先日、ジョーカーとケリガン、ベイダー卿にラーム将軍が準決勝へと駒を進めた事をお知らせしたGamespot主催の”史上最狂悪役トーナメント”、とうとうダース・ベイダーvsケリガンによる頂上決戦となった決勝も終了し、先日メガローンチを果たしたStarCraft IIの重要キャラクターでありザーグの女王であるケリガンが優勝を果たした事が明らかになりました。
決勝の投票結果はケリガンが60%、ダース・ベイダーが40%と思いの他大きな差でケリガンが勝利を収めており、先日のメガローンチとタイトルのクオリティによる勝利とも受け取れる興味深い内容となっています。悲劇の主人公でもあるケリガンが続くトリロジーの2タイトルでどういった運命を辿る事になるのか、今後も目が離せません。
「スーパーストリートファイターIV」や”Marvel vs. Capcom 3″の情報でお馴染みの情報サイトEventHubsのフォーラムにて7月からプレイヤー達が協力して作成していた各キャラクターの利用率が公開、なんと4000件以上の対戦を基に興味深い統計が明らかになりました。
利用率が最も高いのはやはりリュウの16.57%となっており、2位のケンを倍近く引き離す圧倒的な人気の高さを見せており、一昨日から開催されていたGODSGARDENでもアメージングな試合を見せてくれたウメハラ選手のカリスマ的な人気と圧倒的な強さ、そしてドラマチックなプレイに世界中のプレイヤーが魅了されている様子が感じられます。
興味深いのはリュウ以外のキャラクターについて大会等でしばしば見られる顔ぶれとキャラクターの利用率にかなり大きな剥離が見られる事で、メジャーな場所で活躍するシーンをまったく見かけないケンが2位である事と共に、大会ではしばしば見かけるC.ヴァイパーとルーファスが1%を割り共に最下位クラスの利用率となっている事に驚きました。
また、ユーザー達によるTierリスト(※ EventHubsの参考リスト)でしばしば強キャラとして挙げられる春麗、ホンダ、バイソン、ベガの利用率がいずれも上位に位置しており、スーパーストリートファイターIVから参戦した新キャラクターではダッドリーとコーディ、アドンが人気となっています。
登場が待たれるアーケード版では日本国内の超人気キャラクターであるユン・ヤン兄弟の登場とバランス変更も控えており、このパワーバランスにどういった影響を与える事になるか、今後の動向がとても楽しみです。
なお、下記の順位リストには一部海外でのキャラクター名と俗称が利用されており、国内では以下が対応名となります。(Dictator=ベガ、Akuma=豪鬼、Boxer=バイソン、Claw=バルログ)
この映像はロンドンでの「Halo: Reach」ローンチ時にマイクロソフトがプロモーションで巨大なHalo: Reachペイントを用意する様子を収めた物。映像には手元にあるイメージを見ながら”手書き”で巨大壁画を仕上げていく職人さんの凄まじい姿と徐々に描き上げられていくノーブルチームの面々達、そしてそれを驚きのまなざしで見つめるロンドン市民の方達が印象的に映し出されています。プロ恐るべし!
