Runicが2011年春のリリースを目指して開発を進めている続編「Torchlight II」、今作では待望のマルチプレイ機能が実装され、前作のテイストを残しつつ多くの改善や刷新を果たす意欲的なタイトルとなっています。
PAX Primeではプレイアブル展示も行われ、新クラスやプレイに関する情報が明らかにされましたが、昨晩新クラスやモンスターなどの外見が確認できるアートワークが公開、まさに前作からの正統進化と呼べるクオリティの物に仕上がっている事が判ります。
また今作では無料のModエディタ”TorchEd”がマルチプレイをフルサポートする為に刷新される事が明らかにされていますが、PAX会場にてJoystiqがRunicに対しマルチプレイ用のMODがどのように共有されるのか質問した所、マルチプレイには新しいフレームワークが用意されており、それぞれのゲームが導入しているMODが参加前に確認可能である事が明らかにされています。
また、マルチプレイ可能な状態で展示された会場でのクライアントから、マルチプレイヤー時におけるアイテムlootのシステムが判明、アイテムは各プレイヤーに対して別々にドロップされ、クライアントに視認されるアイテムは全てプレイヤーの物である事が明らかになっています。
今年のE3にて発表されたBFBC2の拡張パック「Battlefield: Bad Company 2 Vietnam」が9月16日から19日まで開催される東京ゲームショウに出展される事が明らかになりました。
Battlefield: Bad Company 2 Vietnamはベトナム戦争時期の新武器や車両に加え、4つのマルチプレイ用新マップが追加される拡張パックで、価格やリリーススケジュールはまだ明らかにされていません。また、本作はダウンロード専用の拡張パックとも予想されており、TGSでの続報に期待したい所です。
9月3日から5日までシアトルにて開催された今年のPAX Prime、去年のPAXはA型ブタインフルエンザの猛威が重なりチケット販売の制限なども行われましたが、今年はつつがなく終了しました。
歴史的なサプライズとなった”Duke Nukem Forever”の再アナウンスも行われ、昨今のゲームイベントの回収や続報等、今年も注目度の高いイベントとして成功を収めたPAX Primeの来場者数が発表、前年から7,000人増の67,600人の出席者が参加した事が明らかになりました。
なお、今年3月に行われた姉妹イベントのPAX Eastは52,290の出席者を記録しており、来年はさらに大きな会場へ移動し開催されるされるとの事。さらにPenny Arcadeを率いるMike Krahulik氏とJerry Holkins氏は、3つ目のPAXイベントを海外で開催する計画が進められている事を示唆しています。
先ほどマイクロソフトが開催したXbox 360 Media Briefing 2010会場にて、Xbox 360版”Mass Effect 2″の日本語版発売がアナウンスされました。登場を待ち望んでいたファン達にはまさに天恵!とも言える嬉しい発表ですが、Mass Effectファンにまだ嬉しい事が続く可能性が出てきた様です。
これは、海外情報サイトEexaminerが信頼できる匿名筋から得た情報として、BioWareがPS3版を含めた「Mass Effect 3」の発表を10月に行う準備を進めていると報じた物で、Mass Effect 2のPS3版発表も終え、タイミング的には確かにそろそろ具体的な動きがあってもおかしく無い状況ではあります。匿名情報だけに期待は禁物ですが、今後の動向に注目です。
Warcraft IIIの人気Modである”DotA”(Defense of the Ancients: Allstars)の開発者IceFrog氏が昨年10月にValveに入社し、DotAの後継タイトルを計画している事が明らかになっていましたが、今年の8月上旬に人気ボイスアクターJon St John氏がDotA関連のプロジェクトで仕事をしている事を発言して以来、Valveによる「DOTA」の商標登録なども発見され、発表がPAXで行われるかとも囁かれていました。
結局先日まで開催されていたPAX Primeでも正式な発表は行われませんでしたが、本日新たにDOTAに3部作の計画があるのではとの噂が聞こえてきました。これはValveにより今月2日に登録された”DOTA2“と”DOTA3“の商標登録が発見された物で、登録の概要にはコンピューターゲーム及びビデオゲーム、オンラインゲームである事などが記されています。
あとは正式発表を待つのみのValve版”DOTA”、一体どのようなタイトルになるのか続報に期待です。
先日まで開催されていたPAX Primeではプレイアブル展示されていた「Dragon Age II」、会場の様子はgamescomに引き続きストリーミング中継が行われていましたが、残念ながら引きのカメラ映像しか用意されず内容までは確認出来ませんでした。さらに会場では女性版主人公の姿も展示されていた事が明らかにされていた本作ですが、本日女性主人公の姿と共に新しいスクリーンショットが公開、イベントでのデモから判明した新しい情報等も明らかになりました。以下、新情報のみ抜粋してお届けします。
まず、前作に比べコンソールプラットフォームを強く意識したとされる戦闘システムについて、かつてのポーズを併用しつつパーティメンバーへの指示を与える戦闘方法が引き続き採用されていると共に、マウスとホットキーを多様するTorchlight等のアクションRPGタイトルに見られるような戦闘スタイルが可能だった事が明かされています。
