Jakub Dvorsky氏率いるAmanita Designが昨年10月にリリースしたポイント&クリック型のアドベンチャータイトル「Machinarium」、チェコのお家芸とも呼べる独特かつ恐ろしくクオリティの高いアートワークにキュートな主人公達の愛らしさも相まって、類を見ない素敵タイトルに仕上がっています。
こういったインディー系のタイトルを好むゲーマーからは大きな注目を集めた本作ですが、残念ながらDRMを持っておらず、大きな著作権侵害による被害にあった様です。Amanita Designによるとちゃんと購入して遊んだプレイヤーの数は全体の5~15%との事で、相当な規模である事が判ります。
と、ここまではよくあるニュースなのですが、さすがAmanita Design!何とこれを逆手に取りPirate amnesty(著作権侵害恩赦)と銘打った、WindowsとMac、Linuxに対応したゲーム本編にサウンドトラックをオマケして何と5ドルの激安キャンペーンの開催を発表、今日から8月12日まで行われる事となりました。
販売はAmanitaストアのMachinarium商品ページで行われており、もちろん日本からも購入可能です。日々の殺伐したゲームから少し離れ、のんびりゆったりと遊ぶには最高のタイトルと言えるMachinarium、未プレイの方でアートワークが気に入った方は本編にてさらに可愛い子達が待ち構えているので本当にお勧めです!500円でお釣りがくると考えればこんなにお得な買い物はありません。
さらに、このキャンペーンに併せて主人公のジョセフ君が荒波に溺れる海賊(著作権侵害者)達に救いの手を伸ばすキュートでアイロニックなアートワークも公開、さらに本作の素敵な楽曲達を手掛けるTomas Dvorak氏が新曲”Pirate Amnesty”まで公開、公式サイトからダウンロードも可能になっています。
既にプレイ済みの方にはちょっと意味深な内容にも思える今回のアートワーク、今後の展開にも期待が出来る内容だっただけにAmanita Designの動向が気になる所。今回のセールが成功してまた新しいジョセフ君に会える事を期待しています。ジョセフ君がんばれ!
なお、突然蛇足ですが、このMachinariumの素敵記事を以てなんとdoope!の記事が3000件に到達しました。実は……サイトも先月の7月18日でなんと1周年を迎えています……すっかり忘れていました。という事で記念すべき3000件目の記事と1周年+20日くらい記念をジョセフ君で迎えられた事は本当にめでたい!それもこれもいつもご覧頂いている読者の皆さんのおかげ、今後もペースを落とさず愉快で可愛らしいニュースをお届けしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
先日はZyngaへ2億ドル規模とも言われる大型出資を行った事がまことしやかに囁かれるGoogleですが、新たにソーシャルゲームの開発等を手掛けるデベロッパ”Slide”を1億8200万ドルで買収した事がNew York Timesのレポートから明らかになりました。
SlideはPayPalの共同創立者であるMax Levchin氏により2005年8月に起ち上げられたFacebookやMySpace向けのバーチャルグッズやソーシャルゲームを開発する中堅デベロッパで、来るGoogleのAppストアの基盤となる模様です。さらにGoogleは先日ディズニーに買収されたPlaydomとPlayfishといったソーシャルゲーム分野のトップ企業とも対話を持っているとの事。
国内でもZyngaとSoftbankの提携が明らかになったり、国内デベロッパの買収なども発表され、百花繚乱のソーシャル界隈にも新たな動き起こり始めています。第2のAtariショックの足音が近づいて来ているとも評されるソーシャルゲームジャンルですが、今後来る淘汰の為の布石がより大きく視覚化される事と予想されます。
