UPDATE:2月10日15:20
本日お知らせした「Bungie」新作が今週末に開催される”Toy Fair 2011″にて発表されるとの記載がプレスリリースから発見されたニュースが誤報である可能性が高い事が明らかになりました。
現在も海外フォーラムやニュースサイトで侃々諤々の騒動が続いているこの発表報道ですが、実はプレスリリースの1文に収められた情報の区切り箇所が非常に紛らわしい事から起こった事態で、状況的にE3やgamescom等のメガイベント以外での発表が考えにくいこと、会計報告で発表について言及されていない事からも誤報である可能性は高そうです。
蛇足ですが、正しい解釈は以下の様に区切るべきではないかと意見が交わされており、実際にToy Fair 2011で発表されるタイトルについて、Joystiqでは子供向けのSquinkiesフランチャイズのタイトル、或いは最近のドメイン取得の状況からSyproのリブートタイトルではないかとSuperannuation氏による考察が有力視されています。
いずれにしても真偽不明のまま騒動が続いている今回の件、Activisionから正式なコメントがあり次第改めてお知らせいたします。
■ 原文
These opportunities include Blizzard Entertainment’s games currently in development, robust investment in forthcoming Call of Duty titles, the development of a best-in-class digital community surrounding the Call of Duty franchise, a new property from Bungie and an innovative new universe with broad appeal that will be revealed at Toy Fair later this week and will bring the world of toys, video games and the Internet together in an unprecedented way.(※ 前半でCall of Dutyシリーズに言及、後半にBungieタイトルの説明をしているとも読めます。さらに会計報告ではBungieタイトルについてEric Hirshberg氏がNew Universeと表現した事からさらなる曲解に繋がった模様)
■ Bungie新作と報じられた解釈
a new property from Bungie and an innovative new universe with broad appeal that will be revealed at Toy Fair later this week and will bring the world of toys, video games and the Internet together in an unprecedented way.■ 正しい解釈と思われる区切り箇所
an innovative new universe with broad appeal that will be revealed at Toy Fair later this week and will bring the world of toys, video games and the Internet together in an unprecedented way.
以下はアップデート前の記事からBungie新作について見られた言及に関する内容です。
また、Activision PublishingのCEOを務めるEric Hirshberg氏がBungie新作のリリーススケジュールについて言及、今年のリリースは行われないと明確に発言しています。
さらに、Activisionは会計報告にてBungie新作を「成長戦略のイニシアチブを握るキータイトル」と位置づけ、Bungieは世界で最も優れた実績を持つ最高のデベロッパの1つだと述べ、「Bungieの新ユニバースはActivisionの莫大で長期的なポテンシャルを示している」と大きな期待を寄せています。
本日発表されたActivisionのQ4会計報告にて最新のリリーススケジュールが発表され、昨年9月にリリースされた”Spider-Man: Shattered Dimensions”に続き、2011年に新たな「Spider-Man」タイトルがリリースされる事が明らかになりました。
先月にはShattered Dimensionsを手掛けたカナダのBeenox StudiosがActivisionのマーベルタイトルに取り組んでいる事が報じられており、今回もBeenoxが開発を手掛けるものと考えられます。
また、これ以外にもライセンスタイトルが用意されており、アメリカのシニカルなコメディアニメ”ファミリー・ガイ”に加え、国内で放映されていたスポーツエンターテインメント番組SASUKEのパクリではと話題になったアメリカのリアリティ番組”ワイプアウト”のゲームタイトルがリリースされるとのこと。
