先月10日に行われたActivision BlizzardのカンファレンスコールにてBlizzardのボスMike Morhaime氏が「Diablo III」のベータテストを2011年7月から9月の間に開始する予定であることを明言しましたが、7月26日にDiablo III最新ビルドのハンズオンイベントが開催されることが判明、このイベントのNDA解禁が8月2日となっていることから、これ以前のベータ開始は行われないのではと話題になっています。
今回はこのベータ開始の予想に関する情報に加え、Tier Itemの新情報、兼ねてから噂されているコンソール対応について新しい開発者の募集が行われているニュースをまとめてお知らせいたします。
先日から公式サイトにて傭兵システム“Followers”に続いてキャラクターのスキルをカスタマイズ可能にする“Runestone”システムが発表された「Diablo III」ですが、これを受けて公式フォーラムにて様々な質疑応答が行われ、本作のコミュニティマネジャーを務めるBlizzardのMicah Whiple氏(※ フォーラムのハンドル名は“Bashiok”)がいくつか新しい情報を明らかにしました。
Whiple氏はベータ開始と共に公式サイトがStarCraft IIやWorld of Warcraftの様なコミュニティサイトにリニューアルされることや、今後さらに新しいシステムに関する告知が行われる可能性があることなどに加え、昨年のBlizzCon会場にて発表されたチャーム(インベントリ内に所有しているだけで効果を持つDiablo IIに登場したアイテム)をリニューアルした新システム“Talisman”の採用を取りやめたことを明らかにしました。
この“Talisman”システムはプレイ時間と共に成長する機能を持ち、専用のインベントリも用意される割と大きめの新要素でしたが、Whiple氏はこの決定がフィードバックとプレイテストに基づいたものだと説明しており、クールなアイデアで深い設計と野心的な内容だったものの、ゲームデザインにおいてシンプルさを優先する目的のために冗長なものになってしまったと発言しています。
しかしWhiple氏はこのクールな新機能は非常に好ましいもので、より調整を加えてリリース後に別の形で実現を見るかもしれないと示唆しています。
Blizzard内部からのリーク情報としてルーンワードの廃止も噂されるDiablo IIIですが、今回のTalisman廃止の決定もDiablo IIIが如何に大きな変化を迎えるタイトルであるかを如実に現している事象とも考えられます。今後予定されているベータテストでは一体どんな姿を見せるのか、今から非常に楽しみです。
ベータテストも7月から9月の間に開催されることが明らかになった「Diablo III」、先日は新たに刷新された傭兵システム“Followers”の詳細も発表され、いよいよ具体的な姿を見せ始めた本作ですが、本日新たにキャラクターのカスタマイズを可能にするRunestoneシステムの情報が公式サイトで公開、昨年のBlizzCon 2010で発表された情報とほぼ同等ながら、各クラス別にスキルの変化が実際に確認できる新しい映像と効果の詳細が改めて発表されました。
今作におけるルーンストーンはCrimson、Indigo、Obsidian、Golden、Alabasterの5種類が用意されており、それぞれが各種スキルに特別な効果を付加し、種類は5種類ながら、それぞれのルーンストーンにはGem同様ランクが存在、上位ランクのルーンストーンほど得られる効果も強力になります。
また、ルーンストーンの利用は装備品への埋め込みでは無く、スキルウインドウから任意のスキルに当てはめることで利用でき、20種類を超えるクラス別スキルの中から7種類のスキルに対して異なるルーンストーンを適用することが可能となっています。以下、各クラスの代表的なスキルにおけるルーンストーン別の変化を動画と併せてご紹介します。
先日、動画が発見され存在が明らかになった「Diablo III」の新しい傭兵システム“Followers”ですが、昨日遂に公式サイトが“Followers”に関する解説ページを公開、前作の傭兵システムから大幅に進化したディテールが明らかになりました。
Diablo IIIに登場する“Followers”は3種(※ 前作では4タイプから選択)で、様々な名前が用意されていた前作に比べ、それぞれが物語と目的、そして戦うことの理由を持った1人のキャラクターとして、これまでの所謂ペット的なポジションでは無く、プレイヤーの物語により深く絡む重要なキャラクターとして登場することになりました。
