本日Entertainment Software Association(以下:ESA)が来年のE3スケジュールと共に今年の来場者数の概要を発表、さらに再来年に開催されるE3 2013ではロサンゼルスのコンベンションセンターから会場の変更が考慮されていることが明らかになりました。
ESAの発表によると来年のE3 2012は2012年6月5日から7日に掛け、今年と同様にロサンゼルスのコンベンションセンターで開催されるとのこと。さらに今年のE3 2011来場者数は去年の4万5600人から1200人増となる4万6800人で、106ヶ国の代表者(※ 昨年は90ヶ国)に加え、18ヶ国から120の小売企業が参加、出展企業は約200となっており、昨年からさらに規模が拡大しています。
なお、ESAは併せてE3 2011がロサンゼルスの都市に2500万ドルを超える経済効果をもたらしたとも発表しています。
また、本日LA Timesが報じたところによると、ESAと会場であるロサンゼルスコンベンションセンターとの間で交わされている複数年契約が来年で終了するとのことで、ESAのRich Taylor氏が新たな会場を模索していることを明かし、出席者達が建設現場を横切って上り下りをさせたくないと考えていると発言しています。
E3会場のG4TVブースで行われているE3’11 LiveにAdhesive GamesのKhang Le氏が登場、かつてIntelでProject Offsetを手掛けていたメンバーが開発を進めているメックFPS「Hawken」の新しいプレイ映像が公開されました。
今回登場した映像には砂漠の新マップを舞台に、拠点に資源を集めるチーム戦が楽しめるSiegeモードをプレイする様子が収められており、資源回収時のメックの降着ポーズ(素晴らしい!)や、遂にちらっと姿を見せるメックのカスタマイズ用UI、後半に登場する巨大なバトルシップ、高さのある高密度なレベルデザイン、拠点の資源回収用ギミックなど、メカ好きには見所山盛りの内容となっています。
なおKhang Le氏は本作のメックデザインにあたり、横山宏氏が手掛けるマシーネンクリーガーから影響を受けていることを明言しており、今回の映像ではそのあたりのキュートさもより強固に感じられ、リリーススケジュールやパブリッシャーの動向など、今後の続報がますます楽しみなところです。
E3でのデモ展示や各所のインタビュー、プレビューなどから連日大量の新情報が登場している「Battlefield 3」ですが、本日も戦闘機や要求スペック、Commo Rose(※ Command Roseとも、コミュニケーション用に展開されるメニュー)の行方など気になるあれこれの情報が登場しています。
先日は戦車戦のデモプレイが公開されたBattlefield 3ですが、遂にジェット戦闘機に関する具体的な言及がDICEのPatrick Soderlund氏から行われ、ジェット戦闘機の利用が現在マルチプレイヤーモードとして登場が判明している“Rush”、“Conquest”、“Team Deathmatch”モードのうち、“Conquest”モードのみに制限されていることが明らかになりました。
Soderlund氏が明かした理由によると“Conquest”モードだけがジェット戦闘機に適合する大きなマップを提供できるとのことで、ここから“Rush”がリニアなマップで“Team Deathmatch”が歩兵戦にスポットを当てたゲーム性として用意されていることも想像できます。
なお、シングルプレイヤーキャンペーンでのジェット戦闘機は既にトレーラーなどで確認されており、登場の可能性は高いと考えられます。
また、PlayStation.BlogのE3ブース内で行われたインタビューからBattlefield 3には連続キルによるボーナス“killstreak”が登場しないことが語られたと注目を集めています。
インタビューに登場した開発者はBattlefield 3が、プレイヤーが協力しあい共に遊ぶことを特徴とするBattlefield 2と、それ以降のBattlefieldタイトルの融合を目標としたタイトルだと述べ、好戦的なプレイヤーやゆったりと遊びたいプレイヤー、そしてタクティクスを好むプレイヤーまで多くのタイプに適合するゲームだと発言しています。
その上で“killstreak”が登場しない理由として、Battlefield 3がアーケード的なシュータータイトルではないと語り、プレイヤーはヘッドショットやサポート、援護射撃など様々なプレイから報酬を得られると発言。持続的なランキングやナイフキルを成功させることで得られるカスタマイズ可能なドッグタグなどの存在も重要だとアピールしました。
