暗号解読番外編の続きが遅くなっていて大変に申し訳ありません。準備を続けてはいるものの余りの膨大さでなかなか筆が追いつかない状況が続く中、「GKNOVA 6」は来る「Call of Duty: Black Ops」の第1弾マップパック”First Strike”のリリースに向けて再びサイトを更新、次のマップに登場するとされるスペースモンキーがどーんと姿を表しています。
今回は、この猿のイメージにまつわる幾つかの小ネタをご紹介します。まず、新たに登場した猿の後方に描かれる同心円状のイメージは1957年11月3日にソビエト連邦のバイコヌール宇宙基地から打ち上げられたスプートニク2号の設計図と完全に一致している事が判ります。
しかし、実際にこのスプートニク2号に搭乗したのは犬のライカ(※映画マイライフ・アズ・ア・ドッグなどでご存じの方も多いでしょうか)で、彼は大気圏への再突入が不可能な設計のスプートニク2号の中で、打ち上げから10日後に薬入りのエサにより安楽死した事で知られています。(※ その後の調査では打ち上げ数時間後には既に死亡していたとも)
そんな人類の科学技術の為に尊い犠牲となった可愛そうなライカを描いた切手にはFirst Strikeマップパックに収録されるゾンビモードの新マップ”Ascension”の文字がしっかりと記されています。宗教的な言葉として昇天を意味するAscension、打ち捨てられた宇宙基地(バイコヌール宇宙基地か)が舞台となる新しいマップで何が待っているのか、ゾンビモードの続報が楽しみです。
MMOスタイルのファンタジーRTSとして一部で注目を集めているPCタイトル「Dawn of Fantasy」ですが、昨晩パブリッシャーを務める505 Gamesが6月3日の正式リリースを発表しました。
Dawn of FantasyはReverie World Studiosが開発を進めているタイトルで、RTS的な戦闘システム以外に参加プレイヤーによる経済システムや、取引、開発、外交のシステム等が実装されるユニークな内容を含んでおり、低スペックなPCでもプレイ可能ながら、トレーラーに見られる映画のワンシーンを彷彿させる程の大規模戦闘が楽しめます。
現在公式サイトではクローズドベータの参加者も募集しているので、個性的なRTSタイトルに興味のある方は応募してみてはいかがでしょうか。
先日は種族別の予約特典なども明らかになり、3月1日のリリースに向け期待が高まるシリーズ最新作「Dawn of War II – Retribution」ですが、新たに1月31日から2月24日にかけてマルチプレイのベータテストが行われる事がTHQの発表から明らかになりました。
このマルチプレイは新登場のインペリアルガードを含む6種族全てがプレイ可能な物で、Steamworksによるバランス調整を施したマッチメイキング用の新機能に対応する物との事で、1月31日から2月8日まではDawn of Warコミュニティのメンバーに対してアクセス権が与えられます。
また、2月8日からはSteamでDawn of Warタイトルを購入、或いはプロダクトの登録を行ったプレイヤーは全て参加可能になり、特に手続き等は必要無くSteam上で自動的に利用可能になるとの事。
今もマルチプレイが非常に根強い人気を誇るDawn of War II、日本ではまだまだ馴染みの薄いタイトルではありますが、マルチプレイのカジュアルさと面白さ、そして30分程度でも十分楽しむ事が出来る手軽さは特筆すべきレベルの物で、ボリューム感のあるシングルプレイも相まって隠れた名作として非常にお勧めのタイトルです。
近年ますますシネマティックに、そして現実感が強まるゲームですが、今でもよく見受けられる問題として”同じ形をした敵”や”同一人物にしか見えないNPC”、”あれ、さっきもここを通ったはず、ごくり……な景色”などが挙げられるのではないでしょうか。酷いタイトルになると同じ形の敵が、同じ方向を向いて、1フレームもずれない息のあったモーションで登場する事なんかも見受けられます。
前置きが長くなりましたが、EpicとPeople Can Flyが開発を進めているおバカ(なだけでは決して無い)なシュータータイトル「Bulletstorm」では毎回登場する雑魚敵が非常にバリエーション豊かでそんな疑問を感じさせない素敵なクオリティになっていました。
そんなBulletstormの公式Blogにて本作の雑魚敵がどのようにバリエーション豊かに生成されているかを解説した記事が掲載、過去のゲームに登場する前述の様な同じ見た目の奴らが実は全て一卵性双生児で、同じ衣料品店で買い物をした1つの巨大なファミリーなんだなどと軽いジャブを放った上で、やはりこの原因がメモリ容量に起因する物である事を明らかにし、これをどのように解決していったかが語られています。
