ケーブルテレビ業界の巨人Comcastの子会社としてゲーム情報や特集映像等でもお馴染みのTVネットワーク「G4」がESAが運営する巨大ゲームイベント”E3″の公式放送会社として3年間の独占契約に署名、これまでも同様の契約を交わしてきた両社が今回新たに複数年の契約を取り交わす事で協力の枠を拡げた形となりました。
G4とESAの合意内容は”中断のないプレスカンファレンスの放送”やE3にて公開される全ての映像メディアへのアクセス権を含む内容である事が記されていますが、近年ではE3以外の各種ゲームイベント等でもネット配信の利用と有用性の拡大は最早無視出来ない状況となっており、今回行われた両者の関係強化はネット上での有料放送の一般化なども想起させる印象深い内容だと言えそうです。
毎週お届けしているUKチャートの調査等でお馴染みの市場調査企業GfKが新たにデンマーク、フィンランド、ノルウェー、スウェーデンのゲームセールス集計を開始する事が明らかになりました。この発表に併せ2010年10月のセールスランキングも発表されています。
GfKによると北欧地域のゲーム市場はヨーロッパでも上位5地域に入る規模との事で、GfKのゲーム市場調査プロジェクトマネジャーを務めるMagdalena Jonsson氏はノルウェーの市場研究が今回の統合調査の実現に繋がった事を語っています。
また、スウェーデンのゲーム産業組合に所属するアナリストMartin Lindell氏は今回の北欧チャートの実現について、北欧市場への一般的な感心以外にも北欧で売れるゲームの追跡調査は地域のゲーム産業で活躍するプレイヤー達からも待望されていた物だったとその有用性を強調しています。
以下、北欧5ヶ国の10月ゲームセールスランキング20位は以下の様になっています。
- 1位. FIFA 11 (EA)
- 2位. Medal Of Honor (EA)
- 3位. Fallout: New Vegas (Bethesda)
- 4位. World Of Warcraft (Activsion Blizzard)
- 5位. Fable III (Microsoft)
- 6位. NHL 11 (EA)
- 7位. New Super Mario Bros (Nintendo)
- 8位. World Rally Championship 2010 (Black Bean Games)
- 9位. Civilization V (2K)
- 10位. Star Wars: The Force Unleashed II (Activsion Blizzard)
- 11位. The Sims 3: Late Night (EA)
- 12位. Call of Duty: Modern Warfare 2 (Activision Blizzard)
- 13位. Pro Evolution Soccer 2011 (Konami)
- 14位. Battlefield Bad Company 2 (EA)
- 15位. The Sims 3 (EA)
- 16位. Sports Champions (SCE)
- 17位. Starcraft II: Wings of Liberty (Activision Blizzard)
- 18位. Castlevania: Lords of Shadow (Konami)
- 19位. Mafia 2 (2K)
- 20位. Halo: Reach (Microsoft)
サンバやボサノヴァで知られるブラジル音楽、特にサンバでは特徴的なリズムを刻むパーカッション(打楽器)の存在が不可欠で、そのリズムは魂を揺り動かすような力強いエモーショナルな表現力を持ち合わせています。
今回紹介するのはブラジル北東部の都市サルヴァドールで活躍しているパーカッションバンド「Percussivo Mundo Novo」の映像です。Percussivo Mundo Novoでは見ての通りWiiリモコンやギターヒーローコントローラー、ジョイスティックといったゲームデバイスを始め、iPad等も取り入れた新しいデジタルパーカッションの形を追求しており、所謂”やってみた””作ってみた”系の作品とは一線を画する圧倒的なクオリティを実現している事が判ります。
世界的にファンの多いボッサは60年代の古典から比較的新しい物まで耳にする事も多いジャンルですが、”今”のサンバは以外と耳にする機会が少なく、Percussivo Mundo Novoの楽曲に見られるヒップホップ的な要素やラップがさらにパーカッシヴになった様な印象の言葉の使い方など、なかなか興味深い物になっています。
以下に掲載した映像ではこの謎のお兄ちゃんのギターコントローラーを利用した超絶技巧演奏がたっぷり収められており、素晴らしく楽しそうな様子と共に必見の映像となっています。そして愉快なお兄ちゃん以外にもパーカッション好きには垂涎物のたまらないあれこれがたっぷり収録されており、こちらもたまらない内容となっています。素晴らしい!
