Electronic ArtsのCEOを務めるJohn Riccitiello氏が来年にはデジタル流通の市場が従来のコンソールと小売業の規模を越えるだろうと発言しています。同社は先日1500人規模の大規模なレイオフを行うと同時に、ソーシャルゲームの運用や開発などを行っているPlayfishを4億ドル規模の巨額買収で傘下に入れたのも記憶に新しいニュースですが、やはりEAはネットワークに絡む流通ビジネスを真剣に見据えているようです。
同氏はFacebookやPogo等で見られるゲーム市場の加入や少額課金等を含めたデジタル流通のビジネスが既存のゲームビジネスの規模を越えるとし、すでに3年前から行っている同社のネット上でのサービスでの最終四半期の売り上げが1億3800万ドルを越えている事を明かし、この部門が単独の企業であればウォール街に最も愛される会社になると述べています。
また同社のゴールは収益率の高いパッケージビジネスだとしつつ、同様に時代と共にデジタル流通のウェイトが上がってくると続けています。さらに同氏は今後PlayfishからEAのFIFAやSimsといった看板フランチャイズがFacebook等のソーシャルプラットフォーム向けにリリースされるだろうと明かしており、ソーシャルサービス上でのゲーム市場でも覇者にならんと本格的な準備を進めている事を自ら認めています。
デジタル流通やWebアプリ、ソーシャルネットワーク上でのゲームビジネスが巨大化する事はもはや止められない事実ではあると思いますが、果たしてそこで遊ぶゲームはコンソールやPCゲームよりも楽しい物でしょうか。
アメリカとカナダにおけるゲームのレーティング審査機関ESRB(Entertainment Software Rating Board)が先日iPhoneでESRBのレーティングを調べる事ができるアプリケーションをリリースしました。実際にiPhoneにインストールして調べてみたところ、先ほどニュースにしたスーパーストリートファイター4の尻に関するサマリーもしっかり表示されており、本サイトで見られるデータと同等の物がしっかりと表示されていました。
映像では母親が子供が欲しがるゲームタイトルをこのiPhoneアプリで検索してダメだしする様子が描かれており、レーティングに関するニーズや興味が年々重要視されてきた様子がありありと伺えます。
今年の夏に発表されたノキアのLinux搭載スマートフォン”N900″、QWERTYキーボードを搭載しデスクトップ並とも言われるARMの新CPUを採用、1ギガのメモリが乗るという超ハイエンドスマートフォンです。先日海外のユーザーサイトでこのN900上でSNESとNES、そしてGBAまで動作するエミュレータの映像が公開され、スーパーマリオワールドをプレイする様子が確認されました。
これに対しイギリス任天堂のPRマネジャーを務めるRobert Saunders氏が「知的財産を保護するために正確なステップを踏んで対応するだろう」とEdgeに伝えており、すでに法的な手段に進める為に調査が進められている様子です。携帯デバイスの性能がぐんぐん上がってくる昨今、著作権被害の範囲は今後も大きく拡がっていきそうです。
最近になって急速に実現化に動き始めた印象のあるワイヤレス電源ですが、かなり手近な存在として既にリリースされたのが小型ガジェットを無接点充電によりワイヤレスで充電を行う事が可能なPOWERMATです。価格は99.99ドルとなかなか購入に迷う価格設定となっています。実際にはこれに専用のレシーバーが必要でそれぞれ39.99ドルとなっています。
今回ご紹介する動画はこのPOWERMATを大改造して中身を可愛らしい板に換装したという物。この改造方法についてはなんでもレシピ付きの大手魔改造サイトinstructablesにPDFで丁寧に解説されています。見た目のシンプルさとは裏腹になかなか敷居の高い改造が必要なようなので、チャレンジされる方はご注意下さい。
Modern Warfare 2の歴史的なローンチで大盛況のCoDシリーズですが、なんとiPhoneでも同シリーズが楽しめるタイトルが登場しました。昨日から販売開始(※ iTunesが開きます)された「Call of Duty: World at War: Zombies」はCoDシリーズの5作目にあたるWorld at Warのクリア後のボーナスモードとして同梱されていたNazi Zombiesモードをアレンジしたものです。
