先日はついに限定版の詳細やボックスアートも登場したシリーズ復活作「Deus Ex: Human Revolution」ですが、Eidosのライフプレジデントを務めるイアン・リビングストン御大がEurogamerのインタビューに登場、遂にDeus Ex: Human Revolutionの仕上がりについて言及しました。
御大は本作が全く以て長い開発期間を擁したタイトルだったと振り返り、「しかしこれは十分に待つ価値のある物だ」と評価しました。
そして、この新作が遺産によるプロダクトだと表現、10年も前にIon Stormでウォーレン・スペクター氏が手掛けたDeus Exは驚くべきゲームで著しい量の遺産だとオリジナルを高く評価、PC ZoneがDeux Exをオールタイムベストの作品に選んでいる事も強調しています。
そして御大はこの素晴らしい作品を知る多くの聴衆を失望させず、Deus Exが持つポテンシャルを実現させる為に多くの時間が必要だったと語っています。
インタビューではこの他にも、虎の子であるIOのKane & Lynch 2についてや、設立18年目を迎えるGames Workshopの事、そしてスティーブ・ジャクソンとジョン・ピークの2人の友人に加えゲイリー・ガイギャックスの事などにも触れ、子供達とドリームキャストのバーチャルテニスを楽しんでいる事や、iPhoneでAngry Birdsをプレイするなど、今も元気に多くのゲームを楽しんでいる事が伝えられています。
BioShock 2を手掛け、現在は”XCOM”の開発にも携わっている「2K Marin」(※ XCOMに携わっているのは2K Marin内のオーストラリアチーム)ですが、新たにGamasutraの求人ページにて未発表のマルチプラットフォームタイトルのネットワークプログラマーを募集している事が明らかになりました。
募集要項にはこの未発表タイトルがUnreal Engine 3を利用したタイトルである事、現在はプリプロの段階にある事、マッチメイキングやロビー、DLCに関わるサーバサイドの業務や、マルチプレイシステムの開発が要求されている事、そしてFPSとRPGタイトルの経験がある開発者を求めている事などが記載されています。
BioShock 2以降、2K Marinの本体に目立った動きが見られない状態が続いていましたが、次期タイトルの開発は水面下でしっかりと進められている模様です。
2011年4月27日から公開予定のマーベル映画新作「Thor」(国内ではマイティ・ソー)、これまでのマーベル映画やキャプテン・アメリカと同様にThorもセガからゲーム化タイトルが映画公開に併せリリースされます。また、これまで”Thor: The Video Game”としてお知らせしてきた本作でしたが、新たにタイトルが「Thor: God of Thunder」へと変更されました。
そんなThor: God of Thunderに映画の主演を務めるソー役のクリス・ヘムズワースと、宇宙レベルの苛烈な兄弟喧嘩を繰り広げる兄ロキを演じるトム・ヒドルストンがボイスアクトとして登場する事が明らかになりました。
この発表に併せて遂にスクリーンショットも公開、一先ずソーがクリス・ヘムズワースにそっくりな事だけは間違い無い様子。なお最後のイメージはWii版のスクリーンショットと思われます。
今月11日に開催されるVGA、年末の大イベントに相応しいサプライズが多く待ち受けている本イベントですが、これまで3枚の内2枚のイメージが登場(※ 登場済みの2枚は下に掲載)してきた何らかのティザーイメージの3枚目がEurogamerに掲載、Murder Your Makerと書かれた文字からActivisionの新作ティザーに関連するタイトルである事が明らかになりました。
また、イメージには3枚目である事を示す”3 of 3″の文字、さらに”We’re here to help!”(私たちは助ける為にここにいます)”Don’t ever leave the green zone!”(常に安全な地帯から離れないで下さい)とのメッセージが記され、子供の手を握る軍人のシルエットが描かれています。
海外情報サイト界隈ではActivisionの新作ティザーサイトに記され”Murder Your Maker”の文言と後ろ姿の人物から2009年の6月にリリースされた「Prototype」の続編ではないかとも噂されており、あと10日余りと迫った発表に期待が高まります。