遂に昨日めでたく日本語版公式サイトのオープンがUbisoftよりアナウンスされた「Two Worlds II」ですが、これまで当サイトでお知らせしてきた(今も続いていますが……)前代未聞の開発経緯とトラブル、そして延期を繰り返して来た際にお茶を濁す程度に公開されてきた驚きの低クオリティプレイ映像等、色々な意味で注目を集めてきた経緯があります。
しかし、そんな各方面からの心配を余所にTopWareは驚きのブラッシュアップを完遂、出来上がったタイトルのレビューでは驚きの高評価を連発しており、改めて大きな注目の的となっています。
しかし、まだ北米やオーストラリア、一部ヨーロッパでのリリーススケジュールは明らかにされておらず、未確認ながらPS3版と共に2011年1月1日の北米リリースを迎えるといった話も聞こえています。そして、未だヨーロッパでもリリースされていないPS3版についてはTopWareのCEOがソニーの担当者にマジギレ、日本ではしっかり公式にアナウンスがされたものの、その他未リリースの地域での動きがどうなっているのか様子が分からない状況が続いています。
かろうじてヨーロッパの一部地域でリリースされた際も、気がついたら発売されていたというアメージングなローンチを果たした本作ですが、リリース絡みの情報が不透明なまま先日には遂にパッチもリリース、特定状況下でのクラッシュやogg映像の修正、ショップで販売されるポーション材料の種類、透明化スキルが無制限に利用出来る事などを様々な修正が施される内容となっています。
また、海外ではこれまで”Sordahon’s Journey”と名付けられた謎の愉快プロモーションがTopWareではなく、パブリッシャーを務めるSouthPeakにより展開されてきました。”Sordahon’s Journey”は本作の敵キャラクター”Sordahon”を主人公にした実写のシュールなプロモーション作品で、これまで数度お知らせして来たものの、ついて行けないレベルのシュールな回や、下品すぎる内容のエピソード等もあり、全ては紹介出来ないままとうとう最終回らしき物を迎える事となりました。
今回は最後に相応しく、ミュージカル!ですが……映像に収められている全てが一切判らない、歌ってる人も誰だか判らない、最早清々しいとも言える内容になっており、前述の事情や背景なども含めTwo Worlds IIというタイトルの愉快な意味不明ぶりをさらに際だたせる内容となっています。
最終エピソードらしい?内容で締めた今回ですが、映像の最後にはこの旅が続けられるかどうか、ファンに託される事が発表され、特設ページがオープン、続投を決める為の人気投票でもやるのかと思いきや、そこで行われているのはSordahonへの質問コーナー……、もう連携が取れてないのか狙ってるのか判別不可能な状況となっています。
という事で、毎回事情を説明するだけで大変なタイトルですが、多岐に渡るカオスな状況もゲームがしっかり仕上がってれば安心してネタとして楽しめるというもの。ローンチまでのアクロバティックな愉快さも類を見ないレベルながら、海外レビューの評価では近年のRPGタイトルの中でも抜群の高さを誇るTwo Worlds II、PS3版のトラブルも含め日本でのリリースはスムースに運ぶよう心から祈っています。
先ほどTHQのスタジオチーフを務めるDanny Bilson氏が「Kinect」用のコアゲームの発表が近く行われる事を自身のTwitterで明らかにしました。
発表日時や内容に関する詳細は明らかにされていませんが、THQは来月11日から開催されるVGAにて、ギレルモ・デル・トロ監督の新作発表も控えており、VGAでの発表との関連性も気になる所です。
今朝方セールスの好調も報じられたKinectですが、Kinectのユニークなモーションコントロールを利用したコアゲームとは一体どのようなタイトルになるのか、続報をお待ち下さい。
昨晩Eurogamerにて今週のUKチャートが発表、ポリフォニー・デジタルが長い開発期間を経て遂に完成させた「Gran Turismo 5」がトップを飾り、3周目の首位を狙っていたCall of Duty: Black Opsを下しました。
