涙も恐れも”何も”知らない(GLaDOS談)ロボットがぞんざいな扱いを受けるのが何とも表現しづらい萌えを醸し出している「Portal 2」Co-opモードの主人公コンビ、タレットとAIスフィアを元に作られたキュートなプレイアブルキャラクターの2人ですが、なんと彼ら以外にもCo-op用のキャラクターが登場する事が明らかになりました。
これはGamestopの販売ページで開始されたプレオーダーの特典内容から明らかになった物で、Gamestop専用のマルチプレイCo-op用”Custom Bots”が用意されている事が記されています。まだ追加キャラクターの詳細については明らかにされていませんが、昨今のプレオーダープロモーションの動向を鑑みるに、SteamやAmazonといった大手でも同様のプロモーションが行われる可能性は高いように思われます。
一体どんな可愛らしい子らが登場するのか……続報に期待が高まります。待望のシリーズ続編Portal 2は2011年2月9日リリースで、対応プラットフォームはPC/MacとXbox 360、PS3となっています。
先日、映像の登場が予告されていたKen Levine氏率いるIrrational Gamesの最新作「BioShock: Infinite」のプレイ映像の一部が登場しました。映像は見ての通りのとんでもないクオリティで、55秒と短い尺ながら前シリーズには見られなかったスピード感と広域表現と共に、1912年のアメリカらしい武器の様子など、非常に興味深い映像に仕上がっています。これは凄い!
先月18日に発表された”Dawn of War II”シリーズの新しいスタンドアロン拡張パック「Dawn of War II: Retribution」がとうとうWindows Liveからの脱却を果たし、認証やマッチングなどがSteamworksで行われる事が明らかになりました。なお、Dawn of War IIとChaos Risingはこれまで通りWindows Liveで運用されるとの事。
RelicのプロデューサーJeff Lydell氏は、Windows LiveとSteamの両方にログインが必要だった2重サポートがプレイヤーに余分の複雑さを与える事になっていたと述べ、開発でも余計な認可作業やQAチームのテスト等が発生していた上に、パッチのスケジュールにも大きく影響を与えていた事を明かし、Retributionではパッチのリリースなども格段にスムースになる事をアピールしています。
Relicの発表によるとSteamworksの利用により、新しいマッチメイキングとランキング機能が登場、Steamのフレンドリストからの招待やSteam上の業績、オーバーレイのチャットチャンネル、クラウドサービス等のSteamコミュニティ機能をフルセットで利用可能になり、Steamでしばしば行われる週末向けのマルチプレイ無料デモなども行われる予定があるとの事。
さらにDawn of War II: Retributionのアナウンス時に複数種族のプレイが可能になりオルク用のキャンペーンが登場する事が明らかにされていますが、新たにプレイアブル種族の数が6種族である事が判明、既存の5種族に加え、新種族の登場は1種である事が明らかになっています。
また、Dawn of War IIとChaos Risingの購入者に向けたベータテストも2011年に開催、スケジュール等の詳細は改めてアナウンスが行われるとの事。Dawn of War II: Retributionのリリースは2011年3月の予定で、対応プラットフォームはPCとなっています。
今月初めにPAX Primeにて脅威の復活を遂げた「Duke Nukem Forever」、Gearboxの手により息を吹き返したDuke様はかなり完成に近い状態にあるとの事で、GearboxのボスRandy Pitchford氏は2011年春の発売を目指す旨を発表時に語っていました。
そんな中、GamestopがDuke Nukem Foreverの2011年2月1日リリースを表記し、プレオーダーを開始しました事が明らかになりました。同様にAmazonでもプレオーダー受付が開始、価格は59.99ドルとなっています。いずれにしろ2011年Q1リリースの可能性が高いとされるDuke Nukem Forever、続報が楽しみでなりません。
昨日、GTAシリーズやCrackdownの産みの親として知られるDave Jones氏の新作「APB」がローンチから2ヶ月半でサービス終了となった事をお知らせいたしましたが、昨晩Realtime Worldsが正式に閉鎖される事が明らかになりました。