なお、これまで3枚のイメージの内、1枚目はLeft 4 Deadタイトルではと噂され(その後バイオハザードとの関連も示唆)、2枚目はバイオハザード新作とも騒がれた事は記憶に新しい所。これら3枚はそれぞれ別タイトルを示しているのか、こちらも発表が待ち遠しい所です。
また、昨晩お馴染みGeoff Keighley氏がBioWare新作やHalo: Reachに纏わる何らかのティザー映像を公開しましたが、現在国内からはIPによる制限が掛けられている模様で閲覧できない状態が続いています。映像が見つかり次第改めて掲載いたします。
昨日アリゾナ州スコッツデールにて開催されたCredit Suisse 2010 Annual Technology Conference(※ クレディ・スイスの金融技術カンファレンス)にElectronic Artsの財務責任者Eric Brown氏が登壇、近年のパブリッシャービジネスに纏わるダウンロードコンテンツやマイクロトランザクションの重要性をアピールしました。
Brown氏は同社の成長を促す動力となっている商品が追加コンテンツの為のダウンロード販売である事を述べ、これには基本無料プレイタイトルにおけるマイクロトランザクションからの収入も含むと語りました。
氏は具体的にPlayfish、Xbox 360とPS3向けのマップパックなどを挙げており、Battlefield: Bad Company 2におけるデジタル販売が約3000万ドルの利益を生んだと強調、現在7億5000万ドルの経常利益がデジタル販売の利益の元にあると、その重要性を明らかにしています。
なおBrown氏は今後FPSシューターでのPC版クライアントのデジタル販売に注目していると発言、基本無料プレイタイトルの新作となったBattlefield Play4Freeのリリース時にも強調していた通り、今後EAのデジタル販売強化は長期的なビジネスを見据えた展開を迎える事となりそうです。
DCコミックからリリースされているAssassin’s Creedのコミック「Assassin’s Creed: The Fall」、1巻目が既に11月に発売された本作ですが、本日Ubiworkshopが2巻目のSneak Peakとして1ページを公開しました。
The Fallは現代のキャラクターDaniel Crossとその祖先でロシアのアサシンNikolai Orelovを巡るシリーズでお馴染みの構造を持った物語となっており、2巻ではOrelovがシベリアのテンプル騎士団研究施設を攻撃、ツングースカ大爆発に関わる事件が描かれる事となります。
また、UbiworkshopはAssassin’s Creedのアートブック”Carte Blanche”に掲載されるアートワーク2点を新たに公開、今回の2点はWill Murai氏とSeedSeven氏が手掛けたアートワークである事が記されています。
この映像はフランスでインタラクティブメディアやゲームの開発を教えるENJMINの卒業制作として学生グループにより開発された紙飛行機ゲーム「PaperPlane」のトレーラーです。なお本作はMilthon Awards 2010にて学生部門の最優秀賞を受賞したとの事。
thatgamecompanyのFloweryにも似た本作はフランスらしいアーティスティックなテイストでUnityエンジンを利用して開発が行われており、Xbox 360コントローラーを利用して(一応キーボードでも実行は可能)シンプルな操作でゲームを楽しむ事が可能です。
子供の頃に遊んだ紙飛行機を思わせるプレイの内容に加え、メニュー画面として機能する木の上に立てられた子供の秘密基地の様な小さな部屋には子供の絵日記が用意されており、プレイによりその中身が豊かに変化していきます。プレイにXbox 360コントローラーが必須である事が全てのプレイヤーにお勧めしにくい部分ではありますが、印象的な音楽を含め、卒業制作作品とは思えない不思議な魅力を持つタイトルとなっています。
UPDATE:12月2日17:15
以前より海外サイトを含め本サイトでもCrysis 2のシナリオを手掛けてきたとお伝えしてきたPeter Watts氏ですが、実際には今年の4月9日にElectronic Artsのプレスリリースにより発表されたリチャード・モーガン氏が正式なライターであり、Peter Watts氏自身がblogでCrysis 2のシナリオを手掛けていないと明記していた事をクライシスまにあ様のご指摘により確認しました。
