11月25日のローンチが迫るウォーレン・スペクター氏久しぶりの新作「Epic Mickey」、ディズニーからはミッキーのリデザインに加えオズワルドの再生というとてつもなく高いハードルが課されていますが、氏はこの難度の高い内容をまさにウォーレン・スペクター的なゲームとして見事に表現、プレイの多様性やキャラクターの愛らしさに加え、紆余曲折のあるディズニーの歴史的な側面からも大きな意義を持つ注目作として期待を集めています。
今回はIGNにて公開された大量の映像の中から、まずは氏の作品らしい側面が判りやすく収められたフック船長とのボスバトルをご紹介します。氏の作品はプレイヤーに提示される1つの問題に対して複数の解決方法が用意される事が特徴として語られる事が多く見受けられますが、フック船長とのボスバトルはモラル選択の要素も含むプレイヤーに選択を迫る物になっています。
先日紹介した記事において、ミッキーのライバルとして知られるピートがピーター・パンの衣装を纏い、ピート・パンとして登場し、スプライトと名付けられた妖精を救う為にメカフック船長と戦っている事をお伝えしましたが、今回のボスバトルの映像ではミッキーが直接フック船長と戦闘を行い解決する方法に加えて、ピートに協力する為にフック船長を船のマスト上におびき出し、ピートとフック船長の戦いに発展させる方法の2種類の展開が紹介されています。そして後者の方法を選択した場合、フック船長はこの後も生き残る事が明らかにされています。
この選択は恐らくモラル選択の一部と思われ、先日マルチエンディングが明らかになったEpic Mickeyの物語に大きく影響をもたらす”選択と結果”になると考えられます。
また、マスト上でのシーンでは、これもやはりウォーレン・スペクター的と言って差し支え無いエキサイティングな戦闘が繰り広げられている様子が収められており、シンナーとペイントの2大要素がシンプルながらダイナミックなプレイを実現している事が見受けられます。
今回はこの他にグレムリンによるチュートリアル映像や、ジャングルレベルのプレイ映像、そして1929年に公開されたミッキーアニメ”Jungle Rhythm“(※ 邦題は”ミッキーのジャングル・リズム”)をモチーフにした2Dステージも新登場、殺人的なぶさ可愛さの象や動物たちが再現されている様子が確認できます。
いよいよリリースまで1ヶ月を切ったウォーレン・スペクター氏数年ぶりの新作「Epic Mickey」、テイストとアートワークに大きな変更が行われる以前にはミッキーには善悪の”性格”が存在し、見た目もこれに伴い変化していた事から(現在は見た目の変更が廃止され、善悪のパラメーターは存在)ウォーレン・スペクター氏のタイトルらしいマルチエンディングの存在が示唆されていました。
これまで明言されていなかったマルチエンディングですが、本作のプロデューサーを務めるAdam Creighton氏がIGN行った質疑応答にて、本作がミッキーの行動により左右される複数のエンディングを有している事をはっきりと語りました。
氏は共にするガーディアンや、クエストの達成度、クエスト中に迫られるプレイヤーの選択結果などが世界に影響を与える事を述べ、さらにこれがエンディングにも影響すると語り、エンディングのバリエーションがかなり多く用意され、それらがプレイヤーの選択に依存する物であると明言しました。
この影響はオズワルドとミッキーの関係にも間違い無く影響を与えると考えられ、スペクター氏が常に提言する”選択と結果”による幅が一体どんなレベルで用意されているのか、非常に気になる所です。
先日はオズワルドの仲間であるBunny Kids達も登場し、ミッキーとオズワルド、マッドドクター以外のキャラクターにもスポットが当たり始めた「Epic Mickey」ですが、本日さらに新しいプレイ映像やトレーラーが公開、なんとミッキーのライバルとして知られるピートがピーターパンの衣装を着てロボ化したフック船長と戦うというなんとも不思議なシーンが登場しました。
どうやらピートはこの世界ではピーター・パンではなくピート・パンとして登場する様で、ティンカーベルでは無くスプライトと名付けられた妖精を救う為にメカフック船長と戦っている様子。という事で想像以上に斜め上展開の今回のトレーラー、何やらまだまだ今後もサプライズが控えている雰囲気に満ちています。
また、映像にはミッキーやオズワルドもたっぷり登場、オズワルドのミッキーに対するいたずらと知らない振りモーションの可愛い事!さらにチュートリアルと思われる2Dシーンも登場し、また新しいスタイルのアートワークが展開される事が判明しました。どれもこれも……本当に可愛らしい!
