ヘルボーイシリーズやブレイド、パンズ・ラビリンスなどで知られ、先日は残念ながら映画「ホビット」の監督を降板したギレルモ・デル・トロ監督ですが、なんと新たにTHQと契約を結び本格的なゲームの開発に乗り出した事をLos Angeles Timesが報じました。
ギレルモ・デル・トロ監督は最近、”技術的で物語的な非常に興味深いゲーム”の開発を”大手企業”と共に進めている事をインタビュー等で明かしており、今回この相手がTHQだった事が確認された形となりました。
また、THQのVPを努めるDanny Bilson氏はゲームだけでは無く、映画とTVにも精通している事が知られており、ディズニーが1991年に製作した映画”ロケッティア”ではライターを努め、90年代のTVドラマ版”フラッシュ”ではプロデューサーと総制作指揮も努めています。
今回のギレルモ・デル・トロ監督との契約はどうやらDanny Bilson氏がリードしているとの事で、才能溢れる監督と最近非常に意欲的な動きを見せるTHQのタッグがどのようなタイトルを生み出す事になるのか、大きく期待が高まります。
なお、THQは先日Red FactionのTV映画の製作を明らかにしています。
今年5月に自身のblogにて10年を過ごしたUbisoftを後にした事を報告したClint Hocking氏、これまでUbisoftでSplinter Cellシリーズや、Far Cry 2を手掛けてきたベテランデザイナーだけあって、その動向には注目が大きく集まっていました。そんな中、Clint Hocking氏がなんとLucasArtsに参加した事が明らかになりました。
これはUbisoftのコミュニティ開発を手掛けるKimi Matsuzaki氏のtwitから明らかになったもので、Matsuzaki氏はHocking氏のLucasArts入りにエールを送っています。
まだClint Hocking氏やLucasArtsからの報告は行われていませんが、AAAタイトルから意欲的な実験タイトルまで多くの注目作を手掛けるLucasArtsだけに、今後の続報が非常に楽しみなニュースだと言えそうです。
Michael Ancel氏が産み出したUbisoftを象徴するキャラクター「Rayman」、今年は久しぶりの主人公タイトルも発表され、UBIart Frameworkを用いた息を呑むような美しいアートワークに注目が集まっています。
特にイギリスとフランスでは大人気のRaymanとラビッツですが、Eurogamerがイギリスの週間セールスチャートのTOP40にランクインする人気タイトルを集計、なんとオリジナルのRaymanが並み居る強豪達を退け261週にわたってランク入りしていた事が明らかになりました。
なお、次点にはTeam17のWormsが239週でランク入りしており、3位以下にはGTAが178週、テーマパークが172週など、お国柄が感じられる興味深い順位となっています。
驚く程の盛り上がりで格闘ゲームの復活を肌で体感する事が出来た今年のEVO、スパ4アーケード版のリリースに国内でのGODSGARDENや日本EVOの開催など、まだまだ盛り上がりの途上にある格ゲーブームですが、ここにはやはり梅原選手やジャスティン選手を始めとするスター選手達の存在が大きいと考えられます。
そんなトッププレイヤー達がXbox LiveやPSNで有料レッスンを開始した事が明らかになりました。レッスンを行う選手はジャスティン・ウォン選手を始めマイク・ロス選手など4人で、1時間40~50ドルにてレッスンを受講する事が出来ます。これが高いかどうかなかなか難しい所ですが、こういった動きが出てくる事自体が格闘ゲームの人気ぶりを物語る興味深い事象だと言えそうです。なお、レッスンの詳細は以下の様になっており、予約は下記の選手名から飛べるリンクから可能です。
- Justin Wong選手:Xbox Live、1時間50ドル、使用キャラクター:ルーファス、アベル、バイソン、まこと
- Mike Ross選手:Xbox Live、1時間45ドル、使用キャラクター:E 本田、ケン、ブランカ
- Martin “Marn” Phan選手:Xbox Live、1時間40ドル、使用キャラクター:ダッドリー、C.ヴァイパー、アベル