どうやらCrysis関連の制作に取り組んでいた事が明言されていたPeter Watts氏と12月の逮捕、3月の裁判過程で有罪判決が下される可能性が強まったことに加えて、4月9日にElectronic Artsがリチャード・モーガン氏の起用を発表した流れが混乱の元となっていた模様で、現在も一部海外サイトなどではPeter Watts氏が脚本に携わっているとの掲載が見られます。
Peter Watts氏本人が明言していた箇所を見落とし、不正確な情報をお伝えしてしまい大変申し訳ございません。以下は、Update前の本文を上記の内容に合わせ調整を加えた物となります。
昨年12月に「Crysis 2」のシナリオとアートコンサルタントを手掛けていると報じられていたヒューゴー賞作家Peter Watts氏がカナダ国境近くで連邦警察職員に暴力を振るったとして逮捕、FBIとWatts氏の言い分が大きく違い、Watts氏は全く謂われのない不当な逮捕だとして無罪である事を主張していましたが、その後4月に有罪判決を受けるに至った事をお知らせしました。
その後、今年の4月9日にElectronic ArtsがCrysis 2のシナリオをタケシ・コヴァッチシリーズの“オルタード・カーボン”でフィリップ・K・ディック記念賞を受賞したイギリスのSF作家リチャード・モーガン氏が担当する事を正式に発表、Crysis 2の脚本は前述のPeter Watts氏ではなく、リチャード・モーガン氏である事が明らかになりました。
そんな中、本日Del Rey BooksがPeter Watts氏の新作ノベライズとしてCrysis 2の小説「Crysis: Legion」のリリースを発表、Peter Watts氏が手掛けていたのがCrysis 2の小説版だった事が明らかになりました。なお、本作の物語はCrysis 2がベースになったもので、エイリアンの来襲により人類に伝染病が蔓延、侵略を受けるニューヨークを舞台に戦うナノスーツ兵士を描いた内容となっており、小説のリリースは2011年3月との事。
CryEngineによるリッチな映像技術に大きな注目が集まる本作ですが、著名作家が担当した今作の物語にも注目です。
先日は豪華な限定版と意欲的な通常版の存在が明らかになった期待の続編「The Witcher 2: Assassins of Kings」、本日この様々な特典を用意したコレクターズエディションと通常版にあたるプレミアムエディションのプレオーダーを促すトレーラーが公開されました。
また、兼ねてから厳しいDRMによって正規プレイヤーが被害を被る事に否定的な姿勢を見せていたCD Projektは前述の発表に併せ、本作をDRMフリーのタイトルとしてリリースする事を発表し、大きな注目を集めました。
先日このDRMフリーに関係する著作権侵害への対策についてCD ProjektがEurogamerのインタビューにて言及、多くの大国に暮らす人々に対して、違法ダウンロードを行う場合、それを行った事を告げ支払いを促す書面を法的な根拠の元に送る事が出来ると語り、ユーザー達に違法ダウンロードを控える様訴えました。
Eurogamerはこれに対しISPによる追跡や現行犯、そもそもの間違いなどの可能性も含め対応が難しい物である事を指摘、しかしCD Projektはそれも加味した上で著作権を侵害するユーザー達をきっぱりと止めさせるには、こういった類の強行な手段が必要である事を強調しています。
近年頻発するDRMのトラブルを回避する為に不採用を決断したCD Projekt、業界全体でも著作権侵害に対応するための莫大な予算が投じられている事は大手各社を始め様々な局面で報じられており、いたちごっこが繰り返されています。
そもそもの問題をシンプルに、しかし茨と思える道を選択したCD Projekt、一部の悪意を持つゲーマーにとってDRMを持たないThe Witcher 2を違法に手に入れる事は無防備な赤ちゃんを襲うよりもたやすい事だと言えるでしょうが、それは大きく楽しみを損なう物に違いありません。状況によっては果てしない戦いとなりそうな今回のCD Projektの選択が良い結果を生み出す事が出来るか、リリース後の動向に注目です。