管財に当たるBegbies Traynor社のPaul Dounis氏は、50人のスタッフが余剰人員としてレイオフされ、残る7人のスタッフが短期で残務処理等にあたる事が明かされており、これは残念ながらRealtime Worldsの本拠地ダンディースタジオの事実上の閉鎖を意味すると語っています。
さらにRealtime Worldsの北米支部であるコロラドのボールダースタジオも同様に数名のスタッフを閉鎖業務の為に残し、33名のスタッフがレイオフの対象になった事が明らかにされています。
なお、スタジオは閉鎖されるものの、現在”APB”のIPはBegbies Traynor社が売却先を捜しており、先日にはEpic GamesのCEOを務めるMark Rain氏がAPBに興味を示しているとの情報がBBCで報じられています(※ Epicの広報はこれについてノーコメント)。Paul Dounis氏は今後数週間でIPの販売を完了できれば、まだレイオフの規模を最小限にする機会が残されているかもしれないと述べ、被害を最小限に食い止める旨を語っています。
APB自体は非常に意欲的なタイトルであったものの、やはりRealtime Worldsが肝心の運営まで手が回せなかった事や、Botやチートの横行でゲーム性が担保されなかった事など、タイトルが本来持ち合わせて居たポテンシャルが発揮されたかった事もあり、良い買い手が見つかり十分な運営が行われ、APBが本来の姿を取り戻す事が出来るか、今後の動向に注目です。
なお、早々にレイオフの対象となった”Project MyWorld”のチームは匿名の北米企業が買い取ったとの動きも報じられており、Psygnosisの創設者であるIan Hetherington氏が買収に関与しているとの噂も報じられています。
GTAシリーズやCrackdownの産みの親として知られるDave Jones氏が開発を手掛けたRealtime Worldsの「APB:All Points Bulletin」(以下:APB)、6月末にローンチされたもののセールスが奮わず、予定していたコンソール対応も頓挫し、大規模レイオフを敢行、その後完全に経営が破綻、行政管理の元でスタジオの再生に取り組んできました。
さらに、新IPとなる予定だったソーシャルタイトル”Project Myworld”チーム全員をレイオフし、APBの運用に集中する事を明言していましたが、力は及ばず、とうとう本日”APB”のサービス終了がアナウンスされました。
サービス終了は公式フォーラムにコミュニティオフィサーを務めるBen Bateman氏によってポストされた物で、プレイヤーへの感謝と共にAPBが素晴らしいタイトルだったものの時期尚早に終わってしまった事、サービス続行を維持する最善の努力を行ったが及ばなかった旨が記されています。
サーバは24時間以内にシャットダウンされる模様で、現在はサービス終了パーティが行われているとの事。
Dave Jones氏の新作という事で大きな注目を集め、開発はおよそ5年、開発費は40~50億円規模とも言われていた本作ですが、今回の頓挫は2008年のBilly Thomson氏独立(その後氏はRuffian Gamesを設立しCrackdown 2をリリース)から不穏な兆しは続いており、最大のダメージとも言える今回のサービス停止で今後のRealtime Worldsがどうなるのか、詳細はまだ明らかではありませんが、匿名ながらアメリカの企業が買収に興味を示しているとの噂や”Project Myworld”のその後の動きなど、今後の動向は改めてお知らせいたします。
ポーランドのReality Pumpのシリーズ続編「Two Worlds II」、延期に延期を重ねた上で9月14日のリリースが決まったものの、先日ヨーロッパでは9月17日に、北米が10月5日に少しだけ延期された事をお知らせしました。
いよいよローンチかと思われた本作ですが、本日ヨーロッパのリリースが延期される事が判明、JoystiqがSouthPeakに問い合わせた所、北米は10月5日にリリースを明言、しかしヨーロッパのスケジュールは示されませんでした。
さらにEurogamerもヨーロッパリリースのスケジュールが不明な旨を報じ、SouthPeakが”先日”早くとも10月後半頃のリリースになると発言した事を明らかにしています。
現在Play.comでは9月17日に、HMVとShopToでは10月29日リリースの表記、さらにZavviでは2011年3月18日と表記されており、ここまで混迷した状況下で明言された北米10月5日リリースは果たされるのか、続報あり次第改めてお知らせいたします。頑張れSouthPeak……!