本作では実績、スコアボードが実装され、DLCも登場する予定になっています。さらにBluetoothかWi-Fiを利用した4人までのマルチプレイも実現されています。日本での価格は1200円となっています。
以前、AMDとパートナーシップを結んだ後発のゲームストリーミングサービス「OTOY」がiPhone上で動作するCrysisのデモを実際に行って話題になりましたが、ゲームのクラウドコンピューティングサービスのフロンティアである「OnLive」も同様に、携帯デバイス向けのストリーミングサービスに対応する事が明らかになりました。
これはニューヨークで行われたWedbush financial conferenceにおいてOnLiveの創業者でCEOでもあるStephen Perlman氏が発言した物で、同氏によるとすでに開発現場ではPCとテレビ、そしてiPhone上で同時にストリーミングが行われている状態にある様です。
すでに潤沢な資金調達のフェイズを終わらせたOnLiveですが、ベータテストの動向なども含めフロンティアとしてどのようなクオリティを実現していくのか非常に楽しみです。
今年の9月に一度リリースされ、その後アプリ内に含まれたBASICインタープリタの存在によってリジェクトされた「Commodore 64(※iTunesが開きます)」が修正を終了し、バスケットと野球、そしてテニスゲームを同梱して帰ってきました。
SIDチップのサウンドを再現し、ジョイスティックとキーボードも再現、上記以外のゲームを5本同梱しています。今回の修正対応で今度こそ大丈夫でしょうか。
Electronic Artsの第2四半期における決算報告会において、同社が過去のIPをいくつかリメイクするプランを用意している事を明らかにしました。またそのリメイクには同社の一世を風靡したFPSタイトルのMedal of Honorシリーズも含まれています。さらに以前からLinkedInの情報などから噂に挙がっていた2002年のアメリカとタリバンが衝突したアフガンを舞台にした近代戦のシリーズ最新作「Medal of Honor: Operation Anaconda」についても言及されています。
今回発表されたリメイクプランは以前お知らせしたBullfrog作品のリメイク、そしてかつての名作Road RashとWing Commanderのリメイクの事と思われます。しかしMoHシリーズも復活となれば、まだ隠し球があるのかもしれません。続報に期待です。
すでにQuakeシリーズや次回作の「Rage」もiPhone向けのリリースがある事を明らかにしているidのジョン・カーマック氏ですが、BethesdaのプロデューサーTodd Howard氏との話の中で同氏からBethesdaのプロダクトも同様にiPhoneでやってみたいとの話を持ちかけられたそうです。
カーマック氏はその話を受け、流石というかなんというか、既にiPhone版「Fallout」のベースになるシステムを作り上げてしまったそうです。が、Bethesdaが他のプロジェクトが忙しくて日の目を見ていないとの事。恐るべしカーマック氏……。
という訳でBethesdaとidの仲睦まじい関係も明らかになり、カーマック氏とBethesdaのコラボレーションによる夢の共演なFalloutが遊べるかもしれない!という浪漫溢れるお話でした。
ゲームを正しく、有益に、有用に楽しむというのはゲーマーにとって永遠の課題でもあり、なおゲーム好きな子供を持つ親にとっては非常にデリケートな問題でもあります。過激な表現や残虐なシーンなどコンソールの表現力も格段に上がった近年ではゲーム文化自体の成熟もあり、本当に数年前までは考えられなかったような多種多様な製品が見られるようになりました。
これに伴ってレーティングの問題も近年では表面化する事も多く、ユーザーや製品を購入する親にとっては情報過多の時代特有の取捨選択のスキルが求められる事になります。こういった問題に対してActivisionはオフィシャルサイト内で親に対するレーティングの基礎知識や、親が子供にゲームについて教える事、そして子供のプレイ時間などを制限する事の具体的な方法などを、ハーバードメディカルスクールのCheryl K. Olson博士が丁寧に解説した3本の映像を公開しました。
ActivisionのCROを務めるMike Griffith氏は、同社が消費者に対して適切なレーティングを支援するためのガイドラインを提供していく意志がある事を明示した上で、「Olson博士との協力によってビデオゲームが家族のための有益で、有用なツールになるだろう事を嬉しく思います」と発言しています。