- Ryan “Gootecks” Gutierrez選手:Xbox Live/PSN、1時間40ドル、使用キャラクター:バイソン、ガイル、ローズ
なお、レッスンはスカイプなどを利用して選手達とのコミュニケーションの上で進められ、リプレイ映像などを用意してアドバイスを求めたい時には前もってメールでの連絡する事が望ましい事などが記されており、料金の支払いはPayPalで行われるとの事。なおPayPal支払いにはPayPalのアカウントを必要としません。
Jakub Dvorsky氏率いるAmanita Designが昨年10月にリリースしたポイント&クリック型のアドベンチャータイトル「Machinarium」、チェコのお家芸とも呼べる独特かつ恐ろしくクオリティの高いアートワークにキュートな主人公達の愛らしさも相まって、類を見ない素敵タイトルに仕上がっています。
こういったインディー系のタイトルを好むゲーマーからは大きな注目を集めた本作ですが、残念ながらDRMを持っておらず、大きな著作権侵害による被害にあった様です。Amanita Designによるとちゃんと購入して遊んだプレイヤーの数は全体の5~15%との事で、相当な規模である事が判ります。
と、ここまではよくあるニュースなのですが、さすがAmanita Design!何とこれを逆手に取りPirate amnesty(著作権侵害恩赦)と銘打った、WindowsとMac、Linuxに対応したゲーム本編にサウンドトラックをオマケして何と5ドルの激安キャンペーンの開催を発表、今日から8月12日まで行われる事となりました。
販売はAmanitaストアのMachinarium商品ページで行われており、もちろん日本からも購入可能です。日々の殺伐したゲームから少し離れ、のんびりゆったりと遊ぶには最高のタイトルと言えるMachinarium、未プレイの方でアートワークが気に入った方は本編にてさらに可愛い子達が待ち構えているので本当にお勧めです!500円でお釣りがくると考えればこんなにお得な買い物はありません。
さらに、このキャンペーンに併せて主人公のジョセフ君が荒波に溺れる海賊(著作権侵害者)達に救いの手を伸ばすキュートでアイロニックなアートワークも公開、さらに本作の素敵な楽曲達を手掛けるTomas Dvorak氏が新曲”Pirate Amnesty”まで公開、公式サイトからダウンロードも可能になっています。
既にプレイ済みの方にはちょっと意味深な内容にも思える今回のアートワーク、今後の展開にも期待が出来る内容だっただけにAmanita Designの動向が気になる所。今回のセールが成功してまた新しいジョセフ君に会える事を期待しています。ジョセフ君がんばれ!
なお、突然蛇足ですが、このMachinariumの素敵記事を以てなんとdoope!の記事が3000件に到達しました。実は……サイトも先月の7月18日でなんと1周年を迎えています……すっかり忘れていました。という事で記念すべき3000件目の記事と1周年+20日くらい記念をジョセフ君で迎えられた事は本当にめでたい!それもこれもいつもご覧頂いている読者の皆さんのおかげ、今後もペースを落とさず愉快で可愛らしいニュースをお届けしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
Comic-Conのビッグサプライズとして発表されたカプコンの「Street Fighter X Tekken」とナムコの「Tekken X Street Fighter」、すでにComic-Con会場でトレイラーが公開されたStreet Fighter X Tekkenですが、今月開催されるgamescomにも出展される事が明らかになりました。今回のgamescomにはカプコンのブース出展が中止となっていただけに嬉しいサプライズと言えそうです。
gamescom会場で行われるのはヨーロッパでのStreet Fighter X Tekkenお披露目イベントとの事で、8月19日現地時間の午後2時から会場8番ホール近くのCongress-Centrum Nordにて開催されます。また、会場ではスーパーストリートファイターIVと鉄拳6のトーナメントも開催されるとの事。さて、新情報の登場はあるか、続報に期待です!