今年6月から正式サービスを開始したゲームストリーミングサービスのフロンティア「OnLive」、全体的なシステム構築もさる事ながら、OnLiveを率いる天才Steve Perlman氏による大手通信会社との提携や潤沢な資金調達など、ビジネス的な手腕にも注目が集まっています。
そんなOnLiveの5月に行われた会計報告を基に、OnLiveの株式評価が10億ドルを超え11億ドル規模(約944億円)に達していると海外ビジネス情報の有力メディアであるVenture Beatが発表しました。5月の発表ではイギリス最大手のブリティッシュ・テレコムやBelgacomグループとの提携と併せて各々の2.6%の株式を獲得した事が明らかにされており、5月6日には新たに800万の優先株を発行しています。この新株は1株7.50ドルで約6000万ドルと評価されています。
ヨーロッパへの進出の基盤も着々と進めている様に見えるOnLive、タイトルラインアップも順調に増えており、昨今の新作タイトル発表の対応プラットフォームにOnLiveの文字が見られる機会も増えてきました。このOnLiveの好調の中、追従するグループもOtoyやGaikaiに加え、InstantActionとGameStreamerも参入しており、2番手グループの動向にも注目が集まります。
昨日Activision Blizzardが6月30日に終了した第2四半期の会計報告を発表、売り上げは9億6700万ドルで、昨年の10億ドルから7%マイナスとなりました。しかし、純利益は2億1900万ドルと昨年の1億9500万ドルよりも増加しています。
今期のセールスには未だに北米とヨーロッパで人気のModern Warfare 2の存在が大きく、先日CoDシリーズのマップパック販売が累計2000万セールスを果たした事が発表されており、デジタル流通のセールスが前年比から20%成長を遂げている事が明らかにされています。
NPDの発表ではCall of DutyシリーズがNo1FPSフランチャイズで、Modern Warfare 2が北米の今四半期No1FPSタイトルである事が記されており、Activision Blizzardが今四半期のTOP10タイトルの内、Modern Warfare 2、World of Warcraft: Wrath of the Lich King、World of Warcraft Battle Chest、Diablo Battle Chestの4タイトルを有していた事も記されています。
また、Activision Blizzardは今年度のセールスが42億ドル規模になる事を期待しており、第3四半期は6億ドルの売り上げを予想しています。Blizzardの新作「StarCraft II: Wings of Liberty」が素晴らしいセールスを達成しつつある事や、Call of Duty: Black Opsを初めとするホリデーシーズン向けラインアップも充実するActivision Blizzardのビジネスは、緩急の激しい様々なトラブルや世間の評とは一転して比較的安定した動きを見せていると言えそうです。
華やかなゲームイベントがますます勢いを増す昨今のゲーム文化ですが、アメリカ中央部や北東に位置するアイオワ州にある人口2万5000人の平和で小さな町オタムアで大きな野心を持った意欲的なイベントが今後毎年開催される事が明らかになりました。
このゲームイベントはその名もThe Big Bang、今日から週末にかけ4日間に渡って開催され、任天堂の宮本氏を含むゲームデザイナーやプレイヤー29人(※ 既にノミネート済み)の中から”ゲームの殿堂”が選ばれる事となります。
オタムアの市長を務めるDale Uehling氏は「オタムアはビデオゲームのクーパースタウンになりたいんだ」と、野球殿堂を収めるアメリカ野球殿堂博物館を持ち、世界中から年間35万人の観光客を集める人口2000人のクーパースタウンを例に挙げ、ビッグバンフェスティバルへの意気込みを表しています。
