本日、人気2Dプラットフォーマー“Owlboy”を生んだノルウェーのインディデベロッパ「D-Pad Studio」が、新作の発表を予告。8月23日に開幕するヨーロッパ最大のビデオゲームイベント“gamescom 2022”にてお披露目を予定していることが明らかになりました。
先日、リリース3周年を迎え、ゲーム内外で様々なイベントがスタートした「Sky 星を紡ぐ子どもたち」ですが、新たにthatgamecompanyがノルウェーのシンガーソングライター“AURORA”とのコラボレーションをアナウンスし、今冬に“AURORA”とコラボレーションを含む新シーズンの開幕を予定していることが明らかになりました。
先ほど、傑作Kentucky Route Zeroを生んだCardboard ComputerとAnnapurna Interactiveの提携をご紹介しましたが、本日放送されたショーケースイベント“Annapurna Interactive Showcase 2022”ではさらなる提携がアナウンスされており、Annapurnaが「Dreamfeel」と「Third Shift」、「Yarn Owl」が開発を進めている未発表新作のパブリッシングを担当することが明らかになりました。
本日未明に放送されたAnnapurna Interactiveのショーケースイベント“Annapurna Interactive Showcase 2022”に関する発表内容を順次ご紹介していますが、今回のショーケースでは、既存の人気タイトルに関する続報も多数アナウンスされており、対応プラットフォームの拡大やリリーススケジュール等を含む多彩な新情報が判明しています。
ということで、当記事にて既存のタイトルに関する発表をまとめてご紹介します。
本日未明に放送されたAnnapurna Interactiveのショーケースイベント“Annapurna Interactive Showcase 2022”にて、Annapurna Interactiveと傑作“Kentucky Route Zero”を生んだ「Cardboard Computer」との新たなパブリッシング提携がアナウンスされ、傑作を生んだJake Elliott氏とTamas Kemenczy氏、Ben Babbitt氏が遂に次回作の開発を進めていることが明らかになりました。
また、アナウンスに併せて、Jake Elliott氏とTamas Kemenczy氏、Ben Babbitt氏が“Kentucky Route Zero”の誕生と開発を振り返り、新作について言及する開発映像が公開されており、新作の開発が“Kentucky Route Zero”の完成直後にスタートしていたほか、何年も前からアイデアを暖めていた作品であること、絵画のように静的だったKRZに対してアニメーションを大幅に強化していること、KRZよりもハイペースで(悲劇的ではない)楽しい作品を目指していることが判明しています。
本日未明に放送されたAnnapurna Interactiveのショーケースイベント“Annapurna Interactive Showcase 2022”にて、Crankin’s Time Travel Adventureを手がけるuvulaとお馴染み高橋慶太氏の次回作がアナウンスされ、気持ちよさそうに寝ているキャラクターと可愛いわんちゃんの姿を描く短いティザートレーラーがお披露目されました。
今年5月、ロシアによる侵攻が続く中で謎の新プロジェクト“Project Palianytsia”を発表したFrogwaresですが、その後の動向に注目が集まるなか、先ほどFrogwaresがこのプロジェクトを正式に発表。なんと、2006年にリリースされたシャーロック・ホームズ作品「Sherlock Holmes: The Awakened」の現世代/新世代向けフルリメイクを進めていることが明らかになりました。
かつて“Might and Magic: Dark Side of Xeen”や“Lords of EverQuest”、“Fear Effect”の開発に携わり、2018年のBioWare入り以降は“Anthem”やシリーズ最新作“Dragon Age: Dreadwolf”の開発を率いたベテランChristian Dailey氏ですが、今年2月下旬にBioWareを退社した氏の動向に注目が集まるなか、本日Christian Dailey氏が新スタジオの設立を発表。なんとD&DやMagic: The Gatheringでお馴染み“Wizards of the Coast”と共に「Skeleton Key」と呼ばれる開発スタジオを立ち上げたことが明らかになりました。
先日開幕したSDCC 2022にて、“ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー”を含むフェーズ4~6の壮大な計画がアナウンスされたマーベル・シネマティック・ユニバースですが、新たにEAが「ブラックパンサー」のシングルプレイヤー向けオープンワールドゲームを開発しているとの噂が浮上し、大きな話題となっています。
前回、Amazonのプライムデーセールで大きく販売を伸ばした“レゴ スター・ウォーズ:スカイウォーカー・サーガ”が首位を獲得していたイギリス小売市場の週間セールスチャートですが、新たにUkieが2022年7月17日週の販売データを報告し、PS5を同梱するバンドルの販売が好調な「Horizon Forbidden West」が“Nintendo Switch Sports”や“レゴ スター・ウォーズ:スカイウォーカー・サーガ”を抑え1位に返り咲いたことが明らかになりました。