プレイヤーは一度に“Followers”の1人を伴うことが可能で、彼らはそれぞれのプレイスタイルとクラス、特有のエリアに関する専門知識を持っています。(例:Enchantressは敵の攻撃を反らす幻覚を作りだし、Templarは敵を恐怖に陥れるスローの能力、Scoundrelは敵を混乱させる火薬を使用出来る)
また、彼らは様々なアイテムや武器を装備することが可能で、“Followers”クラス専用の装備も存在しているとのこと。なお、今作で登場する“Followers”は次の様な特徴を持つ3人となっています。
先日遂にベータテストの開始が7月から9月の間に行われると報じられたBlizzardの超本命タイトル「Diablo III」ですが、昨晩今作における傭兵システムの新しい映像がリーク、“Follower System”と名を変え、3タイプのキャラクターが登場することが明らかになり、真偽の程に注目が集まっていましたが、先ほどBlizzardからプレスリリースが発行されたとのことで、まもなく詳細な内容が発表されるのではないでしょうか。
映像からは“Follower System”に関する以下の様な内容が窺えます。
- Enchantress:バフやデバフ、クラウドコントロール持ちの魔法サポートタイプ
- Scoundrel:クロスボウ装備の火力型
- Templar:盾装備可能でヒールやチャージ、挑発などが可能な近接タイプ
- 各キャラクターには独自スキルが5レベル毎に3種類ずつ用意
- 装備は武器/ネックレス/指輪の2種に、ロックされたスロットが1種
現在Activisionのカンファレンスコールがまさに行われている最中ですが、その電話会議中にBlizzardのボスMike Morhaime氏が「Diablo III」について言及、以前から話題となっていたベータテストが2011年Q3(7月から9月)に行う予定だと発言しました。
また、Thomas Tippl氏が2012年にBlizzardタイトルを2本リリースすると発言、Diablo IIIを今年リリースすることは難しいと明らかにしています。
6月のE3を皮切りに今年も始まる各種巨大ゲームイベントにてリリーススケジュールやベータテストに関する続報の登場に期待が集まるBlizzardの新作「Diablo III」ですが、5月9日に開催されるActivision BlizzardのQ1会計報告を行うカンファレンスコールにてDiablo IIIのベータテストに関する新情報が明らかになると注目を集めています。
これは2010年第4四半期のカンファレンスコールにてBlizzardのCEOを務めるMike Morhaime氏が予告していたもので、Morhaime氏は2月9日のQ4報告にてDiablo IIIの開発が上手く進んでいるとアピールし、次回の会計報告にてDiablo IIIの来るベータテストに関する幾つかの新情報を共有できることを楽しみにしていると発言しています。
先日から靴屋など新Artisanに関する情報がちらほらと明らかになっており、新ビルドの動きが活性化している模様で、いよいよ具体的なリリースへの足がかりが見られるようになるか、続報に期待!です。
昨年の10月に開催されたBlizzConで遂に発表された「Diablo III」最終クラス”Demon Hunter”、見た目は所謂弓クラスのキャラクターですが、トラップとグレネードにダッシュなど、トリッキーなスキルも多数用意されており、前作に登場したアサシンの遺伝子も感じられるキャラクターとなっている事が明らかになっていました。
以降、具体的な新情報が比較的途絶えていたDiablo IIIですが、先ほどEurogamerが遂に”Demon Hunter”の男性デザインを独占的に公開、これで全クラスの男女が揃った運びとなりました。
登場した男性”Demon Hunter”はダークなムードを漂わすデザインで、シニアデザイナーのJason Bender氏は彼が本作に登場するキャラクター達の中で最もスマートで都会的なデザインだと述べ、現代的な感受性をもったキャラクターとしてナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナーをイメージしたと明かしています。
Eurogamerには不自然に解像度の低い、映像をキャプチャーしたと思われるスクリーンショットも掲載されており、プレイ映像の登場にも期待が高まります。
ハック&スラッシュRPGの代名詞として今も君臨するDiabloシリーズ、最新作として期待を集める「Diablo III」の最終クラスもついに発表され、様々なカスタマイズや新要素の膨大な情報はジャンル事態を刷新する様な内容で、正統進化という言葉には全く収まらないBlizzardらしいタイトルを予感させます。