ゴールは非常に高いこのオタムアですが、クリーブランドのロックンロール殿堂や前述のクーパースタウン等も同様に町の厳しい状態からスタートしており、決して大成功が無いとは言い切れません。今回のイベントを率いるWalter Dayさん61歳は、サンホセやロサンゼルス、シアトル、東京では出来ない何かを行う為にオタムアは努めると発言しています。
ゲームイベントやゲーム文化、そして都市は割と密接な関係をもっており、サンホセではAtariが生まれ、シアトルでは任天堂アメリカが誕生、東京はゲーム技術や開発の中心とも言えます。ですが、オタムアは普通の工業都市、市内で最も従業員を擁する会社は干し草の梱包を行う会社とカーギルミートの缶詰工場です。ゲーム一切関係ないwww
しかしそれでもWalter Dayさんは「オタムアをビデオゲーム世界の中心にしたい」と語り、ビッグバンフェスティバルをいずれ10万人の参加者が訪れるイベントにしたいと発言、素晴らしい”でもやるんだよ!”精神を発揮しています。
一見、ばかばかしく状況によっては嘲笑の対象ともなりそうなこのビッグバンフェスティバルですが、ビデオゲーム業界の対応は非常に暖かい物で、第1回のイベントでハイスコアアタックが行われるパックマン競技に対し、アメリカのバンダイ・ナムコがパックマンのコスチュームに身を包んだ審判チームの派遣を行い、ゲーム殿堂にノミネートされた宮本氏は出席は出来ないものの、暖かい手紙がオタムアに届けられたそうです。
さらに、オタムアでホットソースを作りながらレストランを営むBilly Mitchellさんは1999年の東京ゲームショーで”video game player of the century”(世紀のビデオゲームプレイヤー)の名を得たとの事で……、Mitchellさんのレストランはビデオゲームのメッカとなるに十分だとの自負も見せています。
ちなみに公式blogではほぼ全ての人が疑問に思うであろう”なぜオタムアで?”に対する回答をポストしており、一発目に”なぜオタムアじゃ駄目ですか?“と聞き返しています。もういじられ方まで承知しているイキな回答!格好良すぎる。さらに加えて、交通の便が良いこと、E3やPAXなどに参加すると700~800ドル掛かる費用が、物価の安いオタムアなら4日間200ドルでばっちり楽しめる事などを理由に挙げています。
公開されている写真からは、平和で優しくのんびりした時間が感じられるこのオタムアのビッグバンフェスティバル、是非頑張って素敵なイベントにしていって欲しいと願います。記念すべき第一回のゲーム殿堂を誰が受賞するのか、さらにはゲーム競技の結果など、イベントの成否も含め必ずお知らせしますので、続報をお楽しみに。これは機会があれば行ってみたい!!
Runic Gamesがリリースしたハック&スラッシュタイトルの良作”Torchlight”、MMO化が明言されていた本作の続編「Torchlight II」がいよいよ正式にアナウンスされました。
Torchlight IIのリリースは2011年春の予定で、再びダウンロードタイトルとして開発が進められているとの事。さらに天候や時間サイクル、ランダムイベントなどが新しく登場し、マルチプレイが実装される事となります。
マルチプレイはLANプレイもサポートし、オンラインのマッチングサービスも完備、Modでの拡張が特徴的だった前作の特徴もそのままにマルチプレイでの利便性も考慮に入れたModエディタ”TorchEd”も刷新されます。
さらに性別固定で3クラス選べた前作に対して、Torchlight IIでは性別と外見のカスタマイズが可能になり、前作のクラスとは違った新クラスから構成されるとの事。若干ビルド構築の楽しみに弱い所があった前作だけにここは期待したい所!