連日新情報が登場するDICEの新作「Battlefield 3」ですが、新たに前作の特徴であったCommander(以下:司令官)システムが、より多くのプレイヤーに対する訴求を実現する為に廃止される事が明らかになりました。
これはGame Informer誌に掲載された質疑応答から明らかになった物で、DICEは司令官システムの問題点を”ゲームにおいて2人だけが使用出来ること”と述べ、幾らかのプレイヤーがこれを好むものの、ほとんどのプレイヤーはこれを気に掛けなかったと前作を省みています。
(※ 前作の司令官モードは専用のインターフェースが用意され、分隊リーダーとの通信を通して、衛星視点から俯瞰したマップ上でのUAVによる索敵や砲撃支援、物資の投下といった戦略的支援を行う役割でした。)
勝敗を大きく左右する存在だったと言える前作の司令官システムですが、DICEは”このシステムがBattlefield 2の大きな特徴と主張する事も出来るが、実際にはほとんどのプレイヤーがこれを利用しなかった”と評価、システムをより複雑化する事は望ましくなく、DICEがBattlefield 3で取り組むチャレンジは、ゲームをプレイする全プレイヤーが全ての要素を得られる事だと発言、システムを組み込む事は可能だが、こういった理由から廃止を決めたと明らかにしました。
なお、このシステムに関する改善は既にBFBC2のUAVなどでも取り組みが見られ、DICEはこれにより多くのプレイヤーがゲームを楽しむ事が出来たと評価を下しています。
かなり大きくゲーム性を左右するこの決定ですが、確かに広い訴求を考える場合に司令官システムはハードルの高いコンテンツだったと言えます。DICEはBattlefield 3にクールな分隊システムの改善を用意していると発言している事もあり、よりスムースな導入を可能にする代替の戦略システムを用意しているのかもしれません。
先日主要な変更内容が先送りにされた状態でリリースされたPC版「Call of Duty: Black Ops」の1.06パッチですが、TreyarchのPC版開発者pcdev氏が現在進行中の内容をTwitterで報告、1.06のHotfixとなる1.061パッチが現在QAチェック段階にある事(※ Shader Warmingの修正か)に加え、1.07パッチの開発、そして待望の”Mod Tools package 1.0″が同様に進行中であると明らかにしました。
なお、1.07パッチと”Mod Tools package 1.0″のリリースは別に行われるとの事で、リリース時期等については言及されていません。なお、DLCのリリースを含め、進行が1歩遅れているPC版の開発に対し内外を含めたプレイヤーから不満の声が多く上がっており、1.07パッチの公開時期を含め続報が待たれます。
ActivisionのQ4会計報告関連のニュースが続きますが、2009年のVGAでサプライズ発表され、6年ぶりのシリーズ新作となるはずだったUnited Front Gamesの「True Crime: Hong Kong」がキャンセルされた事が明らかになりました。
会計報告で明らかにされたキャンセルの理由は「Activisionが現在抱えている世界最高のインタラクティブなエンターテインメント経験の大きな機会にフォーカスするため」とされています。
また、Activision PublishingのCEOを務めるEric Hirshberg氏は「True Crime: Hong Kongがオープンワールドジャンルのトップタイトル達に近づく、或いはリードするタイトルでは無かった」と評価、「率直なことを言えば、良いタイトルにはならないだろう」と付け加えました。
さらに先ほど、今回のキャンセルに対し、バンクーバーに居を構え”ModNation Racers”の開発でも知られるUnited Front Gamesが公式サイトに以下の様なコメントを掲載しました。
Acitivisionとのプロジェクトを完了するチャンスを得られず残念です。
私達は上質のゲームを開発する事、ただそれだけを行っています。
恐らく、将来私たちは再び一緒に仕事をする機会を得るでしょう。しかし一方で私たちは自身の異なる計画を進めています。
という事でロサンゼルスとニューヨークに続いて3作目となる香港の登場が無くなったTrue Crime、今回は供養の意味も込めて先日公開されたばかりの新スクリーンショット4枚を併せてご紹介しておきます。
本日行われたActivision第4四半期の会計報告にて、昨今セールス的な不調が続いていた「Guitar Hero」フランチャイズ事業を全て解散し、新タイトルの開発を中止したと発表しました。これにより2005年に登場し、一世を風靡した名シリーズが昨年9月にリリースされた”Guitar Hero: Warriors of Rock”を以てその歴史の幕を閉じる事となりました。
このフランチャイズ終了についてActivision PublishingのCEOを務めるEric Hirshberg氏はDJ Hero 2やGuitar Hero: Warriors of Rockが90点以上の高スコアをマークしたタイトルでありながら「これらのゲームタイトルに必要なライセンス取得や開発費を現在の経済市場と需要に基づかせる事は出来ない」と語っています。