また、3位にはこちらもシリーズ最高傑作との高評価を得たAssassin’s Creed: Brotherhoodがランクイン、先週3位だったNeed for Speed: Hot Pursuitは6位にランクダウンしています。
そして期待のEpic MickeyはWiiチャートで11位にランクしたものの、総合ランクでは残念ながら40位以内に入る事は叶わず、いよいよ明日迎える北米でのリリースに注目が集まります。40位までのランキング詳細は以下の様になっています。
- 1位. Gran Turismo 5
- 2位. Call of Duty: Black Ops
- 3位. Assassin’s Creed: Brotherhood
- 4位. FIFA 11
- 5位. Just Dance 2
- 6位. Need for Speed: Hot Pursuit
- 7位. Wii Party
- 8位. Art Academy
- 9位. Wii Sports Resort
- 10位. Fallout: New Vegas
- 11位. Professor Layton and the Lost Future
- 12位. Kinect Sports
- 13位. Wii Fit Plus
- 14位. Red Dead Redemption: Undead Nightmare
- 15位. Harry Potter and the Deathly Hallows – Part 1
- 16位. Sonic Colours
- 17位. New Super Mario Bros. Wii
- 18位. WWE SmackDown vs. RAW 2011
- 19位. LEGO Harry Potter: Years 1-4
- 20位. Mario Kart Wii
- 21位. Toy Story 3
- 22位. Football Manager 2011
- 23位. New Super Mario Bros.
- 24位. The Sims 3
- 25位. Medal of Honor
- 26位. Just Dance
- 27位. F1 2010
- 28位. Star Wars: The Force Unleashed II
- 29位. Pro Evolution Soccer 2011
- 30位. Dance Central
- 31位. Fable III
- 32位. Michael Jackson: The Experience
- 33位. The X-Factor
- 34位. GoldenEye 007
- 35位. Halo: Reach
- 36位. Guitar Hero: Warriors of Rock
- 37位. Super Mario Galaxy 2
- 38位. Vanquish
- 39位. Red Dead: Redemption
- 40位. 007: Blood Stone
連日マルチプレイのおもしろネタで盛り上がっている「Call of Duty: Black Ops」ですが、シングルキャンペーンのストーリーも相当に面白い物になっており、当サイトでこれまで扱ってきた暗号記事の続きとも言える複雑怪奇な要素が見え隠れする謎の多い物となっています。
今回の記事は本編のキャンペーンを一先ず一度終わらせた方を対象にした物で、エンディングの内容や隠し要素の示唆を含む完全なネタバレを含む内容になっています。また、本サイトで以前にお知らせしたきた暗号記事の経緯や、且つBlack Opsのキャンペーンを一先ずミッション順にどういった物語だったかを理解したプレイヤーに有用な内容となっています。(参考記事:暗号記事のまとめ)
なお、未プレイの方やキャンペーンプレイ途中の方には本作の楽しみを決定的に奪ってしまう内容になっておりますので、一度キャンペーンを終えて以降に閲覧する事をお勧めします。
また、プレイ済みの方にはシングルキャンペーンが全く違う側面を見せ始める事になりますので、ベテラン難易度等の実績クリアなど、複数回プレイを新たな気持ちで始められる事と思います。そして今回のネタバレは非常に重大な内容ながら、これまでのお知らせしてきた暗号解析が再び始まるスタート地点に過ぎない”小さな”出来事となっていますので、今後さらに楽しみが拡がる物になっていると考えます。
