘しています。
氏は、これらの過去がInfinity Wardが手掛けていない”Black Ops”の販売を阻害するポテンシャルを秘めていると述べ、ゲーム関連のメディアがこの過去に突如慈悲深くなるかどうかは不明だが、自身のグループでは Black Opsが多くの酷評に苦しめられる事になると予想していると発言しています。
そして、ゲームメディアが早くBlack OpsとModern Warfare 2を比較したいと待ち構えていると述べ、Black Opsのクオリティは破格な物に見えるものの、前述の問題点に有利な解釈を得られるか判らないと発言。
Black Opsが90台のレビュースコアを得る場合、Modern Warfare 2に近いセールスを達成する機会はあるものの、このホリデーシーズンの競争は苛烈で、Halo: Reachなどのライバルタイトルの存在により最終的にModern Warfare 2と同様に売れる事は無いと結論付けたと締めています。
以前マイケル・パクター氏はRockstar Gamesの大成功タイトルとなったRed Dead Redemptionのセールスについてウエスタンのニーズなど無いと一笑に付し不発に終わると予想したものの、盛大に外した経緯があります。大予言とも揶揄されるパクター氏の今回の予想、もはや丁か半か!といった雰囲気も漂いますが名誉挽回の推理となるか、残り2週間を切ったローンチの動向に期待です。
映画”地獄の黙示録”を手掛けたJohn Milius氏により、北朝鮮がアメリカを蹂躙するという驚愕のシナリオが描かれる注目のFPSタイトル「Homefront」、本日開発を手掛けるKaos StudiosとTHQがHomefrontのPC版とコンソール版の両方にDedicatedサーバが登場する事を発表しました。
発表によるとオーストラリアを含む世界中にマルチプレイゲーム専用のサーバが供給されるとの事で、PC版ではプレイヤーが自分自身のサーバ上でホストを務める事が出来るDedicated用ツールが含まれている事が記されています。
さらに舞台設定やシナリオが類を見ない刺激的な社会的側面を覗かせるHomefrontに小説版のリリースも発表、John Milius氏と共にジェームス・ボンドのノベライズやメタルギアソリッドのノベライズを手掛けるRaymond Benson氏によって執筆され、Homefrontの世界観をさらに補足する様な内容になるとの事。
THQのDanny Bilson氏はこれがフランチャイズ用の巨大なトランスメディア戦略の1つである事を明かしており、今後グラフィックノベルやライブアクション映像などの登場も十分に有り得るかも知れません。なおTHQが手掛ける次回のRed FactionタイトルではTVシリーズの展開なども行われています。
先日テキサスで開催されたGDC Online 2010会場にてActivisionのThomas Tippl氏がBungieの次期タイトルがMMO的なタイトルになる事を示唆した事で話題になりましたが、閉幕したばかりのBlizzCon 2010会場にてMMOのノウハウを多く持つBlizzardが、Bungieの次期タイトルへの協力について前向きなスタンスを見せました。
これはEdge OnlineがBlizzCon会場にてBlizzardのEVPを務めるRob Pardo氏にインタビューを行った中から明らかになった物で、氏は新しくActivisionのパートナーとなるBungieについてActivionはファミリーだと前置きし、BungieはActivionの為にやるべき事をやっていると述べ、彼らが協力や助言を臨めばBlizzardは当然協力するとのスタンスを明らかにしています。
さらにPardo氏はBungieが会社の枠を超えた開発者として友人関係にある事を示唆した上で、具体的なアイデアは全く持っていないが、協力は可能だと明言。さらに氏自身が1人のゲーマーとしてBungieに協力する事はとてもスリリングな事だと付け加えています。
この夢の様なコラボレーションが実現する時は来るか、Bungieの次回作発表までまだ多くの時間が残されていますが、今から楽しみでなりません。
先月にEnslavedのローンチを果たし、ダンテのデザインに紛糾する次期デビルメイクライ”DMC: Devil May Cry”の開発を進めている「Ninja Theory」ですが、公式Twitterから未発表タイトルに携わるスタッフを募集中である事が明らかになりました。
公式サイトに掲載された募集によると、求人はリードデザイナーとFXアーティストで、リードデザイナーにはAAAタイトルの開発経験やUnrealエンジンへの理解、FXアーティストはパーティクル絡みのスキルが求められている事が記載されています。
最近のNinja TheoryはHeavenly Sword続編への熱意もしばしば顕わにしており、地獄に落ちたナリコの魂をカイが救うといった具体的な次回作へのアイデアなども語られています。IPに絡む問題が残るNinja Theoryの願いは果たして叶うのか、未発表タイトルの発表はまだまだ先と予想されますが、DMCの動向も含め、未だ注目デベロッパの1つである事は間違いありません。
毎週お馴染みのイギリスのソフトウェアセールスチャート、先ほど10月17日から23日までのランキングが発表され、BethesdaとObsidianによるシリーズ新作「Fallout: New Vegas」が見事1位を獲得した事が明らかになりました。Fallout: New Vegasの販売内訳は約60%がXbox 360、PS3が30%、PCが10%との事でXbox 360が健闘している模様。
先週に続いて”Medal of Honor”がFIFA 11を下し上位をキープ、また新登場のVanquishが12位、音楽ゲームの不調が囁かれる中登場したDJ Hero 2は発売初週ながら25位とトップ20圏外という残念な結果に終わっています。トップ20タイトルの詳細は以下からご確認下さい。
- 1位. FALLOUT: NEW VEGAS
- 2位. MEDAL OF HONOR
- 3位. FIFA 11
- 4位. PROFESSOR LAYTON AND THE LOST FUTURE
- 5位. JUST DANCE 2
- 6位. WII PARTY
- 7位. WII SPORTS RESORT
- 8位. F1 2010
- 9位. PRO EVOLUTION SOCCER 2011
- 10位. DEAD RISING 2
- 11位. HALO: REACH
- 12位. VANQUISH
- 13位. TOY STORY 3
- 14位. JUST DANCE
- 15位. NEW SUPER MARIO BROS.