なお、gamescomでは本作と同様にMarvel vs. Capcom 3の新情報も用意されているらしき事が公式blogに記されています。
Saints Rowシリーズを手掛けるVolition、現在はかなりの改善と進化を遂げそうな”Red Faction: Armageddon”の開発に注力していますが、ぶっ飛んだクライム系アクションのSaints Rowシリーズの続編もしっかり進行中です。そんなシリーズ最新作「Saints Row 3」の市民役のボイスアクト権がオークションにかけられる事がVolitionの公式blogから明らかになりました。
この権利は既にebayに出品されており、締め切りまであと5日少々となっています。投稿時現在の価格は415ドル、熱烈なファンでアメリカ在住の幸運なゲーマーならチャンスはまだあります!
なお、このオークションの売り上げは残念ながら先月23歳の若さで火事で負った火傷により亡くなったAshley Amesさんの基金に寄付される事になっています。
華やかなゲームイベントがますます勢いを増す昨今のゲーム文化ですが、アメリカ中央部や北東に位置するアイオワ州にある人口2万5000人の平和で小さな町オタムアで大きな野心を持った意欲的なイベントが今後毎年開催される事が明らかになりました。
このゲームイベントはその名もThe Big Bang、今日から週末にかけ4日間に渡って開催され、任天堂の宮本氏を含むゲームデザイナーやプレイヤー29人(※ 既にノミネート済み)の中から”ゲームの殿堂”が選ばれる事となります。
オタムアの市長を務めるDale Uehling氏は「オタムアはビデオゲームのクーパースタウンになりたいんだ」と、野球殿堂を収めるアメリカ野球殿堂博物館を持ち、世界中から年間35万人の観光客を集める人口2000人のクーパースタウンを例に挙げ、ビッグバンフェスティバルへの意気込みを表しています。
ゴールは非常に高いこのオタムアですが、クリーブランドのロックンロール殿堂や前述のクーパースタウン等も同様に町の厳しい状態からスタートしており、決して大成功が無いとは言い切れません。今回のイベントを率いるWalter Dayさん61歳は、サンホセやロサンゼルス、シアトル、東京では出来ない何かを行う為にオタムアは努めると発言しています。
ゲームイベントやゲーム文化、そして都市は割と密接な関係をもっており、サンホセではAtariが生まれ、シアトルでは任天堂アメリカが誕生、東京はゲーム技術や開発の中心とも言えます。ですが、オタムアは普通の工業都市、市内で最も従業員を擁する会社は干し草の梱包を行う会社とカーギルミートの缶詰工場です。ゲーム一切関係ないwww
しかしそれでもWalter Dayさんは「オタムアをビデオゲーム世界の中心にしたい」と語り、ビッグバンフェスティバルをいずれ10万人の参加者が訪れるイベントにしたいと発言、素晴らしい”でもやるんだよ!”精神を発揮しています。
一見、ばかばかしく状況によっては嘲笑の対象ともなりそうなこのビッグバンフェスティバルですが、ビデオゲーム業界の対応は非常に暖かい物で、第1回のイベントでハイスコアアタックが行われるパックマン競技に対し、アメリカのバンダイ・ナムコがパックマンのコスチュームに身を包んだ審判チームの派遣を行い、ゲーム殿堂にノミネートされた宮本氏は出席は出来ないものの、暖かい手紙がオタムアに届けられたそうです。
さらに、オタムアでホットソースを作りながらレストランを営むBilly Mitchellさんは1999年の東京ゲームショーで”video game player of the century”(世紀のビデオゲームプレイヤー)の名を得たとの事で……、Mitchellさんのレストランはビデオゲームのメッカとなるに十分だとの自負も見せています。
ちなみに公式blogではほぼ全ての人が疑問に思うであろう”なぜオタムアで?”に対する回答をポストしており、一発目に”なぜオタムアじゃ駄目ですか?“と聞き返しています。もういじられ方まで承知しているイキな回答!格好良すぎる。さらに加えて、交通の便が良いこと、E3やPAXなどに参加すると700~800ドル掛かる費用が、物価の安いオタムアなら4日間200ドルでばっちり楽しめる事などを理由に挙げています。
公開されている写真からは、平和で優しくのんびりした時間が感じられるこのオタムアのビッグバンフェスティバル、是非頑張って素敵なイベントにしていって欲しいと願います。記念すべき第一回のゲーム殿堂を誰が受賞するのか、さらにはゲーム競技の結果など、イベントの成否も含め必ずお知らせしますので、続報をお楽しみに。これは機会があれば行ってみたい!!