とりあえずメモリ周りなどの難しい話は置いておいて、Bulletstormでは”Skull”と名付けられた素体を元に、体型やサイズを調整したり、頭髪や肌の色やトーン、ライダースーツを着たモヒカン達が闊歩する様なディストピア感を出すためのフェイスペイントやタトゥーなどを加える事で、さらにギャング感を増すためのリストブレードやショルダーパッド、アーマー、鼻や耳のピアスなどで仕上げられた無数のキャラクターを利用する事で前述の問題を解決しています。
このカスタマイズやバリエーションの様子は以下の映像で確認いただけますが、スキルショットの関係で尻のアーマーだけ別パーツ扱いになっているのが、何というかほんとにバカなんじゃねえ?(褒めています)とツッコミを入れざるを得ない素敵な素体となっています。なんという不憫なSkull君……。
Epicの確かな技術を利用して全力でバカな事を実現するのが素晴らしく格好良いBulletstorm、リリースは北米2月22日、ヨーロッパでは2月25日、対応プラットフォームはPCとPS3、Xbox 360となっています。
昨日はついに「Marvel vs. Capcom 3」への参戦が発表された豪鬼、プレイ映像で披露した瞬極殺は歴代でも屈指の格好良さとスピード感を感じさせる物で、かなりテンションが上がったファンも多いのではないでしょうか。前置きが長くなりましたが、今回はそんな豪鬼のファンメイドフィギュアのバストアップイメージを紹介。
殺意の波動まで再現したかと感じられる圧倒的な迫力の豪鬼ですが……、情報元のCapcom-Unityには、これを着色した事で大変残念に……いや、下半身の衣装の斜め上具合が要因なのか、とりあえずなんとも珍妙な事になった悲しい出来上がりが掲載されていますので、上記のイメージで上がった方は見ない事をお勧めします。
昨年行われたE3のソニープレスカンファレンスにサプライズ登場したゲイブが示唆していた「Portal 2」のPS3とPC、Mac間のクロスプラットフォームプレイですが、本日Valveがプレスリリースを発表し遂に正式に対応する事が明らかになりました。
Valveによるとこのクロスプラットフォーム機能はマルチプレイの実装だけでなく、PS3版のセーブファイルをクラウドベースのストレージに保存する事や、3プラットフォーム間のクロスチャットも可能になっており、所謂”Steamworks”のサブセット的な役割を色濃く見せています。
さらに驚く事に1つのタイトルを買えばPC版とMac版両方で楽しむ事が出来るSteam PlayがPS3版にも適用されており、PS3版の購入者はPSNアカウントとSteamアカウントをリンクさせた状態で、追加費用無しでPC版とMac版が利用可能である事が明記されています。
ValveのボスであるゲイブことGabe Newell氏は今回の発表に併せて、ValveはPortal 2の将来をSteamの機能やダウンロードコンテンツにより拡大させる事を希望していると発言、今回のPS3版におけるバックグラウンドでのSteam機能の導入が今後のビジネスに大きな意味を持っている事をアピールしています。
なお、PC/Mac版を購入した際にも同様にPS3版を利用する事は可能なのか、その辺りの詳細はプレスリリースでは触れられておらず、一切言及が行われていないXbox 360版についても、ここまで差があると流石にプラットフォーム間の差異と続報が気になる今回のニュース。多くのゲーマーが夢見たクロスプラットフォームプレイを操作体系がさほど問題にならないパズルジャンルのCo-opプレイに落とし込んできた辺りも流石Valveクオリティ!と言った所でしょうか。
Bethesda内製の新エンジンをひっさげて登場する事が明らかになっていた「The Elder Scrolls V: Skyrim」、これまで登場した幾つかのイメージからは、そのパワーの一部が垣間見られる物が登場していましたが、遂に新エンジンに関する内容がGame Informerの特集記事にて明らかにされました。
なお前作”The Elder Scrolls IV: Oblivion”ではメインのエンジンであるGamebryoに加え、物理演算にHavokを採用、樹木生成にSpeedTreeを利用し、シリーズで初めてコンソールに対応、HDRライティングと印象的なオープンワールドと共に、人工知能をベースにしたNPCがあたかも意志決定能力を持ったかの様に感じられる革新的なRadiant AI技術を実装し、まさに生きたTamrielをゲームの中に再現する偉業を成し遂げました。
