Half-LifeやPortal、Left 4 Deadシリーズなどハイクオリティなタイトル開発でお馴染みのValveですが、Steamローンチ時やHalf-Life 2のアクロバティックなビジネス展開など、ここまでの道乗りはとても平坦な物とは言えない苦難に満ちたものでした。今回はそんなValveの歴史を時系列に判りやすくまとめた素敵なインフォグラフィックをご紹介します。
Microsoftでエリート街道を進んでいたゲイブとMike Harrington氏が、私財を投げ打ってValveを起ち上げた1996年から、遂にはGoogleやAppleよりも社員の給料が高い素敵な企業に成長するまでの、長いような短いような……そんな14年強の歴史がたっぷりと詰まった興味深いイメージとなっています。なお、下記の画像は原寸のサイズのイメージにリンクしてありますので、本文までしっかりと読破したい方はそちらでご確認下さい。
遂にE3開催まで1ヶ月を切り、大作タイトルを含む思わせぶりなティザー合戦が賑やかな昨今ですが、大きなサプライズとしてE3での発表が期待されているBungieとActivisionが10年に及ぶ長期提携で挑む新IPの発表が行われない可能性が高いことが明らかになりました。
これは本日Bungieが公式サイトのWeekly Updateで発表したもので、噂を燃料に膨れあがった期待値をイベント週になってがっかりさせない為に予め告知する旨と共に、今年のE3に公式参加しないことが明記されています。
という事で、新作発表はしばらくおあずけとなったBungieの新作、開発に忙しいことも併せて記載されているので、然るべきタイミングで行われるであろう将来の発表を楽しみに待ちたいと思います。
5月10日の北米リリースまであと数日と迫ったSplash Damageの新作シューター「Brink」、Enemy Territory: QUAKE Warsなど完成度の高いコアなシュータータイトルを生み出してきたSplash Damage久しぶりの新作としてマルチプレイヤーの完成度に大きな期待を集めています。
そんな本作のリリースを控えたBethesdaが新たにキャラクターカスタマイズの豊富さを中心にアピールした驚愕の統計リストを発表、キャラクターカスタマイズが10京通りを超えるなど、なかなか強烈な内容となっています。また、今回は先日から続けて公開されていたチュートリアルトレーラー“Get Smart”シリーズの映像を改めて一気にご紹介、リリース前の予習には最適の映像コンテンツとなっています。
3月からスタートしたARGプロモーションにて来月のE3で発表が行われると予想されているIO Interactiveの「Hitman」新作ですが、昨晩IOの公式Twitterが来週何か大きな発表があることを示唆、「来週は素晴らしい週になる、弾丸が飛んでくる心構えで刮目すべし!」と熱く語っています。
E3を前に正式発表を迎えるか、来週の続報をお楽しみに!
5月17日のリリースまであと10日と迫ったCD Projektの新作RPG「The Witcher 2: Assassins of Kings」、海外情報サイトではスキルやタレントツリー、魔法の情報なども明らかになりつつある状況の中、新たに本作の豊かな世界環境を紹介する映像をIGNとGametrailersがそれぞれ公開しました。
いずれも素晴らしい空気感と精細な遠景描写に加え、前作から受け継ぐ街中のリアルな生活感など、Witcherらしさを見事に残したまま、新エンジンによる正統進化を遂げたゲームの様子が確認できます。
ポーランド版プレイボーイ誌に登場したトリスのヌードグラビアやロシア版の特典となる実写トリスのヌードカレンダーなど、大人向けのハードなタイトルとしても注目を集める“The Witcher 2: Assassins of Kings”のリリースは5月17日、対応プラットフォームはPCとなっています。
ストーリー面での強化や新たな地平を開いたCo-opモードに加えて、可愛いさの面においても新たな萌えを開発した「Portal 2」、AtlasやP-Bodyにお馴染みのGLaDOSはさておき、彼/彼女らとは違うラインで可愛さを提供する重要な存在としてタレットが挙げられるかと思います。
今作のタレットはより無垢で愚かな存在として、あるいは生理的な恐怖を感じさせる存在として、非常に強い存在感を放つバリエーション豊富なキャラクターへと成長しました。そんなタレット達にやられてしまった方は世に多くいらっしゃるようで、世界中のファン達が続々と自家製タレット達を作り上げ、その可愛さを、その儚さを一番わかっているのは誰だ!俺じゃないか!と言わんばかりに発表しています。
今回はそんなキュートなDIYタレット達をまとめてご紹介、まずは4月中旬にサンフランシスコで開催されたロボットイベント“Robogames 2011”に参加したMichael Curry氏とLuis Rodriguez氏が3Dプリンタで作成した超クオリティのタレットくん達です。以下、レゴやら食卓用などバリエーション豊かなタレット達が揃っていますので張り切ってどうぞ!
