Jonathan Blow氏の新作「The Witness」開発が大詰めに、今後十分なブラッシュアップを行うと示唆

2012年2月20日 16:32 by katakori
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「The Witness」
随分とオブジェクトが増えた舞台となる島の外観

2008年にリリースされ、近年台頭するインディータイトルの潮流における節目とも言える作品となったパズルプラットフォーマー“Braid”を手掛けたJonathan Blow氏の新作「The Witness」ですが、先日氏が開発の進捗について言及し、開発がいよいよ大詰めを迎え、ブラッシュアップを進める段階に入ったと明らかにしました。

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GTが選ぶ「2012年の注目タイトル」プレビュー企画、意欲作が並ぶ“ノーマークなタイトル”部門が発表

2012年1月24日 15:52 by katakori
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「2012年の注目タイトル」

先日から各種テーマに沿った2012年の注目タイトルプレビューを順次公開しているGametrailersですが、本日新たに“Under the Radar(ノーマーク或いは隠された)ゲーム”と題された部門のプレビューが公開されました。

今回の“Under the Radar”部門では、thatgamecompanyの「Journey」を始め、Ubisoftのサバイバルアクション「I Am Alive」、Portalを生んだKim Swift女史の新作「Quantum Conundrum」、Gearboxのシリーズ新作「Brothers in Arms: Furious 4」、Epicの新IP「Fortnite」、メックシューターとして大きな注目を集める「Hawken」、そして“Braid”を手掛けたJonathan Blow氏の新作「The Witness」など、数々の注目タイトルが紹介されています。

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“Braid”を手掛けたJonathan Blow氏の新作「The Witness」にコンソール版リリースの可能性が再浮上

2011年12月3日 18:07 by katakori
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「The Witness」

2008年にXBLA版のリリースを果たして以降様々なプラットフォームでリリースされ大きな成功を収めたパズルプラットフォーマー“Braid”を手掛けたJonathan Blow氏の新作パズル「The Witness」、これまでにも何度か開発の進捗をお知らせしてきた本作は非常に小規模なチームにより開発が続けられており、今年9月に行われたインタビューではコンソール版をリリースする予定が無いことが語られていました。

そんな中、Game Informerが新たにJonathan Blow氏へのインタビューを行い、コンソール版リリースの可能性が以前よりも若干高くなったことが明らかになりました。

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ソーシャルゲームは”有害”で人々を”物”として扱う、BraidのクリエーターJonathan Blow氏が語る

2011年2月16日 18:54 by katakori
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Jonathan Blow

近年国内外を問わず、マイクロトランザクションを採用したフリーミアムモデルのソーシャルゲームなどにおいて、そのビジネスモデルが提示するビジョンや悪質な課金モデル等に疑問が投げかけられるシーンを多く見かけます。

そんな中、Braidのクリエーターで、現在は新作タイトル「The Witness」の開発を進めているゲームデザイナーJonathan Blow氏がPC Gamerのインタビューに登場、FarmvilleやRavenwood Fairなど近年流行のソーシャルゲームが”有害”だとの見解を明らかにしました。

Blow氏は近年のソーシャルゲームが”友人リストを活用するゲーム”と表現、これらがゲームを進行させる資源として友人を利用することについて、それは実際のソーシャル(社会的)な活動、或いは友人との友情とは反対の性質を持っていると、ジャンルへの嫌悪感を顕わにしています。

このフレンドの概念についてBlow氏は、World of WarcraftやCounter-Strikeにおける友人の多くが、クランやギルドで出会う新しい人々で、互いに援助し一緒に遊ぶ事を特徴として挙げ、前述の友人を資源として利用するゲームでは、友人に”会う事”がゲームに関係せず、さらに”一緒に遊ぶ事”もゲームの進行に関係していないと分析しました。