この映像はUbisoftのモントリオールスタジオのスタッフ達がゲーム開発のエピソードを愉快な映像作品にした”When You Become”のエピソード2「Sparkling Water for Rainbow」です。なお、出演しているほとんどのキャストが実際のモントリオールスタジオのスタッフから構成されており、映像にはインタビューやデベロッパーズダイアリーなどでも登場するスタッフ達の別の顔が垣間見られる内容になっています。
初回のエピソード1ではAssassin’s Creed: Xの企画会議でもう暗殺や戦い、憎しみに人殺し、そんなのは沢山だ!と考えたスタッフが”最もよき事”をアイデアの主軸に据え、敵に花を渡そうというアイデアの為に奮戦する不思議な動画でしたが、今回はモーションキャプチャーでの演技についてゲーマーからは見えない暗い別の側面を(愉快に)描いたおもしろ映像となっています。
エピソード2″Sparkling Water for Rainbow”はとあるRainbow Sixのモーションキャプチャーに取り組むアクターを描いた物で、内容は英語ながら見るだけである程度理解出来る判りやすい内容となっています。アグレッシブなモーキャプアクターとは対照的に素人とは思えないスタッフ達の冷め切った良い顔は必見。
さらに今回はサプライズゲストも登場、モーキャプアクターのアシスタントをオーバーアクションで熱演するのは、かつてモントリオールスタジオのCEOを務め、現在はJade Raymond氏と共にトロントスタジオでAAAタイトルや新規IPの開発に従事するYannis Mallat氏。とてもかつてのスタジオボスとは思えない熱演を見せています。
その他スタッフも含め驚く程にクオリティが高い事に加え、これを何の為に作ってるのか”一切意味が判らない”所がUbisoftの底知れ無さを感じさせる素晴らしい映像となっています。次のエピソードも楽しみ!です。
みんな大好きウーヴェ・ボル!先日はボルの野郎の新作ヒーロー映画「Blubberella」のちょっと良さげなトレーラーを紹介しましたが、割と普通に面白そうな作品に見え、ボルも大人になったかと思ったものですが全く以て勘違いだった模様です。
先日”エクスペンタブルズ”への出演でも話題になったドルフ・ラングレンが新たにボルの新作でダンジョン・シージの映画化作品である”In the Name of the King: A Dungeon Siege Tale”の続編「In The Name of the King 2」に主演する事を明かし、ボルが予定している驚愕のシナリオの一部を明らかにしました。
ドルフ・ラングレンによると前作で主人公を務めたジェイソン・ステイサムを始めとするキャストは一切登場しないとの事で、前作の舞台となったEhb王国は既に滅亡、ジェイソン・ステイサムが演じたEhbの王Farmerの息子であるドルフ・ラングレンは王国が滅亡する直前に最後の王位継承者として未来へ送られる事に……。
現代へとタイムスリップしたドルフ・ラングレンは、警察官として暮らしますが、ある晩、忍者が彼の家を襲撃、撃退に成功したものの時空の渦に飲み込まれてしまう。……という事で本作はドルフ・ラングレンがタイムトラベルを経て、忍者と戦い、最後の王位継承者として王国の再建を目指す、という謎の物語が展開される事となるようです。
ボル、これダンジョン・シージだよ!と突っ込んでも無駄な事は重々承知ですが、まさかここまで斜め上とは。しかし毎度不思議に感じるのは、ボル映画のキャストに見られる中途半端な豪華さ!ドルフ・ラングレンはこのインタビューの中で”エクスペンタブルズ2″への出演も示唆しており、余計にこのコントラストが愉快に感じられると同時に、腑に落ちる部分も多いのはやはり”エクスペンタブルズ”(消耗品の意)としての業の深さが成す技といったところでしょうか。
現在”BioShock: Infinite”の開発を進めているIrrational Games、同スタジオの公式サイトではこれまで手掛けた作品の没アートワークやアイデアなどを公開、ポッドキャストでは豪華なゲストが登場するインタビューも行われ、タイトルの開発以外にもコミュニティの育成やゲーム文化の啓蒙に余念がありません。
前回のポッドキャストでは遂にCliffy Bが登場し、Cliffy B自身が望んでいたKen Levine氏との対談が実現しましたが、本日Irrational Interviewの最新回が公開、なんと映画”300″や”Watchmen”、そして現在はカオスの極北として期待を集める”Sucker Punch”、さらにはスーパーマン新作も手掛ける事となったザック・スナイダー監督が登場しました。