対応プラットフォームはPCとMacが予定されており、多くのプレイヤー達の睡眠時間を搾り取った良作の進化に期待が高まります。また、どうやら今回のナンバリング続編は以前から開発が噂されている基本無料プレイのMMO版Torchlightとは別のタイトルの模様です。
PCタイトルとは思えない様な巨大ローンチを成功させたBlizzardの最新作「StarCraft II: Wings of Liberty」、韓国では国民的な人気を誇るタイトルとして知られていますが、StarCraft仕様のジャンボまで飛ばしている大韓航空がStarCraftのリーグである”Starleague”のシーズン2のTVCMを制作しました。
映像には将来の夢を語る幼稚園の子供達の中に……プロトスのArchonになって地上と航空ユニット両方に攻撃をという男の子が登場、まさに老若男女の人気を博するStarCraftの人気の程が窺えるような内容になっています。良し悪しは置いておいて、やはり大きな文化の差が感じられる映像やプロモーションとして興味深いCMだと言えそうです。
7月27日に世界中で開催されたローンチイベントと共にリリースを迎えた、Blizzardの新作「StarCraft II: Wings of Liberty」、リリース初日から巨大なセールスを達成しそうなニュースが多く聞かれていましたが、昨晩Blizzardがプレスリリースを発表、販売本数はリリース後24時間で100万本を超え、なんと48時間後には150万本にまで達した事が明らかになりました。
これは2010年のリリースから24時間で最も売れたPCタイトルで、さらには歴代ストラテジーゲームにおいて最も早いセールスの記録でもあるとの事。リリースは5大陸12ヶ国以上で果たされ、Blizzardによると120万アカウントが現在アクティベート済みで、その内62万アカウントが北米にあるそうです。
まさにBlizzard!と言わんばかりのメガローンチをPCタイトルで果たした本作は、Metascoreもぶっちぎりの高評価となっており、今後ますますセールスを伸ばすだろうと予想されています。Battle.netの大改装も含めたBlizzardのコミュニティ運営と対戦ゲームとしての文化的な側面、そしてビジネス面での動向まで、今後も要注目のタイトルだと言えそうです。
PCタイトルながら注目すべきメガローンチを果たしたBlizzardの最新作「StarCraft II」ですが、現在Battle.netのアカウントハックを目的にしたメールでのフィッシング詐欺が横行しているとの事で、海外情報サイトではプレイヤーに対して注意を促しています。
これはあたかもBlizzard StoreでStarCraft IIを購入したかのように偽のCDキーを送りつけ、Battle.netにそっくりの別サイトへ誘導し、アカウントとパスワードを入力させるという悪質な物で、今後もあの手この手で新たなフィッシング詐欺が登場する事になると思われます。現在既にプレイされている方や購入したばかりの方はblizzard以外からのメール(@blizzard.comあるいは@battle.net)については十分に注意する必要がありそうです。
今年5月にローンチされたMac版Steam、ローンチには57の対応タイトルが登場し、Portalが無料提供となる等大きな注目を集めました。そんなMac対応タイトルも本日時点で既に100タイトルを超え、順調にそのラインアップを充実させつつあります。
しかし1つのゲームプラットフォームとして考えた場合、まだそのタイトルラインアップは十分な物であるとは言えず、今後のデベロッパの対応に大きく期待したい所です。そんなMac版タイトルの普及をさらに進める為にValveがSteamworks対応デベロッパに対してMac用のグラフィックコードを配布する事を明らかにしました。
これは事業開発部門のディレクタを務めるJason Holtman氏がGamesIndustryに伝えた物で、氏はこのコードによりSteamworks対応デベロッパが移植に関する困難な作業のいくらかを軽減できるだろうと伝え、今後Mac版の対応タイトルが全体の15%から20%程度になるだろうとの見解を述べています。
印象的なパートを6秒前後組み合わせてなんと全90曲から構成されたゲームミュージックのクイズが登場しました。なんか聞いた事ある!ものがいくつもあるけどああああ思い出せない!となる事受け合い……。
クイズは上記に掲載した動画の音声を聞きながら回答欄に英語タイトルを入力するという非常に……めんどくさい物ですが、回答欄右上部にギブアップボタンが用意されており、クイズスタートから15秒我慢すれば全ての答えが閲覧可能で、一先ず思い出せなくて気持ち悪い事態は回避できます。よかった…という事で、答えを見ながら聞くとすっきり出来る不思議なクイズコンテンツとなっています。
ご存じ……いや”40kシリーズファン”にはお馴染みのドレッドノート、スペースマリーンの象徴的なユニットですが、一見ロボットの様に見える彼らは、実際には兵士の脳みそだけを移植し、生命維持装置と共に神経系を本体の制御システムとリンクさせた、文字通り”生きた棺桶”な哀しい超スーパー歩兵です。
並み居るオルク共をちぎってはなげ、例えケイオスだろうがティラニッドであろうともビクともしないその強さたるや……と長くなりそうなので置いておいて、多くの亜種が存在する40kの人気ユニットドレッドノートが好きで好きでたまらない!だから俺は自分のPCをもうドレッドノートにするよ!と思ったか、思ったはずの魔改造Modder”pinchillo”氏が笑うしかない程の圧倒的なクオリティのドレッドノートPCケースMODを完成させました。100点!