さらにこれまでに何度かお伝えしてきたMarvel作品を多く手掛けてきた巨匠Peter David氏によるEpic Mickeyの前日譚を描いたデジタルコミック”Disney Epic Mickey Digicomics”がiTunesに登場、無料アプリとして公開されましたが、残念ながら日本国内からの利用は出来ない状態になっています。無念……。このままEpic Mickey本編も日本で遊ぶ事は叶わないのか、本作のローンチ以降の動きに期待したい所です。
先日はキュートなペーパークラフトをご紹介したAmanita Designのポイント&クリック型アドベンチャータイトル「Machinarium」、本作の魅力はチェコのスタジオらしい不思議でキュートなキャラクター達だけでは無く、Tomas Dvorak氏の手掛けた音楽の妙による所も大きく存在します。
今年の2月にチェコのMinority RecordsがTomas Dvorak氏によるMachinariumのアナログレコードを限定生産した事をお伝えしましたが、1000枚近い限定レコードは発売後すぐに売り切れ、5月末には絶版となっていました。そんなMachinariumのアナログレコードが再びMinority Recordsにより再版される事が明らかになりました。
今回の再版は245枚で既に予約を受付中、前回黒と黄色が用意されていたレコードは黒のみ。ナンバリングは記載されますが、前回の販売時には記されていたTomas Dvorak氏のサインは残念ながら無くなった模様です。また、レコードプレイヤーを持っていないファンも楽曲を楽しめる様に、MP3/FLACのデジタルデータダウンロードクーポンが同梱されています。
価格は以前と同じ329チェコ コルナ(※ 日本円で約1480円で送料は7.45ユーロ(約850円)となっています)、筆者が前回精算時に購入した際には丁寧な梱包でしっかりチェコから届けられました。なお本品にはアートワークを手掛けたAdolf Lachman氏によるイラストが3点同梱されており、内ジャケットも両面がMachinariumのアートワークに彩られたとても素敵な物に仕上がっています。
昨日は国内版“ラビッツ・パーティー タイムトラベル”のリリースが2011年1月27日に決定したラビッツシリーズの最新作「Raving Rabbids Travel in Time」、ヨーロッパで9cm大のラビッツフィギュアが特典として同梱されたコレクターズエディションの登場が明らかになりました。さらにインゲームアイテムとして利用できるカエサルのコスチュームも用意されているとの事。
ウォーレン・スペクター氏率いるJunction Pointが開発を進めている期待のタイトル「Epic Mickey」、昨日主人公であるミッキーマウスを始めオズワルドやホーレス・ホースカラーなど魅力的なキャラクター達のモーションやデザインについて語られた開発映像が登場しました。
映像では初期のディズニーキャラクター達が持つモーションの力強さを見事に再現したキャラクター達の動きに加え、とうとうBunny Kids達もインゲーム映像に登場。恐ろしくキュートなわらわら具合を見せています。
また、オーストラリアの大手小売店EB GamesがEpic Mickeyの予約特典にミッキーのソフビフィギュアを用意した事を発表、これは北米で販売されるバンドルモデルの特典と同種の物で、フィギュアの数には限りがある事が併せて明らかにされています。
さらに、ディズニーのミッキーマウス公式サイトのメンバー向けにメールでのプロモーションも開始され、ローンチに向け様々な層に向けた動きがいよいよ活発になり始めている模様です。
当サイトではお馴染みのラビッツシリーズ最新作”Raving Rabbids Travel in Time”、国内でも冬リリースの予定が公式サイトに記載されていましたが、先ほどUbisoft日本の公式Twitterにて「ラビッツ・パーティー タイムトラベル」のリリースが2011年1月27日に決定した事が発表されました。めでたい!