2008年のアメリカ大統領選挙で共和党の大統領候補としてオバマ大統領と対決したアリゾナ州の上院議員ジョン・マケイン氏とオクラホマ州の上院議員を務めるTom Coburn氏が、アメリカにおける税金の無駄遣いプロジェクトのトップ100をまとめ発表(※ PDFファイルが開きます)しました。
アメリカではリーマンショックやサブプライムローン問題等に端を発する近年の景気後退に対して、国内の事業活性と雇用創出を図る為に様々な財政支出を増加させています。今回発表されたリストはこの13兆ドルを超える財政支出の規模増が国債による物である事や、規模に対して国内の失業者の数が減っていない事を指摘する物となっています。
リストの前文では2010年6月の失業率が昨年6月と変わっていない事や、無理な財政支出が今後さらなる経済不況を招く可能性が高い事も指摘しており、日本国内でも最近よく目にする事業仕分け的な提言を呈しています。
リスト入りした100事業の中には数年閉館したままの箱物施設の巨大な窓ガラスを55万ドル掛けて交換した事例や、インタラクティブなダンス用アプリケーションの研究費としてノースカロライナ大学に渡った76万ドル以上の予算、人気スポーツのスタジアムとカジノを直接繋ぐ地下道を造るための工事費6200万ドル、さらには40年放置された地下鉄駅を美術館にするプロジェクト120万ドル、何ヶ月も閉館しているバイオマス発電所など、まぁ出るわ出るわ!の頭が痛いプロジェクト達が多く並んでいます。
その中にノースカロライナ州立大学とジョージア工科大学が研究を進めている高齢者のメンタルヘルスの改善を目的にした高齢者向けゲーム開発の研究費120万ドルがリスト入りしている事が明らかになりました。リストにはこの結果として、高齢者のゲームに対するニーズを理解せず専門的なゲーム開発の知識を持たないデザイナー達が援助された事が記され、研究の監督者が彼らのゴールが高齢者のためのゲームを開発するためのガイドラインを制作する事だとする旨が記されています。
何だかどれもこれも、どこかで聞いた事があるようなないような……。まったく、内外問わずどこも似たような状況というのは沢山ある物ですね。
PCタイトルとは思えない様な巨大ローンチを成功させたBlizzardの最新作「StarCraft II: Wings of Liberty」、韓国では国民的な人気を誇るタイトルとして知られていますが、StarCraft仕様のジャンボまで飛ばしている大韓航空がStarCraftのリーグである”Starleague”のシーズン2のTVCMを制作しました。
映像には将来の夢を語る幼稚園の子供達の中に……プロトスのArchonになって地上と航空ユニット両方に攻撃をという男の子が登場、まさに老若男女の人気を博するStarCraftの人気の程が窺えるような内容になっています。良し悪しは置いておいて、やはり大きな文化の差が感じられる映像やプロモーションとして興味深いCMだと言えそうです。
昨今の格闘ゲーム復興に伴い、多くのファンアートが見られる「スーパーストリートファイターIV」ですが、以前にも紹介したロックマンスタイルのキャラクター達を産み出したSpeedbrkr氏による壁紙が作成され、お馴染みCapcom-unityが紹介しています。
SpeedBrkr氏は上記のイメージを含め5色のカラーバリエーションを用意、さらにはiPhoneとPalm Pre用の壁紙まで公開されています。
E3でのサプライズ発表以降、キャラクター達やマルチプレイに関する情報が明らかにされてきたシリーズ復活作「Twisted Metal」ですが、本作を手掛けるお馴染みデビッド・ジャッフェがIGNのポッドキャストにて、これまで明らかにされていなかったシングルキャンペーンに関する情報が登場しました。
それによるとTwisted MetalのシングルプレイにはSweet ToothとDollface、そしてMr. Grimmを主人公にした3つのユニークなキャンペーンが存在し、それぞれが異なるエンディングを持っているとの事。