その後、これらの技術がFalloutシリーズでさらなる開花を迎える事はゲームファンの記憶に新しい事と思いますが、The Elder Scrolls V: Skyrimではこれら過去の技術をはるかに超える表現を可能にする技術的なツールを新エンジンに集約させた様です。
ポーランドのCD Projektが開発を進めているシリーズ続編「The Witcher 2: Assassins of Kings」、5月17日のリリースに向けて開発が進められている本作の新しいデベロッパーズダイアリーが公開、今回はキャラクター達にスポットが当てられた内容になっています。
映像にはバリエーション豊かなNPC達や、ゲラルトの装備変更による外観の違いなどに加え、新キャラクターで特殊なキャラクターとして登場するWind Mageの”Dethmold”が登場、どうやらWitcherの敵となるキャラクターである事が明らかにされています。
また、本作では前作に引き続きエルフやドワーフといった亜人種と人間の間には争いが続けられている事が明かされ、エルフの重要キャラクターでゲラルトの当面の敵とされるIorvethにも言及、Iorvethがトールキンの物語に登場するようなクラシカルなファンタジーの住人であり、エルフが元来生まれ持つ筈の美しさが残酷に奪われた孤独なエルフである事が明かされています。
孤独なIorvethは多くのエルフが持つような伝説的なミスリル製の鎧といった豪華な物は持ち合わせておらず、彼が装備している鎧や衣服は全て彼が殺めた人間からひとつひとつ略奪された物だとの事。笛は、笛はどうなんだ……。
ゲーム序盤に王がゲラルトに支援を求める為に派遣され登場する王国の兵士Vernon Rocheによると、Iorvethについて語るには”単純にくそったれ”な奴との事。なお、このVernon Rocheはゾルタンやダンデライオンとも顔なじみのキャラクターで、プレオーダー特典のアイテムが彼の名前が冠された装備になっています。
という事で、さほど新しい映像は確認できなかったものの、思わぬIorveth情報が明らかになった今回の開発映像、ますます笛をふきふき登場するIorvethの活躍が楽しみです。
先日からPC版がSteamでも購入可能になったRockstar Gamesの代表作「Grand Theft Auto IV」、未だに本作を利用した多くの映像作品やMODなどがリリースされ、非常に息の長いタイトルになっていますが、先日、本作のライティングを大幅に改善するMOD”RealityIV”の新バージョン”RealityIV V2.0 beta 1.61″がリリースされ、とても2008年にリリースされた作品とは思えない脅威的な映像のクオリティを実現しています。
そのクオリティは動画を見て頂ければ一目瞭然ですが、さらに驚きなのが本MODがテクスチャのリプレイス等ではなく、シェーダー周りの設定変更によりこれらが実現されている事で、やはり一番恐ろしいのはGTA IVとRageエンジンが持つポテンシャル!といった所でしょうか。
PC版については同エンジンを利用したRed Dead Redemptionの登場もやんわりと噂に上っており、GTA IVで培われたMODコミュニティの技術達がRDRに適用されたら一体どんな事に……とあらぬ妄想で期待が膨らむ事間違い無いアメージングなMODとなっています。
昨年末に少なくとも2ヶ月以上延期される事が明らかになったSource Engine用MODプロジェクト「Black Mesa: Source」ですが、先日新たにプロジェクトを率いるRaminator氏が公式フォーラムにて遅延の理由について言及しました。
Raminator氏は当初2009年の予定だったリリースの遅れについて、家族や仕事、そして学校での状況により、開発のペースを維持する事が出来なかったと発言、しかし現在は以前よりもチームが小さいながらも、コアな開発部分はほぼ終了し、基本的にバグfixとブラッシュアップを残すのみである事を明らかにしています。
初代Half LifeをSource Engineでリメイクするという壮大なMODプロジェクトで、2004年の発表以来多くのファンが心待ちにしているこのBlack Mesa: Source、2ヶ月でリリースされるとは最早誰も思っていないと思われますが、幾多の紆余曲折と7年越しの開発を経て本当に完成を迎えるのか?今後の続報に期待です。
遂にアーケードエディションもリリースされ、新キャラクターの登場と大胆なバランス調整によりさらなる盛り上がりを見せるカプコンの「スーパーストリートファイターIV」ですが、今作では未だPC版がリリースされておらず(前作はリリース済)、登場を待ち望む一定数の声が国内外で上げられています。