また、現在詳細は未確認ながら、DJ Heroの開発を手掛けたFreestyle Gamesにレイオフが敢行されているとのニュースも報じられています。
本日行われたActivisionのQ4会計報告にて「Call of Duty: Black Ops」の第1弾マップパック”First Strike”がいよいよPS3とPCに登場する事が発表されました。
発表によると、PS3版の登場は3月3日、PC版のリリーススケジュールは明言されず”今四半期以降”と記されており4月頃へ持ち越しとなる事が明らかになりました。
なお、First Strikeは新しいマルチプレイマップを4枚、ゾンビモードの新マップ”Ascension”を含んでおり、2月1日にXbox 360版が先行リリースされています。
本日Activisionが第4四半期会計報告を行い、同社のCEOを務めるBobby Kotick氏が「Call of Duty」シリーズ専門新スタジオ”Beachhead studio”を設立したと明らかにしました。発表ではBeachheadがCall of Dutyシリーズのデジタルプラットフォーム開発に専念している事が明かされ、新しいCall of Dutyコンテンツを何千万ものプレイヤーに提供すると語りました。
Kotick氏によるとBeachheadはActivisionの完全な内部スタジオで、クラス最高のオンラインコミュニティと独占的なコンテンツに加え、これまでに無いオンラインゲーム経験の複合サービスを提供するデジタルプラットフォームを開発しているとの事。
このデジタルプラットフォームはCall of Dutyのインゲームに統合され、オンライン経験とコンソールプレイを1つにする物と記されており、Beachheadは既に1年以上にわたってこのプラットフォームの開発に取り組んでいるとの事。
現在の所、これ以上の具体的なアナウンスは行われていませんが、これまで幾度となく希望として語られてきた加入サービス実現への第一歩とも取れるこの新スタジオの設立、続報の登場が待たれます。
“Warcraft”と”StarCraft”、そして”Diablo”の偉大な三柱により世界中のゲーマー達の心を鷲づかみにして離さないBlizzard Entertainmentが遂にスタジオ設立20周年を迎えました。
それを記念して、X-PlayがBlizzardのVPを務めるChris Metzen氏や、共同創設者であるMike Morhaime氏とFrank Pearce氏の両名を招き、スタジオ初期にリリースされたRPGタイトル「J.R.R. Tolkien’s The Lord of the Rings, Vol. I」や横スクロールアクションで後のWarcraftシリーズの礎となる「The Lost Vikings」、今のBlizzardからは想像できないテイストのレースゲーム「Rock N’ Roll Racing」などを交えつつこの20年を振り返る映像を公開しました。
前述の3柱に関する偉業やクオリティについては改めて語るまでも無いと思いますが、昨日には今年のBlizzcon開催日も10月21日と22日に決定、いよいよご本尊であるDiablo III降臨のスケジュール発表に期待高まる昨今、今後も長きに渡ってBlizzardが我々ゲーマーを熱狂させてくれる事は間違いありません。Blizzardおめでとう!
Baldur’s Gateシリーズの精神的な後継作として登場した前作”Dragon Age: Origins”は熱心なRPGファンを十分に満足させるコアなタイトルとして高い評価を得ましたが、来る続編「Dragon Age II」ではデザイン面から大きく手が入れられ、リアルタイムなアクションにフォーカスしたカジュアルなタイトルへとその姿を変貌させました。
この変化は多くのファンに衝撃を与え賛否両論を巻き起こしましたが、この判りやすい表面的な一般化はDragon Age IIをより多くのプレイヤーへと訴求する力をもたらしたとも言えます。そんな本作の大きな変化についてBioWareのシニアプロデューサーFernando Melo氏が言及しています。
Melo氏は、BioWareが一般的な認識としてRPGと呼ばれない”RPG”を楽しむ人々が世に多く存在している事を示すデータを持っていると発言、その例としてFalloutやAssassin’s Creed、そしてCall Of Dutyシリーズを挙げ、RPGと同様の進行要素を持つこれらが、RPGと同様にゲームで得られるポイントを費やしてキャラクターを成長させる要素を持っていると語り、しかしこれらは必ずしもRPGと関連づけられるわけでは無いと分析しました。
そしてBioWareがRPGの定義を拡張させれば、そこに遥かに多くのオーディエンスを集められるだろうと発言を締めています。
既にMass Effectシリーズではこの通りの現象が起こっていると言え、一見カジュアル化したかに見えるDragon Age IIの大きな変化が、その実は羊の皮を被り、甘いコーティングを施したBioWareによるしたたかでクレバーな路線変更である背景が透けて見えるようです。
