日本時間の19日深夜から行われたgamescomでのソニーのプレスカンファレンス、以前から噂が飛び交っていた新PS3もとうとう決着が付き、9月初週にPS3 slimが29,980円で発売される事が明らかに、さらに新ファームウェアの登場やPSP向けのゲーム配信サービスのアナウンス等、様々な内容が発表がされました。
カンファレンスのトピックスを簡単にまとめてお届けいたします。 (続きを読む…)
いよいよ始まったgamescomのプレスカンファレンス、前半を逃してしまいましたが……カンファレンスのトピックを簡単にお知らせしていきます。 (続きを読む…)
先ほどお伝えしたCCPの新作「DUST 514」のニュースですが、早速新情報が明らかになってきました。
CCP GamesのCEOを務めるHilmar Veigar Petursson氏は大人数参加型のMMOFPS「DUST 514」をマルチプラットフォームに向けてリリースする事を発表しました。
DUST 514はEVE Online上の経済システムと直結されており、双方のタイトルの状況がCCP Gamesが構築している経済システムに影響を与えるとの事。EVE OnlineのプレイヤーがDUST 514のプレイヤー達に資金提供を行ったり、DUST 514側の戦況がEVE Online上の惑星コントロールに影響を与えたりと想像しただけでワクワクするような内容となっています。
発表では映像によるプレゼンテーションも行われ、戦闘機に囲まれた宇宙ステーションの管制室の映像から、惑星地表でのFPS視点へとクローズアップ、戦場では戦車や飛行機などの乗り物も確認された様です。
しかしこれがマルチプラットフォームでリリースされるというのが素晴らしいですね。間違いなく今後の続報に要注目のビッグタイトルと言えそうです。
CryEngine 3の話題が続きますが、今度はPS3上で動作しているCryEngine 3のデモ映像が公開されました。正直なところアメージング!としか言いようのない素晴らしい映像に仕上がっていると思います。動作も非常になめらかに見えますね。
映像では物理演算の様子や美しい水面の表現、さらにはパララックス・オクルージョン等もしっかりと効いている様子がうかがえます。しかしこうなると早く直撮りではない映像が見たいものです。
昨日17日、gamescom 2009の開催に先駆けて行われたデベロッパーズカンファレンスにおいて、CrytekのCevat Yerli氏が「ゲーミンググラフィックスの未来」という演題で講演を行いました。
(同氏により行われたCryEngine 3のデモについてはこちらを参照下さい) (続きを読む…)
明日よりケルンで開催されるgamescom 2009に先駆けて、昨日17日にピーター・モリニュー氏やRemedy、Crytek等が集まったデベロッパーズカンファレンスが行われました。Crytekが現在開発を進めている同社初のマルチプラットフォーム対応を果たす新エンジン「CryEngine 3」ですが、同カンファレンスにおいてCrytekのCevat Yerli氏によるCryEngine 3のデモが行われ、その直撮り映像が公開されました。
この映像では、PC用の開発ツールからPS3とXbox 360にそれぞれ同種類のモニターへ出力されており、マルチプラットフォーム開発を強力に実現している様子が確認できます。
さらに映像ではCryEngine 2と同様に、Sandboxから加えた変更に対してすぐにその場で確認やプレイが可能なWYSIWYG的な機能が既に実装されている事が強くアピールされています。また、CryEngineの特徴でもあるリアルな環境光の様子や水面の表現なども非常に美しく表現されており、順調な開発状況の進み具合が伺えます。
若干フレームのかくつきやテクスチャ展開の遅れなどが見られる場面もありますが、Sandbox上からの動作ですので製品上の動作よりは高負荷なのかもしれません。しかしE3発表時のデモよりもかなり高品質になった印象を受けるこのデモ、さすがCrytekといったところでしょうか。