前作ラビッツ・ゴー・ホームではストーリー性のあるゲームタイトルの主人公として登場したラビッツ達でしたが、今回はこれまでのシリーズ通りミニゲーム集に姿を戻し、タイムトラベルをテーマにお馴染みのいたずらラビッツ達が人間の歴史を左右したりしなかったり。
本作には飛行機レースや釣り、リズムゲームにダンスゲーム、ファーストパーソンシューター等々、20種類に及ぶミニゲームに加え、5種類の”ミニではない”ゲームが同梱、さらに30種以上のカスタムラビッツ達も登場、メニュー画面が既にゲーム性を持ちあわせている等、カジュアルなミニゲーム集ながらラビッツシリーズらしい意欲的なタイトルとなっています。
という事で日本でのリリース日も決まり一安心の”ラビッツ・パーティー タイムトラベル”は2011年1月27日リリース、海外版の”Raving Rabbids Travel in Time”は11月11日リリースの予定となっています。
ポイント&クリックアドベンチャーの気鋭Jakub Dvorsky氏率いるAmanita Designが開発を手掛けた「Machinarium」に登場するキュートな主人公ヨセフ君のペーパークラフトが登場しました。
これを作成したのは多くのペーパークラフトモデルを手掛けているnogs氏で、氏のサイトからモデルデータのPDFをダウンロードして実際にヨセフ君を組み立てる事が可能です。またゲームまんまのプロポーションで視線から口元の表情までパーフェクト!なヨセフ君のイメージも登場、これだけ可愛いなら俄然やる気が湧くという物です。
PCとMac、そしてLinuxにも対応したMachinariumは公式サイトにて販売されており、国内からはフルバージョンが1682円で購入可能です。
11月11日のリリースが迫ってきたラビッツシリーズ最新作「Raving Rabbids Travel in Time」に新たなスクリーンショットが8枚登場、先日のトレーラーで明らかになったギターヒーロー風ミニゲームや新ゲームの様子に加え、あらたにハリウッドも舞台となっている事が判明しました。
マラソン?してるラビッツがキュートすぎて最早様子がおかしいレベルのRaving Rabbids Travel in Time、日本国内では「ラビッツ・パーティー タイムトラベル」として今年の冬リリースの予定となっています。早くラビッツと遊びたい!
昨日Electronic ArtsおよびBioWare Mythic内部からの辛辣な告発が匿名で行われているニュースをお伝えしましたが、この告発が話題になった昨日の内に今度はEpicからもお馴染みCliffy Bに関する匿名の内部告発が明らかになりました。
告発はEAの件と同様に匿名blogで行われ、サイト名には”The Truth about Epic Megagames”(エピックメガゲームに関する真実)の文字、そして件の記事には”Cliff Bleszinskiに関する恐ろしい真実”とタイトルが付けられています。
この匿名の人物はまず自らがEpicの社員である事を述べ、Cliffy Bと直接関係する仕事では無い物の、近いエリアで勤務していると語り、世界中のファンから愛されるCliffy Bのあれやこれやのエピソードを始め皆が思い描いているCliffy Bの全ては嘘だと明言。
と、ここまでスキャンダラスな匂いをぷんぷんとさせておいて、この匿名のEpic社員はCliffy Bが超ジャンクなアメリカンなフルーツパイ”Hostess Fruit Pies”(参考:googleイメージ検索結果)の中毒だと告白。
そして、この中毒がCliffy Bの生活を破滅させていると断言、開発中のGears of War 3に女性兵士が登場した理由について、Halo: Reachへの対抗でもファンの要望でも無く、Hostess Fruit Piesがチェリー味に変わった事により、Cliffy Bの思考が別方向にスイッチしたと語っています。
匿名のEpic社員はさらにCliffy Bが今後アップル味にはまってJazz Jackrabbit(1994年にリリースされたCliffy BのEpicデビュー作)をリメイクする事になったらEpicにどんな惨劇が降りかかる事になるのかと、Cliffy BのHostess Fruit Pies中毒を早急に解決する必要があると主張しています。
という事で、タイミング的にEAの件を模したパロディ或いはイタズラに違いない今回の”どうでも良い”告発に対し、当のCliffy Bがしっかり反応、「俺はとても恥じているよ、なぜならこの大部分が真実だからさ」とTwitしています。
それにしても毎度の事ながらCliffy B始めEpic周辺のおちゃめぶりと悪ノリは余所のいざこざを忘れさせる程に楽しそうで、彼らが作るアウトプットが素敵に見えるのはこういった所に重要な”何らか”が有るような無いような、EA始め新たにValveにまで内部告発が登場した現状を鑑みてしみじみと感じた次第です。
1995年の誕生以来、世界中から愛されるキュートなうさぎ”ミッフィー”のゲーム化タイトル「Miffy’s World」、マルチプレイ要素を盛り込んだパズルゲームとして開発された本作がいよいよ10月15日に海外のWiiWareにて1,000Wiiポイントでリリースされます。
本作は子供向けのタイトルとして極度にシンプルなUIを採用、これ以上は無いミニマリズムなデザインと解りやすいアイコンを配し、インタラクティブな絵本として素晴らしい機能性実現している様に見受けられます。
