先日アナウンスされたばかりのセガが手掛けるマーベル映画”Thor”のゲーム化タイトル「Thor: The Video Game」、海外スタジオとの連携やこれまでのマーベルタイトルの失敗も含めて色々な意味で注目の本作ですが、Comic-Con会場にてとうとうティザートレイラーとアートワークが公開されました。
残念ながら映像からは開発スタジオがどこか判りませんでしたが、Iron Manシリーズを手掛けたセガのサンフランシスコスタジオは既に閉鎖されており、今回のムービーとアートワークからは何となく、何となーくこれまでとテイストが変わった様な雰囲気が感じられなくもありません。今後登場するであろう続報が待ち遠しい所。
心配と共に今度こそ!という期待で一杯のThor: The Video Gameですが、映画の方は順調に撮影が進められている模様、という事で今日はおまけにスタン・リー御大が神の中の神オーディンの玉座に鎮座まします萌え画像をご紹介。Stan Lee is God!
本日Electronic ArtsがMedal of Honorの開発を手掛けるLAスタジオのチームが新スタジオ「Danger Close」を設立した事を明らかにしました。Electronic ArtsはDanger CloseがMedal of Honorのリブートに責任を負うスタジオであると重要性をアピールしています。
来るMedal of Honorの復活に向けてスタジオのリブランドを果たした形となったEAのLAチーム、開発を担当するシングルキャンペーンがどのようなスケールの物になるか、今後の続報に期待です。
年々ゲーム情報のウェイトが増え1つの大きな発表の場と成りつつある近年のComic-Con、ビジネス的な側面の扱いが大きくなってきたものの、それでも全体的に愉快でハッピーなファンの為のイベントである事に代わりはありません。
という事で、様々な新情報が山盛り登場している今年のComic-Conが一体どんな様子で行われているのか、各所で公開された素敵写真をまとめてみました。国内からは現地の熱狂ぶりが味わえないのが残念ですが、様々な情報がこういった場所から届けられていると考えると、また違った側面が見えてくるかもしれません。それにしてもみんな楽しそう!!
4月末のベータアップデートと共に登場した「StarCraft II」の素敵なマップツールGalaxy Editor、最早マップツールやMODツールとも言い難い、別次元の何らかになっている事はこれまでレースゲームやテトリス、ラリーXに弾幕シューターに始まり、5月にはファイナルファンタジーMODが登場、そしてメタルスラッグまでお知らせした通り、かなり意味不明な事になっています。
そんなGalaxy EditorのエクストリームなMODに今度はPSPの名作タイトル”flOw”が登場、素晴らしい再現度に加えて、Zargなだけに実際の”flOw”よりもがっしゅがっしゅと捕食している的なサウンドがやけリアルで若干怖いMODに……。
それにしてもGalaxy Editorの懐は一体どこまで底なしなのか、リリースまであと数日と迫ったStarCraft II、MODツール好きなゲーマーにも別の意味で必見のタイトルとなること間違いなさそうです。
先日広告関連のカンファレンス”MI6″にて6つの賞を得た事をお知らせした”Borderlands”の開発で知られるGearbox Softwareですが、内部ではエイリアンフランチャイズの1つ”Aliens: Colonial Marines”以外のタイトルについても新しい動きが始まっているのかもしれません。
先日Gearboxが公式サイトにてユーザーに対するアンケートを実施、その中に新タイトルを示唆するようなプレイヤークラスに関する質問が設けられており、注目を集めています。
アンケートに登場するプレイヤークラスは”Assualt Trooper”、”Cleric”、”Ninja”、”Mechromancer”と”Centurion”の5クラスで、質問には前述の5クラスそれぞれに対し、名前からどんなアビリティを保有しているとイメージするかという物となっています。
えらく具体的なクラス名と共に現実に即した質問となっており、これがどういう物に結実するかは一切わかりませんが、未発表タイトルが3作品準備中とされるGearboxが何らか現実的な計画を進めているであろう事は窺い知る事が出来ます。
今年5月には”Z-Day”というタイトルの商標登録を行っており、Max Brooksの小説”World War Z”を元にしたタイトルかとも噂されています。果たして残る2枠の中にBorderlandsの続編の椅子は存在しているか、今後の動向に注目です。
先日BioWareの新作「Dragon Age II」がComic-Conにてクローズド展示が行われる事をお伝えしましたが、会場での展示ではプレビューデモが行われているとの事で、新しい戦闘システム等に関する情報が登場しました。
すでに戦闘に関するコントロールがPCとコンソールでそれぞれに特化された物になる事が明らかにされていますが、ポーズを多用するストラテジックだった前作の戦闘に比べて今作では分隊管理の要素が強化され、よりスムースなプレイが可能になっている様子です。明らかになった新情報については以下からご確認下さい。
- Comic-Con会場では山頂のステージを舞台にオーク集団との戦闘が行われた
- 展示はXbox 360版
- 戦闘はXボタンに剣の強打が、Yボタンに剣の突打攻撃、Bボタンに回転攻撃が割り当てられていた
- 右トリガーでアタックの別セットに切り替え可能で、これにより合計6アクションが一度に使用可能
- 戦闘行動はそれぞれリチャージ時間有り、1つの行動だけで戦闘をこなす事は出来ない
