本家開発者達によるシリーズ新作としてFalloutファンの期待を一心に集める「Fallout: New Vegas」ですが、Strategy InformerがObsidian Entertainmentのディレクタ兼デザイナーのJosh Sawyer氏に行ったインタビューから、本作の開発がいよいよ完了し、ソニーとマイクロソフトへ提出する認可用のデータを準備する為にフレームレートの調整と幾つかのバグfixを残すのみである事が明らかにされました。
なお、インタビューではObsidianが旧シリーズを開発したBlack Isle Studioのスタッフから構成されている事や、Josh Sawyer氏自身がその一人である事、フランチャイズの権利に関する事などに触れられており、Obsidianが今後もFalloutシリーズを作り続けたいとの明確な意志を語っています。
豪華なボイスアクター陣にも期待が高まるFallout: New Vegasのリリースは北米で10月19日、ヨーロッパでは10月22日、日本語版は11月4日、対応プラットフォームはXbox 360とPC、PS3となっています。
以前「Fallout 3」のレーザーライフルAER9を圧倒的なクオリティで仕上げ注目を集めたCitizenSnips氏の新しい作品”A3-21プラズマライフル”が完成、先日Flickerにて公開されました。もう開いた口が塞がらないとんでもないクオリティになっている事がその佇まいから滲み出ています。ものすごい……。
さらに昨日、氏の次回作が明らかになり、次はなんとPortalのタレット君が立体化される事が明らかになりました。このクオリティでタレットが完成した日には萌え死んでしまうかもしらん。こちらも完成すれば改めてお知らせいたしますので、続報お楽しみに!プラズマライフルの鬼ディテールは続きから、たっぷりとお楽しみ下さい。
10月19日の北米リリースがいよいよ近づいて来た「Fallout: New Vegas」ですが、今作では前作Fallout 3の第3弾DLC”Broken Steel”で実現されたエンディング以降のフリープレイ機能が搭載されない事が明らかになりました。
本作のディレクターを務めるJosh Sawyer氏によると、Obsidianの開発では多様なエンディングに多くの労力を費やしたそうで、かなりのバリエーションが用意されている事を語った上で、そちらに専念するあまり新しい機能を実装出来なかったと語っています。
また氏はObsidianがエンディングを決定的な物にしたいと考えている事を述べ、エンディング後のフリープレイへと取り組む声がスタジオ内で上がったものの、エンディングそのものに起こる事が優先され、プライオリティが下がった事を明かしています。PC版では前作でもDLC等の展開の登場を待たずしてMODを利用したフリープレイが可能でしたが、コンソール版は今後のDLC展開でサポートされる事になるか、リリース後に期待といった所でしょうか。
Obsidianが開発を手掛けるシリーズ最新作「Fallout: New Vegas」、いきさつは複雑ではあるもののシリーズ本家の開発者達によるタイトルとして大きな期待を集める注目タイトルの1つです。先日はレーティング審査において本作に5時間のカットシーンが存在する事が明らかになりましたが、昨日USA TODAYが本作の豪華なボイスキャストを明らかにしました。
ボイスアクターには90年代に一世を風靡したTVドラマフレンズのマシュー・ペリー始め、当サイトではお馴染みのフェリシア・デイ嬢!さらにはヘルボーイで知られFalloutシリーズでもお馴染みのロン・パールマン、そしてブレイドで老ハンター”ウィスラー”を演じたクリス・クリストファーソン!