前置きが長くなってしまいましたが、以下閲覧には十分ご注意下さい。
The SimsやSimCityの開発で知られるウィル・ライト氏、2009年にはシムシリーズを手掛けてきたMaxisを去り、自ら新しいスタジオStupid Fun Clubを立ち上げ、ロボット研究や視聴者参加型のリアリティ番組(アメリカンアイドルやオズボーンズ、国内では電波少年等がこれにあたる)のプロジェクトを進めている事が知られていました。
これまでリアリティ番組プロジェクトは”The Creation Project”と呼ばれ、ウィル・ライト氏自ら開発したエディタ”StoryMaker Engine”を利用して視聴者がストーリーを投稿し、ソーシャル要素も持ち合わせたかなり直接的な参加が可能なTV番組になる事が明らかにされていました。
先日、遂にこの新プロジェクトのタイトルが「Bar Karma」に決定、Creation Studiosが開発したTVプラットフォーム”Current TV“上で正式に運用が開始されました。
Bar Karmaは30分のエピソード形式で配信されるTV番組で、次の様な昔から不変的に存在する1つの問いをテーマに設定しています。
「あなたが運命を変える事が出来たなら、一体そこで何が起こるのか」
前述の様に視聴者が物語の展開に影響を与える事が出来る訳ですが、一応このテーマと共にお題となる世界設定も用意されています。Bar Karmaとは所謂バーの名前を指しており、このバー”カルマ”はあるミステリアスな組織”Karma, Inc.”(カルマ社)によって運営され、任意のタイムトラベルが可能という特殊なバー。各エピソードではバーに毎週やってくる新しい客について、彼らの運命、命、或いは世界の運命を決める様々な”決定”を視聴者が決定/選択する事となります。
遂に本日11月26日にヨーロッパでのローンチを迎えたウォーレン・スペクター氏率いるJunction Pointの初タイトル「Epic Mickey」ですが、リリースに併せヨーロッパ向けのローンチトレーラーが公開、1936年5月30日に公開されたミッキーマウスの短編映画”ミッキーの夢物語”をモチーフにしたお馴染みの導入部分からバリエーション豊かなゲームプレイの様子が収められた素敵なトレーラーとなっています。
ゲームのローンチに併せ、イタリアではマーベルの巨匠Peter David氏とイタリアのClaudio Sciarrone氏によるEpic Mickeyのグラフィックノベルの第1弾が発売、これは6つの短編が収められた物で、今後第3弾までリリースされる予定との事。第1弾に収められた6編は以下の様な内容になっています。
- The hour of cleaning(お掃除の時間)
- Head in the foot!(進め!)
- A night of fear(怖い夜)
- The cup sparagrossa
- Oswald, the lucky duck(しあわせ”アヒル”のオズワルド)
- There’s a hole in the sky(空に穴が開いてる)
前回はRock Band 3への採用も決まった新曲”White Knuckles”のPVにおいて、キュートなワンコ達と一緒に”息の合った”という言葉をはるかに超えるシンクロニシティを見せた「OK Go」ですが、新たにSamsungの新デジタルカメラNX100のプロモーションに登場、なんとトーストを焼いてストップモーションを作るという暴挙に出ました。
いつも愉快なPVの多いOK Goですが今回の”Last Leaf”はなんとも切ないテイストで焼いたパンのストップモーションアニメもどこか寂しさとノスタルジーが漂う優しい内容となっています。
なお、今回のPVは提携した新デジカメNX100で撮影された物で、使用されたパンは215斤(2430枚)に達しており、もうなんというか呆れる程に相変わらずな作業量で作品を作り上げています。
映像はOK GoとNadeem Mazen氏、Ali Mohammad氏がディレクションを手掛け、Shirley Moyers氏がプロデュース、アニメーションアートはChampion StudioとGeoff Mcfetridge氏が担当しています。