また、本作はお父さんお母さんがプレイヤーである子供を支援するためのCo-op機能とマルチプレイを擁するゲーム性が実現されており、ミッフィーの誕生日パーティの為の招待状を友達キャラクターに届けたり、アリスおばさんが作るパイの材料として卵を得る為に鶏に餌を与えるなど、様々なクエストが用意されています。
本作の主な要素と特徴的なUIデザイン、ディック・ブルーナの美学的原理に忠実な色彩設計を実現している素晴らしいスクリーンショットは以下からご確認下さい。
今月12日にローンチを果たした5th Cellのワードプレイゲーム続編「Super Scribblenauts」、今作では歴史に残るイノベーショナルなタイトルとして名を残した”Scribblenauts”の基本的なゲーム性をそのままに、形容詞の追加や操作方法の改善などを加えた正統進化なタイトルです。
前作で22,802種類用意されていた”ワード”は、今作で23795種のオブジェクトと8992種の形容詞を加えるに至り、大幅にその規模を拡大しています。
そんな本作がローンチを迎え、大手情報サイトのレビューが揃い踏み、かゆい所に手が届く様になりプレイ性にはより深みが増した事が大きく評価され9点クラスの高スコアがずらっと並ぶ素晴らしい評価を得ました。
お馴染みGameTrailersではデザイン面が高く評価され総合9点、JoystiqではSuper Scribblenautsが前作Scribblenautsの本来あるべき姿だと評価、90%のスコアを与えています。
GameInformerではパズルのプレイ性に新たな面が加えられインタラクティブ性が増えた事が評価されていますが、同時に複雑になりすぎた事から解決のスキームが実現されないケースに失望があると述べ、8.75点と評価、ユーザー評価は9.25点を得ています。
また、1UPの評価は”A-“で、IGNでは操作周りの改善が評価され、Super Scribblenautsほど創造的な可能性を提示するゲームは無く、”喜び”であると高く評価し9.0のスコアを与えています。また、海外ではキュートなTVCMも登場、本作のゲーム性を解りやすく表現しています。
この高評価の嵐がセールスにどう影響を与えるか、Scribblenauts以外のタイトルも計画が進められているとされる5th Cellの今後に期待です。マックスウェル君おめでとう!
doope!イチオシの「Epic Mickey」、ミッキーの再生に加えウォーレン・スペクター氏による数年ぶりの新作としても注目を集める本作ですが、影の主人公とも言えるのが版権トラブルにより1928年にウォルトの手を離れた後2006年にようやくディズニーに帰ってきた”しあわせうさぎのオズワルド”です。
そんなオズワルドについてスペクター氏を始めJunction Pointの開発者達が解説したトレーラーが登場、ディズニー時代の映像も挿入され、サイレント時代からアニメーションの文法を逆手にとった自由な表現を実現していたオズワルドの活き活きとした姿と共に、当時の姿と要素がゲームの世界で見事に再現されている様が確認できます。もう唯々手放しに可愛らしい!
WiiでリリースされるEpic Mickeyのローンチはヨーロッパで11月25日、北米では11月30日となっています。
自社タイトルの情報を様々配信しているUbisoft-TVの10月版にてラビッツシリーズ最新作「Raving Rabbids Travel in Time」が特集、これまでに登場していなかったインゲームのカットシーンやプレイ映像、ポータル機能も果たすメニューエリアの様子など、今作のプレイ感が非常に解りやすくまとめられています。
さらにミニゲームには横スクロールタイプのゲームやJust Dance風のダンスゲーム、ラビッツの微妙な挙動が実にキュートなギーターヒーロー風ゲーム、釣りゲーム、ファーストパーソンシューター、パズルアクションなど様々なジャンルが登場しており、ミニゲーム集ながらポータルエリアの作り込みや他プレイヤーの登場からラビッツのカスタマイズまで、非常に丁寧に作られている印象を受けます。
また、映像には本作以外にもJust Dance 2やPSP版のTom Clancy’s Ghost Recon Predator、Assassin’s Creed Brotherhood、The Settlers 7、Shaun White Skateboardingなど様々なタイトルの映像と情報がたっぷりと収められています。
インゲームのラビッツ達のキュートさが素晴らしいRaving Rabbids Travel in Timeは11月11日にWiiでリリース、日本国内では「ラビッツ・パーティー タイムトラベル」として今年の冬リリースの予定となっています。
5TH Cellが開発を手掛けた革新的なワードプレイゲーム「Super Scribblenauts」、いよいよ10月12日の北米ローンチを控え、今作の最も重要な新要素である”形容詞”について5th CellのJeremiah Slaczka氏が解説を行うトレーラーが公開されました。映像にはキャラクター化され、抜群にキュートなマックスウェル君に語りかけています。
また先日お知らせしたロサンゼルスでのローンチパーティの案内イメージも公開、ピンクの・縞模様の・羽が生えた象が可愛い案内には、イベントが10月10日午前11時から午後2時まで、ロサンゼルスのSunset and VineにあるGameStopの店舗で開催される事が記され、コスチュームコンテストなどが開催される旨が記されています。
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