ポッドキャストでは泣く子も黙る変態2人がオタク文化のインスピレーションについてがっつり語り合っており、特にザック・スナイダー監督初のオリジナル作品である”Sucker Punch”ではゲーム文化やオタク文化からの大きな影響を受けている事もあり、エキサイティングなやり取りが行われています。
Ken Levine氏とザック・スナイダー監督は互いにフランク・ミラーの作品をスクリーンへと翻訳する際のポイントや、アメリカの小説家で”肩をすくめるアトラス”や”水源”といったリバタリアリズム(自由主義)の代表的作家として知られるアイン・ランドにも言及、アイン・ランドの哲学をビデオゲームの中に解釈する為のプロセスなどについて、かなり真剣な議論を行っています。
こういった背景を元にアウトプットされるタイトルがBioShock: InfiniteやSucker Punchである事を鑑みると、魅力的なコンテンツの表出にはインプットの量やその消化が如何に大量に必要であるかがありありと感じられる興味深いインタビューだと言えそうです。
北米で2月22日にリリースを迎えるPeople Can FlyとEpicのFPS新作「Bulletstorm」、これまで公開された映像やプレイに関する要素などからは文字通り”爽快感”の高い笑ってしまう程の迫力に満ちたプレイ感が伝えられてきました。
そんなBulletstormの特集が1月号のOfficial Xbox Magazineに掲載、これまで登場していなかったゲームプレイのモードが紹介され、マルチプレイ用の”Anarchy”モードとシングルプレイ用の”Echo”モードの2つが明らかにされました。
まず紹介されたマルチプレイモードの1つ”Anarchy”モードはチームの協力プレイを意識したアプローチを見せるモードで、プレイヤー4人のチームで段階敵に襲ってくる敵のウェーブを生き残るという物。
一見Gears of WarのHordeモードを連想させる内容になっていますが、Bulletstormの”Anarchy”モードはストーリー駆動を持っており、本作の特徴でもあるスキルをチーム用に拡張させた”Team Skill Shot”が登場、このスキルの的確な使用がプレイの鍵を握る事が記されています。
また”Team Skill Shot”の使用は、プレイヤーがキック、ショット、leash(※ グラップルビーム的なあれ)で全ての敵を一撃でkillする為の”Blood Symphony Meter”を満たしていく効果もあるとの事。
このマルチプレイキャンペーンでは経験値ポイントが貯まる事で、プレイヤーは新しいブーツ、武器用のスキン、迷彩パターン、挑発、ヘルメット、leashのカラーなどをアンロック可能となっており、ラウンド開始前に使用武器を選ぶ為の”Drop Shop”が登場する事が記されています。
もう一つOXMにて明らかにされた”Echo”モードはシングルキャンペーンのストーリーラインとカットシーンが無い状態で純粋に戦闘のみを楽しむ為のモードで、各マッチの終わりに得られるスコアはオンラインのスコアボードを利用しフレンドなどと競い合う事が出来ます。
また”Echo”モードでもポイントが得られ、それにより同モード内で利用可能なマップがアンロックされていくとの事。
2月のリリースに向け、いよいよ本格的なゲームの詳細も登場し始める事になりそうなBulletstorm、リリースは北米で2月22日、ヨーロッパで2月25日、対応プラットフォームはPCとPS3、Xbox 360となっています。
毎月素晴らしいカバーアートで楽しませてくれるお馴染みのゲーム情報紙「Game Informer」誌、Webサイトの情報でもお馴染みのGame Informerがアメリカ国内で発行される雑誌の中で”支払いが確認された”発行部数ランキングで7位に選ばれた事が明らかになりました。
これはメディアモニタリングサービスを専門に行っている調査会社BurrellesLuceが昨日発表した2010年1月1日から2010年6月30日まで6ヶ月間の調査レポートから明らかになったもので、Game Informerの発行部数は436万4170部となっており、なんと5位のナショナル ジオグラフィック誌の449万3110部と13万部差にまで迫る普及を見せています。