なおOK Goによると使用された食パンは賞味期限の切れた物で、今回のPVでの利用により食パン達が廃棄処分を免れた事が記されています。
あとPVついでに音楽ネタを1つ紹介、これは塩化ビニル管を利用して作成したシロフォンの様なオリジナル楽器の演奏映像で、トルコ行進曲や山の魔王の宮殿といった古典からマリオに007のテーマ、ライク・ア・ヴァージン、サバスのCrazy Train、EUROPEのThe Final Countdownまで、見事にテンションの上がるセットリストとなっています。
驚くべきはこのお兄ちゃんのテクニック!良い音を出すことも難しそうなこの奇妙な楽器を見事なストロークで正確に演奏する姿はなかなか凄まじいものが有ります。また所謂”上がる”曲が始まった時の観客の盛り上がりも必見、マリオの愛され具合が良く判る楽しそうな歓声も聴き所です。
Takeoff Monkeyが開発を手掛けクイズとトリビアをテーマにしたゲーム”Phrases”が、2009年の8月以来15ヶ月にわたって月間アクティブユーザー数のトップを保持し続けたZyngaの「Farmville」を下し、1位に輝いた事が明らかになりました。
Farmvilleは今年の初めにアクティブユーザー数のピーク8400万ユーザーに達して以降ペースを落とし始め、現在では月間5390万アクティブユーザーにまで減少、今もユーザー数は減少の一途を辿っています。
流動の激しいソーシャルアプリの中で15ヶ月にも渡ってトップに座し続けた事は脅威的で、ピーク時のアクティブユーザー数の記録更新はかなり困難な事と思われます。
しかし、今回のPhrasesの健闘を余所にZyngaは現在アクティブユーザー数の上位7タイトルの内、5タイトル(FarmVille、Texas HoldEm Poker、FrontierVille、Mafia Wars、Cafe World)を擁しており、まだまだその支配力に陰りが見える事は無さそうです。
既に北米リリースを迎え、本日はヨーロッパでのローンチを果たすラビッツシリーズ最新作「Raving Rabbids: Travel in Time」、国内では”ラビッツ・パーティー タイムトラベル”として2011年1月27日にリリースされる予定となっています。
そんなラビッツの新トレーラーが公開、今回は8bitアート風にアレンジされており、ドット絵でも可愛らしいラビッツとTravel in Timeに登場する博士がミニゲームのあれこれを紹介しています。
ファミリーと子供向けのカジュアルなタイトルながら、デザインや演出、インターフェースにリズム感!見るべき所がなかなかに山盛りのRaving Rabbids: Travel in Time、今後はアニメシリーズの展開も予定されており、来年もラビッツ達から目が離せません。
いよいよ今年も近づいてきたクリスマスの足音、大人達の事情はさておいて子供達にとっては一年の中でも大きな楽しみの1つであるイベントである事は今も昔も変わりません。やはり今の子供達は最新のゲーム機が欲しいよねきっと!と思っていたら案外そうでは無い模様で、お馴染みアメリカの調査会社ニールセンが興味深い調査結果を発表しました。
ニールセンがホリデーシーズンに先駈けて北米で行った”子供達が今後半年以内に欲しいと考えている物調査”において、近年大きな普及を見せるiPadやiPod touchの需要がすでにコンソールを追い抜いてしまったとの事で、新たなプラットフォームとも言われるモーションコントローラーにはあまり興味を持っていない事が調査結果には記されています。
調査は6歳から12歳の子供達を対象に行われており、多くのデジタルデバイスやコンソールを抑えiPadが31%で欲しい物No1に、以下コンピューター、iPod touchと続き、ようやくDSが登場、そして大きくポイントを落としPS3が5位にランクイン。
3DSやWiiはさらに下位にランクし、Xbox 360に至っては電子ブックリーダー並という結果に終わっており、なんとも興味深い結果となっています。