- 16位. WII FIT PLUS
- 17位. RED DEAD REDEMPTION
- 18位. CALL OF DUTY: MODERN WARFARE 2
- 19位. MAFIA II
- 20位. CASTLEVANIA: LORDS OF SHADOW
いよいよ明日26日に北米ローンチを迎えるシリーズ続編「Star Wars: The Force Unleashed II」、先月末にはモンキーアイランドシリーズの主人公ガイブラシ君ことGuybrush Threepwoodでプレイ出来る事をお伝えしましたが、リリースを控えガイブラシ君の使用方法が明らかになりました。
使用方法の詳細は若干のネタバレに当たりますので、続き以下に記しておきますので閲覧にはご注意下さい。
またLucasArtsではローンチを明日に控え、お祝いのケーキも登場。スターキラーの強力なフォースにより灰にされたクリスピーなストームトルーパーがレリーフに叩きつけられたケーキと、パッケージを模した大小のケーキがペアで作られており、普段は色とりどりの原色とアメージングな物体が並ぶ事の多いお祝いケーキには珍しく美味しそう(に見える)で上品な仕上がりを見せています。
Star Wars: The Force Unleashed IIのローンチは10月26日、対応プラットフォームはPS3、Xbox 360、Wii、DS、iPhoneが予定されています。ガイブラシ君の使用方法詳細は以下から。
残念ながら新作アナウンスは行われなかったものの、未だ紹介しきれない量の情報が明らかになったDiablo IIIを始め、今年の「BlizzCon」にはStarcraft IIの第2弾”Heart of the Swarm”に関する情報や驚愕且つ大ボリュームの新MOD、そしてWorld of Warcraft: Cataclysmの新情報なども登場、大きな盛り上がりの内に閉幕を迎えました。
各タイトルの新情報は今後改めてお知らせしますが、充実したファンイベントとしての側面も無視出来ないBlizzCon、今年の会場はどんな様子だったか、海外情報サイトに登場している大量のイメージ等をまとめてお届けいたします。いずれも楽しそうで素敵な現場が写し取られており、例年秒単位で売り切れるBlizzConの人気に得心がいく物となっています。楽しそう!
盛況の内にイベントを閉幕したBlizzCon 2010、去年はオジーがライブを行い大盛り上がりでしたが、今年は我等が「Tenacious D」が登場!いつものお約束展開山盛りかつサービス満点の素晴らしいステージで会場を沸かせました。そんな”D”ライブのハイライト映像が2本に分けて登場、今回はバンド形式でのライブとなり、ニルヴァーナとフー・ファイターズでお馴染みのデイヴ・グロールも登場、ファンにはお馴染みの面子でのライブとなりました。
HBO短編時代の懐かしい楽曲でスタートし、映画”テネイシャスD 運命のピックをさがせ!”で使われた”Metal”や自称世界一の名曲(が思い出せない)”Tribute”、放送禁止用語連発の歌詞を素晴らしいバラードにした”Fuck her Gentry”、さらにはエピックな大作”The Cosmic Shame”などなど上がりっぱなしの選曲に、リッチキングも登場、会場の盛り上がりは大変な事になっています。
それにしても役作りの影響かジャック・ブラックがこれまで以上に太い!カイルはいつも通りですが、2人とも段々と格好良く見えてくるのが相変わらず不思議な素晴らしいライブでした。会場の規模も大きく、観客の盛り上がりも最高潮、チケットの入手が困難な事で知られるBlizzConの魅力はこういった所のクオリティにも大きく寄る物があると改めて思い知らされました。Rooooooooooock!!
先日はキュートなペーパークラフトをご紹介したAmanita Designのポイント&クリック型アドベンチャータイトル「Machinarium」、本作の魅力はチェコのスタジオらしい不思議でキュートなキャラクター達だけでは無く、Tomas Dvorak氏の手掛けた音楽の妙による所も大きく存在します。
今年の2月にチェコのMinority RecordsがTomas Dvorak氏によるMachinariumのアナログレコードを限定生産した事をお伝えしましたが、1000枚近い限定レコードは発売後すぐに売り切れ、5月末には絶版となっていました。そんなMachinariumのアナログレコードが再びMinority Recordsにより再版される事が明らかになりました。
今回の再版は245枚で既に予約を受付中、前回黒と黄色が用意されていたレコードは黒のみ。ナンバリングは記載されますが、前回の販売時には記されていたTomas Dvorak氏のサインは残念ながら無くなった模様です。また、レコードプレイヤーを持っていないファンも楽曲を楽しめる様に、MP3/FLACのデジタルデータダウンロードクーポンが同梱されています。
価格は以前と同じ329チェコ コルナ(※ 日本円で約1480円で送料は7.45ユーロ(約850円)となっています)、筆者が前回精算時に購入した際には丁寧な梱包でしっかりチェコから届けられました。なお本品にはアートワークを手掛けたAdolf Lachman氏によるイラストが3点同梱されており、内ジャケットも両面がMachinariumのアートワークに彩られたとても素敵な物に仕上がっています。
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