また、Dragon Age IIでは”framed narrative”と名付けられた”劇中劇”のストーリテリングの手法が用いられており、キャラクターが”誰か”に対して物語を語って聞かせる事でストーリーが進むスタイルになっている事が明かされています。(例:1987年の映画”プリンセス・ブライド・ストーリー”では、病気の孫の為におじいちゃんが”プリンセス・ブライド”のお話を語って聞かせる事で物語が進む)
前述の”framed narrative”手法で進められるDragon Age IIは、ドワーフで本作のナレーションを努めるキャラクター”Verrick”が異端審問官のCassandraに出来事を伝える事で進められます。ゲームの重要なシーンに挿入されるカットシーンでは、2人の間で主人公の過去が話され、Cassandraが主人公の全てを知りたいと願う理由にどうやらストーリーの重要な要素が秘められている模様です。
また、展示されたデモの戦闘シーンはDarkspawnの一群と戦うgamescomと同様の物だった様ですが、今回のデモの終了時にはFlemethらしきドラゴンが登場した事が記されていました。
かつてGTAシリーズを”殺人シミュレータ”と呼び、DOOMやSimsなど有名タイトルを相手に片っ端から訴訟を起こし、過激な発言に止まらない迷惑行為など、頭を抱える様な行動で話題になったジャック・トンプソン氏、2008年9月に行われたRockstarの”Bully”を相手取った訴訟にて、提出した証拠に虚偽があった事から弁護士の資格を剥奪され、関係者一同ほっと胸をなで下ろしたのも懐かしい話題ですが、ジャック・トンプソン”元”弁護士が再び動きだした事が明らかになりました。
ジャック・トンプソン氏が今回目を付けたのは先日からのタリバン騒動がまだ鎮火しない「Medal of Honor」で、ロバート・ゲーツ国防長官に発売に反対するファックスを送りつけ、米軍がゲームの開発に協力したとして批判しています。
ジャック・トンプソン氏の論旨をまとめると、以下の4つの内容に要約できます。
- 米軍特殊部隊の兵士がコンサルタントとして協力したMedal of Honorは敵国に”米軍兵士を殺戮する為のパワフルで有用なトレーニングツール”を供給する
- タリバン兵としてプレイ出来る
- Electronic Artsは年齢に関わらずプレオーダーを許可している
- コロンバイン銃乱射事件はMedal of Honorの様な軍隊殺人シミュレーターに起因する
また、トンプソン氏は自身が弁護士として活動していない事を明言した上で、人数等の規模が伏せられた反対集団の代表として自身が行動している事を記しています。氏は「Medal of Honorのリリースを止めて見せます」と自信の程を見せていますが、昨年9月に起こしたFacebookに対する訴訟では、Facebookから利用規程の違反を指摘され11月に訴えを取り下げています。
イギリスのリアム・フォックス国防相の発言に始まり、アメリカ国内では米軍基地内での販売禁止措置、さらに現在は空軍が独自に販売禁止に反対を表明するなど、おそらくトンプソン氏にとっては鴨が葱を背負ってきた様なチャンスに見えたであろうこの騒動、どんな着地をする事になるのか……今後の動向に注目です。
Splash Damageが現在ブラッシュアップとバランス調整に取り組んでいる新作シューター「Brink」、本日新たなデベロッパーズダイアリーが公開、大量の実銃を用意して取り組んだ録音の様子や、効果音を手掛けるスタッフ達のアイデアと執念さえ感じられる製作現場など、非常に興味深い映像が収められています。
ビジュアルスタイルも個性的なBrink、Splash Damageらしい骨太な仕上がりに期待が高まる所です。Brinkのリリースは2011年春、対応プラットフォームはPCとXbox 360、PS3となっています。
ついにPS3版がリリースされる事となったBioWareの人気タイトル「Mass Effect 2」、発表が近いとも噂される”Mass Effect 3″も控え、いよいよ動きが活発化し始める気配の中、BioWareがMass Effect 2の興味深い統計結果を明らかにしました。
なんとBioWareの行っている統計はダイアログのスキップまで取得されており、15%の会話がスキップされていた事や、平均クリア時間が33時間である事、そして約50%のプレイヤーがオリジナルの”Mass Effect”からセーブデータのインポートを行っていた事が明らかになりました。統計結果の詳細は以下からご確認下さい。
- 最もプレイされなかったクラス:Engineer
- 最もプレイされたクラス:Soldier(※ 複合クラスよりも多い)
- 平均クリア時間:33時間
- 80%のプレイヤーがフェイスカスタマイズを行った
- 80%のプレイヤーが男性シェパードをプレイした
- 約50%のプレイヤーが”Mass Effect 2″をクリアした
- 約50%のプレイヤーが”Mass Effect”からセーブデータをインポートした
- 66時間連続プレイし続けたプレイヤーが存在する
- 28周したPC版プレイヤーが2人存在する
- 23周したXbox 360版プレイヤーが4人存在する
- プレイヤー達は15%の会話をスキップした
