以前新種族の追加とCataclysmが拡張パックの名称ではないかとの噂をお伝えしましたが、噂は本当だった様です。昨日から開催されているBlizzCon 2009でBlizzardはWorld of Warcraftの新拡張パック「World of Warcraft: Cataclysm」を発表しました。
新しくAllianceの種族にWORGEN、Hordeにはgoblinの2種族が追加、新モンスターや新ダンジョン、レイドコンテンツの追加、フライングマウント、百を超える新クエストに新しいarcheology skill、そしてレベルキャップが85に引き上げられています。
さらに様々な要素が追加されコンテンツも改良されている新拡張パックWorld of Warcraft: Cataclysm、残念ながらリリースについては詳細はまだ明らかになっていません。
カリフォルニアのアナハイムコンベンションセンターでいよいよ始まったBlizzCon 2009、様々な新情報が発表されています。まずは新しく生まれ変わるBattle.Netの情報をお届けします。
BlizzCon 2009でBlizzardのRob Pardo副社長が登場し、2003年にリリースされたWarcraft III移行触れられてなかったBattle.Netのシステムを一新する事を発表しました。現在Battle.Netの会員数はWoWの会員数(1200万)よりも50万人多いそうで、これらを全てのプレイヤーがタイトルを超えて一つのコミュニティに集約されるそうです。
新Battle.Netでは様々な機能が追加され、ゲームタイトルの自動更新やクラウドコンピューティング化、プレイヤーの進捗状況などはアカウント単位で管理されるので、遊ぶ場所やPCを変えてもアカウントさえあればどこでもプレイ可能になります。さらに実績システムも実装され、StarCraft IIでは兵士のデカールなどが実績によりアンロックされるとの事。
マッチメイキングもより良く改良され、他のプレイヤーの対戦を観戦する事もできるようになり、プレイヤーのスキルレベルに合わせた快適な対戦が実現できるようになっています。さらにこれまで敷居の高かったラダープレイはより広いプレイヤーに向けた物になります。プレイヤーはそれぞれのスキルに基づいて約100段階のリーグに振り分けられます。リーグではシーズン・トーナメントが行われ、それによりプレイヤーのリーグ昇格や降格などが行われることになります。こういったシステムにより、以前よりもスキルレベルの近いプレイヤーとゲームを楽しむ事ができるようになります。
さらに新Battle.Netでは友人等プレイヤー間のコミュニケーションやゲームプレイも大幅に改装、より簡単に友人と遊ぶ事が出来るようになります。フレンド登録した友人達の現在遊んでいるタイトルが判るようになっており、即座にそこへ参加する事が可能になっています。さらに、ゲームタイトル間を超えたチャットが可能になり、Battle.Net内でフレンドにメールを送る事も可能です。
さらにRob Pardo氏は新Battle.Netにおいて、カスタムマップの作成者達のサポートについても言及、StarCraft IIのマップツールは以前の物よりもさらにパワーアップしているだけでなく、作成したカスタムマップを新Battle.Netでは簡単に公開できるようになっています。そしてカスタムマップにはプレイヤーからの評価やコメントが付けられるようになっています。さらにはStarCraft IIのマップやアイテムなどを販売するマーケットプレースも予定されており、カスタムマップの販売によりマップ制作者は報酬を得られるようになるとの事です。
Rob Pardo氏はこういった改装によりタイトルを長寿化、また古いタイトルも拡張される事で多くのプレイヤーが楽しめる様になるだろうと発表を締めました。
想像以上の機能の充実に正直驚きを隠せません。Blizzardがいよいよコミュニティ運営に本気を出し始めた事で、今後のタイトルがさらに魅力的に見えるようになる事は間違いなさそうです。
“タイタニックの”と言うよりも今回は”アビスの”と言った方がしっくりくるジェーム・スキャメロン監督が長年温めてきたSF超大作「Avatar」、ゲームも映画公開に併せて開発が進められており、gamescom 2009でそのプレイ映像が公開されました。
一瞬レンダー映像かと見まごう美しさですが、なんとインゲームのプレイ映像という驚くべきクオリティ、惑星パンドラで繰り広げられるパンドラの住人と人間との戦いは高いレベルでファンタジーとSFが融合されており、一体どのようなストーリーが繰り広げられるのか今から楽しみです。
アクションアドベンチャーのAvatar: The GameはCo-opプレイにも対応しており、開発を手掛けているのはUbisoftのモントリオールスタジオ、対応プラットフォームはPC、PS3、Xbox 360、Wii、PSPとなっており、PS3とXbox 360ではなんとanaglyph 3Dを利用した3D映像にも対応しており、リリースは2009年11月の予定となっています。