Killzoneシリーズの開発で知られるGuerrilla Gamesですが、同スタジオは4年前にSCEEにより買収されており、オリジナルのスタジオを設立したMartin de Ronde氏とMichiel Mol氏は買収の際にスタジオを去っています。そんな二人が新たにソーシャルネットワーク用ゲームやオンラインゲームを手掛ける新スタジオ「Vanguard Entertainment」を設立した事が明らかになりました。
この新スタジオは製作会社のKaramiとPSNとXBLAタイトルなどを手掛けるデベロッパ”W!Games”の吸収合併も兼ねた物で、両社の特性と二人の経験を活かし、独自IPのソーシャル向けをタイトル近く発表予定である事が明らかにされています。
現在開催中の東京ゲームショウにてEidosが開発を進めているシリーズ最新作「Deus Ex: Human Revolution」の新トレイラーが登場、日本語で物語の断片が語られる嬉しい内容となっています。さらに今回の映像では初めて具体的に”敵キャラクター”の存在が描かれた内容にもなっており、こちらも興味深い所。
さらに新スクリーンショットも登場しており、Adam Jensenが何らかのビークルを操縦しているような印象を受けるイメージとなっています。
本日Blizzardの公式サイトにて、「StarCraft II」がヨーロッパで最も人気の高いeSports団体”Electronic Sports League“(以下:ESL)が主催するプロシリーズ”ESL Pro Series”のオフィシャルタイトルに採用された事を明らかにしました。
現段階でStarCraft IIが採用されるのはドイツとフランス、イギリス、アイルランド、オーストラリア・スイスの5地域で、今後さらにリーグが拡大される可能性があるとの事。
好調なセールスを記録しているStarCraft IIですが、eSportsの公式採用も始まり、今後さらに競技としての普及を果たす事となりそうです。
昨日クライスラーがダッジやフィアット、ジープなどの新車ラインアップを発表、その中でなんと「Call of Duty: Black Ops」モデルのジープ・ラングラーが限定生産で登場する事が明らかになりました。詳細はまだ明らかにされていませんが、どうやら新しいサハラモデルがベースになる模様で、Call of Duty: Black Opsのローンチを祝う為にリリースされるとの事。11月までには限定モデルの続報も登場するのではないでしょうか。
なお、Call of Duty: Black Opsでは主人公達が利用する車両としてラングラーが登場する事が明らかにされています。しかし、AAAタイトルの限定版○○は毎回驚く様な特典や体積でファン達を楽しませてくれますが、まさか本物のジープまで登場するとは……。恐るべし!
American McGee氏の人気タイトル”アリス イン ナイトメア”の続編として大きく期待を集めている「Alice: Madness Returns」の新トレイラーが東京ゲームショウに先駆けて行われたEAのショーケースにて公開されました。
映像には精神病院を出たアリスが再び鏡の国へと引き戻される様子が描かれており、両親の死の真実を探す事となる本作の導入部分とも言える内容に仕上がっています。あれから長い時間が経ちアリスはより美しくなり、映像表現はおぞましさを増す事となったAlice: Madness Returns、今作のゲームプレイでは敵それぞれが固有の弱点を持っている事が大きなパズル要素になる事も明かされており、今後の続報にますます期待が高まります。
Half-LifeやPortal、Left 4 Deadなど多くの有力フランチャイズを擁し、Steamではデジタル流通市場を席巻、クラウドサービスを内包したSteamworksでは遂にプラットフォームの垣根さえ越えようとしているValveですが、社内ではゲーマーの生体実験を含む脅威のゲーム研究が進められている事がゲイブの口から明らかにされました。
これはValveのボスGabe Newell氏がPC Gamerに明かした物で、今後のゲーム開発の為にバイオメトリックにフォーカスを合わせた実験を開始し、すでにいくつか驚く様な結果を導き出していると発言しています。
ゲイブは、具体的な実験内容として、プレイヤーがゲームをする場合、プレイヤーがどう感じるかについて本質的に考える為に、推測ではなく、視線のトラッキングや肌の電気反応、心拍数レート等の生体的な統計をとる事で科学的な分析を進めている事を明かしています。