部屋にあったら邪魔、いやこんな子と暮らしたい!と思える巨躯と電動で回転する右腕ガトリングガンの勇姿は続きからご確認下さい。かっけええ!
ディズニーは本日FacebookやMyspace向けのカジュアルなソーシャル系オンラインゲームの開発を手掛ける「Playdom」を5億6320万ドル(約495億円)で買収したと発表しました。先日から買収の動きが見られる事が話題となっていましたが、今回の発表を以てその噂が現実のものとなりました。
Social CityやSorority Life、Market Street、Bolaといったタイトルを有するPlaydomは1ヶ月あたり4200万人のアクティブプレイヤーを持つ巨大ソーシャルゲームデベロッパで、2008年のスタートアップ投資でZyngaに続いて巨額の資金調達を果たした事でも知られています。
ディズニーはプレスリリースにて今回の買収がデジタルゲーミングのポートフォリオを強化し、FacebookやMyspaceといったポピュラーなソーシャルネットワーク上でのインタラクティブなコンテンツの充実を目指す旨を記しています。
PlaydomのJohn Pleasants氏は今回の買収についてディズニーをビジョンを共有する理想的なパートナーと述べると共に、氏がDisney Interactive Media Groupの上級VPとして就任する事も明らかになり、ディズニーのソーシャルネットワークへの本格的な進出の意気込みが感じられる人事となっています。なお、今後Pleasants氏はPlaydomのゼネラルマネジャーを務める事も明らかにされています。
これまでのHTMLからローカルDBとの連携やJavascriptやメディアファイルとの更なる親和性で大きく変化を遂げる事になるHTML5、これまでも3Dでテトリスを実現してみたり、GoogleがQuake IIをWebGLを併用して高フレームレートで動かしたり、海外ではすでにMMORPGを作るためのエンジンまで登場し、ゲームのプラットフォームとしての可能性も模索されています。
そんな中、jhuckaby氏がかつてのLucasArtsのMark J. Ferrari氏が開発したThe Secret of Monkey IslandやLoom等のSCUMエンジンでのアニメーションや、昔のゲームで疑似アニメーションの手法として多く利用されたカラーサイクル技術をHTML5で実装してしまいました。まずはこちらのデモ(サウンド有り/サウンド無し)でご確認下さい。
このデモは640×480ピクセルのアルファ無し256色で作成されており、画像は全てアートワークのピクセル情報が収められたJSONデータを元に、Javascriptによって1点1点リアルタイムに描画されています。また、オプションで表示されるカラーパレットからも判る通り、イメージで見られるアニメーション効果はパレットアニメーションにより実現されています。
さらに驚くべきはこれが結構な高FPSで実行されている事で、筆者のC2Dの3GHzPCでも40FPS程度の動作が可能になっています。Javascriptで640×480ピクセルのイメージを描画するには1フレーム辺り30万7200ピクセルを描画する必要があり、さらにこれが32bitカラー空間(画像は8bit画像ですが、多くのPCは32bitカラーで動作)で動作する事を考えると配列のサイズはかなり巨大な物となり、いくつかのブラウザではまったく満足に描画出来なかったとの事。
これをjhuckaby氏は最初の配列ロード時にアニメーションするピクセルを前もって演算し、それらのXY座標を別の配列に格納する事でアニメーション部分だけのカラーサイクルを実現したそうです。こうやって圧縮されたJSONデータはgzip圧縮でブラウザに転送され、1イメージ辺り100kb程度のデータでアニメーションが実現されています。これによりiPhone 3GSなどでも実用に耐えるFPSで動作が可能との事で、近年のモバイルゲームやWebブラウザ上のカジュアルゲームで十分に役立ちそうな技術に仕上がっていると言えそうです。