昨日の朝Electronic Artsが投資者向けの会議を行い、Battlefield 3のDLC展開について言及し、フランチャイズの前作にあたる“Battlefield: Bad Company 2”の3倍にあたる量のDLCをリリースすると発表しました。
Battlefield: Bad Company 2では大規模な拡張を伴うVietnamとOnslaughtを含め7種類のDLCが登場しており、3倍となると相当数のDLC登場が果たされることになり、既に予約特典としてアナウンス済みの“Back to Karkand”のボリュームを考えるとリリース後の展開にも期待が高まるニュースだと言えそうです。
海外情報サイトのCurse.comがElectronic Artsのプロダクトマネジャーを務めるKevin O’Leary氏との質疑応答を掲載、動作スペックからデモ展示ではキーアサインが発見されなかったCommand Rose、コンソールのサーバブラウザなど気になるあれこれに回答を寄せています。以下、Kevin O’Leary氏の回答から明らかになった新情報をまとめてご紹介します。
- PC版の最小動作スペックの発表はまだ準備ができていないが、クレイジーなスペック(氏は“Crysisのような”とも表現)ではないと発言
- Command Roseの実装はまだ未確定、PC版のカスタマイズは様々用意する
- コンソール向けのサーバブラウザは登場しない、PC版にはソーシャル要素を提供する“Battle Log”が用意されており、プライベートマッチのセットアップや参加が可能で、MLGやESLといったE-Sports向けのパートナーと共に開発を進めている
- 武器のカスタマイズバリエーションは数千、万、或いは数十万で、全ての武器に3種類のアタッチメント用スロットを用意し巨大なカスタマイズ性を実現している
- マルチプレイヤーに昼夜サイクルは登場しない様子、代わりに各種昼マップ、夜マップを用意
今年のE3に出展されたタイトルの中でも大きな注目を集めるDICEのシリーズ最新作「Battlefield 3」、世代を飛び越えた感さえ漂うリアルな戦車戦のライブデモ映像では世界中のゲーマーの度肝を抜くクオリティのゲームプレイを見せつけました。
そんなBattlefield 3が海外メディアが選ぶE3アワードに大量ノミネートを達成、既にゲームProのベストFPS部門で勝者に選ばれたことが明らかになりました。
- IGN.com – ベストOverallゲーム
- IGN.com – ベストXboxゲーム
- IGN.com – ベストPS3ゲーム
- IGN.com – ベストPCゲーム
- IGN.com – ベストシューター
- IGN.com – 最も期待されるゲーム
- 1up.com – ベストPCゲーム
- 1up.com – ベスト・オブ・ショー
- GameTrailers – ベストグラフィックス
- Shortlist.com – ベストシューター
- Shortlist.com – ベストゲーム
- GameSpy.com – ベストマルチプレイヤー
- GameSpy.com – ベストシューター
- Game Informer – ベスト・オブ・E3 2011
- G4TV – ベスト・オブ・E3 ‘11
- G4TV – ベストマルチプレイヤー
- GamePro – ベストFPS
- PlayStation: The Official Magazine – 最も価値のあるゲーム
- GameSpot.com – 最も期待されるゲーム・オブ・E3 2011
- GamesRadar – Official Selection, E3 2011で最も価値のあるゲーム
- Official Xbox Magazine – Official Selection, E3 2011で最も価値のあるゲーム
- PC Gamer – Official Selection, E3 2011で最も価値のあるゲーム
- Machinima – ベストシューター
- Machinima – ベスト・オブ・ショー
- Machinima – ベストPC
- Gamingexcellence.com – ベストシューター
- Gamingexcellence.com – ベストコンソールゲーム
- Gamingexcellence.com – ベストグラフィックス
- Gamingexcellence.com – ベスト・オブ・ショー
- Multiplayer.it – ベスト・オブ・E3 2011
- GameBlog.fr – ベスト・オブ・ショーノミネート