- 戦闘でのアクティブなキャラクターは前作同様切り替え可能で、非コントロールキャラクターはAIで運用される
- パーティーメンバーには左の十時キーから大まかな指示を出すことが可能で、Mass Effect 2のシステムに似ている
- スペルセットのUIは戦闘がポーズされる
- ダイアログには”good”(良い反応)、”nasty”(不快な反応)、”badass”(悪い反応)の3タイプにカテゴライズされる
- それぞれにはアイコンが付与されており、直感的に判断できるUIとなっている
- “good”はオリーブの枝、”nasty”はギリシャ演劇の仮面、”badass”は赤い拳で表現される
- イントロのカットシーンではDragon Age Originsの物語が改めて語られ、新しいプレイヤーも問題なく世界観を理解しプレイ可能
- タイトルスクリーンにはDLCの存在を現す”Downloadable Content”オプションが存在していた
先日行われたElectronic Artsのショーケースイベントにて存在が確認された38 StudiosのRPGタイトル「Kingdoms of Amalur: Reckoning」、これまで噂されていたMMORPG”Copernicus”では無くシングルプレイのRPGながらも、事前情報通りSpawnのトッド・マクファーレン氏と、アイスウィンド・サーガと英雄Drizztの産みの親であるR.A.サルバトーレ氏が開発に深く関わり、さらにBethesdaでThe Elder Scrollsシリーズの”Morrowind”と”Oblivion”を手掛けたKen Rolston氏がゲームデザインに携わるタイトルとなっています。
そして38 Studiosは大リーグの大物選手として知られるカート・シリング氏が率いている事で知られ、さらには任天堂アメリカの副社長を務めていたDenise Kaigler氏も同スタジオに移籍しており、まさしく問答無用のドリームチームの様相を呈しています。
そんな本作のトレイラーやスクリーンショット、そしてアートワークがいよいよComic-conにて公開され、”Amalur”の謎を巡る魔法世界でのエピックな物語とされる本作がどのようなタイトルであるのか、まだ全貌は明らかではありませんが、雰囲気の一端が感じられる運びとなりました。
Kingdoms of Amalur: Reckoningは2011年秋リリース予定で、対応プラットフォームはPCとXbox 360、PS3となっています。
先日とうとう公式に発表されたAmerican McGee氏の新作「Alice: Madness Returns」、McGee氏は先日”この10年でAmerican McGee’s Aliceはカルトになった”との発言しており、待ちに待っていた熱心なファンにとってはまさにトドメのタイトルとなりそうです。
そんな中、海外情報紙のGamePro最新号にAlice: Madness Returnsの特集記事が登場する事が明らかになり、新生アリスの不敵なイメージが印象的に描かれたカバーアートが登場しました。
特集記事は14ページに渡って行われ、上海のSpicy Horseスタジオまで実際にスタッフが赴き取材を行ったとの事で、大量の新スクリーンショットも登場する様です。さらに特集以外にも1865年にルイス・キャロルが産んだオリジナルの”不思議の国のアリス”から、今年のティム・バートン監督による映画”Alice in Wonderland”まで、時系列でアリス作品がまとめられているとの事。アリス好きは要チェック!です。
VG247によると、NPDが昨年のPC向けゲームのセールスにおいて、リテール販売とデジタル販売が既に拮抗している状況にあると発表したとの事。
それによるとリテール販売の数は前年比で下がっているものの、まだ2350万セールスを保っており、一方SteamやD2Dなどのデジタル販売プラットフォームでのセールスは2130万に達しているとの事で、僅差でパッケージが上回るという状況になっている様です。
なお、流通コストやプロダクトのコストが軽減できる事がデジタル販売のメリットで結果販売金額も安めである事がユーザー側のメリットと考えられますが、デジタル販売の売り上げ規模はPCゲームセールス全体の38%を占める規模になっているとの事で、パブリッシャーの利益率もリテールよりも高いのではないかと考えられます。
なお、デジタル流通プラットフォームの勝利者はSteamで、以下Direct2Drive、Blizzard.com、EA.comとWorldofWarcraft.comが後を追う形となっています。
昨年の状況がこうであれば、今年は逆転も見られるのではないかと感じますが、近年大手パブリッシャーの多くがデジタル販売の可能性を模索する中、デジタル販売上位グループのパワーバランスに変化は見られるか、今後の動向に注目です。
昨日Gearboxが公式サイトにて、同社の代表作となった「Borderlands」がTVやゲームの広告を中心に行われるカンファレンスイベント”MI6″において、6つの賞を受賞したと報告しました。受賞の詳細は以下の様になっています。
- Best Video:金賞
- Funniest TV Theatrical Ad or Video Asset:銀賞
- Outstanding Promotional Trailer:銀賞
- Overall Marketing Campaign:銀賞
- Best Online Ad Unit:銅賞
- Best Online Take-Over/Road-Block:銅賞
公式サイトにはClaptrapと共に開発メンバーがトロフィーを手にした嬉しそうな写真もアップされており、Borderlandsが長く愛されるタイトルとして成功した事が感じられます。Gearboxおめでとう!