また、同カンファレンスでCevat Yerli氏はWiiやProject Natalに対して高い興味を示していたそうで、今後もよりコンソール機に焦点を当てた開発が進められる様子。さらに同氏からgamescomの開催中にはCrysis 2の内容も新しい物が見られるとの発言もあったようです。
新PS3の噂はE3前のリーク画像に始まり、先月にはIGNや1UPがポッドキャストで「PS3 Slimの実機が編集部にある」などとぽろりをしてしまったり、この数ヶ月世の中を大いに騒がせています。それもやっと明日に迫ったgamecon 2009におけるソニーのプレスカンファレンスで決着が付くのでしょうか。
今日、海外のいくつかの情報サイトにPDF文書が送付されてきた模様で、その中には明日のSonyのプレスカンファレンスの内容について書かれており、PS3の未発表プロダクトの存在が書かれていたとの事。リストに書かれてあるのは以下の様な物です。
・二つのPlayStation 3 TOOL
・PlayStation 3、未発表プロダクト
・PSPGo!ホワイトとブラック
・PlayStation EYE Camera
PlayStation 3 TOOLが以前から噂されているPS2互換に関するファームウェアアップデートでしょうか、未発表のプロダクトがどういったのものなのか、明日の発表が待ち遠しいところです。
但し画像では開催時間が30分ずれていたり、カンファレンスが3時間の予定となっていたりで若干古い情報の様にも見えます。そもそもこのリーク文書自体の真偽からして怪しい物ではありますので、本番前夜の最後のお祭り騒ぎとして楽しみにしておきたいと思います。
なお、ソニーのプレスカンファレンスは現時時間の火曜19:00時から行われます。
Eurogamerのドイツ版に先日掲載されたgamecom 2009の出展リストからソニーの未発表タイトルの存在が確認されました。タイトルは「Dead Nations」、水曜日のgamescomにおいて真偽の程が明らかにされます。
gamecom 2009は明後日、19日から23日までケルンにおいて開催されます。続報確認出来次第、改めてお知らせいたします。
以前お伝えしたBatman: Arkham Asylumを開発したRocksteady StudioがHitman最新作を手掛けているという噂ですが、昨日エジンバラで行われたイベントにおいてEidosの社長を務めるイアン・リビングストン氏がこの噂を直接否定、「Hitmanは常にIO Interactiveの子供であったし、これからもそうです。RocksteadyはHitmanの開発には関連しない。」と語りました。
思わぬ所から発生したこの噂でしたが、47の生存がより明確になっただけでも続編を待ち望むファンにとっては心躍る事件でした。ちょっとした浮気心でRocksteadyの47も見てみたかった気もしますが、リビングストン御大の”IO Interactive’s baby”という愛情溢れる表現に、より続編への期待が増しました!
去年突如発表されたBethesda SoftworksとDoom IIIやEnemy Territory: Quake Warsの開発で知られるデベロッパSplash Damageの提携、「BRINK」はこのコンビ初のタイトルとして期待を集めています。テキサス州のGaylord Texan Resortで開催されたQuakeCon 2009において開発チーフのPaul Wedgwood氏が登壇、初めてパブリックなデモを発表しました。 (続きを読む…)
1963年に出版されたモーリス・センダックの絵本「Where the Wild Things Are」(邦題:かいじゅうたちのいるところ)、小さい頃手にとって読んだ方も多いのではないでしょうか。今年に入ってスパイク・ジョーンズ監督の手により愛情たっぷりに再現された映画化で、再び話題を集めています。映画化と併せてゲーム化も決定していましたが、とうとう映像が登場!かいじゅう達とマックスの可愛らしいこと!
ゲーム版Where the Wild Things Areは映画公開に合わせて10月に発売、プラットフォームはDS、Wii、PS3、Xbox 360となっています。今回は下に映画のトレイラーもご紹介しておきます。早くかいじゅうたちに会いたい!