なお、13歳以上の子供達への調査結果はさらに衝撃的な内容となっており、コンピューターが1位にランクイン、そして次点は自分用のテレビ、3位にはiPhone以外のスマートフォン、そしてiPad、ブルーレイプレイヤー、電子ブックリーダーが並び、やっとその後にWiiが登場、以下コンソールやモーションコントローラーといった新ハードウェアには驚く程興味が薄い事が見受けられます。
先ほどActivisionが「Murder Your Maker」のタイトルを名付けた謎のティザーサイトをオープン、ソースにはVGAを示唆するキーワードが並べられており、どうやらVGAで発表予定の新たなタイトルだと考えられます。
Activisionは昨年のVGAでTrue Crimeの新作を発表しており、より賑やかになる今年のVGAでタイトルの発表が行われると考えるのは順当だと言えそうです。
先日BioWare新作が登場するとのティザー映像をご紹介しましたが、以降新作発表を匂わせる新しい映像が続々と登場しており、バイオハザード新作や、Battlefield新作、果てはアンチャーテッド3やHalf-Lifeのエピソード3など多くのタイトルが候補に挙げられています。
以下に現在Spikeが公開しているティザー映像を掲載しました。12月11日のVGAが一体どのようなイベントになるのか、新作の影が見え隠れする映像でテンションを上げてスタートを待ちたいと思います。
昨日Official PlayStation Magazineがフランチャイズの再生を担う最新作「Twisted Metal」の特集記事をPDFで公開(※ PDFが開きます)、未見のスクリーンショットが多数掲載され、ジャッフェのインタビューも掲載された10ページに渡る読み応えのある内容となっています。
今回はその中に登場した新しいスクリーンショットをまとめてご紹介。イメージには果たして乗り物と呼べるのかどうかすら定かでない”Speedy”と名付けられた巨大なタイヤ?が登場、Axelが使用するというこのSpeedyは2門のガトリングガンを装備しており、爆発性のスパイクをホイールから発射すると記されています……。
その他にも救急車や、強力なエンジンを搭載した中型車”Death Warrant”、レッカー車、70年代のセダン等の登場が明記されていますが、ジャッフェは新生Twisted Metalが旧シリーズの様なオールドスクールなゲームにはならないと語っており、PS3のパワーにより生まれ変わった本作のアクションの競合にH.A.W.X.新作の名前を挙げています。ジャッフェそれはジャンルが……。
また、イギリスの情報サイトのgamesではジャッフェがインタビューに登場、元々映画が作りたかったジャッフェが一介のゲームテスターから時代の寵児へと上り詰めたプロセスや、ゲーム業界でもっとも口が悪いとしばしば評されるジャッフェのスタンスの要因となっている事などにも言及(出身地であるバーミンガムやアメリカ南部に根付く人種的なファンダメンタリズム(※ 原理主義)が自身の好戦的なスタンスの要因だそうです)する非常に興味深い内容となっています。
そしてジャッフェはGod of Warについても語り、それぞれのシリーズタイトルを褒めつつも、そもそもビジネス的な側面から3部作構成を謳う事が気にくわない事等をFuckFuckと揶揄しつつ、かつて共にGod of Warを作り上げた戦友Cory Barlog氏の存在について珍しく言及しています。
ジャッフェは前述のFuck連呼を踏まえた上でCory Barlog氏を天才だと評価、コリーが(GoWで)成し遂げた事はアメージングで偉大な事だと述べ、コリーを愛していると発言しています。
そしてCory Barlog氏が現在“Just Cause 2″を手掛けたAvalancheとタッグを組んで進めているとされる映画”マッドマックス”のゲームタイトルが新生Twisted Metalの直接的な競合タイトルになると考えている旨を語り、マッドマックスがどのように登場するのか強い感心を持っている事を明かしています。
Twitterでも毎日毎日あーでもないこーでもないfuckfuckと呟きまくっているジャッフェ、インタビューでもそのスタンスは同じですが、インタビュの最後に”ゲーム開発者である事の一番の理由”について聞かれたジャッフェは「それは正直に?」と聞き返し、暫く考えた後に思慮深く、インタビュアーに対して次の様に語っています。