当サイトイチオシの可愛いラビッツ達、たとえタイトルが開発中であろうがなかろうが全く関係無い謎の勢いで大量のトレイラーが量産されるラビッツシリーズですが、なんととうとうTVシリーズ化まで果たされる?との噂が聞こえてきました。
これはウォレスとグルミット等を手掛けるAardman Animationが海外のアニメーションコミュニティにてラビッツのTVシリーズのスタッフを募集している事が明らかになった物で、作品はライブアクションとCGIがミックスされた内容になるとの事で、全てAardmanスタジオ内で製作される作品になるとの模様です。
一体どんな作品になるのか、正式発表が待たれる所ですが、制作がアードマンとなればラビッツのカオス具合もしっかり担保されていると考えて間違いなさそうです。続報に期待!そして日本……でもなんとか見られる手段が用意されている事を切に望みます。
2006年にデビューを果たしたドイツのアカペラメタルバンド「Van Canto」、デビュー以来単なるネタバンドとは笑えない超絶テクニックと圧倒的なクオリティで、どう聞けばいいのか困る不思議なバンドの1つですが、なんと新曲”Magic Taborea”で世界各国で運営されている無料MMORPG”Runes of Magic”をフィーチャーしたPVを公開、笑いとツッコミで追いつかないのに超クサいシンフォニックでハイクオリティな名曲という凄まじい映像に仕上がっています。
シーンのカットが非常に短い上に情報量が多く、全部のシーンがもれなく様子がおかしいというこれまでのVan Cantoのイメージを完全に刷新する勢いの”Magic Taborea”PV、この上まだ新たな芸風を手に入れるつもりなのか、Van Cantoの今後に期待です。
何でも自作すりゃあいいっちゅうもんじゃないと突っ込みたい当サイトではお馴染みのエクストリームDIYサイトinstructablesになんと映画”エイリアン2″に登場するフルサイズのパワーローダーコスチュームが登場しました……。毎度紹介しておいて言うのもあれなんですが、外人さん達はこれみてよっしゃ作ろう!となるんでしょうか。
という事でalexthemoviegeekさんが作成したフルサイズパワーローダーは当然コスチュームなので人力で移動する必要がありますが、その分迫力は満点!2週間の製作期間と250ドルの予算で(頑張れば)作る事が出来るこの人力パワーローダー、頭の片隅に覚えておけば突然パワーローダーが必要になった際には役に立つかもしれません。
今年は10月8日から10日まで開催される”ニューヨークComic-Con”にウォーレン・スペクター氏の新作「Epic Mickey」や「Marvel vs. Capcom 3」などの注目タイトルが出展される事が明らかになりました。
「Epic Mickey」のパネルディスカッションにはウォーレン・スペクター氏とマーベルの巨匠ピーター・デビッド氏が登場し、Epic Mickeyに関するパネルを行い、Q&Aセッションも行われるとの事で、開催は10月9日午後7時45分(以下全て現地時間)からとなっています。
カプコンは最新タイトルのトレイラーや情報の発表を予定、出展タイトルはMarvel vs. Capcom 3、Dead Rising 2、Sengoku Basara: Samurai Heroes、ゴーストトリック、大神伝、Move対応を果たすバイオハザード5のGold Edition、Bionic Commando Rearmed 2、メガマン ユニバースその他となっています。開催は10月10日の12時15分から。
さらにスクウェア・エニックスのパネル開催も明らかにされており、10月9日の午後7時30から1時間の予定で、内容は不明ながらタイトルの最新情報等が発表される模様。
また、今回のNew York Comic ConにはSpawnの作者として知られるトッド・マクファーレン氏が登場し38 StudiosのKingdoms of Amalurに関する発表も行われる模様。その他にもシャマラン監督や、バトルスター ギャラクティカでのセクシーなアンドロイド役がはまり役となったトリシア・ヘルファーが登場。そしてメインゲストとしてお馴染みスタン・リー御大とマーベルのジョン・ロミタ親子まで登場し、相変わらず注目度の高い豪華イベントとなっています。
いよいよリリースが迫ってきたObsidianが開発によるシリーズ最新作「Fallout: New Vegas」、旧Falloutシリーズの開発メンバーが多く参加する本作は、Bethesdaが新しい命を吹き込んだFalloutシリーズに旧作のコアな遺伝子を組み込む回帰的なタイトルとも位置づけられます。
そんな本作のリリースも10月19日と迫り、新たにテレビCM用の映像が登場しました。映像ではFalloutらしい懐かしいアメリカの楽曲をバックに、完全な廃墟と化していた前作のワシントン周辺とは一転ラスベガスの華やかな雰囲気が端的に表現された素敵映像に仕上がっています。リズム感が良い!