なお、ソースも配布されており、描画部分のHTML5関連のソースだけでなく、DOSで作成されたAmigaのIFFとILBMファイルからのピクセルコンバーターのソースも含まれています。興味のある方は一度中身を確認してみてはいかがでしょうか。
4月末のベータアップデートと共に登場した「StarCraft II」の素敵なマップツールGalaxy Editor、最早マップツールやMODツールとも言い難い、別次元の何らかになっている事はこれまでレースゲームやテトリス、ラリーXに弾幕シューターに始まり、5月にはファイナルファンタジーMODが登場、そしてメタルスラッグまでお知らせした通り、かなり意味不明な事になっています。
そんなGalaxy EditorのエクストリームなMODに今度はPSPの名作タイトル”flOw”が登場、素晴らしい再現度に加えて、Zargなだけに実際の”flOw”よりもがっしゅがっしゅと捕食している的なサウンドがやけリアルで若干怖いMODに……。
それにしてもGalaxy Editorの懐は一体どこまで底なしなのか、リリースまであと数日と迫ったStarCraft II、MODツール好きなゲーマーにも別の意味で必見のタイトルとなること間違いなさそうです。
VG247によると、NPDが昨年のPC向けゲームのセールスにおいて、リテール販売とデジタル販売が既に拮抗している状況にあると発表したとの事。
それによるとリテール販売の数は前年比で下がっているものの、まだ2350万セールスを保っており、一方SteamやD2Dなどのデジタル販売プラットフォームでのセールスは2130万に達しているとの事で、僅差でパッケージが上回るという状況になっている様です。
なお、流通コストやプロダクトのコストが軽減できる事がデジタル販売のメリットで結果販売金額も安めである事がユーザー側のメリットと考えられますが、デジタル販売の売り上げ規模はPCゲームセールス全体の38%を占める規模になっているとの事で、パブリッシャーの利益率もリテールよりも高いのではないかと考えられます。
なお、デジタル流通プラットフォームの勝利者はSteamで、以下Direct2Drive、Blizzard.com、EA.comとWorldofWarcraft.comが後を追う形となっています。
昨年の状況がこうであれば、今年は逆転も見られるのではないかと感じますが、近年大手パブリッシャーの多くがデジタル販売の可能性を模索する中、デジタル販売上位グループのパワーバランスに変化は見られるか、今後の動向に注目です。
前回はマックスの頭がばっくり割られ、脳みそが奪われたマックスの危機?に、サムが珍しくデレを見せてくれたSam & Maxシリーズのシーズン3「Sam & Max: The Devil’s Playhouse」のエピソード3″They Stole Max’s Brain!”、タイトルの説明だけで長い!マックスも無事脳みそを取り戻した二人の最新エピソード”Beyond the Alley of the Dolls “が本日リリースされました。今度はマックスがサムを助けてあげる番だ!
今回の相手はなんとサムのドッペルゲンガー達!ドッペルゲンガーってそんなに数いるのかどうなのか、素朴な疑問は捨て置いて、何故か半裸でパンツいっちょの大量のサムを相手にマックスの冒険が繰り広げられる様子。サムはどうやらエイリアン的な誰かに操られているみたいですね……。
シーズン3の”The Devil’s Playhouse”も今作を入れて残すところあと2本!今シーズンでゲーム性とUIにも大きく改善が施されたSam & Maxシリーズ、Telltaleが着実に進化していく様子が感じられ、今後も要注目のシリーズとなりそうです。なお本作の対応プラットフォームはPCとMac、そしてPS3となっています。
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