さらに……あのグラインドハウスからスピンオフしたロバート・ロドリゲス監督によるまさかのスピンオフ映画「マチェーテ」の主役を演じるダニー・トレホが!と、もう一部のマニアが歓喜!の恐ろしく豪華な顔ぶれとなっています。
なお、マシュー・ペリーが演じるのは本作で敵として復活する事となったGecko達のボスとの事で、口先上手な犯罪者役との事。
ダニー・トレホはなんとコンパニオンとして登場するグール”Raul the Ghoul”を演じ、さらにメカニックや農民などいくつかの役も兼任している模様です。ダニー・トレホのグール役楽しみすぎる……という事で豪華キャストのリストは以下からご確認下さい。
- ウェイン・ニュートン(ミスター・ラスベガスと評される人気歌手)
- マシュー・ペリー:TVドラマ”フレンズ”で主演)
Gecko達のボス、タフではない口先三寸の犯罪者、悪漢というよりも無慈悲な現実主義者- ザカリー・レヴィ(TVドラマ”Chuck”の主役)
分析好きで用心深い人物で、アポカリプスに関与したメンバーの1人- フェリシア・デイ(The Guildの主役)
コンパニオンの1人でBrotherhood of Steelの書記を務める”Veronica”- ダニー・トレホ(フロム・ダスク・ティル・ドーン、マチェーテ)
コンパニオンの1人、グールの”Raul the Ghoul”- ロン・パールマン(ヘルボーイ)
引き続きナレーションを担当- クリス・クリストファーソン(ブレイド)
Chief Hanlonを演じる- ルネ・オーベルジョノワ(スタートレック:ディープ・スペース・ナイン)
謎の人物Mr. House- マイケル・ドーン(スタートレックのウォーフ役)
Fallout 2に登場した知性的なスーパーミュータントMarcusを演じる- ジョン・ドーマン(ミスティック・リバー)
今作の有力な勢力の1つCaesar’s LegionのリーダーCaesar役- ウィリアム・サドラー(ショーシャンクの空に)
トレイラーでも見られたカウボーイキャラクターのロボット”Victor”
Obsidianが開発を進めているシリーズ最新作「Fallout: New Vegas」がイギリスのレーティング機関BBFCにおいて18歳以上対象として審査を通過した事が明らかになりました。
BBFCの説明には血を含む強い暴力表現や性的な表現が存在する事が記されており、興味深い事にカットシーンが5時間である事が記されています。これは11時間のカットシーンが存在した前作Fallout 3に比べかなり短い物で、この差がゲームデザインにどう影響を及ぼしているか気になる所です。なお、Bethesdaは過去にNew VegasがFallout 3よりも売れるだろうと発言しています。
Fallout: New Vegasのリリースは北米で10月19日、ヨーロッパでは10月22日、日本語版は11月4日、対応プラットフォームはXbox 360とPC、PS3となっています。
先ほどはパブリッシャー的な意味の本家InterplayによるMMOタイトル”Fallout Online”の新情報をお届けしましたが、こちらも限りなく本家に近い分家と呼んで差し支え無いObsidianが開発中の「Fallout: New Vegas」にも新しい情報が登場しました。なんと本作のキャラクターメイクに旧シリーズのプレイヤーには懐かしいキャラクターの素質を決定する要素”Trait”が復活する事が明らかになりました。
これは公式フォーラムにて公開されたファンインタビューと、オーストラリアで発行されたPC PowerPlayマガジンの特集記事から明らかになった物で、Traitのみならず全体のボリュームに関する事など、様々な情報が明らかになっています。
旧シリーズの素晴らしい点はキャラクターの作成を突き詰めれば戦闘を行わずに会話だけでゲームをクリアする事が出来る程に多彩なプレイが可能だった点にあり、ユーザーフレンドリーなシステムでは無かったものの、これぞハードコアRPG!とも言える奥深さを実現していました。
New Vegasのリードデザイナーを務めるJosh Sawyer氏はこのインタビューにおいて、BethesdaがFallout 3でTraitを取り除いた判断に反対している事を明かしながらも、なぜTraitを廃止しなければならなかったか、システムの複雑さがFallout 3から始めた新しいプレイヤーを混乱させる難解な物である事も理解していると述べています。
それらの現実的な選択と今回のObsidianに舞い降りたチャンスを機会に、スピンアウトとなるFallout: New VegasでTraitを復活させる事を決めたとSawyer氏は語っています。
前述の通りTraitはキャラクターの素質を決定する物で、これには長所と短所がセットで存在(例えばクリティカル率が10%アップするが、通常時のダメージが30%マイナスされる等)します。これらを上手く理解し、Perkと組み合わせていく事でキャラクターの成長をより計画的に行う事が可能になります。
Sawyer氏は今作で実際に登場するTraitを2つ明らかにしています。1つめは新しいTraitとなる”Four Eyes”と呼ばれる物で、これを選択したプレイヤーは眼鏡を掛けた場合Perceptionにボーナスを得、掛けていない場合にはPerceptionにペナルティが発生します。