さらにPC Gamerが本作のプロデューサーを務めるLarry Liberty氏にインタビューを行い、その中から幾つか新しい情報が明らかになっています。このインタビューはFallout: New Vegasの”新しい事”に主眼を置き行われた物で、Liberty氏は本作の戦闘システムや複雑になった評判システム、新登場のカジノ、よりインタラクティブになったダイアログ周りなどをアピールしています。
そんな中、Black Isle Studiosが開発を進めながらも2003年にキャンセルされた、旧シリーズのFallout 3となる予定だったVan BurenについてPC Gamerが言及、Larry Liberty氏はNew VegasがVan Burenの要素を確かに含んでいると明言、さらにリードデザイナーのJosh Sawyer氏が元々Van Burenのリードデザイナーであった事を明かし、共通性が存在する事を認めました。
これまでにもNew Vegasには幾つかの党派やFallout史で重要なポジションにある巨大エネルギー企業のポセイドン・エネルギー社の存在が確認されていますが、Liberty氏はNew VegasとVan Burenが違う年代の物であると明言、あくまで直接的な関係性はないとしながらも、一箇所共通のロケーションが登場する事を明らかにしています。
(参考:Van Burenは2250年のユタ州とコロラド州が舞台でニューカリフォルニア共和国の科学者が軌道衛星上に残存していた核兵器を起動し2度目の核による浄化を企み、これを食い止められなかった主人公が被害をコントロールするために核の落下エリアを自身で決めなければならないという壮絶なストーリーになる予定だった。これに対してNew Vegasは2283年の西海岸が舞台で、エンクレイブ本体壊滅から38年後の世界)
また、これまでキャストとして発表されながら役が明らかにされていなかった、プレスリーやシナトラと並んで評される事もある人気歌手ミスター・ラスベガスこと”ウェイン・ニュートン”についても言及、なんとウェイン・ニュートンは今作ではミスター・ニューベガスとして登場する事が明らかにされ、具体的な情報は語られなかったものの、今作でも複数のビッグな歌が登場する事が明言されています。
という事で、アメリカのポップ文化的な側面や豪華なボイスアクター陣、そしてFallout史と本作の絡みなど、多いに期待が高まるFallout: New Vegasのリリースは北米で10月19日、ヨーロッパでは10月22日、日本語版は11月4日、対応プラットフォームはXbox 360とPC、PS3となっています。
先日「Halo: Reach」のキャンペーン用マッチメイキング機能が10月に登場する事をお知らせしましたが、本日Bungieの公式サイトにてお馴染みのWeekly Updateが公開、キャンペーンマッチメイクが10月15日に登場する事がアナウンスされました。
その他にも今後数ヶ月の間に登場予定のプレイリストの変更や追加の情報などの一部も明らかにされており、Halo: Reachプレイヤーは必見の内容となっています。
■ プレイリストの変更点
- SWATプレイリストが追加、Big Team BattleとTeam SlayerからSWATが削除
- キャンペーンマッチメイキングが追加:10月15日登場で、階級のコーポラルが必要
- Team Slayerは新しいバリエーションの登場を含めバランス調整が施される
- Slayer Classicが削除
- Arenaプレイリストから”Pro”ゲームが削除
- Arena Team DoublesプレイリストからBoardwalkが削除
- ArenaプレイリストのZealotマップに戦場に戻る為のスペースが追加
■ ゲームバリエーションの追加
- 複数のプレイリストにKing of the Hillを追加
- Rocket Raceが追加
- Rumble PitプレイリストにJuggernautが追加
- ArenaにはKing of the Hillが追加されない
■ その他
- AssaultゲームのバリエーションにSudden Deathが追加、Powerhouseマップを利用しオブジェクティブなチーム戦になる予定
