先日リリースを迎え、後ほどお知らせするイギリスでの週間セールスチャートの1位を見事に獲得したRockstar GamesとTeam Bondiの新世代アドベンチャー「L.A. Noire」ですが、早くもTeam BondiのボスBrendan McNamara氏が次回作に関する言及を行いました。
元々2004年の2月にPS3専用タイトルとして存在が明らかになった「L.A. Noire」ですが、その後大きな続報が無いまま2007年に行われたTake-Twoのカンファレンスコールではマルチプラットフォーム化が示唆、さらに幾度かの延期を行いながら颯爽と登場した昨年の映像がもたらしたフェイシャルアニメーションの衝撃は記憶に新しいことと思います。
この長い潜伏期間の間、Team Bondiは本作のゲーム性に大きな影響を与えるMotion Scan技術を基礎研究から進めており、内製のゲームエンジン開発(※ Rockstarタイトルでお馴染みのRAGEエンジンは不使用)や、圧倒的なロサンゼルスの再現も含めた地道な製作が進められてきました。
そんな状況を経て誕生したL.A. Noireの続編について、Team BondiのボスBrendan McNamara氏が言及した内容が海外情報サイトGamerlive.tvに掲載、続編の開発に強い意欲を見せていることが明らかになりました。
McNamara氏は前述したMotion Scan技術を始め、L.A. Noireタイプのゲーム製作に必要な多くのツールを開発したと述べ、新しいタイトルを以前ほど時間を掛けず、5年よりも短く開発できると具体的な発言を見せ、さらにMotion Scan技術の胴体キャプチャー版ともいうべき新技術の開発に着手したと明らかにしています。
また、この新技術では俳優が洋服を着たまま行う演技のキャプチャーを目指しているとのことで、これが本当に実現すればゲーム技術におけるアニメーションに再び大きな革新をもたらす事は間違いないと言え、今後の動向に改めて大きな注目が集まりそうです。
昨年の5月にSegaがリリースしたObsidian開発によるアクションRPGタイトル“Alpha Protocol”、開発が難航しリリース前に社内から不穏な内部状況を匂わせるリークが登場するなど、ゲーム部分以外のトラブルも目立ち、ストーリーの分岐や多彩なゲームプレイ、複雑な物語など、非常に意欲的なゲーム要素を盛り込みながらも、肝心のゲームプレイが余りにも調整の足りない内容で、バグの多さも相まって、Obsidianの悪い所を全て凝縮したような不憫なタイトルとなっていまいました。
過去にはSega WestのMike Hayes社長が続編を開発しない意向を示すなど、未来は無いかと思われたAlpha Protocolですが、なんとObsidianのCEOを務めるFeargus Urquhart氏が「Alpha Protocol 2」を作りたいと発言、本来ならばもっと上手く仕上げられたタイトルだったと語りました。
Urquhart氏はAlpha Protocolの開発がビジネス的な側面からも上手く進んでいなかった様子を示唆し、前述したリーク騒動なども含め、コミュニケーションに関する学習があったと振り返り、現時点でAlpha Protocol 2の計画が明確に存在していないことを前置きし、個人的な見解としてAlpha Protocol 2を是非作りたいと発言しました。
そしてUrquhart氏はこういった開発を進めるには楽観的である必要があると述べ、将来に向けて「我々は、次はもっと上手く行える」と言わなければならないと述べ、そうなることを常に信じていると力強く発言しています。
キラリと光る要素や尖った何かを常に持ち合わせる“Obsidian”タイトルですが、以前からあまりにゲームが複雑化する故に調整が足らないケースがしばしば見受けられ、素晴らしいタイトルに仕上がった最新作Fallout: New Vegasも例外ではありませんでした。依然続くこのマイナス要素を改善し、クオリティのベースアップと共に新しいIP展開を実現することが出来るか、近年各所に引っ張りだこの人気デベロッパだけに期待したいところです。
先日オーストラリアでElectronic Artsがショーケースイベントを開催し、“Shadows of the Damned”と「Alice: Madness Returns」が出展、会場にはグラスホッパー・マニファクチュアの須田剛一と共にAmerican McGee氏も登場し、それぞれのタイトルに関するプレゼンテーションを行いました。