さらに旧シリーズから”Kamikaze”のTraitが復活する事も明らかにされ、APが10ポイント余計に得られる代わりにダメージの限界値が2下げられるペナルティが用意されている事が判りました。なお、Kamikazeのボーナスとペナルティは旧シリーズの内容から変更されており、New Vegasに復活するTraitが新シリーズに合わせて新たに再構成された物になる事が判ります。
そしてオーストラリアのPC PowerPlayマガジンからは以下の様な新情報が明らかになっています。
- New Vegasではtraitが復活する(内容は上述の通り)
- New Vegasの街は要塞化している
- サイドクエストはメインクエストより価値がある物になるかもしれない
- メインクエストは本作の全ボリュームの20%
- 前作に登場したLiberty Primesが行軍するシーンの様にエピックな物が用意されている
- Intelligence値の低いキャラクター専用のダイアログが用意されている(これも旧シリーズからの復活要素です)
- とある飲み物はハードコアモードでプレイヤーの喉を渇かします
- 幾つかのエリアには植物が茂っているかもしれない
- MOD用のツールセットは新しい物になる
- New VegasはChris AvelloneとJosh Sawyerが作りたかったFalloutゲームだ
Interplayがかねてから開発を進めていた”Project V13″こと「Fallout Online」、ようやくBethesdaとの訴訟問題が解決しリリースに向けて始動し始めた事は先日お知らせしたばかり。2012年のリリースを目指し開発が進められている本作ですが、新たなアートワークと共にPVPやキャラクターの死や作成に関する情報が明らかになりました。
これは公式フォーラムにオリジナルFalloutの開発者の一人であるChris Taylor氏がポストしたもので、本作に関する様々なアイデアが記されています。氏はキャラクターの死亡にプレイのモチベーションが下がるほどでは無いが十分にダメージのあるペナルティーを課す事を考えている事や、キャラクターメイキングにPerkの様な物が存在している事を明かしています。
まだまだ本作のアウトラインが明らかになるような情報ではありませんが、リリースに向け実際に動き出した事が肌で感じられる内容となっています。詳細な内容は以下から、ご確認下さい。
- PvP要素は色濃く存在するが、PvPは本作の一部に過ぎない
- PvPはプレイヤー間の同意を必要とする
- PvPは世界中のとこでも生じる可能性がある
- エバークエストスタイルの古いPvPスイッチでは無く、どのMMOとも違うシステムを採用している
- PvPは危険だが、その分報酬は有益な物になる
- キャラクター作成では一つの(或いはより多く)の隠されたボーナスを得る
- ボーナスはPerkに似た物になるが、これまでのPerkリストには見られなかった様な物になる
- このボーナスは(隠されているので)プレイの早い段階では特徴を現さないかもしれない、このボーナスの目的はあなたのキャラクターが他プレイヤーと違うキャラクターである事を保証する事で、ボーナスの内容を確認する方法を用意している
また今回登場したアートワークは以下の様になっています。なお、アートワークには本作に登場するキャラクターから出された手紙を模したティザーイメージなども含まれています。
E3会場でライブデモを行っているG4TVに「Fallout: New Vegas」の開発を進めているObsidianのリードデザイナーJoshua Eric Sawyer氏が登場し、今作から登場するコンパニオン(味方NPC)の操作方法や新しい武器、ラスベガスでの生活感が確認できるインタビュー映像が登場しました。
コンパニオンの戦闘スタイル変更には判りやすいリングメニューが用意されており、通常のプレイを阻害することなく分隊プレイを楽しめる様子が描かれています。
Interplayが開発を進めていたものの、Bethesdaとの訴訟問題に発展し一時開発が中断していた”Project V13″ですが、昨年12月に裁判が決着しInterplayによる開発の継続が認められ、過去タイトルの販売も可能になるという結果が下されました。
そんな”Project V13″が「Fallout Online」としていよいよ始動する準備が整った様です。本日InterplayはFallout Onlineのティザーサイトを公開、登録フォームが用意され、今後行われるオープンベータの案内などが行われるメーリングリストへの参加などが可能になっています。
Fallout Onlineの前身であるProject V13はオリジナルFalloutの開発者の1人であるChris Taylor氏がリードしており、Falloutの名前を冠したオリジナルメンバーのタイトルとして大きな注目を集めそうです。なお、Project V13は2012年スタートとの噂も以前に伝えられており、本作も同様のスケジュールである可能性が高いと思われます。
先日はプレオーダー特典も明らかになったObsidianが開発を手掛けるシリーズ最新作「Fallout: New Vegas」のE3トレイラーが先ほどGametrailersにて公開されました。
映像には未見の新武器やクリーチャー、ラスベガスらしい享楽的な街のイメージに新登場のカジノの様子や、オールドスタイルのコミカルなミサイル、グレネードランチャー発砲の様子や軌道衛星からのレーザー照射など、さらにワープするミュータントの姿が……見所たっぷりのプレイ映像が納められています。これはE3で大量に新情報が登場しそうな予感!