現在開催中のgamescon 2009でなんとナムコがパブリッシャーを務める事になった、ウクライナのGSC Game Worldが開発を手掛けるシリーズ最新作「S.T.A.L.K.E.R.: Call of Pripyat」、チェルノブイリの事故後のロシアを舞台に容赦無いバランスや異様に高い”そこに居る感”、そして魅力的なシナリオなどで世界中にコアなファンを擁する硬質でハードコアなFPSタイトルです。
そんな最新作の雰囲気をばっちり表現している映像がgamescon 2009で公開されました。 GSC Game WorldオリジナルのエンジンX-Ray V1.6が描き出す空気感や日中の光、そしてシリーズを通して特徴的な夜の容赦無い暗さ、映像の後半ではファン感涙のプリピャチ市内がたっぷり描かれているのも期待を煽ります。相変わらず建造物の完成度も素晴らしい物になっています。
RPG的な要素もあるファーストパーソンシューターS.T.A.L.K.E.R.: Call of Pripyatは2009年11月、PCで発売の予定となっています。
gamescon 2009で発表されたCryEngine 3のデモンストレーションでは、マルチプラットフォーム対応に大きな進化と完成度の高さが感じられ、PS3上で非常に美しく滑らかに動作しているプレイデモも非常に衝撃的でした。
さらに今回はCrysis 2についてもプレゼンテーションが行われ、新しいナノスーツに関する映像が発表されました。前作からナノスーツもバージョンアップがされた模様でNanosuit 2と名前が新しくなっています。元々ナノスーツの多彩な機能がゲーム性に大きく影響を与える本シリーズ、ナノスーツの進化でゲームプレイにも新たな要素などが追加されるのかもしれませんね。
現在ケルンで開催中のgamescom 2009でActivisionは現在開発中のModern Warfare 2にテクスチャストリーミング機能を追加した事を明らかにし効果を確認できる画像を公開しました。
テクスチャストリーミング機能をONにする事でより高精細なテクスチャが利用可能になり、画像の人物の頭部や戦闘服の繊維の質感に注目するとかなりのディティールの差が確認できます。以下に2枚でONとOFFを比べた画像を並べておきます。上がテクスチャストリーミングONの画像、下がOFFになります。
同様に全景を見た場合の比較画像もご覧ください。先ほどと同様に上がON、下がOFFの画像となっています。
さらに大きな画像は以下のリンクで確認できます。
・ON画像
・OFF画像
ちなみにこの画像の人物はソープだそうで、なんというか随分立派になったというかソフトモヒ……。さて、Modern Warfare 2ではCoD4と同様にInfinity WardによるオリジナルのIW4.0エンジンが利用されていますが、やはりエンジンの拡張は行われいる様子ですね。期待の注目タイトルModern Warfare 2は11月10日リリースの予定で、対応プラットフォームはPC、Xbox 360、PS3となっています。
もう息をもつかせぬ怒濤の勢いで次から次へ新情報やらビッグニュースが飛び出す、大変なイベントになってしまったケルンで開催真っ最中のgamesconですが、現地の会場の様子はどうなっているのか、bit-teckのJoe Martin氏が初日のレポートを行っています。
ショー全体は相当に大量の展示がされているようで、3日か4日で廻りきれるような量ではないと述べられており、初日のソニーの電撃的なPS3 slimの発表からトップギアに入ったままFable 3の発表や大量の新情報でまったく勢いが衰えないままイベントが続いています。
レポートでは初日にJoe Martin氏が注目した作品をいくつか挙げています。まずは、大きな注目を世界中から集めているScribblenauts。そしてFutureMarkが開発中のShattered Horizon、こちらはプレイアブルで展示されていた様で非常に美しかった事が書かれています。さらにPSPGoも期待していた以上に実際に触ってみるとその感触や遊び心地がよかったそうです。
さらに同氏はBorderlandsとStarCraft 2を挙げています。BlizzardはStarCraft 2とDiablo IIIのために二つのブースを設けており大量にプレイアブルのデモを展示しています。同氏によるとStarCraft 2はプレイの合間に挟まれるカットシーンが非常に素敵だったとの事!
さて1日目を終えて(もう二日目始まりそうですが……)筆者もネタを消費しきれない程大量の新情報のラッシュとなったgamesconですが、まだイベント終了まで今日を含めてまだ4日続くgamescon 2009、去年は開催中止の危険にもさらされたgamesconですが想像以上に大きなイベントとなって大成功と言えるのではないでしょうか!