これらを述べた上で、Blow氏はソーシャルゲームを有害と表現する事において、他に置き換えられる言葉は無いと発言。もちろん全ての事象には議論の余地があると前置きした上で、現代の”悪”が判りやすい山賊の様な見た目をした者では無く、世界の損失について利己的な存在だと提言しています。

近代社会が対処しなければならない問題の1つは、作る側とプレイヤーが持つ”二重性”

PC Gamerのインタビュアーは、Blow氏が示す強い非難に対して、これをプレイするプレイヤーも非難するかと述べ、続けて、この現象の理由にはプレイヤー達が含まれているか、そしてプレイヤーが害を及ぼされていると気付いてなくとも、それは悪い事かと質問しました。

これに対しBlow氏は、近代社会において対処しなければならない出来事の1つがこの二重性だと述べ、人々が自己責任を持つ事を希望していると回答、個人が持つ楽しさの概念について有益と不利益を測る事は非常に難しいと語っています。

そしてBlow氏は、ゲームデザイナーの視点からゲームを作る事について、”プレイヤーを(ゲームの為に)上手く利用し、活用しようとしているか”、或いは”プレイヤーに何かを与えようとしているか”という問いを持っていると明かし、ゲームデザインにおける倫理の重要性を示唆しました。

さらに、悪質なソーシャルゲームのデザイナーのゴールがプレイヤーの”Quality of Life”(人生における生活の質)を下げる事だと発言、これらのデザイナーが[人々を自分のゲームについて考えさせ、自分のゲームにより多くの金を投じさせ、他のゲームをプレイするかもしれないプレイヤーの友人達の自由な時間を全て自分のゲームをプレイするよう仕向けたいと思い描く事]は”有害”以外の何でもなく、人々を堕落させる事に関与していると強く批判しています。

この問題を”私たち”はどう受け取ればよいのか

以上、国内でも多く見られるようになったこの問題は前向きな解決が難しい難題と言え、今後も長きに渡って私たちゲーマーの肩に強くのしかかる問題となる事は間違いありません。

今後改めてご紹介する予定ですが、現在ではこれらのソーシャル的なエネルギーをそもそも”在る物”として前向きに活用する具体的な道を探し始めているJane McGonigal女史の様なパイオニアも登場し始めている事をご紹介しておきます。

(※ Jane McGonigal氏は著名なARGデザイナーで、先日新しい著書”Reality Is Broken: Why Games Make Us Better and How They Can Change the World”(現実は破壊された:なぜゲームが私たちを良くするか、そして世界をどのように変革させるか)をリリース)

情報元及びイメージ:VG247

Jonathan Blow氏の新作「The Witness」には400以上のパズルが登場、現在222の開発が完了

2011年2月10日 18:12 by katakori
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「The Witness」

インディタイトルとして素晴らしい成功を収めた”Braid”の開発で知られるJonathan Blow氏が小規模なチームで開発を進めている新作タイトル「The Witness」、相変わらず不思議なテイストで正体が未だ掴めない本作ですが、謎の島を舞台に多くのパズルが散りばめられた強い物語性を持つアドベンチャータイトル的な香りを放っています。

昨年3月にオープンした公式blogでは定期的に進捗報告が行われており、独自のグローバルイルミネーション表現を実装した内製のエンジンの仕上がりや、ゲームの舞台についても少しづつその概要が明らかになりつつあります。

そんな中、先日更新された公式blogにて本作には400を超えるパズルが用意される事が報告、今作では個々のパズルのボリュームが小さく、迅速な物になる事から単純に比べる事は出来ないものの、76種のパズルが用意されていたBraidに比べ5倍を超える大ボリュームである事が判明、さらに現在は222のパズルが開発を終えている事が明らかになりました。

まだまだリリースまでの道乗りは長そうですが、ある種のプレイヤーには非常に楽しみなタイトルに違いないこのThe Witness、全容が明らかになる日が非常に楽しみです。

情報元及びイメージ:Digital Spy, The Witness

ENJMINの卒業制作で開発された紙飛行機ゲーム「PaperPlane」が素晴らしい!