ストーリドリブンや前作との関連を含め、多くの”ひねり”が用意されているというDragon Age II、BioWareの思惑が一体どのようにゲーム内に反映されているのか、あと1ヶ月と迫るリリースが非常に楽しみです。
今日も様々な情報をお届けしているDICEのシリーズ最新作「Battlefield 3」、以前からElectronic Artsが掲げるシュータージャンルの王座奪還に大きな役割を果たす本作ですが、前作”Battlefield: Bad Company 2″では予想以上のセールス結果と良好なゲーム性を実現しながらも、リリース以降のプロモーションや告知不足に加え、足の遅いDLC展開など、ビジネス的に多くの問題を抱えていました。
Medal of Honorでも似た問題が多く見られたElectronic Artsの看板シュータータイトルですが、来るBattlefield 3ではこれらの反省をレッスンに豊富で足の速いプロモーションが展開される模様です。
これはGame Informer誌のインタビューに応えたDICEのプロデューサーPatrick Bach氏が語ったもので、氏はBFBC2のDLC展開が非常に希薄だった事がユーザーコミュニティの凋落に繋がったと失敗を分析しました。
Bach氏はこの失敗の原因について「正直なところ、Bad Company 2はDICEの予想を遥かに超える大きな成功だった」「DICEはリリース以降にもっと大きなコンテンツをリリースするべきだった」と述べ、プレイヤーの多くが22レベルに達しないだろうと甘い予測していた事を告白、50レベルに到達するプレイヤーの見積もりが完全に間違っていたと振り返っています。
そしてこれらのレッスンから学習したDICEはBattlefield 3のリリース後にフォーカス、リリース後のプレイヤー達の興味をしっかりと惹きつけておく為に興味深い計画を進めていると述べ、現在のDICEがリリース後のビジネスをもっと上手くやり遂げられるとアピールしました。
また、氏はBattlefield 3のローンチ前からDLCコンテンツなどの開発を別ラインで進め、そこに向けた人員を多く確保している事を明言、BFBC2よりも多く用意されたアンロック要素も含め、ヘビープレイヤーに向けた潤沢なコンテンツの提供を約束しています。
非常に大きな期待のかかるBattlefield 3ですが、コンソール版のEAサーバや、MoHで見られたタリバン問題を始め、いくつかの浅いバイラル展開に見られる後手に回りがちなEAのプロモーションなど、王座奪還にはタイトルの仕上がり以外の問題が多く控えるのも事実。EA渾身の一撃とも言える今作、このレッスンが十分活かされる事を切に望みます。
先ほどGameStopのDaily DemoにCD ProjektのシニアプロデューサーTomasz gop氏が登場し、12分弱に渡る「The Witcher 2: Assassins of Kings」の新しいプレイ映像が公開されました。
昨年8月末に開催されたGamescom以来、いくつかの映像やデベロッパーズダイアリーなどが公開されたものの、全てGamescomで公開されたレベルと同じ物ばかりが続き、開発の進捗が心配されていた本作ですが、今回の半年ぶりとなる新レベルの映像では新ビルドが用いられ(※ 最終版では無い事が明記)、遂にプレイ時のUIやインベントリ画面、ダイアログシステムなどの一部も垣間見られ、ほっと一安心な内容となっています。
また、映像では雑魚敵から容赦なくフルボッコにされるゲラルトさんの姿が収められており、今回もなかなか歯ごたえのあるプレイが楽しめる予感に溢れています。また、複数のサイン(Witcherの魔法)を併用する戦闘が可能になり、より戦略的な戦闘が楽しめる様子です。
インベントリからは前作からお馴染みのBombが今回も登場する事や、装備品のバリエーションがかなり豊富になった様子が窺えます。また、コンソール展開を諦めた様子ではない事が如実に感じられるリングメニューや前作ではストレスフルだったアイテムlootの改善など、大作の名に恥じないカジュアル化が実現されているようです。
2011年5月17日のリリースに向け、プロモーションが改めて活発化するか、今後の続報が楽しみです。
2月22日の全プラットフォーム向けデモ登場と3月8日の北米リリースがいよいよ目前に近づいて来たBioWare期待の続編「Dragon Age II」ですが、昨日から最新ビルドによる解説映像やプレビューが大量に登場し、前作からの具体的な変更点に加え、よりカジュアルなテイストに変更された戦闘システムのテンポや、キャラクターの成長要素やUIに至るまで、これまで明らかにされていなかった内容がかなり具体的な状態で示される事となりました。
今日はそれらの映像を一挙にまとめてご紹介、本作は前作のセーブデータをインポートすることで物語に大きな影響を与える事が報じられており、海外情報サイトに早くも登場した実績中に前作のセーブデータ絡みの物が用意されている事もあって、現在国内版のDragon Age: Originsを楽しんでいるプレイヤーにも興味深い内容だと言えそうです。