連日新要素等をお届けしているObsidian開発のシリーズ最新作「Fallout: New Vegas」ですが、昨晩有力販売サイト4社のプレオーダー特典が発表されました。どこで買うか……選びきれない魅力的なラインアップとなっています。
■ GameStop:The Classic Pack
- Vault 13スーツ:もうお馴染みのVaultスーツに幾分かアーマー補強がなされた物
- Vault 13水筒:このハンディ水筒があればMojave Wastelandの冒険で不用意な脱水を避けられるかも
- Weathered 10mm Pistol:使い古された10mmピストルで通常サイズながら拡張済みの物
- 5 Stimpaks
■ Amazon:The Tribal Pack
- Tribal Raidingアーマー:スクラップをつなぎ合わせて作られたアーマーで、機動性に大きな影響を与えず防御力を提供する
- Broad Machete:近接戦闘用のヘビーブレード、四肢に大きなダメージを与える
- 5 Bleak Venom doses:近接戦闘に用いる武器に塗る毒
- 10 Throwing Spears:投擲の槍
■ SteamとWalmart:The Caravan Pack
- Lightweight Leather Armor:Mod済みの軽量スーツ
- Sturdy Caravan Shotgun:外観は粗いショットガンだが20ゲージ弾を使用可能
- 4 Repair Kits:防具や武器のリペアに役立つ修理用キット
- Binoculars:双眼鏡はMojave Wastelandでの危険をいち早く知る事が出来る
■ Best Buy:The Mercenary Pack
- Lightweight Metal Armor:長旅を目的にモディファイされたメタルアーマー、移動性と全重量の為に防御力が低め
- Mercenary’s Grenade Rifle:40mmグレネードを使用するライフルでリロード動作が早い
- 3 Super Stimpaks
- 3 Doctors Bags
Bethesdaフォーラムで行われたObsidianのJosh Sawyer氏のQ&Aセッションからシリーズ最新作「Fallout: New Vegas」の新情報が多く明らかになりました。また、新クリーチャーのデザインが登場したり、PC版のDRMにSteam Worksが採用される事なども判明。という事で、今回は新情報をまとめてお届けします。
- Fallout: New Vegasのレベルキャップは30
- エイム動作などコア部分の戦闘アニメーションが改善
- 同様にクリーチャーのアニメーションも変更(例:スーパーミュータントのアイドル状態・歩行・走る動作などが新しい物に)
- 初期のスクリーンショットに登場したスーパーミュータントとNightkinのモデルは仮の物で、テクスチャー作成やモデリング、アニメーション付けが改めて行われ、Fallout 1と2の登場時の物に見える様改修
- コンパニオンはFallout 3と同じ様に扱われ、1人の人間型コンパニオンに加え、非人間型の枠が1つ、Sawyer氏はMojave Wasteland(今作の舞台)にはイヌが沢山いる事を示唆
- Cazadorと呼ばれる新しいクリーチャーが登場、致命的な毒を有す。コンセプトアートは下記に掲載
- Perkが2レベル毎に1つ得られる様変更されているが、今後変更の可能性有り
- 弾丸にはベースになる物に加え、サブタイプとして殺傷力の高いホローポイント弾、徹甲弾といったバリエーションが存在する
- .22には徹甲弾が存在しない
- 20ゲージと12ゲージ(ゲージは口径を指す)の散弾にはスラッグ弾が登場
- いくつかの弾丸はワークベンチにてハンドロード(手詰め)が可能、これにより.308のソフトポイント弾などが作成可能
- Energy WeaponsとExplosivesにもサブタイプの異なるタイプの弾薬が登場
- あるEnergy弾薬にはオーバーチャージが存在し、或いはバリアントとしてバルクものが存在する、これにより高価で破壊力の増加する弾薬や安いがパワーが落ちる弾薬が存在する事になる
- 25mmグレネードには破壊力の高いバリアント、40mmグレネードには発火性の物が登場する
さらにPC版のFallout: New VegasではDRMにSteamworksが利用される事がプロデューサーを務めるJason Bergman氏により明らかにされました。Steamworksの採用によりフレンドリストや実績、クラウドストレージの利用が可能になり、パッケージで購入した場合でもSteamの使用が必須とされます。
Steamへの登録にはCDキーと共にネット接続が必要になりますが、以降のプレイ起動時にはDVDメディアが必要なくなります。
またPC版では多くのプレイヤーが気になる”Mod”の扱いについても明言されており、今作でも開発から配布までこれまでと全く変わらずに行える事が明言されています。