2010年12月2日 18:15 by katakori
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この映像はフランスでインタラクティブメディアやゲームの開発を教えるENJMINの卒業制作として学生グループにより開発された紙飛行機ゲーム「PaperPlane」のトレーラーです。なお本作はMilthon Awards 2010にて学生部門の最優秀賞を受賞したとの事。

thatgamecompanyのFloweryにも似た本作はフランスらしいアーティスティックなテイストでUnityエンジンを利用して開発が行われており、Xbox 360コントローラーを利用して(一応キーボードでも実行は可能)シンプルな操作でゲームを楽しむ事が可能です。

子供の頃に遊んだ紙飛行機を思わせるプレイの内容に加え、メニュー画面として機能する木の上に立てられた子供の秘密基地の様な小さな部屋には子供の絵日記が用意されており、プレイによりその中身が豊かに変化していきます。プレイにXbox 360コントローラーが必須である事が全てのプレイヤーにお勧めしにくい部分ではありますが、印象的な音楽を含め、卒業制作作品とは思えない不思議な魅力を持つタイトルとなっています。

情報元:IndieGames

BraidのJonathan Blow氏が手掛ける新タイトル「The Witness」が本格始動

2010年3月1日 11:23 by katakori
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「Braid」
The Witnessはこのシーンから始まる、あなたは誰でなぜこんな所にいるのか?

近年のインディータイトルの隆盛を象徴するような作品なったBraid、この素晴らしいタイトルを産み出したJonathan Blow氏の次回作が少し哲学的で静かなタイトルになるとされるこの「The Witness」です。先日とうとう本作の公式blogがオープンし、前評判通りのなんとも不可思議なテイストのコンセプトアートやスクリーンショット、そして開発に関する技術的な情報等が明らかにされ始めました。

まだゲームの詳細自体は明らかにされていませんが、公開された画像からは物語の存在が強く感じられるものになっています。不思議な絵本の様なコンセプトアート、何かから守るように力場で囲まれた家、主の居なくなった彫刻スタジオ、幻想的なタワーなど、Braidにやられてしまったファンにはたまらない世界が待っていそうですね。Natalとの連携も噂されるThe Witness、どのようなタイトルになるか非常に気になります。

「Braid」
「Braid」
「Braid」
「Braid」
「Braid」
「Braid」

そして公式blogでは開発について、Jonathan Blow氏を中心に数人の小さなチームが本作の開発に当たっている事が明らかにされ、印象的な映像の技術的な部分にも言及されています。最新のblog記事はライティングについて書かれており、近年のゲーム映像の技術がシューター分野に大きく牽引されている事を述べ、それらの汎用エンジンやレンダリングシステムが本作の規模には過剰である事が明かされています。

近年の高機能でフレキシブルないくつかのSDKを試したJonathan Blow氏は、ダイナミックな光源がそれほど多くなく、全体的に静かなThe Witnessには不釣り合いだと考え、自分達のサイズにフィットしたグローバルイルミネーションのインゲームシステムの開発を進めているようです。この開発にはメンバーのIgnacio Castano氏が当たっており、すでに数ヶ月をこのシステムの開発に費やしているとの事。このGIシステムはライトマップを動的に生成するという面白いアプローチの物で、日光以外の光源が全てこのシステム上で動作する模様です。

既にこのシステムを128×128サイズの環境マップを元に作られたサンプル画像もアップされています。ゲームのスクリーンショットではないので、精細さという意味では荒いものの非常に上品なライティングが実現されている事が見て取れる物になっています。

「Braid」
「Braid」
「Braid」
「Braid」
「Braid」
情報元及びイメージ:The Lost Gamer, The Witness
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おこめの「The Elder Scrolls V: Skyrim」記!

skyrim記リターンズその136
「4コマ:攻撃しようにも」
skyrim記
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