- King of the HillとTerritories、OddballルールでDropShipとEvadeを交換
- OddballとCapture the Flag、Assault、StockpileルールでHologramをEvadeと交換
- Hemorrhageマップのスコーピオンをレイスと交換
また、今週のWeekly Updateではフォージモードを用いたプレイヤー達の力作も紹介、なかなかカオスな事になっており、早くも今後の進化が楽しみな内容となっています。さらに今回はおまけにHalo: Reachの超テクニックキルのTOP10映像もご紹介、頭良い!なキルから、超長距離キルに信じられない跳弾ダブルキルまで愉快な物が揃っています。
2年ごとに開催され、今年は6月から候補の選抜が行われているグッゲンハイム美術館とインテル、HPが共同で開催しているオンライン映像コンテスト「YouTube Play」に”Call of Duty 4: Modern Warfare”の映像を用いた作品が最終選考の125作品に残った事が明らかになりました。
今年のYouTube Playは91ヶ国から実に2万3000本を超える応募があり、この中から選ばれた今回の125作品はニューヨーク、ベルリン、ビルバオ(スペイン)、ヴェニスの各グッゲンハイム美術館の端末に閲覧可能な状態で展示されています。最終選考の125作品は音楽、写真映画、コレクター等様々なユーザーが応募しており、様々なコンテキストや概念、技術、テーマ、専門を列挙した豊富なジャンルが集まった物で、非常に見応えがある物となっています。
この最終選考作品にリスト入りした”Call of Duty 4: Modern Warfare”がモチーフの作品はJosh Bricker氏による「Post Newtonianism」(ポスト・ニュートン主義)と名付けられた映像作品で、ゲームの中で登場したAC-130からの地上への掃討ミッションと、実際に近年の戦闘で行われた銃撃や爆撃の様子を隣同士に並べた非常に痛烈な内容となっています。
映像には”実際に”アメリカ軍が敵兵士などを銃撃により無力化する内容が収められており、非常に凄惨かつ現実感のない”まるでゲームの様”な内容となっています。その横に並べられたModern Warfareの映像はあまりにリアルで映像の鮮明さという意味ではある意味ゲームの方がリアルな物であり、現実とゲームの境界線が溶けていく様な足下の危うさを感じさせるこの映像からは、現実で辛い戦争を体験し失敗と悲劇を繰り返しつつも、エンターテインメントとしての”凄惨な戦争ゲーム”への希求と訴求が並行して存在するアメリカの姿を見事に反映している物とも思えます。
私たちはプラトーンやフルメタルジャケットなどのいくつかの戦争映画が反戦的な意味で作られた事と、これらに描かれた凄惨な表現がアメリカの告白の様な体を成している事を知っています。果たして昨今のゲームにおける刺激的な表現は告白や自己言及か、それとも攻撃性を仮想のルール付けで満足させる為の物なのか。ゲーマーはゲームが楽しい事を最も感覚的に理解している代表者です。今回の映像は大きな問題について自身が楽しむゲームをいつもとは少し違う視点から考えてみる良い機会、と言えるかもしれません。
なお前述の通り、非常に凄惨な映像作品となっていますので、閲覧は十分にご注意下さい。
1982年に役者とゲームプログラマーという珍しい二足のわらじで成功を収めたWarren Davis氏が世に送り出した不朽のパズルプラットフォーマータイトル「Q*bert」、実際のゲームはプレイしたことが無くともキャラクターと立方体を重ねた不思議なステージには見覚えが有る方も多いのでは無いでしょうか。
前置きが長くなりましたが、今回ご紹介するのはQ*bertケーキ!素晴らしいクオリティで懐かしいキャラクター達のプロポーションや表情もパーフェクト!それもその筈、これのケーキを作成したのはエクストリームなケーキ作成で知られる”Highland Bakery“のKarenさんによる物で、以下に紹介する氏の完全に様子がおかしいケーキ達を見ればこのクオリティにも納得頂けるかと思います。……ケーキ恐るべし!