先月から様々な海外情報誌で特集記事が組まれ、ゲームの概要や新要素、豊富な舞台に世界背景など、多くの新情報が明らかになりつつある「Mass Effect 3」ですが、本日PC Gamer誌に掲載された特集から新たな情報が明らかになりました。
また、新しい舞台として登場するサラリアンの母星“Sur’Kesh”の様子などが確認できる8枚のスクリーンショットも登場、今回はこれらのイメージと新情報をまとめてお届けします。なお、PC Gamer誌からの情報にはネタバレと誤った情報が含まれる場合がありますので、閲覧にはくれぐれもご注意下さい。
4月にオーストラリアでのレーティング通過から存在が判明したBurnoutシリーズの新作「Burnout Crash」ですが、ダウンロードタイトルかと噂された本作が新たにESRBレーティングを“E”(10歳以上対象タイトル)で通過、カートゥーン表現で描かれるトップダウン視点のタイトルになることが明らかになりました。
レーティングの概要によると、Burnout Crashは前作“Burnout Paradise”のShowtimeモードに特化したような内容で、衝突事故を連鎖させる事でポイントを得るゲームだと明記されており、混み合った交差点を舞台に一般車両やトラック、バン、バスを操作し衝突を引き起こし、連鎖数によって倍率が上がっていくスコアを稼ぐことで、より大きな器物破損の賠償金を獲得するとのこと。
さらにゲーム中には巨大な飛行機や竜巻、ロブスターの怪物、UFOなどが横切り車両達を破壊して進む表現が用意されていることが明記されています。
これまでのシリーズタイトルと比較してかなり大きな変化を迎えるBurnout Crashですが、まだ正式なアナウンスは行われておらず、来るE3での発表に期待といったところでしょうか。
Electronic Artsが渾身の大作FPS“Battlefield 3”を武器に、Activisionの「Call of Duty」フランチャイズとの全面対決に強い意欲を示す中、CoD新作が例年のスケジュールを押して姿を表さない状況が続いていますが、本日海外情報サイトのRock, Paper, Shotgunが以前から度々言及されてきた“Call of Duty”のPC向けオンラインタイトルの発表が近いとの噂を掲載しました。
情報の出所はRock, Paper, Shotgunの匿名エージェントとの事で真偽の程は不明ですが、E3の開催も近づいており、そろそろActivisionに新しい動きがあってもおかしくない状況ではあります。CoDのナンバリング新作の動向も含め続報が楽しみなところです。
先日遂に正式発表を迎えたEzio三部作の最終章となる「Assassin’s Creed Revelations」、今作は舞台をオスマン帝国の首都コンスタンティノープルに移し、アルタイルの登場も示唆され、順調な正統進化を遂げるシリーズの最新作として大きな注目を集めています。
そんな本作の特集記事を掲載したGame Informer誌の最新号から判明したプレイディテールが海外情報サイトなどに登場、ゲーム導入部分に絡む物語の背景や意欲的な新システムなど期待感たっぷりの内容となっています。今回は新情報をまとめてお知らせしますが、内容に軽度のネタバレを含み、情報に誤りがある場合がありますので、閲覧にはくれぐれもご注意下さい。
1940年代のロサンゼルスに息づいていた文化を見事に再現する「L.A. Noire」、革新的なフェイシャルアニメーションや圧倒的な時代考証をベースにした文化の再現などに注目が集まる期待作ですが、本日Rockstarが新たに2枚のサウンドトラック「L.A. Noire: Remixed」と「L.A. Noire Official Soundtrack」のリリースを発表、前述の要素と同様に音楽も恐ろしく豪華な楽曲達が用意されていることが明らかになりました。
“L.A. Noire: Remixed”はベニー・グッドマン楽団の代表曲として知られるシング・シング・シングや、ビリー・ホリデイの名曲“That Ol’ Devil Called Love”、ライオネル・ハンプトンの“Hey-Ba-Ba-Re-Bop”など、多くの方がどこかで耳にしたことのあるスタンダード達が、DJプレミアやDavid Andrew Sitekら人気アーティストによる新しい解釈で生まれ変わるリミックスアルバムで、驚く程に野心的な内容となっています。
また、ゲームに使用される“L.A. Noire Official Soundtrack”の楽曲は1972年にスティーブ・マックイーンが主演した名作ゲッタウェイの94年リメイク版(アレック・ボールドウィンとキム・ベイシンガーが主演)のスコアを手掛けたAndrew Hale氏が手掛けており、Claudia Bruckenがボーカルを務める楽曲なども収録されています。