「それは君がきっと皆が良いと考えるだろうってアイデアを持っている時だよ」「たぶん世界はこのアイデアを愛してる、多分みんなはやらない、でもそんな時君はたいていノートの前に座ってる時で、ひらめきだけが君の頭の中にある」「そして君はこう思うんだ、”やべえ!こりゃくそクールだ”」そしてジャッフェはこの瞬間がまるで自身が偉大なロックスターの様に何でも成し遂げる事が出来る万能感を感じる時だと語っています。
これこそがクリエイティブの対価だと語ったジャッフェは、この小さな瞬間を過ごす事がゲームを開発する理由だと述べ、これが間違い無くセックスよりも気持ちが良い物で、輝かしい家庭料理を食べることすら凌駕すると説明しています。
しかし、ジャッフェはこれよりも良い物がただ1つだけ存在すると続け、それが子供達(※ ジャッフェには二人の息子がいます)からのハグと彼らの”笑い”だと明かしています。
そしてジャッフェは、この我が家に帰る様な、しみじみと感じる感覚が世界で最もベストな事象であると認識する”あなた自身の一番良い部分”が、前述の脳内に存在する素晴らしいアイデアと直接繋がっていると感じる事の意味について、クリエイティブに携わる人間ならば何を言いたいか判るはずだと発言を締めています。
以下に新しいスクリーンショットを多く掲載していますが、上述のようなジャッフェのアウトプットまでの過程を踏まえた上で、この素晴らしくバカバカしいイメージ達を見ればまた違った愉快な楽しい一面が生まれるのではないでしょうか。
1996年に公開され監督・脚本・主演を務めたスリング・ブレイドの公開で一躍注目の役者に成り上がったビリー・ボブ・ソーントン、以降オリヴァー・ストーン監督でショーン・ペンが主演を務めたUターンでの怪演やシンプル・プランで演じた複雑な役柄等、俳優デビュー当時は見る度に顔が違うカメレオン俳優として注目を集め、今では泣く子も黙る超実力派の俳優として、或いはアンジェリーナ・ジョリーの元旦那としての認知度も高いでしょうか。
そんなビリー・ボブ・ソーントンがテレグラフ誌にて私見と断った上で”ハリウッドの映画産業が歴史上最悪の映画を作っている時代に我々は暮らしている”と発言、その背景にハリウッドのゲーム産業が映画をビデオゲーム世代に向けた物にしてしまっている状況があると批判しました。
ソーントンは自分の息子がビデオゲームにどっぷり浸かっている事を挙げ、ゲームはおもしろ半分に人を殺していると批判、暴力表現を有する映画には伝統的にある種のレッスンが常に存在したと思うとの見解を述べています。
と、ここまで述べて次の映画の宣伝になる訳ですが、ソーントンは本日から上映がスタートするFasterに言及、ザ・ロックのアニキことドゥエイン・ダグラス・ジョンソン主演のこのアクション映画が前述の様な安易な暴力が存在しないとアピール、刑務所や殺人者が生み出す現実的な物が描かれており、70年代の作品に似た作風には近年流行のCGや3D、ファンタジーなどに依存しないと述べ、Fasterが”本物の映画”であると強調しました。
結局の所新作”Faster”のプロモーションとも取れる内容ですが、興味深いのはゲームが映画に接近する事への揶揄やメディアの在り方などに議論が集中する中、映画産業もやはりゲームという巨大なメディアに影響を受けている事がビリー・ボブ・ソーントン級の俳優から口に出る事が、ゲームコンテンツの広い一般化を指す物であるという事ではないでしょうか。
暴力や死にレッスンが存在する映画もあれば、何の教訓も無い”死”やヒロイズムが散りばめられた映画も存在しており、最早要素の含有率に関わる問題として、ゲームも同様に様々な”物”が存在すると言えます。しかしビリー・ボブ・ソーントンの語る事が全く的外れとは言えない点があり、言及の中で指された”レッスン”がイニシエーションや通過儀礼を指した物だと考えた場合、映画とゲームの間にはまだかなりの隔たりがあるとも感じられます。この辺りが昨今議論の的となるメディア間に差異をもたらす言語の違いに大きく関係しているのかもしれません。
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