8月28日のリリースまでいよいよ1ヶ月少しと迫った「Mafia II」、本作はオープンワールドと魅力的なオールドカー達、そしてノワール映画がモチーフのTPSタイトルです。
昨晩からSteamにてPC版Mafia IIのプレオーダーが開始され、併せてSteamworksが採用される事が明らかになりました。これによりPC版ではSteamの実績が登場し、DLCや自動アップデート、そして統計データなどが利用可能になります。
さらにプレオーダーで購入した場合、特典に前作のMafiaがオマケで付いてくる事が明らかになりました。この初代MafiaはMafia IIのリリースを待たずプレイが可能で、続編リリースまでの1ヶ月間を初代をプレイして備えろと言わんばかりな2Kの素敵キャンペーンとなっています。
さらにSteamにはノーマル版とデジタルデラックス版が登場、デラックス版は10ドル高い59.99ドルで、DLCにデジタルアートブック、サウンドトラック、舞台となるエンパイアベイのデジタルマップが同梱されるとの事。
ノワールと可愛いオールドカーが好きでオープンワールドをぶらぶらするのが楽しい方にはこれ以上ないとも言える名作のオリジナルMafia、まだ未プレイで2に興味のある方はプレイする良い機会かもしれません。
いよいよ始まった今年のComic-Con、例年ゲームの扱いも多くなり今年も様々な情報が登場する事となりそうですが、まずはマブカプ3や映画のゲーム化タイトルなども含め注目が集まるマーベル映画のコンセプトアートをお届け!
今回登場したのは映画化が控えているCaptain AmericaとThorの2つ、それぞれの新衣装とキャストを反映したコンセプトアートはもう溜息が漏れる程に格好良い!ヒューマン・トーチがはまり役だったクリス・エヴァンス演じるキャップもすっかり馴染んできて、ぴったりに感じられます。そしてクリス・ヘムズワースのソーとトム・ヒドルストンのロキの兄弟対決!燃える!
という事で、映画の方はもう素晴らしいワクワク感に溢れるマーベル作品、ゲームはセガが担当する事が明らかになっていますが、この燃え上がるテンションを再現するようなタイトルが誕生する事を期待しておきたいと思います。
今月13日からイギリスのブライトンで開催されたDevelopが主催するカンファレンスイベント”Develop in Brighton“、このイベントでQuantic DreamやRocksteadyが高い評価を得た事は先日お知らせした通りです。
昨晩、このイベントのオープニング映像が公開、真面目なビジネスニュースを扱うDevelopのイメージからは考えられないような愉快で……そして驚く様な豪華キャストが登場する映像となっています。
もう冒頭から泡風呂でマーカスとマスターチーフのフィギュアで遊んでいるおかしなおっさんはEpicのVPとしてお馴染みのMark Rein氏!何やってるんだwwwさらにBlack RockやFreestyle Games、そしてMedia Moleculeの面々まで登場し、終いにはイアン・リビングストン御大とモリニューのきゃっきゃうふふなシーンまで登場!もう目眩がする程に豪華な面々が、これでもかとおバカな事を繰り広げています。
QueenのBGMも軽快にこれぞイギリスといった優雅な雰囲気に仕上がっていて、Develop in Brightonの会場もさぞ和やかなイベントであったであろう事がひしひしと感じられる素敵映像でした。みんな可愛らしい!
Valveがソース付きで無料公開した4人Co-op可能なシュータータイトル「Alien Swarm」、プレイボリュームも素晴らしく、アンロック要素に実績まで用意されており、とても無料とは思えないハイクオリティなゲームとなっています。
見下ろし視点の本作ですが、なんとコンソールから少しコマンド入力するだけでFPSゲームとしてもプレイ可能な事が発見されました。詳細なやり方は以下に掲載しますが、Alien Swarmのコンソールでは入力支援も実現されており、Modコミュニティを支援するValveの姿勢が感じられる素晴らしいUIとなっています。
- オプションから”キーボード/マウス”メニューに入り、”Enable developer console”にチェックを入れる
- 半角/全角キーを押してコンソール画面を呼び出す
- firstpersonと入力しエンター
- asw_hide_marine 1と入力しエンター
- asw_controls 0と入力しエンター
- FPS化完了!