先日、財務破綻からAPBのサービス停止を余儀なくされスタジオ閉鎖に至ったRealtime Worldsですが、スタジオでリードキャラクターアーティストを務めていたJimmy O’Ready氏が新たにキャラクターとコンセプトアートを専門に手掛ける新スタジオ「Montynero」を起ち上げた事が明らかになりました。
Jimmy O’Ready氏はAPBのキャラクターアートがビデオゲーム産業から大きく賞賛された事を述べ、ダンディーを拠点に企業や地域を超えて活躍する企業にしたいと今後の意気込みを語っています。
APBのキャラクターデザインやコンセプトアートはグラフィティのテイストなどを活かしたストリート性の高い物でクオリティは本当に素晴らしい物でした。Realtime Worldsの燃え尽きた灰からこういった専門性の高いスタジオが登場したのは、非常に興味深い事だと言えそうです。
“Just Cause 2″のカオスなゲームプレイと技術力で一躍注目デベロッパとなったAvalanche Studiosですが、現在は”The Hunter”の新作等に取り組んでいる事が明かされている程度で、次回作に関する情報は聞こえてこない状況が続いていました。
そんな中、驚愕の新作情報が登場、なんとAvalancheがジャッフェと共にGod of War IIのディレクターを務めたCory Barlog氏とタッグを組み、あのメル・ギブソンの出世作でありオーストラリア映画の金字塔、そして近年のバイオレンスなアポカリプス物に大きな影響を与えたジョージ・ミラー監督の映画「マッドマックス」のゲームタイトルを開発を進めている事が明らかになりました。
Barlog氏がマッドマックス映画に基づくゲームタイトルに取り組んでいた事は2008年に既に明らかにされていましたが、今回のタッグはBarlog氏が自身のTwitterでストックホルムで新プロジェクトに取り組んでいると発言した事から明らかになった物。すでにAvalancheの創設者であるChristofer Sundberg氏は、プロジェクトの詳細についてはコメント出来ないが、Twitterでの発言に見られる通り、確かにCory Barlog氏はストックホルムでAvalancheと共に働いていると関連を認める発言を行っています。
これまで独自IPで歩んできたAvalancheですが、今年の6月には来る新作がライセンス物のアクションタイトルである事を明かしており、ライセンス物にトライしたいと考えていた所にパーフェクトなタイトルが飛び込んできたと発言にしています。
いずれ正式発表待ちと言った状況のこのビッグタイトルですが、インセプションで偽造のスペシャリストを演じたトム・ハーディが主演を務めるジョージ・ミラー監督のマッドマックス最新作”Mad Max: Fury Road”が2012年の公開予定となっており、この最新作のスケジュールに近い時期のローンチを目指すのでは無いかと予想されます。
AvalancheとCory Barlog氏、そして新作マッドマックスという驚愕の組み合わせ、一体どんなカオスなタイトルが産み出される事になるのか、早くも期待が高まります。
シリーズ再生とFPSの王座奪還を目指すと発表されたシリーズ最新作「Medal of Honor」、マルチプレイでのタリバン兵登場により論争の的ともなり、残虐な空港シーンで話題を集めたModern Warfare 2と同様に刺激的な問題作としてのポテンシャルは相当な物です。
本作もいよいよリリースまで3週間に迫り、いち早く年末商戦のAAAタイトルとしてローンチを果たす事になります。そんな中、Electronic ArtsヨーロッパのSVPを務めるJens Uwe Intat氏が近くActivisionが長期に渡って有するFPSジャンルでの優勢をElectronic Artsが転覆させるだろうと発言しました。
Intat氏は「確かに私たちは”Medal of Honor”と共にシューターのトップに返り咲きたい」と語り、「今年はCall of Dutyを凌駕するつもりではないが、しかしその終了の兆しを得る事になる」と発言、氏はElectronic ArtsのサッカータイトルFIFAがコナミのウイニングイレブンに追いついた様な長い”旅”の様な物になるとも語っています。
さらに氏は「この先数年を掛けて、私たちはActivisionとCall of Dutyに対する明確な勝利を得るつもりだ」「FIFAのセールスに力を与えた口コミの力を備えたデジタルマーケティングと広告の組み合わせは(Medal of Honor)の復活を促進する」と語り、「いくつかの国ではMedal of HonorがModern Warfare 2よりも優れているとの評価を得ている」ともアピールしています。