本日、このイベントにプレイアブル展示されたAlice: Madness Returnsの冒頭パートとおぼしき未見のプレイシーンが大量に収められた直撮り映像や、イベントでのプレゼンテーションの様子が収められた映像が登場しています。
邪悪でキュートな“ねじれた”世界観に多くのファンが心ときめかせる本作ですが、今回登場した映像からは相変わらずアリス(※ 新衣装も!)やクリーチャー達と共に、前作の難易度を受け継ぐプラットフォーマーアクションとしても手強そうな印象を漂わせるプレイシーンが多く収められています。
さらに本日Joystiqが新しいスクリーンショットと共に、プレビュー記事を掲載、ゲームプレイについていくつか気になる内容が記されています。今回はそれらの新情報と会場での映像、新スクリーンショットをまとめてご紹介します。
今年11月のリリースに向けて開発が進められているBethesdaのTESシリーズ最新作“The Elder Scrolls V: Skyrim”、今年リリースされるRPGの超大作として注目を集めるタイトルですが、物語のベースは1994年から連綿とリリースが続けられてきたTESシリーズの壮大な世界観と神話に基づいており、幾つかの過去タイトルをプレイしておくとより楽しみが増す作品であることは間違いありません。
そんな中、The Elder Scrolls V: Skyrimの登場で新しくTESシリーズが気になっている方に朗報と言える「The Elder Scrolls IV: Oblivion」のリリース5周年を記念した新しいパッケージが発売されることが明らかになりました。
この“5th Anniversary Edition”はPS3とXbox 360、PCに向け20万本だけ生産される限定版で価格は29.99ドル、6月28日から販売が行われ、以下の様な特典を含むパッケージとなっています。
- The Elder Scrolls IV: Oblivion Game of the Year Edition(※ DLCの“Knights of the Nine”と拡張パックの“Shivering Isles”を同梱するパッケージで、その他のDLCは含まれていません)
- Collector’s Editionに同梱された地図とメイキングDVD(※ 新たにThe Elder Scrolls V: Skyrimのトレーラーを同梱)
- 大手小売店で利用可能な“The Elder Scrolls V: Skyrim”の10ドル値引きクーポン
先日から新ヴィランの登場が予告されていた「Batman: Arkham City」ですが、昨日オーストラリアで発行されたヘラルド紙にArkham Cityの記事が掲載され、シリーズファンにはお馴染みのヴィラン“ペンギン”が登場することが明らかになりました。
ペンギンと言えばダニー・デヴィートが演じた映画“バットマン・リターンズ”でのペンギンや、アニメ版とコミック原作初期のコミカルなキャラクターとしてイメージが定着していますが、今作に登場するペンギンはジョー・ペシをちょっと古めかしい小悪党にしたような様相に生まれ変わり、シリアスなArkham Cityにしっかりと適合する姿に変更されています。
なお、ヘラルド紙に掲載された解説によるとArkham Cityのペンギンはロンドン訛りで誇大妄想をこじらせた正装の紳士として登場。ジョーカーやトゥーフェイスなどと同様に、Arkham City内の1勢力として、街の美術館をアジトに大量の武器を集めており、重火器に身を包んだ手下達を従えているとのこと。
なお、Arkham Cityではペンギンの象徴でもあるお友達の“鳥”たちは登場しないとのこと。
久しぶりに新ヴィランの登場が正式に明らかになったArkham Cityですが、Mr. FreezeやBlack Mask、タリアなどまだまだ登場が噂されている大物ヴィランの存在が控えており、いよいよ開催が近づくE3での続報に期待が高まります。
先週、海外情報サイトにてPS3の「Call of Duty: Black Ops」バンドルモデルが登場するとの噂が話題になっていましたが、昨晩これを裏付けるかのような出自が明らかでない一枚のイメージが登場、まもなく店頭での販売がスタートするのではと注目を集めています。