さらにご存じTIME誌や家庭向け雑誌大手のFamily Circle誌、人気男性誌のMaxim等、良く知られる一般紙を部数で大きく引き離しており、一概には信じられない様な普及を見せている事が判ります。
近年のGI誌は紙メディアにおけるデザインの限界にチャレンジするようなカバーアートに加え、ストイックな紙面デザインなども含め、これまでの”ゲーム雑誌”的ではないデザインに路線を変更しており、非常に洗練された内容になっているながらも、所謂従来の”売れる雑誌”のデザインとは若干違う印象も受けます。
ちなみに2009年に発表されたBurrellesLuceの調査結果におけるGI誌の発行部数は350万7598部となっており、今回の調査結果では90万部近い成長を見せています。国内外で紙メディアの”死”が叫ばれる中、90万部近く発行部数を伸ばす事も脅威的な成長だと言えそうです。(※ ナショナル ジオグラフィック誌は2009年の調査結果から50万部ダウン)
上記の挑戦的なデザイン変更を行いながらGI誌がここまでセールスを伸ばしている背景には1メディアとしての成功だけではなくアメリカにおけるゲーム産業自体の隆盛に関係がありそうです。
今年に入り海外のゲーム産業は黄金期に入ったとも評される事や、7月にはアメリカでの産業別消費者満足度調査からコンソールゲーム産業が自動車産業や銀行、ホテルを下し最も満足度の高い産業に選ばれてた事(参考:過去記事)、代表的な大手イベント等から感じられる消費者層や規模からも産業全体の成熟がありありと感じられます。
こういった状況と共に、前述のGI誌の2010年以降のデザイン変更などがどのように関係しているのか、以下に掲載した2010年のカバーアートと2009年のカバーアートの一覧に見られる変化と、今回の大きな成長を見せた調査結果からは産業の成熟と共に”消費者層の成熟”も同時に進行している様子が垣間見られる興味深い事象だとは言えないでしょうか。
11月6日にアナウンスされた基本無料プレイのBattlefieldシリーズ新作「Battlefield Play4Free」、2011年春のローンチを予定しマイクロトランザクションモデルを採用、各種ビークルも登場する32人対応のサンドボックス型ゲームプレイを実現する本作のクローズドベータテストが開始された事が明らかになりました。
ベータテストはEAアカウントを持つユーザー向けのもので、公式サイトにてテスターの募集が行われています。
Battlefield 2とBad Company 2の良い所を組み合わせたプレイ性を実現したとも語られている本作は、フリーミアムモデルにゲームの未来を見据えているElectronic Artsのビジネスサイドの尖兵としての意義も持ち合わせています。新しい基本無料プレイタイトルにEAがどのような力を注いでくるのか、気になる方はベータテストに参加してみては如何でしょうか。
2006年にリリースされたCriterion Gamesの”Black”を手掛け、Codemastersが現在開発を進めている”Bodycount”の開発途中で同社Guildfordスタジオを去る事となったStuart Black氏が、新たに”Sniper: Ghost Warrior”で知られる「City Interactive」に参加した事が明らかになりました。
現在は来年リリース予定のPS3版Sniper: Ghost Warriorの開発を進めているCity Interactiveですが、新しいストリー駆動のWWIIシュータータイトルを手掛けているとの事で、Stuart Black氏はこの新作の開発リードを務めるとの事。
なお、このWWIIタイトルはロンドンに新設されたCity Interactiveの新スタジオで開発が進められているとの事で、Black氏はこのスタジオと共に開発を行う事が記されています。
Sniper: Ghost Warriorで一定の評価を得たCity Interactiveが取り組むこの新作は史実に忠実で歴史に敬意をはらったシネマティックなストーリー物との事で、個性的なBlack氏とCity Interactiveがどういった化学反応を見せる事になるのか、今から続報が楽しみです。
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