なお先日、Danger CloseのプロデューサーGreg Goodrich氏は少なくとも本作のセールスが300万に達しない場合は続編登場の可能性が少ない事を明かしており、いよいよ迎えるシリーズ復活作のローンチに期待が高まる所。Medal of Honorのリリースは10月12日、対応プラットフォームはPS3とXbox 360、PCとなっています。
国内でもPC版”スーパーストリートファイターIV”が前作の大きな著作権侵害によりリリースが見合わされる事となったニュースが話題ですが、昨今著作権侵害の問題はインフラの整備も相まってより被害の拡大と、DRM技術のいたちごっこが繰り返される不毛な状況が続いています。
そんな中、アメリカの上院議員グループが問題の元である著作権侵害を含むデジタルデータなどの配布を行う違法サイトの取り締まりを強化する法案の設立を進めている事が明らかになりました。
これはPatrick Leahy上院議員と上院司法委員会のチェアマンを務めるOrin Hatch上院議員等のグループが成立を目指している”The Combating Online Infringement and Counterfeits Act”(オンラインの侵害と偽造行為と戦う)法案で、著作権侵害を行うWebサイトの管理者の所在がアメリカの内外に問わず、取り締まりのプロセスを早め、厳罰化する効力をアメリカ合衆国司法省に与えるという物。ドメインがアメリカ国内に有る場合には司法省からレジストラに直接サイトをシャットダウンさせる権限を持つかなり強力な物になっています。
また、侵害サイトが国外にある場合はサイトが利用するISPや決済業者、オンライン広告業者に対して連邦司法長官からサービス停止の裁判所命令が発行し、違法サイトのマネタイズを停止させる旨が記されています。
北米では6月にオバマ大統領とバイデン副大統領から米国のIP保護について国家的な支援を行う旨が明らかにされており、バイデン副大統領は”著作権侵害は完全で単純な窃盗で、破壊と略奪行為にあたる”と厳しく避難しており、今回の法案が成立する場合には米国が著作権侵害と戦う最も大きな取り組みになると予想されています。
またゲーム産業のみならず、アメリカ映画協会と米国レコード工業会が協力して著作権侵害サイトの閉鎖を行う為のロビー活動をISPに対して行っており、すでにいくつかのISPがこの方針に合意の旨を示しています。これらコンテンツ業界全体が取り組みを強化しつつある著作権侵害の問題ですが、DRM強化のいたちごっこでは無い罰則強化等による抜本的な解決がスムースに進められる事に期待したい所です。
先日から続けてお知らせしてきたCD Projektのオールドゲーム販売プラットフォーム「GOG.com」の閉鎖問題ですが、どうやら突然の閉鎖もプロモーションの一環だった模様で、昨晩公式サイトがカウントダウンを開始、本日の夜9時頃に正式オープンを迎える予定である事が明らかになりました。
公式サイトでは正式オープンに絡むプロモーション映像が公開、GOG.comの創設スタッフが僧侶のコスプレで旧GOG.comが罪を犯したと懺悔、改善点などを挙げながら正式サイトの新要素などを紹介する愉快映像となっており、これらの仕込みを考えると、完全に今回の閉鎖騒動がバイラルプロモーション的な一連の計画であった事が判ります。
という事で、あと10時間強でオープンする事になる正式版のGOG.comでは数多くの新要素と技術的な強化を盛り込み、かなりモダンなデジタル流通プラットフォームに仕上がっている様子。さらにオープン記念として初代バルダーズゲートと拡張パックをセットにした「Baldur’s Gate Collector’s Edition」を9.99ドルで販売開始する事も明らかにされています。全タイトルがWindows 7動作に対応するなど、注目の改善点は以下からご確認下さい。
- ソースコードの98%を書き直し、レスポンスは6倍、トラフィックが10倍改善された
- GoGは買収されていない
- DRMもこれまで通り”無し”
- 新サイトには新ユーザーの為に3クリックで登録可能なシンプル設計
- カスタマイズ可能なカタログ機能
- ユーザーコミュニティを強化する為のゲームリスト機能を擁する”GoGMixes”が登場、巨大なフォーラムと格付けシステム、最新トピックの紹介などを含む
- Facebook機能を統合
- それぞれのゲームにアバターや壁紙、マニュアル等の無料コンテンツが登場
- 全てのゲームタイトルが完全なWindows 7動作に対応
- 「Baldur’s Gate Collector’s Edition」が9.99ドルで登場
- GoGはSteamのオルタナティブな存在になりたい
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