先日登場した噂ではリリースは今週火曜の予定で299.99ドルで販売されると予想されていました。なお、PS3版Black Opsの第2弾DLC“Escalation”のアナウンスもまもなくとされています。
本日Playr TVが「Duke Nukem Forever」のプレビュー映像を公開、お馴染みRandy Pitchford氏が登場し、本作に用意されたトラップやグレネードなど新武器の解説を行っています。さらにこれまでの映像や情報には見られなかった青いミサイルを複数発射するホーミングミサイルが登場、想像以上にバリエーション豊かな武器が揃っていることが明らかになりました。
なお、Playr TVによるこのプレビューは第4弾まで用意されているとのことで、第2弾は5月23日に公開予定となっています。
さらに本日2K Gamesがカリフォルニアのノバトにある本社で「Duke Nukem Forever」のマルチプレイヤーイベントを行うと発表、16人の幸運なファンが本社に招待され、本作のデスマッチを一足先に体験出来ることが明らかになりました。
なお、参加応募はメール“2KElizabeth@2KGames.com”で受付られており、フルネームと年齢、住所、アドレス、良く利用するフォーラムで使用しているユーザー名或いはURLを2つ記入する必要があります。現地時間で5月26日午後5時に2K本社に向かえる幸運なファンは是非応募してみてはいかがでしょうか。
国内のファンには縁遠い話題ではありますが、プレビューイベントの開催に合わせ、現状ではプレイ映像や詳細な情報の少ないマルチプレイヤーの続報登場にも期待したいところです。Duke Nukem Foreverのリリースは北米で6月14日、それ以外の地域では6月10日の予定で、対応プラットフォームはPS3とXbox 360、PCとなっています。
昨年も異様な盛り上がりを見せ、格闘ゲームブームの完全復活を世界中にアピールしたEVOの世界大会が今年も開催、7月の29日から31日にかけて行われます。そんな格闘ゲームの世界に魅せられたプレイヤー達の姿を描いたドキュメンタリー作品「FIGHT: Arena of Gamers」が公開、EVO開催を前に改めて胸が騒ぐ素晴らしい映像に仕上がっています。
この作品はオレゴン州はポートランドで運営されている格闘ゲーマーのコミュニティグループBest Bout Gamingに参加するプレイヤー達が中心に描かれており、Best Bout Gamingが目指す地方コミュニティの活性化と、世界的な舞台であるEVO 2010の印象的なシーンが対象的に配され、現在の格闘ブームが本質的に持つ層の厚さと、ファン達それぞれの熱い情熱が映像の端々から感じられます。
それぞれの思いを胸に世界中から強者が集う今年のEVOでは一体どんなドラマが繰り広げられるのか、今からファイナルの開催がとても楽しみです。
6月14日のリリースが迫るAmerican McGee氏の新作「Alice: Madness Returns」の開発が完了、先日McGee氏が登場したインタビューの中で既に完了が伝えられていましたが、本日改めて海外情報サイトのニュース等でゴールドになったと報じられています。
また、本日iOS向けにAlice: Madness Returnsのストーリーをかなり邪悪なアートワークで紹介する無料アプリがリリース、iPhone版とiOS版がそれぞれ用意されています。残念ながら国内アカウントからの利用はできませんが、北米アカウントをお持ちの方は入手してみてはいかがでしょうか。
来るE3への出展が明らかになっているCity Interactiveのシリーズ続編「Sniper: Ghost Warrior 2」、まだ多くが謎に包まれたタイトルですが、昨晩City Interactiveの公式Twitterが遂に初のスクリーンショットを公開、CryEngine 3による素晴らしいクオリティのイメージに、アジア風の舞台も含めE3での続報に期待が高まるイメージとなっています。
Sniper: Ghost Warrior 2は2012年リリース予定で、対応プラットフォームはPS3とXbox 360、PCとなっています。
先日遂に発表を迎えたDylan Jobe氏の新作「Starhawk」、前作から大きなスケールアップを果たすと共に、ストーリードリブンなシングルプレイヤーキャンペーンの導入など、大作感溢れる期待作へと変貌し注目を集めています。