今作ではさらにチームベースのPvPシステムが導入される事が発表され、e-Sportsを強く意識したアグレッシブな内容はキャラクタービルドにも大きな影響を与える物とも言え、今後の大きな注目要素の1つとなりそうです。そんなPvPシステムについてBlizzardのシニアディレクターを務めるJason Bender氏が言及、Diablo IIIのPvPがCall of Dutyスタイルのゲーム進行を持つと語りました。
Bender氏はDiablo IIIの対戦が”楽しい物”であって欲しいと考えていると述べ、その為に対戦ゲームの雄であるCoDが持つシステムがPvPモードの各所に適用されたと発言、その理由として”プレイヤーが正しい理由の元でPvPをプレイして欲しい”事を挙げています。
さらに、Bender氏はDiabloが本質的にPvE(※ プレイヤーvs敵)のゲームで、協力プレイやアイテム収集の楽しみが強く存在していると明言した上で、PvPを本来好きではないプレイヤーがアイテムを得る為にPvPをプレイせざる得ない不幸な状況を例に挙げ、PvPモードを良いアイテムを得る為の場所にしたくないと伝えています。
そして氏はDiablo IIIのPvPを心から楽しみ、キャラクターの強さを自慢する様な場所として作り上げたいと、新モードの目指す先を明らかにしました。
さらにJason Bender氏はこれまでも何度か噂に上ってきたDiablo IIIのコンソール対応についても言及しています。
「私はDiablo IIIがコンソールに適するタイトルだと考えている」と語った氏は、現在開発が目の前のPC版に注力している事を明言した上で、コンソール対応が進行中の問題である事を述べ、個人的な見解としてBlizzardの全てのスタッフがDiablo IIIをコンソールに対応させたいと考えていると確信していると発言しています。
ちなみに初代DiabloはElectronic ArtsによりPlayStationに移植されましたが、前作Diablo IIのコンソール対応は行われていません。ついにBlizzardが本格的にコンソール進出を果たすことになるか、今後の動向に注目です。
いよいよ最終クラス”Demon Hunter”の存在も明らかになり、本格的なPvPシステムの実装や予想をはるかに超えるルーンのカスタマイズ性など、今年のBlizzConを熱狂させた「Diablo III」ですが、イベント2日目にはQ&Aセッションや大量の新要素から個別にスポットが当てられたパネルなども行われ、膨大な新情報が続々と登場しています。
そんな中から、まずは最終クラス”Demon Hunter”のスキル等に関するまとめと、Barbarian、Witch Doctor、Monk、Wizardに追加された新スキル、その他新要素であるTraitsやTalismanについてご紹介します。
“Demon Hunter”は遠距離攻撃を得意とする所謂”弓クラス”キャラクターですが、トラップとグレネードを多用し、ダッシュ移動によるスキルも存在しており、プレイ映像からは立ち回りが重要なテクニカルで戦略的なプレイスタイルが実現されているクラスと見受けられます。
Demon Hunterが使用するスキルで現在判明している物には以下の様な物が存在します。
- Bola Shot:先端に鉄球のついた爆発性の投げ縄を投げ、爆発前に攻撃対象の首を絞めスタンさせる
- Spike Traps:従来通りの設置型トラップで、Demon Hunterをよりテクニカルなクラスに
- Grenades:物理演算も導入されている本作において、Demon Hunterの使用するグレネードは壁やコーナー等で現実的なはね返りを行うので、Demon Hunterのプレイには地形が大きな影響を及ぼす
- Vault:VaultはSC2のストーカーやWoWのMage等にもしばしば見られる瞬間的な移動スキルで、プレイ映像でも位置取りや炎の壁を回避するなど多用されている
- Multishot:Diablo 2から再び登場した弓によるマルチショット
今回のBlizzConでもどうやら各クラスにおけるマナリソースの詳細は明らかにされなかった模様ですが、既存の4クラスについては新スキルが登場し映像でその効果などが紹介されました。各クラスの詳細は以下。
- Barbarian新スキル”Ancient Spear“:これはBarbarian用の遠距離攻撃スキルで、解説映像では敵を引き寄せる動作も登場、Furyシステム(より多くのモンスターを倒す事でゲージを得る)をより有効に活用する為の物にも見受けられます