両アルバムの発売はL.A. Noireの北米リリースと同じ5月17日、iTunesなどのダウンロード販売サイトにて購入可能となっています。リミックスアルバムに収録される6曲の詳細については以下をご確認下さい。
- Elle Fitzgerald & Louis Jordan:”Stone Cold Dead in the Market” (Ticklah remix)
- Lionel Hampton & His Orchestra:”Hey-Ba-Ba-Re-Bop” (Midnight Sun remix)
- Dinah Washington:”A Slick Chick (On the Mellow Side)” (Maximum Balloon remix)
- Louis Jordan:”Ain’t Nobody Here But Us Chickens” (DJ Premier remix)
- Gene Krupa:”Sing Sing Sing” (Truth & Soul Remix)
- Billie Holiday:”That Ol’ Devil Called Love” (Moodymann remix)
2009年末に行われたアナウンスから続けて情報を紹介してきた、スミソニアン博物館が2012年3月16日から9月30日に掛けて開催するビデオゲームの展覧会「アート・オブ・ビデオゲーム」ですが、先月17日まで専用サイトで行われたオンライン投票が終了し、昨晩キュレーターを務めるChris Melissinos氏やコーディネーターのGeorgina Goodlander氏により出展が決定した80タイトルの発表がUstreamで中継(リンクから録画映像が閲覧可能です)されました。
240タイトルのノミネート作品から選ばれた80タイトルはパックマンやドンキーコングといった歴史的な名作から、Mass Effect 2やPortal、Minecraft、Heavy Rainといった近年の名作、そしてワンダと巨像や大神、シェンムー、Rezなど今も多くのリスペクトを集めるタイトルに加え、ゼルダ、メタルギア、パンツァードラグーンといった人気シリーズなど、日本が誇る多くの名作を含むもので、5世代に分けられたタイトルの数々はビデオゲームの歴史を体系的に振り返るに相応しい以下のような顔ぶれとなっています。(※ 80タイトルの詳細や簡易なスクリーンショットが掲載されたPDFファイルも公開されています)
海外リリースがいよいよ目前に迫るRockstar GamesとTeam Bondiの新作「L.A. Noire」、意欲的なプレイ性を盛り込んだアドベンチャータイトルとしての存在感以外にも、完全に常軌を逸した作業量で1940年代ロサンゼルスの街並や、ファッションを始めとした大衆文化を見事に構築した箱庭作品としても大きな注目を集めるタイトルですが、また新たに“そこまでやるか”的な新プロモーションが登場しました。
今回公開されたのは、Rockstar Gamesと1881年創刊の著名な日刊紙“ロサンゼルス・タイムズ”が提携し制作されたインタラクティブマップで、1947年のロサンゼルスで発生した犯罪の概要や発生日を、当時のロサンゼルス・タイムズに掲載された記事のスクラップと共に確認できるというもの。
今回のマップに取り上げられた事件のいくつかはL.A. Noireのイベントにも影響を与えたものが含まれているとのことで、若いヒッチハイカーによる襲撃事件や、ウェイトリフティング選手による高級ジムでのライバル選手への暴力および車両窃盗、自身の花嫁を殺害した若い帰還兵、商店の天井から侵入し2500ドルを盗んだアクロバティックな犯人による窃盗事件などが紹介されています。
L.A. Noireでは兼ねてから大きな題材として残酷で猟奇的な殺人事件として知られるブラック・ダリア事件を描く事が明言されており、前述した小規模の事件から大きな物語を通じてロサンゼルスの光と闇がどう描かれることになるのか、5月17日の北米リリースが今から楽しみです。
High Moon Studiosが開発を手掛けた“Transformers: War for Cybertron”が高い評価を得たことから、続くフランチャイズタイトルとして注目を集めている新作「Transformers: Dark of the Moon」のスクリーンショットをActivisionが公開、前作に続いてクオリティの高いモデリングで再現されたトランスフォーマー達にテンションが上がる大量のイメージが登場しています。
また、各プラットフォーム向けのボックスアートも公開され、3DSとWii版はビークルコンバットゲームとして、かなりゲーム性に違いがあるらしく“Stealth Force Edition”のサブタイトルが用意されていることが明らかになりました。またDS版にはサイバトロン版とデストロン版の2種が用意されていますが、ゲーム内容に違いがあるかどうかは現在明らかにされていません。