なお、今回の記事にはGametrailersの映像を掲載していますが、まれにユーザーとパスワードが要求される不具合が生じています。発生した際にはブラウザのリロードで対処お願いいたします。
前作では種族と生まれ、性別とクラスが自由に選べた主人公ですが、今作の主人公”Hawke”はよりシネマティックな物語を実現する為に種族は人間に固定、性別の選択に加え、クラスには”Warrior”、”Mage”、”Rogue”の3タイプが用意されています。
意欲的な映像表現とゲーム性に期待が高まるDICEの新作シューター「Battlefield 3」ですが、これまでの情報では本作をリードするプラットフォームがPCである事が明らかにされており、DirectComputeなどDX11機能をフルに生かした最先端の表現に期待が高まっています。
そんな中Game Informer誌のインタビューに登場したDICEのプロデューサーPatrick Bach氏がPC版のアドバンテージについて様々な言及を行い、主要な開発プラットフォームがPCだと明言「DICEはBattlefield 3でコンソール開発を優先しておらず、また、PC版は移植でも無い」と、コンソール優先のタイトルが多い昨今の状況とは違ったアプローチを提示、「DICEはPC版をまず作り、その後これをコンソールに適合させる為に調整する」と発言。さらにDedicatedサーバのサポートを予定している事を明らかにしました。
また、Bach氏は本作のゲーム性にも触れ、プレイヤーに4クラス(※ Bach氏はこの数をスイートスポットと表現)が用意されている事、そしてBattlefield: Bad Company 2に登場した4名の分隊システムに更なる拡張が用意される事を明かし、詳細は明かせないながらマルチプレイにクールな新要素が用意されている事を予告しています。
昨晩Take-Two Interactiveが第3四半期の会計報告を発表、昨年のゲーム業界を席捲した「Red Dead Redemption」が800万セールスに達した事が明らかになり、この他、NBA 2K11とRed Dead Redemption: Undead Nightmare、BorderlandsのGOTYエディションにCivilization Vの好調にも助けられ、予想収益よりも良好な結果を得た模様です。
また、今回の報告に併せ、最新のリリーススケジュールが発表され、Rockstar Gamesの期待作でありつつ数度の延期から制作の難航が囁かれている「Max Payne 3」が今回もスケジュール入りを果たさなかった事が明らかになりました。また、「XCOM」と「Spec Ops: The Line」が2012会計年度リリースへ変更されています。リリーススケジュールの詳細は以下でご確認下さい。
- Top Spin 4 – Xbox 360、PS3、Wii – 2011年3月15日
- Carnival Games: Monkey See, Monkey Do – Kinect for Xbox 360:2011年4月
- Duke Nukem Forever – Xbox 360、PS3、PC – 2011年5月3日
- L.A. Noire – Xbox 360、PS3 – 2011年5月17日
- The Darkness II – Xbox 360、PS3、PC – 2011年秋
- Spec Ops: The Line – Xbox 360、PS3、PC – 2012会計年度
- XCOM – Xbox 360、PC – 2012会計年度
- BioShock: Infinite – Xbox 360、PS3、PC – 2012会計年度
Rockstar GamesがRemedyからIPを買い取り、Rockstar Vancouverが開発に取り組んでいるシリーズ最新作Max Payne 3では主人公マックス・ペインが飲んだくれのハゲデブ親父に成長し、ブラジルノワールが描かれるという衝撃的な内容でシリーズファンを始め多くのゲーマーが期待している大作です。
本日は2009年3月の発表から早2年が経つMax Payne 3開発の歴史について、今回もリリーススケジュールのリスト入りから漏れてしまった本作の動向に、より理解を深めるため、一度その流れをまとめてご紹介します。
- 2009年3月:RockstarがMax Payne 3を発表、ローンチは2009年冬予定
- 2009年9月:Strauss Zelnick氏がMax Payne 3の延期を発表、2010年2月から6月の間にリリース予定
- 2009年12月:Take-Twoが2度目の延期を発表、リリースは2010年8月から10月に変更
- 2010年1月:Rockstar Vancouverの従業員の妻と名乗る人物が混迷する内部の開発状況と厳しい労働環境をリーク、Rockstar San Diegoの労働環境なども併せて大きな騒動に
- 2010年3月:Take-Twoが”L.A. Noire”、”Mafia II”、”Max Payne 3″、”Civilization V”の内、何れかが2011年度リリースにずれ込むと発表