国内ではやはり高橋名人の名言「ゲームは一日一時間」が有名ですが、ゲームを提供する側の企業が発信する目立った取り組みは数年見られなかった様に思います。ゲームの質も複雑化している近年において、今一度意味のある体系的な仕組みを考え直す時期が来ているのかもしれませんね。
NVIDIAのDirectX 11対応モデルとして注目を集めているGPUの新モデル「Fermi」、いよいよ汎用演算も本格化しGPGPUの幕開けも始まりそうな昨今です。FermiアーキテクチャはGeForceからTeslaまで利用され、並列処理がかなり強化されています。シェーダプロセッサは一気に倍以上の512基になり、とうとうトランジスタ数も30億の大台に乗ってしまったお化けチップになっています。
そんなFermiですが、モバイル版Fermiも通常コアのリリース後、さほど時間差無くリリースされる事をNVIDIAが明らかにしました。さらに実用的な速度を実現したレイトレースのイメージも公開、非常にクオリティの高いライティングが見られます。さらに同時に公開された人物のイメージはとてもCGとは思えないリアルな物。ほんとうにこんなクオリティのゲームが遊べるのもそう遠くない未来ではなくなってきたのかもしれません。
また、新しくリリースされるFermi版のGeForceは300番台になるとの事で、”GeForce GTS 360M”がハイパフォーマンスモデル、”GT 335M”と”GT 330M”がメインストリームモデル、310Mと305Mが低価格帯モデルとなる様です。DirectX 11の登場により待たれているNVIDIAの対応GPUですが、最初のカードがリリースされるのは年末あたりになる様です。
特にコーナー化したつもりは無いんですが、なぜか最近連日お伝えしているギターヒーローやRock Bandと言った音ゲーのエクストリームなプレイ模様、今日もまた一つ、これまでに類を見ない地味なプレイ動画が発見されました。
今回の動画は見ての通りiPhone版「Rock Band」をロボットがプレイすると言う物で、非常に精巧に作られたロボットは光センサーでRock Bandの演奏タイミングを感知しロボットアームで演奏すると言う物。さらにiPhoneは静電式のタッチパネルなので、アームのタッチ部分にも工夫が加えられています。
と、かなり手の込んだ作りになっているのですが、いかんせん地味!しかも曲が聞こえず延々とサーボの音が……、そして肝心のスコアはどうか!?最後までトホホでどうしようもないオチまでついて、何とも言えない寂しさが漂う残念動画に仕上がっています。
国内でええええ!ショック!となる方がいらっしゃるかどうか……ちょっとわかりませんが、Nokiaが2003年にリリースし何度かのモデルチェンジも行われた携帯ゲームプラットフォームの「N-Gage」に関するサポートを既に行っていない事を発表しました。
以前doope!でお伝えした駄目な子ほど可愛らしい!愛すべき「最低なビデオゲームハードウェア」TOP10!!でも8位に輝いたN-Gage、iPhoneを先取りした携帯電話とゲーム機のハイブリッド機で電話する姿が滑稽な事この上ない、そしてNokiaの悪いところを全部凝縮したような、Nokiaなデザイン!ありとあらゆる事を盛り込んだけど肝心な所がかなり駄目だった残念で可愛い子です。
現在はまだサポートは終了された物の、Nokiaが運営するApp Store的なサービスであるOvi Storeにはアクセスが可能です。しかしこれも2010年9月からアクセス出来なくなる事も明らかにされています。やはりどの業界でも1位2位辺り以外はどれも死に体という事でしょうか。また一つ駄目で可愛らしい子が消えていく事となりました。
駄目ハード好きの方はぜひ壮絶な最後を遂げたGizmondoの顛末など、様々な悲哀が描かれた上記のトップ10記事の方も合わせてご一読される事をお勧めいたします。
Hell Yeeeeeeeeeeeah!なんだかここ数日毎日お知らせしているような気にならなくもないギターヒーローねたですが、今日はウェアラブル!ギターヒーローはよく考えたら関係ないけどいきます。ご紹介した動画はThinkgeekで販売されている「Electronic Rock Guitar Shirt」と「Electronic Drum Kit Shirt」を用いて演奏した映像です。意外と音がいい!しかもメジャーコードが一通り出せるスグレもので、お値段も3000円くらい!やすい!