海外情報紙の特集やインタビューなどから様々なゲームの概要や変更された箇所などが明らかになってきたObsidian開発によるシリーズ最新作「Fallout: New Vegas」ですが、とうとうプレイ映像が納められた動画が公開され、前作から新しく生まれ変わった箇所が目で確かめられる事となりました。
映像では喋るミュータント……にPip-BoyのUI、SPECIALの決定を行う新しいデバイス、どうやら複数のバリエーションが存在しているらしきミュータント、そして新武器から射出される未見のエフェクトが発生する弾薬、これは……核?!さらには軌道衛星からのHelios Oneによるレーザー照射の様子など、今作の新要素がたっぷりと納められています。これはE3の出展がますます楽しみ!です。
開催が目前に迫った今年のE3、Bethesdaは”Blink”や”Rage”といったタイトルに加えてシリーズ最新作である「Fallout: New Vegas」をプレイアブルの状態で出典する事が明らかになっています。そんな本作のディレクターを務めるJosh Sawyer氏がXbox360Achievementsのインタビューに答え、様々な新情報が明らかになりました。
ゲームエンジンの拡張や、新要素の武器カスタマイズに登場するMod群、ストーリーに大きく関連するとされるキャンセル済みの”Van Buren“との関係など気になる情報が満載の内容となっています。
- Fallout 3のワシントンD.C.は暗く淀んだ廃墟だらけ世界だったが、New Vegasでは前作に比べ”青い空”や砂漠、ユッカやTumbleweed(砂漠を転がる草)といった植物等、多くの象徴的な”良い”要素が描かれている
その理由としてSawyer氏は現実世界のラスベガスとワシントンD.C.が相反する意味合いを持つ都市である事を挙げ、多くの場合ワシントンD.C.が従来のアメリカの美徳と未だ若いその歴史について想起させる一方で、ラスベガスはアメリカの悪行を訴える都市であり、ランドマークを破壊し、数年おきに新しい建築物を立て直し、絶えず自分自身を再開発していると語っている- 前作とのクロスオーバーはあちこちで小さなポイントが用意されているが、New Vegasはそれ自身の物語を持っている
- エンジン部分に大きな変化は無いが、新しくエミッション(発光)が含まれるマテリアルシェーダーが追加されている
- 遠景の建築物やエフェクトを効率良く描写する為に”imposter”と呼ばれるシステムが実装された(代替えの書き割りが用意されるような技術か?)これにより遠景からのカジノの光なども表現される
- 新しい評判システムには特典を得られる要素もあるが、複数の団体の評判がミックスされる為にペナルティーも発生する
- 多くの武器Modが登場する。ピストルの拡張マガジン、サブマシンガンのドラムマガジン、レバーアクションライフルの装填アクションのスピードアップ、サイレンサー、サプレッサー等
- 武器Modはエネルギー武器と爆発武器にも用意、レーザーライフル用の光学照準器(ダメージアップの効果あり)、Fat Manの重量を減らす”Little Boy”等
- SPECIALシステムが変更され、よりステータス値が意味を持つ様になった
- 武器の使用にStrength値が要求される
- Strength値により火器はAimのぶれ変化があり、近接武器と素手は攻撃スピードに影響を受ける
- Strength値によりグレネードの投擲距離が変化する
- Charisma値は”Nerve”と呼ばれるサブセットの数値をもっており、コンパニオンの戦闘ボーナスに影響する
- 広範囲なクラフトシステムを実装、キャンプファイヤーで生肉をステーキに料理したり、カスタムされた弾薬の作成などが可能
- Van BurenのアイデアをいくつかNew Vegasに採用、ニューカリフォルニア共和国やCaesar’s Legion、Caesar’s Legion、Crimson Caravan、Followers of the Apocalypse等が登場している
Obsidianが現在開発を進めている「Fallout: New Vegas」、最近の海外情報紙での特集記事などからは様々な新要素や変更点が明らかになりつつあります。そんな中明らかになったBig GunスキルがSmall Gunに統合されるとの情報について、Obsidianのプロジェクトリードを務めるJ.E. Sawyer氏が公式フォーラムにその詳細をポストしました。
初代から武器スキルとしてSmall GunsとBig Guns、Energy Weaponsを有していたFalloutシリーズですが、それぞれのカテゴリに含まれる武器の種類も次第に増え、Fallout 3ではBig Gunsカテゴリにfat manとrock-it launcher、そしてgatling laserが追加されています。