先日のPAX Primeにてサプライズ発表された「Duke Nukem Forever」、デュークのIPもGearboxの手に渡り、いよいよ14年越しの開発に終止符が打たれるか注目が集まっています。GearboxのボスRandy Pitchford氏は2011年春のリリースを目指したいとも発言していますが、早くもボックスアートが公開されました。
月日が経つのは早いもので1997年の発表からもう13年、歴史的なローンチをこのまま無事に迎える事が出来るのか、今後の続報が楽しみです。
「Call of Duty: Black Ops」にReznovの再登場が明らかにされて以来、発表当初からゲイリー・オールドマンによって演じられる予定である事が示唆されていましたが、先ほどとうとうTreyarchのMark Lamia氏から豪華なキャストが発表、正式にゲイリー・オールドマンがViktor Reznov役としてキャストされた事が発表されました。
また、”アポロ13″や”トゥルーマン・ショー”で知られるエド・ハリスもキャスト入りしており、さらにスクリプトのコンサルタントとストーリー開発のサポートに映画”ダークナイト”のライターを務めたDavid S. Goyerが協力している事も明らかにされています。
なお、エド・ハリスはゲームの主要キャラクターとなるCIA工作員のJason Hudsonを演じるとの事で、Mark Lamia氏は彼らハリウッドの最も素晴らしい才能の一部がCall of Duty: Black Opsのシングルキャンペーンをより野心的で没入型の経験にすると語っています。
なお、以前にやんわりゾンビモードの登場が否定された事をお伝えしましたが、最近の別のインタビューではゾンビの登場を肯定する様な発言も行われています。さらに最新のIMDBでは、ゾンビに付記されていた(rumored)が取られ、キャストには前作でゾンビを演じたShaun Paul Piccinino氏の名前が記載されています。
ポーランドのReality Pumpが開発を手掛けるオープンワールドタイプのRPG「Two Worlds II」、幾度かの延期を経て今年の5月には9月14日にリリースされる事が決まった事をお知らせしていましたが、その後新たに変更が加えられ、ヨーロッパで9月17日に、北米で10月5日のリリースが改めて発表されました。
今作ではAIシステムが完全にオーバーホール、グラフィックエンジンも新しい物に刷新した事でかなりビジュアル的な強化が果たされ、前作でもバリエーションの多さが特徴的だった魔法システムの改善と拡張や、新しくアイテムのクラフトシステムが登場するなど、ゲーム性も幅を拡げているようです。
新エンジンとなる”GRACE Engine”では、動的な光源の強化や、ディテールの細かい視差遮蔽マッピング、24bit計算のHDRポストプロセスにアンビエントオクルージョンなどが実装され、技術的にも注目の内容となっています。
また、少し古いニュースになりますが、今作ではオリジナルと同様に8人対応のCo-opプレイが実現されている事がPAX Eastにて発表されています。さらに、マルチプレイはCo-opだけでは無く、ソーシャルな側面が強化された”Village mode”と名付けられた新モードが登場。外部の村との公益を行ったり、村を襲う強盗達を相手にするようなクエストが用意されている事が明らかになっています。
先日開催されたPAX Prime会場にてスクウェア・エニックスが「Deus Ex: Human Revolution」と”Final Fantasy XIV”のカンファレンスを行い、ステージで上映されたデモンストレーションの様子を収めたGamespotの映像がDeus Exの公式フォーラムで公開されました。
映像はかなり暗いながらも、gamescomやE3時よりも新しいビルドの様子で、未見のUIや以前のデモンストレーションで見られた変形ロボットとの戦闘以降のシーンも収められた興味深い内容になっています。なお、デモのボリュームは25分にも及び、本作のプレイ感を掴むには十分な物。本作に興味のある方や旧Deus Exが好きだった方には必見の動画となっています。
アラブ首長国連邦でゲームメディア等の審査を行うNational Media Councilが「Mafia II」の国内販売を禁止した事が明らかになりました。この決定の理由については発表されていませんが、アラブ首長国連邦では”Darksiders”、”Heavy Rain”、”God of War III”、”Mass Effect 2″といったAAAタイトルも同様に発売禁止とされており、性的な描写や暴力表現、宗教的な内容などが審査に影響を与えているのではないかと予想されます。
Irrational Gamesの新作として、そして”BioShock”シリーズの新作として世界中の期待を集める「BioShock: Infinite」、PAX Prime会場ではGI誌の素晴らしいカバーアートとプレイ映像が登場(プレイ映像は未公開)した本作ですが、昨晩GameInformerにて最新のスクリーンショットが3枚登場、トレイラー映像でもちらりと登場した”Handyman”の姿も確認できる必見の内容になっています。
またイメージにはコロンビアの屋外環境が描かれており、コロンビアの新聞の見出し等からは1900年代初頭のアメリカ例外主義の強度も垣間見られる興味深い物。またGameInformer誌最新号の特集では主人公”Booker”とエリザベスを追う30フィート(約9m)のベヒーモスの姿なども収められているとの事。
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