もう待ちわびすぎて首が伸びきりそうなファン待望のGod of War 3、今月19日から23日にかけてケルンで行われるヨーロッパ最大のゲームショーgamescom向けのトレイラーが登場しました。
以前発表されたトレイラーの拡張版といった趣の映像ですが、かなり大幅なボリュームアップがされており、なんというか……待っててよかった!としか言いようのない大迫力の映像に仕上がっています。
しかしあいかわらずクレイトス様は酷い暴れようで、あまりの凄さに思わず笑ってしまいました。いよいよ開催が目前に迫ってきたgamescom、今から楽しみでしょうがありません。
QuakeCon 2009において素晴らしいトレイラーも公開され、とうとうその姿を現し始めたRAGE、会場ではプレイアブルなデモも出展され、各メディアのファーストプレビューが出そろいました。
今回展示されたデモは1~2時間程度のボリュームで、導入からFPSでの戦闘、バギーでの移動やカスタマイズに町で参加可能なバギーレース、そして”Mutant Bash TV”と呼ばれるテレビ局が運営する闘技場の様なアトラクションまで、かなりのボリュームが盛り込まれた内容になっています。
今回は気になるあれやこれを一気にまとめてお届け!ストーリーや序盤のネタバレを多く含みますので閲覧にはくれぐれもご注意ください。 (続きを読む…)
[ Bethesdaは未発表の大作を開発中、TES 5はまだ計画が無く、TES MMOは機会を伺っている様子。そしてFalloutシリーズについては大きな発表はありませんでした。 ]
テキサス州のGaylord Texan Resortで開催中のQuakeCon 2009、今日はFallout 3のプロデューサーを務めたTodd Howard氏による基調講演が行われました。同氏はBethesdaの親会社であるZeniMaxがid softwareを買収したことにより、今年のQuakeConが初めての登壇となります。
まずBethesdaとid softwareがお互いにPC向けのタイトル開発に始まり、ゆっくりとマルチプラットフォームへ移行している事が非常によく似ていると親和性をアピール、Fallout 3の開発時におけるディレクションや開発プロセスについてスライド資料を交えて説明。聴衆から質問も受けましたが、未発表の大作に取り組んでいる事は明らかにしたものの、詳細についての話はしませんでした。
また現在はThe Elder Scrolls 5の計画はないとの事、そして以前より噂の絶えなかったThe Elder ScrollsシリーズをベースにしたMMOについては「機会は常にある」と発言。やはりMMO化を視野にいれた準備は進められている様子。
気になる Falloutシリーズについても続編の話題には触れられず、既にフランチャイズタイトルとして発表済みで来年リリース予定のFallout:New Vegasについても詳細は話されませんでした。さらに改めてFallout 3のDLCは先日リリースされたDLC第5弾Mothership Zetaで終了と発言しました。
あまり前向きな新情報が得られなかったのが残念ですが、TESとFalloutシリーズ以外の大作に取り組んでいるのだとしたら、それは興味深い所ではあります。
今冬発売に向けてLost Planet 2を開発中のカプコンがXbox 360用にプレイアブルデモを8月19日から、ゴールドメンバーシップ会員向けに配信する事が明らかになりました。シルバー会員については8月26日からプレイ可能となります。
デモは4人プレイが可能なCo-opモードで巨大AK戦も用意されているとの事。残念ながらPS3版のデモリリースについては詳細な日程が明らかにされていません。
近頃は色んな手の込んだ物がよく見受けるようになったキャラ弁、今日ご紹介するのはAnnaさんが作ったPortal弁当!コンパニオンキューブおにぎりにアパーチャ・サイエンス社おにぎり!タレットたまごにケーキ肉!!!