そんな中、北米のPlayStation.Blogに掲載されたStarhawkに関する質疑応答をまとめた記事のコメント欄に開発を率いるLightBoxのDylan Jobe氏が登場し、ファンの質問に回答、その中でベータテストが開催されるだろうと発言しました。
Jobe氏は現段階でベータテストに関する詳細は全く明かせないと明言しながらも、近く登場するであろう続報の為にPlayStation Blogをチェックするよう進めています。
先日、超クオリティなAIスフィアのアクションフィギュアを作成したChris Myles氏が新たな人格コアの開発に成功、ツンデレ面が目立つGLaDOSに新しくキュートな少女の人格をもたらすであろうハローキティのピンクいAIスフィアが登場しました。これは?!……くそう可愛い。
誰か、何らかのどなたか、一刻も早い商品化……を。
ピンボールファンにはお馴染みZEN Studiosの「Pinball FX2」ですが、本日新たに“ファンタスティック・フォー”をテーマにしたテーブル“Fantastic Four Table”がリリース、Xbox Liveにて240MSPで利用可能になりました。なお、PS3版についてはPSNのサービスが完全に復旧した後に利用可能になるとのこと。
Fantastic Four Tableでは地球侵略を目論むギャラクタスの尖兵として登場するシルバーサーファーや、スクラル達、そしてドクターDoom達を撃破し、地球を悪の手から守るべくピンボールをプレイすることになります。という事で、たまにはまったりとピンボールで地球の危機を救うもの良い気分転換になるのではないでしょうか。
5月24日のリリースが目前に迫ったCodemastersのDiRTシリーズ最新作「DiRT 3」ですが、先日イギリスのバタシー発電所跡で行われたお馴染みケン・ブロック氏によるジムカーナの実演を美しい映像で収めた新トレーラーが登場、DiRT 3の新たなプレイモードとして登場するジムカーナでのプレイが実に楽しみな映像に仕上がっています。
今作ではカジュアルなマルチプレイヤーモードなども用意され、新たなプレイヤー層への普及も期待できそうなDiRT 3のリリースは5月24日で、対応プラットフォームはPS3とXbox 360、PCとなっています。
今年の4月中旬にミネソタのラジオ局Minnesota Public Radioが開始したゲーム音楽を専門に取り扱うポッドキャスト“Top Score”の最新エピソードが5月24日に配信、「BioShock」の印象的なスコアを手掛けたGarry Schyman特集が組まれることが明らかになりました。
このポッドキャスト“Top Score”は各週で配信されている番組で、ホストを務めるEmily Reese氏と作曲者の対談を交えながら楽曲の紹介を行う非常に聴き応えのある番組で、これまでにDead Spaceを手掛けたJason Graves氏、Stackingを手掛けたDouble Fineスタッフ、Dragon Age IIを手掛けたInon Zur氏が登場しており、過去3回のエピソードはいずれも公式ページから視聴可能となっています。
近年ますます一流アーティストの参加が進み、エピックさに磨きかかるゲーム音楽、興味のある方は是非チェックしてみてはいかがでしょうか。
先日フランスで「Uncharted 3: Drake’s Deception」のイベントが行われ、多くのインタビュー映像などが海外情報サイトで登場していましたが、このインタビューに登場したNaughty DogのボスChristophe Balesta氏がUncharted 3にグレートなコレクターズエディションが用意されると発言、近いうちに発表が行われると予告しました。
2009年にリリースされた前作Uncharted 2: Among ThievesではPurba Daggerの超豪華なレプリカと古書の様な装丁が施されたボックスが用意された30セットしか存在しない限定版Fortune Hunter Editionが発表されており、販売が行われず抽選でのみ入手できるという本当の限定版として注目を集めました。
前作のFortune Hunter EditionがPAX会場にて発表されたことを考えると、時期的にE3で登場の可能性もあると考えられ、来る発表に期待が高まるところです。
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