実験は想像以上に生体反応に現れる結果になっている様で、Valveはマルチプレイで発汗し興奮しているプレイヤーが、よりValveのゲームに価値を見出すプレイヤーであり、Co-opで発汗するプレイヤーはよりCo-opコンテンツを欲するだろうと考え、自社タイトルに生体測定の技術を組み入れる技術を既に模索し始めているとの事。
ゲイブはプレイヤーの網膜から発せられる非可視光線をWebカメラで読み取り、心拍数を取得する事は非常にクールだが、技術的な実現はかなり困難である物の、一端解決を見れば終わる技術だとの見解を併せて明らかにしています。
一体Valveはどこまでいくつもりなのか、ますますゲイブの首回りが飽満になりそうな先見ぶりと、Valveタイトルに用意されている多くのコメンタリーを聞くかぎり、割と本気でやってしまいそうな気さえしてしまうマッドサイエンティストぶりがValveらしい実に興味深いニュースでした。
PopCapの上海スタジオが開発を進めているソーシャルゲームプラットフォーム「PopCap World」ですが、昨日同プラットフォームの韓国でのサービス開始に向け、PopCapとNCSoftとの提携を発表、韓国での運用をNCSoftが担当する事が明らかになりました。
今年後半のローンチを予定しているPopCap Worldは同社の代表作であるPlants vs. ZombiesやBejeweled、Zuma等を含んだ13タイトルがプレイ可能な物で、基本無料プレイでサービスイン後、マイクロトランザクションのプレミアム要素などが加えられる予定となっています。
PopCap Asia/PacificのVPを務めるJames Gwertzman氏はプレスリリースにて、ディズニーランドがテーマパーク産業を革新し、新時代の到来を告げた様に、PopCap Worldは韓国のカジュアルゲームを再定義するポテンシャルを持ち合わせていると述べ、NCsoftとの提携が非常にエキサイティングだと大きな自信を見せています。
アメリカでE3の開催やESRBレーティングなどを行うビデオゲーム産業の業界団体Entertainment Software Association(以下:ESA)が、来る11月2日に合衆国最高裁判所で争われるカリフォルニアの暴力ゲーム販売規制法案が合衆国憲法修正第1条に記された信教、言論、出版、集会の自由、請願権を犯す違憲な物かの是非に対し、規制に反対する政治行動グループの結成を発表しました。
すでにこの運動に25万を超えるゲーマーが署名を行い、この署名をまとめた最高裁判所に提出する声明にマーベルコミックの産みの親であり、現在もアメコミのアイコンとしてお馴染みのスタン・リー御大が参加した事が明らかになりました。
最近では御大自らゲームに関わるシーンもしばしば見られ、複数のスパイダーマンが共演を果たすSpider-Man: Shattered Dimensionsのプロモーションに参加し名調子で宣伝を行い、昨年ActivisionからリリースされたMarvel Ultimate Alliance 2では重要キャラクターとしてゲーム内に登場しています。
ゲームをプレイしない事をしばしば明言している御大ですが、作品への愛情やゲーム文化への理解は並大抵の物ではなく、もうすぐ90歳になるとは思えない意欲的な活動を今も見せています。
スタン・リー御大は今回のESAによる反対行動の参加について、以下の様に書き記しています。
誰もが全てのゲームが全てのゲーマーに適切であるとは思っていません。既存のコンピューターとビデオゲームのレイティングシステムやペアレンタルコントロールが、子供が楽しむゲームに対して親達の承認を保証し支援する事を公選職が理解する事は重要です。
実際に連邦取引委員会はビデオゲームのレーティングシステムこそが最善の策であると発言しています。それは単独で批評者の懸念に取り組むべきで、私はかつて政府がコミックに対して行おうとしていた事を、今ビデオゲームに検閲と販売の禁止を求める幾人かの政治家を見て思い出します。
半世紀前に起こった事は悪い考えでしたが、現在のこれは全く同じくらい悪い動きです。しかし、あなたはこの問題について”何か”を行う事が出来ます。
私は、明確な態度を打ち出し、ビデオゲーム有権者ネットワークに参加することにより、”憲法修正第一条”と”コンピュータとビデオゲームのアーティストの権利”の両方を守るようゲームプレーヤー達に促す為にこの文章を書いています。
今もエンターテインメントの先頭を切って突き進む御大の言葉が、今回の騒動に本質的な光を当てる事になるか、いずれもビデオゲームが”何か”に”成る”過程の騒動にも見える単純な問題では無いだけに今後の動向が気になる所です。
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