昨今Call of Dutyへの課金を実現したいとの発言が多く見られたActivisionですが、ついにModern Warfare 2でのメンバーシップと課金のUIに関するリーク映像まで飛び出し、いよいよ現実化に向けて具体的に動き出したかと噂された問題ですが、先日Infinity WardのRobert Bowling氏とTreyarchのJosh Olin氏がこの噂を断固として否定し、何か一枚岩でない雰囲気が表出していました。
昨晩Activisionがこのリーク映像に対して課金を否定する声明を発表しました。ActivisionのDan Amrich氏によるとこのリーク映像は単なるバグで、Modern Warfare 2のゲーム内にLiveへの加入のインターフェースが読み込まれた物であり、CoD課金の為に準備された秘密のポータルでは無く、そのプランも無いとの事。
ただ、一先ず今回の否定はModern Warfare 2のリーク映像に関する事で、Call of Duty: Black Opsでも恐らく採用は無いと考えられますが、来るSledgehammerの作品や噂されるModern Warfare 3などはこの限りではありません。ActivisionのCEOであるBobby Kotickは一刻も早くこれを実現したい旨を既に明らかにしており、今後も重要な検討材料である事は間違いありません。
映画の方は来るアベンジャーズに向かって順調にコマを進めているマーベル作品ですが、ゲームの方はちょっと問題がある……というか轟音と共に爆死するレベルの惨状が続いています。今年4月にはIron Man 2を手掛けていたセガサンフランシスコスタジオのスタッフが満面の笑顔で「やぁようこそセガスタジオへ!」とスタジオを案内するウェルカムなデベロッパ映像を公開したその日にスタジオ閉鎖がアナウンスされるという、もはや何プレイなんだか一切判らない面白パフォーマンスが展開されていました。その上Iron Man 2は今年上半期の最低メタスコア作品にランクインと散々な状態が続いています。
と、こんな状況の中、複数年のライセンス契約が結ばれている以上当たり前と言えば当たり前ですが、雷神ソーが主人公を務める次々回のマーベル映画「Thor」のゲーム化タイトル「Thor: The Video Game」がアナウンスされました。
Thor: The Video Gameはこれまでのマーベルタイトル同様TPSのゲームとなる模様で、ソーらしくムジョルニア(ミョルニル)を使ったアクションが主体となるとの事。セガのシニアVPを務めるGary Knight氏は、ソーが主人公を務める最初のビデオゲームアドベンチャーを手掛ける事を誇りに思うと述べ、本作が巨大なパワーをもったアイコニックなヒーローであるソーを最高のヒーローとして多くの聴衆に知らしめるでしょうと発言しています。言えば言う程うさんくさい!
なおPS3とXbox 360版ではソーの近接攻撃コンボ、遠隔攻撃のミョルニル投げ、アップグレード要素を備えたエレメンタルパワー等がシネマティックに展開される事が明らかになっています。さらにPSPとWii、DS版ではコミックスタイルの映像が提供されるとの事。
しかし、ライバルのDCがゲーム展開を成功させる中、いい加減マーベルもセガに対してなんかないのか……と思わなくもない昨今ですが、幸か不幸か、いや不幸としか思えませんが件のサンフランシスコスタジオはもう存在しません。今のところ開発を手掛けるスタジオは明らかにされていませんが、今度こそ、今度こそどうか良い作品が生まれる様に切にお祈りしておきます。
いや、しかし多くの良作を生んだObsidian Entertainmentと組んだAlpha Protocolも不発に終わり、最早逆ギレとも言える”売れなかったから続編は無い”発言も飛び出し、かつてAlien RPGも担当していたObsidianはこの開発がキャンセルになった事で経営的な危機に陥った所をFallout: New Vegasの開発が決まり一命を取り留めました。
さらにエイリアンフランチャイズではAliens vs Predatorで先陣を切ったRebellionを半壊に追いやった上に、先日はAvPのサポートが打ち切られた事も話題となりました。Obsidianでも駄目ならどこだったらセガと良作コアゲームが作れるのか!頑張れっ……セガ!
なお、映画の方はケネス・ブラナーが監督を務め、アンソニー・ホプキンス、ナタリー・ポートマン、日本からは浅野忠信さん、スタン・リー御大も登場し、もはや鉄板!とも言える重厚な体制が取られています。記事上部に掲載したイメージはLAタイムズで公開されたオフィシャルショットで、もうアンソニー・ホプキンス扮するオーディン父ちゃんの素晴らしく良い顔と御姿を拝見するだけで神作品!に違いない香りがぷんぷんと漂っています。
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