また今作では戦闘ジャンルゲーム特有の”同じ事を延々と繰り返す症候群”からの離別を果たす事が強調されており、ジャッフェは本作のゴールを文字通りTwisted(ひねられた)な経験をプレイヤーに提供する事だと語っています。さらに話題はPS1でリリースされた初代Twisted MetalやBlackにも言及、Junkyard DogやOutlaw、Roadkillと言ったシリーズの登場キャラクターなどを引き合いに出し、ジャッフェ自身が如何にシリーズを愛しているか語り、マリオよりTwisted Metalが好みだとも発言しています。
Ken Levine氏率いるIrrational Gamesが手掛けているとされるプロジェクト「Project Icarus」、長らく謎に包まれたままだった本作がとうとう8月11日ニューヨークにて開催されるお披露目イベントにてその姿を現す事になります。
昨晩Irrational Gamesが公式ポッドキャストの最新エピソードを公開、同スタジオのShawn Elliott氏が改めてProject Icarusが姿を現す事を明言、お披露目イベントの翌8月12日にはトレイラーを公開する事を明らかにしました。
さらにポッドキャストでは以前お伝えした電話での新作タイトル予想に寄せられたファン達の回答も伝えられ、新IPやSystem Shock 3、さらにBioShock 3やSWAT 5等のタイトルが予想されたとの事。
さらに発表に向けて公開されたティザーサイトではwhatisicarus.comでは、表示されていた謎の丸模様が少し変化、回転している?かの様に位置を変え、何やら背景に”もや”が見える画像に差し替えられています。補正して見やすくした画像を下に掲載いたしますが、これが一体何を意味する物なのか、数年の沈黙が破られるまであと10日弱、続報をお楽しみにお待ち下さい。
PCタイトルながら注目すべきメガローンチを果たしたBlizzardの最新作「StarCraft II」ですが、現在Battle.netのアカウントハックを目的にしたメールでのフィッシング詐欺が横行しているとの事で、海外情報サイトではプレイヤーに対して注意を促しています。
これはあたかもBlizzard StoreでStarCraft IIを購入したかのように偽のCDキーを送りつけ、Battle.netにそっくりの別サイトへ誘導し、アカウントとパスワードを入力させるという悪質な物で、今後もあの手この手で新たなフィッシング詐欺が登場する事になると思われます。現在既にプレイされている方や購入したばかりの方はblizzard以外からのメール(@blizzard.comあるいは@battle.net)については十分に注意する必要がありそうです。
今年3月にワーナー・ブラザーズがアナウンスした指輪物語原作のアクションRPG”The Lord of the Rings: War in the North”、開発はSnowblind Studiosが手掛けていますが、どうやら指輪物語だけでは無く「ホビット」のゲームタイトルも進められている可能性が明らかになりました。
これはGamasutraに掲載されたワーナー・ブラザーズの求人から明らかになったもので、マーケティングディレクターの募集内容に指輪物語とホビットに基づいた新タイトルの開発の文字が記されています。
映画「ホビット」の方はギレルモ・デル・トロ監督の元で順調に進められていたかと思いきや、5月の降板騒動以降まだ新監督が決まらず、ブロムカンプかピーター・ジャクソン自ら出陣するかなど様々な憶測が飛び交っています。ゲーム化の存在が映画の方のスムースな再始動を意味する物であれば嬉しいのですが……。今後の続報に注目といった所でしょうか。
世界中のゲーマー達が愛して止まない任天堂の主人公キャラクター達、1981年のマリオとドンキーコングの登場から早くも30年が経とうとしている昨今ですが、こうやってデザインを時系列に並べて見ると、いずれのキャラクター達も技術的な変化による進化を除けば、そう大きな変化を遂げていないことに驚きます。