以前に行われたハズブロのカンファレンスコールでは既にTransformers: War for Cybertron 2の存在も明言されている新生Transformersシリーズ、このまま順調に評価を伸ばす事が出来るか、6月29日の映画公開に先んじて6月14日にリリースされる本作の仕上がりに期待したいところです。
なお、Transformers: Dark of the MoonのPS3とXbox 360版の開発はHigh Moon Studiosが担当しており、Wiiと3DS、DS版はBehaviour Interactiveが開発を手掛けています。
Frostbite 2エンジンによって実現される1世代飛び越えたかの様な表現力で注目を集める「Battlefield 3」が今年9月に開催されるEurogamer Expoにプレイアブルの状態で出展されることが明らかになりました。ベータテスト開催の時期については今だ詳細が明らかにされていませんが、10月頃との情報も囁かれており、まだ先の話ながらEurogamer Expoでの展示には大きな注目が集まることになりそうです。
なお、今年のEurogamer Expoは9月22日から25日にかけて、ロンドンのアールズコートで開催され、公式サイトではチケットの販売も始まっています。
先日EAが行った2011年Q4の会計報告にてEAのCEOを務めるJohn Riccitiello氏とEA Games Labelの社長を務めるFrank Gibeau氏がそれぞれBattlefield 3のローンチについて言及、競合タイトルに対する優位性とEA史上最大のプロモーション展開を改めてアピールしました。
John Riccitiello氏はBattlefield 3が同社最大のローンチキャンペーンを得るに相応しいフランチャイズで、価値に見合う機会を持つ訴求力の強いタイトルだと評価しており、Frank Gibeau氏はFrostbite 2の優位性を強調、様々な注目を集めるBattlefield の予約数が既に“Battlefield: Bad Company 2”の予約数に比べて7倍に達していると、Call of Dutyシリーズとの全面対決に強い意欲を表しています。
先月海外情報サイトなどでインタビュー記事を通じてBattlefield 3が1億ドル規模のプロモーションを展開するとの情報が報じられ注目を集めていましたが、これは誤報であることがG4TVの報告から明らかになりました。
詳細なキャンペーン予算は現在も明らかにされていませんが、この1億ドルはElectronic ArtsとActivisionが年末商戦向けに行うCoDとBattlefieldのプロモーション規模全体を指していたことが改めて説明されています。
Eidosモントリオールスタジオによる管理の下でNixxes Softwareが移植を進めているPC版「Deus Ex: Human Revolution」ですが、海外情報サイトのPC GamerがNixxesのボスJurjen Katsman氏など主要な開発メンバーが登場するインタビュー映像を公開、PC版がDirectX 11や3D立体視、マルチモニタ技術など複数の独占的な機能をサポートすることが明らかになりました。
(※ Nixxes Softwareはドリームキャスト版“Legacy of Kain”やXbox版の“Whiplash”、PC版“Kane & Lynch 2: Dog Days”、PS3版とPC版の“Lara Croft and the Guardian of Light”の開発を担当)
映像の中でKatsman氏は、DirectX 11のテッセレーション機能によるキャラクターシルエットの改善や、3D立体視(対応方式は不明)への対応に加え、AMDのEyefinityへの対応を明言、5台までのモニタでプレイ可能なことを明らかにしています。またDirectX 11対応を始めとした先進的な対応だけでなく、PCのデュアルコア向けにエンジンの最適化を行っており、DX11ではないプレイでもフレームレートに大きな改善が見られることが明記されています。
また、PC GamerではハイクオリティなPC版Deus Ex: Human Revolutionの高解像度イメージを公開しており(参考:その1、その2)、今回の豪華な対応も併せて、近年マルチタイトルのPC版でマシンパワーをもてあましつつあるハイエンドPCをフルに活用するゲームとしても注目を集めることとなりそうです。
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