- Wizard新スキル”Meteor“:こちらもDiablo 2から復活、典型的なエリア攻撃スキル
- Witch Doctor新スキル”Spirit Walk“:Witch Doctor用の移動スキル、本体を不可視状態となる物でテレポート移動とは違う物に、回避や偵察に有効か
- Monk新スキル”Wave of Light“:鐘的な何かを召還して殴り中距離攻撃を行う謎スキル、他スキル同様コンボへの組み込みが可能だが、附加効果等については詳細不明
これまでパッシブ(取得するだけで効果を発揮するような受動的)スキルとアクティブスキルはまとめて扱われていましたが、Diablo IIIではこれらの2つを分離、全てのパッシブスキルは”Traits”にまとめられクラスそれぞれ独自のセットを持つ事になります。
Jay Wilson氏は各クラスに30種前後の”Traits”を用意する予定である旨を発言しており、例としてBarbarianのFuryスキルの継続時間を延長する”Inner Rage”Traitや、Wizardの防御能力を高める”Prismatic Cloak”Traitが紹介されています。
Diablo 2にも登場したチャームが新たに”Talisman”として再登場、今回は専用のインベントリが用意され、通常のインベントリを消費する事は無くなっています。さらにTalismanはレベルや装備品とは違うフォームが用意されており、プレイ時間によりステータスが成長するとの事。
会場ではアイテムクラフトに深く関連するArtisanシステムについても新情報が登場、ソケットや修理、識別に関する詳細が明らかにされていますが、その中でお馴染みのジェムも登場、なんとDiablo IIIでは14レベルも用意されている事が明らかになりました……気が遠い。
なお、前作までの様にプレイヤー自身が合成出来るのはレベル5までで、それ以降はJeweler(NPCの宝石商)を利用する必要がある事が明らかになっています。
今年も大盛況の内に閉幕したBlizzCon 2010、今年はいよいよ「Diablo III」が現実的な姿を見せ始め、最終クラスも発表、PvPアリーナの実装やルーンの詳細、この他にも既存クラスの情報なども大量に登場しており、こちらは改めてお知らせします。
そんな中、ディレクターを務めるJay Wilson氏がDiablo IIIのベータテストについて言及、まずは少数のBlizzardの友人やファミリーを対象にしたベータテストを行い(※ 恐らく今年5月に開催されたWorld of Warcraft: Cataclysmの”Friends & Family Alphaテスト”的な物では無いかと思われます)、その後ある次期に一般向けのベータテストを行う予定であるとの事。
またWilson氏はDiablo IIIのリリース時にMODの公式サポートは行わない旨を併せて明らかにしています。
現在開催中のBlizzCon 2010にて、これまで具体的な情報が少なかった「Diablo III」のルーンシステムの詳細が発表、先ほどお伝えしたルーンによる膨大なビルドカスタマイズがどのようなシステムにより実現される物なのか、その一部が垣間見られる映像が公開されています。
映像から判明した情報は以下の様になっています。
- クラス当たりのビルドバリエーションは968億8696万9344種類
- ステータスよりもルーンが重要
- ルーンはCrimson、Indigo、Obsidian、Golden、Alabasterの5種類により構成され、スキルのカスタマイズが可能になる。以下はその一例
- Crimson:ファイアーダメージ
- Indigo:攻撃スピードの増加
- Obsidian:敵へのスロー効果
- Golden:マナリカバリ
- Alabaster:詳細不明、映像では敵に蛇がまとわりついている様に見えます
■ BarbarianのWeapon Throwスキルを使用した際のルーンによる変化
- Crimson:ダメージ増加
- Indigo:跳弾
- Obsidian:ターゲットをスタン
- Golden:死体投げ
- Alabaster:ターゲットを混乱
■ WizardのHydraスキルを使用した際のルーンによる変化
- Crimson:凍結効果
- Indigo:チェインライトニング
- Obsidian:酸攻撃
- Golden:ファイアーウォール
- Alabaster:Arcane
■ Witch DoctorのPlague of Toadsスキルを使用した際のルーンによる変化
- Crimson:ファイアーダメージ
- Indigo:カエル達によるレイン攻撃
- Obsidian:巨大カエル(モンスターを捕食)