gamescon 2009開催前日にCCP GamesのCEOを務めるHilmar Veigar Petursson氏が発表したマルチプラットフォーム向けの大人数参加型MMOFPS「DUST 514」、なんとその経済や世界のシステムが同社が手掛けるEVE Onlineのそれとゲーム上でリンクしているという衝撃的な物。
EVE Onlineの成功を鑑みても、ゲームシステムを含め他に類を見ないユニークなゲームに仕上がりそうですが、実際の映像の方もかなり凄い事になっています。まだ映像がインゲーム映像なのかレンダリング映像なのかはっきりしていませんが、EVE Onlineでは信じられないようなクオリティの映像を実現してきたCCP Games、これがインゲーム映像だとするとまた一つ技術的に注目すべきタイトルが生まれた、そういう瞬間なのかもしれません。
オールドカー好きやギャングゲー好きのファン達には垂涎の続編「Mafia II」、残念ながら年内の発売予定から延期のアナウンスがされていますが、開発の方は順調に進んでいる様子です。本日は現在開催中のgamescon 2009に出展された新映像と新しいスクリーンショットをお届け!1940~50年代のニューヨークにそっくりな”The Empire State”を舞台に可愛い車達目白押しのもえ画像となっています。
前作もかなりボリュームがありストーリーも非常に魅力的だったMafiaですが、今作ではシナリオのボリュームも1.5倍以上にアップ、今回は主人公のVitoと友人であるJoe Barbaroとの関係にもスポットが当てられており、対立するファミリーも増えさらに魅力的なゲームになっていることと思います。
Mafia IIはこのタイトル用にオリジナルで開発されたThe Illusion Engineを採用しており、開発は2K Czechで2K Gamesよりリリースされます。発売時期については2010年の初頭とされており、対応プラットフォームはPC、PS3、そしてXbox 360となっています。
gamescom 2009において、ドイツのゲームポータルなどを手掛けるBigpoint、同社は現在PoisonvilleというMMOを開発中ですが、そのアニメーション技術にオランダのXsens社のモーションキャプチャー技術を採用したことを発表しました。
いずれもあまり耳にしない事ばかりですが、このXsens社のモーションキャプチャー技術が一風変わっており、MVNと呼ばれるこのシステムは、通常イメージする大がかりなスタジオやセンサーを初めとする光学装置、そしてカメラも必要としない新しいモーションキャプチャー技術で、スーツにいくつも内蔵された加速度センサーとジャイロによってモーションをデータ化、さらにデータをBluetoothで無線通信できるという優れもの。
当然予算や製作スピードもかなり効率的になるようで、BigpointのHeiko Hubertz氏は「非常に短いスケジュールの中で現実的なモーションを作成することができた」と述べています。Xsens社のMVN技術はEAやソニー・ピクチャーズなどにも供給されているそうです。
第二次世界大戦中のパリを舞台に繰り広げられる一人の男の戦いを描いたアクションゲームThe Saboteur、シンシティっぽい色遣いが印象的で様々派手な仕上がりになっていますが、ステルス要素の高いTPSとなっています。
The SaboteurはPandemic Studiosが開発中で、リリースは12月8日、対応プラットフォームはPS3、Xbox 360、PCとなっています。
gamescon 2009で大量にプレイアブル展示されたDiablo IIIの模様です。非常に滑らかな動作をしている様子やインベントリのUIなどが確認できます。
gemescon 2009においてSEGAがCreative Assembly社が開発を進めているTotal Warシリーズの最新作「Napoleon: Total War」のリリースを発表、トレイラーを公開しました。Total Warシリーズは大規模戦に特化したリアルタイムストラテジーシミュレーションゲームで、これまでに4作品がリリースされています。
タイトルの通り今回はフランス第一帝政の皇帝ナポレオン1世に焦点があてられた物で、若き英雄として名を馳せたエジプト遠征、運命的なモスクワへのロシア遠征、そしてプロイセン軍とイギリス・オランダ連合軍との戦いで滅亡へと走るワーテルローの戦いがキャンペーンとして描かれています。
リリースは2010年2月の予定で、対応プラットフォームはPCとなっています。
現在開催中のgamescom 2009でナムコが行ったプレスカンファレンスにおいて、ウクライナのGSC Game Worldが開発を手掛けるシリーズ最新作「S.T.A.L.K.E.R.: Call of Pripyat」のパブリッシャーを務める事が発表されました。
最新作のストーリーはS.T.A.L.K.E.R.: Shadow of Chernobylから続く物となっており、前作Clear Skyで誕生の過程が明かされたZONEが今度はどのように描かれるのか、非常に楽しみです。
今回は政府軍側からチェルノブイリ原子力発電所跡の調査を依頼されるという流れになっており、タイトルにもあるように残念ながらClear Skyでは訪れる事の出来なかったPripyatの町並をたっぷりと楽しむ事ができるようです。また今回はYanov駅やKopachi村も再現されているとの事。果たして今回のマー君はどのような登場を果たすのでしょうか。
S.T.A.L.K.E.R.: Call of Pripyatは2009年11月にPCでリリース予定となっており、現状ではヨーロッパ地域以外のパブリッシングについての詳細は不明となっています。
以前お知らせした、ポピュラスやダンジョン・キーパーなどの過去のBullfrog作品をElectronic Artsがリメイクのタイミングを伺っているとのニュースですが、本日EAによりダンジョン・キーパーの商標登録が行われた事が明らかになりました。
登録は同名で2種類行われており(登録内容1、登録内容2)、何らかの広い展開が予定されているのでしょうか。また、二つ目の登録内容からはダウンロードコンテンツである可能性も読み取れます。
いずれにしてもいよいよBullfrog作品の復活が現実的になってきたのでしょうか、続報が楽しみです!
今回はSEGAからリリースされる事になったAVPシリーズの最新作Aliens vs Predator、現在開催中のgamescon 2009にも出品されており、新しいスクリーンショットが公開されました。
Aliens vs. Predatorは海兵隊員、エイリアン、プレデターの三種族それぞれプレイが可能で、種族ごとに攻撃能力やUIまで大きく変化するユニークなゲーム性を備えたFPSです。なお、リリースは2010年の2月となっており、対応プラットフォームはPS3、Xbox 360、PCとなっています。
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