Sawyer氏はオンライン上のコミュニティなどのフィードバックからプレイヤーが武器のカテゴリ分けが不明瞭である事を知ったそうで、Big Gunスキルの整理に踏み切る事となった様です。ただ、これまでのBig Gun武器をそのまま何かに統合する事はより混乱を招く事になると判断したSawyer氏は武器のカテゴリー分類について以下のようなシンプルなパターンを用意しました。
・爆発する物は”Explosive”
・エネルギーセルやエネルギー弾を使用する物は”Energy Weapon”
・従来の弾丸を使用する物は”Gun”
Big Gun武器はこれを元に正しく分割される事になり、Small Gunに統合される訳ではないと記しています。さらにそれぞれの武器には使用するためのSTR要求値が設定され、以前よりもスキル値とステータス値が重要になると述べられています。氏によると高いGunスキルと高STRを持つキャラクターは比較的長い射程距離でも有効に働き、低スキルで低STRではより集弾率が悪くなる事が明らかにされています。これにより、ほぼ趣味スキルと化していたBig Gun武器達がより有効に活用される事になる様です。
さらに氏は別のスレッドに具体的な武器の再分類の例として火炎放射器のflamerが”Energy Weapon”に分類される事を投稿しています。どうやら弾薬として燃料を使用する武器はエネルギー武器と見なされる事になった様です。
Sawyer氏はさらに今作で登場する強烈なスーパーミュータントTabithaちゃんについても言及、ミュータント化する以前のTabithaが人間の女性であった事を明かし、今も自分を女性と認識していると発言しています。Sawyer氏は彼女の説明に”女装”と記される事が正確では無いと述べ、Tabithaが個人的な問題を抱えているものの、それは性同一性に絡む物では無いことを明記しています。
Obsidianが開発を進めている「Fallout: New Vegas」、本作ではFallout 3以上のセールスを実現したいとの目標も明かされているBethesdaの本気タイトルの1つですが、先日ロシアの情報紙で特集が組まれいくつかの新しい情報が明らかになりました。さらに新しく登場する外装のデザインも登場しています。
今作ではStimpakの回復が瞬間で行われなくなり、回復に関する手段が前作よりも重要になりますが、前作通り飲食での回復も行われる事になります。特集記事からは、飲食による回復量を決めるスキル”Survival”が登場する事が明らかなり、同スキルを得る事によりキャンプファイヤーで料理を作る事が可能になる事が明らかにされています。
また、今作で復活する事となった敵モンスターのGeckoはいくつかバリエーションがあるのか、通常のGeckoがペンギンのように走り、非常に弱い生き物である事が記されています。
さらに、これまでスクリーンショット等で登場していた恐竜の像の側に、Falloutの1と2に登場し、かつてBlack Isle Studiosが開発進めていたものの2003年にキャンセルされたvan Burenでも大きく取り上げられる予定だったFallout世界で最も巨大なエネルギー企業のポセイドン・エネルギー社の看板が立っている事が発見されました。
ポセイドン・エネルギー社はエンクレイブの上部組織とも言える物で、米国政府と裏で癒着したポセイドン・エネルギー社の子会社でロビー活動を展開していた組織が後のエンクレイブとなっていきます。また、ポセイドンで研究されていた技術がエンクレイブ達に引き継がれている事が知られています。
2242年にカリフォルニアに本部を移したポセイドン・エネルギー社はFallout: New Vegasに登場するソーラープラント”Helios One”を建造しており、Vegasエリアへのエネルギー供給やソーラーウエポンの”Archimedes II”もどうやら彼らが運用している様です。
先ほどBethesdaの公式Blogがシリーズ最新作「Fallout: New Vegas」のボックスアートを公開しました。パッケージは非常にシンプル且つストイックで、New California Rangersの兵士がピストルを構えるデザインになっています。
先日は超豪華な限定版もアナウンスされたFallout: New Vegas、Bethesdaは前作Fallout 3以上のセールスを達成するとも明かしており、Falloutシリーズのさらなる拡大にファンの期待は高まる一方です。
BethesdaによりリブートされたFalloutシリーズが、再び本家の開発者達によってスピンアウトタイトルが作られるという正史ファンには落涙の原点回帰となったFallout: New Vegas、リリースが今から楽しみです!
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かたこり( Twitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。
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