マリオがミッキーマウスを追い抜き世界で最も有名なキャラクターと評される事を鑑みると、やはり如何に任天堂のキャラクターデザインが初期段階から完成された物であるか窺えるという物。今後も何世代にも渡って愛されていくであろう彼ら達が、これからどのような進化を見せる事になるのか、本当に楽しみです。
かつてはセガのメガドライブが大きく普及していたアメリカ中南米地域、アジア諸国ともまた一味違った様々な独自進化を遂げたハードが並ぶ、モンドなハードが好物の方にはたまらない地域でもありますが、昨年にはプレイステーション2の発売が正式に開始され、南米独特のコンソール分布に変化が起こりつつあります。
そんな中、著作権被害の問題や文化的な面でも独特のスピード感を持つ中南米のゲームビジネスにソニーがてこ入れを始めるようです。ゲームをこれから始める為のセット商品や、PS3向けAAAタイトルの完全ローカライズ、さらにはゲームイベントの開催など、なかなか力の入った展開が予定されている模様です。
まず2種類リリースされる”Gamer Kit”と呼ばれるバンドルパックでは、PS2とPSP向けの物が用意され、PS2では本体とコントローラー2つ、8MBのメモリーカード、3本のタイトルのバンドルとなっており、PSPは本体と旅行用ケース、そして3本のポピュラータイトルが同梱されるとの事。
さらにソニーはPS3の普及にも力を入れる様で、中南米向けに”inFAMOUS 2″と”Killzone 3″のスペイン語版のリリースを発表、さらに”Killzone 3″はブラジル向けにポルトガル語版もリリースされ、inFAMOUS 2は春に、Killzone 3が2月リリースの予定となっています。
これはメキシコのCabo del Solでソニーが開催したゲームイベントで発表された物で、ソニーは有名フランチャイズの高度なローカライズを明言、Playstation中南米チャンネルのシニアディレクターとゼネラルマネジャーはこのイベントにて、3D立体視やPS Move、近年の専用タイトルについても言及、中南米のゲーマーに向けたPS3展開が今後大きな動きを見せる事を示唆しています。
すでにXbox 360はリリースされている中南米地域ですが、セールスで成功しているとは言い難い状況で、今後HDコンソールの新たな市場となり得るか、今後の動向に注目する必要がありそうです。
1939年9月1日にドイツ軍とスロヴァキア軍がポーランド領内に侵攻、空からの大爆撃と戦車部隊による攻撃でワルシャワ旧市街(Miasto地区)を廃墟とし、同月17日にはさらにソビエト連邦までもがポーランド領内に侵攻を開始、これに対してポーランドと同盟関係にあったイギリスとフランスがドイツに対して発令した宣戦布告を以て第二次世界大戦の勃発とされています。
その後ポーランドでは、1944年のレジスタンス達のワルシャワ蜂起によるドイツからの解放まで、15年間に人口が400万人も減少する程の惨劇が繰り広げられる事となります。今年はこのドイツからの解放から66周年で、ポーランドではこの忌まわしい記憶を風化させない為に様々なイベントを開催しています。
その中で、今年は世界遺産にも指定されているワルシャワ旧市街のMiasto地区の廃墟を3Dで完全再現し、当時の夥しい空爆の傷跡を恐ろしくもリアルに描いた短編映像”City in Ruins”の制作が進められています。これはポーランドの歴史学者と多くのSFXアーティスト達による2年間に渡る共同作業による物だそうで、完全版は5分の映像作品になるとの事。
この完全版映像が公開されるのか、詳細はまだ明らかにされていませんが、一先ずワルシャワ市内の美術館などで上映される事が決まっているようです。今回のティザー映像は非常に短い物ですが、近年の映像技術の発達がこういった形で役に立つ事、そして普段私たちがゲームの中で体験している事は、もうゲームの中だけで良いと感じるに十分な説得力を持つ映像だと言えそうです。
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