- 2010年6月:E3で明らかになったRockstar Gamesの計画からMax Payne 3の名前が削除
- 2010年6月:Take-Twoが公式にMax Payne 3の2010会計年度内リリースが無い事を発表
- 2010年12月:Take-TwoのリリーススケジュールリストからMax Payne 3の名前が消滅
- 2011年2月9日(本日):Take-Twoの最新リリーススケジュールにMax Payne 3の記載無し
なお、会計報告で行われた投資者向けの質疑応答にて、Take-TwoのCFOを務めるLainie Goldstein氏が「Max Payne 3に関する最新情報は現段階では有りません」と語った事が明らかになっています。
12月31日に終了したTake-Twoの第3四半期の会計は、純売上が前年比から7%減の3億3430万ドルとなり、同社が明らかにしていた2億9000万ドルから3億1500万ドルの予想収益よりも良好な結果となりました。また純利益も前四半期から4080万ドル/7%の上昇を見せています。
さらに、今会計年度の9ヶ月間の総売上は前年比80%成長の9億5460万ドルに増加、継続事業からの非GAAP利益は前年の6750万ドルから1億880万ドルにまで好転しています。
Take-TwoのボスStrauss Zelnick氏はこの好調が5連続で予想収益を上回る四半期会計である事をアピールし、ホリデーセールスの成功を含め、豊富なトリプルAタイトルが揃うTake-Twoのポートフォリオの実力を実証したと喜ばしいコメントを発表しています。
今後もL.A. NoireやDuke Nukem Forever、XCOMにBioShock: Infiniteと、期待の超大作が並ぶTake-Twoのラインアップは、より会計状況を盤石な物と成長させる事は間違いなさそうです。
昨日は大量のゲームプレイ情報と共に素晴らしいイメージが登場した「Battlefield 3」ですが、今日も続々と新しい情報が登場しています。今回はその中からGame Informer誌の特集記事に掲載されたDICEのプロデューサーPatrick Bach氏による”Frostbite 2″エンジンに関するアピールをお届けします。
Patrick Bach氏は”Frostbite 2″エンジンによるアニメーションシステム、破壊表現、ライティング、ゲームのスケールやオーディオなど、全ての要素が新しい高みを実現していると述べ、もうゲーマーはXbox 720やPS4の登場を待つ必要は無いと発言、Battlefield 3が”現世代コンソールの為の次世代ゲームだ”と力強いアピールを見せています。
さらにBach氏は”Frostbite 2″がゲームを構築する為のベストな技術だと断言、モダンなエンジンとして無視出来ないCryEngine 3を例に挙げ、見る限り美しい空中楼閣の出来は印象深いが、非常に小さい物だとFrostbite 2による広域レベルでのゲーム構築をアピールしています。
なかなか強気な発言を見せるDICEですが、先日から登場しているFrostbite 2のデモ映像やイメージなどからは恐ろしくハイクオリティな印象が急速に拡がっています。しかしエンジンの概要を記したプレゼン資料などから見えてくる実像は、昨今のモダンな映像技術の集大成的な物で、Enlightenによるリアルタイム疑似GIをプレ演算やDirectComputeとSPUで動的オブジェクトに適用させた事は驚くべき事ながらも、むしろスケーラビリティの強化や徹底的な演算コストの合理化を実現する事こそがFrostbite 2の真価と感じられます。
この辺りの強化からは、DICEがBattlefield 3に登場する広域マップでの各プラットフォームのパフォーマンス確保に相当な自信があると受け取れ、今後のプレイ映像の登場などがますます楽しみだと言えそうです。
昨日はOXM3月号の特集内容から大量の新情報が明らかになったBethesda渾身のシリーズ最新作「The Elder Scrolls V: Skyrim」ですが、本日ドイツのゲーム情報サイト”Pcgames”にて新スクリーンショットが掲載され(※ 現在は削除)、古代の遺跡らしき場所に佇むドラゴンを始め、古代Nordのアンデッドらしき敵、森の中を警戒している狼の姿などが確認出来ます。
また、ドラゴンのイメージでは新エンジンに実装された積雪システム(詳細は過去記事の解説でどうぞ)による積雪表現が確認できます。
さらに、この一連のイメージには、SpeedTreeを採用せずBethesdaで独自に作成した樹木生成ツールにより生成された針葉樹と狼のイメージに見られる落葉樹らしき樹木との差も見られ、”Creation Engine”の片鱗が顔を見せる興味深いイメージとなっています。
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かたこり( Twitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。
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