RelicがVigilの協力を得て開発を進めているW40Kシリーズ初のアクションタイトル「Warhammer 40k: Space Marine」、先日は豪華な限定版の登場も明らかになった本作の本格的なプレイ映像が遂に登場しました。
今回のウォークスルー映像の前半は山の様に登場するオルク共との戦闘が描かれ、後半の映像ではついにケイオスとの戦闘シーンが登場、武器や演出、キャラクターの挙動やタイプなど、端々からW40KやDoWシリーズのファンにはたまらない小ネタが山盛りに用意されており、爽快感の高いアクションとエピックな景観なども併せ、予想以上の仕上がりを見せています。
Game Informerに掲載されたプレビューによると登場武器は約15種類、シングルプレイヤーキャンペーンのボリュームは12時間から15時間程度用意されているとのことで、THQがしばしば本作をギアーズキラーと評するゲーム性も併せてフランチャイズの拡大が図られているW40Kシリーズへの導入にはぴったりのタイトルになるのではないでしょうか。
Warhammer 40k: Space Marineのリリースは9月6日、対応プラットフォームはXbox 360とPS3、PC、OnLiveとなっています。
Game Informer誌の表紙をセレブなアートワークで飾り、ビジネスで大成功を果たした3rd Street Saintsが主人公を務めるシリーズ最新作「Saints Row: The Third」、小洒落たアートワークやトレーラーから流石に近年の状況を考えてちょっとは考え直したか……と思いきや、具体的なプレイ要素やスクリーンショットなどが登場する毎にそのメッキは剥がれ落ち、相変わらずというかむしろ病状が悪化している様子が徐々に明らかになっていました。
そんな中、E3会場で上映されたプレイ映像やプレビュー、スクリーンショットなどが登場。人間大砲に変態衣装、通り掛かりの一般人に対するプロレス技やら急所攻撃、見ているだけでうざいダンスが見られるエモーション機能に街中にぽつんと置かれてあるVTOL機まで、突っ込み所満載の無茶苦茶なゲームプレイが用意されていることが明らかになりました。
さらに前作にも登場した“Activisites”もパワーアップして復活、映像では戦車に乗り込み無差別に一般人への攻撃を重ねることでバーンアウトシリーズのスタントモードの様にスコアが加算されボーナスが得られる様子が確認できます。
先日E3で行われたUbisoftプレスカンファレンスに登場したお馴染みGearboxのボスRandy Pitchford氏が発表したBrothers in Armsシリーズ最新作「Brothers in Arms: Furious 4」ですが、比較的シリアス路線で進められていたこれまでのタイトルとは大きくスタイルを変更し、コミカルなアートワークとGearboxらしい毒に溢れた4人Co-op可能なFPSタイトルとして登場することが明らかになりました。
これまでのイメージと全く違う新作の登場にシリーズのファン達やメディアの評価は賛否両論な状況となっていますが、本日Brothers in Arms: Furious 4のスクリーンショットと共にプレビュー情報も登場、さらにE3で行われたデモセッションからタイトルの方向性に関する新しい情報が登場しました。
昨日任天堂が行ったプレスカンファレンスでWii Uを発表し終わった直後に、ActivisionのボスBobby Kotick氏がアメリカの大手ニュース専門チャンネルCNBCのインタビューに登場、近年しばしば取り沙汰されるEAとの競合や任天堂の新ハード“Wii U”について言及した内容が注目を集めています。
EAが度々示してきた“Call of Duty: Modern Warfare 3”と“Battlefield 3”の直接対決について聞かれたKotick氏は、“Battlefield 3”をはっきりと競合相手だと発言、しかし現状ではBattlefield 3がPC版で動作する様子を見るのみで、Activisionのビジネスにおける大部分を占めるコンソール上で動作している様子をまだ見ていないと述べ、それが単にPCタイトルである場合、昨今のPCゲーム市場は非常に小さなオーディエンスしか居ないとの冷静な見解を明かしたKotick氏は、続けて「しかし、私たちは競争相手が何を行っているか興味があり、それを常に確かめている。」と発言しました。
また、ActivisionがこれからリリースするCall of Duty: Modern Warfare 3がオーディエンスに対する夥しい研究の結果から産まれたものだと述べ、1000万人のプレイヤー達が望む新しいアクション経験を提供すると続け、Modern Warfare 3の仕上がりが前作よりも良く、前例の無いレベルの需要をもたらすだろうと、プレオーダーやCall of Duty Eliteのベータテストへの応募数などを元に強調しています。