- Golden:マナコスト減
- Alabaster:盲目効果を持つガス
■ ルーンのランクについて
- 各ルーンには7つのランクが用意されている
- ノーマル難度に登場するのは”Stone”ルーンで、ランクは1~3
- ナイトメア難度は”Silver”ルーン、ランクは4と5
- ヘル難度は”Gold”ルーン、ランクは6と7
- ランクが高くなるほどよりクレイジーな効果が発揮される
- 例:ルーン装備無しの状態で同時攻撃数1の遠距離攻撃が”Indigo”ランク1を装備すると射出数は2に、ランク7になると同時攻撃数は大量に
「Diablo III」のニュースが続きますが、Chris Metzen氏がキーノートにてDiablo IIIの各クラスのビルドについて発言、まだ具体的な情報が登場していないルーンシステムに言及、これにより1クラス当たりのビルドが970億種類のバリエーションを持つと発言しました。なんとチャームやアーマー、Trait等を加味せずにこれだけのバリエーションが存在している事を加えています。
この他、先ほどお知らせしたPvPアリーナや新クラスのDemon Hunterに関する情報も登場、詳細は以下からご確認下さい。
- Demon Hunterはこれまでのクラス同様に男女両方が利用可能だが、男性バージョンはまだ明らかにされない。
- Demon Hunterはdual-wieldを利用可能なただ1つのキャラクタークラス
- Demon Hunterはトラップとグレネードを頻繁に利用、グレネードは壁やその他の物体表面でバウンドする
- Diablo IIIのルーンシステムにより1クラス当たりのビルドは970億種に達する、これにはチャームやアーマー、Traitを計算に入れていない
- その結果、全てのキャラクタークラスに完全なバランス調整を行う事は基本的に不可能。その為にPvPアリーナはチーム戦に基づく物となった
- PvPアリーナではTrait、アビリティー、ルーン、アーマー、武器など全てが利用可能になるだろう
- Blizzardはダウンタイムやクラウドコントロールに対立する物として、PvPデザインの為にカウンターに焦点を当てている
- プレイヤーはPvPにより、タイトル、業績といったアンロック要素を解放する事が出来る
さらに「Diablo III」のニュースが続きますが、先ほど行われた基調講演の中でBlizzardのChris Metzen氏がDiablo IIIにPvPアリーナの登場をアナウンス。映像も公開され、1vs1を始めチーム戦やランク制も有するe-Sportsを強く意識した本格的な対戦システムが登場する事が明らかになりました。
なお、PvPアリーナはDiablo IIIのマップなどに見られる自動生成の物では無く、全てユニークなマップが用意され、地形的な特徴を擁したマップが多く登場するとの事。また、PvPアリーナでの勝利はプレイヤーにポイントをもたらし、ひいては実績や様々なボーナスに利用可能となります。
Chris Metzen氏はDiabloシリーズにはPvPの深い歴史があると発言、Diablo IIIではこれをさらに深く、体系化された熱狂的なプレイが楽しめる物に向かうと述べ、シングルプレイやCo-opプレイの中で育てたキャラクターの全てのスキルやアイテムなどが使用可能な事を明かしています。
Metzen氏は今作のPvPがシングルプレイの様に新しい武器や防具を得る為の理想的な場所では無いと明言し、しかしPvPの報酬はさらに純粋な物だと発言、PvPのランクマッチで得られるポイントを利用したマルチプレイ用の業績やタイトルなど多くの報酬が用意されている旨を語っています。
とうとう本格的な対人戦を盛り込んできたDiablo III、これまで以上に熱い耳狩りが繰り広げられるのかと思うと、高まる期待はもはや最高潮に達したとも言えそうです。
いよいよ始まった今年のBlizzCon、先ほど開催された開会式にてBlizzardのChris metzen氏が世界中のファンが待ちかねる「Diablo III」の最終クラスをついに発表、事前情報通り弓職の”Demon Hunter”が登場しました。これでDiablo IIIのプレアブルクラスBarbarian、Witch Doctor、Monk、Wizardに加えて5クラス全てが揃った事になります。
“Demon Hunter”はトレーラーにも描かれている通りメイン武器としてクロスボウを使用し、スキルには爆発性の投げ縄、スローナイフ、グレネード等が用意されています。さらに今回唯一のdual-wield可能なクラスでもあり、どうやらトラップの使用も特色となる模様です。