書く事がなくてちょっと間が持たないので、同じ販売サイトで売られているパーソナルサウンドトラックTシャツのプロモーション映像もおまけに貼っておきます。バカな一発ネタ商品をトム・クルーズをめちゃくちゃにしたような良い顔の人がプチ寸劇で2分半も持たせる意味の無さに脱帽の一品。こちらもTシャツにMP3プレイヤーが付いてお値段3000円くらい!やすい!
今月カナダのビクトリアにおいて開催されたユーザーインターフェースと技術に関するイベントUIST 2009において、筋肉の電気反応により5本の指の圧力を測定、それによりデバイスをコントロールを行うという次世代の技術が発表されました。これはワシントン大学とトロント大学、そしてマイクロソフトの三者による研究で、映像ではデバイスコントロールの様々な利用シチュエーションを見る事が出来ます。
そしてその精度の高さを表す為に利用されたのがギターヒーロー、コントローラー無しに演奏するその様はまさしく”エア”ギターヒーロー!ゲームが出来る程の精度を出していると言うのはかなり凄い事なのではないでしょうか。しかしデバイスコントロールとしてこういった技術が利用され、ウェアラブルなコンピューターとモニターも併用できる時代になるのも本当にそう遠くない未来なのかもしれません、おそろしや。
アメリカのゲームレンタルサービスをオンライン上で行っているGameFlyが新しくiPhoneアプリをリリース(※ iTunesが開きます)、「GameCenter」と名付けられたこのアプリは5000タイトル以上の海外ゲームタイトルの詳細やゲーム関係の最新ニュースなどが見られるというすぐれ物。
タイトル別に用意された発売済みのタイトルに、ニューリリース、そして近日発売の物がプラットフォーム別に分けられており、個別のタイトルに対して以下の様な情報を事細かに確認する事ができます。
- プラットフォーム
- パブリッシャー
- ジャンル
- リリース日
- ESRBレーティング
- ユーザーレーティング
- ゲーム概要
- HDD使用量
- 使用コントローラ
- ゲームモードの種類
- 対応ビデオ解像度とオーディオ
- オンライン要素
- 操作方法
- 実績やトロフィーのリストと内容
- IGNのレビュー
本当に様々な情報が確認できる便利なアプリとなっています。さらにアプリ上からGameFlyのレンタルも利用できるようになっており、本アプリ自体は無料ですが、15日間以上の使用にはGameFlyのアカウント登録が必要になっています。さらに今後のアップデートで各タイトルのトレーラーやiPhoneからのレビュー登録、レーティングの投票なども行えるようになるとの事。非常に便利なんですがGameFlyのアカウント登録が有料なのが痛い所です。しかし、すでに同サービスを利用されている方には素晴らしく便利なアプリになる事は間違いなさそうです。
南国の島で生産されたおもちゃSqueeball達を製品テストと銘打って潰したりスライスしたりボーリングしたり大砲で撃ったり、もうめちゃくちゃに扱ってみんなで遊ぶというなんともカオスなゲーム「Squeeballs Party」、当サイトでもSqueeballのあまりの可愛さ?に何度かご紹介してきましたが、海外でもリリース前はさほど盛り上がりは見られなかったタイトルですがリリース後になって木箱パッケージ等のインパクトからか、謎の盛り上がりを見せています。
今回映像に登場するのはエル・トロとバリィの二人!もうあれこれツッコミどころ満載の内容ですが、なかなか二人とも素敵クオリティで動きも良い感じです。こんなのに絡まれたらそりゃあ怒れない!エンディングもいかにもSqueeballs Partyらしいブラックな終わり方できっちりオチも付いています。
私たち現実の人間はみんな歳をとりますが、アニメやゲームのキャラクターと言うのはなかなか歳をとらない物です。サザエさんしかりミッキーしかり。と言う事でキャラクターを敢えて歳を取らせる事で変わってしまったキャラクターのトップ5が1upで発表されました。お約束!と思えるキャラクターからちょっと意外な人もランクインしていて愉快な結果になっています。
開発が難航してなかなか日の目を見なかった「Splinter Cell: Conviction」ですが、子煩悩だったサムも今回は悲しい事件ですっかり別人に、シリーズのファンとしてはリリースも控えているだけにネタとして笑える変化ではなく、むしろどうなるんだろうと心配するばかりです。
今作では何の迷いも躊躇もなく敵を殺して歩くサム、一体どういう展開がまっているのか今から気がかりです。
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