QuakeCon 2009でのJohn Carmack氏の基調講演、先ほどお伝えした前編ではidの体制や今後の取り組みについて、iPhone編ではモバイル市場への強い意気込みを見せたJohn Carmack氏、後編ではいよいよ新トレイラーで世界中の度肝を抜いた注目のRAGEについて話が及びます。
まず先月同氏が発言して大きな議論を呼んでしまった、RAGEのPS3とXBOX 360に関するフレームレートの差についての問題に触れ、「PS3は大きなパワーを持っており、XBOX 360はプログラムがしやすい」と両プラットフォームの特徴を簡単に話しました。その上でSONYファンが怒るであろう事は知っていたが、今はコンソール機に以前よりもずっと親密に接していると、両コンソールに対して注力している事を説明しています。
さらに自戒をこめてか、XBOX 360への実装では巨大テクスチャのストリーミングや取り回し等で、かなりの余分な拡張作業が必要だったと言葉を加えています。
さらに話はWiiについても及び、モーションセンサー技術を賞賛、id softwareのタイトルがWii上に無い事を残念だと語りました。モーション認識等の近未来的な技術について大きく興味があるようで、例としてMITメディアラボが研究を進めているSixth Sense テクノロジーの技術デモ映像を再生しました。
これらを踏まえて同氏は「つまるところ、目指すのはライトセーバーです」との事。元々3D映像技術のフロンティアであるCarmack氏、彼の興味の対象はすでにこういう未来に向いているのかもしれません。併せて近年力を注いでいた宇宙開発ベンチャーにも言及、ZeniMaxによる買収以来、ゲーム開発に力を入れている事を伝えるように強いられている様に感じると不満を述べています。(確かに買収後、突然同氏の発言やインタビューが多くなりました)
こういった次世代テクノロジーの発展に重ねて、新エンジンであるid Tech 5の話題に戻ります。id Tech 5の大きな特徴として上げられているのがテクスチャの仮想化による効率化ですが、同氏はこの次のステップはジオメトリの仮想化だろうと予想しています。現在のゲーム開発のほとんどは高解像なハイレゾモデルがあり、その後にリデュース処理などを経てローポリモデルが生成されます。同氏によるとローポリモデルの生成はいずれ無くなるだろうとの事。
RAGEの開発では現実的にはまだエンジニアとアーティストの間での戦いが多く、現場ではpre-computed lighting(原文まま、テクスチャへのライトマップやアンビエント・オクルージョン等の焼き込みかと思われます)によって開発がスムースに進められたとの事。
同氏は先月のFPS差発言でも明らかなように、新エンジンの出力パフォーマンスを注視しています。中でも新エンジンで力を入れているのはマルチコアやマルチスレッドなCPUにおける効率的な並列処理で、SIGGRAPH 2009で発表したid Tech 5の技術資料でも触れていたレンダリング過程における各処理の反応時間などにも言及、ゲーム開発は既にハードウェアの物理的な壁に到達しているとの見解を併せ、並列処理を加速するために各処理ステップ以外のテクスチャや垂直同期などの部分でもパフォーマンスを上げるための枠が残されていると話しています。
さらにマウスとキーボードが未だにFPSの最も正確なコントロール方法であると発言。(どうもゲーミング関係のサプライにも手を出しているのでしょうか……)
最後にATIやNvidiaのようなハードウェアメーカーの継続的な発展がPCグラフィックをリードするだろうと発言、それこそが次世代コンソールの新しい姿だろうと、今年の基調講演を締めました。
いかにもJohn Carmack氏らしいリップサービスの薄いコアな基調講演であったと言えるでしょうか。このまま一先ず宇宙等は休んでいただいて、ぜひゲーム技術を牽引していって欲しいと願います。
画像は韓国の東海市で行われた世界砂彫刻チャンピオンシップに出展された物で、Sony Computer Entertainment Koreaがマーケティングの一環として作成した物です。
クオリティ高い!!高いんだけど……誰得!?的に何か腑に落ちないところへ、お姉さん達の笑顔を横に荘厳にそびえ立つPS3本体!色々バランスがいい感じの素敵写真に出来上がっています。
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