“Starcraft II”で素晴らしい成功を収めたBlizzardですが、やはりBlizzardと言えばDiablo!と大本命タイトルの1つとして登場を待ち望んでいるプレイヤーも多い「Diablo III」、10月22日と23日に開催される今年のBlizzconもいつの間にか開催まで1ヶ月と迫り、いよいよ明らかにされるであろうDiablo IIIの最終クラスに期待が集まっています。
そんな中、公式フォーラムにてBlizzardがDiablo IIIのレベルキャップについて明言、前作で99だったレベルキャップが60に引き下げられる事が明らかになりました。
Blizzardは沢山のレベルキャップを設定して調整を進めてきた中で、スキル等を含むプレイヤーの成長ペースや、アイテムの入手、バランス等を考慮すると数値だけの高いレベルに設定する必要性が無いと判断、最終的に60レベルが上限として決定された旨を明らかにしています。
また、当然XPの成長曲線はこれに合わせた調整がされているとの事で、Diablo IIでの60レベルに必要なプレイ時間とDiablo IIIで60レベルに要する時間は全く違う物である事が明言されており、前作の99レベルのキャラクターに比べて、今作の60レベルキャラクターが強力で無いという比較が成立しない事を強調しています。
さらに、BlizzardはDiablo IIIを前作よりも長くプレイされるタイトルになるよう開発を進めている事を強調し、前作ではさほど意味の無かった80レベル帯以上の上限よりも、強力で威厳のある60レベルを選択すると明言、今作でのレベルアップはキャラクターの強化が顕著に感じられる意義深い物になっていると自信を見せています。
世界中のファンが続報を待ちわびている「Diablo III」、これまでに登場している事前情報では、前作までのマナに相当する各クラスのエネルギーリソースがクラス別に全く違ったシステムで用意される事が明らかになっています。さらに伝統とも言えるポーションがぶ飲みプレイにも大きく手が入れられ、ポーションは高価でレアになると共に、長いクールタイムが用意され、これまでとは全く違うプレイ性になりそうな事が予感に満ちています。
モンクなどクラススキルで回復可能なクラスが存在する事もこれまでに明らかにされていましたが、ポーションの扱いが大きく変更される事をどのように調整するのか、ようやく具体的な情報が明らかになってきました。
これは公式サイトにて発表された物で、ボス戦での体力管理に上述のポーション制限の代替物となる”health globe”(上図に登場している赤い球体)が登場、これを得る事で体力の回復が可能となりポーションの使用を制限しながら、よりボス戦を戦略的な物にするという物です。
これが適用されるのはランダム生成されるチャンピオンやレアMobと共に、スクリプト制御のボス戦等でも利用されるとの事で、スクリプトの例として、ボスが召還する手下の群れがhealth globeをドロップするケースや、ボス戦マップにhealth globeが隠されているケースなどが例として示されています。また、health globeはヘルスに対する%回復が行われる物で、回復率の違う複数のhealth globeが存在する事が明らかにされています。
gamescomでは前作のキューブに変わる生産・合成システムとなる専門NPCによる”Artisan”システムが発表され、Artisan自体にも成長要素が盛り込まれるなど、具体的なプレイ要素が少しずつ明かされつつあるDiablo III、来るBlizzconでは弓職とも噂される最後のクラス発表も控えており、2011年内リリースの目標に向け続報の登場に期待が高まります。
先月初めに登場したモンクの女性キャラクター以降、本サイトでは残りの女性キャラに加えWizardの男性キャラクターも登場し、女性Witch Doctorを残すのみとなっていましたが、本日いよいよ女性Witch Doctorが公式サイトで公開されました。既存キャラの締めを務めるだけあり、素晴らしいキャラクターデザインに仕上がっています。
公式サイトではスキル解説の動画なども紹介されており、いかにもジャングルの妖術師らしい毒系の能力を使いこなす様子が納められています。
各クラスで刷新されるリソースシステムやリリース時期など、まだまだ不明点が多いDiablo IIIですが、最も大きな物として最後の1クラスの存在がまだ明らかにされていません。これについては今年のBlizzconまでおあずけと予想されており、手にとってプレイを楽しめるまでにはまだまだ長い時間が掛かりそうです。
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