昨年の6月にはカプコンの小野氏がPC版スパIV登場の可能性について言及、前作のPC版ストリートファイターIVが大きな著作権侵害にあった事が、今作のリリースに大きな障害となっていることを明らかにしていました。
そんな中、以前よりPC版リリースについて前向きな姿勢を見せていた北米カプコンのビジネス開発を率いるボスChristian Svensson氏がビデオでのQ&AにてPC版リリースについて再び言及、現在は明らかにリリースの可能性が”No”ながらも、リリースが実現されるまでプッシュしていくつもりである事を語り、PC版をまだあきらめないスタンスを明らかにしました。
Svensson氏は「不運な事に私たちはまだ(PC版をプレイ)する事ができませんが、私はまだ慎重ながら、楽観的に考えている」とまた幾分かの希望が残されている事を示唆しています。
昨年11月からGfKが開始した北欧チャートですが、本日新たに2011年1月2日から8日までの週間チャートが発表、Treyarchのシリーズ最新作「Call of Duty: Black Ops」がトップをキープし、Assassin’s Creed: BrotherhoodとFIFA 2011がそれに続くラインアップとなっています。
なお、先々週からイギリスではCall of Duty: Black Opsの首位をFIFA 2011が奪っており、地域による差異が浮き彫りになる興味深い市場の違いが見受けられます。10位までの詳細は以下からご確認下さい。
- 1位 – Call Of Duty: Black Ops (ACTIVISION)
- 2位 – Assassin’s Creed: Brotherhood (UBISOFT)
- 3位 – FIFA 2011 (EA)
- 4位 – Need For Speed: Hot Pursuit (EA)
- 5位 – The Sims 3 (EA)
- 6位 – New Super Mario Bros (NINTENDO)
- 7位 – Gran Turismo 5 (SCEE)The Sims 3 (EA)
- 8位 – Battlefield Bad Company 2 (EA)
- 9位 – The Sims 3: Late Night (EA)
- 10位 – World Of Warcraft: Cataclysm (BLIZZARD)
ハンガリーのNeocore Gamesが開発を手掛けたRTSとファンタジーRPGのハイブリッドタイトル”King Arthur – The Role-playing Wargame”の続編「King Arthur II」が発表されました。なお、前作ではNeocore自身が販売も行っていましたが、今作ではParadox Interactiveがパブリッシングを行う事が併せて明らかにされています。
NeocoreのプロデューサーZoltan Pozsonyi氏はKing Arthur IIがよりヒロイックなタイトルとなり、より大規模な軍隊を率いたスケールの大きな戦闘が実現されると発言。さらに激しいボス戦が登場する事も明らかにされており、発表に併せて公開されたトレーラーもその一部が窺える内容となっています。
また、前作からの改善点としてワイドレンジなカメラ制御のオプションの登場や、アニメーションの見直し、広範囲に渡るチュートリアル等が用意されるとの事。なお、リリース時期についてはまだ明らかにされていません。
前作はハードルが高いながらも、脅威的なやり込み度とユニークなゲームシステム、印象的なグラフィックで多くのファンを獲得したタイトルだけに、ハードコアなタイトルとして更なる注目を集める事となりそうです。
昨年末に行われたVGAでサプライズ発表を迎え、先日発売されたGame Informer誌の最新号では山の様な変更と改善点と共に、新エンジンのパワーが垣間見られるイメージも登場したBethesdaの人気シリーズ最新作「The Elder Scrolls V: Skyrim」、Game Informerではお馴染みの特集企画が進められており、Todd Howard氏のインタビューを始め、サウンドデザインに纏わるインタビューやElder Scrollsシリーズタイトルの歴史など、幾つかの記事が公開されています。
今日はそんな中からVGAで公開されたトレーラーにも見られた印象的な壁画に描かれたElder Scrolls V: Skyrimの世界観や物語的な背景に言及した解説をご紹介、この壁には本作最大の敵とされるドラゴンの神”Alduin”が描かれた物で、これまでのシリーズタイトルにも登場し本作に関連する様々な要素が解説されています。
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