1994年にリリースされた“ライブアライブ”のHD-2Dリメイク「LIVE A LIVE」が初登場6位にランクインした以外、前週に続いて大きな動きが見られない最新の上位10作品は以下からご確認下さい。
昨晩、POP!やDORBZシリーズでお馴染み「Funko」がSDCCパネルを開催し、5つのBAFTAアワードを受賞した元TT Gamesの著名な開発者Jon Burton氏が率いるイギリスの新スタジオ10:10 Gamesとの提携をアナウンス。「Funko」テーマのAAAアクションプラットフォーマータイトルを2023年内に発売することが明らかになりました。
先日、SDCCパネルで言及されたジョーカーの話題をご紹介したオープンワールドCo-opアクションRPG「ゴッサム・ナイツ」(Gotham Knights)ですが、2022年10月25日のローンチに期待が掛かるなか、新たにWarner Bros. Gamesが本作のプリクエルを描くコミックシリーズ「Batman: Gotham Knights – Gilded City」をアナウンスし、本編と同じ10月25日に第1話の発売を予定していることが明らかになりました。
先日、Ubisoftが実施した2022-23会計年度第1四半期の業績報告にて、“Splinter Cell VR”と“Tom Clancy’s Ghost Recon Frontline”、さらに2本の未発表タイトルを含む計4本のキャンセルに加え、期待作“Avatar: Frontiers of Pandora”の延期が報じられ話題になりましたが、新たにBloombergのJason Schreier氏がUbisoft作品のさらなるスケジュール変更に言及。今年始めに話題となった「Assassin’s Creed」の未発表スピンオフ“Rift”(コードネーム)の発売が延期されたと報告し注目を集めています。
前回の第2回特集では、「ディスコ エリジウム」の概要や本質的な魅力、テキストの規模といった情報と共に、スタジオとタイトルの数奇な出自についてご紹介しました。
第3回となる今回の特集は、前回言及した“巨人の肩”の下りに焦点を当て、本作に影響を与えた作品やその背景についてご紹介します。
■ 参考:「ディスコ エリジウム」特集のリンク
- 第1回:傑作と謳われた「ディスコ エリジウム」は何が特別だったのか、発売当時の現象を改めて振り返る
- 第2回:「ディスコ エリジウム ザ ファイナル カット」の基本的な概要と魅力、日本語版のインプレッション
- 第4回:「ディスコ エリジウム ザ ファイナル カット」の基本的なゲームシステムについて
- 第5回:「ディスコ エリジウム ザ ファイナル カット」における“スキル”とは何か?
- 第6回:「ディスコ エリジウム ザ ファイナル カット」の最も奇妙なシステム“思考キャビネット”について
- 第7回:「ディスコ エリジウム ザ ファイナル カット」に登場する個性的な登場人物達と主要な勢力
- 第8回:「ディスコ エリジウム ザ ファイナル カット」のオープンワールド環境と名所について
- 第9回:「ディスコ エリジウム ザ ファイナル カット」に影響を与えた作品について – 後編
- 第10回:「ディスコ エリジウム ザ ファイナル カット」の作品世界“エリジウム”と政治ビジョンクエストについて
なお、ZA/UMは予てから「ディスコ エリジウム」の誕生に影響を与えた作品について数多く言及しており、“The Game Awards 2019”のベストインディーゲーム賞を受賞した際には、ステージに登壇したZA/UMのリードライターHelen Hendepere氏とアートディレクターAleksander Rostov氏が、作品の誕生に影響を与えた先人に対する謝辞を述べ、ロシアの画家ウラジーミル・マコフスキー、ソ連時代に活躍した伝説的ロッカーとして知られるヴィクトル・ツォイ、さらに政治的な教育を施してくれた偉人として、『共産党宣言』の著者であるカール・マルクスとフリードリヒ・エンゲルスの名を挙げ大きな話題となっていました。
(注:このマルクスとエンゲルスに対する謝辞は、当然ながらZA/UMの面々が共産主義者であることを指しているわけではありません。これについてはZA/UMも直接否定していますが、共産主義に対する複雑な思いや政治的に不安定だったエストニアの情勢は「ディスコ エリジウム」に通底する重要なモチーフの一部であり、この謝辞は本作の難解な背景やテーマを紐解くヒントの1つでもあるのです。余談ながら、欧米向けに美化されたエンターテインメントの華やかな場であるThe Game Awardsで共産党宣言の著者を挙げた件について、後のHelen Hendepere氏はステージに登る時よりも降りる時のほうが怖かったと笑って振り返っています)
(※ さらに蛇足ながら、ZA/UMがThe Game Awards会場でマルクスとエンゲルスの名を挙げた僅か2ヶ月後、第92回アカデミー賞の授賞式において、アカデミー長編ドキュメンタリー映画賞を受賞した『アメリカン・ファクトリー』のジュリア・ライカート監督が壇上で『共産党宣言』の著名な最終行“万国のプロレタリア、団結せよ”を引用し、政治的な発言が抑えられがちなオスカーにおいて異例とも言える過激な政治的瞬間として議論を呼ぶことになりました。つまり、前述したHelen Hendepere氏の後の発言は、ハリウッド的な場で共産党宣言を想起させることのリスクを示しているわけです)
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