また、任天堂が発表した新ハード“Wii U”について聞かれたBobby Kotick氏はWii Uが(今世代HDコンソールに)“追いついた”と表現、映像表現やオーディオ、ユーザーインターフェースが非常に良くエキサイティングだと語りました。
さらに大規模な障害が長期的に続いたPSNのネットワークトラブルについても言及、今後ソニーのような企業が正確に消費者の個人情報を取り扱う事に巨大な投資をしなければならないだろうと今後の動向を示唆しています。
E3の開催と共に遂に正式なアナウンスを迎えたIO InteractiveのHitmanシリーズ復活作「Hitman: Absolution」、既にE3会場からいくつかの新情報が登場しましたが、新たにデンマーク国営放送のニュース番組がデンマークのゲーム史上最大の予算が投じられるタイトルの開発を手掛けるスタジオとしてIO Interactiveにスポットを当てた特集番組を放送、その中でHitman: Absolutionのプレイ映像が上映されました。
今回登場した映像は短いものの、相変わらずバリエーション豊かな暗殺方法に掴みやぶら下がり動作、ドア越しのシネマティックな格闘戦などが収められており、47の復活が高いクオリティで実現されている様子が感じられます。
なお、このニュース番組ではデンマークの大学がIOの開発をベンチマークにプログラミング専門のコースを設立したことや、現在ではデンマークの政府がゲーム開発を正当な産業として見なしていることなどが併せて報じられたとのこと。
国内リリースも決まったHitman: Absolutionのリリースは2012年予定で、対応プラットフォームはPS3とXbox 360、PCとなっています。
昨晩E3会場のActivisionブースにて「Call of Duty: Modern Warfare 3」のプロモーション映像を上映するイベントが開催、なんと会場全体を巨大なモニターで360度囲み、いくつかのシーンを全方位に見渡せる状態で上映、ニューヨークでの海上シーンやロンドンでの地下鉄とのチェイスなどが信じられない迫力で描かれています。
全体が見渡せないのが非常に残念ですが、ドイツやイギリスでの場面などいくつか未見のシーンも登場しており必見の内容となっています。
E3の開催直前にキャットウーマンがプレイアブルキャラクターとして登場することが判明した「Batman: Arkham City」、先日からペンギンの登場やリドラーの姿とトロフィーに関する具体的な情報も登場し始め、遂にゲーム全体の輪郭がはっきりと見え始めてきた印象を受けます。
そんな中、E3会場ではキャットウーマンのゲームプレイパートも含むデモンストレーションの上映が幾つかのメディアブースで行われており、これまで伝えられてきた数々の新要素が実際に確認できる映像が各所で登場しています。ということで、今回はGameSpotのブースにて行われたRocksteadyのディレクターSefton Hill氏も登場するゲームプレイのデモ映像に加え、新たに公開されたスクリーンショット、幾つかの新情報をまとめてお届けします。
先日残念ながら中国のMMOスタジオ“Perfect World”に売却されてしまったCryptic Studiosが開発を手掛けているPC向けのオンラインファンタジーRPG「Neverwinter」、本作はR.A.サルバトーレ氏の新しいNeverwinter3部作”Gauntlgrym”を原作にしたもので、過去にリリースされたBioWareの“Neverwinter Nights”とObsidianの“Neverwinter Nights 2”の続編にあたる作品だとCrypticは説明しています。
しばらく続報が途絶えていたNeverwinterですが、本日新たにE3トレーラーが公開、開発が順調に進んでいると見受けられるインゲームプレイの様子もたっぷりと収められており、続報が楽しみな内容となっています。
なお先日には公式サイトもオープン、リリース時期についてはまだ明らかになっていませんが、いよいよ具体的な始動が始まるか、ビジネス的な事情も含め今後の動向に注目です。
ついに始まった今年のE3、超大作タイトルが豊作と呼べるレベルを軽く超え、もはや大氾濫とも言える嬉しい状況で、紹介記事を書いても書いても後から新しいニュースが飛び込んでくる大変な状況となっています。
という事で、今回は紹介が追いつきそうにないタイトルの動画達を新鮮なうちにまとめてお届けしてみます。いずれも期待度の高い見応えあるタイトルが揃っていますのではりきってどうぞ!
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